説明

光ヘツド装置

【目的】 スイングアーム方式光ヘッド装置において、スイングアームの回動によるディスク面上での光スポットの回動を抑制して、トラックに対して光スポットが常に同一の姿勢で照射されるようにする。
【構成】 回動体52は軸線14を中心に回動する。光源60および光検出器66を有する第1の光学手段84は回動体52と分離して固定部72に固定配設する。第1の光学手段84からのレーザ光76は軸線14上を通ってミラー90で折り曲げられる。ミラー90は回動体52とともに回動し、レーザ光76を光路70に導く。レーザ光76はミラー58で反射され、対物レンズ56を通って光ディスク記録面12aに照射される。その反射ビーム76′は同じルートをたどって光検出器66に受光される。第1の光学手段84は固定されているので、回動体52が回動してもレーザ光76は回動せず、記録面12a上での光スポット80は平行移動するだけで回動しない。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ディスク装置、光磁気ディスク装置等の光ディスク装置における光ヘッド装置に関し、スイングアーム方式のヘッド駆動機構を有するものにおいて、アームの回動による光スポットとトラックとの相対的な角度変化を抑制したものである。
【0002】
【従来の技術】従来におけるスイングアーム方式の光ヘッド駆動機構を図2に示す。スイングアーム10は光ディスク12の記録面に垂直な軸線14を支点として、ディスク面に略々平行な面内でディスク径方向に回動可能に配設されている。スイングアーム10の先端には光ヘッド18が取り付けられ、後端にはバランスをとるためのおもり20が取り付けられている。スイングアーム10の途中には、トラッキングコイル22が取り付けられ、その中に磁石で構成された固定レール24が通されてリニアモータを構成しており、光ヘッド18をディスク径方向に駆動する。
【0003】光ヘッド18内には、レーザダイオード26、ビームスプリッタ28、フォトダイオード30、コリメータレンズ32、対物レンズ34等が配設されている。レーザダイオード26から発せられたレーザ光は、ビームスプリッタ28を介してコリメータレンズ32で平行光にされ、対物レンズ34を介してディスクモータ36で回転されている光ディスク12の記録面に照射されてピットの読み取りが行なわれる。そして、ディスク反射光は、対物レンズ34に戻されて、コリメータレンズ32を介してビームスプリッタ28で反射され、フォトダイオード30で受光される。
【0004】この図2のスイングアーム方式では光ヘッド18全体がスイングアーム10の先端部にあるため、慣性が大きく、高速アクセス性が悪かった。
【0005】そこで、このような問題を解決して高速アクセス性を向上させた光ヘッド装置として、本出願人の出願に係る特願平2−238242号の分離形光ヘットが提案されている。これは、光ヘッドの構成部品をスイングアームの先端部と後端部に分割配置したもので、前記図2のようにスイングアーム10の先端に光ヘッドの構成部分全体を配置する場合に比べて慣性が小さくなり、高速アクセス性が向上する。
【0006】図3は、その具体例である。この光ヘッド装置50は、回動体52を有している。回動体52は軸線近傍体53、連結体54、先端体56を一体的につないで構成されている。そして、回動体52は軸線近傍体53の中心を通り、光ディスク12の記録面に垂直な軸線14を支点として、ディスク面に略々平行な面内でディスク径方向に回動可能に配設されている。連結体54の途中にはトラッキングコイル22が取り付けられ、その中に磁石で構成された固定レール24が通されてリニアモータを構成し、回動体52を軸線14を中心にディスク径方向に駆動する。
【0007】回動体52の内部構成を図4に示す。また、その平面図を図5に示す。回動体52は、光ディスクメモリ装置の固定部72に取付けられた軸受74によって軸線14を支点として回動自在に支持されている。
【0008】先端体55内には対物レンズ56、ミラー58および対物レンズ56をディスク面方向に移動させるフォーカスアクチュエータ(図示せず)等が配設され、回動体52とともに回動する。
