説明

吊り折戸の吊り下げ装置とそれを備えた吊り折戸装置

【課題】折戸の閉まり際における戸板の急激な回動を制動するダンパを必要に応じて後付装着できる吊り折戸の吊り下げ装置を提供する。
【解決手段】吊り下げ装置40は、レール30に走行可能に取り付けられる走行ユニット41と、走行ユニット41と戸板11とを互いに水平回動自在に連結するスライド蝶番42とを有する。走行ユニット41は、折戸10の閉まり際における戸板11,12の急激な回動を制動するダンパ47を後付け装着可能なダンパ装着部48を有している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、吊り折戸の吊り下げ装置とそれを備えた吊り折戸装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
折戸は、少なくとも二つの戸板を備え、相隣り合う戸板同士をセンタ蝶番を介して互いに水平方向に回動自在に連結するとともに、戸板の上端部をその上方に敷かれたレールにランナを介して移動自在に支持することにより、戸板相互が回動しながら開閉する構造になっている。
【0003】
このように折戸は戸板相互が回動しながら開閉する構造上、閉めた時に戸板が左右の戸枠に当接するとともに戸板相互の木口面同士が当接する。このため折戸を閉めた際に戸板が最後まで急激に回動すると大きな衝撃音や振動が発生する。この衝撃が折戸や戸枠に繰り返し加わることが部品の損傷や劣化を早める原因となる。また一旦最後まで閉まった戸板が衝撃により跳ね返り、戸板相互が折れ曲がった姿態で半閉まり状態になるという折戸特有の問題もある。
【0004】
吊り折戸の閉まり際における戸板の急激な回動を制動する従来技術として、ランナと共にレールに沿ってスライドするスライダにダンパを一体的に固定し、折戸の閉まり際に戸板によってダンパが圧縮されることにより制動力を発生させるように構成したものがある(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2007−303184号公報(図7)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献1に記載の従来技術では、ダンパが一体的に固定されているスライダをレールに連結した状態で建物等の開口部にレールが取り付けられるため、建物等の開口部に既に取り付けられている既設の吊り折戸装置にダンパを後付けで取り付けることができない。
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、吊り折戸の閉まり際における戸体の急激な回動を抑制して折戸を静かに閉めるためのダンパを、既設の吊り折戸装置に後付けで装着することができる吊り折戸の吊り下げ装置を提供すること、そして、このような吊り下げ装置を備えた吊り折戸装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
[吊り下げ装置]
上記課題を解決するために、本発明の吊り下げ装置(40)は、戸板(11、12)同士をセンタ蝶番(20)を介して折り畳み自在に連結してなる折戸(10)を、レール(30)に吊り下げて開閉動可能に支持する吊り折戸の吊り下げ装置であって、
前記レール(30)に走行可能に取り付けられた走行ユニット(41)と、
前記走行ユニット(41)と前記戸板(11、12)とを互いに水平回動自在に連結しているスライド蝶番(42)と、を有し、
前記走行ユニット(41)は、前記折戸(10)の閉まり際における戸板(11,12)の急激な回動を制動するダンパ(47)を後付け装着可能なダンパ装着部(48)を有している、ことを特徴とするものである。
【0009】
この吊り下げ装置によれば、吊り折戸の閉まり際における戸体の急激な回動を抑制して吊り折戸を静かに閉めるためのダンパを、既設の吊り折戸装置に後付けで装着できる。
【0010】
本発明の吊り下げ装置(40)において、前記走行ユニット(41)は、その走行方向両端部にダンパ装着部(48F、48R)を有していることが望ましい。
【0011】
本発明の吊り下げ装置(40)において、前記ダンパ(47)は、ダンパ本体(47A)と当該ダンパ本体(47A)の一端から突き出た出力軸(47B)とを有し、当該出力軸(47B)が前記折戸(10)の閉じ際に前記戸板(11、12)によって押されることにより制動力を発生するダンパであり、
前記ダンパ装着部(48F、48R)は、前記出力軸(47B)を前記戸板(11、12)に向けた姿勢で前記ダンパ本体(47A)を保持するように構成されていることが望ましい。
【0012】
本発明の吊り下げ装置(40)において、前記ダンパ装着部(48F、48R)は、
