説明

印字体、包装体、包装体の印字方法、商品の生産履歴追求方法

【課題】 サーマルプリンタ装置で印字された表示が故意に消去されても商品の履歴を追求できる印字体、包装体及びその印字方法を提供すること、サーマルプリンタ装置で印字された表示が故意に消去されても商品の履歴を追求できる方法を提供することにある。
【解決手段】 印字体は、サーマルリボンをサーマルヘッドで溶融して被印字体に印字して成る表示と、前記表示と隣接する箇所の前記被印字体に、前記サーマルヘッドを直接接触して刻印して成る隠し表示とを有する。印字方法は、サーマルリボンをサーマルヘッドで溶融して被印字体に表示を印字する工程と、表示と隣接する箇所の被印字体に、サーマルヘッドを直接接触して隠し表示を刻印する工程とを有する。商品の生産履歴追求方法は、印字体の前記表示が消去された際に、隠し表示に基づいて生産履歴を調べる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、サーマルプリンタによって基材に製造年月日、賞味期限などの表示を印字して成る印字体、包装体及びその印字方法並びにその包装体から成る包装袋内の商品の生産履歴を追求する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
周知のように、包装物に対する表示方法としては、製造年月日、賞味期限、製造所固有記号などを包装物に明記することが要求される。
その表示装置として、熱転写リボンを包装紙に押し当てて印字するホットプリンタ装置とよばれるものがあった。
これらの装置では、刻印を包装紙に押し当てるため、転写された表示を故意に消去されたとしても、その痕跡から商品の生産履歴を追求することが可能であった。
【0003】
近年、包装システムの完全自動化に伴い多様化する各種包装材料(プラスチックフィルム、紙、ラベルシートなど)に対して、製造年月日、製造管理番号又はバーコード、更には賞味期限などを印字するような場合、包装システムの完全自動化にともない、表示をコンピュータ処理しリアルタイムに変更できる印字システムが要望されてきた。それらの要望に基づいてリアルタイムに印字変更が可能なサーマルヘッド(ドットマトリクス状平面発熱体、若しくはストロークピン方式ドット発熱体などによる感熱記録用サーマル印字ヘッド)とサーマルリボン(感熱転写リボン)を使用するサーマルプリンタ装置が使用されるようになってきた(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
サーマルプリンタは、複数の発熱部が直線状に配置されるサーマルヘッドと、サーマルヘッドと被印字体の印字面との間に配置されるサーマルリボンと、サーマルヘッドを印字面に対して直角方向に往復移動させる直角移動手段と、サーマルヘッドを印字面に対して平行方向に往復移動させる平行移動手段と、平行移動手段を駆動する駆動手段と、平行移動手段によるサーマルヘッドの初期位置への戻り動作に同期して、サーマルリボンを所定のリボン送出長さ送出するリボン送出手段とを有する(例えば、特許文献2参照)。
【特許文献1】米国特許第5251988号明細書
【特許文献2】特開平11−123863号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、サーマルプリンタで印字した場合、プラスチックフィルムに転写された表示が故意に消去されると、商品の生産履歴を追求することができないという不具合が生じた。
【0006】
本発明は斯かる従来の問題点を解決するために為されたもので、その目的は、サーマルプリンタ装置で印字された表示が故意に消去されても商品の履歴を追求できる印字体、包装体及びその印字方法を提供することにある。
本発明の別の目的は、サーマルプリンタ装置で印字された表示が故意に消去されても商品の履歴を追求できる方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に係る発明は、サーマルリボンをサーマルヘッドで溶融して被印字体に印字して成る表示と、前記表示と隣接する箇所の前記被印字体に、前記サーマルヘッドを直接接触して刻印して成る隠し表示とを有することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の印字体において、前記表示は、製造年月日、賞味期限から成る文字列で構成され、前記隠し表示は、製造年記号、製造月記号、製造日記号から成る文字列で構成されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1記載の印字体において、前記被印字体は、ラベル台紙に貼付されたラベル又は包装体であることを特徴とする。
【0008】