【0009】軸線近傍体53内には、レーザダイオード60、コリメータレンズ62、プリズム64、PINフォトダイオード66およびバランスをとるためのバランサ(おもり)68等が配設され、回動体52とともに回動する。
【0010】連結体54は中空パイプで構成され、その内部空間が先端体55と軸線近傍体53とを光学的につなぐ光路70を構成している。
【0011】上記構成によれば、レーザダイオード60から発せられたレーザ光76は、コリメータレンズ62で平行光にされ、プリズム64の前反射面64aで全反射されて、連結体54内の光路70に導かれる。そして、先端体55内のミラー58で反射されて、対物レンズ56を介して光ディスク12の記録面12aに照射される。そして、その反射光は、対物レンズ56に入射され、ミラー58で反射されて、光路70を戻ってプリズム64のハーフミラー面64bで反射されて、PINフォトダイオード66で受光される。この受光信号に基づきディスク記録情報の再生やプッシュプル法等によるトラッキングエラー検出、ナイフエッジ法等によるフォーカスエラー検出等が行なわれる。
【0012】目標アドレスへのアクセスは、トラッキングコイル22にアクセス用の制御信号を供給することにより行なわれる。この時、先端体55はアクセスに必要な軸線14を中心とした大きな動きをするが、そこには対物レンズ56やミラー58しかなく、その他の光学系は軸線近傍体53内にあり動きは小さい。したがって、回動体52全体としては、実効的な質量は小さく、慣性が小さいため、高速アクセスが可能となる。
【0013】また、先端体55内の光学系56,58等と軸線近傍体53内の光学系60,62,64,66等とは一体に動くので、回動による光路70の光軸のずれも生じない。さらには、回動体52は円運動なので軸支持でよく、支持が容易で簡単な構造にできる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前記図2、図3のスイングアーム式光ヘッド装置においては、スイングアーム10(回動体52)が回動すると、ディスク面上に照射される光スポットもこれに伴って回動する。光スポットの最終的形状は円形状であることが理想的であるが、実際にはなかなか理想どおりにはならず、光強度分布は不均一であることが多い。また、半導体レーザの出射ビームの光強度分布は一般的には楕円形状に近いものであることも多い。これらの全ての不均一要素および光スポットの回転状況を把握し易くするため、以下、光スポットの形状を楕円形状で示す。図6に示すように、光スポット80が楕円形状でディスク面に照射された場合、スイングアーム10(回動体52)の回動によって、トラック82に対する光スポット80の姿勢が大きく変化する(符号82aは光スポット位置におけるトラック接線方向を示す)。
【0015】そして、このように光ッスポット80の姿勢が変化した場合、プッシュプル法等では受光面への照射光が変ってしまい、最終的にはプッシュプル検出ゲインの変化へとつながってしまうため、プッシュプル信号等の品位が低下する問題があった。また、記録時にはスイングアーム10(回動体52)の回動位置によって記録されるピットの幅が変化する問題があった(図6(a),(c)では(b)よりも幅の広いピットに形成される。)。また、3ビーム法においてはメインビームスポットの前後位置に配置されるサブビームスポットの位置がスイングアーム10(回動体52)の回動位置によってトラック82に対して大きく変化する問題があり(図6(b)ではトラック82上に乗るが、(a),(c)ではトラック82から大きく外れる。)、これらの原因によって、安定な記録や再生を行なうことができなかった。
【0016】そこで、このような問題を解決してスイングアームが回動しても光スポットが回動しないようにしたものとして、特公昭62−15866号公報に記載の発明があった。これは光ヘッド装置全体をスイングアームの先端に回動自在に配設し、スイングアームの回動角度を光学式エンコーダで検出し、この検出値に応じて光ヘッド装置を小型サーボモータで回動させることにより、常に光スポットがトラックに対して一定の姿勢に保たれるようにしたものである。
