説明

中框

【課題】本発明は、「雪見障子」あるいは「猫間障子」と通称される擦り上げ障子戸の中框であり、金属製の中框により強度を向上してサッシの代わりに擦り上げ障子戸を使用できるようにした中框に関するものである。
【解決手段】建具枠体1内に硝子20を配し、かつ上下方向引き違いとなると共に建具枠体1開口の全面を閉塞する関係の大きさに規制して分割形成された複数枚の障子戸30を配する擦り上げ障子戸Aの中框Nにおいて、左右縦框4の同一高さに形成した中框固定孔内7aに挿入した中框固定部材9と、中框固定部材9に嵌合する長尺状の硝子固定部材8とから形成した中框Nである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、「雪見障子」あるいは「猫間障子」と通称される擦り上げ障子戸の中框であり、金属製の中框により強度を向上してサッシの代わりに擦り上げ障子戸を使用できるようにした中框に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の雪見障子は、上框と下框間に中框を形成し、上部に障子枠体、下部に硝子を着脱可能に形成し、内側には上下に移動可能かつ着脱可能に障子枠体を形成したものであった。このために、下部に形成した硝子部分を移動可能な障子枠体により遮蔽したり、開放したりすることにより、断熱性と気密性を保ちながら、直接の太陽光を遮断したり、障子戸越しの柔らかい光を取り入れたり、庭等の観賞が可能なものであった。また、上下方向に硝子を着脱可能に形成し、内側の障子戸は上下方向に移動可能で着脱可能な構成とした擦り上げ障子戸も提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開平8−199922号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1ではサッシを設けない構造で形成した場合には、木製の中框では硝子の補強としては強度的に問題があり、使用できなかった。また、中框と縦框の取付強度が弱く、縦框間の間隔にズレが生じた場合には、移動可能な障子枠体が自重で落下してしまう問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明はこのような欠点を解決するために、建具枠体内に硝子を配し、かつ上下方向引き違いとなると共に建具枠体開口の全面を閉塞する関係の大きさに規制して分割形成された複数枚の障子戸を配する擦り上げ障子戸の中框において、左右縦框の同一高さに形成した中框固定孔内に挿入した中框固定部材と、中框固定部材に嵌合する長尺状の硝子固定部材とから形成した中框を提供するものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明に係る中框によれば、(1)全面を一枚硝子で形成すると共に少なくとも硝子の外側には金属製の中框が形成されているために、強度、防水性、気密性、断熱性、等の点において優れる。(2)サッシを使用しなくとも高気密・高断熱の住宅に採用できる性能を有する。(3)金属製の中框を使用するために強度が向上し、サッシの代わりに使用することができる。(4)金属製の中框を使用するために強度が向上して変形を防止し、障子戸が自重により落ちてきたりしない。等の特徴、効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下に図面を用いて本発明に係る中框について詳細に説明する。図1(a)、(d)〜図8は中框Nと中框Nを使用した擦り上げ障子戸Aを示す説明図であり、建具枠体1、硝子20、障子戸30より構成されるものである。図1(a)〜(d)は金属製中框7よりなる中框Nの一実施例を示す説明図、図2(a)は図6のa−a線拡大断面図(一部省略)、図2(b)は建具枠体1部分のみのa−a線拡大断面図(一部省略)である。図3(a)は図6のb−b線拡大断面図、図3(b)は図6のc−c線拡大断面図、図4(a)は建具枠体1部分のみのb−b線拡大断面図、図4(b)は建具枠体1部分のみのc−c線拡大断面図、図4(c)は図6の拡大平面図(一部省略)、図4(d)は図9の平面図、図4(e)は図9のd−d線断面図、図4(f)は図9のe−e線断面図である。
【0008】
また、図5(a)、(b)において、Aは擦り上げ障子戸、Kは鴨居、Sは敷居である。なお、鴨居K、敷居Sは従来から使用されている一般的なものであるが、擦り上げ障子戸Aの素材により、木材、プラスチック材、金属材(例えば、アルミニウム等)等から形成されるものである。勿論、車輪3aが付いている場合には敷居Sにはレール3bが形成されるものである。また、図2(a)においてUは硝子20移動防止用の硝子固定材である。硝子固定材Uは、万が一に硝子20が破損した場合には取り外しができるように形成するものであり、その素材としては建具枠体1と同一部材でも良いし、別部材、例えばゴム系のパッキンを連続状に形成しても良いものである。さらに、擦り上げ障子戸Aの建具枠体1の下框3に戸車が形成された構造、あるいは建具枠体1がアルミニウム等の金属材で形成されるような場合には、鴨居K、敷居Sにレールが形成されるものである。
