説明

便座カバーと基端着合部掛止具

【課題】便座カバーの覆着は、便座基部側が拡幅する湾曲形状となって便座表面が滑り易いため、被着後、便座カバーが位置ずれを起こして着座面に皺ができ易い。また、近時、便座座体部の被着径周長に大小の差が生じてきており、生地の柔軟性による引張の調節等だけによっては対応しきれない問題があった。
【解決手段】便座カバー基布の両側幅縁14の端縁に沿って中央部に粘着樹脂2aを盛塗りした平帯状ゴム紐2を着合すると共に、同両側幅縁各一方の隅端にゴム紐による取付け帯31を介して掛合片3を取付け、対応する他方の隅端に、前記掛合片の掛合部を嵌入掛止する掛合受片4を設定するようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、腰掛け式便器の便座カバー、特に、局部洗浄器、暖房装置等の付設による座体部被着径の周長が大きい便座と、そのような付設物のない周長が小さい便座の双方に適用できる便座カバーと、便座カバーの基端着合部を掛止する基端着合部掛止具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、腰掛け式便器の便座カバーとしては、例えば特許文献1に従来例として記載されているように帯状カバーの両側腹縁同士を係着する形態が採られ、便座ヒンジ近傍の肩部に帯状カバー両側の帯幅辺縁を巻付け、便座の裏側に回した幅縁の各隅端を、隅端に取り付けられた掛止具の掛合によって装着するものが多く用いられている。
【0003】
しかし、便座表面が滑り易くなっているため、被着後、便座カバーが位置ずれを起こして被着座面に皺ができたりする問題があり、この問題に対応して例えば特許文献2に記載のように便座カバーの基布に粘着樹脂を積層することが提案され、更に、被覆便座のヒンジ近傍の肩部の形状は湾曲する立体形状となっており、滑り易くなっていることに対応して特許文献3に記載のように帯状カバーの帯幅辺縁である両端部の裏面にシリコン樹脂を帯状に塗布した粘着樹脂部を設けることが提案されている。
【特許文献1】特開平11−178748号公報
【特許文献2】特開2005−13114号公報
【特許文献3】特開2006−325953号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献2にも記載のように便座カバー基布を構成するパイル地のような柔軟な生地に粘着樹脂層を設けることは極めて困難であり、粘着樹脂を塗布したとしても充分な粘着力を得ることが極めて困難であるという問題があった。
【0005】
また、腰掛け式便座も年々改良が加えられ、断面蒲鉾型に単純成形した座体部被着径の周長が小さいものから、局部洗浄器、暖房装置等の付設により座体部被着径の周長が大きくなっているものが存在し、生地の柔軟性による引張の調節や帯状基布の幅縁隅端に取り付ける掛合片による調整だけによっては、対応しきれなくなってきている。
【0006】
更に、便座基部側への被着については、他の部分より幅が広い湾曲部を被覆することになり、カバー両端の両隅角部に係着具を取り付け、隅角頂端部を斜めに引張して頂端部同士を係着するため、生地に無理が掛かり係着部の位置がずれて係着具の係合が不安定となる問題があった。
【0007】
以上のような、カバー着脱作業の困難性に加え、便座基部取付けヒンジ側の被着部形状が基部側に向かって拡幅する湾曲形状となっているため、係着具による固定だけでは時間が経つにつれ、覆着したカバーが幅の狭い先端側に向かってずれ、せり上がってカバー表面に皺ができたり、カバーが便座に密着しなくなってしまう問題があった。
【0008】
カバー端のずれ上がりについては、引用文献1、2に図示されるように被着便座基部後端側からテープを回してカバー端のフックに引っ掛ければ、安定した覆着を行うことができるが、便座基部後端側にテープを回すのは作業的に困難であり、また、覆着状態を便座表面から見た場合の美観にも問題があるほか、最近では便座基部後端側にテープを回す掛架部の存在しない便座座体も見られるようになり、この方法では対処しきれなくなっている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は上記した問題点に対応しようとするものであり、便座カバーの帯状基布の両側幅縁の端縁に沿って中央部に粘着樹脂を盛塗りした平帯状ゴム紐を着合すると共に、同両側幅縁各一方の隅端に平帯状ゴム紐による取付け帯を介して掛合片を取付け、対応する他方の隅端に、それぞれ、前記掛合片の掛合部を嵌入掛止する掛合受片を設定するようにした。