【0017】ところが、このような方法では、光ヘッド全体をスイングアームに対して回動させるための機構やその駆動用のサーボモータおよびスイングアームの回動角度を検出するための光学式エンコーダおよび制御装置が必要となるため機構が複雑となる欠点があった。
【0018】この発明は、前記従来の技術における問題点を解決して、回動体の回動によるディスク面上での光スポットの姿勢の変化を抑制することにより、記録や再生を安定に行なえるようにしたスイングアーム方式の光ヘッド装置を提供しようとするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明は、ディスク面に略々垂直な方向の軸線を中心にこのディスク面に略々平行な面内でディスク径方向に回動可能に配された回動体と、この回動体と分離して固定部に配設されて前記軸線に沿って記録用ビームまたは再生用ビームを出射しかつこの軸線に沿って戻ってきたディスク反射ビームを入射する少くとも光源および光検出器を有する第1の光学手段と、前記軸線上に配設されて前記回動体とともに回動して前記第1の光学手段から出射される前記記録用ビームまたは再生用ビームを前記回動体の先端部の方向に折り曲げるとともに当該回動体の先端部の方向から戻ってきた前記ディスク反射ビームを前記軸線に沿った方向に折り曲げて前記第1の光学手段に入射する少くとも第1の光路折曲手段を有する第2の光学手段と、前記回動体の先端部またはその近傍に配設されて当該回動体とともに回動して前記第2の光学手段からの前記記録用ビームまたは再生用ビームを前記ディスク面方向に折り曲げてディスク面に光スポットを集光させるとともにその反射ビームを入射して前記ディスク反射ビームとして前記第2の光学手段の方向に折り曲げる少くとも第2の光路折曲手段と対物レンズを有する第3の光学手段とを具備してなるものである。
【0020】
【作用】この発明によれば、第1の光学手段から出射される記録用ビームまたは再生用ビームは軸線上を通って第2の光学手段で光路が回動体の先端部方向に折曲げられ、さらに回動体の先端部またはその近傍の第3の光学手段でディスク面の方向に折曲げられてディスク面に光スポットとして照射される。
【0021】これによれば、記録用ビームまたは再生用ビームを出射する第1の光学手段は回動体と分離して固定部に配設されているので、回動体が回動してもビームは回動しない。しかも、このビームは軸線に沿って出射されるので、回動部が回動しても回動部に対するビーム光軸の相対的位置は変化しない。したがって、回動部が回動しても光スポットは姿勢を変えることなくディスク面に照射されるのでトラックに対する光スポットの姿勢の変化が抑制され、高精度で安定な記録および再生を行なうことができる。
【0022】しかも、前記特公昭62−15866号公報に記載の光ヘッド装置のように光ヘッドの姿勢を変化させないための複雑な機構も不要なので、簡単かつ小型に構成することができる。
【0023】さらには、第1の光学手段は回動体と分離して固定部に固定されているので、回動体を軽量に構成することができ、慣性が小さくなって高速アクセスを実現することができる。
【0024】
【実施例】この発明の一実施例を図1に示す。この光ヘッド装置100は前記図3の光ヘッド装置50と略々同じ外観構成を有している。すなわちこの光ヘッド装置100は回動体52を有している。回動体52は軸線近傍体53、連結体54、先端体56を一体的につないで構成されている。そして、回動体52は軸線近傍体53の中心を通り、光ディスク12の記録面に垂直な軸線14を中心として、ディスク面に略々平行な面内でディスク径方向に回動可能に配設されている。連結体54の途中にはトラッキングコイル22が取り付けられ、その中に磁石で構成された固定レール24が通されてリニアモータを構成し、回動体52を軸線14を中心にディスク径方向に駆動する。
【0025】回動体52は、光ディスクメモリ装置の固定部72に取付けられた軸受74によって軸線14を支点として回動自在に支持されている。
【0026】軸線近傍体53内には、第1の光学手段84、第2の光学手段およびバランスをとるためのバランサ(おもり)68等が配設されている。
