説明

包装装置

【課 題】包装時に包装体端部が膨らみ箱詰めするときの折りたたみ端部が箱に収納しやすいように溶着、溶断するための包装装置を提供すること。
【解決手段】被包装物の上面及び前面、両側面が筒状気密性フィルムを介して嵌合する凹部と被包装物を包んでいる筒状気密性フィルム進行方向先端溶着部の耳溶着部を逃げる切削部を備え、前記前面と前記側面の稜線部に楔状の逃げ凹部を備えた抑え部材を備えた包装装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、固形体の包装装置に関し、特にピロー包装機の不活性ガス抜きに関する。
【背景技術】
【0002】
ピロー包装機は、筒状に形成された気密性フィルム内に固形体の被包装物を所定間隔で供給し、被包装物の排出側に設けられたエンドシール装置によって、筒状気密性フィルムの両端部を溶着シール、カットすることによって被包装物を包装して包装体を製造するもので、食品などの包装に広く用いられている。
【0003】
食品の日持ちを良くするために、包装体内部を窒素ガスなどの不活性ガスで充填することは、特開平11-278538号公報で示されているようによく知られている。
【0004】
しかし、不活性ガスを包装時にある程度残して密包装することは難しく、例えば、特開2004-142810号公報には、被包装物の排出側に回転式のエンドシール装置を設けるとともに、エンドシール装置によって溶着シール、カットされる前に筒状気密性フィルム内の不活性ガスを後方に押し出すガス抜き装置を備えたピロー包装機が開示されている。
【0005】
前記公報には、エンドシール装置を回転式とし、ガス抜き装置の抑え部材の回転運動をエンドシール装置の回転と同期を取るようにしているので、溶着シール、カットするタイミングに合わせて抑え部材によって筒状気密性フィルムを抑えてガス抜きをタイミング良く行うことができることが開示されている。
【0006】
ところが、上記したガス抜き装置は、抑え部材によって筒状気密性フィルムを抑えると、立方体状の被包装物前面と既にシールされている気密性フィルム進行方向の先端溶着部との間に図5 に示すように空間105が発生し不活性ガスが流入する。その為、包装体端部が膨らみ、当該包装体を箱詰めする時、箱の中に納まらないという問題があった。
【0007】
【特許文献1】特開2004−142810号公報
【特許文献2】特開平11−278538号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記従来技術に鑑み、本発明では、包装体内部の不活性ガス抜きを確実に行い、筒状気密性フィルム進行方向先端の溶着部を整形する包装装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明では、被包装物を内包する被包装物を上方から抑え付ける抑え面と前面から抑え付ける抑え面、両側面から抑え付ける抑え面を一体に形成し、被包装物を包んでいる筒状気密性フィルム進行方向先端溶着部の両端耳溶着部を逃げる切削部を形成し、前面から抑え付ける抑え面と両側面から抑え付ける抑え面の稜線部に楔状の凹部を備えた抑え部材を鋭意検討した結果、包装体内部の不活性ガスが筒状気密性フィルム進行方向先端溶着部側に流入しないことを見出し、また、前記抑え部材に接着剤付き形状保持テープを設けると動作がスムーズに行くことを見出し、本発明に至った。
【0010】
本発明にかかる包装装置は、包材中の被包装物に嵌合する凹部を備えた抑え部材と、前記抑え部材を前記包材中の被包装物に対して押圧する手段とを有し、前記凹部は、前記気体を排出する1方向に開口を有しているが、本発明の包装装置は以下の構成を基本的な特徴とする。
(1)包材中に気体とともに被包装物を包装する包装装置において、前記包材中の被包装物に嵌合する凹部を備えた抑え部材と、前記抑え部材を前記包材中の被包装物に対して押圧する手段とを有し、前記凹部は、前記気体を排出する1方向に開口を有していることを特徴とする包装装置。
(2)前記抑え部材は、前記包材中の被包装物当接する面に対して垂直な方向以外の部分が切り欠かれていることを特徴とする(1)に記載の包装装置。
