ソーシャル・ネットワーク・サービスのための対話型アバタ
本発明の一態様は、例えばインターネットの一部としての、競技成績システムもしくはサービス、および/またはソーシャル・ネットワーク・システムもしくはサービス内でデータを視覚化するアバタまたはアバタ環境である。アバタはさらに、データまたはその他の入力に応答して、その外観、動画、またはその他の視覚的もしくは聴覚的特色を発展または変更し得る。特に、一態様のアバタは、競技またはスポーツの成績データに応答し、その視覚化を提供することができる。一つまたは複数の局面によれば、アバタは、他のネットワークサイト上に配置され、競技成績データに基づいて更新され得る。アバタは、ユーザが達成した目標に対して賞品を授与され得る。賞品または贈与物はさらに、衣料品、ギフトカードなどの非アバタ関連のアイテムを含み得る。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、参照により本明細書に組み入れられ、本明細書の一部とされる、2007年11月30日に出願された米国特許出願第60/991,589号の一部継続出願であり、その優先権の恩典を主張するものである。
【背景技術】
【0002】
背景
ソーシャル・ネットワーク・システムまたはサービスとは、関心事および活動を共有する、または他者の関心事および活動を探ろうとする人々のコミュニティのためのオンライン・ソーシャル・ネットワークを構築し検証することを主眼とするものであり、必然的にソフトウェアの使用を伴う。大部分のソーシャル・ネットワーク・サービスは、主としてウェブベースのものであり、チャット、メッセージング、電子メール、ビデオ、音声チャット、ファイル共有、ブログ、ディスカッショングループなどの、ユーザが対話するための様々な手だてが集まったものを提供する。主な種類のソーシャル・ネットワーキング・サービスは、(かつてのクラスメートなどの)いくつかのカテゴリのディレクトリ、(普通は自己記述ページを伴う)友人と接続するための手段、および信用にリンクされた推薦システムを含むものである。例えば、ソーシャル・ネットワーキング・サービス、またはそのアプリケーションは、無数の関心事の中から、運動選手および運動競技に焦点を当てることもでき、そのメンバは、各メンバの運動競技についての関心事および活動に関して対話することができる。ソーシャル・ネットワーキング・サービスはさらに、アプリケーション作成のための枠組みを含み、または記述することもできる。そのようなアプリケーションは、基本的なソーシャル・ネットワーキング・サービス機能または他のアプリケーションと対話して、ソーシャル・ネットワーキング・サービスをカスタマイズすることもできる。例えば、ソーシャル・ネットワーキング・サービス・ユーザは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの機能をカスタマイズし、または拡張するための一つまたは複数のアプリケーションを含んでもよい。
【0003】
ソーシャル・ネットワーク・サービス内では、ユーザはアバタによって表されてもよい。一般的にアバタは、ユーザを表し得るグラフィカルな二次元アイコンまたは三次元モデルとすることができる。アバタは、ユーザの写真のような単純なものとすることもでき、またはユーザの行動、信念、関心事、外観、識別情報、人格などを表し得るグラフィカルなオブジェクトとすることもできる。アバタはさらに動画化される場合もある。前述の各個性を表すことに加えて、ユーザは、アバタ、詳細にはグラフィカルなアイコンまたはモデルを利用して、ソーシャル・ネットワーク・サービスに参加し、これと対話している間の各ユーザの匿名性を保持しようとする場合もある。
【発明の概要】
【0004】
概要
この概要は、以下の詳細な説明においてさらに説明するいくつかの概念を簡略化した形で提示するためのものである。この概要は、主張される主題の主要な特徴または本質的な特徴を識別するためのものではなく、主張される主題の範囲を限定するのに使用するためのものでもない。
【0005】
一つまたは複数の局面は、アバタを使用してユーザおよびユーザの競技成績をディジタル処理で表すことに関するものである。一構成では、ユーザが競技成績目標を達成すると、アバタは、そのアバタの外観を変更する褒賞を授与され得る。例えば、ユーザが第一の練習を完了すると、そのアバタのために新しいシャツまたは靴がロック解除され得る。その場合アバタは、その新しいシャツまたは靴を用いて更新されてもよい。このようにアバタには、所定の出来事に基づいてオブジェクトが提供され得る。賞品または贈与物はさらに、ギフトカード、衣料品、クーポンなどの、運動選手のための現実の物品を含んでいてもよい。
【0006】
別の局面によれば、アバタの賞品は、各ユーザが目標を達成し、各ユーザの決意を果たそうとする意欲を高めるのに使用され得る。一例では、ユーザは、来年に向けた目標または決意を設定し得る。ユーザが順調に、意欲を保ち続けるように、ユーザおよび/またはアバタのための賞品が途中で与えられてもよい。目標は、場合によっては、その達成時に賞品が提供され得る部分目標に分割されてもよい。
【0007】
別の局面によれば、アバタは、アバタウィジェットを使用して他のネットワークサイト(ウェブページなど)上に配置され得る。アバタウィジェットは、競技成績およびユーザと関連付けられるアバタデータを自動的に受け取り、または検索し、ウィジェットを更新することができる。よって、第一のウェブサイト上でユーザのアバタに新しい服が与えられる場合、第二のウェブサイト上のそのアバタのウィジェットも自動的に更新され得る。また、ユーザの競技成績情報も同様に更新され得る。
【0008】
別の局面によれば、賞品、褒賞およびその他のアイテムは、あるユーザから別のユーザに贈与され得る。例えば第一のユーザは、購入により、または賞品としてアバタアイテムを受け取り、その賞品を、第二のユーザの何らかの功績を認めて第二のユーザに贈与しようとする。
【0009】
アバタはさらに、アバタ情報および競技成績情報を提供するスクリーンセーバとしてダウンロードされてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0010】
添付の図に、特定の態様を、限定ではなく例として示す。各図において類似の符番は同様の要素を示す。
【図1】本明細書において示す一つまたは複数の局面による一態様のシステムを示す図である。
【図2】本明細書において示す一つまたは複数の局面による一態様のソーシャル・ネットワーク・サービス・ノードを示す図である。
【図3】本明細書において示す一つまたは複数の局面によるアバタ作成およびカスタマイズインターフェースの例を示す図である。
【図4】本明細書において示す一つまたは複数の局面によるアバタ作成およびカスタマイズインターフェースの例を示す図である。
【図5】本明細書において示す一つまたは複数の局面による通知ウィンドウの例を示す図である。
【図6】本明細書において示す一つまたは複数の局面による通知ウィンドウの例を示す図である。
【図7】本明細書において示す一つまたは複数の局面による通知ウィンドウの例を示す図である。
【図8】本明細書において示す一つまたは複数の局面による一態様のアプリケーションのスクリーンショットを示す図である。
【図9】本明細書において示す一つまたは複数の局面によるアプリケーションの別のスクリーンショットを示す図である。
【図10】本明細書において示す一つまたは複数の局面によるアバタ公表インターフェースを示す図である。
【図11】本明細書において示す一つまたは複数の局面によるアバタを紹介するスクリーンセーバを示す図である。
【図12】本明細書において示す一つまたは複数の局面によるコード検索インターフェースを示す図である。
【図13】本明細書において示す一つまたは複数の局面によるアバタ表示の例を示す図である。
【図14】本明細書において示す一つまたは複数の局面によるアバタ表示の例を示す図である。
【図15】本明細書において示す一つまたは複数の局面によるアバタウィジェット追加インターフェースの例を示す図である。
【図16】図16A〜図16Dは、本明細書において示す一つまたは複数の局面によるアバタウィジェットの例を示す図である。
【図17】本明細書において示す一つまたは複数の局面によるソーシャル・ネットワーキング・サイトのコミュニティまたはグループを示す図である。
【図18】本明細書において示す一つまたは複数の局面による、ソーシャル・ネットワーキング・サイトにアバタを作成し、追加する方法の例を示す図である。
【図19】本明細書において示す一つまたは複数の局面によるソーシャル・ネットワーキング・サイトにおけるアバタ表示欄の例を示す図である。
【図20】本明細書において示す一つまたは複数の局面によるソーシャル・ネットワーキング・サイトにおけるアバタ表示欄の例を示す図である。
【図21】本明細書において示す一つまたは複数の局面による、ソーシャル・ネットワーキング・サイト、競技成績サイトおよびクライアント機器を接続するネットワークを示すブロック図である。
【図22】本明細書において示す一つまたは複数の局面によるアバタ共有インターフェースの例を示す図である。
【図23】本明細書において示す一つまたは複数の局面による、受信者が受け取り得るアバタ共有メッセージの例を示す図である。
【図24】本明細書において示す一つまたは複数の局面による成績概要報告書の例を示す図である。
【図25】本明細書において示す一つまたは複数の局面による目標または決意を指定するインターフェースの例を示す図である。
【図26】本明細書において示す一つまたは複数の局面による賞品通知の例を示す図である。
【図27】本明細書において示す一つまたは複数の局面による進捗状況追跡インターフェースの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
詳細な説明
ソーシャル・ネットワーク・サービスのための対話型アバタの各態様を説明する。以下では、図面に示されているこれらの態様の説明を詳細に参照する。各態様はこれらの図面と関連付けて説明されるが、各態様を本明細書において開示する図面だけに限定することは意図されていない。意図されているのは、そうではなく、本明細書において示す各態様の精神および範囲のうちに含まれるあらゆる代替形態、改変形態、および均等物を包含することである。
【0012】
アバタまたはアバタ環境とは、本明細書において使用する場合には、例えばインターネットの一部などとしての、ソーシャル・ネットワーク・システムまたはサービス内においてデータを視覚化するのに使用され得るものである。アバタはさらに、データまたはその他の入力に応答して、これの外観、動画、またはその他の視覚的もしくは聴覚的特色を発展または変更し得る。特に、一態様のアバタは、競技またはスポーツの成績データに応答し、その視覚化を提供することができる。
【0013】
図1に、アバタまたはアバタ環境が使用され得るシステム100の一態様を示す。一態様において、システム100は、複数のノードを備えるソーシャル・ネットワーク・システムである。ノードは一般に、システム100において情報をやりとりするための任意の物理エンティティまたは論理エンティティを備え、所与の設計パラメータまたは性能制約条件のセットのために求められるハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはこれらの任意の組み合わせを含み得る。図1には例示のために限られた数のノードしか示されていないが、必要に応じてより多数またはより少数のノードが用いられてもよい。
【0014】
様々な態様において、ノードは、コンピュータシステム、コンピュータサブシステム、コンピュータ、電気器具、ワークステーション、端末、サーバ、パーソナルコンピュータ(PC)、ラップトップ、ウルトララップトップ、ハンドヘルドコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、セット・トップ・ボックス(STB)、電話機、移動電話機、セルラ電話機、ハンドセット、無線アクセスポイント、基地局(BS)、加入者局(13)、モバイル加入者センタ(MSC)、無線ネットワーク制御装置(RNC)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)などの集積回路、プログラマブル論理デバイス(PLD)、汎用プロセッサなどのプロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)および/もしくはネットワークプロセッサ、インターフェース、入力/出力(I/O)装置(キーボード、マウス、ディスプレイ、プリンタなど)、ルータ、ハブ、ゲートウェイ、ブリッジ、スイッチ、回路、論理ゲート、レジスタ、半導体デバイス、チップ、トランジスタ、または他の任意の機器、機械、ツール、装置、コンポーネント、もしくはこれらの組み合わせを備え、あるいはこれらのものとして実施され得る。各態様はこの記載に限定されるものではない。
【0015】
様々な態様においてノードは、ソフトウェア、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、プログラム、サブルーチン、命令セット、コンピューティングコード、ワード、値、記号もしくはこれらの組み合わせを備え、またはこれらのものとして実施され得る。ノードは、プロセッサにある機能を果たすよう命令する既定義のコンピュータ言語、様式または構文に従って実施され得る。コンピュータ言語の例には、C、C++、Java、BASIC、Perl、Matlab、Pascal、Visual BASIC、アセンブリ言語、機械コード、ネットワークプロセッサ用マイクロコードなどが含まれ得る。各態様はこの記載に限定されるものではない。
【0016】
システム100の各ノードは、メディア情報や制御情報などの一つまたは複数の種類の情報をやりとりするように構成され得る。メディア情報は一般に、画像情報、ビデオ情報、グラフィカル情報、オーディオ情報、音声情報、テキスト情報、数値情報、英数字記号、文字記号などの、ユーザのためのコンテンツを表す任意のデータを指し得る。制御情報は一般に、自動化システムのためのコマンド、命令または制御ワードを表す任意のデータを指し得る。例えば制御情報は、メディア情報をシステムに送り、またはノードにある一定の様式でメディア情報を処理するよう命令するのに使用される。メディア情報および制御情報は、いくつかの異なる機器またはネットワークの間でやりとりされ得る。
【0017】
システム100は、一つまたは複数の有線および/または無線の通信媒体を介して情報をやりとりするように構成された一つまたは複数のノード(ノード110〜130など)を含み得る。有線通信媒体の例には、電線、ケーブル、プリント回路基板(PCB)、バックプレーン(backplane)、スイッチファブリック(switch fabric)、半導体材料、より対線、同軸ケーブル、光ファイバなどが含まれ得る。無線通信媒体の一例は、無線周波数(RF)スペクトルなどの無線スペクトルの部分を含み得る。このような実装形態において、システム100の各ノードは、一つまたは複数の送信機、受信機、送受信機、増幅器、フィルタ、制御論理、アンテナなどの、指定の無線スペクトルを介して情報信号をやりとりするのに適したコンポーネントおよびインターフェースを含み得る。
【0018】
通信媒体は、入力/出力(I/O)アダプタを使用してノードに接続され得る。I/Oアダプタは、所望の通信プロトコル、サービスまたは動作手順のセットを使用してノード間の情報信号を制御するのに適した任意の技法を用いて動作するように構成され得る。またI/Oアダプタは、I/Oアダプタと対応する通信媒体とを接続するのに適した物理的コネクタも含み得る。I/Oアダプタの例には、ネットワークインターフェース、ネットワーク・インターフェース・カード(NIC)、ラインカード、ディスクコントローラ、ビデオコントローラ、オーディオコントローラなどが含まれ得る。
【0019】
様々な態様において、通信システム100は、WiMAXネットワーク、広帯域無線アクセス(BWA)ネットワーク、WLAN、WMAN、無線広帯域ネットワーク(6AN)、無線パーソナル・エリア・ネットワーク(WPAN)、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、広帯域CDMA(WCDMA)ネットワーク、時分割同期CDMA(TD-SCDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、拡張時分割多元接続(E-TDMA)ネットワーク、汎欧州ディジタル移動電話方式(GSM)ネットワーク、直交周波数分割多重(OFDM)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、北米ディジタルセルラ方式(NADC)ネットワーク、ユニバーサル移動電話システム(UMTS)ネットワーク、第三世代(3G)ネットワーク、第四世代(4G)ネットワーク、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、インターネット、ワールド・ワイド・ウェブ、セルラネットワーク、ラジオ放送網、衛星ネットワーク、および/またはデータを搬送するように構成された他の任意の通信ネットワークなどのネットワークを備え、またはこのようなネットワークの一部を形成し得る。各態様はこの記載に限定されるものではない。
【0020】
一態様において、システム100はノード130を含み得る。ノード130は、例えば、モバイル機器または無線機能を有する固定式機器を備え得る。モバイル機器は、他のモバイル機器や固定式機器などの、別の無線機器への接続を提供する汎用装置セットを備え得る。ノード130の例には、コンピュータ、サーバ、ワークステーション、ノート型コンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、電話機、セルラ電話機、携帯情報端末(PDA)、セルラ電話機とPDAの組み合わさったものなどが含まれ得る。
【0021】
ノード110〜130は、一つまたは複数の無線送受信機および無線アンテナを有し得る。例えば一態様では、ノード110〜130はそれぞれ、無線共用媒体160を介して情報信号をやりとりする複数の送受信機および複数のアンテナを有し得る。例えば、パケット164を送信および受信するために、無線共用媒体160の一つまたは複数の周波数帯域を使用して、チャネル162、リンク、または接続が形成され得る。各態様はこの記載に限定されるものではない。
【0022】
図2に、通信システム100のノード110をより具体的に示す。図2に示すように、ノードは、無線共用媒体160を介してパケット164をやりとりするために、コンポーネント140、モジュール150、プロセッサ210、メモリ260、スイッチ220、送信機230、受信機240、およびアンテナ250などの複数の要素を備え得る。また、送信機230および受信機240をまとめて送受信機と呼ぶこともできる。要素の中には、例えば、一つまたは複数の回路、コンポーネント、レジスタ、プロセッサ、ソフトウェアサブルーチン、またはこれらの任意の組み合わせなどを使用して実施されるものもある。図2には限られた数の要素しか図示されていないが、ノード110においては、所与の実装形態に必要とされる追加の、またはより少数の要素が使用されていてもよいことが理解され得る。各態様はこの記載に限定されるものではない。
【0023】
前述のように、一態様において、ノード110はプロセッサ210を含み得る。プロセッサ210は、スイッチ220および/または送受信機(すなわち送信機230および受信機240)に接続され得る。プロセッサ210は、複合命令セットコンピュータ(CISC)マイクロプロセッサ、縮小命令セットコンピューティング(RISC)マイクロプロセッサ、超長命令語(VLIW)マイクロプロセッサ、命令セットの組み合わせを実施するプロセッサ、または他のプロセッサ装置などの、任意のプロセッサまたは論理回路を使用して実施され得る。例えば一態様では、プロセッサ210は汎用プロセッサとして実施され得る。またプロセッサ210は、コントローラ、マイクロコントローラ、埋め込みプロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、ネットワークプロセッサ、メディアプロセッサ、入力/出力(I/O)プロセッサ、媒体アクセス制御(MAC)プロセッサ、無線ベースバンドプロセッサ、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プログラマブル論理回路(PLD)などの専用プロセッサとしても実施され得る。各態様はこの記載に限定されるものではない。
【0024】
