説明

下面照射蛍光X線分析用の異形試料保持具およびそれを備えた下面照射型蛍光X線分析装置

【課題】形状の異なる様々な試料を蛍光X線分析するために用いられる下面照射蛍光X線分析用の試料保持具ならびにそれを備えた下面照射型蛍光X線分析装置を提供することにより、異形試料の分析作業の効率化と費用の削減を図ることを目的とする。
【解決手段】試料の下面に1次X線を照射して蛍光X線分析するために用いられる下面照射蛍光X線分析用の異形試料保持具であって、枠体2と、枠体2に回転自在に支持された支持部31を一端に有し、試料の下面Saと当接する試料当接部41および試料の側面を把持する把持部51を他端に有し、支持部31から把持部41に延びるアーム部61を有する4個の保持アーム11〜14とを備え、各試料当接部の試料の下面Saとの当接面が同一平面上に位置するように保持アーム11〜14が枠体2に支持部31〜34で支持され、試料当接部41〜44および把持部51〜54によって枠体2の内周よりも内側で試料Sを保持する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、分析試料の含有成分を蛍光X線分析するために用いられる蛍光X線分析用試料保持具およびそれを備えた蛍光X線分析装置に関する。詳しくは、異形試料を分析するための下面照射蛍光X線分析用試料保持具およびそれを備えた下面照射型蛍光X線分析装置に関する。
【背景技術】
【0002】
蛍光X線分析の試料には、例えば、300mmウエハー、1インチウエハー、DVD、CDなどの円形、LCD、ガラス板などの矩形、これらの破片、金属棒や金属筒などの円筒形などがあり、形状が異なるだけではなく、大きさも異なっている。従来、このような試料を蛍光X線分析するために、測定可能な形状に試料を加工したり、その試料の形状に合わせて、その都度試料ホルダが作製されたりしていた。そのため形状の異なる試料ごとに試料ホルダを準備しなければならず、分析に手間と費用がかかっていた。その手間と費用を削減するために、形状の異なる板状試料、例えば半導体ウエハーの破片などを1つの試料ホルダで保持する蛍光X線分析用試料ホルダがある(特許文献1参照)。
【0003】
図10に示すように、この蛍光X線分析試料ホルダ211では、所定の直径を有する円板状の台座202と、その台座202上に装着される支持リング205と、その支持リング205に台座202の表面に沿った方向に回動自在に支持されて、異形試料を保持するレバー206、3本とを備えており、異形試料208を台座202に載置し、異形試料208の上面からX線を照射して試料208から発生する蛍光X線の強度を測定する上面照射型蛍光X線分析装置に用いられている。
【特許文献1】特開2000−9665号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、この試料ホルダ211では試料208の下面に台座202が配置されているため、下面照射型蛍光X線分析装置に用いることができない。
【0005】
本発明は前記従来の問題に鑑みてなされたもので、形状の異なる様々な試料の含有成分を蛍光X線分析するために用いられる下面照射蛍光X線分析用の試料保持具ならびにそれを有する下面照射型蛍光X線分析装置を提供することにより、異形試料の分析作業の効率化と費用の削減を図るとともに、試料毎の測定面の高さ位置を測定面全面にわたって同一にして良好な精度で分析することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するために、本発明の第1構成にかかる下面照射蛍光X線分析用試料保持具は、試料の下面に1次X線を照射して蛍光X線分析するために用いられる下面照射蛍光X線分析用試料保持具であって、枠体と、前記枠体に回転自在に支持された支持部を一端に有し、試料の下面と当接する試料当接部および試料の側面を把持する把持部を他端に有し、前記支持部から前記把持部に延びるアーム部を有する3個以上の保持アームとを備え、前記各試料当接部の試料の下面との当接面が同一平面上に位置するように前記各保持アームが前記枠体に前記支持部で支持され、前記試料当接部および把持部によって前記枠体の内周よりも内側で試料を保持する。
