説明

ホログラフィック媒体中に記録するためにデータを5×5のマトリックス中にランレングス制限エンコーディングする方法(ホログラフィック媒体中に記録するためのデータをエンコードする方法およびシステム)

【課題】本発明は、ホログラフィック媒体中への記録のために5×5のマトリックス中にランレングス制限されたデータをエンコードする方法、エンコード・システム、記録システムおよびホログラフィック記録ドライブを提供する。
【解決手段】本発明は、ホログラフィック記録ドライブがホログラフィック媒体中に記録するためにデータをエンコードする。その諸ステップは、4バイトのエラー訂正コードを付けた3バイトのデータを5×5のマトリックス情報中に、ランレングス制限エンコーディングをするステップと、空間光変調器(SLM)の2次元ピクセル・マトリックスの一部として、前記5×5のマトリックス情報を前記空間光変調器に与えるステップとを含み、これによってホログラフィック媒体上にホログラフィック・イメージを記録する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はホログラフィック記録に関し、特にホログラフィック媒体中に記録するためにデータをエンコード(コード化)することに関する。
【背景技術】
【0002】
データは一般的に、搬送ビームからデータ・ビームを生成する空間光変調器(SLM)を用いてホログラフィック媒体中に記録される。このデータ・ビームは性質上2次元であり、順次ラスタ・パターンで配列された多数のビットからなる矩形のイメージを含む。このデータ・ビームおよび参照ビーム(典型的には搬送ビームから当初は分離される)はホログラフィック媒体に別個に差し向けられ、交差し干渉して干渉波面(ウエーブフロント)を形成する。これがホログラフィック媒体中にホログラムとして知られるホログラフィック・イメージとして記録される。データはホログラムの位置でホログラフィック媒体に差し向けられる参照ビームを提供することによって読み出され、出力ビームが光センサに差し向けられる。光センサがホログラムおよび参照ビームの相互干渉から生じるイメージを検出するように配列される。
【特許文献1】米国特許第6,275,965号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
順次ラスタ・パターンの配列はシリアル・データのストリングを含み、そのデータに適用されるエラー訂正コードの能力を超えるエラーにさらされやすくなるかもしれない。
【課題を解決するための手段】
【0004】
ホログラフィック媒体中に記録をするための、データをエンコード(コード化)する方法、エンコーディング・システム、記録システムおよびホログラフィック記録ドライブ(駆動装置)を提供する。一実施例では、データを5×5のマトリックス情報にランレングス制限エンコーディング(run length limited encoding)をし、そのデータには4バイトのエラー訂正コードを付ける。空間光変調器(SLM)の2次元ピクセル・マトリックスの一部として、5×5のマトリックス情報を空間光変調器(SLM)に提供し、これによってホログラフィック媒体上にホログラフィック・イメージを記録する。
【0005】
他の実施例では、ランレングス制限エンコードをされたデータが4ビット・バースト、4バイト・ストリング長の能力を有するエラー訂正コードを用いてエンコードされる。
【0006】
更に他の実施例では、ランレングス制限エンコーディングのステップが(0,14/13)ランレングス制限コードを含む。
【0007】
更に他の実施例では、ランレングス制限エンコーディングのステップが以下の演算を含む。
以下で ¬ は相補演算子を表す。
空間光変調器の第1行
SLM(0,0) = (U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7) <AND> [ U2 <AND> ¬(U0 <AND> U3) <OR> U0 <AND> (¬U1 <OR> U2) ]
SLM(0,1) = (U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7) <AND> (U0 <OR> ¬U2)
SLM(0,2) = ¬[(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> (U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U1
SLM(0,3) = ¬[(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> (U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U2
SLM(0,4) = [(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U3
空間光変調器の第2行
SLM(1,0) = V0, SLM(1,1) = V1, SLM(1,2) = V2, SLM(1,3) = V3, SLM(1,4) = V4
空間光変調器の第3行
SLM(2,0) = V5, SLM(2,1) = V6, SLM(2,2) = V7
SLM(2,3) = { [(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U4 } <AND> (U0 <OR> U4)
SLM(2,4) = { [(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U5 } <AND> (U1 <OR> U5)
