説明

光ディスク装置及びこれを備える光ディスク処理システム

【課題】透明ディスクがローディングされたことを迅速に検出する。
【解決手段】光ディスク装置のドライブコントローラ320は、光ディスクがローディングされるとスピンドルモータ120を駆動し、駆動結果から光ディスクの存在を確認する。また、光ピックアップ160を駆動してフォーカス制御を行い、フォーカスが合うか否かを検出する。駆動結果から光ディスクが存在すると判定し、かつ、フォーカスが合わないことを検出した場合には、ドライブコントローラ320は光ディスクDを透明ディスクと判別する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は光ディスク装置及びこれを備える光ディスク処理システムに関し、特に透明ディスクの検出に関する。
【背景技術】
【0002】
CDあるいはDVDを大量生産する場合、ディスクチェンジャを備えた大型装置を用いて製作コストの低減が図られる。その一方、大量生産を必要としないいわゆるカスタムメードの光ディスク、例えば学校教材、記念品、贈答品等に用いられる場合に対応すべく、光ディスクへの情報の書き込みを行う記録ユニット、光ディスクのラベル面への印刷を行う印刷ユニット、ディスクチェンジャを一体化した光ディスク処理システムが提案されている。この光ディスク処理システムでは、未処理の光ディスクをストッカから記録ユニットに搬送してローディングし、記録ユニットでデータを記録し、記録済み光ディスクをイジェクトし、印刷ユニットまで搬送してラベル面に印刷し、印刷済みの光ディスクを再びストッカまで搬送するという一連の処理を自動的に実行する。下記の特許文献1には、記録ユニット、印刷ユニット、ディスクチェンジャを一体化した光ディスク処理システムが開示されている。
【0003】
一方、ストッカには光ディスクと略同型であって光ディスクを保護する保護用透明ディスクが装着される場合があり、光ディスク処理システムがこの保護用透明ディスクをストッカから取り出して記録ユニットに搬送してしまう場合がある。保護用透明ディスクが搬送された場合、記録ユニットとしての光ディスク装置は、搬送された保護用透明ディスクを格納し、光ピックアップからレーザ光を照射してフォーカスをあわせようとする。しかし、透明ディスクであるため戻り光が存在せず、光ディスク装置のコントローラはディスクがないと誤判定してしまう。下記の特許文献2には、ディスクを挟んでフォトセンサを配置し、光ディスクからの散乱光を検出することによりディスク無し、ディスクあり(通常ディスク、ディスクあり、半透明ディスク)の3つの状態を検出することが開示されている。
【0004】
【特許文献1】特許第3797318号
【特許文献2】特開平11−345453号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来技術では、光ディスクの反射面で生じる散乱光を用いているため、レーザ光が完全に透過してしまい、散乱光が生じないような保護用透明ディスクを判別することはできない。
【0006】
また、スピンドルモータを駆動して、起動時間や回転数からスピンドルモータにかかる負荷(イナーシャ)を測定してディスクの有無を判別する方法も知られている。この方法では、保護用透明ディスクであってもディスクがあることを検出することができる。しかしながら、フォーカスをあわせようとしても戻り光が存在しないため何度もフォーカスあわせのリトライを実行することとなり、最終的にエラーと判別するまでに時間を要してしまう問題がある。
【0007】
本発明の目的は、保護用透明ディスクなどの透明ディスクがローディングされても、迅速に透明ディスクであることを検出することができる装置及びシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、光ディスクを回転駆動する駆動手段と、前記光ディスクに対して照射されたレーザ光の反射光を検出する検出手段と、前記駆動手段での駆動結果と、前記検出手段での検出結果とに基づいて前記光ディスクが透明ディスクであることを判別する判別手段とを有する。
【0009】
本発明において、前記検出手段はフォーカス制御手段としてもよい。
【0010】
