説明

レールユニット搬送用台車

【課題】高架軌道やシールド内の様な、軌道の側方スペースが狭小な区域では、軌道の側
方からフォークリフト、クレーン等により必要な資材を搬入することができない。
【解決手段】軌道Rを跨いだ状態で自走可能な前後台車1、2を、レールユニットUの吊
下昇降手段28を有する吊下架台3で連結すると共に、該吊下架台3の前後端部を前後台車
1、2に水平回動可能に連結したレールユニット搬送用台車により、枕木P、Pa…とレ
ールL、Laをユニット化したレールユニットUを搬送可能にすることによって、広大な
スペースで予め組み立てたレールユニットUを、敷設された軌道Rの上方を通過させて搬
送可能にする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、特にHSST(高速地表輸送機)の様な常電導磁気浮上リニアモーター推進
システムを利用したリニヤモーターカーの軌道を建設する際に、レールと枕木を予めユニ
ット化したレールユニットを設置現場まで搬送可能にしたレールユニット搬送用台車に関
する。
【背景技術】
【0002】
鉄道の軌道は、基本的には、道床上に枕木を設置した後、該枕木上に一対のレールを設
置することにより敷設される。
特に、図12に示す様な、HSST(高速地表輸送機)の様な輸送機にあっては、道床
W上に直列配置した複数個の台座ブロックB、Ba…上に枕木P、Pa…及びレールL、
Laを設置した軌道R上を走行するのが一般的である。
【0003】
そして、上記軌道Rを敷設する場合、設置現場まで枕木及びレールを順次搬送した後、
敷設作業を行うことになる。
【0004】
HSST(高速地表輸送機)自体が新しい輸送手段であり、現段階においては建設手段
が確立されていないことから、研究開発段階や出願段階で先行技術調査を行っておらず、
よって記載すべき先行技術文献を知りません。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記従来技術にあっては、下記の通り解決せねばならない課題があった。
(1)軌道の側方からフォークリフト、クレーン等により必要な資材を搬入することも考
えられるが、高架軌道やシールド内の様な、軌道の側方スペースが狭小な区域の作業では
不可能である。
(2)HSST(高速地表輸送機)の軌道の場合は、図1に示す様に、隣接する台座ブロ
ックB、Ba…間に隙間Cがあるため、そのままでは枕木P、Pa…及びレールL、La
等の必要資材の搬送手段が台座ブロックB、Ba…上を走行出来ず、仮に上記隙間Cを走
行可能な程度に塞げたとしても、その設置・撤去作業が余分に必要になり、而も隙間閉塞
手段が枕木P、Pa…やレールL、Laの設置作業の妨げになる可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記従来技術に基づく、上記(1)、(2)の課題に鑑み、軌道を跨いだ状
態で自走可能な前後台車を、レールユニットの吊下昇降手段を有する吊下架台で連結する
と共に、該吊下架台の前後端部を前後台車に水平回動可能に連結したレールユニット搬送
用台車により枕木とレールをユニット化したレールユニットを搬送可能にすることによっ
て、広大なスペースで予め組み立てたレールユニットを、敷設された軌道の上方を通過さ
せて搬送可能にして、上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0007】
要するに本発明は、軌道を跨いだ状態で自走可能な前後台車を、レールユニットの吊下
昇降手段を有する吊下架台で連結したので、枕木とレールを予め組み立てたレールユニッ
トを、既に敷設された軌道の上方を通過させて設置位置まで搬送することが出来るため、
設置位置への枕木、レール等の必要資材の随時搬入作業を無くすことが出来、よって軌道
の敷設作業の簡略化及び工期短縮化を図ることが出来、又吊下架台の前後端部を前後台車
に水平回動可能に連結したので、軌道が蛇行状態であっても軌道に沿ってレールユニット
搬送用台車を移動させることが出来る。
又、道床面上に直列設置した台座ブロックの上部に軌道を敷設するレールユニット搬送
用台車であって、前後台車を、台座ブロックの上方に位置する基台と、該基台の両側下部
に設けた側方フレームと、該側方フレームの下部に設けた、道床面における台座ブロック
の両側部位上を転動する前後車輪とにより構成したので、前後台車を台座ブロックに確実
に跨がせて前後動自在にすることが出来、又吊下架台の前後端部を前後台車の基台に連結
したので、吊下架台の下方にレールユニットを吊り下げた状態で搬送可能にすることが出
来る。
【0008】
前後台車における側方フレームの内側に、前後方向に長い取付フレームを設け、該取付
フレームの内側面に、台座ブロックの両側面に当接するガイドローラーを設けたので、例
