説明

サイドゲートのロック装置

【課題】サイドゲートが固定柱に対して確実に固定されたことを把握する。
【解決手段】固定柱3に形成された固定用係止部3aに係止可能なフック部81およびレバーハンドル82を有するロックレバー8がサイドゲート5に設けられた軸ピン91回りに回動可能に支持され、該ロックレバー8にスプリングによってロックレバー8から脱出する方向に付勢されたノッチボール84が設けられる。また、フック部81を固定柱3の固定用係止部3aに係止した位置に対応して、サイドゲート5に設けた支持ブラケット93にノッチボール84の嵌合穴93aが形成されている。これにより、ロックレバー8をレバーハンドル82を介して軸ピン91回りに回動操作し、フック部81を固定柱3の固定用係止部3aに係止した際、ノッチボール84が支持ブラケット93の嵌合穴93aに嵌まり込み、保持される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ダンプカーやカーゴトラックなどの荷箱におけるサイドゲートのロック装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ダンプカーやカーゴトラックなどの荷箱は、貨物を荷積み、荷下ろしするために、床板の外周縁部にリヤゲートやサイドゲートを開閉自在に設けて構成されている。
【0003】
例えば、サイドゲートは、その下端部が荷箱における床板の左右各側端縁部にヒンジを介して回動自在に支持されており、サイドゲートを起立した姿勢に維持するロック装置が設けられている。具体的には、サイドゲートのロック装置は、特許文献1に記載されるように、荷箱の床板隅角部に立設された固定柱の固定用スリットに係脱自在なフック部およびレバーハンドルを一体に設けたロックレバーが、サイドゲートの前後各端部に設けた軸ピン回りにそれぞれ回動自在に支持されて構成され、前後のロックレバーのレバーハンドルをそれぞれ回動操作し、各フック部を対応する前後の固定柱の固定用スリットに差し込んで係止することにより、サイドゲートを起立した姿勢に維持するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−78666号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、前述したサイドゲートのロック装置においては、ロックレバーのフック部がサイドゲートに設けたカバーによって覆われているため、作業者は固定柱の固定用スリットに対するロックレバーのフック部の係脱状態を目視観察することができない。したがって、作業者がロックレバーのレバーハンドルを回動操作し、フック部を固定柱の固定用スリットに係止する際、ロックレバーの回動操作が十分か否か、すなわち、フック部を固定柱の固定用スリットに差し込んで確実に係止したか否かを容易に把握することができないものである。このため、固定柱の固定用スリットにフック部を十分に係止していないにも関わらず作業者がサイドゲートを固定したと誤解するおそれが発生し得る。
【0006】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、サイドゲートが固定柱に対して確実に固定されたことを容易に把握することのできるサイドゲートのロック装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、荷箱の床板にヒンジを介して回動自在に支持されたサイドゲートを、床板の隅角部にそれぞれ設けられた固定柱に固定するサイドゲートのロック装置において、前記固定柱に直接または間接的に形成された固定用係止部に係止可能なフック部およびレバーハンドルを有するロックレバーがサイドゲートに設けられた軸ピン回りに回動可能に支持され、該ロックレバーにはスプリングによってロックレバーから脱出する方向に付勢されたノッチボールが設けられ、サイドゲートにはフック部を固定柱の固定用係止部に係止した位置に対応して直接または間接的にノッチボールの嵌合部が形成されており、ロックレバーをレバーハンドルを介して軸ピン回りに回動操作し、フック部を固定柱の固定用係止部に係止した際、ノッチボールが嵌合部に嵌合されることを特徴とするものである。
