説明

シリンダの保護装置

【課題】ガード部の剛性を高め、ガード部及びガイド部を容易に構成し得るシリンダの保護装置を提供する。
【解決手段】シリンダチューブ9から伸縮動するシリンダロッド10に対して配置されるシリンダの保護装置であって、
シリンダロッド10の露出面側に位置し且つシリンダロッド10に沿って延在するガード部11と、
ガード部11をシリンダロッド10側に固定する固定部12と、
シリンダチューブ9に配置されてガード部11の一部をガイドする固定ガイド部13、又は/及び、シリンダチューブ9の外周に沿って位置するようにガード部11に配置されてガイド部11の移動をガイドする移動ガイド部とを備え、
ガード部11は、閉断面の部材で構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シリンダの保護装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に油圧ショベル等の作業機械は、クローラ本体の上方に旋回可能な旋回体を備え、旋回体の上部にはキャブと共に作業装置が配置されている。
【0003】
図14に示す如く作業装置1は旋回体(図示せず)に対してシリンダ(図示せず)により左右方向へ回動し得るブラケット2と、ブラケット2に対してシリンダ3により上下方向へ回動し得るブーム4と、ブーム4に対してシリンダ5により上下方向へ回動し得るアーム6と、アーム6の先端に対してシリンダ7により上下方向へ回動し得るバケット8を備えている。
【0004】
また作業装置1の中には、シリンダチューブから伸縮動するシリンダロッドを保護するようにシリンダの保護装置を備えるものがあり、シリンダの保護装置は、シリンダロッドの露出面側に位置する板状等のガード部と、ガード部をガイドする鞘形状のガイド部とを備え、ガード部は、シリンダロッドの伸縮動に対応して移動し、作業中の飛石等からシリンダロッドを保護するようにしている(例えば、特許文献1,2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−256354号公報
【特許文献2】特許第4038197号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、各特許文献の如き板状等のガード部では、曲げ剛性が劣るため、剛性を高めることが求められていた。またガード部が凹凸を有する複雑な形状では、容易に構成することができず、製造コストが増加するという問題があった。更にガイド部材が鞘形状である場合には、容易に構成することができず、同様に製造コストが増加するという問題があった。
【0007】
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、ガード部の剛性を高め、ガード部及びガイド部を容易に構成し得るシリンダの保護装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、シリンダチューブから伸縮動するシリンダロッドに対して配置されるシリンダの保護装置であって、前記シリンダロッドの露出面側に位置し且つシリンダロッドに沿って延在するガード部と、前記ガード部をシリンダロッド側に固定する固定部と、前記シリンダチューブに配置されてガード部の一部をガイドする固定ガイド部、又は/及び、前記シリンダチューブの外周に沿って位置するように前記ガード部に配置されてガイド部の移動をガイドする移動ガイド部とを備え、前記ガード部は、閉断面の部材で構成されたことを特徴とするシリンダの保護装置、にかかるものである。
【0009】
本発明のシリンダの保護装置において、前記ガード部は、角鋼管で構成されることが好ましい。
【0010】
本発明のシリンダの保護装置において、前記ガード部は、熱処理により高強度の材質で構成されることが好ましい。
【0011】
本発明のシリンダの保護装置において、前記固定ガイド部は、ガード部を囲む部材、またはガード部を挟み込む部材で構成されることが好ましい。
【0012】
本発明のシリンダの保護装置において、前記固定ガイド部の内面に摺動部材を配置することが好ましい。
【0013】
本発明のシリンダの保護装置において、前記移動ガイド部は、シリンダチューブを周回し且つ一部を切り欠いた部材、またはシリンダチューブを囲む部材で構成されることが好ましい。
【0014】
本発明のシリンダの保護装置において、前記移動ガイド部の内面に摺動部材を配置することが好ましい。
【発明の効果】
【0015】
本発明のシリンダの保護装置によれば、ガード部は閉断面の部材で構成されるので、板状の部材や開断面の部材に比べて剛性を高めることができる。またガード部を単純な閉断面で構成し得るので、容易に構成して製造コストを低減することができる。更に固定ガイド部及び/または移動ガイド部を容易に構成し得るので、鞘形状の構成に比べて製造コストを低減することができる、という優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明を実施する形態の第一例を示す概念図である。
【図2】本発明を実施する形態の第一例であって固定部を示す拡大概念図である。
