説明

内径測定装置

【課題】 シリンダなどのボア径を複雑な装置を用いることなく正確に測定することを可能にする。
【解決手段】 被測定物の内孔に接触可能な測定子21、22を有し、該測定子を径方向に移動させて前記内孔に接触させることでボア径を測定するリニアスケール本体2と、リニアスケール本体を支持する支持部4とを備え、リニアスケール本体2と支持部4との間に、測定子21、22の移動方向と交差する方向に前記リニアスケール本体2をガイドするリニアガイド3が介装されている。特別な制御機構・装置を用いることなく、単に、リニアスケールの測定方向への測定子の移動のみで、直径方向端部位置に測定子を自動的に位置合わせして測定を行うことができる。測定作業も容易で迅速に行うことができ、位置決めがなされていないライン上のワークなどに対する内径測定も容易に行うことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、シリンダなどの内孔のボア径を測定する内径測定装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
シリンダ等の内孔を有するワークのボア内径を測定する方法として、位置決めされたワークに対し、内穴内で直径方向に測定子を移動させ、内孔の直径方向両端で内孔壁に接触する測定子の位置や移動量を測定することで内径を求める方法が知られている。該測定方法では、例えばリニアスケールに測定子を連結し、該測定子の移動に伴う位置変位量をリニアスケールで測定することでボア径を知ることができる。
しかし、上記した測定方法では、測定子の移動を直径方向で行えるように、ワークの位置決めを正確に行った上で、直径方向に移動するように測定子を配置することが必要であり、ワークの位置や測定子の移動位置がずれていると正確な内径測定を行えないという問題がある。
【0003】
これに対し、ワークの正確な位置決めを要することなく内径の測定を可能とした内径測定装置も提案されている(特許文献1、2参照)。
特許文献1では、ワークの円筒状空間内のセンタリング中心から均等にかつ放射状に張り出す少なくとも3つの張り出しプレートをワークに当接するまで張り出させてワークの芯出しを行い、芯出しまでの張り出しプレートの移動量から円筒状空間の内径を検出する測定装置が提案されている。
特許文献2では、測定子の径方向移動に対する直交方向にワークを微調整移動させて、測定子の移動が直径方向に沿ってなされるようにして正確なボア径測定を可能にした測定装置が提案されている。ワークの微調整移動は、ワーク台座を移動させる調整ネジの操作によって行われる。
【特許文献1】特開平6−185940号公報
【特許文献2】特開平10−307017号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の上記測定装置では、特許文献1に示すものでは複雑な機構が必要とされ、装置構成が複雑になってコストが増大するという問題がある。一方、特許文献2に示すものでは、ワークを微調整するための作業が必要であり、効率が悪いとともに、調整操作を正確に行うための作業負担が大きいという問題がある。また、調整作業に手間がかかるなどして測定作業に長い時間を要するため、ライン上のワークに対し、迅速にボアの測定を行いたいという要請に応えることができない。
【0005】
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、複雑な機構や面倒な調整作業などを必要とすることなく、迅速かつ正確に被測定物のボア径を測定することができる内径測定装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上説明したように、本発明の内径測定装置のうち、請求項1記載の発明は、内孔を有する被測定物のボア径を測定する内径測定装置において、前記内孔に接触可能な測定子を有し、該測定子を径方向に移動させて前記内孔に接触させることでボア径を測定するリニアスケール本体と、該リニアスケール本体を支持する支持部とを備え、前記リニアスケール本体と支持部との間に、前記測定子の移動方向と交差する方向に前記リニアスケール本体をガイドするリニアガイドが介装されていることを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の内径測定装置の発明は、請求項1記載の発明において、前記測定子は、測定子の移動方向において位置を異にして2つ設けられていることを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の内径測定装置の発明は、請求項2記載の発明において、前記2つの測定子は、測定子の移動方向における離間距離が調整可能であることを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、リニアスケール本体に備える測定子を内孔内に配置し、該測定子を内孔の略径方向に移動させることで測定子が内孔内壁の一方側に当接する。さらに測定子を移動させると、内孔内壁に倣いつつ測定子が移動しようとして、測定子の移動方向と交差する方向に推力が発生し、支持部で支持されているリニアスケール本体をリニアガイドに沿って移動させる。該リニアスケール本体の移動に伴って測定子も移動し、測定子が移動する方向と平行な直径方向の端部位置にまで測定子が移動すると、その時点で交差方向への移動力が失われる。この際の測定子の位置または移動量をリニアスケール本体で測定する。前記リニアガイドは前記測定子の移動方向と直交する方向に前記リニアスケール本体をガイドするように介装されているものとすることができる。