一態様において、プロセッサ210はメモリ260を含み、またはメモリ260にアクセスし得る。メモリ260は任意の機械可読媒体を備え得る。メモリ260は、揮発性と不揮発性両方のメモリを含む、データを記憶することのできる、任意の機械可読またはコンピュータ可読の媒体を使用して実施され得る。例えばメモリ260は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、ダブルデータレートDRAM(DDRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、スタティックRAM(SRAM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、強誘電性高分子メモリやオボニックメモリや相変化もしくは強誘電性メモリなどの高分子メモリ、シリコン-酸化物-窒化物-酸化物-シリコン型(SONOS)メモリ、磁気カードもしくは光カード、または情報を記憶するのに適した他の任意の種類の媒体を含み得る。メモリ260の一部または全部が、プロセッサ210と同じ集積回路上に含まれていてもよく、あるいは、メモリ260の一部または全部が、プロセッサ210の集積回路の外部にある集積回路、または例えばハード・ディスク・ドライブなどの他の媒体上に配置されてもよいことは注目に値する。各態様はこの記載に限定されるものではない。
【0025】
システム100のノードにおいて実施されるとき、ノード110は、ノード120やノード130などの様々なノード間で有線または無線の通信媒体を介して情報をやりとりするように構成され得る。情報は、無線共用媒体160を介し、それぞれメディア情報および/または制御情報を備えるパケット164としてやりとりされ得る。この文脈におけるパケット164は、ユニット、フレーム、セル、セグメント、フラグメント(fragment)などを含む、あらゆる離散的情報セットを指し得る。パケットは、所与の実装形態に適した任意のサイズのものとすることができる。各態様はこの記載に限定されるものではない。
【0026】
システム100がそのソーシャル・ネットワーク・システムである一態様において、モジュール150はアバタモジュールを含み得る。前述のように、アバタは、それだけに限らないが、ユーザの静的な、または動画化された画像を含む任意の表現または顕現とすることもでき、あるいはアバタは、ユーザがソーシャルネットワークに参加し、これと対話するときのユーザの行動、信念、関心事、外観、識別情報、人格などを表し得るグラフィカルオブジェクトとすることもできる。一態様のアバタモジュールは、ユーザに、ソーシャル・ネットワーク・システムまたはサービスで使用するために、各ユーザを表すデザイン済みのアバタを選択させることができる。ユーザはさらに、デザイン済みのアバタ(配色など)をカスタマイズし、あるいは変更して、各ユーザのより望ましい表現を生成してもよい。別の態様のアバタモジュールは、ユーザに、実質的に、または完全に特注設計のアバタをアップロードさせ、あるいは作成させることができる。
【0027】
図3に、ユーザが新しいアバタを作成するためのアバタ作成およびカスタマイズインターフェースの例を示す。アバタ作成インターフェース300は最初に、デフォルトアバタ301、特徴カテゴリ303、具体的特徴305、任意抽出オプション307、公表オプション309および取り消しオプション311を表示し得る。ユーザは、デフォルトアバタ301から始めて、髪型や髪の色、顔の表情、唇、眉、目、鼻、シャツ、パンツ、靴およびアクセサリなどの様々な個性を変更することができる。図示されていないが、他の個性を変更することもできる。例えば、態様によっては、アバタの体形、耳および手がカスタマイズされ得る。カテゴリ303を使用して、前述の個性がそれぞれ、ユーザの好みに従ってカスタマイズされ得る。一例では、図示するように、ユーザはアバタ301が着用している靴を変更し得る。特に、具体的特徴305は、ユーザのアバタのためにユーザに提供される様々な靴を含む。場合によっては、新しい靴または他の特徴は、ある一定の課題、行為、目標などを完了したときに初めて利用できることもある。また、アバタに提供される靴は、靴メーカによって提供される実際の靴の最新モデルや、ユーザの間で現在流行している他の何らかのデザインの靴に対応するものとすることもできる。利用できない靴315または他の特徴は、達成される必要のある目標317と共に、黒い輪郭で(すなわち意味のある詳細なしで)示される場合もある。例えば靴の中には、ユーザが指定の距離を走破するまで選択することができないものもある。ユーザはさらに、ユーザがアバタ301の靴を脱がせたい場合には、「X」オプション313を選択してもよい。さらにユーザは、カラーパレット319を使用してカスタマイズされている靴または他の特徴の色を選択してもよい。選択可能な特徴の隣のまたはこれと関連付けられている、解除された錠のしるし321は、この選択可能な特徴がユーザに新たに提供されることを表示し得る。
【0028】
図4に、ユーザがアバタ301に異なるシャツを選択することのできる別のアバタ・カスタマイズ・インターフェースの例400を示す。場合によっては、新しいアイテムまたは選択可能な特徴がロック解除されると、ユーザに通知が表示され得る。例えば図5には、ユーザが、ユーザの第一回の走行に対して新しいシャツを獲得することが表示される通知ウィンドウ501が示されている。ユーザの第一の練習などのある一定の目標に到達したことに対して賞品が与えられてもよい。通知ウィンドウ501は、アバタ作成インターフェースおよび競技成績サイトまたはインターフェースを含む残りのインターフェースに重ねて表示され得る。一つまたは複数の構成において、通知ウィンドウ501は、ユーザが新しく提供される特徴を即座にアクティブ化し得るように、アバタ作成/カスタマイズインターフェース(インターフェース300など)を自動的にアクティブ化し得る。通知ウィンドウ501は、下にあるインターフェースの一部であるウィンドウとすることもでき、あるいは下にあるインターフェースを含むウィンドウとは別個のインターフェースウィンドウとすることもできる。前述の各特徴は、アバタのための多種多様なアクセサリのいずれにも利用できることが理解される。
【0029】
あるいは、またはこれに加えて、功績または実績についての賞品または贈与物には、ギフトカードや、音楽またはビデオなどのダウンロード可能コンテンツや、クーポンや、Tシャツおよび靴などの衣料品などの非アバタ関連アイテムが含まれていてもよい。さらに賞品または贈与物は、アバタ関連であるか否かを問わず、最新のまたは最も人気のある製品を表すものとすることもできる。例えばアバタには、ある靴メーカによって提供される靴の系列における最新モデルである靴が授与され得る。最新の製品または(靴のデザインなどの)製品の形状を獲得できることは、ユーザが中間目標に到達し、目標を達成するためのさらなる誘因を提供し得る。
【0030】
代替または追加の態様において、通知ウィンドウは、アバタに関連しない可能性のある他の情報も含み得る。例えば図6には、達成された中間目標603を表示し、また、専用の証印、非アバタ関連オプション605およびアバタ関連オプション607も含み得る通知ウィンドウ601が含まれている。非アバタ関連オプション605は、友人または他のユーザに自慢する(すなわちメッセージを送る)611や、功績を示す証明書を印刷する613などの機能を含み得る。他の非アバタ関連オプションには、中間目標に到達したことに対する(衣類やスポーツ関連のアイテムなどの)クーポンを受け取る/受け入れること、または同じ中間目標を達成しようとする他のユーザに挑戦することも含まれ得る。
【0031】
一つまたは複数の局面によれば、ユーザがアバタを作成している場合、通知ウィンドウ601は、ユーザのアバタをカスタマイズする607aなどのアバタ関連のオプション607を表示し得る。しかし、ユーザがアバタを作成していない場合には、通知ウィンドウ601は代わりに、アバタを作成するよう促す勧誘またはオプションを表示し得る。このようなオプション701が図7に示されている。よって、アバタが作成されない場合でさえも、ユーザはなお、様々な実績に基づいて賞品および/またはポイントを貯めることができる。
【0032】
図3に戻って、ユーザは、アバタの編集または作成を完了すると、続いてそのアバタをウェブサイト、アプリケーションまたは他のインターフェースに公表する309ことを選択してもよい。アバタを公表することは、一つまたは複数のインターフェースにおいて使用しかつ表示するために、そのアバタをアクティブ化することを含み得る。あるいはユーザは、アバタ301に加えられた変更が気に入らない場合には、取り消しオプション311を選択して、現在のアバタに変更を加えず、またはアバタを作成せずに、前の画面またはインターフェースに戻ることもできる。代わりに、現在のまたはデフォルトのアバタ(いかなるカスタマイズもされていないデフォルトアバタ301など)が使用されてもよい。一つまたは複数の態様によれば、ユーザは、事前指定のデフォルトからアバタを作成する代わりに、アバタをアップロードしてもよい。例えばユーザは、アバタを画像ファイルとして記憶し、様々なインターフェースにおいて使用するためにそのアバタをアップロードする。
【0033】
一つまたは複数の構成において、アバタ作成インターフェース300は、課題を表示させる、コミュニティ情報にアクセスする、競技成績情報を表示させるなどの様々な他のオプションを含むユーザの個人競技成績ウェブサイトまたはアプリケーションインターフェースの一部として含まれ得る。したがって、利用可能なカスタマイズ特徴は、基礎をなすウェブサイトまたはアプリケーションインターフェースによって記録された競技成績情報に基づいてロック解除され得る。アバタのための特徴またはアイテムは、課題を終える、課題を受け入れ、または課題に参加する、課題を制覇する、目標に到達する、他のユーザとの活動を調整するなどの他の功績に対してロック解除されてもよい。一例では、ユーザは、ユーザの第一の練習を完了したことに対してアイテムを与えられる。
【0034】
あるいは、またはこれに加えて、ユーザは、実際の特徴またはオプションを獲得するのではなく、自分のアバタのための新しい選択可能な特徴またはオプションを購入するためのポイント、または他の何らかの通貨を稼ぐこともできる。例えば、第一のアバタTシャツは2000ポイントで購入でき、第二のアバタTシャツは3000ポイントで購入できるなどとすることもできる。ユーザが2000ポイントに到達するとユーザに第一のアバタTシャツを自動的に授与するのではなく、第一のアバタTシャツを購入するか、それとも第二のアバタTシャツを購入するために引き続きポイントを貯めるか、ユーザに選択させてもよい。ポイントは、選択可能な特徴を獲得するのと同様のやり方で獲得され得る。すなわちポイントは、目標を達成する、課題に参加する、課題を終える、競技に勝つ、課題に着手する、課題または競技成績ウェブサイトに参加するよう友人を勧誘するなどによって獲得され得る。
【0035】
別の局面によれば、ユーザは、別のユーザから贈与物または賞品を受け取ることもできる。一例では、第一のユーザまたは運動選手が課題を作成し、第二のユーザに参加するよう勧誘し得る。第一のユーザは、勝つこと、何らかの目標を達成することに対して、または単に参加することだけに対しても、賞品贈与を提供することによって、他のユーザが課題に参加し、あるいは出場するよう呼び込み得る。よって、参加し、勝利し、指定の目標または他の指定の条件に到達し次第、その贈与物または賞品は課題の参加者に与えられ得る。別の例では、第一のユーザが、功績または目標を認めて別のユーザに贈与物を提供しようとし得る。贈与物は、第一のユーザによって購入されてもよく、第一のユーザ自身が目標を達成したことに対して受け取った贈与物とすることもできる(例えば、指定の距離を走ったことに対してロック解除されたアバタ靴が、この走者によって別のユーザに譲渡/贈与される)。
【0036】
ユーザは、適切なアバタを選択または生成すると、ソーシャル・ネットワーク・システムまたはサービスに参加し、これと対話し得る。アバタは、ソーシャル・ネットワーク・システムまたはサービスの構成または目的に応じて、ユーザを無数のやり方で表し得る。例えば一態様において、ソーシャル・ネットワーク・システムまたはサービスは、ユーザに、別のユーザのためにメッセージを送らせ、またはコメントを書き込ませることができる。メッセージまたはコメントには、送信側のアバタが添付され、送信者の識別情報を表す場合も表さない場合もある。アバタはさらに、ウェブログ(すなわちブログ)または他の類似の自己コメントにおいてユーザを表すこともできる。さらにアバタは、ユーザの競技成績もしくは能力、または他のユーザもしくはベンチマークに対する競技成績もしくは能力の比較を表すこともできる。例えば、図3に戻ると、アバタ301は、ユーザによって達成された競技成績目標またはユーザの運動競技能力を表すのに使用され得る。
【0037】
一構成において、ソーシャル・ネットワーク・システムまたはサービスは、一ユーザまたは複数のユーザの競技またはスポーツの成績データを追跡し、モニタし、かつ/または視覚的に表示するためのアプリケーション、プラグインなどを含み得る。このようなアプリケーション、プラグインなどの一つは、ソーシャル・ネットワーク・システム・ユーザの競技成績を、ベンチマークと、または他のソーシャル・ネットワーク・システムもしくはサービスのメンバの競技成績と比較することに関連し得る。このアプリケーションと対話する複数のユーザは、各ユーザの競技成績に基づいてしかるべく競い合うことができる。ベンチマーク比較および/または複数ユーザの競争は、特に各ユーザのアバタを用いて視覚的に表され得る。
【0038】
例えば各ユーザは、デザイン済みのアバタを選択し、デザイン済みのアバタをカスタマイズし、または前述のようにアバタをアップロードし、もしくは作成することができる。その後各ユーザは、ソーシャル・ネットワーク・システムまたはサービスと対話し、これに参加している間、各ユーザ個々のアバタによって表され得る。複数のユーザが各ユーザの競技成績に基づいて競争する一態様において、競争は、各ユーザのアバタによって視覚的に表示され、または表現され得る。例えば一態様において、この競争は、複数の(すなわち複数のソーシャル・ネットワーク・ユーザの)アバタを同じ画面、フレーム、ウィンドウなどに表示することによって表現される。さらに、フレーム内のアバタ位置は、対応するユーザの、競争に参加している他のユーザと比べた相対的競技成績を表し得る。
【0039】
一態様において、競争は、共通出発点後に各ユーザが歩いたり、ジョギングしたり、走ったりした総距離を表し得る。競争による他の成績メトリック(挙げた重量、消費したカロリ、有酸素トレーニングの持続期間、有酸素トレーニングの頻度など)が表されてもよいことを理解すべきである。歩いたり、ジョギングしたり、または走ったりした総距離(または他の成績メトリック)は、画面、フレーム、ウィンドウなどの内部における各アバタの水平または垂直の位置によって表され得る。例えば、ユーザが移動した総距離は、画面、フレーム、またはウィンドウ内の水平位置によって表され、移動した総距離は、画面、フレーム、またはウィンドウを左から右へ(すなわち、デカルト座標系で表される競争の起点または出発点からの距離の増加として)増加する。したがって、別のアバタの右側に表示されるアバタは、競争において右側のユーザが左側のユーザよりリードしていることを視覚的に表示し得る。
【0040】
さらに、画面、フレーム、またはウィンドウは、競争の部分的な、または変倍されたビューを表し得る。特に、相当数の参加者を伴う競争では、画面、フレーム、またはウィンドウは、各アバタの相対的位置を視覚的に解決するために、各参加者の一部分の進捗だけしか同時に表示し得ない場合もある。例えば競争は、100マイルの目標に向けた各ユーザのウォーキング、ジョギング、またはランニングの進捗を表し得る。各ユーザのアバタを表示する各ユーザの画面、フレーム、またはウィンドウは、100マイル未満の距離を表し得る。より具体的には、50マイル移動したユーザの画面、フレーム、またはウィンドウは、45〜55マイル移動した各ユーザのアバタだけしか含み得ない。したがって、各ユーザは、そのユーザに最も近い競争相手の視覚表現を有し得る。一態様において、ユーザの画面、フレーム、またはウィンドウのドメイン(すなわち、この例では、画面、フレーム、またはウィンドウのマイル単位の幅)は、所定数のアバタだけを表示するように調整され得る。
【0041】
しかし一態様では、あるいは、またはこれに加えて、ユーザが競争全体を視覚的に表現しようとする場合もある。このような態様では、ユーザの画面、フレーム、またはウィンドウの一部分が、競争全体の表現と、競争全体中での各ユーザの特定の場所とを含み得る。例えば、ユーザの画面、フレーム、またはウィンドウの上部もしくは下部は、ユーザが、表示される競争の部分を(マウスクリックやロールオーバなどを用いて)調節することを可能にするスクロールバーなどを含み得る。さらにスクロールバーは、競争に参加している各ユーザの一部または全部の進捗のチェックマークまたはその他の印を含み得る。したがってユーザは、競争における他のユーザと比較した自分の進捗を知ると同時に、画面、フレーム、またはウィンドウ内の各アバタの相対的位置に基づく少なくとも各ユーザに最も近い競争相手の視覚表現も有することができる。一態様において、画面、フレーム、またはウィンドウは、ユーザが、他のユーザの表示名またはその他の識別子を伴うチェックマークまたは印の上にカーソルを合わせたことに視覚的に応答することができる。この視覚的応答はさらに、他のユーザの表示名またはその他の識別子に加えて、またはこれの代わりに、他のユーザの進捗(一態様では移動した距離)も含み得る。最後に、スクロールバーは、競争における各ユーザの進捗を確定するために、競争スクロールバー内の、またはこれに隣接する画面、フレーム、またはウィンドウを見ている個々のユーザの場所を指し示す矢印、色分け、または他の類似のポインタを含んでいてもよい。
【0042】
図8に、上記説明による例示的態様のスクリーンショットを示す。三ユーザを表す三つのアバタ801がアプリケーションウィンドウ内の様々な場所に表示されている。より具体的には、三つのアバタ801は、前景において背景に対して様々な深さのところに表示されている。一態様において、背景は、ランニングトラック、街頭マラソンコース、トレイル(trail)、またはウォーキング、ジョギング、もしくはランニングに関連する他の任意の背景とすることができる。背景はさらに、ユーザの競技成績がウェイトトレーニング、有酸素トレーニングなどに関連する場合には、ウェイトルーム、体育館、または他の任意の適切な関連する背景を表していてもよい。あるいは背景は、アバタ環境全体が現実からかけ離れたものとなるように、完全に恣意的な、または風変わりなものとすることもできる。図示されるように、中央のアバタ801bは、アバタアプリケーションを実行し、表示しているユーザを表す。右側のアバタ801cは、競争または競走においてすぐ前にいるユーザを表し、左側のアバタ801aは、競争または競走においてすぐ後ろにいるユーザを表す。
【0043】
アプリケーションの上部は、競争または競走の少なくとも一部分を表すスクロールバー803を含む。一態様において、スクロールバー803は、先頭から最後尾までの競走全体を表し、ウィンドウの残りの部分805(すなわち、各アバタを含むアプリケーションウィンドウの部分)は、競走全体の一部分のグラフィカルな表現だけを表示し得る。競争または競走に参加しているユーザの一部または全部の場所は、チェックマーク、ドット、または他の類似の印(チェック807など)としてスクロールバー内に表示され得る。さらに、アバタアプリケーションを実行し、表示しているユーザの場所は、矢印809またはその他のポインタによって強調表示され得る。チェックマーク807a、ドット、または他の類似の印はさらに、これを他と差別化する色、サイズ、または形状を有していてもよい。前述のように、ユーザは、チェックマーク、ドット、もしくは他の印の上にカーソルを合わせ、またはこれを選択して、競争もしくは競走内の対応するユーザ名、識別情報、および/または進捗を表示させることもできる。
【0044】
