説明

合成樹脂フィルム

【課題】 本発明は、取扱性及び緩衝性に優れていると共に搬送中の搬送物を確認することができる合成樹脂フィルムを提供する。
【解決手段】 本発明の合成樹脂フィルムは、開口部に合成樹脂フィルムが張設されてなる上下支持枠1A、1Bからなり、上記上下支持枠1A、1Bの合成樹脂フィルムAで搬送物Bを挟持、保持可能に構成された包装材に用いられる合成樹脂フィルムAであって、上記合成樹脂フィルムはA、この合成樹脂フィルムA、A同士の動摩擦係数が0.1〜0.5で且つヘイズが50〜80%であると共に100%引張応力が2〜10MPaであることを特徴とする

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パソコンやモニターなどの精密機器を主に搬送するために使用される包装材に用いられる合成樹脂フィルムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、パソコンやモニターなどの精密機器を搬送するにあたっては、精密機器の形状に合わせて成形された発泡体や、精密機器の形状に合わせて段ボール紙を組み立ててなる緩衝材を精密機器に嵌めた上で外箱内に収納し、搬送中に精密機器に加わる振動を緩和させていた。
【0003】
しかしながら、上述した包装方法では、精密機械に合致した形状を有する緩衝材を精密機器ごとに用意する必要があり、コスト増の問題点の他に包装材の保管場所の確保など多くの問題点を有していた。
【0004】
そこで、特許文献1に示したように、緩衝用内箱の窓枠に合成樹脂フィルムを張設し、この合成樹脂フィルム間で搬送物を挟圧、保持する包装構造が提案され、この包装構造によれば、特定の形状を有する搬送物に限定されず、様々な形状を有する搬送物に対応可能であることから多く用いられており、この包装構造に用いられる合成樹脂フィルムとして、取扱性及び緩衝性に優れたものが所望されていた。
【0005】
又、従来から使用されている合成樹脂フィルムは透明性に欠けるものであり、搬送中に搬送物の状況が分かりにくいといった問題点を有していた。
【0006】
【特許文献1】特許第3359001号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、取扱性及び緩衝性に優れていると共に搬送中の搬送物を確認することができる合成樹脂フィルムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の合成樹脂フィルムは、開口部に合成樹脂フィルムが張設されてなる上下支持枠からなり、上記上下支持枠の合成樹脂フィルムで搬送物を挟持、保持可能に構成された包装材に用いられる合成樹脂フィルムであって、上記合成樹脂フィルムは、この合成樹脂フィルム同士の動摩擦係数が0.1〜0.5で且つヘイズが50〜80%であると共に100%引張応力が2〜10MPaであることを特徴とする。
【0009】
上記合成樹脂フィルムを構成する合成樹脂としては、特に限定されず、例えば、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂などのポリオレフィン系樹脂、熱可塑性ポリウレタン系樹脂などが挙げられ、熱可塑性ポリウレタン系樹脂が好ましい。
【0010】
上記熱可塑性ポリウレタン系樹脂は、重量平均分子量が500〜4000の二官能性ポリオール(以下、単に「二官能性ポリオール」という)と、ジイソシアネートと、重量平均分子量が500未満の低分子量ジオール(以下「鎖伸長剤」という)とを主原料としてなり、分子構造中にウレタン基を含有する高分子のうち熱可塑性を有するものである。
【0011】
そして、熱可塑性ポリウレタン系樹脂は、鎖伸長剤とジイソシアネートとの反応によってできたハードセグメントと、二官能性ポリオールとジイソシアネートとの反応によってできたソフトセグメントからなるブロック共重合体である。
【0012】
更に、熱可塑性ポリウレタン系樹脂は、使用される上記二官能性ポリオールなどの主原料の種類によって区別され、例えば、ポリエーテル系ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系ポリウレタン系樹脂、ポリカーボネート系ポリウレタン系樹脂などが挙げられる。これらの熱可塑性ポリウレタン系樹脂は、単独で用いられても良いし、二種類以上が併用されてもよい。
【0013】
上記二官能性ポリオールとしては、特に限定されず、例えば、ポリエーテル系ポリオール、ポリエステル系ポリオール、ポリカーボネート系ポリオールなどが挙げられる。なお、ポリオール成分は、単独で用いられても二種以上が併用されてもよい。
【0014】