【図3】本発明を実施する形態の第一例であって固定ガイド部を示す拡大概念図である。
【図4】シリンダロッドを伸長した際の状態を示す側面図である。
【図5】シリンダロッドを縮短した際の状態を示す側面図である。
【図6】ガード部及び固定ガイド部の例を示す正面図である。
【図7】ガード部及び固定ガイド部の他の例を示す正面図である。
【図8】ガード部及び固定ガイド部の別の例を示す正面図である。
【図9】本発明を実施する形態の第二例を示す概念図である。
【図10】本発明を実施する形態の第二例であって移動ガイド部を示す拡大概念図である。
【図11】ガード部及び移動ガイド部の例を示す正面図である。
【図12】本発明を実施する形態の第三例であってシリンダロッドを伸長した際の状態を示す概念図である。
【図13】本発明を実施する形態の第三例であってシリンダロッドを縮短した際の状態を示す概念図である。
【図14】作業装置の構成を示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態の第一例を図1〜図8を参照して説明する。なお、図中、図14と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
【0018】
実施の形態の第一例のシリンダの保護装置は、シリンダチューブ9から伸縮動するシリンダロッド10に対して配置されるガード部11と、ガード部11をシリンダロッド10側で固定する固定部12と、ガード部11の一部をガイドする固定ガイド部13とを備えている。ここで図1〜図13に示すシリンダCは、アーム6に対してバケット8を駆動するものであるが、図14に示すブラケット2、ブーム4、アーム6等を駆動するものでも良いし、更に他の機器を駆動するものでも良い。
【0019】
ガード部11は、シリンダロッド10の露出面側に位置し且つシリンダロッド10に沿って構成されており、シリンダロッド10が伸長した場合であっても固定ガイド部13から外れない長さを有している。またガード部11は、長手方向の垂直断面で閉断面の部材になるように、外面に凹みのない角鋼管で構成されており、シリンダロッド10の径方向の高さを抑制して他の機器の障害とならないようにしている。更に閉断面の部材の形状は、四角形(図6参照)に限定されるものでなく、台形(図7参照、符号11aで示す)、四角形が円弧に沿って湾曲した形状、三角形等の他の多角形等でも良い。
【0020】
ここでガード部11を構成する際には、丸パイプ等を加工しても良いし、板材等を屈曲して加工しても良いし、ロール成型しても良い。またガード部11は、熱処理により、例えば引張強度490N/mm以上の高強度の材質で構成されており、更に具体的な材質としては、炭素量あるいは炭素当量0.3%以上の材質や、焼入れ、焼入れ焼戻し、高周波焼入れ、窒化、浸炭等の熱処理を行った材質等で構成されている。ここで炭素当量Ceqは、炭素と他の合金成分の配合量から算出式:Ceq=C+(Si/24)+(Mn/6)+(Ni/40)+(Cr/5)+(Mo/4)+(V/14)を用いて求められる値である。またガード部11を高強度の材質にするならば、成型、処理は特に制限されるものではない。
【0021】
固定部12は、アームリンク14とバケットリンク15の接続箇所に位置するクレビス16に対し、ガード部11を固定するようにボルト接続や溶接等の固定手段17で構成されている。ボルト接続の場合には、図2に示す如くガード部11の一端にボルト孔18を備え、且つガード部11の内部に押え材19を配した状態で、クレビス16の台座20にガード部11の一端をボルト接続している。また溶接の場合には、クレビス16の台座20にガード部11の一端を溶接している。ここでボルト接続の場合には、ガード部11を着脱自在にして、ガード部11が破損した際などに容易に交換可能なよう構成されても良い。
【0022】
固定ガイド部13は、図1、図3に示す如くシリンダチューブ9のシリンダロッド側端部に配置され、ガード部11の一部を外周して囲むように門型や四角形の部材で構成されている(図6参照)。また他の例として固定ガイド部13は、ガード部11の一部を左右から挟み込むようにコ字状の部材で構成されている(図8参照、符号13aで示す)。固定ガイド部13をこのような構成とすることで、ガード部材11に溝や窪みといった係合部を設ける必要がないので、ガード部材11を単純な閉断面とすることができ、製造コストを低減することが可能となる。更に別の例として固定ガイド部13は、ガード部11の他の形状に対応して構成されても良い(図7では台形のガード部11を左右から挟み込む部材13bで構成しており、シリンダロッド10の径方向の高さをより小さく抑制することを可能にしている。)。また固定ガイド部13は、シリンダチューブ9にボルト接続によって着脱自在にしても良いし、シリンダチューブ9に溶接しても良い。
【0023】
固定ガイド部13の内面には、図3に示す如くナイロンやテフロン(登録商標)等の樹脂等からなる摺動部材21を配置し、ガード部11の移動を滑らかにしている。ここで摺動部材21は摺動性や耐摩耗性の良いものが好ましく、また摺動部材21の固定は、ネジ接続、接着、係合等のどのような手段を用いても良い。更に摺動部材21は、固定ガイド部13の内面でなく、ガード部11の外面に配置しても良い。更にまた摺動部材21は、固定ガイド部13の内面で少なくとも3箇所以上で配置することが好ましいが(図6では5箇所、図7では計4箇所、図8では計6箇所)、特に制限されるものではない。