【0007】
本発明の第1構成によれば、従来のように形状の異なる試料ごとに試料保持具を準備する必要がなく、1つの異形試料保持具に形状の異なる様々な試料を同一操作で保持することができ、下面照射蛍光X線分析において、異形試料の分析作業の効率化と費用の削減を図ることができる。また、試料毎の測定面の高さ位置を測定面全面にわたって同一にすることにより良好な精度で分析することができる。
【0008】
本発明の第1構成においては、前記枠体が前記把持部を収納するための収納部を有することが好ましい。収納部に把持部が収納された状態で把持部、支持部およびアーム部が枠体の内周の外側に収まり、試料当接部のみが枠体の内周の内側に配置されることにより試料を枠体の内周に近接する位置まで保持することができ、枠体の内側領域を有効に利用することができる。これにより、より大きな試料に対応することができる。また、前記試料当接部および把持部と前記アーム部が別体であることがより好ましい。これにより、前記各試料当接部の試料の下面との当接面を同じ高さに揃えることが容易になり、試料の下面との当接面を同一平面上に位置するように、前記各保持アームを前記枠体に前記支持部で容易に支持することができ、良好な精度で分析することができる。
【0009】
本発明の第2構成にかかる下面照射型蛍光X線分析装置は、前記第1構成の下面照射蛍光X線分析用試料保持具を有する。
【0010】
本発明の第2構成によれば、前記第1構成の下面照射蛍光X線分析用試料保持具を有しているので、第1構成と同様の作用効果が得られる。また、形状の異なる様々な試料を1つの異形試料保持具で保持できるので、所望の測定位置の指定や測定位置の設定が同一操作で行うことができ、分析操作を容易に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本発明の第1実施形態である下面照射蛍光X線分析用の異形試料保持具について説明する。この異形試料保持具は、試料の下面に1次X線を照射して試料中の含有成分を蛍光X線分析するために用いられるものであって、図1に示すように、例えば、輪状の枠体2と、その枠体2に設けられた雌ねじ(図示なし)に螺合された雄ねじ31aで回転自在に支持された支持部31を一端に有し、試料の下面と当接する当接面41aを有する試料当接部41および試料の側面を把持する把持部51を他端に有し、支持部31から把持部51に延びるアーム部61を有する、4個の保持アーム11、12、13、14とを備え、各試料当接部41、42、43、44の試料の下面との試料当接面41a、42a、43a、44aが同一平面上に位置するように、各保持アーム11、12、13、14が枠体2に支持部31、32、33、34で支持され、試料当接部41、42、43、44および把持部51,52,53,54で枠体2の内周よりも内側で試料を保持する。
【0012】
枠体2は厚さ10mm、外径400mm、内径300mmの輪状のアルミ合金からなり、把持部51、52、53、54を収納するための48mm×8mmの凹部である収納部81、82、83、84を内周に沿って均等に4箇所有し、支持部の雌ねじと保持アーム11を固定するための雌ねじが、それぞれ4箇所設けられている。試料保持具の下面照射型蛍光X線分析装置への着脱を容易にするために、枠体2の外周側面の下部はテーパ状になっている。また、下面照射型蛍光X線分析装置の試料保持具載置台の所定の位置に装着するための嵌めこみピン25が枠体2の外周上部に均等に3箇所(他の2箇所については図示なし)設けられている。
【0013】
保持アーム11は、枠体2に回転自在に支持された支持部31を一端に有し、試料の下面と当接する試料当接部41および試料の側面を把持する把持部51を他端に有し、支持部31から把持部51に延びるアーム部61を有し、さらに、枠体2に強固に固定するための固定部71を有している。支持部31は枠体2に設けられた雌ねじに螺合する雄ねじ31aと雄ねじ孔(図示なし)とを有している。固定部71は、枠体2に設けられた雌ねじに螺合する雄ねじ71aと長孔71bとを有している。保持アーム12、13、14も保持アーム11と同様に固定部72、73、74を有している。