上記ポリエーテル系ポリオールとしては、例えば、ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシテトラメチレングリコールなどが挙げられ、1,2−エタンジオール、1,2−プロパンジオール、1,4−ブタンジオールなどを縮合重合させたり、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、テトラヒドロフランなどの環状エーテルの開環重合により得ることができる。
【0015】
又、上記ポリエステル系ポリオールとしては、例えば、アジピン酸、セバシン酸、テレフタル酸などの二塩基酸と、低分子量ポリオールとの縮合重合により得られるポリエステルポリオール、ポリカプロラクトングリコールなどが挙げられる。
【0016】
更に、上記ポリカーボネート系ポリオールとしては、例えば、ジメチルカーボネートやジエチルカーボネートなどのジアルキルカーボネート、ホスゲン、クロロギ酸エステル、ジアリルカーボネート、アルキレンカーボネートなどと、低分子量ポリオールとを縮合重合させて得られるポリカーボネートポリオールなどが挙げられる。
【0017】
又、上記ジイソシアネートとしては、例えば、トルエンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリメリックMDI、トリレンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、水素添加MDIなどが挙げられる。
【0018】
そして、上記鎖伸長剤としては、例えば、ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシプロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、トリメチロールプロパン、ビスヒドロキシエトキシベンゼンなどが挙げられる。
【0019】
又、上記合成樹脂フィルム同士の動摩擦係数は、低いと、合成樹脂フィルム間で搬送物を挟持した際に、搬送物を合成樹脂フィルム間において固定することができない虞れがある一方、高いと、巻回状態の合成樹脂フィルムを巻き出す際に合成樹脂フィルムのブロッキングを生じので、0.1〜0.5に限定され、0.1〜0.3が好ましい。なお、合成樹脂フィルム同士の動摩擦係数は、JIS K7125に準拠して測定されたものをいう。
【0020】
上記合成樹脂フィルム同士の動摩擦係数の調整方法としては、例えば、合成樹脂フィルム中にワックス系の滑剤を含有させる方法、無機系又は有機系の微粒子を合成樹脂フィルム中に添加して合成樹脂フィルムの表面を粗面とする方法、合成樹脂フィルムの表面にエンボス加工を施す方法などが挙げられる。
【0021】
又、上記ワックス系の滑剤としては、脂肪酸アミド系の滑剤が用いられ、例えば、エチレンビスステアリン酸アミド、オレイン酸アミド、ステアリン酸アミド、メチレンビスステアリン酸アミドなどが挙げられ、これらは単独で用いられても二種以上が併用されてもよい。合成樹脂フィルム中におけるワックス系の滑剤の含有量は、合成樹脂フィルムを構成している合成樹脂100重量部に対して0.1〜1重量部が好ましい。
【0022】
そして、上記無機系の微粒子としては、例えば、炭酸カルシウム、タルク、クレイ、シリカ、マイカなどが挙げられ、これらは単独で用いられても二種以上が併用されてもよい。合成樹脂フィルム中における無機系の微粒子の含有量は、合成樹脂フィルムを構成している合成樹脂100重量部に対して0.1〜10重量部が好ましい。
【0023】
更に、上記有機系の微粒子としては、例えば、シリコーン系微粒子、フッ素樹脂系微粒子、アクリル系微粒子などが挙げられ、これは単独で用いられても二種以上が併用されても良い。合成樹脂フィルム中における有機系の微粒子の含有量は、合成樹脂フィルムを構成している合成樹脂100重量部に対して0.1〜10重量部が好ましい。
【0024】
そして、上記合成樹脂フィルムのヘイズは、低いと、合成樹脂フィルムにべたつきが発生してブロッキングが発生する一方、高いと、合成樹脂フィルム間に挟持、保持した状態の搬送物を確認することが困難となるので、50〜80%に限定され、65〜75%が好ましい。なお、合成樹脂フィルムのヘイズは、JIS K7105に準拠して測定されたものをいう。
【0025】
上記合成樹脂フィルムのヘイズの調整方法としては、例えば、合成樹脂フィルムの表面にエンボス加工を施す方法、合成樹脂フィルムを構成している合成樹脂が結晶性である場合には、合成樹脂の結晶化度を調整して合成樹脂フィルムのヘイズを調整する方法、合成樹脂フィルム中に無機充填材などの添加剤を添加して合成樹脂フィルムのヘイズを調整する方法などが挙げられる。
【0026】
又、上記合成樹脂フィルムの100%引張応力は、低いと、合成樹脂フィルム間に搬送物を挟持、保持する際に合成樹脂フィルムが伸び過ぎてしまって緩衝性が低下する一方、高いと、合成樹脂フィルム間に搬送物を挟持、保持させる際に合成樹脂フィルムの伸びが不足し、搬送物を破損させてしまう虞れがあるので、2〜10MPaに限定され、3〜8MPaが好ましい。なお、合成樹脂フィルムの100%引張応力は、JIS K7311に準拠して測定されたものをいう。