【0010】
さらに、該測定子を内穴内で前記の移動方向と反対の方向で略径方向に移動させると測定子が内孔内壁の他方側に当接する。この測定子は前記の測定子と同一でもよく、また他の測定子であってもよい。さらに測定子を上記方向に移動させると、測定子は内孔内壁に倣いつつ移動しようとする推力が測定子の移動方向と交差する方向に発生し、リニアスケール本体をリニアガイドに沿って移動させる。該リニアスケール本体の移動に伴って測定子も移動し、測定子移動方向に平行な直径方向の端部位置にまで測定子が移動し、そして交差方向への推力がなくなる。この際の測定子の位置または移動量をリニアスケール本体で測定する。上記直径方向は共通しており、該直径方向での両端側で測定した測定子の移動量等の測定結果により内径を算出することができる。
【0011】
なお、測定子は、内孔内壁面に倣って移動できることが必要であり、さらに内孔内壁面を傷つけないことが望ましい。これらの点から測定子は回転ローラで構成し、その材質も合成樹脂により構成することができる。なお、測定子は、内孔内壁に接触した際に弾性変形をするような軟質なものでは、測定精度を低下させるので、硬質の合成樹脂が望ましい。
【0012】
上記測定子の移動は、モータなどにより駆動させる他、手動により移動させるものであってもよい。リニアスケール本体には、上記測定子の移動量や位置を検知するセンサを設け、その結果を表示したり、信号として出力可能とする。センサは光学的なものや磁気的なものなどを用いて移動結果を検知するものの他、ステッピングモータに対する駆動電圧から移動量を検知することができる。要は、本発明として検知方法は特に限定されるものではなく、測定子の移動量または移動位置を測定できるものであればよい。
【0013】
なお、測定子は、一つの他、複数を備えるものであってもよく、その移動方向において位置が異なるように配置することができ、好適には移動軸線上にそって配置する。2つの測定子を設ければ、内孔の直径方向両端側でそれぞれの測定子を用いて測定を行うことができ、測定子の移動距離を小さくして迅速な測定が可能になる。
また、二つの測定子を設ける場合、移動方向における両者の離間距離を変更可能としてもよい。これにより、内孔内径がことなる被測定物を測定しようとする際に、上記離間距離を調整して、二つの測定子を用いた測定を可能にし、また、迅速な測定を行えるように測定子の移動量を調整できる。さらには、離間距離の調整(小さくする)によりリニアガイドによるスライド量(位置ずれ許容差)を大きくすることができる。
【発明の効果】
【0014】
以上説明したように、本発明の内径測定装置によれば、内孔を有する被測定物のボア径を測定する内径測定装置において、前記内孔に接触可能な測定子を有し、該測定子を径方向に移動させて前記内孔に接触させることでボア径を測定するリニアスケール本体と、該リニアスケール本体を支持する支持部とを備え、前記リニアスケール本体と支持部との間に、前記測定子の移動方向と交差する方向に前記リニアスケール本体をガイドするリニアガイドが介装されているので、特別な制御機構・装置を用いることなく、単に、リニアスケールの測定方向への測定子の移動のみで、直径方向端部位置に測定子を自動的に位置合わせして測定を行うことができる。これにより複雑な機構を要することなく正確な内径測定を行うことができ、また、測定作業も容易で迅速に行うことができ、位置決めがなされていないライン上のワークなどに対する内径測定も容易に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下に、本発明の一実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
内径測定装置1は、リニアスケール本体2と、該リニアスケール本体2をリニアガイド3を介して支持する支持部である支持アーム4とを備えている。
リニアスケール本体2は、該本体の下面側に、長手方向に沿って移動可能に移動プレート20が設けられており、該移動プレート20に固定・垂下された中心軸21a、22aに第1測定ローラ21と第2測定ローラ22とが回転可能に取付けられている。第1測定ローラ21と第2測定ローラ22とは、移動プレート20の移動方向軸線上にあって、互いに間隙を有して配置されている。リニアスケール本体2内には、前記移動プレート20を移動させるモータからなるアクチュエータ23が配置されており、該アクチュエータ23には、該アクチュエータ23を動作させる電源24が接続されており、該電源24は、CPU25により制御されている。CPU25には、CPU25を動作させるプログラムの保存やデータの一時記憶、プログラムのワークエリアなどとして用いられる記憶部26が接続されている。記憶部26は、ROMやRAM、HDDなどにより構成される。また、リニアプレート本体2には、上記移動プレート20の移動量を検知する位置変位センサ(図示しない)が設けられており、該位置変位センサの出力は、前記CPU25に出力されている。