【0024】
以下本発明を実施する形態の第一例の作用を説明する。
【0025】
シリンダロッド10の伸長時には、図4に示す如くガード部11がシリンダチューブ9側からシリンダロッド10側へ移動し、シリンダロッド10の縮短時には、図5に示す如くガード部11がシリンダロッド10側からシリンダチューブ9側へ移動し、シリンダロッド10の露出面側を飛石等から常に保護する。
【0026】
またガード部11が移動する際には、図6〜図8に示す如くガード部11が固定ガイド部13の摺動部材21に接触し、ガード部11の移動方向をシリンダロッド10の延在方向へガイドしている。
【0027】
而して、実施の形態の第一例によれば、ガード部11は閉断面の部材で構成されるので、板状の部材や開断面の部材に比べて剛性を高めることができる。特にガード部11は、閉断面によって少ない重量で最も効率良く大きな曲げ剛性・曲げ強度(断面2次モーメント・断面係数)を得ることができる。またガード部11を単純な閉断面で構成し得るので、容易に構成して製造コストを低減することができる。更にガイド部を軽量化することができる。
【0028】
実施の形態の第一例において、ガード部11は、角鋼管で構成されると、長手方向の直交2方向の全てに対して剛性を高め、捻り剛性をも高めることができる。またガード部11は、熱処理により高強度の材質で構成されると、より大きな外力に対しても塑性変形せず持ち堪えることのできる適切なガード部11を容易に取得することが可能となる。
【0029】
実施の形態の第一例において、固定ガイド部13は、ガード部11を囲む部材、またはガード部11を挟み込む部材で構成されると、固定ガイド部13を容易に構成し得るので、従来の鞘形状の構成に比べて製造コストを低減することができる。また固定ガイド部13の内面及び/またはガード部11の外面に摺動部材21を配置すると、ガード部11の移動を滑らかにしてガード部11のガイドを容易にし、ガイドのための複雑な構成を不要にして製造コストを低減することができる。
【0030】
以下、本発明の実施の形態の第二例を図9〜図11を参照して説明する。なお、図中、図1〜図8と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
【0031】
実施の形態の第二例のシリンダの保護装置は、第一例の固定ガイド部13(図1参照)を無くし、シリンダチューブ9の外周に沿って位置する移動ガイド部22を設けたものであり、シリンダロッド10、シリンダチューブ9、ガード部11は第一例と同じ構成を備えている。
【0032】
移動ガイド部22は、ガード部11のシリンダチューブ側先端に配置され、シリンダチューブ9を周回するように六角形の一辺(一部)を切り欠いた部材で構成されている。また移動ガイド部22は、シリンダチューブ9を囲うように六角形等の多角形や円形の部材で構成されても良いし、その一辺(一部)を切り欠いた部材で構成されても良い。更に移動ガイド部22は、ガード部11にボルト接続によって着脱自在にしても良いし、ガード部11に溶接しても良い。
【0033】
移動ガイド部22の内面には、ナイロンやテフロン(登録商標)等の樹脂からなる摺動部材23を配置し、シリンダチューブ9に対するガード部11の移動を滑らかにしている。ここで摺動部材23は第一例と同様に摺動性や耐摩耗性の良いものが好ましく、また摺動部材23の固定は、ネジ接続、接着、係合等のどのような手段を用いても良い。更に摺動部材23は、移動ガイド部22の内面でなく、シリンダチューブ9の外面に配置しても良い。更にまた摺動部材23は、固定ガイド部13の内面で少なくとも3箇所以上で配置することが好ましいが(図11では3箇所)、特に制限されるものではない。
【0034】
以下本発明を実施する形態の第二例の作用を説明する。
【0035】
シリンダロッド10の伸長時には、第一例と同様にガード部11がシリンダチューブ9側からシリンダロッド10側へ移動し、シリンダロッド10の縮短時には、ガード部11がシリンダロッド10側からシリンダチューブ9側へ移動し、ガード部11はシリンダロッド10の露出面側を飛石等から常に保護する。
【0036】
またガード部11が移動する際には、移動ガイド部22の摺動部材23がシリンダチューブ9の外面に接触し、ガード部11の移動方向をシリンダロッド10の延在方向にガイドしている。
【0037】
而して、実施の形態の第二例によれば、第一例と同様な作用効果を得ることができる。
【0038】
実施の形態の第二例において、移動ガイド部22は、シリンダチューブ9を周回し且つ一部を切り欠いた部材、またはシリンダチューブ9を囲む部材で構成されると、移動ガイド部22を容易に構成し得るので、従来の鞘形状の構成に比べて製造コストを低減することができる。また移動ガイド部22の内面及び/またはシリンダチューブ9の外面に摺動部材23を配置すると、ガード部11の移動を滑らかにしてガード部11のガイドを容易にし、ガイドのための複雑な構成を不要にして製造コストを低減することができる。更に移動ガイド部22が、シリンダチューブ9を周回し且つ一部を切り欠いた部材である場合には、シリンダチューブ9からの着脱を容易にすることができ、またシリンダチューブ9の外面に設けられたホース接続部等の突起物との干渉も防ぐことができる。