一態様では、背景と各アバタ801の一方または両方が動画化され得る。例えば背景は、各アバタ801が、競走または競争における各ユーザのウォーキング、ジョギング、またはランニングの進捗を表すものであることの視覚的合図として(図示の例では右から左に)スクロールし得る。さらに各アバタ801は、歩いたり、ジョギングしたり、走ったり、または別の運動を行っているように表示され得る。より具体的には、アバタ動画は、アバタで表されるユーザの運動能力に関連し得る。例えば、頻繁に、相当な持続時間で、かつ/または相当な距離を走っているユーザは、速いペースのランニングを模すかまたは示唆するアバタによってその動画が表され得る。反対に、あまり頻繁には歩いておらず、持続時間および/または距離もごく少ないユーザは、遅いペースのウォーキングを模すかまたは示唆するアバタによってその動画が表され得る。一態様では、不活発なユーザは、座っているアバタで表される場合もあり、または動画がない場合さえある。アバタの動画は、ユーザの最新の(例えば特定の期間内の)競技成績を反映していてもよく、競走または競争全体の期間におよぶ(移動平均を含む)平均値を反映していてもよい。したがってアバタ動画は、対応するユーザの競走全般における位置に加えて、またはこれの代わりに、このユーザの競技成績の傾向を反映することもできる。
【0045】
競走または競争に参加している間、ユーザは、コメント入力ボックスにテキストおよび/または記号を入力することによってコメントを生成してもよい。図8に示すように、コメント入力ボックス811(一態様では「What are you thinking?(何を考えているの?)」というプロンプトを含む)は、背景および背景に重ね合わされた各アバタ801によって定義される競走または競争領域に隣接して、この領域の下に位置する。ユーザが入力ボックス811にコメントを入力すると、コメントを開始したユーザを表すアプリケーション内のアバタに隣接してダイアログボックス、吹き出しなどがポップアップし、または別の方法で表示される。
【0046】
図9に、アバタ801cと関連付けられるユーザによって発せられたコメント(すなわち「wild(最高)」)が入力され次第、アバタ801cから現れて延びる吹き出し902を示す。一態様では、コメントは、そのアバタが競走または競争の同じウィンドウまたはフレーム内にある他のユーザから見える。さらに、そのアバタが競走または競争の同じウィンドウまたはフレーム内にないユーザがコメントを書き込んだ場合には、スクロールバーに表示(不図示)が現れ得る。その場合任意のユーザは、コメントを閲覧するために、コメントしているユーザ/アバタのチェックマーク、ドット、または他の類似の印にカーソルを合わせ、またはこれを選択し得る。別の態様では、競走または競争に、プロの運動選手を表す、または動機付けメッセージもしくは他の解説を提供し得る「アバタトレーナ」としての追加アバタが導入され得る。
【0047】
現在の位置または地位に加えて、アバタアプリケーションは、競走または競争の結果に応じた地位、順位提示ボード、トロフィなども表示し得る。さらに、アバタアプリケーションは、競走または競争には参加しておらず、別の方法で個人実績ベンチマークを確立しているユーザのための中間目標、達成された目標なども表示し得る。
【0048】
前述のように、アバタの位置、外観、および/または動画は、ユーザの競技成績を反映し得る。さらにユーザの競技成績は、様々に発生し得る。一態様においてユーザは、その競技成績を入力し得る。例えばユーザは、有酸素活動の各インスタンスごとに、個々の時間に走った個々の距離を入力し得る。あるいは、またはこれに加えてユーザは、競走、競争、またはベンチマークもしくは目標への比較の種類に応じて、持ち上げたポンド数、プレーした試合数なども入力し得る。
【0049】
別の局面によれば、アバタモジュールは、一つもしくは複数の競技成績データベースまたは他の競技成績データ収集モジュールもしくはユーティリティとやりとりし得る。例えば、多数のインターネットベースのまたはオンラインのサービスが、ユーザから競技成績データを収集する。特に、いくつかのインターネットベースのまたはオンラインのサービスは、ユーザが練習、ウォーキング、ジョギング、ランニングなどを行っている間に装着し、または携帯し得るセンサまたはその他の記録装置と相互作用し得る。一態様において、競技成績データは、当技術分野において公知の、加速度計、歩数計、心拍数モニタ、カロリモニタなどを用いて収集され得る。
【0050】
また、競走または競争内のアバタによって表されない非運動選手またはユーザも、このアプリケーションを実行し、競走または競争内のアバタによって表される運動選手またはユーザと対話し得る。例えば、競走または競争内のアバタによって表されない非運動選手またはユーザは、メッセージまたはコメントを送り、または書込み、贈与物を届け、あるいは競走または競争内のアバタによって表される一人または複数の運動選手またはユーザと別の方法でやりとりする。さらに競走または競争内のアバタによって表されない非運動選手またはユーザは、ある運動選手の目標または中間目標を設定してもよい。
【0051】
ユーザはさらに、各ユーザのアバタを、他のソーシャル・ネットワーキング・システムおよびサービスにおいて使用することもできる。例えば、ユーザは、FACEBOOKなどのソーシャル・ネットワーキング・ウェブサイトにアバタを公表しようとしてもよい。図10は公表インターフェース1000を示し、これを通してユーザは、オプション1003によってそのユーザのアバタを特色とするスクリーンセーバを公表しかつダウンロードするか、またはオプション1005を使用して様々なサイトに含まれ得るウィジェットを生成しようとする。
【0052】
図11に、ユーザのアバタおよび競技成績情報を特色とするスクリーンセーバを示す。スクリーンセーバ1100はさらに、そのアバタと関連付けられたユーザの競技成績統計も含み得る。競技成績統計は、例えば、ネットワークサイトからデータを検索することによって、新しいスクリーンセーバを周期的に、または非周期的に、または動的にダウンロードすることなどによって更新され得る。例えば統計は、完了した練習回数1103、走った/歩いた距離1105、平均ペース1107および最後に走った距離1109を含み得る。スクリーンセーバ1100はさらに、来るべきイベントの告知または通知1111を含んでいてもよい。
【0053】
図10を見ると、オプション1003は、MACユーザとPCユーザとに適する二つの異なるリンクを含み得る。一例では、MACユーザにはzipファイルが生成されダウンロードされ、他方PCユーザには、.exeファイルが生成されダウンロードされ得る。ウィジェットオプション1005は、FACEBOOKなどの特定のソーシャル・ネットワーク・サイトにアバタウィジェットを追加するための直接リンク1009と、他のサイトにアバタウィジェットを追加するための汎用リンク1011とを含み得る。ウィジェットとは一般に、典型的には、別個にインストールされ、実行され得る移植可能なコードセグメントを使用して生成されるユーザインターフェースの対話型コンポーネントをいう。
【0054】
直接リンク1009は、アバタウィジェットに対応するコードセグメントを、特定のソーシャル・ネットワーク・サイトに自動的に追加し得るという点で、汎用リンク1011とは異なり得る。このコードは、ソーシャル・ネットワーク・サイトのために事前構成されてもよく、よって、特定のサイト内のユーザのソーシャル・ネットワーク・ページにインストールするためのユーザ対話を必要としない場合もある。一つまたは複数の構成では、ユーザは、直接リンク1009を使用したインストールの前に、自分のソーシャル・ネットワーク・ページにログインする必要が生じる場合もある。他方、汎用リンク1011は、コードセグメントや、アプレットなどの実行可能コードが追加され得るソーシャル・ネットワーク・サイト内の場所までユーザがセルフナビゲート(self-navigate)することを必要とし得る。したがって、汎用リンク1011を選択すると、ユーザがウィジェットコードのコピーを獲得することのできるインターフェースが生成され得る。
【0055】
図12に、ユーザがサイトにアバタウィジェットを配置するためのコードを獲得し得るコード検索インターフェース1200を示す。例えば、「GRAB THE CODE(コードを取り込む)」オプション1203を選択すると、ユーザの機器に、コードセグメントをクリップボードに自動的にコピーさせ得る。あるいはユーザは、コードをインターフェース1200に表示させる「check out the code(コードを確認する)」オプション1207を選択してもよい。その場合ユーザは、インターフェース1200からコードを手作業でコピーし得る。コードを使用して生成されたウィジェットの外観を示すために、サンプルウィジェット1205がインターフェース1200の別の部分に表示され得る。一つまたは複数の構成において、ウィジェットコードは、MACROMEDIA FLASHコードを含む。
【0056】
図13に、アバタ・ウィジェット・コード追加後のウェブサイトの例を示す。ウェブページ1300は一般に、様々な国々におけるランニングイベントやトレイルなどの様々な話題に関する情報を提供し得る。ウェブページ1300にアバタウィジェットを追加しようとするユーザは、部分1303などのこのページの所望の部分に追加することができる。コードを挿入し次第、アバタウィジェット1305が生成され、部分1303に表示され得る。アバタウィジェット1305は、行った練習、走った総マイル数、平均ペースおよび最近走ったマイル数を含む、ウェブページ所有者または公表者の運動競技の情報および統計を含み得る。見る人に、独自のアバタを開始し、独自の競技成績を追跡するオプションを提供するために、ウィジェットの下に独自のアバタを作成するための追加オプション1307が表示されていてもよい。
【0057】
図14に、アバタの代替のビューを提供するインターフェースを示す。特に、インターフェース1400は、アバタおよび競技成績の追跡機能をサポートするホストサイトにおいて提供され得る。インターフェース1400は、図13のアバタウィジェット1305において提供されるのと同様の情報を提供し得る。さらにインターフェース1400は、アバタ1403を吹き出し1405と共に表示することもできる。吹き出し1405は、既定義のコメント選択肢の中から選択される解説を含み得る。このコメント選択肢は、競技活動に基づいてグループ化または編成され得る。解説は、アバタ1403に対応するユーザが熱心な走者である場合には、走者コメントの選択肢の中から選択され得る。競技成績サイトまたはアプリケーションは、ユーザから受け取られる競技成績データに基づいて、関連するスポーツまたは活動を決定し得る。例えば、ユーザが重量挙げの記録、目標、課題および/または他のデータを入力する場合、サイトは、ユーザを重量挙げ選手として識別し、適切な解説/吹き出しを選択することができる。
【0058】
図15に、ソーシャル・ネットワーク・サイトFACEBOOK内のユーザのページにアバタウィジェットを追加するためのインターフェースを示す。インターフェース1500は、ソーシャル・ネットワーキング・サイトによって生成され、アバタサイトに登録された画面名などの識別情報を要求し得る。具体的には、インターフェース1500は、ユーザのアバタサイト画面名を指定するための入力フィールド1503を含み得る。ソーシャル・ネットワーク・サイトは、ユーザの画面名などの識別情報に基づいてアバタ・ウィジェット・コードを探し出し、取り出すためのアバタサイトとのフックまたは通信プロトコルを有し得る。インターフェース1500はさらに、アバタを作成するオプション1505も含み得る。オプション1505は例えば、アカウントおよびアバタを作成するためにユーザをアバタサイトにリンクさせ得る。ユーザが自分のアバタサイト画面名を入力し、ソーシャル・ネットワーキング・サイトが画面名を探し出すことができると、ユーザのアバタは、自分のソーシャル・ネットワーキング・サイト・ページに追加され得る。例えば、ユーザのアバタが非公開に設定されている場合や、画面名がアバタサイトで見つからなかった場合には、様々なエラーまたは警告メッセージ1507が表示され得る。
【0059】
図16A〜図16Dに、ソーシャル・ネットワーキング・サイト/ページに配置され得るアバタウィジェットの異なるバージョンを示す。図16Aには、ユーザのソーシャル・ネットワーキング・ページを最初にロードしたときに見る人に提示され得るデフォルトのアバタ・ウィジェット・ビューが示されている。デフォルトビューは、ユーザが、アバタ・ウィジェット・コードを実行すべきか否か制御することを可能にし得る。例えば、プレーオプション1601を選択することにより、アバタ・ウィジェット・コードが実行され、ソーシャル・ネットワーキング・ページの所有者に固有のアバタウィジェットが生成され得る。例えば図16Bには、一つまたは複数の他のサイトまたはイベント後援者からのメッセージ1605を含むアバタウィジェット1603が示されている。この特別メッセージは、広告、イベントへの参加の勧誘、コミュニティサービス告知などを含み得る。見る人は、閉じるオプション1607を選択することにより、このメッセージを無視しようとしてもよい。開いているとき、メッセージ1605は、ソーシャル・ネットワーキング・ページ所有者の競技成績統計やその他の情報などの他の情報を隠す場合もある。メッセージ1605が閉じられると、情報は表示され得る。図16Cには、図16Bのメッセージ1605などの特別なメッセージなしで競技成績データを表示するように構成されているアバタウィジェット1609が示されている。
【0060】
図16Dでは、ソーシャル・ネットワーク・ページ所有者が自分のアバタおよびアバタウィジェットを非公開に設定している場合、代替のアバタウィジェットまたは画像1611が見る人に表示され得る。ウィジェットまたは画像1611は、見る人に、アバタが非公開に設定されていることを知らせるメッセージを含み得る。アバタウィジェットまたはアバタを非公開に設定することは、所有者が、その所有者のウィジェットおよび競技成績情報を、特定の選択されたユーザのグループだけが見られるようにしようとしていること、または所有者以外の誰もそのウィジェットまたはアバタを見られないこと表示し得る。
【0061】
一つまたは複数の局面によれば、競技成績モニタリングサイトからのアバタがウェブページまたはウェブサイトに配置され得るのと同様に、別個のウェブページまたはネットワークサイト(ソーシャル・ネットワーキング・コミュニティなど)からのアバタも、競技成績モニタリングサイトに落とし込まれ、競技成績モニタリングサイトで使用され得る。よって、ユーザは、競技成績モニタリングサイト内でアバタを作成する代わりに、またはこれに加えて、ソーシャル・ネットワーク・コミュニティからの自分のアバタを使用してもよい。その場合ユーザは、アバタの外観または他の属性を変更する賞品および贈与物を受け取ってもよい。一例では、アバタは、画像ファイルなどのファイルとして転送され得る。別の例では、アバタは、3Dモデルとして定義され、転送され得る。
【0062】
図17に、そのアバタ1703がアバタ表示領域1705に表示され得るメンバを含むソーシャル・ネットワーキング・コミュニティまたはグループのページ1700を示す。アバタ表示領域1705は、活動、場所または他の何らかの種類の画像を表す背景を含み得る。例えば、表示領域1705は、「around the block(街区周回)」マラソンのテーマに対応し得る街頭画像の背景を有する。別の種類の画像または背景には、デスクトップや、小売店などの画像が含まれ得る。
【0063】
コミュニティページ1700はさらに、告知欄1707にメンバ、イベント、ニュースなどに関する告知を含み得る。さらに、ページ1700においては、写真欄1709とビデオ欄1711に、それぞれ、写真とビデオも含まれ得る。写真、ビデオ、ニュース、イベントなどは、コミュニティもしくはグループのメンバによって、または別のサイトもしくは組織(マラソン後援者など)からのニュース、写真、ビデオまたはイベントフィードによって書き込まれ得る。各メンバが近い将来に行われる様々なイベントを追跡することができるようにカレンダ1713が設けられ得る。例えば、ページ1700はマラソン競走専用であるため、カレンダ1713は、マラソンイベントが行われる日付を強調表示し得る。データ欄1715は、グループメンバの上位成績を表示する順位提示ボード1717、トレーニングに関するリンクまたは情報を提供するトレーニングオプション1719、および現在参加可能な課題を一覧表示する課題1721を含む数種類の情報を提供し得る。順位提示ボード1717および課題1721は、例えば、競技成績情報、ユーザにより作成されかつ/または提出された課題などを追跡する後援者サイトからのライブ情報フィードを検索、表示し得る。
【0064】
一つまたは複数の構成において、アバタ表示領域1705に表示される各アバタ1703は、ソーシャル・ネットワーキング・サイトのコミュニティページ1700専用に作成され得る。図18に、ユーザが競技成績サイトにリンクするためにソーシャル・ネットワーキング・サイトにおいてアバタを作成するためのプロセスを示す。例えば工程1800でユーザは、自分のソーシャル・ネットワーキング・ページまたはアカウントに競技成績アプリケーションを追加し得る。これは、各ユーザのページにコードを追加すること、またはユーザのソーシャル・ネットワーキング・アカウントに、もしくはこれと関連付けて新しい情報が表示されるのを許可することを含み得る。工程1805でユーザは、各ユーザのアバタを作成し、またはカスタマイズするよう求められ得る。ユーザに、既定義の頭部、上半身および下半身の各部分の中から選択させ、これらを組み立てさせることを含めて、アバタを作成する様々な方法が使用され得る。ユーザのアバタが作成されると、次いでユーザは、工程1810でそのアバタを、競技成績モニタリングサイトに接続または関連付けることができる。競技成績モニタリングサイトは、ユーザの競技成績モニタ機器(歩数計、加速度計、心拍数モニタまたは別種のセンサなど)から成績データを受け取り、その情報をユーザと関連付けられたデータベースに記録するように構成され得る。工程1815でソーシャル・ネットワーキング・サイトは、ユーザの競技成績の更新を受け取ることができる。ユーザの競技成績(進んだ段階数や走ったマイル数など)は、工程1820でソーシャル・ネットワーキング・サイトの環境における何らかの実績に変換され得る。例えば、走ったマイル数は、コミュニティページにおいてユーザのアバタが移動すべきある一定の距離(図17のページ1700における各アバタ1703の相対的場所など)に換算され得る。別の例では、走ったマイル数またはユーザが到達した他の目標に基づいて、ユーザのアバタサイズが増大し得る。したがって工程1825では、更新された競技成績情報に基づいて、アバタの外観、場所または距離が変更され得る。
【0065】
図19に、競技成績アバタを含む個人のソーシャル・ネットワーキング・サイト・ページを示す。ページ1900は、写真1901またはユーザと関連付けられた他の画像、友人リスト1903、個人情報1905、情報フィード1907およびアバタ欄1909を含む様々な情報を含み得る。個人情報1905は、ユーザがそのメンバであるネットワーク、関係状況、性別、誕生日、出身地および政治的見解などの情報を提供し得る。他方、情報フィード1907は、ユーザと関連付けられたイベントのログを提供する。例えば、ユーザが新しい友人または新しいアプリケーションを追加した場合、そのイベントが情報フィード1907に記録され、表示され得る。別の例では、ユーザが個人情報1905の一つまたは複数を変更した場合、その変更も情報フィード1907に記録され、表示され得る。別の例では、ユーザが何らかの運動競技目標を達成した場合、その情報もフィード1907に表示され得る。
【0066】
アバタ欄1909は、ユーザの競技成績および/または目標を表すアバタ1911を含み得る。アバタ1911は、現在の競技のムードまたはユーザの状況に基づいて表情または体位を変更し得る。一例では、ユーザが過去一週間の運動競技を行っていない場合、アバタ1911は、怠惰な、鈍いまたは元気のない外観を呈し得る。他方、ユーザが練習を終えたばかりであり、または一ヶ月間着実に練習している場合には、アバタ1911は、満足した、活気のあるまたは精力的な外観を有し得る。あるいは、またはこれに加えて、アバタ1911は、アバタのムードおよび/またはユーザの競技成績のさらなる表現を提供する吹き出し1913と関連付けられてもよい。
【0067】
別の態様では、図20に示すように、アバタ欄2001は、ユーザおよびユーザの友人に対応する複数のアバタ2003を含み得る。各アバタ2003間の相対的位置は、競技実績または競技成績の相対的レベルを表し得る。アバタ欄2001は、例えば、ユーザが現在ある課題または他の何らかの競争に関与している場合などには、複数のアバタ2003を表示し得る。あるいは、アバタ欄2001は、ユーザ設定に基づいて複数のアバタ2003を表示してもよい。またユーザは、どのアバタ(すなわちどの友人)をアバタ欄2001に表示すべきか選択してもよい。各アバタ2003の位置およびその他の個性は、競技成績モニタリングサイトまたは各アバタ2003およびソーシャル・ネットワーキング・サイトにリンクされたアプリケーションからのライブ競技成績データフィードに基づいて自動的に更新され得る。