【0016】
上記リニアスケール本体2の上面側には、上記移動プレート20の移動方向と直交する方向に沿ってガイドレール30が設置固定されている。該ガイドレール30には、両側面に摺動溝31、31が長手方向に沿って形成されている。また、該ガイドレール30の両側には、長手方向両端部においてストッパ32…32が設置固定されている。なお、本発明としては、ガイドレール30は、移動プレート20の移動方向と直交しなくても交差する方向に沿ったものであればよいが、効率的な測定のためにはガイドレール30は上記移動方向と直交するのが望ましい。
【0017】
一方、支持アーム4は、上記ガイドレール30の長手方向に伸長しており、上記ガイドレール30の僅かに上方に設置されている。また、支持アーム4の下面には、上記ガイドレール30の両側方に位置するガイド部33、33が固定されており、該ガイド部33、33の内側面には、前記摺動溝31、31に摺動可能に接触する摺動突部34、34が形成されており、これら構成によりリニアガイド3が構成されている。
上記リニアガイド3によって、支持アーム4に対し、リニアスケール本体2がガイドレール30の長手方向に沿って極めて小さい摩擦状態で摺動可能になっている。なお、リニアスケール本体2が摺動する際に、ガイド部33が前記ストッパ32に当たることで、摺動範囲が制限されて、リニアスケール本体2の抜け落ちが防止されている。
【0018】
以下に、本発明の内径測定装置の動作について図2、3に基づいて説明する。
被測定物としてシリンダ10を用意し、該シリンダ10の内孔11内に上記測定ローラ21、22が位置するように、支持アーム4およびリニアスケール本体2を配置する(ステップS1)。この際に、支持アーム4およびリニアスケール本体2は、シリンダ10の上方側に位置している。
次いで、第1測定ローラ21と第2測定ローラ22とを初期位置にセットする(ステップS2)。この移動は、CPU25からの指令によって電源24を制御してアクチュエータ23を動作させ、移動プレート20を移動させることにより行う。この際に、第1測定ローラ21および第2測定ローラ22の移動量を検知する位置変位センサをリセットし、初期位置を第1測定ローラ21の移動側最端面位置とする。
【0019】
次いで、上記アクチュエータ23の動作により、移動プレート20を第1測定ローラ21側に移動させる(ステップS3)。すると、第1測定ローラ21は、移動によって内孔11の壁面に接触するに至る(図2(a))。移動プレート20は、さらに同方向に移動する駆動力がアクチュエータ23から加えられており、該駆動力により、第1測定ローラ21は、内孔11の内面形状に従って、移動プレート20の移動方向に平行な直径方向端部にまで回転しつつ移動しようとする。この作用は、第1測定ローラ21の中心軸21aを通してリニアスケール本体2に伝達され、該リニアスケール本体2を前記リニアガイド3に沿って移動させる。リニアスケール本体2の移動では、ガイド部33の摺動突部34に対しガイドレール30が摺動することによりなされる。
【0020】
第1測定ローラ21が内孔11内面に倣って上記直径方向端部位置にまで移動すると(図2(b))、それ以上には直径方向およびこれと交差する方向に移動することはなく、移動プレート20の移動は停止する。該停止状態は、位置変位センサからの出力結果に基づいて前記CPU25で変位量が一定時間増減しないことから判定することができ(ステップS4)、停止判定に伴ってアクチュエータ23による駆動を停止する(ステップS5)。この状態で第1測定ローラ21の第1移動量がCPU25によって得られる(ステップS6)。該第1移動量は、CPU25によってデータとして記憶部26に記憶する。
【0021】
次いで、アクチュエータ23を動作させて、移動プレート20を第2測定ローラ22側に移動させて、第1測定ローラ21と第2測定ローラ22とを再度、初期位置にセットする(ステップS7)。また、第1測定ローラ21および第2測定ローラ22の移動量を検知する位置変位センサをリセットし、初期位置を第2測定ローラ22の移動側最端面位置とする。なお、この初期位置セットを行うことなく、以降で説明する第2測定ローラ22側での測定を行うことも可能である。
【0022】
上記初期位置セットを行った後、アクチュエータ23を動作させて移動プレート20を第2測定ローラ22側に移動させる(ステップS8)。すると、第2測定ローラ22は、移動によって内孔11の壁面に接触するに至る(図2(c))。移動プレート20は、さらに同方向に移動する駆動力がアクチュエータ23から加えられ、第2測定ローラ22は、内孔11の内面形状に従って、移動プレート20の移動方向に平行な直径方向端部にまで回転しつつ移動しようとする。この作用は、第2測定ローラ22の中心軸22aを通してリニアスケール本体2に伝達され、該リニアスケール本体2を前記リニアガイド3に沿って移動させる。これに連れて第2測定ローラ22は、上記直径方向端部に異動する。
【0023】