空間光変調器の第4行
SLM(3,0) = {[(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U6 } <AND> (U2 <OR> U6)
SLM(3,1) = {[(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <AND> U3} <OR> U7 <OR> ¬(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3 <OR> U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)
SLM(3,2) = W0, SLM(3,3) = W1, SLM(3,4) = W2
空間光変調器の第5行
SLM(4,0) = W3, SLM(4,1) = W4, SLM(4,2) = W5, SLM(4,3) = W6, SLM(4,4) = W7
【0008】
更に他の実施例では、空間光変調器のピクセル・マトリックスがホログラフィック媒体上に記録される。
【0009】
本発明を一層理解するために、添付図面とともに以下の詳細な説明を参照されたい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明を、以下の記述で図を参照しつつ好適な実施例において説明する。図で同様な参照番号は同一又は類似する要素を表す。本発明をその目的を達成するための最良の形態で説明するが、本発明の趣旨および範囲から逸れずにその教示するところからみて種々の変形例が得られることはこの技術分野の当業者に容易に理解できよう。
【0011】
図1には、ホログラフィック記録ドライブ10の実施例が示され、ディスク状のホログラフィック媒体12、およびディスクを所望の位置に回転させることによって記録するためにホログラフィック媒体12を位置づけるモーター14を含む。空間光変調器15が2次元ピクセル・マトリックスを提供するように構成され、そしてホログラフィック・イメージング・システム17が空間光変調器のピクセル・マトリックスを表す光学的波面をホログラフィック媒体12中に記録するためにビームを供給するように構成される。
【0012】
この実施例では、スライダ20がレール21の上に載り、ホログラフィック・イメージング・システム17をホログラフィック媒体12のいろいろな半径位置に位置づける。当業者に知られているとおり、いろいろな位置決めシステムがホログラフィック媒体12をホログラフィック・イメージング・システム17に対し位置決めするのに使用され得る。またホログラフィック媒体12もいろいろな形態を取り得る。ホログラフィック・イメージング・システム17は、当業者にはよく知られているように、ホログラフィック媒体12に適合する波長で動作するように構成されたレーザー25、レンズ27および波面を生成するための波長板28を含む。ビーム・スプリッタ34にその波面ビーム33を反射させるためにミラー30が設けられてもよい。レーザー25の例は、DVD−R(赤 680nm)で動作するもの、DVD−B(青 405nm)で動作するもの、および赤外線(780nm)で動作するものを含む。
【0013】
ビーム・スプリッタ34はビーム33を搬送ビーム35と参照ビーム37とに分割する。参照ビーム37はミラー38によって反射されホログラフィック媒体12に差し向けられる。搬送ビーム35は空間光変調器15により変調され、その空間光変調器15からのイメージは信号ビーム40を含み、ホログラフィック媒体12に差し向けられて、そこでそれは参照ビーム37とともに干渉パターンを生じ、ホログラフィック媒体12中にホログラムを形成する。
【0014】
いろいろなタイプの空間光変調器15が当業者に知られている。図2はホログラフィック・イメージング・システム120中の透過型空間光変調器50を示す。このシステムはビーム33を搬送ビーム35と参照ビーム37とに分割するビーム・スプリッタ34を含む。参照ビーム37はミラー138によって反射され、ホログラフィック媒体12に差し向けられる。搬送ビーム35は空間光変調器50によって変調され、その空間光変調器50からのイメージは信号ビーム40を含み、ホログラフィック媒体12に差し向けられ、そこでそれは参照ビーム37とともに干渉パターンを生じて、ホログラム160をホログラフィック媒体12中に記録する。このホログラムは空間光変調器のピクセル・マトリックスを表す光学的な波面をホログラフィック媒体中に記録する。
【0015】
図3はホログラフィック記録システム100の反射型空間光変調器115を示す。このような反射型空間光変調器115はLCOS(Liquid crystal on silicon)またはマイクロ・ミラーのアレイであってもよい。ホログラフィック・イメージング・システムは、ビーム33を搬送ビーム35と参照ビーム37とに分割するビーム・スプリッタ34を含む。その参照ビーム37はホログラフィック媒体12に差し向けられる。その搬送ビーム35は空間光変調器115によって変調され、その空間光変調器115からのイメージが信号ビーム40を生じ、それがホログラフィック媒体12に差し向けられる。そこでそれは参照ビーム37とともに干渉パターンを生じ、ホログラフィック媒体12中にホログラム160を記録する。このホログラムは、空間光変調器のピクセル・マトリックスを表す光学的な波面を、ホログラフィック媒体中に記録する。
【0016】