(3)前記抑え部材は、前記包材のシール部分の耳部と干渉しないための切り欠きを、前記凹部と連結して有していることを特徴とする(1)又は(2)に記載の包装装置。
(4)前記切り欠きは、前記抑え部材が前記包材中の被包装物の上面と当接する面に向かって、その深さを減じていることを特徴とする(3)に記載の包装装置。
(5)前記抑え部材は、スポンジからなることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の包装装置。
(6)前記抑え部材の前記包材中の被包装物に接触する面に形状保持テープが貼付されていることを特徴とする(5)に記載の包装装置。
(7)前記抑え部材の前記包材中の被包装物に接触する面と、前記抑え部材の底面とがなす稜線が丸みを帯びていることを特徴とする(6)に記載の包装装置。
【発明の効果】
【0011】
本発明の包装装置によれば、被包装物を筒状気密性フィルムが内包する被包装物の上面及び前面、両側面をそれぞれ抑える面を一体に形成した抑え部材を備えた不活性ガス抜き装置を備えているので、前記筒状気密性フィルムが内包する被包装物内部の不活性ガスによって包装体端部が膨らみ、当該包装体を箱詰めする時、箱の中に納まらないという問題を生じることなく不活性ガスを抜くことができる。
【0012】
また、被包装物を包んでいる筒状気密性フィルム進行方向先端溶着部の両端耳溶着部を逃げる切削部を前記抑え部材に備えているので、筒状気密性フィルム進行方向先端溶着部両端耳溶着部の整形を保つことができる。
【0013】
さらに、前記抑え部材に接着剤付き形状保持テープを備えたので、被包装物が、搬送コンベア上の筒状気密性フィルム内で多少の前後左右ずれがあっても、確実に被包装物の上面及び前面、両側面が筒状気密性フィルムを介して嵌合する凹部へガイドすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
図1〜図8によって本発明の包装装置を説明する。
図1は、本実施例のピロー包装機の一実施例を示す概略側面図であり、ピロー包装機は、上流側から順に被包装物搬送供給装置、エンドシール装置、包装装置、搬出コンベア装置を配置している。
【0015】
図2は、包装装置に備えた抑え部材の斜視図、図3、図4は、抑え部材を説明する説明図、図5は従来の既包装体の外観図、図6は、本実施例の既包装体の外観図、図7、8は、本実施例の態様を示す概略側面図である。
【0016】
本実施例のピロー包装機100は、図1に示すように、被包装物搬送供給装置200、エンドシール装置300、包装装置400、搬出コンベア装置500とから構成されている。帯状の気密性フィルムを製袋器を通して筒状に製袋し、重ね合わされた気密性フィルム重合端をセンターシーラーによってシールすることにより筒状気密性フィルムを形成する(装置は図示せず)。
【0017】
本例ではチーズを個別包装するためのピロー包装機に適用する例を示している。図示省略する前段の各種装置において、予め筒状に形成された筒状気密性フィルム101内にチーズの被包装物102が所定間隔毎に供給配置された状態で搬送コンベア201上を移動する。202はプーリーで、対向するプーリー(図示せず)との間で搬送コンベア201と搬送コンベア203とで無限軌道を成し、被包装物搬送供給装置200を構成している。
【0018】
300はエンドシール装置で被包装物搬送供給装置200の下流側に配置され、さらにエンドシール装置300の下流側近傍に包装装置400を配置している。前記エンドシール装置300は、上下にそれぞれヒーターとカッターを内蔵(図示せず)し、上下駆動装置(図示せず)によって筒状気密性フィルム101を挟持し、溶着シール、カットする。
【0019】
500は搬出コンベア装置で、既包装体103を所定間隔で搬出し、エンドシール装置300の下流側近傍に設けられている。501は、搬送コンベアで、プーリー502と対向するプーリー(図示せず)との間に搬送コンベア501と搬送コンベア503によって無限軌道を成し、搬出コンベア装置500を構成している。
【0020】