【0068】
図21に、競技成績モニタリングサイトがソーシャル・ネットワーキング・サイトおよび各ユーザ機器にリンクされ得るネットワークのブロック図を示す。各ユーザ機器2101は、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯電話やスマートフォンなどの移動体通信機器、携帯情報端末(PDA)などを含み得る。各ユーザ機器2101は、歩数計、加速度計、心拍数モニタ、GPS機器、(走った、または歩いた距離を求めるなどのための)別種の機器などの一つまたは複数の競技成績モニタリング機器2103を含み、またはこれらに接続され得る。競技成績モニタリング機器2103は、ネットワーク2100を介してサイト2105などの競技成績モニタリングサイトに送信するために、各ユーザ機器2101に競技成績データをアップロードし得る。あるいは競技成績モニタリング機器2103は、機器2103が通信コンポーネントを含む場合には、そのようなデータを直接ネットワークサイト2105に送信してもよい。前述のように、競技成績モニタリングサイト2105は、競技成績データを記録し、受け取った成績情報に基づいて、様々なメトリック、目標、課題、賞品などを提供し得る。さらにモニタリングサイト2105は、ソーシャル・ネットワーキング・サイト2107にもリンクされ得る。このリンクは、永続的接続とすることもでき、更新のために周期的に確立される接続とすることもできる。一例では、モニタリングサイト2105は、競技成績データと、運動選手と関連付けられたアバタの外観とで、ソーシャル・ネットワーキング・サイト2107を更新し得る。更新は決まった予定に従って、変更が加えられ次第、新しいデータを受け取り次第、ユーザの要求時に、かつ/またはこれらの組み合わせに基づいて提供され得る。
【0069】
各アバタは、本明細書において示すように、さらに友人または他の個人と共有されてもよい。図22に、ユーザが、ユーザのアバタを共有するメッセージが送られるべき相手先の電子メールアドレス2201を指定することを可能にするアバタ共有インターフェース2200を示す。インターフェース2200はさらに、個人用挨拶文を挿入するフィールド2203、および受信者への個人的メモまたはメッセージのためのフィールド2205も含み得る。インターフェース2200はさらに、送信の前にメッセージの外観を確認するためのプレビューオプション2207、および勧誘メッセージを送るための送信オプション2209も提供する。
【0070】
図23に、受信者が受信し得るアバタ共有メッセージ2300を示す。メッセージ2300は、挨拶文2303、個人的メッセージ2305および送信者のアバタへのリンクを含む標準メッセージ2307を提供し得る。さらに、受信者が独自のアバタを作成することを可能にするオプション2309も提供され得る。
【0071】
図24に、指定の期間(過去一年間など)についての成績概要インターフェース2400を示す。概要インターフェース2400は、走破/獲得したマイル数、消費したカロリ、達成した目標、獲得したトロフィ、挑戦した人数、好きなランニングの時間、好きなランニングの曜日および最も活動的な月などの様々な統計ならびに情報2403を含む。統計および情報2403はさらに、パネル2405にも説明または図示され得る。情報を共有するためのオプション2407、およびユーザの功績の証明書を受け取るための証明書ダウンロードオプション2409も提供され得る。さらにユーザは、オプション2411を使用して、過去一年間の功績を超える来年の決意または目標を設定しようとしてもよい。
【0072】
図25に、ユーザが、来るべき出来事についての自分の目標、または、一例示的態様では、来年の目標を指定し得る決意/目標インターフェース2500を示す。例えばインターフェース2500は、ユーザが来年走ろうとするマイル数を指定する入力フィールド2503を提供する。またユーザは、頻度、消費カロリおよび速度などの任意のオプション2505を選択することにより、別種の目標/決意を選択することもできる。指定を終了すると、次いでユーザは、オプション2507を使用してその決意または目標を実行に移すことができる。
【0073】
ユーザの決意を成就させるための動機付け(または別の動機付け)として、ユーザの決意または決意の一部分が達成され次第、様々な賞品または褒賞がロック解除され得る。例えば、決意または目標は、毎週、毎日、毎月、二週間ごとなどの小目標に分割され得る。小目標を達成すると、ユーザに褒賞が授与され得る。一構成では、褒賞または賞品には、ユーザのアバタのためのアクセサリ(シャツ、靴、パンツ、ヘッドバンド、他の着用できるもの、新しい髪型など)が含まれ得る。図26に、ユーザの決意/目標の1月分の達成時にユーザに発行される新しい賞品の通知2600を示す。この賞品はイベントを表示し得る。例えば、1月の小目標達成に対してユーザに授与されるシャツは、「Congrats Jan '09(おめでとう2009年1月)」という言葉を含み得る。
【0074】
図27に、個々の月の目標追跡プログラムを示す。目標追跡プログラム2700は、ユーザがどの程度目標に近づいているか指示する進捗バー2705を含む。目標追跡プログラム2700は、年間の全体目標または決意に基づいて、毎月、毎週または毎日の目標レベルを追跡するように生成され得る。例えば、ユーザの目標が1年間で240マイル走るというものである場合、毎月の目標は、1月当たり20マイル走るように生成され得る。進捗バー2705は、進捗の度合いに従って塗りつぶされ得る。目標追跡プログラム2700はさらに、友人または他のユーザと共有されてもよい。ユーザは、オプション2710aおよびbを使用してある月の目標から別の月の目標に移動し得る。部分目標(年間の決意に基づく毎月または毎週の目標など)は、均等に分割されなくてもよい。例えば、1月のランニング部分目標は、天気予報に基づき、5月の部分目標より少なくてもよい。
【0075】
ユーザはさらに、いくつかの功績について自慢したり、誇ったりしてもよい。ユーザは、例えば、ユーザが走ったマイル数またはユーザが歩いた距離を示すメッセージを表示する。このメッセージは、他の品目として表示されてもよい。例えばユーザは、消費カロリ数を燃やされたハンバーガの数に換算することにより(すなわち、ハンバーガの平均カロリ数に基づいて)消費カロリ数を自慢することができる。別の例では、ユーザは、履きつぶした靴の数を示すメッセージを書き込むことによって、走った距離を誇ることができる。また異なる種類の品目が使用されてもよい。
【0076】
本明細書においては、各態様の十分な理解を提供するために多数の具体的詳細が示されている。しかし、各態様はこれらの具体的詳細なしでも実施され得ることが当業者には理解される。場合によっては、各態様を不明確にすることのないように、周知の動作およびコンポーネントが詳細に記載されていないこともある。本明細書において開示される特定の構造的、機能的詳細は代表的なものであり、必ずしも各態様の範囲を限定するものであるとは限らないことが理解できる。
【0077】
また、「一態様」または「ある態様」という場合、これは、この態様に関連して示す個々の特徴、構造、または特性が少なくとも一つの態様に含まれることを意味するものであることも注目に値する。本明細書の様々な箇所において「一態様における」という句が使用されている場合、これは必ずしもすべてが同じ態様を指すものであるとは限らない。
【0078】
態様の中には、所望の計算速度、電力レベル、耐熱性、処理サイクルバジェット、入力データ速度、出力データ速度、メモリリソース、データバス速度およびその他の性能制約条件などの任意の数の要因に従って変動し得るアーキテクチャ(architecture)を使用して実施されるものもある。例えば一態様は、汎用または専用プロセッサによって実行されるソフトウェアを使用して実施され得る。別の例では、一態様が、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理デバイス(PLD)またはディジタル信号プロセッサ(DSP)などの、専用ハードウェアとして実施され得る。別の例では一態様が、プログラム式汎用コンピュータコンポーネントとカスタム・ハードウェア・コンポーネントの任意の組み合わせによって実施され得る。各態様はこの記載に限定されるものではない。
【0079】
態様によっては、「結合された(coupled)」および「接続された(connected)」という表現、ならびにこれらの派生語を使用して説明されるものもある。これらの用語は相互に同義語であることが意図されるものではないことを理解すべきである。例えば、態様の中には、「接続された」という用語を使用して二つ以上の要素が相互に直接物理的にまたは電気的に接していることを示すものもある。別の例では、態様の中には、「結合された」という用語を使用して二つ以上の要素が直接物理的にまたは電気的に接していることを示すものもある。しかし、「結合された」という用語は、二つ以上の要素が相互に直接接しておらず、しかも相互に協働し、または相互作用することを意味する場合もある。各態様はこの記載に限定されるものではない。
【0080】
態様の中には、例えば、機械によって実行される場合、その機械に、各態様による方法および/または動作を行わせ得る命令または命令セットを記憶し得る機械可読媒体または製品を使用して実施され得るものもある。このような機械には、例えば、任意の適切な処理プラットフォーム、コンピューティングプラットフォーム、コンピューティング機器、処理装置、コンピューティングシステム、処理システム、コンピュータ、プロセッサなどが含まれ、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な組み合わせを使用して実施され得る。機械可読媒体または製品には、例えば、図2を参照して示した例などの、任意の適切な種類のメモリユニットなどが含まれ得る。例えばこのメモリユニットは、任意のメモリデバイス、メモリ製品、メモリ媒体、記憶装置、記憶製品、記憶媒体および/または記憶ユニット、メモリ、取り外し可能または取り外し不能媒体、消去可能または消去不能媒体、書込み可能または書換え可能媒体、ディジタルまたはアナログ媒体、ハードディスク、フロッピーディスク、コンパクトディスク読取り専用メモリ(CD-ROM)、追記型コンパクトディスク(CD-R)、書換え可能コンパクトディスク(CD-RW)、光ディスク、磁気ディスク、様々な種類のディジタル多用途ディスク(DVD)、テープ、カセットなどを含み得る。命令は、ソースコード、コンパイル済みコード、解釈済みコード、実行可能コード、静的コード、動的コードなどの任意の適切な種類のコードを含み得る。命令は、C、C++、Java、BASIC、Perl、Matlab、Pascal、Visual BASIC、アセンブリ言語、機械コードなどの、任意の適切な、高水準、低水準、オブジェクト指向、ビジュアル、コンパイル済みおよび/または解釈済みのプログラミング言語を使用して実施され得る。各態様はこの記載に限定されるものではない。
【0081】
本明細書において各態様のいくつかの特徴が示されているが、当業者には、多くの改変、置換、変更および均等物が想起される。したがって、添付の特許請求の範囲は、各態様の真の精神に含まれるそのようなあらゆる改変および変更を包含するものであることを理解すべきである。
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、参照により本明細書に組み入れられ、本明細書の一部とされる、2007年11月30日に出願された米国特許出願第60/991,589号の一部継続出願であり、その優先権の恩典を主張するものである。
【背景技術】
【0002】
背景
ソーシャル・ネットワーク・システムまたはサービスとは、関心事および活動を共有する、または他者の関心事および活動を探ろうとする人々のコミュニティのためのオンライン・ソーシャル・ネットワークを構築し検証することを主眼とするものであり、必然的にソフトウェアの使用を伴う。大部分のソーシャル・ネットワーク・サービスは、主としてウェブベースのものであり、チャット、メッセージング、電子メール、ビデオ、音声チャット、ファイル共有、ブログ、ディスカッショングループなどの、ユーザが対話するための様々な手だてが集まったものを提供する。主な種類のソーシャル・ネットワーキング・サービスは、(かつてのクラスメートなどの)いくつかのカテゴリのディレクトリ、(普通は自己記述ページを伴う)友人と接続するための手段、および信用にリンクされた推薦システムを含むものである。例えば、ソーシャル・ネットワーキング・サービス、またはそのアプリケーションは、無数の関心事の中から、運動選手および運動競技に焦点を当てることもでき、そのメンバは、各メンバの運動競技についての関心事および活動に関して対話することができる。ソーシャル・ネットワーキング・サービスはさらに、アプリケーション作成のための枠組みを含み、または記述することもできる。そのようなアプリケーションは、基本的なソーシャル・ネットワーキング・サービス機能または他のアプリケーションと対話して、ソーシャル・ネットワーキング・サービスをカスタマイズすることもできる。例えば、ソーシャル・ネットワーキング・サービス・ユーザは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの機能をカスタマイズし、または拡張するための一つまたは複数のアプリケーションを含んでもよい。
【0003】
ソーシャル・ネットワーク・サービス内では、ユーザはアバタによって表されてもよい。一般的にアバタは、ユーザを表し得るグラフィカルな二次元アイコンまたは三次元モデルとすることができる。アバタは、ユーザの写真のような単純なものとすることもでき、またはユーザの行動、信念、関心事、外観、識別情報、人格などを表し得るグラフィカルなオブジェクトとすることもできる。アバタはさらに動画化される場合もある。前述の各個性を表すことに加えて、ユーザは、アバタ、詳細にはグラフィカルなアイコンまたはモデルを利用して、ソーシャル・ネットワーク・サービスに参加し、これと対話している間の各ユーザの匿名性を保持しようとする場合もある。
【発明の概要】
【0004】
概要
この概要は、以下の詳細な説明においてさらに説明するいくつかの概念を簡略化した形で提示するためのものである。この概要は、主張される主題の主要な特徴または本質的な特徴を識別するためのものではなく、主張される主題の範囲を限定するのに使用するためのものでもない。
【0005】
一つまたは複数の局面は、アバタを使用してユーザおよびユーザの競技成績をディジタル処理で表すことに関するものである。一構成では、ユーザが競技成績目標を達成すると、アバタは、そのアバタの外観を変更する褒賞を授与され得る。例えば、ユーザが第一の練習を完了すると、そのアバタのために新しいシャツまたは靴がロック解除され得る。その場合アバタは、その新しいシャツまたは靴を用いて更新されてもよい。このようにアバタには、所定の出来事に基づいてオブジェクトが提供され得る。賞品または贈与物はさらに、ギフトカード、衣料品、クーポンなどの、運動選手のための現実の物品を含んでいてもよい。
【0006】
別の局面によれば、アバタの賞品は、各ユーザが目標を達成し、各ユーザの決意を果たそうとする意欲を高めるのに使用され得る。一例では、ユーザは、来年に向けた目標または決意を設定し得る。ユーザが順調に、意欲を保ち続けるように、ユーザおよび/またはアバタのための賞品が途中で与えられてもよい。目標は、場合によっては、その達成時に賞品が提供され得る部分目標に分割されてもよい。
【0007】
別の局面によれば、アバタは、アバタウィジェットを使用して他のネットワークサイト(ウェブページなど)上に配置され得る。アバタウィジェットは、競技成績およびユーザと関連付けられるアバタデータを自動的に受け取り、または検索し、ウィジェットを更新することができる。よって、第一のウェブサイト上でユーザのアバタに新しい服が与えられる場合、第二のウェブサイト上のそのアバタのウィジェットも自動的に更新され得る。また、ユーザの競技成績情報も同様に更新され得る。
【0008】
別の局面によれば、賞品、褒賞およびその他のアイテムは、あるユーザから別のユーザに贈与され得る。例えば第一のユーザは、購入により、または賞品としてアバタアイテムを受け取り、その賞品を、第二のユーザの何らかの功績を認めて第二のユーザに贈与しようとする。
【0009】
アバタはさらに、アバタ情報および競技成績情報を提供するスクリーンセーバとしてダウンロードされてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0010】
添付の図に、特定の態様を、限定ではなく例として示す。各図において類似の符番は同様の要素を示す。
【図1】本明細書において示す一つまたは複数の局面による一態様のシステムを示す図である。
【図2】本明細書において示す一つまたは複数の局面による一態様のソーシャル・ネットワーク・サービス・ノードを示す図である。
【図3】本明細書において示す一つまたは複数の局面によるアバタ作成およびカスタマイズインターフェースの例を示す図である。
【図4】本明細書において示す一つまたは複数の局面によるアバタ作成およびカスタマイズインターフェースの例を示す図である。
【図5】本明細書において示す一つまたは複数の局面による通知ウィンドウの例を示す図である。
【図6】本明細書において示す一つまたは複数の局面による通知ウィンドウの例を示す図である。
【図7】本明細書において示す一つまたは複数の局面による通知ウィンドウの例を示す図である。
【図8】本明細書において示す一つまたは複数の局面による一態様のアプリケーションのスクリーンショットを示す図である。
【図9】本明細書において示す一つまたは複数の局面によるアプリケーションの別のスクリーンショットを示す図である。
【図10】本明細書において示す一つまたは複数の局面によるアバタ公表インターフェースを示す図である。
【図11】本明細書において示す一つまたは複数の局面によるアバタを紹介するスクリーンセーバを示す図である。
【図12】本明細書において示す一つまたは複数の局面によるコード検索インターフェースを示す図である。
【図13】本明細書において示す一つまたは複数の局面によるアバタ表示の例を示す図である。
【図14】本明細書において示す一つまたは複数の局面によるアバタ表示の例を示す図である。
【図15】本明細書において示す一つまたは複数の局面によるアバタウィジェット追加インターフェースの例を示す図である。
【図16】図16A〜図16Dは、本明細書において示す一つまたは複数の局面によるアバタウィジェットの例を示す図である。
【図17】本明細書において示す一つまたは複数の局面によるソーシャル・ネットワーキング・サイトのコミュニティまたはグループを示す図である。
【図18】本明細書において示す一つまたは複数の局面による、ソーシャル・ネットワーキング・サイトにアバタを作成し、追加する方法の例を示す図である。
【図19】本明細書において示す一つまたは複数の局面によるソーシャル・ネットワーキング・サイトにおけるアバタ表示欄の例を示す図である。
【図20】本明細書において示す一つまたは複数の局面によるソーシャル・ネットワーキング・サイトにおけるアバタ表示欄の例を示す図である。
【図21】本明細書において示す一つまたは複数の局面による、ソーシャル・ネットワーキング・サイト、競技成績サイトおよびクライアント機器を接続するネットワークを示すブロック図である。
【図22】本明細書において示す一つまたは複数の局面によるアバタ共有インターフェースの例を示す図である。
【図23】本明細書において示す一つまたは複数の局面による、受信者が受け取り得るアバタ共有メッセージの例を示す図である。
【図24】本明細書において示す一つまたは複数の局面による成績概要報告書の例を示す図である。
【図25】本明細書において示す一つまたは複数の局面による目標または決意を指定するインターフェースの例を示す図である。
【図26】本明細書において示す一つまたは複数の局面による賞品通知の例を示す図である。
【図27】本明細書において示す一つまたは複数の局面による進捗状況追跡インターフェースの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
詳細な説明
ソーシャル・ネットワーク・サービスのための対話型アバタの各態様を説明する。以下では、図面に示されているこれらの態様の説明を詳細に参照する。各態様はこれらの図面と関連付けて説明されるが、各態様を本明細書において開示する図面だけに限定することは意図されていない。意図されているのは、そうではなく、本明細書において示す各態様の精神および範囲のうちに含まれるあらゆる代替形態、改変形態、および均等物を包含することである。