いろいろなタイプのホログラフィック媒体もまた当業者によく知られている。図3に示す例はデータ面123、基板124、および外層125からなり、Z方向の深さがデータ面123の厚さよりも大きくないホログラムを形成する。図1のモーター14がホログラフィック媒体をZ軸のまわりに回転させて、ホログラム160を記録するようにホログラフィック媒体12を位置決めさせてもよい。
【0017】
書き込みモードおよび読み出しモードに於けるビームを含む、いろいろなビームを結像するためにレンズ70が設けられてもよい。
【0018】
図1、3および4を参照すると、データ・フロー・エレクトロニクス110がレーザー25、空間光変調器15、115を作動して、空間光変調器のピクセル・マトリックスを記録のために提供する。記録しようとするデータは任意のソース、例えば外部ホスト・システム180から、例えばインターフェイス181に与えられる。追加のデータ処理、データ・フォーマット動作、データ編集が当業者によく知られているようにドライブ10によって行われても良い。これは情報のフォーマット動作がピクセル・マトリックスのエッジのまわりで生じることも含む。このデータ部分は本発明によりエンコードされる。即ち、3バイトのデータで4バイトのエラー訂正コード148を付けられたものを5×5のマトリックス情報にエンコードするように構成された、ランレングス制限エンコーダ150でエンコードされる。ランレングス制限エンコーダ(RLLエンコーダ)150は、そのエンコーダがあるフォーマットに配列するデータの長さで動作し、その結果データ配列が空間光変調器(SLM)コントローラ152により5×5のマトリックスとなる。エラー訂正コード(ECC)148がランレングス制限エンコーディングされる前にエンコーダ150により与えられてもよい。あるいはエラー訂正コード148がホスト・システム180またはデータ・フロー・エレクトロニクス110の別個の要素により与えられてもよい。その結果生じるエンコードされたデータはプレコーダ151によりプレコード(precode)されてもよい。これによりデータ検出を拡張するために適当な遅延をデータの中に準備(セットアップ)する。例えば、選択されたビットが遅延されてもよく、これによりそのデータ・ストリングの中に十分なスペースを与え、その結果、同様なビットまたはストリングの検出を長い長さ、短い長さに拡張できる。例えば、プレコーダ151はDをユニット遅延演算子として、多項の1/(1−D)を導入する。
【0019】
図5も参照すると、ランレングス制限エンコーダ150はランレングス制限されたエンコード・データを、カスタマ・データのシリアル・ビット・ストリームから与える。そのエンコード・データがSLMコントローラ152を作動し、エンコード・データ165の5×5のマトリックスのブロックを生じる。例えば、空間光変調器15、115のデータ領域は20×20であって、5×5のマトリックスの16通りのパターンを保持していてもよい。そのマトリックスのブロックの各ビットは先ずその行位置によって指定され、次いでそのカラム・ビット位置によって指定される。例えば、ビット「SLM(2,3)」は第3行、第4列にある。
【0020】
5×5のマトリックスの情報を生成するためのランレングス制限コードの実施例は、(0,14/13)ランレングス制限コードを含む。但し、「0」は1相互間の最小数の0であり、14は、1相互間の0の最大数であり、13は、データ・ビットの奇数と偶数のデータ・ビットのシーケンスとの間の0の最大数である。
【0021】
前述のランレングス制限コードの実施例を示す式を以下に示す。カスタマ・データの3つのバイトは、第1のバイト(U0,U1,U2,U3,U4,U5,U6,U7)、第2のバイト(V0,V1,V2,V3,V4,V5,V6,V7)、そして第3のバイト(W0,W1,W2,W3,W4,W5,W6,W7)である。このランレングス制限コードは入力として、3バイトのカスタマ・データを使用し、2次元のピクセル・マトリックスとして空間光変調器15、115上に表示される5X5のマトリックスの情報を生成する。そのマトリックスのエレメントは以下の式に従ってエンコーダで演算される。“¬”は相補演算子(compliment operator)を示す。
空間光変調器の第1行
SLM(0,0) = (U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7) <AND> [ U2 <AND> ¬(U0 <AND> U3) <OR> U0 <AND> (¬U1 <OR> U2) ]
SLM(0,1) = (U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7) <AND> (U0 <OR> ¬U2)
SLM(0,2) = ¬[(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> (U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U1
SLM(0,3) = ¬[(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> (U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U2
SLM(0,4) = [(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U3
空間光変調器の第2行
SLM(1,0) = V0, SLM(1,1) = V1, SLM(1,2) = V2, SLM(1,3) = V3, SLM(1,4) = V4
空間光変調器の第3行
SLM(2,0) = V5, SLM(2,1) = V6, SLM(2,2) = V7