【0010】
即ち、粘着樹脂を平帯状ゴム紐の中央部に盛塗りする構成を採ることにより、便座カバー基布に直接、粘着樹脂を塗布するのとは異なり、ベースの安定した平帯状ゴム紐が基盤となって粘着樹脂を盛塗りすることができ、パイル地のような柔軟な生地にも基盤の平帯状ゴム紐を縫着等の自由な手段によって着合することを可能にしたものである。
【0011】
また、粘着樹脂を平面的に塗布するのではなく盛塗りすることにより、便座表面に盛塗りした粘着樹脂が密着して粘着力を効果的なものにすることができる。更に、便座カバー両側幅縁各一方の隅端に平帯状ゴム紐による取付け帯を介して掛合片を取付け、対応する他方の隅端に、それぞれ、前記掛合片の掛合部を嵌入掛止する掛合受片を設定して、基部側に向かって拡幅する湾曲形状となっている便座基部取付けヒンジ側の被着をしっかりと固定するようにした。
【0012】
便座座体部の被着径周長が多様化してきていることに対する対応として、帯状基布の幅縁隅端に取り付ける掛合片を、両端に把持部を形成した条盤に一つ又は複数の掛合部を所定間隔毎に設定した掛合片とし、同掛合片を表裏反転可能に取り付けると共に、対応する他方の隅端に前記掛合片の掛合部を嵌入掛止する掛合受片を設定して複数の掛合部による被着部の長さ調整と掛合片の表裏反転による短縮調整ができるようにした。
【0013】
また、掛合片を細長い条盤に構成し、両端に把持部を形成することによって掛合時の引張や長さ調整、短縮調整のための表裏反転操作を容易にし、操作表示も行えるようにしたものである。更に、掛合片の基布着合については、掛合片に取付け帯の折返通孔と掛止通孔を並列し、同並列部から調整する長さ間隔を置いて反転通孔を設けると共に、掛合片取付け帯を折返通孔を通して折り返し、その折返端を掛止通孔を潜らせて基端側と重合させ、重合状態で、更に、反転通孔を潜らせて重合端部を帯状基布に縫着固定するようにした。
【0014】
このように掛合片を設定することにより、便座基布と掛合片の着合を調整の効く弾力的な構成とし、自由な方向に無理なく引張できて表裏反転も無理なく行えるようにしたものである。また、掛合片の掛合部を条盤体の両側に対向して突出する突部とのレベル差によって構成される凹陥掛合部に構成し、掛合受片を凹陥掛合部の内幅を受入れ、突出する突部との段差部を掛止するバックルに構成して、基布と掛合片取付け帯の引張力によりワンタッチで掛止力を発揮できるように構成した。
【実施例】
【0015】
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。1は帯状のカバー本体で、パイル編生地等、ニット製による柔軟で伸縮性に富んだ素材によって帯状に構成され、その略中央部は一辺11の中央部分を凹形に形成し、更に、その凹形凹陥の中央部に凸形部を設けると共に、前記一辺11の端縁を内側に折り重ねて折重端縁12を縫着することにより突出凸段部13が形成されている。
【0016】
この凸段部13における凸形部を折重縫着した部分を、被着便座Aの外周縁角Aaに当接して被着便座Aの先端をくるむようにカバー生地を折り曲げ引張し、凸形部を折重縫着した部分の表側端縁に雄係合部材として設定されたボタン5aと掛合孔を開設した雌係合部材としての係掛板6aを係合することによりカバー着合の芯出しをする。
【0017】
帯状のカバー本体1の上下側腹縁部11、15には、被着便座Aを包摂したカバーの両側腹縁を接合する係掛具として係掛ボタン5とボタン5の着合孔61を設けた係掛板6が、それぞれの対応位置に所定間隔で並列設定されているので、カバー着合の芯出しが行われた後、各係掛具をそれぞれ係掛してカバーの両側腹縁を掛合する。なお、実施例としてカバー本体の構成を上記のように記載したが、カバー本体は基本的に帯状の形態をした基布であれば良く、カバーの両側腹縁を掛合する係掛具も上記係掛具に限らずホック、ファスナー等適宜なもので良いことは勿論である。
【0018】
カバー本体1の両側幅縁を構成する両側辺14、14は、一辺11を上縁として逆台形状になるように斜めにカットされ、その各端縁に中央部にシリコンゴム、シリコン樹脂等の粘着樹脂2aを盛塗りした平帯状ゴム紐2を着合して内側に折り重ねて折重端縁が縫着されることにより、平帯状ゴム紐2の粘着樹脂盛塗り面がカバー本体1の裏面、便座表面との接面に着合されると共に、その一方の隅端14aに平帯状ゴム紐による取付け帯31を介して掛合片3を取付け、対応する他方の隅端14bに、それぞれ、前記掛合片3の掛合部を嵌入掛止する掛合受片としてバックル4が取付けられる。
【0019】