【0012】
アバタまたはアバタ環境とは、本明細書において使用する場合には、例えばインターネットの一部などとしての、ソーシャル・ネットワーク・システムまたはサービス内においてデータを視覚化するのに使用され得るものである。アバタはさらに、データまたはその他の入力に応答して、これの外観、動画、またはその他の視覚的もしくは聴覚的特色を発展または変更し得る。特に、一態様のアバタは、競技またはスポーツの成績データに応答し、その視覚化を提供することができる。
【0013】
図1に、アバタまたはアバタ環境が使用され得るシステム100の一態様を示す。一態様において、システム100は、複数のノードを備えるソーシャル・ネットワーク・システムである。ノードは一般に、システム100において情報をやりとりするための任意の物理エンティティまたは論理エンティティを備え、所与の設計パラメータまたは性能制約条件のセットのために求められるハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはこれらの任意の組み合わせを含み得る。図1には例示のために限られた数のノードしか示されていないが、必要に応じてより多数またはより少数のノードが用いられてもよい。
【0014】
様々な態様において、ノードは、コンピュータシステム、コンピュータサブシステム、コンピュータ、電気器具、ワークステーション、端末、サーバ、パーソナルコンピュータ(PC)、ラップトップ、ウルトララップトップ、ハンドヘルドコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、セット・トップ・ボックス(STB)、電話機、移動電話機、セルラ電話機、ハンドセット、無線アクセスポイント、基地局(BS)、加入者局(13)、モバイル加入者センタ(MSC)、無線ネットワーク制御装置(RNC)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)などの集積回路、プログラマブル論理デバイス(PLD)、汎用プロセッサなどのプロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)および/もしくはネットワークプロセッサ、インターフェース、入力/出力(I/O)装置(キーボード、マウス、ディスプレイ、プリンタなど)、ルータ、ハブ、ゲートウェイ、ブリッジ、スイッチ、回路、論理ゲート、レジスタ、半導体デバイス、チップ、トランジスタ、または他の任意の機器、機械、ツール、装置、コンポーネント、もしくはこれらの組み合わせを備え、あるいはこれらのものとして実施され得る。各態様はこの記載に限定されるものではない。
【0015】
様々な態様においてノードは、ソフトウェア、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、プログラム、サブルーチン、命令セット、コンピューティングコード、ワード、値、記号もしくはこれらの組み合わせを備え、またはこれらのものとして実施され得る。ノードは、プロセッサにある機能を果たすよう命令する既定義のコンピュータ言語、様式または構文に従って実施され得る。コンピュータ言語の例には、C、C++、Java、BASIC、Perl、Matlab、Pascal、Visual BASIC、アセンブリ言語、機械コード、ネットワークプロセッサ用マイクロコードなどが含まれ得る。各態様はこの記載に限定されるものではない。
【0016】
システム100の各ノードは、メディア情報や制御情報などの一つまたは複数の種類の情報をやりとりするように構成され得る。メディア情報は一般に、画像情報、ビデオ情報、グラフィカル情報、オーディオ情報、音声情報、テキスト情報、数値情報、英数字記号、文字記号などの、ユーザのためのコンテンツを表す任意のデータを指し得る。制御情報は一般に、自動化システムのためのコマンド、命令または制御ワードを表す任意のデータを指し得る。例えば制御情報は、メディア情報をシステムに送り、またはノードにある一定の様式でメディア情報を処理するよう命令するのに使用される。メディア情報および制御情報は、いくつかの異なる機器またはネットワークの間でやりとりされ得る。
【0017】
システム100は、一つまたは複数の有線および/または無線の通信媒体を介して情報をやりとりするように構成された一つまたは複数のノード(ノード110〜130など)を含み得る。有線通信媒体の例には、電線、ケーブル、プリント回路基板(PCB)、バックプレーン(backplane)、スイッチファブリック(switch fabric)、半導体材料、より対線、同軸ケーブル、光ファイバなどが含まれ得る。無線通信媒体の一例は、無線周波数(RF)スペクトルなどの無線スペクトルの部分を含み得る。このような実装形態において、システム100の各ノードは、一つまたは複数の送信機、受信機、送受信機、増幅器、フィルタ、制御論理、アンテナなどの、指定の無線スペクトルを介して情報信号をやりとりするのに適したコンポーネントおよびインターフェースを含み得る。
【0018】
通信媒体は、入力/出力(I/O)アダプタを使用してノードに接続され得る。I/Oアダプタは、所望の通信プロトコル、サービスまたは動作手順のセットを使用してノード間の情報信号を制御するのに適した任意の技法を用いて動作するように構成され得る。またI/Oアダプタは、I/Oアダプタと対応する通信媒体とを接続するのに適した物理的コネクタも含み得る。I/Oアダプタの例には、ネットワークインターフェース、ネットワーク・インターフェース・カード(NIC)、ラインカード、ディスクコントローラ、ビデオコントローラ、オーディオコントローラなどが含まれ得る。
【0019】
様々な態様において、通信システム100は、WiMAXネットワーク、広帯域無線アクセス(BWA)ネットワーク、WLAN、WMAN、無線広帯域ネットワーク(6AN)、無線パーソナル・エリア・ネットワーク(WPAN)、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、広帯域CDMA(WCDMA)ネットワーク、時分割同期CDMA(TD-SCDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、拡張時分割多元接続(E-TDMA)ネットワーク、汎欧州ディジタル移動電話方式(GSM)ネットワーク、直交周波数分割多重(OFDM)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、北米ディジタルセルラ方式(NADC)ネットワーク、ユニバーサル移動電話システム(UMTS)ネットワーク、第三世代(3G)ネットワーク、第四世代(4G)ネットワーク、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、インターネット、ワールド・ワイド・ウェブ、セルラネットワーク、ラジオ放送網、衛星ネットワーク、および/またはデータを搬送するように構成された他の任意の通信ネットワークなどのネットワークを備え、またはこのようなネットワークの一部を形成し得る。各態様はこの記載に限定されるものではない。
【0020】
一態様において、システム100はノード130を含み得る。ノード130は、例えば、モバイル機器または無線機能を有する固定式機器を備え得る。モバイル機器は、他のモバイル機器や固定式機器などの、別の無線機器への接続を提供する汎用装置セットを備え得る。ノード130の例には、コンピュータ、サーバ、ワークステーション、ノート型コンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、電話機、セルラ電話機、携帯情報端末(PDA)、セルラ電話機とPDAの組み合わさったものなどが含まれ得る。
【0021】
ノード110〜130は、一つまたは複数の無線送受信機および無線アンテナを有し得る。例えば一態様では、ノード110〜130はそれぞれ、無線共用媒体160を介して情報信号をやりとりする複数の送受信機および複数のアンテナを有し得る。例えば、パケット164を送信および受信するために、無線共用媒体160の一つまたは複数の周波数帯域を使用して、チャネル162、リンク、または接続が形成され得る。各態様はこの記載に限定されるものではない。
【0022】
図2に、通信システム100のノード110をより具体的に示す。図2に示すように、ノードは、無線共用媒体160を介してパケット164をやりとりするために、コンポーネント140、モジュール150、プロセッサ210、メモリ260、スイッチ220、送信機230、受信機240、およびアンテナ250などの複数の要素を備え得る。また、送信機230および受信機240をまとめて送受信機と呼ぶこともできる。要素の中には、例えば、一つまたは複数の回路、コンポーネント、レジスタ、プロセッサ、ソフトウェアサブルーチン、またはこれらの任意の組み合わせなどを使用して実施されるものもある。図2には限られた数の要素しか図示されていないが、ノード110においては、所与の実装形態に必要とされる追加の、またはより少数の要素が使用されていてもよいことが理解され得る。各態様はこの記載に限定されるものではない。
【0023】
前述のように、一態様において、ノード110はプロセッサ210を含み得る。プロセッサ210は、スイッチ220および/または送受信機(すなわち送信機230および受信機240)に接続され得る。プロセッサ210は、複合命令セットコンピュータ(CISC)マイクロプロセッサ、縮小命令セットコンピューティング(RISC)マイクロプロセッサ、超長命令語(VLIW)マイクロプロセッサ、命令セットの組み合わせを実施するプロセッサ、または他のプロセッサ装置などの、任意のプロセッサまたは論理回路を使用して実施され得る。例えば一態様では、プロセッサ210は汎用プロセッサとして実施され得る。またプロセッサ210は、コントローラ、マイクロコントローラ、埋め込みプロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、ネットワークプロセッサ、メディアプロセッサ、入力/出力(I/O)プロセッサ、媒体アクセス制御(MAC)プロセッサ、無線ベースバンドプロセッサ、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プログラマブル論理回路(PLD)などの専用プロセッサとしても実施され得る。各態様はこの記載に限定されるものではない。
【0024】
一態様において、プロセッサ210はメモリ260を含み、またはメモリ260にアクセスし得る。メモリ260は任意の機械可読媒体を備え得る。メモリ260は、揮発性と不揮発性両方のメモリを含む、データを記憶することのできる、任意の機械可読またはコンピュータ可読の媒体を使用して実施され得る。例えばメモリ260は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、ダブルデータレートDRAM(DDRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、スタティックRAM(SRAM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、強誘電性高分子メモリやオボニックメモリや相変化もしくは強誘電性メモリなどの高分子メモリ、シリコン-酸化物-窒化物-酸化物-シリコン型(SONOS)メモリ、磁気カードもしくは光カード、または情報を記憶するのに適した他の任意の種類の媒体を含み得る。メモリ260の一部または全部が、プロセッサ210と同じ集積回路上に含まれていてもよく、あるいは、メモリ260の一部または全部が、プロセッサ210の集積回路の外部にある集積回路、または例えばハード・ディスク・ドライブなどの他の媒体上に配置されてもよいことは注目に値する。各態様はこの記載に限定されるものではない。
【0025】
システム100のノードにおいて実施されるとき、ノード110は、ノード120やノード130などの様々なノード間で有線または無線の通信媒体を介して情報をやりとりするように構成され得る。情報は、無線共用媒体160を介し、それぞれメディア情報および/または制御情報を備えるパケット164としてやりとりされ得る。この文脈におけるパケット164は、ユニット、フレーム、セル、セグメント、フラグメント(fragment)などを含む、あらゆる離散的情報セットを指し得る。パケットは、所与の実装形態に適した任意のサイズのものとすることができる。各態様はこの記載に限定されるものではない。
【0026】
システム100がそのソーシャル・ネットワーク・システムである一態様において、モジュール150はアバタモジュールを含み得る。前述のように、アバタは、それだけに限らないが、ユーザの静的な、または動画化された画像を含む任意の表現または顕現とすることもでき、あるいはアバタは、ユーザがソーシャルネットワークに参加し、これと対話するときのユーザの行動、信念、関心事、外観、識別情報、人格などを表し得るグラフィカルオブジェクトとすることもできる。一態様のアバタモジュールは、ユーザに、ソーシャル・ネットワーク・システムまたはサービスで使用するために、各ユーザを表すデザイン済みのアバタを選択させることができる。ユーザはさらに、デザイン済みのアバタ(配色など)をカスタマイズし、あるいは変更して、各ユーザのより望ましい表現を生成してもよい。別の態様のアバタモジュールは、ユーザに、実質的に、または完全に特注設計のアバタをアップロードさせ、あるいは作成させることができる。
【0027】
図3に、ユーザが新しいアバタを作成するためのアバタ作成およびカスタマイズインターフェースの例を示す。アバタ作成インターフェース300は最初に、デフォルトアバタ301、特徴カテゴリ303、具体的特徴305、任意抽出オプション307、公表オプション309および取り消しオプション311を表示し得る。ユーザは、デフォルトアバタ301から始めて、髪型や髪の色、顔の表情、唇、眉、目、鼻、シャツ、パンツ、靴およびアクセサリなどの様々な個性を変更することができる。図示されていないが、他の個性を変更することもできる。例えば、態様によっては、アバタの体形、耳および手がカスタマイズされ得る。カテゴリ303を使用して、前述の個性がそれぞれ、ユーザの好みに従ってカスタマイズされ得る。一例では、図示するように、ユーザはアバタ301が着用している靴を変更し得る。特に、具体的特徴305は、ユーザのアバタのためにユーザに提供される様々な靴を含む。場合によっては、新しい靴または他の特徴は、ある一定の課題、行為、目標などを完了したときに初めて利用できることもある。また、アバタに提供される靴は、靴メーカによって提供される実際の靴の最新モデルや、ユーザの間で現在流行している他の何らかのデザインの靴に対応するものとすることもできる。利用できない靴315または他の特徴は、達成される必要のある目標317と共に、黒い輪郭で(すなわち意味のある詳細なしで)示される場合もある。例えば靴の中には、ユーザが指定の距離を走破するまで選択することができないものもある。ユーザはさらに、ユーザがアバタ301の靴を脱がせたい場合には、「X」オプション313を選択してもよい。さらにユーザは、カラーパレット319を使用してカスタマイズされている靴または他の特徴の色を選択してもよい。選択可能な特徴の隣のまたはこれと関連付けられている、解除された錠のしるし321は、この選択可能な特徴がユーザに新たに提供されることを表示し得る。
【0028】
図4に、ユーザがアバタ301に異なるシャツを選択することのできる別のアバタ・カスタマイズ・インターフェースの例400を示す。場合によっては、新しいアイテムまたは選択可能な特徴がロック解除されると、ユーザに通知が表示され得る。例えば図5には、ユーザが、ユーザの第一回の走行に対して新しいシャツを獲得することが表示される通知ウィンドウ501が示されている。ユーザの第一の練習などのある一定の目標に到達したことに対して賞品が与えられてもよい。通知ウィンドウ501は、アバタ作成インターフェースおよび競技成績サイトまたはインターフェースを含む残りのインターフェースに重ねて表示され得る。一つまたは複数の構成において、通知ウィンドウ501は、ユーザが新しく提供される特徴を即座にアクティブ化し得るように、アバタ作成/カスタマイズインターフェース(インターフェース300など)を自動的にアクティブ化し得る。通知ウィンドウ501は、下にあるインターフェースの一部であるウィンドウとすることもでき、あるいは下にあるインターフェースを含むウィンドウとは別個のインターフェースウィンドウとすることもできる。前述の各特徴は、アバタのための多種多様なアクセサリのいずれにも利用できることが理解される。
【0029】
あるいは、またはこれに加えて、功績または実績についての賞品または贈与物には、ギフトカードや、音楽またはビデオなどのダウンロード可能コンテンツや、クーポンや、Tシャツおよび靴などの衣料品などの非アバタ関連アイテムが含まれていてもよい。さらに賞品または贈与物は、アバタ関連であるか否かを問わず、最新のまたは最も人気のある製品を表すものとすることもできる。例えばアバタには、ある靴メーカによって提供される靴の系列における最新モデルである靴が授与され得る。最新の製品または(靴のデザインなどの)製品の形状を獲得できることは、ユーザが中間目標に到達し、目標を達成するためのさらなる誘因を提供し得る。
【0030】
代替または追加の態様において、通知ウィンドウは、アバタに関連しない可能性のある他の情報も含み得る。例えば図6には、達成された中間目標603を表示し、また、専用の証印、非アバタ関連オプション605およびアバタ関連オプション607も含み得る通知ウィンドウ601が含まれている。非アバタ関連オプション605は、友人または他のユーザに自慢する(すなわちメッセージを送る)611や、功績を示す証明書を印刷する613などの機能を含み得る。他の非アバタ関連オプションには、中間目標に到達したことに対する(衣類やスポーツ関連のアイテムなどの)クーポンを受け取る/受け入れること、または同じ中間目標を達成しようとする他のユーザに挑戦することも含まれ得る。
【0031】
一つまたは複数の局面によれば、ユーザがアバタを作成している場合、通知ウィンドウ601は、ユーザのアバタをカスタマイズする607aなどのアバタ関連のオプション607を表示し得る。しかし、ユーザがアバタを作成していない場合には、通知ウィンドウ601は代わりに、アバタを作成するよう促す勧誘またはオプションを表示し得る。このようなオプション701が図7に示されている。よって、アバタが作成されない場合でさえも、ユーザはなお、様々な実績に基づいて賞品および/またはポイントを貯めることができる。
【0032】
図3に戻って、ユーザは、アバタの編集または作成を完了すると、続いてそのアバタをウェブサイト、アプリケーションまたは他のインターフェースに公表する309ことを選択してもよい。アバタを公表することは、一つまたは複数のインターフェースにおいて使用しかつ表示するために、そのアバタをアクティブ化することを含み得る。あるいはユーザは、アバタ301に加えられた変更が気に入らない場合には、取り消しオプション311を選択して、現在のアバタに変更を加えず、またはアバタを作成せずに、前の画面またはインターフェースに戻ることもできる。代わりに、現在のまたはデフォルトのアバタ(いかなるカスタマイズもされていないデフォルトアバタ301など)が使用されてもよい。一つまたは複数の態様によれば、ユーザは、事前指定のデフォルトからアバタを作成する代わりに、アバタをアップロードしてもよい。例えばユーザは、アバタを画像ファイルとして記憶し、様々なインターフェースにおいて使用するためにそのアバタをアップロードする。
【0033】
一つまたは複数の構成において、アバタ作成インターフェース300は、課題を表示させる、コミュニティ情報にアクセスする、競技成績情報を表示させるなどの様々な他のオプションを含むユーザの個人競技成績ウェブサイトまたはアプリケーションインターフェースの一部として含まれ得る。したがって、利用可能なカスタマイズ特徴は、基礎をなすウェブサイトまたはアプリケーションインターフェースによって記録された競技成績情報に基づいてロック解除され得る。アバタのための特徴またはアイテムは、課題を終える、課題を受け入れ、または課題に参加する、課題を制覇する、目標に到達する、他のユーザとの活動を調整するなどの他の功績に対してロック解除されてもよい。一例では、ユーザは、ユーザの第一の練習を完了したことに対してアイテムを与えられる。
【0034】