また、本発明において、前記判別手段は、さらに、前記駆動手段での駆動結果と、前記検出手段での検出結果とに基づいて前記光ディスクがチャッキング不良であることを判別してもよい。
【0011】
本発明の1つの実施形態では、前記判別手段は、前記駆動手段での駆動結果が光ディスクの存在を示し、前記検出手段での検出結果が光ディスクの非存在を示す場合に、前記光ディスクが前記透明ディスクであると判別する。
【0012】
また、本発明の1つの実施形態では、前記判別手段は、前記駆動手段での駆動結果が光ディスクの非存在を示し、前記検出手段での検出結果が光ディスクの存在を示す場合に、前記光ディスクが前記チャッキング不良であると判別する。
【0013】
また、本発明は、上記の光ディスク装置と、前記光ディスクのラベル面に印刷する印刷ユニットとを有し、前記光ディスク装置でのデータ記録と、前記印刷ユニットでのラベル面印刷を連続して処理する光ディスク処理システムを提供する。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、透明ディスクがローディングされても、迅速に透明ディスクであると判別することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
【0016】
図1に、本実施形態における光ディスク装置の外観を示す。光ディスク装置のケース内には、ディスクトレイ15aや光ピックアップ、スピンドルモータ、ターンテーブル、回路基板が組み込まれている。ケースの前面にはディスクトレイ15aの開閉用スイッチ等が設けられる。開閉スイッチ等の各種スイッチは、光ディスク装置の主制御を行うドライブコントローラ320に接続される。
【0017】
ディスクトレイ15aは、CDやDVD等の光ディスクDの記録時あるいは再生時にケース内部に格納(ローディング)される格納位置(ローディング位置)と、ケース外部に露出する露出位置(イジェクト位置)との間で移動可能に設けられている。ディスクトレイ15aには、光ディスクDの外径に対応した窪みが形成される。ディスクトレイ15aの中心部には、ローディングするときにスピンドルモータ及びターンテーブルが挿通される挿通孔15bが形成され、この挿通孔15bに連結して、光ピックアップが光ディスクDにアクセスするためのアクセス開口15cが形成される。
【0018】
図2に、光ディスク装置の内部構成ブロック図を示す。ディスクトレイ15aによりローディングされた光ディスクDは、図示しないマグネットクランパによりクランプされ、ターンテーブル100上に載置され、ターンテーブル100とともにスピンドルモータ(SPM)120により回転駆動される。スピンドルモータSPM120は、ドライバ140で駆動され、ドライバ140はサーボプロセッサ300により所望の回転速度となるようにサーボ制御される。
【0019】
光ピックアップ160は、レーザ光を光ディスクDに照射するためのレーザダイオード(LD)や光ディスクDからの反射光を受光して電気信号に変換するフォトディテクタ(PD)を含み、光ディスクDに対向配置される。光ピックアップ160はスレッドモータ180により光ディスクDの半径方向に駆動され、スレッドモータ180はドライバ200で駆動される。ドライバ200は、ドライバ140と同様にサーボプロセッサ300によりサーボ制御される。また、光ピックアップ160のLDはドライバ220により駆動され、ドライバ220は、オートパワーコントロール回路(APC)240により、レーザパワーが所望の値となるように駆動電流が制御される。APC240及びドライバ220は、ドライブコントローラ320からの指令によりLDの発光量を制御する。図ではドライバ220は光ピックアップ160と別個に設けられているが、ドライバ220を光ピックアップ160に搭載してもよい。
【0020】
