メッセージ送信装置
【課題】ICカードを用いなくても、放送事業者から、受信装置を個別に特定してメッセージを配信することが可能であり、かつ、放送事業者側で、視聴制限を行う受信装置の数を管理することができるメッセージ送信装置を提供する。
【解決手段】メッセージ送信装置1Bは、メッセージ受信装置5Bから通知された個別識別子を宛先とし、メッセージ受信装置5Bをグループ化するメッセージ制御情報を内容とした個別メッセージを送信し、さらに、メッセージ制御情報と、メッセージ受信装置5Bをサブグループ化する部分識別子とマスク情報とを宛先とし、メッセージ情報を内容とした共通メッセージを、当該共通メッセージを受信させるメッセージ受信装置5Bをサブグループ単位で切り替えるために部分識別子を更新しながら生成および送信する。
【解決手段】メッセージ送信装置1Bは、メッセージ受信装置5Bから通知された個別識別子を宛先とし、メッセージ受信装置5Bをグループ化するメッセージ制御情報を内容とした個別メッセージを送信し、さらに、メッセージ制御情報と、メッセージ受信装置5Bをサブグループ化する部分識別子とマスク情報とを宛先とし、メッセージ情報を内容とした共通メッセージを、当該共通メッセージを受信させるメッセージ受信装置5Bをサブグループ単位で切り替えるために部分識別子を更新しながら生成および送信する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
メッセージ受信装置に対する共通のメッセージである共通メッセージを生成する共通メッセージ生成手段と、各メッセージ受信装置に対して個別に送信する個別メッセージを生成する個別メッセージ生成手段とを備え、放送送信手段を介して、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを放送データとして送信するメッセージ送信装置において、
前記メッセージ受信装置を識別する個別識別子を記憶するための識別子記憶手段と、
前記メッセージ受信装置で生成された前記メッセージ受信装置を識別するための個別識別子を外部から入力し、当該個別識別子を前記識別子記憶手段に書き込み記憶させる個別識別子登録手段と、を備え、
前記個別メッセージ生成手段は、前記共通メッセージで送信される予め定めたメッセージ情報によってグループ単位で一括制御する対象となるメッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報を付加したメッセージ制御情報通知を、前記個別識別子を宛先とした前記個別メッセージとして生成するメッセージ制御情報通知生成手段を備え、
前記共通メッセージ生成手段は、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報によって制御する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子とマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容とした共通メッセージであるメッセージ情報通知を生成するメッセージ情報通知生成手段を備えることを特徴とするメッセージ送信装置。
【請求項2】
前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段をそれぞれ複数備え、
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための前記メッセージ受信装置に予め記憶されている識別子である限定受信方式識別と、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを送信するパケットの識別子であるパケット識別子とを外部から複数入力し、前記限定受信方式識別ごとに、当該限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、前記限定受信方式識別と前記パケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを生成するメッセージ識別テーブル生成手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のメッセージ送信装置。
【請求項3】
メッセージ受信装置に対する共通のメッセージである共通メッセージを生成する共通メッセージ生成手段と、各メッセージ受信装置に対して個別に送信する個別メッセージを生成する個別メッセージ生成手段とを備え、放送送信手段を介して、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを放送データとして送信するメッセージ送信装置において、
前記メッセージ受信装置を識別する識別子を記憶するための識別子記憶手段と、
前記メッセージ受信装置を識別するための個別識別子を外部から入力し、当該個別識別子を前記識別子記憶手段に書き込み記憶させる個別識別子登録手段と、
前記メッセージ受信装置を放送事業者側で個別に識別する識別子である指定識別子を、前記識別子記憶手段に書き込み記憶させる指定識別子登録手段と、を備え、
前記個別メッセージ生成手段は、前記個別識別子をメッセージの宛先とし、前記指定識別子をメッセージの内容とする指定識別子通知を前記個別メッセージとして生成して送信する指定識別子通知生成手段と、
前記指定識別子通知を前記個別メッセージとして前記メッセージ受信装置に送信した後、前記指定識別子を宛先として、前記共通メッセージとして送信される予め定めたメッセージ情報によってグループ単位で一括制御する対象となるメッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報を付加したメッセージ制御情報通知を、前記個別メッセージとして生成するメッセージ制御情報通知生成手段とを備え、
前記共通メッセージ生成手段は、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子または前記指定識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ情報によって制御する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子とマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容とした共通メッセージであるメッセージ情報通知を生成するメッセージ情報通知生成手段を備えることを特徴とするメッセージ送信装置。
【請求項4】
前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段をそれぞれ複数備え、
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための前記メッセージ受信装置に予め記憶されている識別子である限定受信方式識別と、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを送信するパケットの識別子であるパケット識別子とを外部から複数入力し、前記限定受信方式識別ごとに、当該限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、前記限定受信方式識別と前記パケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを生成するメッセージ識別テーブル生成手段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載のメッセージ送信装置。