あるいは、またはこれに加えて、ユーザは、実際の特徴またはオプションを獲得するのではなく、自分のアバタのための新しい選択可能な特徴またはオプションを購入するためのポイント、または他の何らかの通貨を稼ぐこともできる。例えば、第一のアバタTシャツは2000ポイントで購入でき、第二のアバタTシャツは3000ポイントで購入できるなどとすることもできる。ユーザが2000ポイントに到達するとユーザに第一のアバタTシャツを自動的に授与するのではなく、第一のアバタTシャツを購入するか、それとも第二のアバタTシャツを購入するために引き続きポイントを貯めるか、ユーザに選択させてもよい。ポイントは、選択可能な特徴を獲得するのと同様のやり方で獲得され得る。すなわちポイントは、目標を達成する、課題に参加する、課題を終える、競技に勝つ、課題に着手する、課題または競技成績ウェブサイトに参加するよう友人を勧誘するなどによって獲得され得る。
【0035】
別の局面によれば、ユーザは、別のユーザから贈与物または賞品を受け取ることもできる。一例では、第一のユーザまたは運動選手が課題を作成し、第二のユーザに参加するよう勧誘し得る。第一のユーザは、勝つこと、何らかの目標を達成することに対して、または単に参加することだけに対しても、賞品贈与を提供することによって、他のユーザが課題に参加し、あるいは出場するよう呼び込み得る。よって、参加し、勝利し、指定の目標または他の指定の条件に到達し次第、その贈与物または賞品は課題の参加者に与えられ得る。別の例では、第一のユーザが、功績または目標を認めて別のユーザに贈与物を提供しようとし得る。贈与物は、第一のユーザによって購入されてもよく、第一のユーザ自身が目標を達成したことに対して受け取った贈与物とすることもできる(例えば、指定の距離を走ったことに対してロック解除されたアバタ靴が、この走者によって別のユーザに譲渡/贈与される)。
【0036】
ユーザは、適切なアバタを選択または生成すると、ソーシャル・ネットワーク・システムまたはサービスに参加し、これと対話し得る。アバタは、ソーシャル・ネットワーク・システムまたはサービスの構成または目的に応じて、ユーザを無数のやり方で表し得る。例えば一態様において、ソーシャル・ネットワーク・システムまたはサービスは、ユーザに、別のユーザのためにメッセージを送らせ、またはコメントを書き込ませることができる。メッセージまたはコメントには、送信側のアバタが添付され、送信者の識別情報を表す場合も表さない場合もある。アバタはさらに、ウェブログ(すなわちブログ)または他の類似の自己コメントにおいてユーザを表すこともできる。さらにアバタは、ユーザの競技成績もしくは能力、または他のユーザもしくはベンチマークに対する競技成績もしくは能力の比較を表すこともできる。例えば、図3に戻ると、アバタ301は、ユーザによって達成された競技成績目標またはユーザの運動競技能力を表すのに使用され得る。
【0037】
一構成において、ソーシャル・ネットワーク・システムまたはサービスは、一ユーザまたは複数のユーザの競技またはスポーツの成績データを追跡し、モニタし、かつ/または視覚的に表示するためのアプリケーション、プラグインなどを含み得る。このようなアプリケーション、プラグインなどの一つは、ソーシャル・ネットワーク・システム・ユーザの競技成績を、ベンチマークと、または他のソーシャル・ネットワーク・システムもしくはサービスのメンバの競技成績と比較することに関連し得る。このアプリケーションと対話する複数のユーザは、各ユーザの競技成績に基づいてしかるべく競い合うことができる。ベンチマーク比較および/または複数ユーザの競争は、特に各ユーザのアバタを用いて視覚的に表され得る。
【0038】
例えば各ユーザは、デザイン済みのアバタを選択し、デザイン済みのアバタをカスタマイズし、または前述のようにアバタをアップロードし、もしくは作成することができる。その後各ユーザは、ソーシャル・ネットワーク・システムまたはサービスと対話し、これに参加している間、各ユーザ個々のアバタによって表され得る。複数のユーザが各ユーザの競技成績に基づいて競争する一態様において、競争は、各ユーザのアバタによって視覚的に表示され、または表現され得る。例えば一態様において、この競争は、複数の(すなわち複数のソーシャル・ネットワーク・ユーザの)アバタを同じ画面、フレーム、ウィンドウなどに表示することによって表現される。さらに、フレーム内のアバタ位置は、対応するユーザの、競争に参加している他のユーザと比べた相対的競技成績を表し得る。
【0039】
一態様において、競争は、共通出発点後に各ユーザが歩いたり、ジョギングしたり、走ったりした総距離を表し得る。競争による他の成績メトリック(挙げた重量、消費したカロリ、有酸素トレーニングの持続期間、有酸素トレーニングの頻度など)が表されてもよいことを理解すべきである。歩いたり、ジョギングしたり、または走ったりした総距離(または他の成績メトリック)は、画面、フレーム、ウィンドウなどの内部における各アバタの水平または垂直の位置によって表され得る。例えば、ユーザが移動した総距離は、画面、フレーム、またはウィンドウ内の水平位置によって表され、移動した総距離は、画面、フレーム、またはウィンドウを左から右へ(すなわち、デカルト座標系で表される競争の起点または出発点からの距離の増加として)増加する。したがって、別のアバタの右側に表示されるアバタは、競争において右側のユーザが左側のユーザよりリードしていることを視覚的に表示し得る。
【0040】
さらに、画面、フレーム、またはウィンドウは、競争の部分的な、または変倍されたビューを表し得る。特に、相当数の参加者を伴う競争では、画面、フレーム、またはウィンドウは、各アバタの相対的位置を視覚的に解決するために、各参加者の一部分の進捗だけしか同時に表示し得ない場合もある。例えば競争は、100マイルの目標に向けた各ユーザのウォーキング、ジョギング、またはランニングの進捗を表し得る。各ユーザのアバタを表示する各ユーザの画面、フレーム、またはウィンドウは、100マイル未満の距離を表し得る。より具体的には、50マイル移動したユーザの画面、フレーム、またはウィンドウは、45〜55マイル移動した各ユーザのアバタだけしか含み得ない。したがって、各ユーザは、そのユーザに最も近い競争相手の視覚表現を有し得る。一態様において、ユーザの画面、フレーム、またはウィンドウのドメイン(すなわち、この例では、画面、フレーム、またはウィンドウのマイル単位の幅)は、所定数のアバタだけを表示するように調整され得る。
【0041】
しかし一態様では、あるいは、またはこれに加えて、ユーザが競争全体を視覚的に表現しようとする場合もある。このような態様では、ユーザの画面、フレーム、またはウィンドウの一部分が、競争全体の表現と、競争全体中での各ユーザの特定の場所とを含み得る。例えば、ユーザの画面、フレーム、またはウィンドウの上部もしくは下部は、ユーザが、表示される競争の部分を(マウスクリックやロールオーバなどを用いて)調節することを可能にするスクロールバーなどを含み得る。さらにスクロールバーは、競争に参加している各ユーザの一部または全部の進捗のチェックマークまたはその他の印を含み得る。したがってユーザは、競争における他のユーザと比較した自分の進捗を知ると同時に、画面、フレーム、またはウィンドウ内の各アバタの相対的位置に基づく少なくとも各ユーザに最も近い競争相手の視覚表現も有することができる。一態様において、画面、フレーム、またはウィンドウは、ユーザが、他のユーザの表示名またはその他の識別子を伴うチェックマークまたは印の上にカーソルを合わせたことに視覚的に応答することができる。この視覚的応答はさらに、他のユーザの表示名またはその他の識別子に加えて、またはこれの代わりに、他のユーザの進捗(一態様では移動した距離)も含み得る。最後に、スクロールバーは、競争における各ユーザの進捗を確定するために、競争スクロールバー内の、またはこれに隣接する画面、フレーム、またはウィンドウを見ている個々のユーザの場所を指し示す矢印、色分け、または他の類似のポインタを含んでいてもよい。
【0042】
図8に、上記説明による例示的態様のスクリーンショットを示す。三ユーザを表す三つのアバタ801がアプリケーションウィンドウ内の様々な場所に表示されている。より具体的には、三つのアバタ801は、前景において背景に対して様々な深さのところに表示されている。一態様において、背景は、ランニングトラック、街頭マラソンコース、トレイル(trail)、またはウォーキング、ジョギング、もしくはランニングに関連する他の任意の背景とすることができる。背景はさらに、ユーザの競技成績がウェイトトレーニング、有酸素トレーニングなどに関連する場合には、ウェイトルーム、体育館、または他の任意の適切な関連する背景を表していてもよい。あるいは背景は、アバタ環境全体が現実からかけ離れたものとなるように、完全に恣意的な、または風変わりなものとすることもできる。図示されるように、中央のアバタ801bは、アバタアプリケーションを実行し、表示しているユーザを表す。右側のアバタ801cは、競争または競走においてすぐ前にいるユーザを表し、左側のアバタ801aは、競争または競走においてすぐ後ろにいるユーザを表す。
【0043】
アプリケーションの上部は、競争または競走の少なくとも一部分を表すスクロールバー803を含む。一態様において、スクロールバー803は、先頭から最後尾までの競走全体を表し、ウィンドウの残りの部分805(すなわち、各アバタを含むアプリケーションウィンドウの部分)は、競走全体の一部分のグラフィカルな表現だけを表示し得る。競争または競走に参加しているユーザの一部または全部の場所は、チェックマーク、ドット、または他の類似の印(チェック807など)としてスクロールバー内に表示され得る。さらに、アバタアプリケーションを実行し、表示しているユーザの場所は、矢印809またはその他のポインタによって強調表示され得る。チェックマーク807a、ドット、または他の類似の印はさらに、これを他と差別化する色、サイズ、または形状を有していてもよい。前述のように、ユーザは、チェックマーク、ドット、もしくは他の印の上にカーソルを合わせ、またはこれを選択して、競争もしくは競走内の対応するユーザ名、識別情報、および/または進捗を表示させることもできる。
【0044】
一態様では、背景と各アバタ801の一方または両方が動画化され得る。例えば背景は、各アバタ801が、競走または競争における各ユーザのウォーキング、ジョギング、またはランニングの進捗を表すものであることの視覚的合図として(図示の例では右から左に)スクロールし得る。さらに各アバタ801は、歩いたり、ジョギングしたり、走ったり、または別の運動を行っているように表示され得る。より具体的には、アバタ動画は、アバタで表されるユーザの運動能力に関連し得る。例えば、頻繁に、相当な持続時間で、かつ/または相当な距離を走っているユーザは、速いペースのランニングを模すかまたは示唆するアバタによってその動画が表され得る。反対に、あまり頻繁には歩いておらず、持続時間および/または距離もごく少ないユーザは、遅いペースのウォーキングを模すかまたは示唆するアバタによってその動画が表され得る。一態様では、不活発なユーザは、座っているアバタで表される場合もあり、または動画がない場合さえある。アバタの動画は、ユーザの最新の(例えば特定の期間内の)競技成績を反映していてもよく、競走または競争全体の期間におよぶ(移動平均を含む)平均値を反映していてもよい。したがってアバタ動画は、対応するユーザの競走全般における位置に加えて、またはこれの代わりに、このユーザの競技成績の傾向を反映することもできる。
【0045】
競走または競争に参加している間、ユーザは、コメント入力ボックスにテキストおよび/または記号を入力することによってコメントを生成してもよい。図8に示すように、コメント入力ボックス811(一態様では「What are you thinking?(何を考えているの?)」というプロンプトを含む)は、背景および背景に重ね合わされた各アバタ801によって定義される競走または競争領域に隣接して、この領域の下に位置する。ユーザが入力ボックス811にコメントを入力すると、コメントを開始したユーザを表すアプリケーション内のアバタに隣接してダイアログボックス、吹き出しなどがポップアップし、または別の方法で表示される。
【0046】
図9に、アバタ801cと関連付けられるユーザによって発せられたコメント(すなわち「wild(最高)」)が入力され次第、アバタ801cから現れて延びる吹き出し902を示す。一態様では、コメントは、そのアバタが競走または競争の同じウィンドウまたはフレーム内にある他のユーザから見える。さらに、そのアバタが競走または競争の同じウィンドウまたはフレーム内にないユーザがコメントを書き込んだ場合には、スクロールバーに表示(不図示)が現れ得る。その場合任意のユーザは、コメントを閲覧するために、コメントしているユーザ/アバタのチェックマーク、ドット、または他の類似の印にカーソルを合わせ、またはこれを選択し得る。別の態様では、競走または競争に、プロの運動選手を表す、または動機付けメッセージもしくは他の解説を提供し得る「アバタトレーナ」としての追加アバタが導入され得る。
【0047】
現在の位置または地位に加えて、アバタアプリケーションは、競走または競争の結果に応じた地位、順位提示ボード、トロフィなども表示し得る。さらに、アバタアプリケーションは、競走または競争には参加しておらず、別の方法で個人実績ベンチマークを確立しているユーザのための中間目標、達成された目標なども表示し得る。
【0048】
前述のように、アバタの位置、外観、および/または動画は、ユーザの競技成績を反映し得る。さらにユーザの競技成績は、様々に発生し得る。一態様においてユーザは、その競技成績を入力し得る。例えばユーザは、有酸素活動の各インスタンスごとに、個々の時間に走った個々の距離を入力し得る。あるいは、またはこれに加えてユーザは、競走、競争、またはベンチマークもしくは目標への比較の種類に応じて、持ち上げたポンド数、プレーした試合数なども入力し得る。
【0049】
別の局面によれば、アバタモジュールは、一つもしくは複数の競技成績データベースまたは他の競技成績データ収集モジュールもしくはユーティリティとやりとりし得る。例えば、多数のインターネットベースのまたはオンラインのサービスが、ユーザから競技成績データを収集する。特に、いくつかのインターネットベースのまたはオンラインのサービスは、ユーザが練習、ウォーキング、ジョギング、ランニングなどを行っている間に装着し、または携帯し得るセンサまたはその他の記録装置と相互作用し得る。一態様において、競技成績データは、当技術分野において公知の、加速度計、歩数計、心拍数モニタ、カロリモニタなどを用いて収集され得る。
【0050】
また、競走または競争内のアバタによって表されない非運動選手またはユーザも、このアプリケーションを実行し、競走または競争内のアバタによって表される運動選手またはユーザと対話し得る。例えば、競走または競争内のアバタによって表されない非運動選手またはユーザは、メッセージまたはコメントを送り、または書込み、贈与物を届け、あるいは競走または競争内のアバタによって表される一人または複数の運動選手またはユーザと別の方法でやりとりする。さらに競走または競争内のアバタによって表されない非運動選手またはユーザは、ある運動選手の目標または中間目標を設定してもよい。
【0051】
ユーザはさらに、各ユーザのアバタを、他のソーシャル・ネットワーキング・システムおよびサービスにおいて使用することもできる。例えば、ユーザは、FACEBOOKなどのソーシャル・ネットワーキング・ウェブサイトにアバタを公表しようとしてもよい。図10は公表インターフェース1000を示し、これを通してユーザは、オプション1003によってそのユーザのアバタを特色とするスクリーンセーバを公表しかつダウンロードするか、またはオプション1005を使用して様々なサイトに含まれ得るウィジェットを生成しようとする。
【0052】
図11に、ユーザのアバタおよび競技成績情報を特色とするスクリーンセーバを示す。スクリーンセーバ1100はさらに、そのアバタと関連付けられたユーザの競技成績統計も含み得る。競技成績統計は、例えば、ネットワークサイトからデータを検索することによって、新しいスクリーンセーバを周期的に、または非周期的に、または動的にダウンロードすることなどによって更新され得る。例えば統計は、完了した練習回数1103、走った/歩いた距離1105、平均ペース1107および最後に走った距離1109を含み得る。スクリーンセーバ1100はさらに、来るべきイベントの告知または通知1111を含んでいてもよい。
【0053】
図10を見ると、オプション1003は、MACユーザとPCユーザとに適する二つの異なるリンクを含み得る。一例では、MACユーザにはzipファイルが生成されダウンロードされ、他方PCユーザには、.exeファイルが生成されダウンロードされ得る。ウィジェットオプション1005は、FACEBOOKなどの特定のソーシャル・ネットワーク・サイトにアバタウィジェットを追加するための直接リンク1009と、他のサイトにアバタウィジェットを追加するための汎用リンク1011とを含み得る。ウィジェットとは一般に、典型的には、別個にインストールされ、実行され得る移植可能なコードセグメントを使用して生成されるユーザインターフェースの対話型コンポーネントをいう。
【0054】
直接リンク1009は、アバタウィジェットに対応するコードセグメントを、特定のソーシャル・ネットワーク・サイトに自動的に追加し得るという点で、汎用リンク1011とは異なり得る。このコードは、ソーシャル・ネットワーク・サイトのために事前構成されてもよく、よって、特定のサイト内のユーザのソーシャル・ネットワーク・ページにインストールするためのユーザ対話を必要としない場合もある。一つまたは複数の構成では、ユーザは、直接リンク1009を使用したインストールの前に、自分のソーシャル・ネットワーク・ページにログインする必要が生じる場合もある。他方、汎用リンク1011は、コードセグメントや、アプレットなどの実行可能コードが追加され得るソーシャル・ネットワーク・サイト内の場所までユーザがセルフナビゲート(self-navigate)することを必要とし得る。したがって、汎用リンク1011を選択すると、ユーザがウィジェットコードのコピーを獲得することのできるインターフェースが生成され得る。
【0055】
図12に、ユーザがサイトにアバタウィジェットを配置するためのコードを獲得し得るコード検索インターフェース1200を示す。例えば、「GRAB THE CODE(コードを取り込む)」オプション1203を選択すると、ユーザの機器に、コードセグメントをクリップボードに自動的にコピーさせ得る。あるいはユーザは、コードをインターフェース1200に表示させる「check out the code(コードを確認する)」オプション1207を選択してもよい。その場合ユーザは、インターフェース1200からコードを手作業でコピーし得る。コードを使用して生成されたウィジェットの外観を示すために、サンプルウィジェット1205がインターフェース1200の別の部分に表示され得る。一つまたは複数の構成において、ウィジェットコードは、MACROMEDIA FLASHコードを含む。
【0056】
図13に、アバタ・ウィジェット・コード追加後のウェブサイトの例を示す。ウェブページ1300は一般に、様々な国々におけるランニングイベントやトレイルなどの様々な話題に関する情報を提供し得る。ウェブページ1300にアバタウィジェットを追加しようとするユーザは、部分1303などのこのページの所望の部分に追加することができる。コードを挿入し次第、アバタウィジェット1305が生成され、部分1303に表示され得る。アバタウィジェット1305は、行った練習、走った総マイル数、平均ペースおよび最近走ったマイル数を含む、ウェブページ所有者または公表者の運動競技の情報および統計を含み得る。見る人に、独自のアバタを開始し、独自の競技成績を追跡するオプションを提供するために、ウィジェットの下に独自のアバタを作成するための追加オプション1307が表示されていてもよい。
【0057】
図14に、アバタの代替のビューを提供するインターフェースを示す。特に、インターフェース1400は、アバタおよび競技成績の追跡機能をサポートするホストサイトにおいて提供され得る。インターフェース1400は、図13のアバタウィジェット1305において提供されるのと同様の情報を提供し得る。さらにインターフェース1400は、アバタ1403を吹き出し1405と共に表示することもできる。吹き出し1405は、既定義のコメント選択肢の中から選択される解説を含み得る。このコメント選択肢は、競技活動に基づいてグループ化または編成され得る。解説は、アバタ1403に対応するユーザが熱心な走者である場合には、走者コメントの選択肢の中から選択され得る。競技成績サイトまたはアプリケーションは、ユーザから受け取られる競技成績データに基づいて、関連するスポーツまたは活動を決定し得る。例えば、ユーザが重量挙げの記録、目標、課題および/または他のデータを入力する場合、サイトは、ユーザを重量挙げ選手として識別し、適切な解説/吹き出しを選択することができる。