400は包装装置で、抑え部材401と抑え部材401のベース板402、抑え部材401を矢印方向に上下駆動させる駆動装置(図示せず)の動力を伝える軸403とから構成されている。抑え部材401は、弾力性のあるスポンジから構成され、被包装物102の幅、高さ、長さをそれぞれW、H、Lとした時、図4に示すようにその幅より若干大きいW1、若干小さい高さH1、若干小さいL1で、既包装体103が嵌合する凹部410が設けられている。前記既包装体103が嵌合する凹部410は、被包装物102の上面が筒状気密性フィルム101を介し面411に、被包装物102の側面が筒状気密性フィルム101を介し面412に、被包装物102の前面が筒状気密性フィルム101を介し面413にそれぞれ当接する。
【0021】
また、前記抑え部材401には、被包装物102前面側が当接する面413の両サイドに、被包装物102の高さHのほぼ1/2の高さH2、被包装物102の幅Wより若干小さい幅W2を中央部に残した残余部分、被包装物102の長さLより小さいL2の残余部分で形成された切削部420と430が設けられている。また、図3に示すように、前記切削部420、430を構成するする面421,431面に楔状の凹部422(図3矢視B)、432を被包装物102の上面が当接する面411まで設けてもよい。
【0022】
楔状の凹部422、432の切れ込みの深さは、被包装物102の上面が当接する面411に向かうに従って浅くなっている。また、前記楔状の凹部422、432は、被包装物102の側面が当接する面412と被包装物102前面側が当接する面413に若干跨って設けられている。抑え部材401の高さH3は、被包装物102の高さH方向から押さえても十分弾力性がある高さで形成されている。
【0023】
本発明の抑え部材は、被包装物に筒状気密性フィルムを介して被包装物の上面及び前面、両側面が嵌合する凹部へ嵌合装着した際に、速やかに不活性ガスを後方へ排気させるもので、スポンジ等で形成され筒状気密性フィルムと摩擦抵抗が少ない樹脂フィルム等よりなる接着剤付き形状保持テープを貼り付ける構成にしても良い。すなわち、図2は、抑え部材401の下面414と被包装物102の上面が筒状気密性フィルム101を介し当接する面411、被包装物102の側面が筒状気密性フィルム101を介し当接する面412、被包装物102の前面が筒状気密性フィルム101を介し当接する面413に、それぞれ表面が滑らかで摩擦抵抗の少ない樹脂フィルム等からなる接着剤付き形状保持テープ440を、抑え部材401の側面415に跨って貼り付けた例を示している。
【0024】
抑え部材401の下面414と面412、抑え部材401の下面414と面413の稜線は、矢視Aで示すように接着剤付き形状保持テープ440を貼り付ける際に、若干強く引っ張り貼り付けることにより稜線部にR形状を設けて、被包装物102の凹部410へのガイドを形成している。R形状は、形状保持テープ440を貼り付ける時の力の入れ具合で大きく、又は小さく形成することができる。
【0025】
次に、本実施例の包装装置400を用いて被包装物102を包装する態様を説明する。
まず、図1で示すように、不活性ガスを充填された筒状気密性フィルム101内に載置された被包装物102の前側の筒状気密性フィルム101がエンドシール装置300によって溶着シール、カットされる。その後、被包装物102は包装装置400の下に搬送され、包装装置400の抑え部材401によって被包装物102が押圧され、筒状気密フィルム101内に充填された不活性ガスが図の左側に排出される。さらに、エンドシール装置300が被包装物102の後端部分を溶着シールし、カットする。このようにして包装された既包装体103は、包装装置400が上昇した時、開放され、搬出コンベア装置500の搬送コンベア501で矢印方向に搬送され、箱詰め装置(図示せず)へ搬送される。
【0026】