SLM(2,3) = { [(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U4 } <AND> (U0 <OR> U4)
SLM(2,4) = { [(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U5 } <AND> (U1 <OR> U5)
空間光変調器の第4行
SLM(3,0) = {[(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U6 } <AND> (U2 <OR> U6)
SLM(3,1) = {[(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <AND> U3} <OR> U7 <OR> ¬(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3 <OR> U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)
SLM(3,2) = W0, SLM(3,3) = W1, SLM(3,4) = W2
空間光変調器の第5行
SLM(4,0) = W3, SLM(4,1) = W4, SLM(4,2) = W5, SLM(4,3) = W6, SLM(4,4) = W7
【0022】
この結果生じる5×5のマトリックス・データはプレコーダ151によってプレコードされてもよく、そしてSLMコントローラ152によって累積され配列され得る。例えば、適当なフォーマッティングを用いて20×20のマトリックスに配列され、空間光変調器15,115にロードされる。
【0023】
SLMコントローラ152が空間光変調器15、115中に全てのデータを(フォーマッティングなどを用いて)一旦ロードされると、そのSLMコントローラ152は書き込みモードでレーザー25を作動させるようにレーザー・コントローラ153をトグル(切り替え)し、そしてホログラフィック・イメージング・システム120はホログラム160を記録するためにホログラフィック媒体12中に空間光変調器のピクセル・マトリックスを表す光学的な波面を記録する。
【0024】
この5×5のマトリックスは入力のシリアル・データ・ストリングをECCが似たようなデータ・エラーを処理できるように配列されたグループに分割する。ランレングス制限エンコーダは5×5のマトリックスに適合する様に構成される。このECCは4ビット・バースト、4バイト・ストリング長の能力を有し、複数レベルのECCを含んでもよい。ECCの幾つかの例は特許文献1に記されている。少なくとも5×5のマトリックスをカバーする所望のパラメータにランレングス制限エンコーディングをするには当業者に知られた特定の方式が用いられてもよい。
【0025】
図1、6、7および8を参照すると、記録されたホログラフィック・イメージ160はレーザー25によってその後読み出される。ホログラム160を結像する読み出しもしくは参照ビーム40を光学的検出器130上に与えることによって読み出される。参照ビームは空間光変調器の原イメージに似せたイメージ140を形成するためにホログラムの干渉パターンによって回折される。光学的検出器130が、当業者に知られているように、イメージ140を含む情報を捕捉し、そのホログラフィック・イメージ全体を現すデータ情報を与える。データ・フロー・デコーダ170はピクセル・マトリックスから5×5のマトリックス情報にデータを再配列するように構成され、かつ5×5のマトリックス情報を3バイトのデータ・セットにデコードするように構成される。第1のステップは光学的検出器130から読み出されるデータのストリングを識別するのにデータ検出器を適用することを含む。データ検出器の一例は、当業者には知られているように、書き込みプロセスのプレコード・ステップで説明したアルゴリズムの逆数である1−Dアルゴリズムに基づくヴィテルビ(Viterbi)PRML(部分応答、最小長)検出器161である。当業者には知られているように、ヴィテルビPRML検出器は、受信した信号ストリングの最尤出力を選択し、そしてその最尤出力を除外する。それからデータがランレングス制限コード162によって、例えば以下の式を用いてデコードされる。最後にECC163がデータ・バイトU、V、W中にあるかもしれないエラーの回復訂正に適用され、これによってインターフェイス181を介してホスト・システム180にそれらを送ることができるようにする。
【0026】
この書き込みシステムのランレングス制限コード150によれば、以下の演算式が5×5のマトリックスのランレングス制限エンコード・データをステップ162でデコードするのに用いられる。
第1バイト: (U0,U1,U2,U3,U4,U5,U6,U7)
U0=([¬DET(0,0) <AND> ¬DET(0,1) <AND> DET(0,4)] <AND> DET(2,3)) <OR> (( DET(0,0) <AND> DET(0,1)) <OR> ( DET(0,1) <AND> DET(0,3) <AND> DET(0,4)))
U1=([¬DET(0,0) <AND> ¬DET(0,1) <AND> DET(0,4)] <AND> DET(2,4)) <OR> (( DET(0,1) <AND> DET(0,2) <AND> ¬DET(0,3)) <OR> ( DET(0,0) <AND> DET(0,2)) <OR> ( DET(0,1) <AND> DET(0,2) <AND> DET(0,4))