請求項4に係る発明は、サーマルリボンをサーマルヘッドで溶融して被印字体に表示を印字する工程と、前記表示と隣接する箇所の前記被印字体に、前記サーマルヘッドを直接接触して隠し表示を刻印する工程とを有することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4記載の印字方法において、前記隠し表示を刻印する工程は、前記表示を形成する前記サーマルリボンから離れた位置の前記包装体本体に対して行われることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項4又は請求項5記載の印字体において、前記表示は、製造年月日、賞味期限から成る文字列で構成され、前記隠し表示は、製造年記号、製造月記号、製造日記号から成る文字列で構成されていることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項1乃至請求項3の何れか記載の印字体又は請求項4乃至請求項6の何れか記載の印字方法で得られた印字体の前記表示が消去された際に、前記隠し表示に基づいて生産履歴を調べることを特徴とする。
【0009】
請求項8に係る発明は、サーマルリボンをサーマルヘッドで溶融して包装体本体に印字して成る製造年月日、賞味期限の表示と、前記表示と隣接する箇所の前記包装体本体に、前記サーマルヘッドを直接接触して刻印して成る隠し表示とを有することを特徴とする。
請求項9に係る発明は、請求項8記載の包装体において、前記隠し表示は、製造年記号、製造月記号、製造日記号から成る文字列で構成されていることを特徴とする。
請求項10に係る発明は、サーマルリボンをサーマルヘッドで溶融して包装体基材に製造年月日、賞味期限の表示を印字する工程と、前記表示と隣接する箇所の前記包装体基材に、前記サーマルヘッドを直接接触して隠し表示を刻印する工程とを有することを特徴とする。
【0010】
請求項11に係る発明は、請求項10記載の包装体の印字方法において、前記隠し表示を刻印する工程は、前記表示を形成する前記サーマルリボンから離れた位置の前記包装体本体に対して行われることを特徴とする。
請求項12に係る発明は、請求項8又は請求項9記載の包装体又は請求項10又は請求項11記載の包装体の印字方法で得られた包装体の前記表示が消去された際に、前記隠し表示に基づいて生産履歴を調べることを特徴とする。
【0011】
本発明において、被印字体とは、例えば、樹脂フィルム、樹脂板、樹脂フィルムが積層された紙、ボール紙などのように、サーマルプリンタ装置によって印字が可能で、サーマルヘッドの発熱部による熱によって基材を構成するフィルム、板材又はフィルム層が軟化してサーマルヘッドによる刻印が可能な材料で構成されたラベルなどの標示体をいう。
本発明において、包装体とは、例えば、樹脂フィルム、樹脂板、樹脂フィルムが積層された紙、ボール紙などのように、サーマルプリンタ装置によって印字が可能で、サーマルヘッドの発熱部による熱によって基材を構成するフィルム、板材又はフィルム層が軟化してサーマルヘッドによる刻印が可能な材料で構成された包装袋、包装箱などをいう。
【発明の効果】
【0012】
本発明では、サーマルプリンタで印字された表示が故意に消去されたとしても、サーマルリボンが存在しない部分のサーマルヘッドで刻印した隠し表示から商品の生産履歴を追求することが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
図1は、本発明の第一実施形態に係る包装袋1を示す。
包装袋1は、例えば、可撓性を有する包装用フィルム(例えば、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)など)から成る基材1aに、サーマルプリンタ装置3を用いてサーマルリボン7をサーマルヘッド5で溶融して印字して成る賞味期限と製造年月日からなる表示10と、この表示10と隣接する箇所に、サーマルヘッド5を直接接触して刻印して成る隠し表示20とを形成したものである。
【0014】
例えば、図2に示すように、図3に示すサーマルプリンタ装置3を、基材1aの移動方向とサーマルリボン7の移動方向が直交するように配置し、図3に示すサーマルプリンタ装置3によって、基材1aに、賞味期限と製造年月日から成る表示10を印字する。同時に、賞味期限及び製造年月日から成る表示10の下方で、表示10を印字するサーマルリボン7に掛からない箇所で、図3のサーマルプリンタ装置3のサーマルヘッド5だけで隠し表示20を刻印する。隠し表示20は、基材1aにサーマルヘッド5の発熱部を接触して刻印したものであるから、表示10のように容易に視認することはできないが、包装袋1を傾けるなどすることによって確認することができる。
【0015】
ここで、隠し表示20は、本例では、「OI7GJGHG」としてある。ここで、「OI」は製造所固有記号を表す。製造所固有記号は、1〜2文字のアルファベット大文字で記述する。「7」は製造年記号を表す。製造年の西暦下一桁を算用数字一桁で記述する。例えば、2005年は5、2006年は6、2007年は7、2008年は8、2009年は9、2010年は0として記述する。「G」は製造月記号を表す。製造月を表1に従ってアルファベット1文字で記述する。「JG」は製造日記号を表す。「JG」は、十の位を示す「J」と一の位を示す「G」とで表している。製造日を表2に従ってアルファベット2文字で記述する。「H」は製造時間帯記号を表す。製造時間帯を表3に従ってアルファベット1文字で記述する。「G」は製造ライン記号を表す。製造ラインを表4に従ってアルファベット1文字で記述する。
【0016】
【表1】

【0017】
【表2】