【0027】
上記合成樹脂フィルムの100%引張応力の調整方法としては、例えば、合成樹脂フィルムが熱可塑性ポリウレタン系樹脂から形成されている場合には、ハードセグメントとソフトセグメントとの割合を調整する方法、合成樹脂フィルム中にタルクや炭酸カルシウムなどの無機充填剤を含有させる方法などが挙げられる。
【0028】
更に、上記合成樹脂フィルムの厚さは、薄いと、合成樹脂フィルム間に搬送物を挟持、保持中に合成樹脂フィルムに破れが生じる一方、厚いと、合成樹脂フィルムの弾性反発力が大きくなりすぎて、合成樹脂フィルム間に保持した搬送物が破損する虞れがあるので、20〜100μmが好ましく、30〜80μmがより好ましい。
【0029】
上記合成樹脂フィルムは単層であっても、同種類或いは異種類の合成樹脂フィルムを複数枚、積層一体化させて複層としたものであってもよい。又、合成樹脂フィルムには、その物性を損なわない範囲内において、スリップ剤、マット剤、顔料などが添加されてもよい。
【0030】
そして、上記合成樹脂フィルムの製造方法としては、特に限定されず、例えば、合成樹脂をTダイ法もしくはインフレーション法により製膜する方法が挙げられる。
【0031】
上記合成樹脂フィルムは包装材に用いられる。包装材は、上下支持枠1A、1Bから構成されており、各支持枠1A(1B)は、図1及び図2に示したように、平面矩形状の開口部11aを有する四角枠状の当接面部11と、この当接面部11の四方外周縁から突設された四角枠状の周壁部12とからなり、上記開口部11aに周壁部12の突設側から上記合成樹脂フィルムAと四角枠状の抑え枠13とをこの順序で配設し、抑え枠13とこれに対向する当接面部11間に合成樹脂フィルムAの四方外周部を挟持、固定させることによって、当接面部11の開口部11aには合成樹脂フィルムAが全面的に張設されてなる。
【0032】
上記支持枠1A、1Bを製造するにあたって、合成樹脂フィルムAは巻回状態から所定長さづつ巻き出された上で平面矩形状に切断され、上述のように支持枠1A、1Bの当接面部11の開口部11aに張設されるが、この際、合成樹脂フィルムAは動摩擦係数及びヘイズが所定範囲内に限定されていることから、合成樹脂フィルムAにブロッキングを生じることなく、合成樹脂フィルムAを巻き出すことができ、包装材の製造を円滑に行うことができる。
【0033】
次に、上記包装材を用いて搬送物を包装する要領について説明する。先ず、下側支持枠1Bの合成樹脂フィルムA上に搬送物Bを配設し、この搬送物B上に上側支持枠1Aをその合成樹脂フィルムAが搬送物B上に位置した状態となるように配設する。
【0034】
しかる後、上側支持枠1Aを下側支持枠1Bに対して近接する方向に変位させて上下支持枠1A、1Bの当接面部11、11同士が互いに当接した状態とすると、上下支持枠1A、1Bの合成樹脂フィルムA、Aは、搬送物Bの形状に概ね沿った状態に伸長しながら変形し、搬送物Bは合成樹脂フィルムA、A間に挟持、保持された状態となり、この搬送物Bは上下支持枠1A、1B内において宙づり状に支持される。そして、図3に示したように、内部に搬送物Bを収納した上下支持枠1A、1Bは、別途用意された外箱C内に収納された上で目的地まで搬送される。
【0035】
この搬送中において、合成樹脂フィルムAは100%引張応力が所定範囲内にあって適度な強度及び伸縮性を有していることから、搬送中に生じる振動や衝撃を合成樹脂フィルムA、Aが瞬時に伸縮して吸収し、搬送物Bを損傷させることなく所定の目的地に確実に搬送することができる。
【0036】
しかも、合成樹脂フィルムAはヘイズが所定範囲内に限定されており、包装材内に収納された搬送物Bを合成樹脂フィルムAを通じて確実に視認することができ、搬送物Bの誤搬送を未然に防止することができると共に、搬送中の搬送物Bの状態を確認して、搬送物Bを損傷させることなく確実に目的地に搬送することができる。
【発明の効果】
【0037】
本発明の合成樹脂フィルムは、開口部に合成樹脂フィルムが張設されてなる上下支持枠からなり、上記上下支持枠の合成樹脂フィルムで搬送物を挟持、保持可能に構成された包装材に用いられる合成樹脂フィルムであって、上記合成樹脂フィルムは、この合成樹脂フィルム同士の動摩擦係数が0.1〜0.5で且つヘイズが50〜80%であると共に100%引張応力が2〜10MPaであることを特徴とするので、合成樹脂フィルムは円滑に伸縮して搬送中に生じる振動や衝撃を円滑に吸収し、合成樹脂フィルム間に挟持、保持した搬送物に振動や衝撃が伝達するのを抑制し、搬送物に損傷を与えることなく目的地まで確実に搬送することができる。
【0038】
