ハロゲン化銀カラー写真感光材料
【課題】 デジタル露光適性及びアナログ露光適性を有し、かつ放射線耐性、保存性及び処理安定性が改良されたハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供する。
【解決手段】 支持体上に各色画像形成層を有し、１画素当たり１０-6秒の露光時間で露光した後に得られた色画像の最大ポイントγを与える露光量と、１画素当たり０．５秒の露光時間で露光した後に得られた各々の色画像の最大ポイントγを与える露光量との差ΔＬｏｇＥが０．１５以下であって、該画像形成層の少なくとも１層が、塩化銀含有率が９０モル％以上、沃化銀含有率が０〜２．０モル％、臭化銀含有率が０．１〜１０モル％のハロゲン化銀粒子を含む平均粒径の異なる２種以上のハロゲン化銀乳剤を含有し、最も平均粒径が大きなハロゲン化銀乳剤の沃化銀含有率が、最も平均粒径が小さいハロゲン化銀乳剤の沃化銀含有率より高いことを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【解決手段】 支持体上に各色画像形成層を有し、１画素当たり１０-6秒の露光時間で露光した後に得られた色画像の最大ポイントγを与える露光量と、１画素当たり０．５秒の露光時間で露光した後に得られた各々の色画像の最大ポイントγを与える露光量との差ΔＬｏｇＥが０．１５以下であって、該画像形成層の少なくとも１層が、塩化銀含有率が９０モル％以上、沃化銀含有率が０〜２．０モル％、臭化銀含有率が０．１〜１０モル％のハロゲン化銀粒子を含む平均粒径の異なる２種以上のハロゲン化銀乳剤を含有し、最も平均粒径が大きなハロゲン化銀乳剤の沃化銀含有率が、最も平均粒径が小さいハロゲン化銀乳剤の沃化銀含有率より高いことを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項１】
支持体上に、感光性ハロゲン化銀を含有するイエロー色画像形成層、マゼンタ色画像形成層、シアン色画像形成層を各々少なくとも１層有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、１画素当たり１０-6秒の露光時間で露光した後、現像処理し、得られた各々の色画像の最大ポイントγ（γｍｄ）を与える露光量（ＬｏｇＥｄ）と、１画素当たり０．５秒の露光時間で露光した後、現像処理し、得られた各々の色画像の最大ポイントγ（γｍａ）を与える露光量（ＬｏｇＥａ）との差ΔＬｏｇＥ（ＬｏｇＥｄ−ＬｏｇＥａ）が０．１５以下であるハロゲン化銀カラー写真感光材料であって、該イエロー色画像形成層、マゼンタ色画像形成層及びシアン色画像形成層の少なくとも１層が、塩化銀含有率が９０モル％以上で、沃化銀含有率が０〜２．０モル％で、臭化銀含有率が０．１〜１０モル％のハロゲン化銀粒子を含む平均粒径の異なる２種以上のハロゲン化銀乳剤を含有し、最も平均粒径が大きな該ハロゲン化銀乳剤の沃化銀含有率が、最も平均粒径が小さい該ハロゲン化銀乳剤の沃化銀含有率より高いことを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【請求項２】
支持体上に、感光性ハロゲン化銀を含有するイエロー色画像形成層、マゼンタ色画像形成層、シアン色画像形成層を各々少なくとも１層有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、１画素当たり１０-6秒の露光時間で露光した後、現像処理し、得られた各々の色画像の最大ポイントγ（γｍｄ）を与える露光量（ＬｏｇＥｄ）と、１画素当たり０．５秒の露光時間で露光した後、現像処理し、得られた各々の色画像の最大ポイントγ（γｍａ）を与える露光量（ＬｏｇＥａ）との差ΔＬｏｇＥ（ＬｏｇＥｄ−ＬｏｇＥａ）が０．１５以下であるハロゲン化銀カラー写真感光材料であって、該イエロー色画像形成層、マゼンタ色画像形成層及びシアン色画像形成層の少なくとも１層が、塩化銀含有率が９０モル％以上で、沃化銀含有率が０〜２．０モル％で、臭化銀含有率が０．１〜１０モル％のハロゲン化銀粒子を含むハロゲン化銀乳剤を１種以上含有し、かつ該ハロゲン化銀乳剤を含有する層とは異なる画像形成層の少なくとも１層が、該ハロゲン化銀乳剤より平均粒径が小さく、かつ臭化銀含有率が高いハロゲン化銀乳剤を含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【請求項３】