光ディスクDにデータを記録する際には、ホストであるシステム側から供給された記録すべきデータはインターフェースI/F400を介してエンコード/デコード回路360に供給される。エンコード/デコード回路360は、記録すべきデータをバッファメモリ380に格納し、当該記録すべきデータをエンコードして変調データとしてライトストラテジ回路420に供給する。ライトストラテジ回路420は、変調データを所定の記録ストラテジに従ってマルチパルス(パルストレーン)に変換し、記録データとしてドライバ220に供給する。記録ストラテジは記録品質に影響することから、通常はある最適ストラテジに固定される。記録データによりパワー変調されたレーザ光は光ピックアップ160のLDから照射されて光ディスクDにデータが記録される。データを記録した後、光ピックアップ160は再生パワーのレーザ光を照射して当該記録データを再生し、RF回路260に供給する。RF回路260は再生信号を2値化回路340に供給し、2値化されたデータは、エンコード/デコード回路360に供給される。エンコード/デコード回路360は、変調データをデコードし、バッファメモリ380に記憶されている記録データと照合する。照合の結果はドライブコントローラ320に供給される。ドライブコントローラ320は照合の結果に応じて引き続きデータを記録するか、あるいは交替処理を実行するかを決定する。
【0021】
このような構成において、ドライブコントローラ320は、フォーカスサーチ法と、ディスクイナーシャ測定法とを併用することで、光ディスクDが保護用透明ディスクであるか否かを迅速に検出する。ここで、フォーカスサーチ法は、光ピックアップ160から再生用レーザ光を照射してフォーカスサーチを行い、戻り光量やフォーカスs字カーブなどが検出できたときにディスクありと判別する方法である。また、ディスクイナーシャ法は、スピンドルモータ120を駆動して、起動時間や回転数からスピンドルモータ120にかかる負荷(イナーシャ)を測定してディスクの有無を判別する方法である。
【0022】
具体的には、以下のようにして透明ディスクを判別する。すなわち、光ディスクDが格納されると、ドライブコントローラ320はドライバ140を介してスピンドルモータ120を駆動し、光ディスクDを回転する。そして、起動開始から所定時間経過したときのスピンドルモータ120の回転数を測定し、測定した回転数からスピンドルモータ120の負荷を検出し、負荷の大きさに応じてディスクの有無を判別する。光ディスクDが存在する場合、スピンドルモータ120には光ディスクDのイナーシャ分だけ負荷がかかるから起動開始から所定時間経過したときの回転数は所定のしきい値よりも小さくなる。一方、光ディスクDが存在しない場合、スピンドルモータ120には光ディスクDの負荷が存在しないため起動開始から所定時間経過したときの回転数は所定のしきい値よりも大きくなる。そこで、回転数を所定のしきい値と大小比較することで、光ディスクDの有無を判別することができる。なお、起動開始から所定時間経過したときの回転数を測定するのではなく、起動開始から所定回転数に達するまでの所要時間を測定して所定のしきい値と大小比較してもよい。所要時間がしきい値より小さい場合には光ディスクDが存在せず、所要時間がしきい値より大きい場合には光ディスクDが存在すると判別できる。
【0023】
次に、光ディスクDが存在すると判別した場合、ドライブコントローラ320はサーボプロセッサ300を介して光ピックアップ160を駆動し、フォーカス制御を実行してフォーカスをあわせる。フォーカス制御の方法は公知であり、例えば非点収差法では光ディスクDからの反射光を4分割フォトディテクタで受光し、受光面間の差動出力によりフォーカスエラー信号を生成する。そして、このフォーカスエラー信号が零となるようにアクチュエータを用いて対物レンズの位置を調節する。フォーカス制御を行ってもフォーカスエラー信号が生成されない場合、ドライブコントローラ320は戻り光量がない、すなわち光ディスクDが透明ディスクであると判別する。一方、フォーカス制御が実行できる場合には、通常の光ディスクDが存在すると判別する。ディスクイナーシャ法のみを用いた場合、フォーカスが合わないとして何度もフォーカスサーチのリトライを繰り返して最終的にディスクNGと判別するため時間を要することになるが、本実施形態ではまず最初にディスクイナーシャ法でディスクの有無を判別し、ディスクが存在すると判別した上でフォーカスサーチ法を実行するので、仮にフォーカスが合わない場合にはリトライすることなく直ちに透明ディスクが存在すると判別できる点に留意されたい。
【0024】