え軌道を蛇行させるために、両側面が曲面状の台座ブロックを使用したとしても、ガイド
ローラーが台座ブロックの側方曲面に当接状態であることから、前後台車も台座ブロック
に沿って、該台座ブロックを前後台車の中央に位置させたまま進行方向を自動的に誘導さ
せることが出来るため、運転者が操舵せずに運搬作業を行うことが出来る。
而も、前後台車の搬入出時にガイドローラーが邪魔になることも考えられるが、ガイド
ローラーを上方揺動可能にしたので、搬入出作業前にガイドローラーを上方へ揺動させた
状態で固定することが出来るため、何の支承もなく前後台車の搬入出作業を行うことが出
来る。
【0009】
吊下架台の前後両端部に連結軸を設け、他方前台車の後部及び後台車の前部に設けた連
結部を、基台に対し水平回動可能な基板と、該基板の両端下部に配設した、基台の上面に
当接するローラーと、基板の両端上部に設けた、吊下架台における上記連結軸の両端部の
受承板とにより構成したので、吊下架台の両端部は、前後台車の連結部におけるローラー
で支持されているため、非常に重量のある吊下架台が前後台車に対しスムーズに回動させ
ることか出来、且つ連結作業の簡略化を図ることが出来る。
【0010】
レールユニットの吊下昇降手段を、吊下架台の両側上部に並列設置した複数個の巻上装
置により構成し、吊下架台に上記巻上装置から吊り下げられたチェーンを通過させるため
の開口部を形成したので、長大なレールユニットを複数箇所に吊り下げ支持することか出
来るため、レールユニットをバランスの良い姿勢で搬送することが出来、而も各巻上装置
への負担を軽減することが出来、特に手動式巻上装置にあっては、作業者への負担をも軽
減することか出来る。
又、枕木の間隔は設置現場で異なることから、巻上装置の設置位置を前後方向に移動可
能とし、吊下架台の開口部を前後方向に長く形成したので、巻上装置装置を、吊り下げベ
ルトを付ける枕木の直上に位置させることが出来るため、レールユニットを更にバランス
の良い姿勢で搬送することが出来る。
又、上下方向に長いストッパーを巻上装置の側部に上下動且つ固定自在に設けると共に
、かかるストッパーを吊下架台の開口部を通過させたので、かかるストッパーの下端をレ
ールユニットに当接させることで搬送時の荷振れを防止することが出来、而もストッパー
の下端の位置を変更することによって、レールユニットの吊下位置を変更することか出来
るため、かかるレールユニットを水平姿勢又は傾斜姿勢等の設置位置における適正姿勢の
まま搬送することが出来る等その実用的効果甚だ大である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明に係るレールユニット搬送用台車の一実施例を図面に基づき説明する。
本発明に係るレールユニット搬送用台車にあっては、図1、2に示す様に、所定間隔毎
に直列配置された台座ブロックB、Ba…を跨いで前後方向に自走可能な前後台車1、2
を、レールユニットUの吊下架台3で連結すると共に、該吊下架台3の前後端部を、前後
台車1、2に水平回動可能に設けた連結部4で連結している。
以下、具体的に説明する。
【0012】
前後台車1、2は、基本的構成は同じであり、図1〜5に示す様に、主に台座ブロック
B、Ba…の上方に位置する基台5と、該基台5の両側下部に設けた、即ち台座ブロック
B、Ba…の両側方に位置する側方フレーム6、6aと、該側方フレーム6、6aの下部に設
けた、前後に台座ブロックB、Ba…の両側部位上を転動する前後車輪7、7a、8、8aと
により構成されている。
各側方フレーム6、6aにあっては、基台5の両側下部の両端部及び中間部に設けた吊下
フレーム9、9a、9bと、該吊下フレーム9、9a、9bの下端に固設した下方フレーム10とに
より構成している。
前台車1における後車輪8、8a及び後台車2における前車輪7、7aの車軸を、当該後前
車輪8、8a、7、7aの内側ブラケットに固設した油圧式の駆動モーター11に直結して、該
駆動モーター11により前後台車1、2を前後動自在としている。
又、図6に示す様に、各側方フレーム6、6aにおける下方フレーム10の下部にL型フレ
ーム12、12a の上端部を固設し、該L型フレーム12、12a の内端部に、前後方向に長い取
付フレーム13、13a を設け、各取付フレーム13、13a の内側面に、台座ブロックB、Ba
…の両側面に当接するガイドローラー14、14a …を前後方向に並列配置し、該ガイドロー
ラー14、14a …は、図7に示す様に、通常水平状態であるが、上方揺動可能にしている。
【0013】
前台車1の基台5上に油圧ユニット15を、後台車2の基台5上に発電機16を配設し、該
発電機16と油圧ユニット15間等に電気系配線をし、油圧ユニット15と駆動モーター11間に
油圧系配管をするが、電気系配線及び油圧系配管における吊下架台3の部位と前後台車1
、2の部位は各種接続手段により着脱可能にしいてる。
【0014】