支持体上に、感光性ハロゲン化銀を含有するイエロー色画像形成層、マゼンタ色画像形成層、シアン色画像形成層を各々少なくとも１層有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、１画素当たり１０-10秒以上、１０-3秒以下の露光時間で露光した後、発色現像処理して得られた色画像の有効階調領域（ＶＥ）が、各色画像形成層で各々０．７７以上０．９６以下であり、かつＶＥが最大となる色画像形成層のＶＥ値とＶＥが最小となる色画像形成層のＶＥ値との差ΔＶＥが０以上、０．１０以下であるハロゲン化銀カラー写真感光材料であって、該イエロー色画像形成層、マゼンタ色画像形成層及びシアン色画像形成層の少なくとも１層が、塩化銀含有率が９０モル％以上で、沃化銀含有率が０〜２．０モル％で、臭化銀含有率が０．１〜１０モル％のハロゲン化銀粒子を含む平均粒径の異なる２種以上のハロゲン化銀乳剤を含有し、最も平均粒径が大きな該ハロゲン化銀乳剤の沃化銀含有率が、最も平均粒径が小さい該ハロゲン化銀乳剤の沃化銀含有率より高いことを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【請求項４】
支持体上に、感光性ハロゲン化銀を含有するイエロー色画像形成層、マゼンタ色画像形成層、シアン色画像形成層を各々少なくとも１層有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、１画素当たり１０-10秒以上、１０-3秒以下の露光時間で露光した後、発色現像処理して得られた色画像の有効階調領域（ＶＥ）が、各色画像形成層で各々０．７７以上０．９６以下であり、かつＶＥが最大となる色画像形成層のＶＥ値とＶＥが最小となる色画像形成層のＶＥ値との差ΔＶＥが０以上、０．１０以下であるハロゲン化銀カラー写真感光材料であって、該イエロー色画像形成層、マゼンタ色画像形成層及びシアン色画像形成層の少なくとも１層が、塩化銀含有率が９０モル％以上で、沃化銀含有率が０〜２．０モル％で、臭化銀含有率が０．１〜１０モル％のハロゲン化銀粒子を含むハロゲン化銀乳剤を１種以上含有し、かつ該ハロゲン化銀乳剤を含有する層とは異なる画像形成層の少なくとも１層が、該ハロゲン化銀乳剤より平均粒径が小さく、かつ臭化銀含有率が高いハロゲン化銀乳剤を含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【請求項１】
支持体上に、感光性ハロゲン化銀を含有するイエロー色画像形成層、マゼンタ色画像形成層、シアン色画像形成層を各々少なくとも１層有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、１画素当たり１０-6秒の露光時間で露光した後、現像処理し、得られた各々の色画像の最大ポイントγ（γｍｄ）を与える露光量（ＬｏｇＥｄ）と、１画素当たり０．５秒の露光時間で露光した後、現像処理し、得られた各々の色画像の最大ポイントγ（γｍａ）を与える露光量（ＬｏｇＥａ）との差ΔＬｏｇＥ（ＬｏｇＥｄ−ＬｏｇＥａ）が０．１５以下であるハロゲン化銀カラー写真感光材料であって、該イエロー色画像形成層、マゼンタ色画像形成層及びシアン色画像形成層の少なくとも１層が、塩化銀含有率が９０モル％以上で、沃化銀含有率が０〜２．０モル％で、臭化銀含有率が０．１〜１０モル％のハロゲン化銀粒子を含む平均粒径の異なる２種以上のハロゲン化銀乳剤を含有し、最も平均粒径が大きな該ハロゲン化銀乳剤の沃化銀含有率が、最も平均粒径が小さい該ハロゲン化銀乳剤の沃化銀含有率より高いことを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【請求項２】