【0018】
【表3】

【0019】
【表4】

【0020】
表示10、隠し表示20が形成された基材1aは、定法に従って、縦及び横のシートシール部をヒートシールして袋状に形成され、所定の商品が充填された後、包装袋1とされる。
【0021】
斯くして構成された包装袋1によれば、表示10と隠し表示20とを形成しているにも拘わらず、表示10だけが従来の包装袋と同様に視認することができる。
従って、消費者などは表示10を見ることによって、その製造年月日や賞味期限を確認することができる。
そして、故意に表示10を消去された場合には、隠し表示20を確認することによって、その商品の生産履歴を追求することができる。例えば、本例では、隠し表示20に「OI7GJGHG」と刻印してあるので、「OI」で示される製造所を特定し、「7」から製造年が2007年であること、「G」から製造月が1月であること、「JG」から製造日が30日であること、「H」から製造時間帯が午前0時であること、「G」から製造ライン番号1の包装機で包装されたことが判明する。
【0022】
これにより、製造年月日が2007年1月30日で、製造時間帯が午前0時であることが判明する。同時に、賞味期限が、2007年6月30日であることも判明する。
従って、包装袋1から表示10を故意に消去された場合であっても、隠し表示20によって包装袋1の生産履歴を追求することができる。
【0023】
なお、上記実施形態では、例えば、図2に示すように、図3に示すサーマルプリンタ装置3を用いて、基材1aの移動方向とサーマルリボン7の移動方向とが直交するように表示10と隠し表示20とを印字する場合について説明したが、図5に示すように、図3に示すサーマルプリンタ装置3又は図4に示すサーマルプリンタ装置3を用いて、基材1aの移動方向とサーマルリボン7の移動方向とが同じ方向となるように表示10と隠し表示20とを印字することも可能である。
ここで、サーマルプリンタ装置3としては、例えば、図3に示すように、基材1aが停止したときに、サーマルヘッド5が動作して印字する間歇式と、図4に示すように、基材1aの移動中、印字する箇所がサーマルヘッド5の下にきたとき、サーマルヘッド5が下降して印字する連続式とが知られている。本発明では、何れの方式のサーマルプリンタ装置3でも使用することができる。
【0024】
又、サーマルプリンタ装置3は、サーマルヘッド5を使用して、感熱紙を発色させたり、サーマルリボン7を使用して印字を行うことができる。サーマルヘッド5は微小なヒータが横一列に並んだ構造となっており、そのヒータを必要に応じて選択的に加熱し、加熱部のサーマルリボン7のインクを転写することにより、一次元の印字が可能となる。その後、概ねヒータの大きさ分、被印字体又はサーマルヘッド5をヒータの並び方向と直交する方向に移動し、再度ヒータを必要に応じ選択的に過熱する。これを必要回数繰り返すことにより、二次元の印字が可能となる。
【0025】
上記実施形態では、包装袋1の基材1aを、可撓性を有する包装用フィルム(例えば、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)など)とした場合について説明したが、例えば、紙や板紙など(例えば、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)などをラミネートして成る基材)を用いた場合でも同様の作用効果を奏することができる。
更に、包装袋1に限らず、包装箱であっても同様の作用効果を奏することができる。
【0026】
又、包装袋1の表面に表示10、隠し表示20を印字した場合について説明したが、包装袋1の裏面に表示10、隠し表示20を印字することも可能である。
又、包装袋1の表面に表示10、隠し表示20を印字した場合について説明したが、包装袋1の裏面に製造所固有記号を印字することも可能である。
又、隠し表示20として、製造所固有記号、製造年記号、製造月記号、製造日記号、製造時間帯記号、製造ライン記号を用いたが、製造年月日が分かれば、賞味期限は判明するので、製造所固有記号、製造時間帯記号、製造ライン記号を省略しても良い。
又、隠し表示20の製造所固有記号、製造年記号、製造月記号、製造日記号、製造時間帯記号、製造ライン記号は、これらに限らず任意な文字、数字などを組み合わせることによって適宜構成することは可能であるから、これらに限定するものではない。
又、表示10及び隠し表示20の位置関係は、任意に選定することができる。
又、表示10及び隠し表示20の印字の向きは、任意に選定することができる。
【0027】
図6は、本発明の第二実施形態に係るラベル31及びその印字方法を示す。
本実施形態に係るラベル31は、公知の台紙付きラベルと同様に、ラベル台紙30に所定の間隔で貼付されている。ラベル31は、公知のラベルと同様に、紙系材質で作られたもの、フィルム系材質で作られたもの、PP(ポリプロピレン)ラミネート加工された場合でも、同様の作用効果を奏することができる。
本実施形態においては、図3又は図4に示すサーマルプリンタ装置3を公知のラベル貼付装置(図示せず)へ搭載し、図6に示すように、ラベル台紙30に貼られたラベル31に表示10と隠し表示20とを印字する。