吊下架台3にあっては、図10、11に示す様に、足場板17の上面中央にビーム18を配
設し、該ビーム18における足場板17から突出した前後両端部に連結軸19、19a を横貫配設
している。
他方、上記連結部4にあっては、図8、9に示す様に、前台車1の後部及び後台車2の
前部に夫々設け、かかる連結部4は、基台5に立設した回転軸20の上部に回動可能に取り
付けた基板21と、該基板21の両端下部に配設した、基台5の上面に当接するローラー22、
22a と、基板21の両端上部に設けた、上記吊下架台3における連結軸19、19a の両端部が
嵌まり込む軸支切込23、23a を有する受承板24、24a と、該受承板24、24a の内側に回動
可能に取り付けた、上記連結軸19、19a が嵌まり込む凹部25、25a を下部に形成した押さ
え板26、26a とにより構成している。
【0015】
上記吊下架台3にレールユニットUの吊下昇降手段28を設け、該吊下昇降手段28は、図
10、11に示す様に、吊下架台3(足場板17)の上部両側の夫々に並列設置した複数個
の巻上装置29、29a …により構成し、他方吊下架台3(足場板17)に、上記巻上装置29、
29a …から吊り下げられたチェーン30、30a …を通過させるための開口部31、31a …を形
成している。
【0016】
巻上装置29、29a …の設置位置を前後方向に移動可能とし、吊下架台3(足場板17)の
開口部31、31a …を前後方向に長い矩形状に形成している。
具体的には、ビーム18上に交差配置すると共に該ビーム18の長手方向に移動・固定可能
にした複数の基台32、32a …の両端部に巻上装置29、29a …を設置している。
又、巻上装置29、29a …の外側部にストッパー33、33a …を上下動且つ固定自在に設け
、該ストッパー33、33a …の夫々は、上記開口部31、31a …を通過する上下方向に長い調
節杆34の下部より前後方向の何方か一方に当接部35を水平突設した縦長L字状に形成して
いる。
又、チェーン30、30a …の下端には、フック36、36a …を設けている。
【0017】
前台車1の前部及び両側部、後台車2の後部及び両側部に落下防止手摺40、41、41a を
、吊下架台3の両側部に落下防止手摺42、42a を設けている。
【0018】
尚、前後台車1、2における駆動モーター11により4輪同時に駆動させる様にし、操作
レバー(図示せず)を前後に倒すことにより前進・後退を切替え可能にしている。
又、図面上、巻上装置29、29a …はチェーンブロックリフトで手動式であるが、かかる
形式に限定せず、他の手動式巻上手段であったり、電動式巻上手段であっても良い。
【0019】
次に、本発明に係るレールユニット搬送用台車の組立方法について説明する。
(1)前後台車1、2をクレーン等で持ち上げた後、台座ブロックB、Ba…の上方より
該台座ブロックB、Ba…を跨ぐ様に下ろす。
(2)吊下架台3をクレーン等で持ち上げ、連結軸19、19a の両端部が、前後台車1、2
の連結部4における受承板24、24a の軸支切込23、23a に嵌まり込む様に前後台車1、2
の位置を調節しながら吊下架台3を下げる。
(3)連結軸19、19a の両端部を上記軸支切込23、23a に嵌め込むと共に、押さえ板26、
26a を回転させ凹部25、25a 内に連結軸19、19a を嵌め込んだ後、該押さえ板26、26a を
受承板24、24a にボルト及びナット等により固定する。
(4)前後台車1、2側と吊下架台3側の電気系配線及び油圧系配管を接続する。
【0020】
尚、上記(1)工程前には、そのままでは台座ブロックB、Ba…にガイドローラー14
、14a …が衝突してしまうため、図7に示す様に、ガイドローラー14、14a …を上方揺動
させた状態で台座ブロックB、Ba…を跨ぐ様に下ろした後、ガイドローラー14、14a …
を下方揺動させ水平状態に戻す作業が必要になる。
【0021】
次に、本発明に係るレールユニット搬送用台車による軌道Rの建設方法及びレールユニ
ット搬送用台車の作用について説明する。
(1)レールユニットUにおける所定位置の枕木P、Pa…の両端部に吊下ベルトV、V
aを懸ける。
(2)ストッパー33、33a …を所定位置に固定すると共に、巻上装置29、29a …のチェー
ン30、30a …の下端のフック36、36a …を、該当する吊下ベルトV、Vaに引っ掛け、巻
上装置29、29a …によりレールユニットUを、該レールユニットUが各ストッパー33、33
a …の当接部35に当接するまで巻き上げる。
(3)レールユニットUを吊り下げ状態のレールユニット搬送用台車を設置現場まで前進
(又は後退)させ、レールユニットUを設置箇所の直上まで搬送する。
(4)その後、巻上装置29、29a …によりレールユニットUを、該レールユニットUが台
座ブロックB、Ba…側に当接するまで下げた後、レールユニットUを台座ブロックB、