U2=([¬DET(0,0) <AND> ¬DET(0,1) <AND> DET(0,4)] <AND> DET(3,0)) <OR> (( DET(0,1) <AND> DET(0,2) <AND> DET(0,3) <AND> DET(0,4)) <OR> ( DET(0,0) <AND> ¬DET(0,1)) <OR> ( DET(0,0) <AND> DET(0,1) <AND> DET(0,3)))
U3=([¬DET(0,0) <AND> ¬DET(0,1) <AND> DET(0,4)] <AND> DET(3,1)) <OR> ((¬DET(0,0) <AND> DET(0,1) <AND> DET(0,4)) <OR> ( DET(0,0) <AND> DET(0,4)))
U4 = [ DET(0,0) <OR> DET(0,1) ] <AND> DET(2,3)
U5 = [ DET(0,0) <OR> DET(0,1) ] <AND> DET(2,4)
U6 = [ DET(0,0) <OR> DET(0,1) ] <AND> DET(3,0)
U7 = [ DET(0,0) <OR> DET(0,1) ] <AND> DET(3,1)
第2バイト: (V0,V1,V2,V3,V4,V5,V6,V7)
V0 = DET(1,0), V1 = DET(1,1), V2 = DET(1,2), V3 = DET(1,3), V4 = DET(1,4), V5 = DET(2,0),
V6 = DET(2,1), V7 = DET(2,2)
第3バイト: (W0,W1,W2,W3,W4,W5,W6,W7)
W0 = DET(3,2), W1 = DET(3,3), W2 = DET(3,4), W3 = DET(4,0), W4 = SLM(4,1), W5 = DET(4,2), W6 = DET(4,3), W6 = DET(4,4)
【0027】
前述の方法に関連して、夫々のステップの順序の変更を含む種々の変更や変形を為しえることを当業者は理解されたい。例えば当業者はここに示したもの以外にも特定のコンポーネントの配列を変えて用いることも理解できよう。
【0028】
本発明の好適な実施例を詳細に説明したが、特許請求の範囲に開示したような本発明の範囲から逸れずにこれらの実施例に対する変形や適用を当業者が為し得ることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明を実施することができるホログラフィック記録ドライブの実施例である。
【図2】図1のホログラフィック記録イメージング・システムおよびホログラフィック媒体の図式図である。
【図3】代替例のホログラフィック記録イメージング・システム、図1のホログラフィック記録システムおよびホログラフィック媒体を示す図式図である。
【図4】本発明の方法およびエンコーディング・システムの実施例を示す図である。
【図5】図2もしくは図3の空間光変調器(SLM)の5×5のマトリックスを示す図である。
【図6】図1のホログラフィック検出システムおよびホログラフィック媒体の図式図である。
【図7】図6の検出器の5×5のマトリックスを示す図である。
【図8】本発明で用いられる方法およびデコーディング・システムを示す図である。
【符号の説明】
【0030】
10 ホログラフィック記録ドライブ
12 ホログラフィック媒体
14 モーター
15 空間光変調器
17 ホログラフィック・イメージング・システム
20 スライダ
21 レール
25 レーザー
27 レンズ
28 波面
30 ミラー
33 ビーム
34 ビーム・スプリッタ
35 搬送ビーム
37 参照ビーム
40 信号ビーム
50 空間光変調器
110 データ・フロー・エレクトロニクス
115 空間光変調器
120 ホログラフィック・イメージング・システム
123 データ面
124 基板
125 外層
138 ミラー
160 ホログラム
170 データ・フロー・デコーダ
180 外部ホスト・システム
181 インターフェイス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ホログラフィック媒体中に記録するためのデータをエンコードする方法であって、
4バイトのエラー訂正コードを付けた3バイトのデータを、5×5のマトリックス情報にランレングス制限エンコーディングをするステップと、
空間光変調器の2次元ピクセル・マトリックスの一部として、前記5×5のマトリックス情報を前記空間光変調器に提供するステップとを含み、これによって前記ホログラフィック媒体上にホログラフィック・イメージを記録する方法。
【請求項2】
前記ランレングス制限エンコーディングをするステップの前に、
4ビット・バースト、4バイト・ストリング長の能力を有するエラー訂正コードを用いて前記データをエンコードするステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ランレングス制限エンコーディングをするステップが(0,14/13)ランレングス制限コードを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記ランレングス制限エンコーディングをするステップが、以下の演算を含む、請求項3に記載の方法。
以下で ¬ は相補演算子を表す。
空間光変調器の第1行
SLM(0,0) = (U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7) <AND> [ U2 <AND> ¬(U0 <AND> U3) <OR> U0 <AND> (¬U1 <OR> U2) ]