【0014】
把持部51は、横40×縦8×高さ14mmのブロック状のアルミ合金からなり、40×8mmの上面がアーム部61にねじにより固定されている。試料当接部41は、厚さ1mm、頂辺40mm、底辺45mm、頂辺と底辺に垂直な側辺および頂辺と底辺に垂直でない側辺で、高さが15mmの台形のステンレス板からなり、頂辺と底辺に垂直でない側辺がアーム部61の先端になるように把持部51の下面にねじで固定されている。図2に示すように把持部51と試料当接部41の間には、試料当接部の試料当接面のレベルを揃えるために10μmのシム91が挿入されている。このシム91の挿入の枚数により試料当接面41aの高さレベルがレーザ変位計などの変位計や高さ計を用いて調整されている。この調整により、各試料当接面41a、42a、43a、44aの高さレベルが同一高さに揃えられる。アーム部61は厚さ10mm、200mm×50〜25mmのアーム状のアルミ合金からなる。他の3個の保持アーム12、13、14についても保持アーム11と同一に形成されている。下面照射型蛍光X線分析装置に異形試料保持具を装着するための取手21、22が枠体2の上面に設けられている。
【0015】
図3に示すように、把持部51の側面が下方になるほど試料より遠ざかる方向に、例えば10度傾斜を設けてもよい。把持部51が試料を把持するために試料の側面に力を加えると、この傾斜面により試料は下方に押し下げられ、試料の下面は試料当接面41aに密着する。これにより試料下面の全面を、より精度よく同じ高さに保持することができる。さらに、把持部51を水平方向の弾性をもつ材料を用いてもよい。あるいは、把持部51の中央部に垂直方向の割れ目を設け、その中に板ばねを入れ、水平方向の弾性を有する構造にしてもよい。これにより試料Sと異形試料保持具1の熱膨張の違いによる試料の破損や保持のゆるみを防ぐことができる。
【0016】
枠体は輪状の形状に限らず、矩形や楕円形の枠体であってもよい。保持アームは3個以上であればよく、様々な形状の試料の安定な保持と操作の容易性の観点から4個が最も好ましい。試料当接部、把持部およびアーム部は一体に形成されていてもよい。異形試料保持具の各部の寸法は本実施形態の寸法に限らず、分析する試料の大きさや形状に応じて試料を水平に保持できる強度を有する適切な寸法にすればよい。材料もアルミ合金、ステンレスに限らず、黄銅などの他の材料を用いることができる。
【0017】
図4にしたがって、例えば試料であるガラス基板Sを保持する手順について説明する。収納部81、82、83、84に把持部51、52、53、54が収納されている状態の保持アーム11、12、13、14を実線で示し、ガラス基板Sを保持している状態の保持アーム11、12、13、14を2点鎖線で示している。ガラス基板Sの分析面Saでない上面を空気吸着器などで吸着し、分析面Saを下にして、異形試料保持具1の中心付近にガラス基板Sが位置するように保持アーム11、12、13、14を実線で示されている位置から2点鎖線で示されている位置方向に移動させ、ガラス基板Sの側面に近づけ、試料当接面41a、42a、43a、44aにガラス基板の分析面Saを載置し、把持部51、52、53、54でガラス基板Sの側面を把持し、支持部の雄ねじ31a、32a、33a、34aを締め付け、次に固定部の雄ねじ71a、72a、73a、74aを締め付けて保持アーム11、12、13、14を枠体2に固定する。支持部および固定部の雄ねじは締め付けカラー(図示なし)と共締めしてもよい。
【0018】
第1実施形態によれば、従来のように形状の異なる試料ごとに試料保持具を準備する必要がなく、1つの異形試料保持具1に形状の異なる様々な試料Sを同一操作で保持することができ、下面照射蛍光X線分析において、異形試料の分析作業の効率化と費用の削減を図ることができる。また、試料当接面41a、42a、43a、44aが同一高さレベルに揃えられているので、試料毎の測定面の高さが試料の下面Saの全面にわたって同一であり良好な精度で分析することができる。
【0019】