【0008】
本発明によれば、サイドゲートを固定する場合は、ロックレバーのレバーハンドルを回動操作し、フック部を固定柱に直接または間接的に形成した固定用係止部に差し込んで係止する。この際、ロックレバーに設けたノッチボールがスプリングによって押し出されてサイドゲートに形成された嵌合部、あるいは、サイドゲートに設けた部材に形成された嵌合部に嵌まり込み、保持される。つまり、ロックレバーを回動操作すると、フック部が固定柱の固定用係止部に係止した位置において、ノッチボールがスプリングによって嵌合部に嵌まり込み、その際、カチッと嵌合音を発生させるとともに、レバーハンドルを操作する感触を変化させる。これにより、嵌合部に対するノッチボールの嵌まり込みを聴覚的、触覚的に把握することができ、カバーによってロックレバーのフック部が覆われている場合であっても、操作工数を増やすことなくサイドゲートが固定柱に確実に固定されたことを容易に把握することができ、サイドゲートを起立した姿勢に維持することができる。
【0009】
この場合、嵌合部としては、嵌合穴であっても、嵌合凹部であっても構わない他、フック部が固定柱の固定用係止部に係止した位置に対応する位置とともに、フック部が固定柱の固定用係止部から離脱した位置に対応する位置にも形成してもよい。
【0010】
本発明において、前記ロックレバーには軸ピンが挿通される軸穴にブッシュが装着されることが好ましい。これにより、軸ピン回りのロックレバーの回動操作を円滑に行うことができるとともに、軸ピンおよびロックレバーの軸穴の摩耗を防止することができ、ノッチボールを設定された円周上に長期にわたって安定的に移動させることができる。
【0011】
本発明において、前記軸ピンがサイドゲートの上方袋部の下方に設けられた支持ブラケットに固定されることが好ましい。
【0012】
本発明において、前記支持ブラケットが間隔をおいて対向する一対の板材によって形成され、一方の板材にノッチボールの嵌合部が形成されることが好ましい。これにより、軸ピンを両端支持することができる。
【0013】
本発明において、前記支持ブラケットが断面コ字状に形成され、支持ブラケットの一方の垂下部にノッチボールの嵌合部が形成されることが好ましい。これにより、軸ピンを両端支持することができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、ノッチボールが嵌合部に嵌合することによってサイドゲートが固定柱に確実に固定されたことを操作工数を増加させることなく容易に把握することができ、サイドゲートを起立した姿勢に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明のサイドゲートのロック装置を備えた荷箱の側面図である。
【図2】図1のサイドゲートのロック装置を一部破断して示す拡大図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図3の要部拡大図である。
【図5】固定を解除したサイドゲートのロック装置を図2に対応して示す拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明のサイドゲートのロック装置の一実施形態を図面を参照しつつ説明する。
【0017】
なお、以下の説明において、前後方向は車輌の走行方向を前方として、左右方向は車輌の走行方向に向かって左方および右方とする。
【0018】
図1は、本発明のサイドゲートのロック装置7を備えたダンプカーの荷箱1を示し、この荷箱1は、詳細には図示しないが、車枠との間に配設された傾倒装置を介して傾倒可能に支持されている。
【0019】
この荷箱1は、積載物を積載する床板2と、該床板2の隅角部、すなわち、前端左右位置および後端左右位置にそれぞれ立設された断面方形状の固定柱3(図1においては、左方の固定柱3のみを示す。)と、前方左右の固定柱3にわたって床板2の前端縁に立設する前壁4と、左右各側の前後の固定柱3間において床板2の左右各側端縁部からそれぞれ起立するサイドゲート5(図1においては、左方のサイドゲート5のみを示す。)と、後方左右の固定柱3間において床板2の後端縁から起立するリヤゲート6とから構成されている。
【0020】