前記戸板(11,12)と前記走行ユニット(41)との位置関係に応じて、前記ダンパ(47)を装着する向きを選択可能であることが望ましい。
【0013】
本発明の吊り下げ装置(40)において、前記ダンパ装着部(48F、48R)には、前記ダンパ本体(47A)を保持するダンパホルダ(49)を取り付け可能であり、
前記ダンパ装着部(48F、48R)に取り付ける前記ダンパホルダ(49)の向きによって、前記ダンパ(47)を装着する向きを選択可能であることが望ましい。
【0014】
本発明の吊り下げ装置(40)において、前記走行ユニット(41)は、その一方のダンパ装着部(48Fまたは48R)に前記スライド蝶番(42)が取り付けられ、他方のダンパ装着部(48Fまたは48R)に前記ダンパ47が装着されるように構成されていることが望ましい。
【0015】
[吊り折戸装置]
上記課題を解決するために、本発明の吊り折戸装置(1)は、本発明の吊り下げ装置(40)を備えたものである。
【0016】
この吊り折戸装置は、吊り折戸の閉まり際における戸体の急激な回動を抑制して折戸を静かに閉めるためのダンパを必要に応じて後付けで装着できる。
【発明の効果】
【0017】
本発明の吊り下げ装置及び吊り折戸装置によれば、建物等の開口部に既に取り付けられている既設の吊り折戸装置に、折戸の閉まり際における戸板の急激な回動を制動するダンパを必要に応じて後付けで装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の吊り下げ装置を備えた吊り折戸装置の最閉状態を示す部分斜視図
【図2】図1の状態の吊り折戸装置の背面側の部分斜視図
【図3】図1の状態の吊り折戸装置の水平断面図
【図4】図1の吊り折戸装置の閉止直前の状態を示す部分斜視図
【図5】図4の状態の吊り折戸装置の背面側の部分斜視図
【図6】図4の状態の吊り折戸装置の水平断面図
【図7】図1の吊り折戸装置の最開状態を示す部分斜視図
【図8】図7の状態の吊り折戸装置の背面側の部分斜視図
【図9】図7の状態の吊り折戸装置の水平断面図
【図10】図2の要部拡大図
【図11】図5の要部拡大図
【図12】図8の要部拡大図
【図13】本発明の吊り下げ装置の実施形態を例示する分解斜視図
【図14】図13の吊り下げ装置の正面図
【図15】図13の吊り下げ装置の背面図
【図16】図13の吊り下げ装置の断面図
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明を実施するための最良の形態につき添付図面を参照して説明する。
【0020】
[構成]
図1乃至図12に示すように、この実施形態の吊り折戸装置1は、左右一対の戸板11、12をセンタ蝶番20により水平方向に互いに回動自在に連結してなる折戸10と、折戸10の上方に敷かれたレール30と、折戸10の左側の戸板11をレール30に吊り下げた状態でレール30に沿って移動自在に支持している吊り下げ装置40と、建物等の開口部に取り付けられた戸枠50と、を備えている。戸枠50は、左右の縦枠部材51L、51Rと、両縦枠部材51L、51Rの上端部に架け渡して設けられた上枠部材52と、を有し、上枠部材52の下面にレール30が取り付けられている。この例では、折戸10の右側の戸板12は、図示しない蝶番を介して右側の縦枠部材51Rに連結されている。
【0021】
センタ蝶番20は、折戸用の蝶番として広く用いられている公知の蝶番である。センタ蝶番20は、いわゆるキャッチ機構を備えており、折戸10を閉じる際に両戸板11、12相互間の角度が略125度以上になると、そのキャッチ機構が作動して、折戸10を強制的に最閉状態(完全に閉じた状態)に誘導する。戸板12と縦枠部材51Rとを連結している蝶番もこの種の折戸において広く用いられている公知の蝶番である。
【0022】
図13乃至図16に示すように、この実施形態の吊り下げ装置40は、レール30に走行可能に取り付けられる走行ユニット41と、走行ユニット41と左側の戸板11とを互いに水平回動自在に連結するスライド蝶番42と、を有している。
【0023】
走行ユニット41は、レール30に係合する走行部41Aと、走行部41Aの下に連結された吊り下げ部41Bとを有する。
【0024】
走行部41Aは、レール30の内底面に係合しつつ従動的に回転走行する左右2個、前後2個、計4個の走行輪43と、各走行輪43を回転自在に支持する樹脂製の走行ブロック44と、を有する。走行ブロック44の走行方向両端部には、ガイド輪45が設けられている。ガイド輪45は、走行ブロック44がレール30に対して水平方向に大きく傾いたときにレール30の内側壁面に接触しつつ従動回転して走行ブロック44に掛かる抵抗を軽減する役目を果たす。