そして、上記合成樹脂フィルムは、透明性にも優れていることから、合成樹脂フィルム間に保持された搬送物を視認することができ、誤配送や、搬送中における搬送物の損傷を未然に防止することができる。
【0039】
更に、上記合成樹脂フィルムは耐ブロッキング性にも優れており、巻回状態の長尺状の合成樹脂フィルムを巻き出して包装材を製造するにあたっても、合成樹脂フィルムを円滑に巻き出して所望長さに切断し平面矩形状の合成樹脂フィルムとすることができ、包装材の製造を円滑に且つ確実に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0040】
以下に実施例を挙げて本発明の態様を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではない。
【0041】
(実施例1)
ポリエステル系熱可塑性ポリウレタン系樹脂(DICバイエル社製 商品名「パンデックス」、硬度:85A)を押出機に供給して溶融混練し、押出機の先端に取り付けたTダイから合成樹脂フィルムを押出し、溶融状態の合成樹脂フィルムを一対のエンボスロール間に供給して両面にエンボス加工が施された厚さが60μmの合成樹脂フィルムを製造し、この長尺状の合成樹脂フィルムを連続的に巻き取った。
【0042】
(実施例2)
ポリエステル系熱可塑性ポリウレタン系樹脂として、BASFジャパン社から商品名「エラストラン」にて販売されているポリエステル系熱可塑性ポリウレタン系樹脂(硬度:85A)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、両面にエンボス加工が施された厚さが50μmの合成樹脂フィルムを製造し、この長尺状の合成樹脂フィルムを連続的に巻き取った。
【0043】
(比較例1)
ポリエーテル系熱可塑性ポリウレタン系樹脂(DICバイエル社製 商品名「パンデックス」、硬度:80A)を押出機に供給して溶融混練し、押出機の先端に取り付けたTダイから厚さ60μmの合成樹脂フィルムを押出し、この長尺状の合成樹脂フィルムを連続的に巻き取った。
【0044】
(比較例2)
ポリエステル系熱可塑性ポリウレタン系樹脂の代わりにポリエチレン(東ソー社製 商品名「ニポロンハード」)を用いたこと以外は実施例1と同様にして両面にエンボス加工が施された厚さが60μmの合成樹脂フィルムを製造し、この長尺状の合成樹脂フィルムを連続的に巻き取った。
【0045】
得られた合成樹脂フィルム同士の動摩擦係数、並びに、合成樹脂フィルムのヘイズ及び100%引張応力を測定し、その結果を表1に示した。
【0046】
更に、得られた合成樹脂フィルムを用いて図1及び図2に示したような包装材を製造し、この包装材を用いて図3に示したように搬送物を包装した際における合成樹脂フィルムの破れの有無を目視観察し、包装性として評価した。なお、合成樹脂フィルムに破れが生じていなかった場合を○、合成樹脂フィルムに破れが生じていた場合を×とした。
【0047】
【表1】

【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】支持枠を示した分解斜視図である。
【図2】支持枠を示した縦断面図である。
【図3】包装材内に搬送物を包装した状態を示した縦断面図である。
【符号の説明】
【0049】
1A 上側支持枠
1B 下側支持枠
11 当接面部
11a 開口部
12 周壁部
13 抑え枠
A 合成樹脂フィルム
B 搬送物
C 外箱

【特許請求の範囲】
【請求項1】
開口部に合成樹脂フィルムが張設されてなる上下支持枠からなり、上記上下支持枠の合成樹脂フィルムで搬送物を挟持、保持可能に構成された包装材に用いられる合成樹脂フィルムであって、上記合成樹脂フィルムは、この合成樹脂フィルム同士の動摩擦係数が0.1〜0.5で且つヘイズが50〜80%であると共に100%引張応力が2〜10MPaであることを特徴とする合成樹脂フィルム。
【請求項2】
合成樹脂フィルムが熱可塑性ポリウレタン系樹脂を含有していることを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂フィルム。
【請求項3】
合成樹脂フィルムの厚さが20〜100μmであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の合成樹脂フィルム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2009−12812(P2009−12812A)
【公開日】平成21年1月22日(2009.1.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−176935(P2007−176935)
【出願日】平成19年7月5日(2007.7.5)
【出願人】(596111276)積水フイルム株式会社 (133)
【Fターム(参考)】