かかる荷箱1は、傾倒装置によって傾動動作が可能となっており、この傾動動作により、傾きの下方に位置するゲート(テールゲート6もしくはサイドゲート5)を開放することにより、荷箱1内の積載物を容易に地上に降ろすことができる。また、荷箱1への積載物の積み込みを、その積載物に応じてサイドゲート5もしくはテールゲート6を開放することにより行う。
【0021】
ところで、サイドゲート5の前後各端部には、サイドゲート5の前後各端面に対向して立設された前後の固定柱3にそれぞれ固定可能なロック装置7が設けられており、前後のロック装置7をそれぞれ操作してサイドゲート5を前後の固定柱3に固定することができる。これにより、下端部が床板2との間に設けたヒンジ10を介して荷箱1の外側方向へ回動自在に支持されたサイドゲート5を床板2に対して起立した姿勢に維持することができる。
【0022】
ロック装置7は、略L字状に形成されたロックレバー8と、サイドゲート5に固定されてロックレバー8を回動自在に支持する軸ピン部材9とから構成されている。
【0023】
ロックレバー8は、各固定柱3におけるサイドゲート5の前後各端面(図2では前端面のみを示す)と対向する面に形成された略縦長矩形状の開口部や切欠部からなる固定用係止部3aに出没可能なフック部81と、このフック部81を固定用係止部3aに差し込んで係止し、あるいは、固定用係止部3aから抜き出して離脱させるように回動操作するレバーハンドル82とを一体に備えて略L字状に形成されている。そして、ロックレバー8の屈曲部には、後述する軸ピン91を挿通可能な軸穴8aが形成されるとともに、軸穴8aの下方に位置して保持穴8bが形成されており、この保持穴8bには、スプリング83およびノッチボール84が順に収容されている。
【0024】
ここで、ロックレバー8の軸穴8aには、ブッシュ85が装着されており、軸ピン91回りのロックレバー8の回転を円滑に支持することができるとともに、軸ピン91およびロックレバー8の軸穴8aの摩耗を防止することができる。このため、ロックレバー8を回動操作すると、ノッチボール84はロックレバー8の軸穴8aの中心と保持穴8bの中心との距離を半径とする円周上を移動する。また、ロックレバー8の保持穴8bは、その背面側がガセット86によって閉鎖されており、ノッチボール84は、スプリング83のばね力によって保持穴8bから脱出するように付勢されている。
【0025】
なお、フック部81の先端部は、固定柱3の固定用係止部3aに対してスムーズに出没しうるように、外面側上端縁部がテーパー面811に形成されている。
【0026】
一方、軸ピン部材9は、軸ピン91が、サイドゲート5の前後各端部において、その上方袋部51の下方に位置して左右方向(図2の紙面に直交する方向)に間隔をおいて対向するように固定された一対の板材からなる支持ブラケット92,93の軸穴にそれぞれ溶着され、両端支持されて構成されている。
【0027】
この場合、外方に配置された一方の板材である支持ブラケット93には、前述したロックレバー8の保持穴8bに対応して、設定された円周上に位置してノッチボール84の直径よりも直径が小さな2個の嵌合穴93aが設定された角度間隔をおいて形成されている。すなわち、支持ブラケット93における軸ピン91の軸穴の中心から各嵌合穴93aの中心までの距離は、ロックレバー8の軸穴8aの中心から保持穴8bの中心までの距離に一致している。また、支持ブラケット93の2個の嵌合穴93aのうちの一方の嵌合穴93aは、ロックレバー8のレバーハンドル82を回動操作し、フック部81を固定柱3の固定用係止部3aを通してその内方に十分に差し込んで係止し、サイドゲート5を固定する位置に対応して形成され、他方の嵌合穴93aは、レバーハンドル82を前述した方向とは逆方向に回動操作し、フック部81を固定柱3の固定用係止部3aから抜き出して離脱させる位置に対応して形成されている。
【0028】