【請求項1】
メッセージ受信装置に対する共通のメッセージである共通メッセージを生成する共通メッセージ生成手段と、各メッセージ受信装置に対して個別に送信する個別メッセージを生成する個別メッセージ生成手段とを備え、放送送信手段を介して、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを放送データとして送信するメッセージ送信装置において、
前記メッセージ受信装置を識別する個別識別子を記憶するための識別子記憶手段と、
前記メッセージ受信装置で生成された前記メッセージ受信装置を識別するための個別識別子を外部から入力し、当該個別識別子を前記識別子記憶手段に書き込み記憶させる個別識別子登録手段と、を備え、
前記個別メッセージ生成手段は、前記共通メッセージで送信される予め定めたメッセージ情報によってグループ単位で一括制御する対象となるメッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報を付加したメッセージ制御情報通知を、前記個別識別子を宛先とした前記個別メッセージとして生成するメッセージ制御情報通知生成手段を備え、
前記共通メッセージ生成手段は、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ制御情報によってグループ化されたメッセージ受信装置のうち、前記メッセージ情報によって制御する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子とマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容とした共通メッセージであるメッセージ情報通知を生成するメッセージ情報通知生成手段を備えることを特徴とするメッセージ送信装置。
【請求項2】
前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段をそれぞれ複数備え、
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための前記メッセージ受信装置に予め記憶されている識別子である限定受信方式識別と、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを送信するパケットの識別子であるパケット識別子とを外部から複数入力し、前記限定受信方式識別ごとに、当該限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、前記限定受信方式識別と前記パケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを生成するメッセージ識別テーブル生成手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のメッセージ送信装置。
【請求項3】
メッセージ受信装置に対する共通のメッセージである共通メッセージを生成する共通メッセージ生成手段と、各メッセージ受信装置に対して個別に送信する個別メッセージを生成する個別メッセージ生成手段とを備え、放送送信手段を介して、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを放送データとして送信するメッセージ送信装置において、
前記メッセージ受信装置を識別する識別子を記憶するための識別子記憶手段と、
前記メッセージ受信装置を識別するための個別識別子を外部から入力し、当該個別識別子を前記識別子記憶手段に書き込み記憶させる個別識別子登録手段と、
前記メッセージ受信装置を放送事業者側で個別に識別する識別子である指定識別子を、前記識別子記憶手段に書き込み記憶させる指定識別子登録手段と、を備え、
前記個別メッセージ生成手段は、前記個別識別子をメッセージの宛先とし、前記指定識別子をメッセージの内容とする指定識別子通知を前記個別メッセージとして生成して送信する指定識別子通知生成手段と、
前記指定識別子通知を前記個別メッセージとして前記メッセージ受信装置に送信した後、前記指定識別子を宛先として、前記共通メッセージとして送信される予め定めたメッセージ情報によってグループ単位で一括制御する対象となるメッセージ受信装置のグループを指定するメッセージ制御情報を付加したメッセージ制御情報通知を、前記個別メッセージとして生成するメッセージ制御情報通知生成手段とを備え、
前記共通メッセージ生成手段は、前記メッセージ制御情報と、前記個別識別子または前記指定識別子の一部を示す識別子であって、前記メッセージ情報によって制御する対象となるメッセージ受信装置をサブグループ化する部分識別子とマスク情報とを宛先とし、前記メッセージ情報を内容とした共通メッセージであるメッセージ情報通知を生成するメッセージ情報通知生成手段を備えることを特徴とするメッセージ送信装置。
【請求項4】
前記共通メッセージ生成手段および前記個別メッセージ生成手段をそれぞれ複数備え、
複数のメッセージから1つのメッセージを限定して受信するための前記メッセージ受信装置に予め記憶されている識別子である限定受信方式識別と、前記共通メッセージおよび前記個別メッセージを送信するパケットの識別子であるパケット識別子とを外部から複数入力し、前記限定受信方式識別ごとに、当該限定受信方式識別を含んでメッセージ送信を行っている旨を示すサービス記述子と、前記限定受信方式識別と前記パケット識別子とを対応付けた限定受信方式記述子とを複数含んだメッセージ識別テーブルを生成するメッセージ識別テーブル生成手段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載のメッセージ送信装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【公開番号】特開2013−59101(P2013−59101A)
【公開日】平成25年3月28日(2013.3.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−252865(P2012−252865)
【出願日】平成24年11月19日(2012.11.19)
【分割の表示】特願2010−44733(P2010−44733)の分割
【原出願日】平成22年3月1日(2010.3.1)
【出願人】(000004352)日本放送協会 (2,206)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年3月28日(2013.3.28)
【国際特許分類】
【出願日】平成24年11月19日(2012.11.19)
【分割の表示】特願2010−44733(P2010−44733)の分割
【原出願日】平成22年3月1日(2010.3.1)
【出願人】(000004352)日本放送協会 (2,206)
【Fターム(参考)】
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