【0009】
さらに詳説すると、建具枠体1は図9に示すように上框2、下框3、縦框4、左縦框5、右縦框6、金属製中框7、図3(a)、(b)〜図4に示すように縦框硝子挿入溝10、上框硝子挿入溝11、下框硝子挿入溝12、障子枠体案内溝13、外障子枠体案内溝14、内障子枠体案内溝15より形成したものである。その建具枠体1の素材としては、通常は木材であるが、プラスチック材、金属材(例えば、アルミニウム等)、これらの組み合わせ、等任意である。
【0010】
金属製中框7は、図3(a)、(b)に示すような中框固定孔7aに端部が挿入されて固定されるものであり、例えば、図1(a)〜(d)に示すように形成されたものである。つまり、金属製中框7は、図1(a)、(b)示すような硝子固定部材8と中框固定部材9とからなり、硝子固定部材8は切り欠き8a、嵌合溝8b、嵌合片8cとからなる長尺状板材(硝子20の幅と略同じ幅で、高さが8〜50mm位、板厚は1〜5mm位)であり、中框固定部材9は係合片9a、係合溝9bとからなる(高さが8〜50mm位、板厚は1〜5mm位)金属製部材である。
【0011】
その素材としては、例えばステンレスの板材(例えば、板厚2.5mm、幅が10mmをプレス加工等によりして成形したものであり、剛性と強度、可撓性のある部材である。なお、他端も同じように他方の縦框4に形成した中框固定孔7aに中框固定部材9を挿入して接着固定し、固定した中框固定部材9に固定された硝子固定部材8を嵌合し両端を固定し、左縦框5と右縦框6を金属製中框7で固定するものである。また、形成は建具枠体1を一体化する際に形成したり、上框2、下框3、縦框4を一体後に硝子固定部材8の可撓性を利用し、中框固定部材9と硝子固定部材8を一体化した後に、硝子固定部材8を外側に撓ませることにより他端を中框固定孔7aに挿入して嵌合固定しても良いものである。このように形成することにより、金属製中框7が左縦框5、右縦框6に強固に固定されることにより、硝子20、障子戸30もガタ付くことなく固定されるものである。
【0012】
さらに詳説すると、中框固定部材9は中框固定用孔7a内に挿入されるものである。また、硝子固定部材8は、図1(c)、(d)に示すように、固定された中框固定部材9の係合溝9bに硝子固定部材8の嵌合片8cを挿入すると共に、固定された中框固定部材9に硝子固定部材8を矢印方向に打設すると、図1(d)の点線矢印で示すように嵌合片8cが変形し、嵌合片8cが変形することにより嵌合片8cが中框固定孔7a内に確実に嵌め込まれ、硝子固定部材8が強固に縦框4に固定されるものである。
【0013】
なお、中框固定部材9と硝子固定部材8の幅を同じとすると、嵌合片8cの高さをh1、係合溝9bの深さをh2とすると、h1>h2の関係である。
【0014】
縦框硝子挿入溝10は、縦框4の左縦框5、右縦框6の屋外側となる部分に縦に溝を形成し、硝子20の左右部分が挿入されて、硝子20を建具枠体1に建具枠体1内の開口α全面を閉塞、密閉するように固定する部分である。上框硝子挿入溝11は図4(c)〜(f)に示すように、上框2の屋外側となる部分に上框2を貫通するように溝穴を形成し、硝子20が挿入できるように形成したものである。建具枠体1と硝子20の一体化は図11(a)、(b)、図12に示すように上部より硝子20を上框硝子挿入溝11、縦框硝子挿入溝10、下框硝子挿入溝12に挿入し、図2(a)、(b)に示すように硝子固定材Uで上框硝子挿入溝11で閉塞、密閉して一体化するものである。
【0015】
下框硝子挿入溝12は下框3の屋外側となる部分に幅Wの溝を形成することにより形成したものであり、硝子20の下端部分を挿入し、硝子20の下端部分を建具枠体1に固定する部分である。勿論、縦框硝子挿入溝10、上框硝子挿入溝11、下框硝子挿入溝12の溝の幅は、硝子20がガタつかないように、硝子20が挿入可能で硝子20の厚さとほぼ等しいものである。
【0016】
上框硝子挿入溝11の幅をW、図10に示すように硝子20の幅をwとすると、W=w+0.5〜2mm位の関係である。なお、硝子20と建具枠体1間の接触する部分に、断熱用、気密用あるいは防水用の弾性パッキング材、あるいは防水シーリング材、衝撃防止用の緩衝材、等を形成することにより、断熱性、気密性、防水性、強度を向上すると共に、硝子20の破損防止を図ることもできるものである。勿論、硝子20は、建具枠体1内に嵌め込まれているために、擦り上げ障子戸Aが鴨居Kと敷居Sに嵌め込まれた状態では取り外すことができないような「嵌め殺し」の状態となるものである。