なお、上記の説明では、ディスクイナーシャ法で光ディスクDが存在すると判別した場合にフォーカスサーチ法に移行したが、ディスクイナーシャ法で光ディスクDが存在しないと判別した場合でもフォーカスサーチ法に移行してもよい。そして、フォーカスが合わない場合にはドライブコントローラ320は光ディスクDが存在しないと判別し、フォーカスが合った場合には光ディスクDは存在するがクランパによる光ディスクDのチャッキングが不良であると判別する。すなわち、光ディスクDが正確にチャッキングされていないため、スピンドルモータ120に正確な負荷がかからなかったものと判別する。
【0025】
図3に、本実施形態における判別結果を示す。フォーカスサーチ法でディスクなしと判定され、ディスクイナーシャ法でディスクなしと判定された場合には光ディスクDは存在しないと判別される。また、フォーカスサーチ法でディスクありと判定され、ディスクイナーシャ法でディスクなしと判定された場合には光ディスクDはチャッキング不良であると判別される。また、フォーカスサーチ法でディスクなしと判定され、ディスクイナーシャ法でディスクありと判定された場合には光ディスクDは透明ディスクであると判別される。また、フォーカスサーチ法でディスクありと判定され、ディスクイナーシャ法でディスクありと判定された場合には、通常の光ディスクD(非透明な光ディスク)が存在すると判別される。このように、本実施形態では、光ディスクDが透明ディスクであるか否かを迅速に判別でき、さらにチャッキング不良であるか否かを判別することができる。
【0026】
図4に、本実施形態における光ディスク装置を備える光ディスク処理システムの外観図を示す。光ディスク装置である記録ユニット15の天板上面には、光ディスクDを収容するための同容量の複数のケースC1,C2,C3,C4が配置されている。これらのケースC1,C2,C3,C4は、その背面に配設された支持構造18に支持され、この支持構造18から着脱可能となるように構成される。同図に示すケースC1,C2,C3,C4の配置状態において、ケースC1を回収ケースとし、ケースC2,C3,C4をストックケースとして未処理の光ディスクの所定枚数をそれぞれに収容する。
【0027】
クランプユニット1は、光ディスクDの中心孔をクランプするもので、搬送アーム2に設けられる。搬送アーム2の一端はエレベーション機構3に固定される。エレベーション機構3は支柱4,5で支持され、モータ6の出力軸の駆動力がプーリを介してギア7に伝達し、このギア7が支柱4のラックギア4aに噛合することにより垂直方向に昇降し、搬送アーム2を上下動する。
【0028】
支柱4,5の端部はスライダブロック8に固定されており、このスライダブロック8はガイドシャフト9に擦動可能に支持される。また、スライダブロック8はホイール11,12に張設されたベルト10に連結固定されており、このベルト10をモータ13により駆動することにより、スライダブロック8とともに支柱4,5並びに搬送アーム2が水平方向に往復動する。
【0029】
印刷ユニット14は、ディスクトレイ14aによりローディングされた光ディスクDのラベル面に印刷を施す。記録ユニット15は、ディスクトレイ15aによりローディングされた光ディスクDへ情報を記録する。
【0030】
各ケース、印刷ユニット14、記録ユニット15のそれぞれの間の光ディスクDの搬送において、光ディスクDの上下方向の搬送はエレベーション機構3で行い、水平方向の搬送はベルト10の駆動により行われる。
【0031】
光ディスクDの処理は、ストックケースとなっている各ケースC2,C3,C4毎に処理されるように制御プログラムが構成されており、システム全体の動作を制御するシステムプロセッサが制御プログラムを実行する。まず、ケースC2の最上層にある光ディスクDがディスククランプユニット1によりクランプされ、印刷ユニット14、記録ユニット15へ順次搬送されて所定の処理が完了すると、この処理済光ディスクDは回収ケースであるケースC1に収容される。ケースC2の光ディスクDが順次処理され、このケースC2に収容した光ディスクDが払底すると、この時点で制御プログラムの判断によりケースC2を回収ケースとなるようにする。そして、処理が続行されると、ケースC3に収容されている未処理の光ディスクDは所定の処理がなされた後、回収ケースとなっているケースC2に収容される。以後、同様の処理が繰り返される。
【0032】