SLM(0,1) = (U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7) <AND> (U0 <OR> ¬U2)
SLM(0,2) = ¬[(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> (U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U1
SLM(0,3) = ¬[(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> (U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U2
SLM(0,4) = [(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U3
空間光変調器の第2行
SLM(1,0) = V0, SLM(1,1) = V1, SLM(1,2) = V2, SLM(1,3) = V3, SLM(1,4) = V4
空間光変調器の第3行
SLM(2,0) = V5, SLM(2,1) = V6, SLM(2,2) = V7
SLM(2,3) = { [(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U4 } <AND> (U0 <OR> U4)
SLM(2,4) = { [(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U5 } <AND> (U1 <OR> U5)
空間光変調器の第4行
SLM(3,0) = {[(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U6 } <AND> (U2 <OR> U6)
SLM(3,1) = {[(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <AND> U3} <OR> U7 <OR> ¬(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3 <OR> U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)
SLM(3,2) = W0, SLM(3,3) = W1, SLM(3,4) = W2
空間光変調器の第5行
SLM(4,0) = W3, SLM(4,1) = W4, SLM(4,2) = W5, SLM(4,3) = W6, SLM(4,4) = W7
【請求項5】
前記空間光変調器のピクセル・マトリックスを前記ホログラフィック媒体上に記録するステップを更に含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
ホログラフィック媒体中に記録するためにデータをエンコードするように構成されたエンコーディング・システムであって、
4バイトのエラー訂正コードを付けた3バイトのデータを、5×5のマトリックス情報にコード化するランレングス制限エンコーダと、
前記5×5のマトリックス情報を、空間光変調器の2次元ピクセル・マトリックスの一部の中に配列するように構成されたプレコーダと
を含むエンコーディング・システム。
【請求項7】
4ビット・バースト、4バイト・ストリング長の能力を有するエラー訂正コードを用いてデータのストリングをエンコードするように構成されたエラー訂正エンコーダを更に含み、それによって前記ランレングス制限エンコーダにエンコードされた前記データを提供する、請求項6に記載のエンコーディング・システム。
【請求項8】
前記ランレングス制限エンコーダが(0,14/13)ランレングス制限コードを実装する、請求項7に記載のエンコーディング・システム。
【請求項9】
前記ランレングス制限エンコーダが、以下の式を演算(実行)する、請求項8に記載のエンコーディング・システム。
以下で ¬ は相補演算子を表す。
空間光変調器の第1行
SLM(0,0) = (U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7) <AND> [ U2 <AND> ¬(U0 <AND> U3) <OR> U0 <AND> (¬U1 <OR> U2) ]
SLM(0,1) = (U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7) <AND> (U0 <OR> ¬U2)
SLM(0,2) = ¬[(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> (U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U1
SLM(0,3) = ¬[(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> (U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U2
SLM(0,4) = [(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U3
空間光変調器の第2行
SLM(1,0) = V0, SLM(1,1) = V1, SLM(1,2) = V2, SLM(1,3) = V3, SLM(1,4) = V4
空間光変調器の第3行
SLM(2,0) = V5, SLM(2,1) = V6, SLM(2,2) = V7