【0017】
なお、図では上框硝子挿入溝11部分より硝子20を挿入して建具枠体1と硝子20を一体化しているが、上框2に形成した上框硝子挿入溝11の形状を縦框4(左縦框5、あるいは右縦框6)に形成し、下框3に形成した下框硝子挿入溝12の形状を上框2に形成することにより、横方向から硝子20を建具枠体1と一体に形成することもできるものである。
【0018】
外障子枠体案内溝14と内外障子枠体案内溝15よりなる障子枠体案内溝13は、図3(a)、(b)、図4(a)、(b)に示すように縦框4の屋内側に縦方向に溝を形成することにより障子戸30が上下方向に移動可能にするために形成した溝である。勿論、障子枠体案内溝13の幅をH、障子戸30の幅をhとすると、H>hとし、障子戸30が障子枠体案内溝13内を移動可能に形成するものである。
【0019】
ここで、図13(a)〜(d)を用いて、障子戸30の形成方法について簡単に説明する。図13(a)に示すように、板バネ39aを形成した内障子戸32の板バネ39a部分を左縦框5の内障子枠体案内溝15に挿入する。次に、図13(b)に示すように、板バネ39aの弾性変形を利用して内障子戸32を内障子枠体案内溝15に挿入する。
【0020】
その後、図13(c)に示すように右縦框6に内障子戸32の右部分を、板バネ39aの弾性変形を利用して図13(d)に示すように形成するものである。このために、図3(a)、(b)に示すように、板バネ39a部分の深さをT、板バネ39aの反対側の内障子枠体案内溝15の深さをtとすると、T>tの関係である。勿論、左右の障子枠体案内溝13の深さが逆の場合には、板バネ39aの取付位置も左右逆になるものである。
【0021】
障子戸30は図14(a)、(b)に示すように形成されるものであり、図では外障子戸31、内障子戸32の2枚により形成されたものである。
【0022】
さらに詳説すると、障子戸30は縦枠体34と横枠体35よりなる障子枠体33と、縦桟36と横桟37と、障子紙38と、金属製の板バネ39aよりなる弾性摩擦部材39より形成されたものである。その縦枠体34と横枠体35よりなる障子枠体33と、縦桟36と横桟37の素材としては、通常は木材であるが、プラスチック材、金属材(例えば、アルミニウム等)、あるいはこれらの組み合わせ、等任意である。
【0023】
障子紙38は外部の光を透過する採光機能と、外部から内部が見えないようにするための遮蔽機能を具備するものであり、通常は和紙であるが、この機能を有する部材であれば、プラスチック材でも良いものである。
【0024】
障子紙38としては、手すき楮障子紙、マニラ麻・レーヨン・ビニロン等の混抄障子紙、レーヨン障子紙、レーヨン入り障子紙、パルプ障子紙、プラスチック障子紙、アイロン障子紙、破れにくい障子紙、消臭障子紙、難燃障子紙、模様入り障子紙、カラー障子紙、等よりなるものである。
【0025】
弾性摩擦部材39は図では金属製の板バネ39aで形成しているが、障子戸30が障子枠体案内溝13内で自重により下降しないような圧力下で常時固定されるものであればよいものである。勿論、スライドされる部分であるので、耐摩耗性の部材が好ましい。なお、3aは擦り上げ障子戸Aをスムーズに移動できるようにするための車輪である。
【0026】
以上説明したのは本発明に係る中框の一実施例に過ぎず、図15〜図22(a)〜(d)に示すように形成することができる。
【0027】
図15は、金属製中框7を前後に形成し、一枚の硝子20の中間部分を内外両面から挟み込んで強度を向上した擦り上げ障子戸Aである。
【0028】
図16は、上框硝子挿入溝11を削除した一般的な上框2に形成した擦り上げ障子戸Aである。
【0029】
図17は、金属製中框7に緩衝材40を形成し硝子20と金属製の金属製中框7間の接触による硝子20の割れを防止した擦り上げ障子戸Aである。
【0030】
図18は金属製中框7を複数本(図では3本)形成し、強度を向上し、硝子20の補強を強化した擦り上げ障子戸Aである。
【0031】
図19(a)〜(g)、図20(a)〜(e)は、金属製中框7のその他の実施例を示す説明図であり、図19(a)〜(g)は金属製円形パイプよりなる硝子固定部材8に図19(a)〜(c)に示すように切り欠き8dを形成し、図19(c)、(d)に示すような円形密実の中框固定部材9、あるいは円形パイプ状で切り欠き9cを形成し加工した中框固定部材9に、図19(f)、(g)に示すように嵌合し固定するようにした金属製中框7である。また、一点鎖線で示すように、一点鎖線部分に浅い溝を形成し施工性の向上を図ることもできるものである。