なお、上記の説明において、光ディスクDはまず印刷ユニット14でラベル面に印刷され、その後に記録ユニット15でデータの記録が行われるとしているが、各ケースから光ディスクDを取り出してまず記録ユニット15に搬送し、記録ユニット15でデータ記録した後に印刷ユニット14でレベル面に印刷することもできる。
【0033】
記録ユニット15のドライブコントローラ320は、ローディングされた光ディスクDが保護用透明ディスクである場合、その旨の検出信号を処理システムのシステムプロセッサに供給する。システムプロセッサは、ドライブコントローラ320からの検出信号を受信して、特定のコマンドをドライブコントローラ320に送信する。特定のコマンドは例えばディスクトレイ15aの排出コマンドである。搬送アーム2は排出されたディスクトレイ15aから保護用透明ディスクを取り出し、その後にストックケースから新たな光ディスクDを取り出して記録ユニット15のディスクトレイ15aに搬送する。チャッキング不良の場合も同様の処理を実行できる。また、チャッキング不良と判定されている場合は、ディスクトレイ15aを一旦イジェクトし、再度ローディングしてリトライするようにしてもよい。
【0034】
本実施形態では、フォーカスサーチ法を用いているが、フォーカスサーチ法に代えて、単に光ディスクDにレーザ光を照射してその反射光の有無を検出する技術を用いてもよい。すなわち、ディスクイナーシャ法でディスクありと判別され、反射光が検出されない場合に光ディスクDは透明ディスクであると判別してもよい。チャッキング不良についても同様である。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】光ディスク装置の外観図である。
【図2】光ディスク装置の構成ブロック図である。
【図3】実施形態の判別結果説明図である。
【図4】光ディスク処理システムの外観図である。
【符号の説明】
【0036】
15 光ディスク装置(記録ユニット)、15a ディスクトレイ、120 スピンドルモータ、160 光ピックアップ、320 ドライブコントローラ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光ディスクを回転駆動する駆動手段と、
前記光ディスクに対して照射されたレーザ光の反射光を検出する検出手段と、
前記駆動手段での駆動結果と、前記検出手段での検出結果とに基づいて前記光ディスクが透明ディスクであることを判別する判別手段と、
を有することを特徴とする光ディスク装置。
【請求項2】
請求項1記載の装置において、
前記検出手段は、フォーカス制御手段であることを特徴とする光ディスク装置。
【請求項3】
請求項1記載の装置において、
前記判別手段は、さらに、前記駆動手段での駆動結果と、前記検出手段での検出結果とに基づいて前記光ディスクがチャッキング不良であることを判別することを特徴とする光ディスク装置。
【請求項4】
請求項1記載の装置において、
前記判別手段は、前記駆動手段での駆動結果が光ディスクの存在を示し、前記検出手段での検出結果が光ディスクの非存在を示す場合に、前記光ディスクが前記透明ディスクであると判別することを特徴とする光ディスク装置。
【請求項5】
請求項3記載の装置において、
前記判別手段は、前記駆動手段での駆動結果が光ディスクの非存在を示し、前記検出手段での検出結果が光ディスクの存在を示す場合に、前記光ディスクが前記チャッキング不良であると判別することを特徴とする光ディスク装置。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれかに記載の光ディスク装置と、
前記光ディスクのラベル面に印刷する印刷ユニットと、
を有し、前記光ディスク装置でのデータ記録と、前記印刷ユニットでのラベル面印刷を連続して処理する光ディスク処理システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−40089(P2010−40089A)
【公開日】平成22年2月18日(2010.2.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−200488(P2008−200488)
【出願日】平成20年8月4日(2008.8.4)
【出願人】(000003676)ティアック株式会社 (339)
【Fターム(参考)】