なお、軸ピン91には、スプリングワッシャ94およびワッシャ95が装着されており、軸ピン91に挿通されたロックレバー8を外方に配置された支持ブラケット93の内面に接触するように押し付けている。これにより、ロックレバー8をブッシュ85を介して軸ピン91に回動自在に支持することと相俟って、ロックレバー8を回動操作する際、ノッチボール84を支持ブラケット93の嵌合穴93aに嵌まり込むように位置決めすることができる。そして、ノッチボール84が嵌合穴93aに嵌合する際、カチッという嵌合音を確実に発生させるとともに、レバーハンドル82による回動操作の感触を確実に変化させることができる。また、ブッシュ85によって軸穴8aの摩耗劣化が防止されることにより、ノッチボール84と嵌合穴93aとの相対位置も変化することなく維持できる。つまり、レバーハンドル82を回動操作して、ノッチボール84を各嵌合穴93aに嵌合させる際の感触を経年変化することなく同等レベルで得ることができる。
【0029】
また、ロック装置7は、ロックレバー8のレバーハンドル82の一部を除いてサイドゲート5の外面側前後各端部に溶着された断面コ字状のカバー52によって覆われている。この場合、カバー52の上端部およびその近傍が切り欠かれており、この切欠部52a,52aを通してロックレバー8のフック部81およびレバーハンドル82がそれぞれ延出されている。
【0030】
このように構成されるロック装置7は、荷箱1のサイドゲート5を起立させ、ロックレバー8のレバーハンドル82を下方へ押し下げて回動させ、ロックレバー8を図2に示す固定位置とする。これにより、ロックレバー8のフック部81が固定柱3の固定用係止部3aに差し込まれて固定柱3に係止され、サイドゲート5が固定柱3に固定される。このとき、ロックレバー8に設けたノッチボール84が支持ブラケット93の内面に沿って転動し、その嵌合穴93aにスプリング83のばね力によって嵌まり込み、保持される。この際、カチッと嵌合音を発生させるため、ノッチボール84の嵌まり込みを聴覚的に把握することができる。また、レバーハンドル82を操作する感触を変化させるため、その変化をレバーハンドル82を通して触覚的に把握することができる。したがって、作業者は、ロックレバー8のフック部81が固定柱3の固定用係止部3aに差し込まれて係止されたこと、すなわち、サイドゲート5を固定柱3に対して固定したことを聴覚的、触覚的に把握することができる。この場合、ノッチボール84が支持ブラケット93の嵌合穴93aに嵌合されて保持されることにより、ロックレバー8の回動が規制されることから、走行時においてもサイドゲート5を床板2に対して起立した姿勢に維持することができる。
【0031】
また、サイドゲート5を開放操作する必要が生じたときには、ロックレバー8のレバーハンドル82を前述とは逆方向の上方へ押し上げように回動操作する。これにより、ロックレバー8のフック部81が固定柱3の固定用係止部3aから抜き出されて離脱し、固定柱3に対するサイドゲート5の固定を解除する(図5参照)。このとき、ロックレバー8に設けたノッチボール84が支持ブラケット93の内面に沿って転動し、他方の嵌合穴93aにスプリング83のばね力によって嵌まり込み、保持される。この際、カチッと嵌合音を発生させるとともに、レバーハンドル82を操作する感触を変化させる。したがって、作業者は、ロックレバー8のフック部81が固定柱3の固定用係止部3aから離脱されたこと、すなわち、固定柱3に対するサイドゲート5の固定を解除したことを聴覚的、触覚的に把握することができる。この場合、ノッチボール84が支持ブラケット93の他方の嵌合穴93aに嵌合されて保持されていることにより、ロックレバー8の回動が規制され、固定解除位置に保持される。
【0032】
したがって、作業者は、サイドゲート5を支持しつつヒンジ10回りに回動させ、床板2の側端縁に沿って垂下させることができることから、サイドゲート5が開放された側方から荷箱1の床板2に積載物を積み込むことが可能となる。
【0033】
以上説明したように、かかるロック装置7を用いることで、ロックレバー8のフック部81を目視できなくとも、サイドゲート5を固定柱3に確実に固定したか否か、あるいは、確実に固定を解除したか否かを把握することができる。
【0034】
ところで、前記実施形態においては、ノッチボール84の嵌合部として嵌合穴を形成した場合を例示したが、嵌合穴に代えて嵌合凹部を形成してもよい。
【0035】