次に図7、図6に基づいて、不活性ガスを筒状気密フィルム101から排出させる過程を説明する。図7は、抑え部材401が上昇した状態で、次に包装される被包装物102が所定の位置にセットされた状態を示す。セットする位置は、光電管装置等(図示せず)によって検知され所定の位置で停止するよう搬送コンベア501が停止し、又は、別途設けたストッパー(図示なし。この時、搬送コンベア501は矢印方向へ動作している。)等で決められる。被包装物102が所定の位置にセットされた後、速やかに抑え部材401が矢印方向へ下降する。この時、筒状気密性フィルム101の進行方向先端溶着部104と前記進行方向先端溶着部104の両端耳溶着部107、108が抑え部材401の下面414に押下される。
【0027】
被包装物102前面と進行方向先端溶着部104との間に三角状に形成された筒状気密性フィルム101の空間部105を、抑え部材401の面413が図の左側に押し付けながら三角状に形成された筒状気密性フィルム101の空間部105に溜まった不活性ガスを図の左側へ押し出す。被包装物102の側面にできた筒状気密性フィルム101の空間部(図示せず)の不活性ガスも抑え部材401の面412に押されながら図の左側へ押し出される。抑え部材401が所定の下降位置に達した時、被包装物102の上面と筒状気密性フィルム101の間にできた空間部106の不活性ガスを図の左側へ押し出す。
【0028】
さらに抑え部材401の下面414が搬送コンベア501の搬送面に接するまで押圧し、不活性ガス抜き動作を終了する。この時の様子を図8を用いて詳説する。被包装物102の上面と抑え部材401の面411が筒状気密性フィルム101を介して当接したとき、抑え部材401の下面414と搬送コンベア501との間にクリアランスCを確保できるように抑え部材401の高さH1を形成しているので、最後に残る不活性ガスはクリアランスCにできる被包装物102と筒状気密性フィルム101の間でできる空間から図の左側へ押し出すことができる。
【0029】
図8に示す不活性ガス溜まりに因る膨れ109に溜まった不活性ガスは、クリアランスCがほぼ0になるように、抑え部材401を押圧することで、図の左側へ押し出される。このとき、抑え部材401に切削部420、430が設けられているので、面412、413が内側にたわみ易く、被包装物102の保持と不活性ガスの排出が確実に行える。
弾力性のあるスポンジで形成された抑え部材401が圧縮され被包装物102の周囲の排気が行われた後、速やかにエンドシール装置300が図8で示すように被包装物102後方の筒状気密性フィルム101を挟持し、溶着シール、カットする。
【0030】
次に、図3に示す抑え部材を用いた時の動作を説明する。筒状気密性フィルム101内に略立方体の被包装物102を載置して端部を溶着した後に、被包装物102の形状に合わせて筒状気密性フィルム101を整形すると、図6に示すように溶着部104の両端に耳溶着部107、108が生じる。先端溶着部104は、抑え部材401が下降するにつれ、抑え部材401の下面414に押下されながら抑え部材401の面413で下方へ折り曲げられる。これと同時に両端耳溶着部107、108は切削部420と430空間へ開放され、楔状の凹部422、432に入り込み、抑え部材401と干渉することが無い。
【0031】
さらに、抑え部材401が押圧され、クリアランスCが0に近づくと、楔状の凹部422、432の深さは、被包装物102の上面411に行くに従って浅くなるように形成してあるので、楔状の凹部422、432の空間が確実に塞がれ被包装物102コーナー部と筒状気密性フィルム101の間にできる空間110部(図6)の不活性ガスをも外部へ押し出すことができるとともに、上述したように筒状気密性フィルム101の進行方向先端溶着部104の両端耳溶着部107、108が抑え部材401と干渉することがないので、両端耳溶着部107、108の整形を崩すことが無い。
【0032】
図2に示す抑え部材401を用いた場合には、以下のように動作する。
すなわち、被包装物102が、搬送コンベア201上を移動する時、筒状気密性フィルム101内で多少の移動をすることがあるが、抑え部材401に接着剤付き形状保持テープ440でR形状の挿入ガイドで被包装物102を凹部410へガイドするので、筒状気密性フィルム101内での被包装物102の多少の位置ズレを許容することができる。また、抑え部材401がスポンジのみで構成されている場合に比較して、形状保持テープが貼付されている場合には筒状気密性フィルム101との間の摩擦が少ないので、抑え部材401による被包装物102の保持と解放がスムーズに行える。