掛合片3は、軟質樹脂やナイロン或いはポリプロピレン等によって形成された薄い条盤を本体とし、両端に把持部3a、3bを形成し、本体部にはバックル4の嵌入口41に嵌入する中央部32の両側に突出する突部34によって凹陥形成され、その段差が掛止ゲート42と掛合する複数の掛合部33が所定間隔毎に設定されている。
【0020】
また、把持部3aの表面には局部洗浄器、暖房装置等の付設により座体部被着径の周長が大きい場合に、摘持引張する側であることを示す「W」の記号、裏面には滑り止めの突条35が形成され、把持部3bの表面には断面蒲鉾型に単純成形した座体部被着径の周長が小さい場合に、摘持引張する側であることを示す「O」の記号、裏面には滑り止めの突条35が形成されている。
【0021】
掛合片3本体の略中央部には、取付け帯31の折返通孔31aと掛止通孔31bが並列し、同並列部から被着便座の着合径が小さい場合に着合カバー幅を短縮調整する長さ間隔を置いて反転通孔31cが設けられ、掛合片取付け帯31を折返通孔31aを通して折り返し、その折返端を掛止通孔31bを潜らせて基端側と重合させ、重合状態で、更に、反転通孔31cを潜らせて重合端部を帯状基布に縫着固定するようになっている。
【0022】
バックル4は、方形盤体の後尾寄り中央部に帯状基布への縫着部43を設け、側端部に、掛合片3本体の幅員中央部32を嵌入し掛合部33を掛止する掛止ゲート42が立設されている。掛止ゲート42は先端側を閉止しハの字形に嵌入口を拡開する導入尾翼44を有するコの字形の案内体42a、42bを対向させ、その間に掛合片3本体の幅員中央部32を嵌入し、先端閉止部で掛合部33を掛止するようになっている。
【0023】
便座カバーを座体に覆着して係掛具の係掛によりカバーの両側腹縁を掛合した後、基布両側幅辺14の端縁に沿って着合した粘着樹脂盛塗りゴム紐2を座体基部被着部位に圧接して位置決めし、局部洗浄器、暖房装置等の付設により座体部被着径の周長が大きい場合には、「W」の記号が付されている把持部3aを引張すれば、掛合片3は反転通孔31cを潜った取付け帯31が順方向に便座カバーの隅端14aを引張し、掛合片の条盤体の長さが便座カバー辺14の被覆幅を延長するので、所定間隔毎に設定された複数の掛合部33の中から被着径の周長に適合した掛合部を選択し、バックル4に掛止する。
【0024】
断面蒲鉾型に単純成形した座体部被着径の周長が小さい場合には、「O」の記号が付されている把持部3bを引張すれば、掛合片3は反転通孔31cを潜った取付け帯31が反転通孔31cで反転折り返されて折返通孔31aから反転通孔31cまでの取付け帯31が重合され便座カバー辺14の被覆幅を短縮するので、反転通孔31cの基部に形成された掛合部33aをバックル4に掛止する。
【0025】
本発明は上記のように、カバー本体1の両側端14、14に、粘着樹脂2aを盛塗りした平帯状ゴム紐2を側端に沿って着設して滑り易い座体基部表面の被着安定性を確保する構成に加え、粘着樹脂盛塗りゴム紐2とは別に、弾性を持つ取付け帯31により柔軟性のあるカバー生地に掛合片3を取付けることにより、隅端部の掛合による引張力が、粘着樹脂2aによる固定力と別に働いてカバー生地の表面を緊張させ覆着表面の滑らかさを現出できるものである。なお、引張効果は劣るが、粘着樹脂盛塗りゴム紐2を取付け帯31と一体に構成しても良い。
【0026】
本発明は以上のように構成したので、年々改良が加えられて変化する便座の座体部被着径の周長が小さいものから、局部洗浄器、暖房装置等の付設により座体部被着径の周長に対応することができ、粘着樹脂2aによる固定力と掛合片3とバックル4の掛止による被着バランスの調整によりカバー生地を被着便座表面に馴染ませ、固定性のある係合によりカバーの密着性を確保できたものである。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明による便座カバーの実施例を示すもので、帯状カバー本体の1例による全体形状と側腹係合具の配設状况と、側辺隅端部の掛合片、バックルの取付け状態を示す便座カバーの全体展開背面図である。
【図2】同じく、被着便座への覆着状態と係掛具によるカバー側腹縁部の係着状况を示す被着便座裏面の全体図である。
【図3】同じく、本発明による被着便座基部に対する覆着掛合片の実施例を示す掛合片の拡大正面図である。
【図4】同じく、図3の掛合片の背面図である。
【図5】同じく、図3の掛合片の基布端部への取付け通孔に対する取付け帯の挿通状態を示す掛合片の拡大縦断側面図である。
【図6】同じく、本発明による被着便座基部に対する覆着掛合受片としての実施例を示すバックルの平面図である。