ここで、表示10及び隠し表示20の印字は、上記実施形態と同様に行われる。
そして、本実施形態においても、隠し表示20に基づいて生産履歴を調べることも可能である。
【0028】
本実施形態では、サーマルリボン7の移動方向とラベル台紙30の移動方向とを同じにした場合について説明したが、図7に示すように、サーマルリボン7の移動方向とラベル台紙30の移動方向とを直交させても良い。又、サーマルリボン7の移動方向とラベル台紙30の移動方向とを紙面で左から右へ移動する場合について説明したが、紙面で右から左へ移動するようにしても良い。
又、表示10及び隠し表示20の位置関係は、任意に選定することができる。
又、表示10及び隠し表示20の印字の向きは、任意に選定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明の第一実施形態に係る包装袋を示す平面図である。
【図2】図1の包装袋の基材の印字方法を示す説明図である。
【図3】本実施形態に適用可能な間歇式サーマルプリンタ装置の説明図である。
【図4】本実施形態に適用可能な連続式サーマルプリンタ装置の説明図である。
【図5】図1の包装袋の基材の別の印字方法を示す説明図である。
【図6】本発明の第二実施形態に係るラベル及びその印字方法を示す平面図である。
【図7】本発明の第二実施形態に係るラベル及びその印字方法の別の例を示す平面図である。
【符号の説明】
【0030】
1 包装袋
1a 基材
3 サーマルプリンタ装置
5 サーマルヘッド
7 サーマルリボン
10 表示
20 隠し表示
30 ラベル台紙
31 ラベル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーマルリボンをサーマルヘッドで溶融して被印字体に印字して成る表示と、
前記表示と隣接する箇所の前記被印字体に、前記サーマルヘッドを直接接触して刻印して成る隠し表示と
を有することを特徴とする印字体。
【請求項2】
請求項1記載の印字体において、
前記表示は、製造年月日、賞味期限から成る文字列で構成され、
前記隠し表示は、製造年記号、製造月記号、製造日記号から成る文字列で構成されている
ことを特徴とする印字体。
【請求項3】
請求項1記載の印字体において、
前記被印字体は、ラベル台紙に貼付されたラベル又は包装体である
ことを特徴とする印字体。
【請求項4】
サーマルリボンをサーマルヘッドで溶融して被印字体に表示を印字する工程と、
前記表示と隣接する箇所の前記被印字体に、前記サーマルヘッドを直接接触して隠し表示を刻印する工程と
を有することを特徴とする印字方法。
【請求項5】
請求項4記載の印字方法において、
前記隠し表示を刻印する工程は、前記表示を形成する前記サーマルリボンから離れた位置の前記包装体本体に対して行われる
ことを特徴とする印字方法。
【請求項6】
請求項4又は請求項5記載の印字体において、
前記表示は、製造年月日、賞味期限から成る文字列で構成され、
前記隠し表示は、製造年記号、製造月記号、製造日記号から成る文字列で構成されている
ことを特徴とする印字方法。
【請求項7】
請求項1乃至請求項3の何れか記載の印字体又は請求項4乃至請求項6の何れか記載の印字方法で得られた印字体の前記表示が消去された際に、前記隠し表示に基づいて生産履歴を調べることを特徴とする商品の生産履歴追求方法。
【請求項8】
サーマルリボンをサーマルヘッドで溶融して包装体本体に印字して成る製造年月日、賞味期限の表示と、
前記表示と隣接する箇所の前記包装体本体に、前記サーマルヘッドを直接接触して刻印して成る隠し表示と
を有することを特徴とする包装体。
【請求項9】
請求項8記載の包装体において、
前記隠し表示は、製造年記号、製造月記号、製造日記号から成る文字列で構成されている
ことを特徴とする包装体。
【請求項10】
サーマルリボンをサーマルヘッドで溶融して包装体基材に製造年月日、賞味期限の表示を印字する工程と、
前記表示と隣接する箇所の前記包装体基材に、前記サーマルヘッドを直接接触して隠し表示を刻印する工程と
を有することを特徴とする包装体の印字方法。
【請求項11】
請求項10記載の包装体の印字方法において、
前記隠し表示を刻印する工程は、前記表示を形成する前記サーマルリボンから離れた位置の前記包装体本体に対して行われる
ことを特徴とする包装体の印字方法。
【請求項12】
請求項8又は請求項9記載の包装体又は請求項10又は請求項11記載の包装体の印字方法で得られた包装体の前記表示が消去された際に、前記隠し表示に基づいて生産履歴を調べることを特徴とする商品の生産履歴追求方法。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2008−238807(P2008−238807A)
【公開日】平成20年10月9日(2008.10.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−300719(P2007−300719)
【出願日】平成19年11月20日(2007.11.20)
【出願人】(390034223)イーデーエム株式会社 (23)
【出願人】(591115578)カルビー株式会社 (28)
【Fターム(参考)】