【0033】
以上、被包装物の上面及び前面、両側面が筒状気密性フィルムを介して嵌合する凹部を備えた包装体内部の不活性ガスを確実に抜くことができる包装装置を詳述した。
なお、本実施例では、チーズの包装について記載したが、被包装物はチーズに限定されるものではない。また、立方体状の被包装物について記載したが、被包装物の形状も立方体に限られるものではなく、被包装物の形状に合わせて抑え部材の凹部形状を構成することによって他の形状の被包装物に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本実施例のピロー包装機の一実施例を示す概略側面図である。
【図2】本実施例の包装装置に備えた抑え部材の斜視図である。
【図3】抑え部材の詳細を説明する斜視図である。
【図4】抑え部材の詳細を説明する斜視図である。
【図5】従来の既包装体の外観を示す概略図である。
【図6】本実施例の既包装体の外観を示す側面図と斜視図である。
【図7】本実施例の態様を示す概略側面図である。
【図8】本実施例の態様を示す概略側面図である。
【符号の説明】
【0035】
100・・・ピロー包装機
101・・・筒状気密性フィルム
102・・・被包装物
103・・・既包装体
104・・・進行方向先端溶着部
105・・・空間部
106・・・空間部
107・・・両端耳溶着部
108・・・両端耳溶着部
109・・・膨れ
110・・・空間
200・・・被包装物搬送供給装置
201・・・搬送コンベア
202・・・プーリー
203・・・搬送コンベア
300・・・エンドシール装置
400・・・包装装置
401・・・抑え部材
402・・・ベース板
403・・・動力を伝える軸
410・・・既包装体103が嵌合する凹部
411・・・既包装体103の上面が当接する面
412・・・面
413・・・面
414・・・下面
415・・・側面
420・・・切削部
421・・・面
422・・・楔状の凹部
430・・・切削部
431・・・面
432・・・楔状の凹部
440・・・接着剤付き形状保持テープ
500・・・搬出コンベア装置
501・・・搬送コンベア
502・・・プーリー
503・・・搬送コンベア
C・・・クリアランス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
包材中に気体とともに被包装物を包装する包装装置において、
前記包材中の被包装物に嵌合する凹部を備えた抑え部材と、
前記抑え部材を前記包材中の被包装物に対して押圧する手段とを有し、
前記凹部は、前記気体を排出する1方向に開口を有していることを特徴とする包装装置。
【請求項2】
前記抑え部材は、前記包材中の被包装物当接する面に対して垂直な方向以外の部分が切り欠かれていることを特徴とする請求項1に記載の包装装置。
【請求項3】
前記抑え部材は、前記包材のシール部分の耳部と干渉しないための切り欠きを、前記凹部と連結して有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の包装装置。
【請求項4】
前記切り欠きは、前記抑え部材が前記包材中の被包装物の上面と当接する面に向かって、その深さを減じていることを特徴とする請求項3に記載の包装装置。
【請求項5】
前記抑え部材は、スポンジからなることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の包装装置。
【請求項6】
前記抑え部材の前記包材中の被包装物に接触する面に形状保持テープが貼付されていることを特徴とする請求項5に記載の包装装置。
【請求項7】
前記抑え部材の前記包材中の被包装物に接触する面と、前記抑え部材の底面とがなす稜線が丸みを帯びていることを特徴とする請求項6に記載の包装装置。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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