SLM(2,3) = { [(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U4 } <AND> (U0 <OR> U4)
SLM(2,4) = { [(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U5 } <AND> (U1 <OR> U5)
空間光変調器の第4行
SLM(3,0) = {[(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U6 } <AND> (U2 <OR> U6)
SLM(3,1) = {[(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <AND> U3} <OR> U7 <OR> ¬(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3 <OR> U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)
SLM(3,2) = W0, SLM(3,3) = W1, SLM(3,4) = W2
空間光変調器の第5行
SLM(4,0) = W3, SLM(4,1) = W4, SLM(4,2) = W5, SLM(4,3) = W6, SLM(4,4) = W7
【請求項10】
ホログラフィック媒体中に記録するように構成された記録システムであって、
4バイトのエラー訂正コードを付けた3バイトのデータを、5×5のマトリックス情報にエンコードするランレングス制限エンコーダと、
前記5×5のマトリックス情報を、2次元ピクセル・マトリックスの一部の中に配列するように構成された空間光変調器と、
前記空間光変調器のピクセル・マトリックスを表す光学的波面をホログラフィック媒体中に記録するためにビームを供給するように構成されたホログラフィック・イメージング・システムと、
を含む記録システム。
【請求項11】
4ビット・バースト、4バイト・ストリング長の能力を有するエラー訂正コードを用いてデータのストリングをエンコードするように構成されたエラー訂正エンコーダを更に含み、それによって前記ランレングス制限エンコーダのためにエンコードされた前記データを提供する、請求項10に記載の記録システム。
【請求項12】
前記ランレングス制限エンコーダが(0,14/13)ランレングス制限コードを実装する、請求項11に記載の記録システム。
【請求項13】
前記ランレングス制限エンコーダが、以下の式を演算する、請求項12に記載の記録システム。
以下で ¬ は相補演算子を表す。
空間光変調器の第1行
SLM(0,0) = (U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7) <AND> [ U2 <AND> ¬(U0 <AND> U3) <OR> U0 <AND> (¬U1 <OR> U2) ]
SLM(0,1) = (U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7) <AND> (U0 <OR> ¬U2)
SLM(0,2) = ¬[(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> (U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U1
SLM(0,3) = ¬[(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> (U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U2
SLM(0,4) = [(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U3
空間光変調器の第2行
SLM(1,0) = V0, SLM(1,1) = V1, SLM(1,2) = V2, SLM(1,3) = V3, SLM(1,4) = V4
空間光変調器の第3行
SLM(2,0) = V5, SLM(2,1) = V6, SLM(2,2) = V7
SLM(2,3) = { [(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U4 } <AND> (U0 <OR> U4)
SLM(2,4) = { [(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U5 } <AND> (U1 <OR> U5)
空間光変調器の第4行
SLM(3,0) = {[(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U6 } <AND> (U2 <OR> U6)
SLM(3,1) = {[(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <AND> U3} <OR> U7 <OR> ¬(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3 <OR> U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)
SLM(3,2) = W0, SLM(3,3) = W1, SLM(3,4) = W2
空間光変調器の第5行
SLM(4,0) = W3, SLM(4,1) = W4, SLM(4,2) = W5, SLM(4,3) = W6, SLM(4,4) = W7
【請求項14】