【0027】第1の光学手段64は回動体52と分離して固定部72に固定配設されて、軸線14に沿って記録用ビームまたは再生用ビーム76を出射し、またこの軸線14に沿って戻ってきたディスク反射ビーム76′を入射するもので、レーザダイオード60、コリメータレンズ62、プリズム63、PINフォトダイオード66等で構成されている。
【0028】第2の光学手段86は軸線14上に配設されて回動体52とともに回動して第1の光学手段84から出射される記録用ビームまはた再生用ビーム76を回動体52の先端部の方向に折り曲げる。また、回動体52の先端部の方向から戻ってきたディスク反射ビーム76′を軸線14に沿った方向に折り曲げて第1の光学手段84に入射する。第2の光学手段86は、ここでは1枚のミラー90(第1の光路折曲手段)で構成されている。
【0029】第3の光学手段88は先端体55の内部にミラー58(第2の光路折曲手段)、対物レンズ56および対物レンズ56をディスク面方向に移動させるフォーカスアクチュエータ(図示せず)等を有し、回動体52とともに回動する。そして、この第3の光学手段88は第2の光学手段86からの記録用ビームまたは再生用ビーム76をディスク面方向に折り曲げて光ディスク12の記録面12aに光スポット80を集光させる。また、その反射ビーム76′を入射して第2の光学手段86の方向に折り曲げる。
【0030】連結体54は中空パイプで構成され、その内部空間が先端体55と軸線近傍体53とを光学的につなぐ光路70を構成している。
【0031】上記構成によれば、レーザダイオード60から発せられたレーザ光76は、軸線14上を通り、コリメータレンズ62で平行光にされ、プリズム64を直進してミラー90で反射されて、連結体54内の光路70に導かれる。そして、先端体55内のミラー58で反射されて、対物レンズ56を介して光ディスク12の記録面12aに照射される。そして、その反射ビーム76′は、対物レンズ56に入射され、ミラー58で反射されて、光路70を戻ってミラー90で反射されて軸線14上を通り、プリズム63のハーフミラー面63aで反射されて、PINフォトダイオード66で受光される。この受光信号に基づきディスク記録情報の再生やプッシュプル法等によるトラッキングエラー検出、ナイフエッジ法等によるフォーカスエラー検出等が行なわれる。
【0032】目標アドレスへのアクセスは、トラッキングコイル22にアクセス用の制御信号を供給することにより行なわれる。この時、先端体55はアクセスに必要な軸線14を中心とした大きな動きをするが、そこには対物レンズ56やミラー58しかなく、その他の光学系は軸線近傍体53内にあり動きは小さい。しかも、第1の光学手段84は回動体52と分離して固定部72に固定されている。したがって、回動体52全体としては、実効的な質量は小さく、慣性が小さいため、高速アクセスが可能となる。
【0033】図1の光ヘッド装置100によれば、第1の光学手段84は回動体52と分離されて固定部72に固定されているが、レーザ光76,76′の光軸は軸線14に一致しているので、回動体52が回動してもレーザ光76,76′は常にミラー90に対し同一位置に当たり、光軸位置の変化はなく、常にレーザ光76を光ディスク12に照射し、またその反射ビーム76′をPINフォトダイオード66で受光することができる。
【0034】そして、この場合第1の光学手段84は固定部84に固定されているので、図7に示すように、回動体52が(a)〜(c)のように回動しても光スポット80は回動せず、平行移動するのみで、トラック82に対する姿勢の変化も少ない。したがって、プッシュプル信号等の品位が良好であり、回動体52の回動位置によって記録されるピットの幅が変化することがなく、また、3ビーム法においてもサブビームを常にトラック上に乗せることができ、記録および再生を高精度かつ安定に行なうことができる。
【0035】
【変更例】前記実施例では第1、第2の光路折曲手段90,58をミラーで構成したが、プリズムその他光路を折曲げる各種手段を用いることができる。
【0036】また、前記実施例ではこの発明を光ディスクメモリ装置に適用した場合について説明したが、CD(コンパクト・ディスク)プレーヤ、LV(レーザ・ビジョン・ディスク)プレーヤ等のディスク再生装置にも適用することができる。