また、軸ピン91を一対の支持ブラケット92,93によって両端支持し、外方側の支持ブラケット93に嵌合部93aを形成した場合を例示したが、内方側の支持ブラケット92、さらには、サイドゲート5に直接嵌合部を形成することもできる。この場合は、ロックレバー8の保持穴8bの外面側をガセット86によって閉鎖し、ノッチボール84をスプリング83によって支持ブラケット92、あるいは、サイドゲート5に向けて保持穴8bから脱出するように付勢すればよい。
【0036】
また、一対の板材からなる支持ブラケット92,93に代えて断面コ字状の支持ブラケットを用いてもよい。この場合も、断面コ字状の支持ブラケットの対向する二辺の垂下部のうち、外方側垂下部、内方側垂下部のいずれか一方、あるいは、サイドゲート5に直接ノッチボールの嵌合部を形成すればよい。
【0037】
なお、支持ブラケットに形成される嵌合部としては、少なくともロックレバー8のフック部81が固定柱3の固定用係止部3aに差し込まれて係止する位置に対応する位置にあればよく、必ずしもフック部81が固定柱3の固定用係止部3aから抜き出されて固定を解除する位置に対応して設ける必要はない。
【0038】
さらに、ロックレバー8の軸穴8aの摩耗を防止するため、ブッシュ85に代えてベアリングを用いることもできる。
【0039】
一方、前述した実施形態においては、ロックレバー8のフック部81を各固定柱3におけるサイドゲート5の前後各端面と対向する面に形成された固定用係止部3aに差し込んで係止することにより、サイドゲート5を固定柱3に固定する場合を説明したが、開口部や切欠部などの固定用係止部を形成した係止部材を固定柱3に付設し、この係止部材の固定用係止部にロックレバー8のフック部81を係止させて、サイドゲート5を係止部材を介して間接的に固定柱3に固定するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0040】
1 荷箱
2 床板
3 固定柱
3a 固定用係止部
5 サイドゲート
51 上方袋部
52 カバー
7 ロック装置
8 ロックレバー
81 フック部
82 レバーハンドル
83 スプリング
84 ノッチボール
85 ブッシュ
9 軸ピン部材
91 軸ピン
92,93 支持ブラケット
93a 嵌合穴(嵌合部)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
荷箱の床板にヒンジを介して回動自在に支持されたサイドゲートを、床板の隅角部にそれぞれ設けられた固定柱に固定するサイドゲートのロック装置において、前記固定柱に直接または間接的に形成された固定用係止部に係止可能なフック部およびレバーハンドルを有するロックレバーがサイドゲートに設けられた軸ピン回りに回動可能に支持され、該ロックレバーにはスプリングによってロックレバーから脱出する方向に付勢されたノッチボールが設けられ、サイドゲートにはフック部を固定柱の固定用係止部に係止した位置に対応して直接または間接的にノッチボールの嵌合部が形成されており、ロックレバーをレバーハンドルを介して軸ピン回りに回動操作し、フック部を固定柱の固定用係止部に係止した際、ノッチボールが嵌合部に嵌合されることを特徴とするサイドゲートのロック装置。
【請求項2】
請求項1記載のサイドゲートのロック装置において、前記ロックレバーには軸ピンが挿通される軸穴にブッシュが装着されることを特徴とするサイドゲートのロック装置。
【請求項3】
請求項1または2記載のサイドゲートのロック装置において、前記軸ピンがサイドゲートの上方袋部の下方に設けられた支持ブラケットに固定されることを特徴とするサイドゲートのロック装置。
【請求項4】
請求項3記載のサイドゲートのロック装置において、前記支持ブラケットが間隔をおいて対向する一対の板材によって形成され、一方の板材にノッチボールの嵌合部が形成されることを特徴とするサイドゲートのロック装置。
【請求項5】
請求項3記載のサイドゲートのロック装置において、前記支持ブラケットが断面コ字状に形成され、支持ブラケットの一方の垂下部にノッチボールの嵌合部が形成されることを特徴とするサイドゲートのロック装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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