枠体2は把持部51を収納するための収納部81を有しており、収納部81に把持部51が収納された状態で把持部51、支持部31およびアーム部61が枠体の内周の外側に収まり、試料当接部41のみが枠体の内周の内側に配置されることにより試料Sを枠体2の内周に近接する位置まで保持することができ、枠体2の内側領域を有効に利用することができる。これにより、より大きな試料に対応することができる。また、試料当接部41および把持部51とアーム部61が別体であるので、各試料当接部41の試料の下面Saとの当接面41aを同じ高さに揃えることが容易になり、試料の下面Saとの当接面41aを同一平面上に位置するように、各保持アーム11を枠体2に支持部31で容易に支持することができ、より良好な精度で分析することができる。
【0020】
本発明の第2実施形態の下面照射型蛍光X線分析装置について図にしたがって説明する。図9に示すように下面照射型蛍光X線分析装置100は第1実施形態の下面照射型蛍光X線分析用の異形試料保持具1を有する装置である。図5に示すように、この装置は、まず、試料Sを保持する異形試料保持具1が載置される試料保持具載置台103と、試料Sに1次X線を照射するX線管等のX線源105と、試料Sから発生する蛍光X線を分光する分光素子108と、その蛍光X線の強度を測定する検出器107とを備えている。分光素子108および検出器107は、いわゆるゴニオメータにより連動され、所定の波長範囲において測定を行う。そして、試料Sを保持した異形試料保持具1を回転および直線移動させる移動手段であるr−θステージ110を備えている。
【0021】
さらに、この装置は、試料保持具載置台103に異形試料保持具1に保持された試料の下面Saを下向から撮像して画像を生成する撮像手段であるデジタルカメラ112および撮像した画像を表示する表示手段113を備えている。図8に示すように、表示手段113の画面には、撮像可能範囲114であるφ400mm円と撮像領域115であるφ20mm円内に撮像されている画像が表示される。撮像可能範囲114内であれば、撮像領域115の位置は制御手段120の指定手段である、例えばマウス121により任意に設定することができる。本装置は、例えばデジタルカメラ112によって撮像された画像の記憶、r−θステージ110の移動制御、測定条件の入力、測定すべき所望の部位の設定などの制御を行う制御手段120を有している。
【0022】
次に、この装置の動作について図にしたがって説明する。まず、図5に示すように、試料Sを保持した異形試料保持具1のピン(図1参照)と試料載置台3のピン溝(図示なし)とが、嵌め合うように異形試料保持具1を試料載置台103に載置する。そして、制御手段120に試料Sの画像を撮像すべき旨が入力されると、制御手段120はr−θステージ110を直線移動させ、図5に示すセット位置から図6に示すデジタルカメラ112の上方の所定の位置に試料Sを停止させ、デジタルカメラ112に試料の下面Saを撮像させて表示手段113の画面に、図8に示す画像を表示させる。所望の撮像領域をマウス121で指定すると、r−θステージ110がr−θ移動により、試料Sを指定された位置に移動させて表示手段113の画面に所望の撮像領域115を表示させる。
【0023】
そして、制御手段120に所望の撮像領域115の画像を記憶すべき旨が入力されると、制御手段120は、デジタルカメラ112に所望の撮像領域115を撮像して画像を生成させ、その画像を記憶する。さらに、測定条件を指定、入力する際に制御手段120に、これより測定すべき所望の部位の設定を行う旨が入力されると、制御手段120は、記憶した所望の撮像領域115の画像を、表示手段113に表示させる。操作者は、表示された表示手段113の画面を見ながら画面に写った試料の下面Saの画像の所望の測定部位116をマウス121で指定して、測定部位116として指定、入力することができる。デジタルカメラ112で撮像した画像を制御手段120により、例えば4倍に拡大することができ、拡大した画像に1mm間隔のマス目を表示手段の画面に表示させ、試料Sの実寸を把握し易くするとともに、測定部位116の指定を容易に行えるようにしている。
【0024】