【0032】
図20(a)〜(e)は硝子固定部材8と中框固定部材9が内部で嵌合するように形成した金属製中框7である。なお、図20(e)は嵌合状態を上から見た図である。
【0033】
図21(a)〜(g)は金属製角形パイプよりなる硝子固定部材8に図21(a)〜(c)に示すように切り欠き8dを形成し、図21(d)、(e)に示すような中框固定部材9に、図21(f)、(g)に示すように嵌合し固定するようにした金属製中框7である。
【0034】
図22(a)〜(d)は中框Nのその他の実施例を示す説明図である。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明に係る中框の代表的一例を示す説明図である。
【図2】本発明に係る中框を使用した擦り上げ障子戸の代表的一例を示す説明図である。
【図3】本発明に係る中框を使用した擦り上げ障子戸の代表的一例を示す説明図である。
【図4】本発明に係る中框を使用した擦り上げ障子戸の代表的一例を示す説明図である。
【図5】本発明に係る中框を使用した擦り上げ障子戸の代表的一例を示す説明図である。
【図6】本発明に係る中框を使用した擦り上げ障子戸の代表的一例を示す説明図である。
【図7】本発明に係る中框を使用した擦り上げ障子戸の代表的一例を示す説明図である。
【図8】本発明に係る中框を使用した擦り上げ障子戸の代表的一例を示す説明図である。
【図9】本発明に係る中框を使用した擦り上げ障子戸の代表的一例を示す説明図である。
【図10】本発明に係る中框を使用した擦り上げ障子戸に使用する硝子の代表的一例を示す説明図である。
【図11】本発明に係る中框を使用した擦り上げ障子戸の硝子の形成方法の代表的一例を示す説明図である。
【図12】本発明に係る中框を使用した擦り上げ障子戸の硝子の形成方法の代表的一例を示す説明図である。
【図13】本発明に係る中框を使用した擦り上げ障子戸の障子戸の形成方法の代表的一例を示す説明図である。
【図14】本発明に係る中框を使用した擦り上げ障子戸に使用する障子戸の代表的一例を示す説明図である。
【図15】本発明に係る中框のその他の実施例を示す説明図である。
【図16】本発明に係る中框のその他の実施例を示す説明図である。
【図17】本発明に係る中框のその他の実施例を示す説明図である。
【図18】本発明に係る中框のその他の実施例を示す説明図である。
【図19】本発明に係る中框のその他の実施例を示す説明図である。
【図20】本発明に係る中框のその他の実施例を示す説明図である。
【図21】本発明に係る中框のその他の実施例を示す説明図である。
【図22】本発明に係る中框のその他の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
【0036】
α 開口
A 擦り上げ障子戸
K 鴨居
P パッキング材
S 敷居
U 硝子固定材
1 建具枠体
2 上框
3 下框
3a 車輪
3b レール
4 縦框
5 左縦框
6 右縦框
7 金属製中框
7a 中框固定孔
8 硝子固定部材
8a 切り欠き
8b 嵌合溝
8c 嵌合片
8d 切り欠き
9 中框固定部材
9a 係合片
9b 係合溝
9c 切り欠き
10 縦框硝子挿入溝
11 上框硝子挿入溝
12 下框硝子挿入溝
13 障子枠体案内溝
14 外障子枠体案内溝
15 内障子枠体案内溝
20 硝子
30 障子戸
31 外障子戸
32 内障子戸
33 障子枠体
34 縦枠体
35 横枠体
36 縦桟
37 横桟
38 障子紙
39 弾性摩擦部材
39a 板バネ
40 緩衝材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
建具枠体内に硝子を配し、かつ上下方向引き違いとなると共に建具枠体開口の全面を閉塞する関係の大きさに規制して分割形成された複数枚の障子戸を配する擦り上げ障子戸の中框において、左右縦框の同一高さに形成した中框固定孔内に挿入した中框固定部材と、中框固定部材に嵌合する長尺状の硝子固定部材とから形成したことを特徴とする中框。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【公開番号】特開2007−100430(P2007−100430A)
【公開日】平成19年4月19日(2007.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−293090(P2005−293090)
【出願日】平成17年10月6日(2005.10.6)
【出願人】(000126333)株式会社アイジー技術研究所 (138)
【Fターム(参考)】