第2測定ローラ22は内孔11内面に倣って上記直径方向端部位置にまで移動するとそれ以上には移動せず停止する(図2(d))。該停止状態は、位置変位センサからの出力結果に基づいて前記CPU25で変位量が増減しないことから判定され(ステップS9)、停止判定に伴ってアクチュエータ23による駆動を停止する(ステップS10)。この状態で第2測定ローラ22の第2移動量がCPU25によって得られる(ステップS11)。該第2移動量は、CPU25によって前記記憶部26に記憶される。
CPU25では、上記第1移動量と第2移動量とを記憶部26から読み出し、これらを加算処理をすることで、同一の直径方向の両端位置の間隙が求められる。該間隙は内孔11のボア内径を示すものであり(ステップS12)、上記手順によって容易かつ正確にボア内径を測定することができる。該測定値は、前記記憶部26に記憶させることができる。
【0024】
上記測定では、シリンダ10が正確に位置決めされていなくても、測定の度にリニアスケール本体2が測定ローラの移動方向に直交して移動調整されるので、特別な操作を行うことなく測定を行うことができる。なお、上記実施形態では、第1、第2測定ローラの両側最端面からの移動量に基づいて内径を算出したが、測定子の移動量、移動位置の基準位置などに基づいて、算出方法は適宜変更する。
【0025】
なお、上記実施形態では、測定子である測定ローラを2つ備えるものについて説明したが、本発明は測定子が一つであるものであってもよい。また、上記測定子は、測定子の移動方向に沿って互いの離間距離を調整できるものとすることもできる。
図4は、上記測定子を離間距離調整可能とした例である。なお、上記実施形態と同様の構成については同一の符号を付している。
【0026】
すなわち、リニアスケール本体2の移動プレート20に第1測定ローラ21と第2測定ローラ22とが中心軸21a、22aに回転可能に取付けられている。この例では、中心軸22aは、移動プレート20の移動方向において取付け位置が移動調整可能になっており、これにより第1測定ローラ21と第2測定ローラ22の離間距離が調整可能になっている。上記中心軸22aの位置調整は任意に移動可能とするものでもよく、また、予め設定した位置に移動可能とするものであってもよい。移動調整は測定子の一方を移動可能とする他、両方を移動可能とするものであってもよい。なお、移動プレートが分割されていて、その位置を調整することで測定子間の離間距離を調整するものであってもよい。
【0027】
測定子間の離間距離を変更する場合、変更された離間距離をCPU等に認識させたり、離間距離を設定入力したりすることで変更前と同様に内径の測定を行うことができる。
上記測定子間の離間距離は、内径の大きな被測定物では、大きくすることで測定子の移動距離を小さくして作業効率を高めることができる。一方、内径の小さな被測定物では、離間距離を小さくすることで内孔へ測定子を配置して内径を測定することを可能にする。また、被測定物の設置位置のバラツキが大きいような場合には、離間距離を小さくすることでリニアガイドのスライド量を大きく確保する。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において適宜変更が可能であり、上記したシリンダ以外への適用も可能である。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明の一実施形態の内径測定装置を示す斜視図(図a)と、リニアガイド周辺の一部を示す正面図(図b)である。
【図2】同じく、測定時のリニアスケール本体の動作を示す説明図である。
【図3】同じく、測定時の手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の他の実施形態における測定し周辺の一部を示す図である。
【符号の説明】
【0029】
1 内径測定器
2 リニアスケール本体
3 リニアガイド
4 支持アーム
20 移動プレート
21 第1測定ローラ
22 第2測定ローラ
23 アクチュエータ
30 ガイドレール
31 摺動溝
33 ガイド部
34 摺動突部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内孔を有する被測定物のボア径を測定する内径測定装置において、
前記内孔に接触可能な測定子を有し、該測定子を径方向に移動させて前記内孔に接触させることでボア径を測定するリニアスケール本体と、該リニアスケール本体を支持する支持部とを備え、前記リニアスケール本体と支持部との間に、前記測定子の移動方向と交差する方向に前記リニアスケール本体をガイドするリニアガイドが介装されていることを特徴とする内径測定装置。
【請求項2】
前記測定子は、測定子の移動方向において位置を異にして2つ設けられていることを特徴とする請求項1記載の内径測定装置。
【請求項3】
前記2つの測定子は、測定子の移動方向における離間距離が調整可能であることを特徴とする請求項2記載の内径測定装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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