【0058】
図15に、ソーシャル・ネットワーク・サイトFACEBOOK内のユーザのページにアバタウィジェットを追加するためのインターフェースを示す。インターフェース1500は、ソーシャル・ネットワーキング・サイトによって生成され、アバタサイトに登録された画面名などの識別情報を要求し得る。具体的には、インターフェース1500は、ユーザのアバタサイト画面名を指定するための入力フィールド1503を含み得る。ソーシャル・ネットワーク・サイトは、ユーザの画面名などの識別情報に基づいてアバタ・ウィジェット・コードを探し出し、取り出すためのアバタサイトとのフックまたは通信プロトコルを有し得る。インターフェース1500はさらに、アバタを作成するオプション1505も含み得る。オプション1505は例えば、アカウントおよびアバタを作成するためにユーザをアバタサイトにリンクさせ得る。ユーザが自分のアバタサイト画面名を入力し、ソーシャル・ネットワーキング・サイトが画面名を探し出すことができると、ユーザのアバタは、自分のソーシャル・ネットワーキング・サイト・ページに追加され得る。例えば、ユーザのアバタが非公開に設定されている場合や、画面名がアバタサイトで見つからなかった場合には、様々なエラーまたは警告メッセージ1507が表示され得る。
【0059】
図16A〜図16Dに、ソーシャル・ネットワーキング・サイト/ページに配置され得るアバタウィジェットの異なるバージョンを示す。図16Aには、ユーザのソーシャル・ネットワーキング・ページを最初にロードしたときに見る人に提示され得るデフォルトのアバタ・ウィジェット・ビューが示されている。デフォルトビューは、ユーザが、アバタ・ウィジェット・コードを実行すべきか否か制御することを可能にし得る。例えば、プレーオプション1601を選択することにより、アバタ・ウィジェット・コードが実行され、ソーシャル・ネットワーキング・ページの所有者に固有のアバタウィジェットが生成され得る。例えば図16Bには、一つまたは複数の他のサイトまたはイベント後援者からのメッセージ1605を含むアバタウィジェット1603が示されている。この特別メッセージは、広告、イベントへの参加の勧誘、コミュニティサービス告知などを含み得る。見る人は、閉じるオプション1607を選択することにより、このメッセージを無視しようとしてもよい。開いているとき、メッセージ1605は、ソーシャル・ネットワーキング・ページ所有者の競技成績統計やその他の情報などの他の情報を隠す場合もある。メッセージ1605が閉じられると、情報は表示され得る。図16Cには、図16Bのメッセージ1605などの特別なメッセージなしで競技成績データを表示するように構成されているアバタウィジェット1609が示されている。
【0060】
図16Dでは、ソーシャル・ネットワーク・ページ所有者が自分のアバタおよびアバタウィジェットを非公開に設定している場合、代替のアバタウィジェットまたは画像1611が見る人に表示され得る。ウィジェットまたは画像1611は、見る人に、アバタが非公開に設定されていることを知らせるメッセージを含み得る。アバタウィジェットまたはアバタを非公開に設定することは、所有者が、その所有者のウィジェットおよび競技成績情報を、特定の選択されたユーザのグループだけが見られるようにしようとしていること、または所有者以外の誰もそのウィジェットまたはアバタを見られないこと表示し得る。
【0061】
一つまたは複数の局面によれば、競技成績モニタリングサイトからのアバタがウェブページまたはウェブサイトに配置され得るのと同様に、別個のウェブページまたはネットワークサイト(ソーシャル・ネットワーキング・コミュニティなど)からのアバタも、競技成績モニタリングサイトに落とし込まれ、競技成績モニタリングサイトで使用され得る。よって、ユーザは、競技成績モニタリングサイト内でアバタを作成する代わりに、またはこれに加えて、ソーシャル・ネットワーク・コミュニティからの自分のアバタを使用してもよい。その場合ユーザは、アバタの外観または他の属性を変更する賞品および贈与物を受け取ってもよい。一例では、アバタは、画像ファイルなどのファイルとして転送され得る。別の例では、アバタは、3Dモデルとして定義され、転送され得る。
【0062】
図17に、そのアバタ1703がアバタ表示領域1705に表示され得るメンバを含むソーシャル・ネットワーキング・コミュニティまたはグループのページ1700を示す。アバタ表示領域1705は、活動、場所または他の何らかの種類の画像を表す背景を含み得る。例えば、表示領域1705は、「around the block(街区周回)」マラソンのテーマに対応し得る街頭画像の背景を有する。別の種類の画像または背景には、デスクトップや、小売店などの画像が含まれ得る。
【0063】
コミュニティページ1700はさらに、告知欄1707にメンバ、イベント、ニュースなどに関する告知を含み得る。さらに、ページ1700においては、写真欄1709とビデオ欄1711に、それぞれ、写真とビデオも含まれ得る。写真、ビデオ、ニュース、イベントなどは、コミュニティもしくはグループのメンバによって、または別のサイトもしくは組織(マラソン後援者など)からのニュース、写真、ビデオまたはイベントフィードによって書き込まれ得る。各メンバが近い将来に行われる様々なイベントを追跡することができるようにカレンダ1713が設けられ得る。例えば、ページ1700はマラソン競走専用であるため、カレンダ1713は、マラソンイベントが行われる日付を強調表示し得る。データ欄1715は、グループメンバの上位成績を表示する順位提示ボード1717、トレーニングに関するリンクまたは情報を提供するトレーニングオプション1719、および現在参加可能な課題を一覧表示する課題1721を含む数種類の情報を提供し得る。順位提示ボード1717および課題1721は、例えば、競技成績情報、ユーザにより作成されかつ/または提出された課題などを追跡する後援者サイトからのライブ情報フィードを検索、表示し得る。
【0064】
一つまたは複数の構成において、アバタ表示領域1705に表示される各アバタ1703は、ソーシャル・ネットワーキング・サイトのコミュニティページ1700専用に作成され得る。図18に、ユーザが競技成績サイトにリンクするためにソーシャル・ネットワーキング・サイトにおいてアバタを作成するためのプロセスを示す。例えば工程1800でユーザは、自分のソーシャル・ネットワーキング・ページまたはアカウントに競技成績アプリケーションを追加し得る。これは、各ユーザのページにコードを追加すること、またはユーザのソーシャル・ネットワーキング・アカウントに、もしくはこれと関連付けて新しい情報が表示されるのを許可することを含み得る。工程1805でユーザは、各ユーザのアバタを作成し、またはカスタマイズするよう求められ得る。ユーザに、既定義の頭部、上半身および下半身の各部分の中から選択させ、これらを組み立てさせることを含めて、アバタを作成する様々な方法が使用され得る。ユーザのアバタが作成されると、次いでユーザは、工程1810でそのアバタを、競技成績モニタリングサイトに接続または関連付けることができる。競技成績モニタリングサイトは、ユーザの競技成績モニタ機器(歩数計、加速度計、心拍数モニタまたは別種のセンサなど)から成績データを受け取り、その情報をユーザと関連付けられたデータベースに記録するように構成され得る。工程1815でソーシャル・ネットワーキング・サイトは、ユーザの競技成績の更新を受け取ることができる。ユーザの競技成績(進んだ段階数や走ったマイル数など)は、工程1820でソーシャル・ネットワーキング・サイトの環境における何らかの実績に変換され得る。例えば、走ったマイル数は、コミュニティページにおいてユーザのアバタが移動すべきある一定の距離(図17のページ1700における各アバタ1703の相対的場所など)に換算され得る。別の例では、走ったマイル数またはユーザが到達した他の目標に基づいて、ユーザのアバタサイズが増大し得る。したがって工程1825では、更新された競技成績情報に基づいて、アバタの外観、場所または距離が変更され得る。
【0065】
図19に、競技成績アバタを含む個人のソーシャル・ネットワーキング・サイト・ページを示す。ページ1900は、写真1901またはユーザと関連付けられた他の画像、友人リスト1903、個人情報1905、情報フィード1907およびアバタ欄1909を含む様々な情報を含み得る。個人情報1905は、ユーザがそのメンバであるネットワーク、関係状況、性別、誕生日、出身地および政治的見解などの情報を提供し得る。他方、情報フィード1907は、ユーザと関連付けられたイベントのログを提供する。例えば、ユーザが新しい友人または新しいアプリケーションを追加した場合、そのイベントが情報フィード1907に記録され、表示され得る。別の例では、ユーザが個人情報1905の一つまたは複数を変更した場合、その変更も情報フィード1907に記録され、表示され得る。別の例では、ユーザが何らかの運動競技目標を達成した場合、その情報もフィード1907に表示され得る。
【0066】
アバタ欄1909は、ユーザの競技成績および/または目標を表すアバタ1911を含み得る。アバタ1911は、現在の競技のムードまたはユーザの状況に基づいて表情または体位を変更し得る。一例では、ユーザが過去一週間の運動競技を行っていない場合、アバタ1911は、怠惰な、鈍いまたは元気のない外観を呈し得る。他方、ユーザが練習を終えたばかりであり、または一ヶ月間着実に練習している場合には、アバタ1911は、満足した、活気のあるまたは精力的な外観を有し得る。あるいは、またはこれに加えて、アバタ1911は、アバタのムードおよび/またはユーザの競技成績のさらなる表現を提供する吹き出し1913と関連付けられてもよい。
【0067】
別の態様では、図20に示すように、アバタ欄2001は、ユーザおよびユーザの友人に対応する複数のアバタ2003を含み得る。各アバタ2003間の相対的位置は、競技実績または競技成績の相対的レベルを表し得る。アバタ欄2001は、例えば、ユーザが現在ある課題または他の何らかの競争に関与している場合などには、複数のアバタ2003を表示し得る。あるいは、アバタ欄2001は、ユーザ設定に基づいて複数のアバタ2003を表示してもよい。またユーザは、どのアバタ(すなわちどの友人)をアバタ欄2001に表示すべきか選択してもよい。各アバタ2003の位置およびその他の個性は、競技成績モニタリングサイトまたは各アバタ2003およびソーシャル・ネットワーキング・サイトにリンクされたアプリケーションからのライブ競技成績データフィードに基づいて自動的に更新され得る。
【0068】
図21に、競技成績モニタリングサイトがソーシャル・ネットワーキング・サイトおよび各ユーザ機器にリンクされ得るネットワークのブロック図を示す。各ユーザ機器2101は、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯電話やスマートフォンなどの移動体通信機器、携帯情報端末(PDA)などを含み得る。各ユーザ機器2101は、歩数計、加速度計、心拍数モニタ、GPS機器、(走った、または歩いた距離を求めるなどのための)別種の機器などの一つまたは複数の競技成績モニタリング機器2103を含み、またはこれらに接続され得る。競技成績モニタリング機器2103は、ネットワーク2100を介してサイト2105などの競技成績モニタリングサイトに送信するために、各ユーザ機器2101に競技成績データをアップロードし得る。あるいは競技成績モニタリング機器2103は、機器2103が通信コンポーネントを含む場合には、そのようなデータを直接ネットワークサイト2105に送信してもよい。前述のように、競技成績モニタリングサイト2105は、競技成績データを記録し、受け取った成績情報に基づいて、様々なメトリック、目標、課題、賞品などを提供し得る。さらにモニタリングサイト2105は、ソーシャル・ネットワーキング・サイト2107にもリンクされ得る。このリンクは、永続的接続とすることもでき、更新のために周期的に確立される接続とすることもできる。一例では、モニタリングサイト2105は、競技成績データと、運動選手と関連付けられたアバタの外観とで、ソーシャル・ネットワーキング・サイト2107を更新し得る。更新は決まった予定に従って、変更が加えられ次第、新しいデータを受け取り次第、ユーザの要求時に、かつ/またはこれらの組み合わせに基づいて提供され得る。
【0069】
各アバタは、本明細書において示すように、さらに友人または他の個人と共有されてもよい。図22に、ユーザが、ユーザのアバタを共有するメッセージが送られるべき相手先の電子メールアドレス2201を指定することを可能にするアバタ共有インターフェース2200を示す。インターフェース2200はさらに、個人用挨拶文を挿入するフィールド2203、および受信者への個人的メモまたはメッセージのためのフィールド2205も含み得る。インターフェース2200はさらに、送信の前にメッセージの外観を確認するためのプレビューオプション2207、および勧誘メッセージを送るための送信オプション2209も提供する。
【0070】
図23に、受信者が受信し得るアバタ共有メッセージ2300を示す。メッセージ2300は、挨拶文2303、個人的メッセージ2305および送信者のアバタへのリンクを含む標準メッセージ2307を提供し得る。さらに、受信者が独自のアバタを作成することを可能にするオプション2309も提供され得る。
【0071】
図24に、指定の期間(過去一年間など)についての成績概要インターフェース2400を示す。概要インターフェース2400は、走破/獲得したマイル数、消費したカロリ、達成した目標、獲得したトロフィ、挑戦した人数、好きなランニングの時間、好きなランニングの曜日および最も活動的な月などの様々な統計ならびに情報2403を含む。統計および情報2403はさらに、パネル2405にも説明または図示され得る。情報を共有するためのオプション2407、およびユーザの功績の証明書を受け取るための証明書ダウンロードオプション2409も提供され得る。さらにユーザは、オプション2411を使用して、過去一年間の功績を超える来年の決意または目標を設定しようとしてもよい。
【0072】
図25に、ユーザが、来るべき出来事についての自分の目標、または、一例示的態様では、来年の目標を指定し得る決意/目標インターフェース2500を示す。例えばインターフェース2500は、ユーザが来年走ろうとするマイル数を指定する入力フィールド2503を提供する。またユーザは、頻度、消費カロリおよび速度などの任意のオプション2505を選択することにより、別種の目標/決意を選択することもできる。指定を終了すると、次いでユーザは、オプション2507を使用してその決意または目標を実行に移すことができる。
【0073】
ユーザの決意を成就させるための動機付け(または別の動機付け)として、ユーザの決意または決意の一部分が達成され次第、様々な賞品または褒賞がロック解除され得る。例えば、決意または目標は、毎週、毎日、毎月、二週間ごとなどの小目標に分割され得る。小目標を達成すると、ユーザに褒賞が授与され得る。一構成では、褒賞または賞品には、ユーザのアバタのためのアクセサリ(シャツ、靴、パンツ、ヘッドバンド、他の着用できるもの、新しい髪型など)が含まれ得る。図26に、ユーザの決意/目標の1月分の達成時にユーザに発行される新しい賞品の通知2600を示す。この賞品はイベントを表示し得る。例えば、1月の小目標達成に対してユーザに授与されるシャツは、「Congrats Jan '09(おめでとう2009年1月)」という言葉を含み得る。
【0074】
図27に、個々の月の目標追跡プログラムを示す。目標追跡プログラム2700は、ユーザがどの程度目標に近づいているか指示する進捗バー2705を含む。目標追跡プログラム2700は、年間の全体目標または決意に基づいて、毎月、毎週または毎日の目標レベルを追跡するように生成され得る。例えば、ユーザの目標が1年間で240マイル走るというものである場合、毎月の目標は、1月当たり20マイル走るように生成され得る。進捗バー2705は、進捗の度合いに従って塗りつぶされ得る。目標追跡プログラム2700はさらに、友人または他のユーザと共有されてもよい。ユーザは、オプション2710aおよびbを使用してある月の目標から別の月の目標に移動し得る。部分目標(年間の決意に基づく毎月または毎週の目標など)は、均等に分割されなくてもよい。例えば、1月のランニング部分目標は、天気予報に基づき、5月の部分目標より少なくてもよい。
【0075】
ユーザはさらに、いくつかの功績について自慢したり、誇ったりしてもよい。ユーザは、例えば、ユーザが走ったマイル数またはユーザが歩いた距離を示すメッセージを表示する。このメッセージは、他の品目として表示されてもよい。例えばユーザは、消費カロリ数を燃やされたハンバーガの数に換算することにより(すなわち、ハンバーガの平均カロリ数に基づいて)消費カロリ数を自慢することができる。別の例では、ユーザは、履きつぶした靴の数を示すメッセージを書き込むことによって、走った距離を誇ることができる。また異なる種類の品目が使用されてもよい。
【0076】
本明細書においては、各態様の十分な理解を提供するために多数の具体的詳細が示されている。しかし、各態様はこれらの具体的詳細なしでも実施され得ることが当業者には理解される。場合によっては、各態様を不明確にすることのないように、周知の動作およびコンポーネントが詳細に記載されていないこともある。本明細書において開示される特定の構造的、機能的詳細は代表的なものであり、必ずしも各態様の範囲を限定するものであるとは限らないことが理解できる。
【0077】
また、「一態様」または「ある態様」という場合、これは、この態様に関連して示す個々の特徴、構造、または特性が少なくとも一つの態様に含まれることを意味するものであることも注目に値する。本明細書の様々な箇所において「一態様における」という句が使用されている場合、これは必ずしもすべてが同じ態様を指すものであるとは限らない。
【0078】
態様の中には、所望の計算速度、電力レベル、耐熱性、処理サイクルバジェット、入力データ速度、出力データ速度、メモリリソース、データバス速度およびその他の性能制約条件などの任意の数の要因に従って変動し得るアーキテクチャ(architecture)を使用して実施されるものもある。例えば一態様は、汎用または専用プロセッサによって実行されるソフトウェアを使用して実施され得る。別の例では、一態様が、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理デバイス(PLD)またはディジタル信号プロセッサ(DSP)などの、専用ハードウェアとして実施され得る。別の例では一態様が、プログラム式汎用コンピュータコンポーネントとカスタム・ハードウェア・コンポーネントの任意の組み合わせによって実施され得る。各態様はこの記載に限定されるものではない。
【0079】
態様によっては、「結合された(coupled)」および「接続された(connected)」という表現、ならびにこれらの派生語を使用して説明されるものもある。これらの用語は相互に同義語であることが意図されるものではないことを理解すべきである。例えば、態様の中には、「接続された」という用語を使用して二つ以上の要素が相互に直接物理的にまたは電気的に接していることを示すものもある。別の例では、態様の中には、「結合された」という用語を使用して二つ以上の要素が直接物理的にまたは電気的に接していることを示すものもある。しかし、「結合された」という用語は、二つ以上の要素が相互に直接接しておらず、しかも相互に協働し、または相互作用することを意味する場合もある。各態様はこの記載に限定されるものではない。
【0080】