【0039】
以下、本発明の実施の形態の第三例を図12,図13を参照して説明する。なお、図中、図1〜図11と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
【0040】
実施の形態の第三例のシリンダの保護装置は、第一例の固定ガイド部13と、第二例の移動ガイド部22とを組み合わせたものであり、シリンダロッド10、シリンダチューブ9、ガード部11は第一例と同じ構成を備えている。
【0041】
固定ガイド部13は、シリンダチューブ9のシリンダロッド側端部に配置されていると共に、移動ガイド部22は、シリンダチューブ9の中途部側に位置するようにガード部11のシリンダチューブ側先端に配置されており、固定ガイド部13及び移動ガイド部22は互いに干渉しないようになっている。また固定ガイド部13は、第一例と同じ形状を備え、且つ同じ摺動部材23等を配置している。更に移動ガイド部22は、第二例と同じ形状を備え、且つ同じ摺動部材23等を配置している。
【0042】
以下本発明を実施する形態の第三例の作用を説明する。
【0043】
シリンダロッド10の伸長時には、第一例及び第二例と同様にガード部11がシリンダチューブ9側からシリンダロッド10側へ移動し、シリンダロッド10の縮短時には、ガード部11がシリンダロッド10側からシリンダチューブ9側へ移動し、ガード部11はシリンダロッド10の露出面側を飛石等から常に保護する。
【0044】
またガード部11が移動する際には、ガード部11が固定ガイド部13の摺動部材23に接触し、あるいは移動ガイド部22の摺動部材23がシリンダチューブ9の外面に接触し、ガード部11の移動方向をシリンダロッド10の延在方向にガイドしている。ここでガード部11と固定ガイド部13の摺動部材23との接触、及び移動ガイド部22の摺動部材23とシリンダチューブ9との接触は同時であっても良い。
【0045】
而して、実施の形態の第二例によれば、第一例及び第二例と同様な作用効果を得ることができる。
【0046】
尚、本発明のシリンダの保護装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【符号の説明】
【0047】
9 シリンダチューブ
10 シリンダロッド
11 ガード部
11a ガード部
12 固定部
13 固定ガイド部
13a 固定ガイド部
21 摺動部材
22 移動ガイド部
23 摺動部材
C シリンダ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
シリンダチューブから伸縮動するシリンダロッドに対して配置されるシリンダの保護装置であって、
前記シリンダロッドの露出面側に位置し且つシリンダロッドに沿って延在するガード部と、
前記ガード部をシリンダロッド側に固定する固定部と、
前記シリンダチューブに配置されてガード部の一部をガイドする固定ガイド部、又は/及び、前記シリンダチューブの外周に沿って位置するように前記ガード部に配置されてガイド部の移動をガイドする移動ガイド部とを備え、
前記ガード部は、閉断面の部材で構成されたことを特徴とするシリンダの保護装置。
【請求項2】
前記ガード部は、角鋼管で構成されたことを特徴とする請求項1に記載のシリンダの保護装置。
【請求項3】
前記ガード部は、熱処理により高強度の材質で構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のシリンダの保護装置。
【請求項4】
前記固定ガイド部は、ガード部を囲む部材、またはガード部を挟み込む部材で構成された請求項1〜3のいずれかに記載のシリンダの保護装置。
【請求項5】
前記固定ガイド部の内面に摺動部材を配置したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のシリンダの保護装置。
【請求項6】
前記移動ガイド部は、シリンダチューブを周回し且つ一部を切り欠いた部材、またはシリンダチューブを囲む部材で構成された請求項1〜5のいずれかに記載のシリンダの保護装置。
【請求項7】
前記移動ガイド部の内面に摺動部材を配置したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のシリンダの保護装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2013−19174(P2013−19174A)
【公開日】平成25年1月31日(2013.1.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−153529(P2011−153529)
【出願日】平成23年7月12日(2011.7.12)
【出願人】(000198293)IHI建機株式会社 (96)
【Fターム(参考)】