【0037】また、光路は必ずしも連結体内を通る必要はなく、連結体を例えば円弧状、く字状等に形成して、その外部空間を通るように構成することもできる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば、第1の光学手段から出射される記録用ビームまたは再生用ビームは軸線上を通って第2の光学手段で光路が回動体の先端部方向に折曲げられ、さらに回動体の先端部またはその近傍の第3の光学手段でディスク面の方向に折曲げられてディスク面に光スポットとして照射される。
【0039】これによれば、記録用ビームまたは再生用ビームを出射する第1の光学手段は回動体と分離して固定部に配設されているので、回動体が回動してもビームは回動しない。しかも、このビームは軸線に沿って出射されるので、回動部が回動しても回動部に対するビーム光軸の相対的位置は変化しない。したがって、回動部が回動しても光スポットは姿勢を変えることなくディスク面に照射されるのでトラックに対する光スポットの姿勢の変化が抑制され、高精度で安定な記録および再生を行なうことができる。
【0040】しかも、前記特公昭62−15866号公報に記載の光ヘッド装置のように光ヘッドの姿勢を変化させないための複雑な機構も不要なので、簡単かつ小型に構成することができる。
【0041】さらには、第1の光学手段は回動体と分離して固定部に固定されているので、回動体を軽量に構成することができ、慣性が小さくなって高速アクセスを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例を示す側面断面図である。
【図2】 従来のスイングアーム方式を示す斜視図である。
【図3】 従来の分離形ヘッドを示す側面図である。
【図4】 図3の回動体52の内部構成を示す側面断面図である。
【図5】 図3の平面図である。
【図6】 図2、図3の光ヘッド装置におけるスイングアーム(回動体)の回動に伴うディスク面上での光スポットの移動を示す平面図である。
【図7】 図1の光ヘッド装置における回動体の回動に伴うディスク面上での光スポットの移動を示す平面図である。
【符号の説明】
12 光ディスク
12a ディスク面
14 軸線
52 回動体
56 対物レンズ
58 ミラー(第2の光路折曲手段)
60 レーザダイオード(光源)
66 PINフォトダイオード(光検出器)
72 固定部
76 記録用ビームまたは再生用ビーム
76′ ディスク反射ビーム
80 光スポット
84 第1の光学手段
86 第2の光学手段
88 第3の光学手段
90 ミラー(第1の光路折曲手段)
100 光ヘッド装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】ディスク面に略々垂直な方向の軸線を中心にこのディスク面に略々平行な面内でディスク径方向に回動可能に配された回動体と、この回動体と分離して固定部に配設されて前記軸線に沿って記録用ビームまたは再生用ビームを出射しかつこの軸線に沿って戻ってきたディスク反射ビームを入射する少くとも光源および光検出器を有する第1の光学手段と、前記軸線上に配設されて前記回動体とともに回動して前記第1の光学手段から出射される前記記録用ビームまたは再生用ビームを前記回動体の先端部の方向に折り曲げるとともに当該回動体の先端部の方向から戻ってきた前記ディスク反射ビームを前記軸線に沿った方向に折り曲げて前記第1の光学手段に入射する少くとも第1の光路折曲手段を有する第2の光学手段と、前記回動体の先端部またはその近傍に配設されて当該回動体とともに回動して前記第2の光学手段からの前記記録用ビームまたは再生用ビームを前記ディスク面方向に折り曲げてディスク面に光スポットを集光させるとともにその反射ビームを入射して前記ディスク反射ビームとして前記第2の光学手段の方向に折り曲げる少くとも第2の光路折曲手段と対物レンズを有する第3の光学手段とを具備してなる光ヘッド装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開平5−144072
【公開日】平成5年(1993)6月11日
【国際特許分類】
【出願番号】特願平3−332592
【出願日】平成3年(1991)11月21日
【出願人】(000004075)ヤマハ株式会社 (5,930)