態様の中には、例えば、機械によって実行される場合、その機械に、各態様による方法および/または動作を行わせ得る命令または命令セットを記憶し得る機械可読媒体または製品を使用して実施され得るものもある。このような機械には、例えば、任意の適切な処理プラットフォーム、コンピューティングプラットフォーム、コンピューティング機器、処理装置、コンピューティングシステム、処理システム、コンピュータ、プロセッサなどが含まれ、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な組み合わせを使用して実施され得る。機械可読媒体または製品には、例えば、図2を参照して示した例などの、任意の適切な種類のメモリユニットなどが含まれ得る。例えばこのメモリユニットは、任意のメモリデバイス、メモリ製品、メモリ媒体、記憶装置、記憶製品、記憶媒体および/または記憶ユニット、メモリ、取り外し可能または取り外し不能媒体、消去可能または消去不能媒体、書込み可能または書換え可能媒体、ディジタルまたはアナログ媒体、ハードディスク、フロッピーディスク、コンパクトディスク読取り専用メモリ(CD-ROM)、追記型コンパクトディスク(CD-R)、書換え可能コンパクトディスク(CD-RW)、光ディスク、磁気ディスク、様々な種類のディジタル多用途ディスク(DVD)、テープ、カセットなどを含み得る。命令は、ソースコード、コンパイル済みコード、解釈済みコード、実行可能コード、静的コード、動的コードなどの任意の適切な種類のコードを含み得る。命令は、C、C++、Java、BASIC、Perl、Matlab、Pascal、Visual BASIC、アセンブリ言語、機械コードなどの、任意の適切な、高水準、低水準、オブジェクト指向、ビジュアル、コンパイル済みおよび/または解釈済みのプログラミング言語を使用して実施され得る。各態様はこの記載に限定されるものではない。
【0081】
本明細書において各態様のいくつかの特徴が示されているが、当業者には、多くの改変、置換、変更および均等物が想起される。したがって、添付の特許請求の範囲は、各態様の真の精神に含まれるそのようなあらゆる改変および変更を包含するものであることを理解すべきである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
インターフェース内の複数の場所に複数のアバタを表示する工程;
該複数のアバタに対応する複数のユーザのための競技成績データを受け取る工程;および
受け取られた競技成績データに従って複数のアバタの複数の場所のうちの少なくとも一つを変更する工程
を含む方法。
【請求項2】
アバタの複数の場所が、複数のユーザの目標に向けた進捗のレベルを指示する、請求項1記載の方法。
【請求項3】
第一のアバタの第二のアバタに対する相対的位置が目標に向けた進捗の相対的レベルを表す、請求項2記載の方法。
【請求項4】
競技成績データが、競技成績モニタリング機器を備えるユーザ機器から受け取られる、請求項1記載の方法。
【請求項5】
複数のアバタがソーシャル・ネットワーキング・サイトにおいて表示される、請求項1記載の方法。
【請求項6】
競技成績データが、ソーシャル・ネットワーキング・サイトにおいて、競技モニタリングサイトを介して、身体活動を感知するように構成された少なくとも一台のセンサを含む競技成績モニタリング機器から受け取られる、請求項5記載の方法。
【請求項7】
受け取られた競技成績データに基づいて複数のアバタの少なくとも一つの外観を変更する工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項8】
外観を変更する工程が、複数のアバタの少なくとも一つのサイズを変更することを含む、請求項7記載の方法。
【請求項9】
受け取られた競技成績データに基づき、複数のユーザのうちのあるユーザが指定の目標に到達しているかどうか判定する工程;および
該ユーザが該指定の目標に到達していると判定したことに応答して、該ユーザに対応するアバタのために賞品を提供する工程
をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項10】
来るべき期間についてのユーザの競技成績目標を受け取る工程;
該ユーザが該競技成績目標の少なくとも一部分を達成していると判定する工程;および
該ユーザが該目標の該少なくとも一部分を達成していると判定したことに応答して、該ユーザに、該ユーザと関連付けられた電子アバタの属性を変更するように構成されている賞品を提供する工程
を含む方法。
【請求項11】
賞品が別のユーザから前記ユーザに提供される、請求項10記載の方法。
【請求項12】
賞品が非アバタ関連のアイテムをさらに含む、請求項10記載の方法。
【請求項13】
非アバタ関連のアイテムがギフトカードを含む、請求項12記載の方法。
【請求項14】
非アバタ関連のアイテムが衣料品を含む、請求項12記載の方法。
【請求項15】
賞品が仮想の衣装である、請求項10記載の方法。
【請求項16】
競技成績目標を、来るべき期間より短い期間に対応する部分目標に分割する工程をさらに含む、請求項10記載の方法。
【請求項17】
競技成績目標の少なくとも一部分が部分目標に対応する、請求項16記載の方法。
【請求項18】
競技成績目標が複数の部分目標に分割され、各部分目標が達成されると、電子アバタの属性を変更するように構成された賞品がもたらされる、請求項16記載の方法。
【請求項19】
来るべき期間が来年であり、複数の部分目標がそれぞれ、来年の複数の月のうちの異なる月に対応する、請求項16記載の方法。
【請求項20】
電子アバタの属性が外観を含む、請求項10記載の方法。
【請求項21】
電子アバタの属性が髪型である、請求項20記載の方法。
【請求項22】
電子アバタの属性が該アバタによって着用される靴の型である、請求項20記載の方法。
【請求項23】
電子アバタの属性が該アバタによって着用されるシャツである、請求項20記載の方法。
【請求項24】
賞品が、アバタと関連付けられた仮想のスポーツ用品を含む、請求項10記載の方法。
【請求項25】
過去の期間からユーザの競技成績統計を求める工程をさらに含む方法であって、目標が該競技成績統計を超えるものである、請求項10記載の方法。
【請求項26】
競技成績モニタリング機器から競技成績データを受け取る工程をさらに含む方法であって、ユーザが競技成績目標の少なくとも一部分を達成していると判定する工程が、前記受け取られた競技成績データを処理することを含む、請求項10記載の方法。
【請求項27】
第二のネットワークサイト上でユーザと関連付けられたアバタを表示するための移植可能コードを含む電子アバタウィジェットにおいて、第一のネットワークサイトから該ユーザの競技成績情報を受け取る工程;および
該競技成績情報に従って該電子アバタウィジェットの外観を変更する工程
を含む方法。
【請求項28】
アバタウィジェットがユーザの競技成績統計の表示を含む、請求項27記載の方法。
【請求項29】
電子アバタウィジェットの外観を変更する工程が、競技成績統計を変更することを含む、請求項28記載の方法。
【請求項30】
リモートネットワークからアバタ情報を受け取る工程をさらに含む方法であって、電子アバタウィジェットの外観を変更する工程が、アバタの外観を変更することを含む、請求項27記載の方法。
【請求項31】
アバタの外観を変更する工程が、該アバタによって着用される衣料品を変更することを含む、請求項30記載の方法。
【請求項32】
ユーザに対応するアバタが非公開に設定されていることを検出する工程;および
これに応答して、競技成績情報を非表示にするよう電子アバタウィジェットを変更する工程
をさらに含む、請求項27記載の方法。
【請求項33】
アバタが非公開に設定されていることを検出したことに応答して該アバタを非表示にするよう電子アバタウィジェットを変更する工程をさらに含む、請求項32記載の方法。
【請求項34】
電子アバタウィジェットが、アバタを作成するための対話型オプションを含む、請求項27記載の方法。
【請求項35】
第二のネットワークサイトがウェブページである、請求項27記載の方法。
【請求項36】
電子アバタウィジェットがアバタのためのダイアログを含む、請求項27記載の方法。
【請求項37】
ダイアログがユーザ変更可能である、請求項36記載の方法。
【請求項38】
プロセッサと、
実行された場合、装置に
インターフェース内の複数の場所に複数のアバタを表示させ、
該複数のアバタに対応する複数のユーザのための競技成績データを受け取らせ、
受け取られた競技成績データに従って該複数のアバタの該複数の場所のうち少なくとも一つを変更させる
コンピュータ可読命令を記憶するメモリと
を備える装置。
【請求項39】
複数のアバタがソーシャル・ネットワーキング・サイトにおいて表示される、請求項38記載の装置。
【請求項40】
競技成績データが、ソーシャル・ネットワーキング・サイトにおいて、競技モニタリングサイトを介して、身体活動を感知するように構成された少なくとも一台のセンサを含む競技成績モニタリング機器から受け取られる、請求項39記載の装置。
【請求項41】
コンピュータ可読命令が、実行された場合、さらに装置に、受け取られた競技成績データに基づいて複数のアバタの少なくとも一つの外観を変更させる、請求項38記載の装置。
【請求項42】
外観を変更する工程が、複数のアバタの少なくとも一つのサイズを変更することを含む、請求項41記載の装置。
【請求項43】
プロセッサと、
実行された場合、装置に
来るべき期間についてのユーザの競技成績目標を受け取らせ、
該ユーザが該競技成績目標の少なくとも一部分を達成していると判定させ、
該ユーザが該目標の該少なくとも一部分を達成していると判定したことに応答して、該ユーザに、該ユーザと関連付けられた電子アバタの属性を変更するように構成されている賞品を提供させる
コンピュータ可読命令を記憶するメモリと
を備える装置。
【請求項44】
コンピュータ可読命令が、実行された場合、さらに装置に、競技成績目標を、来るべき期間より短い期間に対応する部分目標に分割させる、請求項43記載の装置。
【請求項45】
競技成績目標が複数の部分目標に分割され、各部分目標が達成されると、電子アバタの属性を変更するように構成された賞品がもたらされる、請求項44記載の装置。
【請求項46】
来るべき期間が来年であり、複数の部分目標がそれぞれ、来年の複数の月のうちの異なる月に対応する、請求項44記載の装置。
【請求項47】
電子アバタの属性が外観を含む、請求項43記載の装置。
【請求項48】
電子アバタの属性が髪型である、請求項47記載の装置。
【請求項49】
電子アバタの属性が、該アバタによって着用される靴の型である、請求項47記載の装置。
【請求項1】
インターフェース内の複数の場所に複数のアバタを表示する工程;
該複数のアバタに対応する複数のユーザのための競技成績データを受け取る工程;および
受け取られた競技成績データに従って複数のアバタの複数の場所のうちの少なくとも一つを変更する工程
を含む方法。
【請求項2】
アバタの複数の場所が、複数のユーザの目標に向けた進捗のレベルを指示する、請求項1記載の方法。
【請求項3】
第一のアバタの第二のアバタに対する相対的位置が目標に向けた進捗の相対的レベルを表す、請求項2記載の方法。
【請求項4】
競技成績データが、競技成績モニタリング機器を備えるユーザ機器から受け取られる、請求項1記載の方法。
【請求項5】
複数のアバタがソーシャル・ネットワーキング・サイトにおいて表示される、請求項1記載の方法。
【請求項6】
競技成績データが、ソーシャル・ネットワーキング・サイトにおいて、競技モニタリングサイトを介して、身体活動を感知するように構成された少なくとも一台のセンサを含む競技成績モニタリング機器から受け取られる、請求項5記載の方法。
【請求項7】
受け取られた競技成績データに基づいて複数のアバタの少なくとも一つの外観を変更する工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項8】
外観を変更する工程が、複数のアバタの少なくとも一つのサイズを変更することを含む、請求項7記載の方法。
【請求項9】
受け取られた競技成績データに基づき、複数のユーザのうちのあるユーザが指定の目標に到達しているかどうか判定する工程;および
該ユーザが該指定の目標に到達していると判定したことに応答して、該ユーザに対応するアバタのために賞品を提供する工程
をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項10】
来るべき期間についてのユーザの競技成績目標を受け取る工程;
該ユーザが該競技成績目標の少なくとも一部分を達成していると判定する工程;および
該ユーザが該目標の該少なくとも一部分を達成していると判定したことに応答して、該ユーザに、該ユーザと関連付けられた電子アバタの属性を変更するように構成されている賞品を提供する工程
を含む方法。
【請求項11】
賞品が別のユーザから前記ユーザに提供される、請求項10記載の方法。
【請求項12】
賞品が非アバタ関連のアイテムをさらに含む、請求項10記載の方法。
【請求項13】
非アバタ関連のアイテムがギフトカードを含む、請求項12記載の方法。
【請求項14】
非アバタ関連のアイテムが衣料品を含む、請求項12記載の方法。
【請求項15】
賞品が仮想の衣装である、請求項10記載の方法。
【請求項16】
競技成績目標を、来るべき期間より短い期間に対応する部分目標に分割する工程をさらに含む、請求項10記載の方法。
【請求項17】
競技成績目標の少なくとも一部分が部分目標に対応する、請求項16記載の方法。
【請求項18】
競技成績目標が複数の部分目標に分割され、各部分目標が達成されると、電子アバタの属性を変更するように構成された賞品がもたらされる、請求項16記載の方法。
【請求項19】
来るべき期間が来年であり、複数の部分目標がそれぞれ、来年の複数の月のうちの異なる月に対応する、請求項16記載の方法。
【請求項20】
電子アバタの属性が外観を含む、請求項10記載の方法。
【請求項21】
電子アバタの属性が髪型である、請求項20記載の方法。
【請求項22】
電子アバタの属性が該アバタによって着用される靴の型である、請求項20記載の方法。
【請求項23】
電子アバタの属性が該アバタによって着用されるシャツである、請求項20記載の方法。
【請求項24】
賞品が、アバタと関連付けられた仮想のスポーツ用品を含む、請求項10記載の方法。
【請求項25】
過去の期間からユーザの競技成績統計を求める工程をさらに含む方法であって、目標が該競技成績統計を超えるものである、請求項10記載の方法。
【請求項26】
競技成績モニタリング機器から競技成績データを受け取る工程をさらに含む方法であって、ユーザが競技成績目標の少なくとも一部分を達成していると判定する工程が、前記受け取られた競技成績データを処理することを含む、請求項10記載の方法。
【請求項27】
第二のネットワークサイト上でユーザと関連付けられたアバタを表示するための移植可能コードを含む電子アバタウィジェットにおいて、第一のネットワークサイトから該ユーザの競技成績情報を受け取る工程;および
該競技成績情報に従って該電子アバタウィジェットの外観を変更する工程
を含む方法。
【請求項28】
アバタウィジェットがユーザの競技成績統計の表示を含む、請求項27記載の方法。
【請求項29】
電子アバタウィジェットの外観を変更する工程が、競技成績統計を変更することを含む、請求項28記載の方法。
【請求項30】
リモートネットワークからアバタ情報を受け取る工程をさらに含む方法であって、電子アバタウィジェットの外観を変更する工程が、アバタの外観を変更することを含む、請求項27記載の方法。
【請求項31】
アバタの外観を変更する工程が、該アバタによって着用される衣料品を変更することを含む、請求項30記載の方法。
【請求項32】
ユーザに対応するアバタが非公開に設定されていることを検出する工程;および
これに応答して、競技成績情報を非表示にするよう電子アバタウィジェットを変更する工程
をさらに含む、請求項27記載の方法。
【請求項33】
アバタが非公開に設定されていることを検出したことに応答して該アバタを非表示にするよう電子アバタウィジェットを変更する工程をさらに含む、請求項32記載の方法。
【請求項34】
電子アバタウィジェットが、アバタを作成するための対話型オプションを含む、請求項27記載の方法。
【請求項35】
第二のネットワークサイトがウェブページである、請求項27記載の方法。
【請求項36】
電子アバタウィジェットがアバタのためのダイアログを含む、請求項27記載の方法。
【請求項37】
ダイアログがユーザ変更可能である、請求項36記載の方法。
【請求項38】
プロセッサと、
実行された場合、装置に
インターフェース内の複数の場所に複数のアバタを表示させ、
該複数のアバタに対応する複数のユーザのための競技成績データを受け取らせ、
受け取られた競技成績データに従って該複数のアバタの該複数の場所のうち少なくとも一つを変更させる
コンピュータ可読命令を記憶するメモリと
を備える装置。
【請求項39】
複数のアバタがソーシャル・ネットワーキング・サイトにおいて表示される、請求項38記載の装置。
【請求項40】
競技成績データが、ソーシャル・ネットワーキング・サイトにおいて、競技モニタリングサイトを介して、身体活動を感知するように構成された少なくとも一台のセンサを含む競技成績モニタリング機器から受け取られる、請求項39記載の装置。
【請求項41】
コンピュータ可読命令が、実行された場合、さらに装置に、受け取られた競技成績データに基づいて複数のアバタの少なくとも一つの外観を変更させる、請求項38記載の装置。
【請求項42】
外観を変更する工程が、複数のアバタの少なくとも一つのサイズを変更することを含む、請求項41記載の装置。
【請求項43】
プロセッサと、
実行された場合、装置に
来るべき期間についてのユーザの競技成績目標を受け取らせ、
該ユーザが該競技成績目標の少なくとも一部分を達成していると判定させ、
該ユーザが該目標の該少なくとも一部分を達成していると判定したことに応答して、該ユーザに、該ユーザと関連付けられた電子アバタの属性を変更するように構成されている賞品を提供させる
コンピュータ可読命令を記憶するメモリと
を備える装置。
【請求項44】
コンピュータ可読命令が、実行された場合、さらに装置に、競技成績目標を、来るべき期間より短い期間に対応する部分目標に分割させる、請求項43記載の装置。
【請求項45】
競技成績目標が複数の部分目標に分割され、各部分目標が達成されると、電子アバタの属性を変更するように構成された賞品がもたらされる、請求項44記載の装置。
【請求項46】
来るべき期間が来年であり、複数の部分目標がそれぞれ、来年の複数の月のうちの異なる月に対応する、請求項44記載の装置。
【請求項47】
電子アバタの属性が外観を含む、請求項43記載の装置。
【請求項48】
電子アバタの属性が髪型である、請求項47記載の装置。
【請求項49】
電子アバタの属性が、該アバタによって着用される靴の型である、請求項47記載の装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図2】
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【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
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【図16】
【図17】
【図18】
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【図20】
【図21】
【図22】
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【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【公表番号】特表2011−518360(P2011−518360A)
【公表日】平成23年6月23日(2011.6.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−536219(P2010−536219)
【出願日】平成20年12月1日(2008.12.1)
【国際出願番号】PCT/US2008/085138
【国際公開番号】WO2009/073607
【国際公開日】平成21年6月11日(2009.6.11)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
2.GSM
3.フロッピー
【出願人】(505087849)ナイキ インコーポレーティッド (123)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成23年6月23日(2011.6.23)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年12月1日(2008.12.1)
【国際出願番号】PCT/US2008/085138
【国際公開番号】WO2009/073607
【国際公開日】平成21年6月11日(2009.6.11)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
2.GSM
3.フロッピー
【出願人】(505087849)ナイキ インコーポレーティッド (123)
【Fターム(参考)】
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