【図7】同じく、図5のバックルの斜視図である。
【図8】同じく、図3の掛合片と図6のバックルの伸長掛合による掛合状態を示す基布端縁掛合部の部分拡大正面図である。
【図9】同じく、図3の掛合片と図6のバックルの短縮掛合による掛合状態を示す基布端縁掛合部の部分拡大正面図である。
【符号の説明】
【0028】
1 帯状のカバー本体
11 カバー本体の上側腹縁部
12 カバー本体の上側腹縁部折重端縁
13 カバー本体の折重端縁縫着による凸段部
14 カバー本体の両側幅縁を構成する側辺
14a カバー本体の両側辺一方の隅端
14b カバー本体の両側辺他方の隅端
15 カバー本体の下側腹縁部
2 粘着樹脂盛塗り平帯状ゴム紐
2a 平帯状ゴム紐に盛塗りされた粘着樹脂
3 掛合片
3a 掛合片の順方向把持部
3b 掛合片の反転方向把持部
31 掛合片取付け帯
31a 掛合片取付け帯の折返通孔
31b 掛合孔取付け帯の掛止通孔
31c 掛合孔取付け帯の反転通孔
32 掛合片の両側凹陥中央幅員部
33 掛合片の突条掛止掛合部
34 掛合片の掛合部両側に突出する突部
35 掛合片把持部の滑り止めの突条
4 バックル
41 掛合片凹陥中央幅員部の嵌入口
42 掛止ゲート
42a 掛止ゲートのコの字形の案内体
42b 掛止ゲートのコの字形の案内体
43 バックルの帯状基布への縫着部
44 掛止ゲートの導入尾翼
5 係掛ボタン
5a カバー折重端縁凸部中央の表側端縁に設定された基準係掛ボタン
6 係掛板
6a 基準係掛ボタンに対応する係掛板
61 係掛板の係掛ボタン着合孔
A カバー被着便座
Aa カバー被着便座の外周縁角
Ab カバー被着便座の基部
B カバー被着便座のクッションゴム脚


【特許請求の範囲】
【請求項1】
帯状基布を便座に沿って長手方向に折曲げて便座を包み、便座の裏側で帯状基布の両側に設けた係止部材を係合して被着する便座カバーにおいて、帯状基布の両側幅縁の端縁に沿って中央部に粘着樹脂を盛塗りした平帯状ゴム紐を着合すると共に、同両側幅縁各一方の隅端に平帯状ゴム紐による取付け帯を介して掛合片を取付け、対応する他方の隅端に、それぞれ、前記掛合片の掛合部を嵌入掛止する掛合受片を設定したことを特徴とする便座カバー
【請求項2】
帯状基布の幅縁隅端に取り付ける掛合片を、両端に把持部を形成した条盤に一つ又は複数の掛合部を所定間隔毎に設定した掛合片とし、同掛合片を表裏反転可能に取り付けると共に、対応する他方の隅端に前記掛合片の掛合部を嵌入掛止する掛合受片を設定するようにした請求項1記載の便座カバー
【請求項3】
掛合片に取付け帯の折返通孔と掛止通孔を並列し、同並列部から調整する長さ間隔を置いて反転通孔を設けると共に、掛合片取付け帯を折返通孔を通して折り返し、その折返端を掛止通孔を潜らせて基端側と重合させ、重合状態で、更に、反転通孔を潜らせて重合端部を帯状基布に縫着固定して掛合片を設定するようにした請求項2記載の便座カバー
【請求項4】
掛合片に取付け帯の折返通孔と掛止通孔を並列し、同並列部から調整する長さ間隔を置いて反転通孔を設けると共に、掛合片取付け帯を折返通孔を通して折り返し、その折返端を掛止通孔に潜らせて基端側と重合させ、重合状態で、更に、反転通孔を潜らせて重合端部を帯状基布の両側幅縁各一方の隅端に縫着固定して掛合片を設定し、便座カバー着合部の周長が大きい場合には、縫着順方向の端部を引張して掛合受片に掛合し、着合部の周長が小さい場合には、掛合片を反転させて縫着逆方向の端部を引張して折返通孔直近の掛合部を掛合受片に掛合することにより着合周長を調整するようにしたことを特徴とする便座カバー着合周長の調整方法
【請求項5】
両端に把持部を形成した条盤の両側に一つ又は複数の凹陥掛合部を所定間隔毎に設定し、略中央部に取付け帯の折返通孔を設け、その側部に掛止通孔を並列し、同並列部から調整する長さ間隔を置いて反転通孔を設けた掛合片と、掛合片の凹陥掛合部の内幅を受入れ、条盤外幅との段差部を掛止するバックルとから成る便座カバーの基端着合部掛止具

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2009−11482(P2009−11482A)
【公開日】平成21年1月22日(2009.1.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−175012(P2007−175012)
【出願日】平成19年7月3日(2007.7.3)
【出願人】(591205684)オカ株式会社 (14)
【Fターム(参考)】