支持体上に、感光性ハロゲン化銀を含有するイエロー色画像形成層、マゼンタ色画像形成層、シアン色画像形成層を各々少なくとも１層有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、１画素当たり１０-6秒の露光時間で露光した後、現像処理し、得られた各々の色画像の最大ポイントγ（γｍｄ）を与える露光量（ＬｏｇＥｄ）と、１画素当たり０．５秒の露光時間で露光した後、現像処理し、得られた各々の色画像の最大ポイントγ（γｍａ）を与える露光量（ＬｏｇＥａ）との差ΔＬｏｇＥ（ＬｏｇＥｄ−ＬｏｇＥａ）が０．１５以下であるハロゲン化銀カラー写真感光材料であって、該イエロー色画像形成層、マゼンタ色画像形成層及びシアン色画像形成層の少なくとも１層が、塩化銀含有率が９０モル％以上で、沃化銀含有率が０〜２．０モル％で、臭化銀含有率が０．１〜１０モル％のハロゲン化銀粒子を含むハロゲン化銀乳剤を１種以上含有し、かつ該ハロゲン化銀乳剤を含有する層とは異なる画像形成層の少なくとも１層が、該ハロゲン化銀乳剤より平均粒径が小さく、かつ臭化銀含有率が高いハロゲン化銀乳剤を含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【請求項３】
支持体上に、感光性ハロゲン化銀を含有するイエロー色画像形成層、マゼンタ色画像形成層、シアン色画像形成層を各々少なくとも１層有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、１画素当たり１０-10秒以上、１０-3秒以下の露光時間で露光した後、発色現像処理して得られた色画像の有効階調領域（ＶＥ）が、各色画像形成層で各々０．７７以上０．９６以下であり、かつＶＥが最大となる色画像形成層のＶＥ値とＶＥが最小となる色画像形成層のＶＥ値との差ΔＶＥが０以上、０．１０以下であるハロゲン化銀カラー写真感光材料であって、該イエロー色画像形成層、マゼンタ色画像形成層及びシアン色画像形成層の少なくとも１層が、塩化銀含有率が９０モル％以上で、沃化銀含有率が０〜２．０モル％で、臭化銀含有率が０．１〜１０モル％のハロゲン化銀粒子を含む平均粒径の異なる２種以上のハロゲン化銀乳剤を含有し、最も平均粒径が大きな該ハロゲン化銀乳剤の沃化銀含有率が、最も平均粒径が小さい該ハロゲン化銀乳剤の沃化銀含有率より高いことを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【請求項４】
支持体上に、感光性ハロゲン化銀を含有するイエロー色画像形成層、マゼンタ色画像形成層、シアン色画像形成層を各々少なくとも１層有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、１画素当たり１０-10秒以上、１０-3秒以下の露光時間で露光した後、発色現像処理して得られた色画像の有効階調領域（ＶＥ）が、各色画像形成層で各々０．７７以上０．９６以下であり、かつＶＥが最大となる色画像形成層のＶＥ値とＶＥが最小となる色画像形成層のＶＥ値との差ΔＶＥが０以上、０．１０以下であるハロゲン化銀カラー写真感光材料であって、該イエロー色画像形成層、マゼンタ色画像形成層及びシアン色画像形成層の少なくとも１層が、塩化銀含有率が９０モル％以上で、沃化銀含有率が０〜２．０モル％で、臭化銀含有率が０．１〜１０モル％のハロゲン化銀粒子を含むハロゲン化銀乳剤を１種以上含有し、かつ該ハロゲン化銀乳剤を含有する層とは異なる画像形成層の少なくとも１層が、該ハロゲン化銀乳剤より平均粒径が小さく、かつ臭化銀含有率が高いハロゲン化銀乳剤を含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【公開番号】特開２００６−１８１４５（Ｐ２００６−１８１４５Ａ）
【公開日】平成１８年１月１９日（２００６．１．１９）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００４−１９７８２３（Ｐ２００４−１９７８２３）
【出願日】平成１６年７月５日（２００４．７．５）
【出願人】（３０３０５０１５９）コニカミノルタフォトイメージング株式会社 (1,066)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成１８年１月１９日（２００６．１．１９）
【国際特許分類】
【出願日】平成１６年７月５日（２００４．７．５）
【出願人】（３０３０５０１５９）コニカミノルタフォトイメージング株式会社 (1,066)
【Ｆターム（参考）】
[ Back to top ]