【0025】
吊り下げ部41Bは、走行ブロック44に支持されて直下に延びる金属製の吊り下げ軸46aと、この吊り下げ軸46aを介して走行ブロック44に連結された吊下ブロック46とを有する。吊り下げ軸46aの両側近傍には、走行ブロック44に対する吊下ブロック46の水平回動を防止するべく、金属製又は樹脂製の回転防止軸46bが両ブロック44、46に架け渡して設けられている。
【0026】
吊下ブロック46には、折戸10の閉まり際における戸板11、12の急激な回動を制動するダンパ47を必要に応じて装着可能なダンパ装着部48F、48Rが走行方向両端部に形成されている。
【0027】
ダンパ47は、ダンパ本体47Aとダンパ本体47Aの先端から突き出た出力軸47Bとを有し、出力軸47Bが折戸10の閉まり際に戸板によって押されることにより制動力を発生するものである。この例では、出力軸47Bが折戸10の閉まり際に右側の戸板11によって押されることにより制動力を発生する。
【0028】
ダンパ装着部48F、48Rは、出力軸47Bを戸板に向けた姿勢でダンパ本体47Aを保持し得るように構成されている。ダンパ装着部48F、48Rには、ダンパ本体47Aを保持するダンパホルダ49が取り付けられる。
【0029】
ダンパホルダ49は、ダンパ本体47Aが挿通される環状の保持部49aと、この保持部49aに挿通されたダンパ本体47Aの外周面に嵌合する断面が円弧状の凹部49bとを有する。ダンパ本体47Aの先端には環状のフランジ部47Cが形成されており、ダンパ本体47Aをその基端側からダンパホルダ49の保持部49aに完全に挿し込んだときにフランジ部47Cが保持部49aの端面49dに当接することにより、ダンパホルダ49に対するダンパ47の装着が正確になされ、この状態でダンパ47がダンパホルダ49に安定に保持されるようになっている。
【0030】
ダンパホルダ49の凹部49bの前後方向(長手方向)二箇所には螺子通し孔49cが形成されている。一方、各ダンパ装着部48F、48Rには、ダンパホルダ49の螺子通し孔49cの孔径及び間隔に合わせて前後二カ所に螺子孔48aが形成されている。ダンパホルダ49は、各螺子通し孔49cに螺子61を挿通して螺子孔48aに締着することにより、ダンパ装着部48F、48Rに固定される。ダンパ装着部48F、48Rに取り付けるダンパホルダ49の向きによって、ダンパ47を装着する向きを選択できる。すなわち、戸板と走行ユニット41との位置関係に応じてダンパホルダ49の向きを選ぶことにより、ダンパ47を装着する向きを選択可能である。この例では、出力軸47Bを手前に向けて右側のダンパ装着部48Rにダンパ47が装着されている。
【0031】
スライド蝶番42は、吊下ブロック46に固定される断面略コ字状の本体部42Aと、戸板に固定されるカップ部42Bと、本体部42Aとカップ部42Bとを連結しているリンク部42Cとを有する。リンク部42Cは、戸板の閉状態及び開状態を保持するべく連結されたリンク部材からなる。本体部42Aには、螺子留め用のスリット42aと螺子通し孔42bが形成されている。本体部42Aは、ダンパ装着部48F、48Rに丁度嵌るようにその寸法・形状が選定されており、螺子62をスリット42aと螺子通し孔42bにそれぞれ挿通して螺子孔48aに締着することにより、ダンパ装着部48F、48Rに固定される。スライド蝶番42を取り付ける向きは、戸板と走行ユニット41との位置関係に応じて選択可能である。この例では、カップ部42Bを手前に配置して左側のダンパ装着部48Lにスライド蝶番42が取り付けられている。カップ部42Bには上下に張り出したフランジ42cが設けられている。各フランジ42cには螺子通し孔42dが設けられている。カップ部42Bは、これを戸板の背面に形成された取付穴(図示省略)に嵌め込んだ状態で、螺子(図示省略)を各螺子通し孔42dに挿入して戸板の螺子孔(図示省略)に締着することにより戸板に固定される。この例では、左側の戸板11にカップ部42Bが固定されている。
【0032】
[作用]
上記のように構成された折戸装置1は、折戸10を閉める際、両戸板11、12相互間の角度が略125度以上になると、センタ蝶番20のキャッチ機構が作動し、折戸10を強制的に最閉状態(完全に閉じた状態)に誘導する。一方、両戸板11、12相互間の角度が略125度以上になると、ダンパ47の出力軸47Bの先端が戸板11に当接し、戸板11の閉方向への回動に伴って出力軸47Bがダンパ本体47A側に押される。これにより、ダンパ47が圧縮されていき、ダンパ47の制動力が戸板11に作用する。これらの一連の動作により、折戸10の閉まり際すなわちセンタ蝶番20のキャッチ機構が働き始めた後における戸板11、12の急激な回動が防止され、折戸10が強制的に且つ静かに閉められる。