測定条件の指定、入力が終わると、図7に示すように制御手段120は、測定部位116の画面上の位置から、r−θステージ110による異形試料保持具1に保持された試料Sの適切な回転角および直線移動量を算出し、指定された測定部位116に最も強く1次X線104が照射され、そこから発生する蛍光X線106が、検出器107に入射するように、r−θステージ110を制御して測定部位116の設定を行い、測定を行う。
【0025】
下面照射型蛍光X線分析装置はエネルギー分散型でも波長分散型のどちらの装置であってもよい。
【0026】
本発明の第2実施形態よれば、第1実施形態の下面照射蛍光X線分析用試料保持具1を有しているので、第1実施形態と同様の作用効果が得られる。また、形状の異なる様々な試料を1つの異形試料保持具1で保持できるので、所望の測定部位116の指定や設定が同一操作で行うことができ、分析操作を容易に行うことができる。また、試料保持具載置台103に載置された試料Sを直接撮像した画像を見ながら任意の部位を指定できるので、異形試料Sにおける測定すべき任意の部位を迅速かつ正確に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の第1実施形態である下面照射蛍光X線分析用の異形試料保持具の斜視図である。
【図2】同異形試料保持具の把持部および試料当接部の断面図である。
【図3】同異形試料保持具の保持作用の説明図である。
【図4】異形試料を保持している同異形試料保持具の上面図である。
【図5】本発明の第2実施形態である下面照射型蛍光X線分析装置の概略構成の第1動作図である。
【図6】同装置の概略構成の第2動作図である。
【図7】同装置の概略構成の第3動作図である。
【図8】同装置の表示手段による表示画面図である。
【図9】同装置の外観図である。
【図10】従来の上面照射蛍光X線分析用の異形試料保持具の斜視図である。
【符号の説明】
【0028】
1 :異形試料保持具
2 :枠体
11、12、13、14:保持アーム
31、32、33、34:支持部
41、42、43、44:試料当接部
51、52、53、54:把持部
61、62、63、64:アーム部
81、82、83、84:収納部
100:下面照射型蛍光X線分析装置
104:一次X線
S:試料
Sa:試料の下面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
試料の下面に1次X線を照射して蛍光X線分析するために用いられる下面照射蛍光X線分析用試料保持具であって、
枠体と、
前記枠体に回転自在に支持された支持部を一端に有し、試料の下面と当接する試料当接部および試料の側面を把持する把持部を他端に有し、前記支持部から前記把持部に延びるアーム部を有する3個以上の保持アームとを備え、
前記各試料当接部の試料の下面との当接面が同一平面上に位置するように前記各保持アームが前記枠体に前記支持部で支持され、
前記試料当接部および把持部によって前記枠体の内周よりも内側で試料を保持する下面照射蛍光X線分析用の異形試料保持具。
【請求項2】
請求項1において、
前記枠体が前記把持部を収納するための収納部を有する下面照射蛍光X線分析用の異形試料保持具。
【請求項3】
請求項1または2において、
前記試料当接部および把持部と前記アーム部が別体である下面照射蛍光X線分析用の異形試料保持具。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか一項に記載の下面照射蛍光X線分析用の異形試料保持具を有する下面照射型蛍光X線分析装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2008−128925(P2008−128925A)
【公開日】平成20年6月5日(2008.6.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−316585(P2006−316585)
【出願日】平成18年11月24日(2006.11.24)
【出願人】(000250351)理学電機工業株式会社 (44)
【Fターム(参考)】