記録するためにホログラフィック媒体を位置決めするように構成されたドライブと、
4バイトのエラー訂正コードを付けた3バイトのデータを、5×5のマトリックス情報にエンコードするランレングス制限エンコーダと、
前記5×5のマトリックス情報を、2次元ピクセル・マトリックスの一部の中に配列するように構成された空間光変調器と、
前記空間光変調器のピクセル・マトリックスを表す光学的波面をホログラフィック媒体中に記録するためにビームを供給するように構成されたホログラフィック・イメージング・システムと
を含むホログラフィック記録ドライブ。
【請求項15】
4ビット・バースト、4バイト・ストリング長の能力を有するエラー訂正コードを用いてデータのストリングをエンコードするように構成されたエラー訂正エンコーダを更に含み、それによって前記ランレングス制限エンコーダにエンコードされた前記データを提供する、請求項14に記載のホログラフィック記録ドライブ。
【請求項16】
前記ランレングス制限エンコーダが(0,14/13)ランレングス制限コードを実装する、請求項15に記載のホログラフィック記録ドライブ。
【請求項17】
前記ランレングス制限エンコーダが、以下の式を演算する、請求項16に記載のホログラフィック記録ドライブ。
以下で ¬ は相補演算子を表す。
空間光変調器の第1行
SLM(0,0) = (U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7) <AND> [ U2 <AND> ¬(U0 <AND> U3) <OR> U0 <AND> (¬U1 <OR> U2) ]
SLM(0,1) = (U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7) <AND> (U0 <OR> ¬U2)
SLM(0,2) = ¬[(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> (U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U1
SLM(0,3) = ¬[(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> (U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U2
SLM(0,4) = [(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U3
空間光変調器の第2行
SLM(1,0) = V0, SLM(1,1) = V1, SLM(1,2) = V2, SLM(1,3) = V3, SLM(1,4) = V4
空間光変調器の第3行
SLM(2,0) = V5, SLM(2,1) = V6, SLM(2,2) = V7
SLM(2,3) = { [(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U4 } <AND> (U0 <OR> U4)
SLM(2,4) = { [(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U5 } <AND> (U1 <OR> U5)
空間光変調器の第4行
SLM(3,0) = {[(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <OR> U6 } <AND> (U2 <OR> U6)
SLM(3,1) = {[(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3) <AND> ¬(U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)] <AND> U3} <OR> U7 <OR> ¬(U0 <OR> U1 <OR> U2 <OR> U3 <OR> U4 <OR> U5 <OR> U6 <OR> U7)
SLM(3,2) = W0, SLM(3,3) = W1, SLM(3,4) = W2
空間光変調器の第5行
SLM(4,0) = W3, SLM(4,1) = W4, SLM(4,2) = W5, SLM(4,3) = W6, SLM(4,4) = W7
【請求項18】
ホログラフィック媒体上に記録されたデータを検出し、かつデータ情報を提供するように構成された光学的検出器と、
ピクセル・マトリックスから5×5のマトリックス情報にデータを再配列するように構成され、かつ前記5×5のマトリックス情報を3バイトのデータ・セットにデコードするように構成されたデコーディング・データ・フロー装置とを
更に含む、請求項17に記載のホログラフィック記録ドライブ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2008−77824(P2008−77824A)
【公開日】平成20年4月3日(2008.4.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−237559(P2007−237559)
【出願日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【出願人】(390009531)インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション (4,084)
【氏名又は名称原語表記】INTERNATIONAL BUSINESS MASCHINES CORPORATION
【Fターム(参考)】