Ba…に固定する。
【0022】
尚、レールユニットUの長さや枕木P、Pa…の間隔が現場により異なる可能性がある
ため、上記(1)工程時には、吊下ベルトV、Vaを懸ける枕木P、Pa…の位置まで、
対応する基台32、32a …(巻上装置29、29a …)を移動させた後、フック36、36a …を吊
下ベルトV、Vaに引っ掛ける様にする。
又、レールユニットUは、水平状態であったり、前後左右に傾斜状態で設置することを
あるので、上記(2)工程におけるストッパー33、33a …の調整作業時に該ストッパー33
、33a …の下端の高さを、レールユニットUの所望吊下姿勢に対応する様に調整する。
又、上記(3)工程時には、ガイドローラー14、14a …が台座ブロックB、Ba…の側
面に当接しているため、台座ブロックB、Ba…が蛇行配置されていても該台座ブロック
B、Ba…に沿って自動操舵される。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明に係るレールユニット搬送用台車の正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1のX1−X1断面図ある。
【図4】図1のX2−X2断面図ある。
【図5】図1のX3−X3断面図である。
【図6】図1のY−Y断面図である。
【図7】ガイドローラーを上方揺動状態を示す要部拡大図である。
【図8】連結部の要部拡大図である。
【図9】図8のX4−X4断面図平面図である。
【図10】吊下架台の正面図の要部拡大図である。
【図11】図10の平面図である。
【図12】台座ブロック上に軌道を設置した状態を示す図である。
【符号の説明】
【0024】
1、2 前後台車
3 吊下架台
4 連結部
5 基台
6、6a 側方フレーム
7、7a、8、8a 前後車輪
13、13a 取付フレーム
14、14a … ガイドローラー
19、19a 連結軸
21 基板
22、22a ローラー
24、24a 受承板
28 吊下昇降手段
29、29a … 巻上装置
30、30a … チェーン
31、31a … 開口部
33、33a … ストッパー
B、Ba… 台座ブロック
R 軌道
U レールユニット
W 道床

【特許請求の範囲】
【請求項1】
軌道を跨いだ状態で自走可能な前後台車を、レールユニットの吊下昇降手段を有する吊
下架台で連結すると共に、該吊下架台の前後端部を前後台車に水平回動可能に連結したこ
とを特徴とするレールユニット搬送用台車。
【請求項2】
道床面上に直列設置した台座ブロックの上部に軌道を敷設するレールユニット搬送用台
車であって、前後台車を、台座ブロックの上方に位置する基台と、該基台の両側下部に設
けた側方フレームと、該側方フレームの下部に設けた、道床面における台座ブロックの両
側部位上を転動する前後車輪とにより構成し、吊下架台の前後端部を前後台車の基台に連
結したことを特徴とする請求項1記載のレールユニット搬送用台車。
【請求項3】
前後台車における側方フレームの内側に、前後方向に長い取付フレームを設け、該取付
フレームの内側面に、台座ブロックの両側面に当接するガイドローラーを設けたことを特
徴とする請求項2記載のレールユニット搬送用台車。
【請求項4】
ガイドローラーを上方揺動可能にしたことを特徴とする請求項3記載のレールユニット
搬送用台車。
【請求項5】
吊下架台の前後両端部に連結軸を設け、他方前台車の後部及び後台車の前部に設けた連
結部を、基台に対し水平回動可能な基板と、該基板の両端下部に配設した、基台の上面に
当接するローラーと、基板の両端上部に設けた、吊下架台における上記連結軸の両端部の
受承板とにより構成したことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のレールユニット
搬送用台車。
【請求項6】
レールユニットの吊下昇降手段を、吊下架台の両側上部に並列設置した複数個の巻上装
置により構成し、吊下架台に上記巻上装置から吊り下げられたチェーンを通過させるため
の開口部を形成したことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載のレールユニット
搬送用台車。
【請求項7】
巻上装置の設置位置を前後方向に移動可能とし、吊下架台の開口部を前後方向に長く形
成したことを特徴とする請求項6記載のレールユニット搬送用台車。
【請求項8】
上下方向に長いストッパーを巻上装置の側部に上下動且つ固定自在に設けると共に、か
かるストッパーを吊下架台の開口部を通過させたことを特徴とする請求項6又は7記載の
レールユニット搬送用台車。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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