【0033】
上記の折戸装置1においては、折戸10を構成する左右一対の戸板11、12のうち、右側の戸板12が右側の縦枠部材51Rに連結され、左側の戸板12が吊り下げ装置40を介してレール30に連結されているが、これとは逆に、左側の戸板11を左側の縦枠部材51Lに連結し、右側の戸板12を吊り下げ装置40を介してレール30に連結した形態を実現する場合には、吊下ブロック46に対するスライド蝶番42とダンパ47の装着位置を逆にすることにとって容易に対応できる。すなわち、上記の例では吊下ブロック46の左側のダンパ装着部48Fにスライド蝶番42が取り付けられ、右側のダンパ装着部48Rにダンパ47が装着されているが、左側のダンパ装着部48Fにダンパ47を装着し、右側のダンパ装着部48Rにスライド蝶番42を取り付けるのである。
【0034】
このように、上記の吊り下げ装置40は、吊下ブロック46に対するスライド蝶番42とダンパ47の装着位置及び装着する向きを使用条件に応じて適宜変更可能であるので、様々な吊り折戸の吊り下げ装置として使用可能である。
【0035】
また、ダンパ30を装備しない構成で建物等の開口部に組み付けた既設の吊り折戸装置においても、吊下ブロック46にダンパ30を後付装着することにより、折戸10の急激な回動による荒閉まりなどの問題を事後的に解消することができる。
【0036】
また、ダンパ30を装着した後に何らかの理由で折戸10の荒閉まりなどを防止する必要がなくなった場合には、吊下ブロック46からダンパ30を取り外すことができる。また、ダンパ30の交換も容易に行うことができる。
【0037】
なお、上記実施形態では、折戸10を構成する左右一対の戸板11、12のうち、一方の戸板11のみ吊り下げ装置40を介してレール30に連結され、もう一方の戸板12は縦枠部材51Rに連結されているが、両方の戸板11、12を吊り下げ装置40を介してレール30に連結することも可能である。
【符号の説明】
【0038】
1 折戸装置
10 折戸
11、12 戸板
20 センタ蝶番
30 レール
40 吊り下げ装置
41 走行ユニット
41A 走行部
41B 吊り下げ部
42 スライド蝶番
44 走行ブロック
46 吊下ブロック
47 ダンパ
47A ダンパ本体
47B 出力軸
48(48F、48R) ダンパ装着部
49 ダンパホルダ
50 戸枠

【特許請求の範囲】
【請求項1】
戸板(11、12)同士をセンタ蝶番(20)を介して折り畳み自在に連結してなる折戸(10)を、レール(30)に吊り下げて開閉動可能に支持する吊り折戸の吊り下げ装置であって、
前記レール(30)に走行可能に取り付けられた走行ユニット(41)と、
前記走行ユニット(41)と前記戸板(11、12)とを互いに水平回動自在に連結しているスライド蝶番(42)と、を有し、
前記走行ユニット(41)は、前記折戸(10)の閉まり際における戸板(11,12)の急激な回動を制動するダンパ(47)を後付け装着可能なダンパ装着部(48)を有している、吊り折戸の吊り下げ装置。
【請求項2】
前記走行ユニット(41)は、その走行方向両端部にダンパ装着部(48F、48R)を有している、請求項1の吊り下げ装置。
【請求項3】
前記ダンパ(47)は、ダンパ本体(47A)と当該ダンパ本体(47A)の一端から突き出た出力軸(47B)とを有し、当該出力軸(47B)が前記折戸(10)の閉まり際に前記戸板(11、12)によって押されることにより制動力を発生するダンパであり、
前記ダンパ装着部(48F、48R)は、前記出力軸(47B)を前記戸板(11、12)に向けた姿勢で前記ダンパ本体(47A)を保持するように構成されている、請求項2の吊り下げ装置。
【請求項4】
前記ダンパ装着部(48F、48R)は、
前記戸板(11,12)と前記走行ユニット(41)との位置関係に応じて、前記ダンパ(47)を装着する向きを選択可能である、請求項3の吊り下げ装置。
【請求項5】
前記ダンパ装着部(48F、48R)には、前記ダンパ本体(47A)を保持するダンパホルダ(49)を取り付け可能であり、
前記ダンパ装着部(48F、48R)に取り付ける前記ダンパホルダ(49)の向きによって、前記ダンパ(47)を装着する向きを選択可能である、請求項4の吊り下げ装置。
【請求項6】
前記走行ユニット(41)の一方のダンパ装着部(48Fまたは48R)に前記スライド蝶番(42)が取り付けられ、他方のダンパ装着部(48Fまたは48R)に前記ダンパ(47)が装着される、請求項2乃至5のいずれかの吊り下げ装置。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれかの吊り下げ装置を備えた吊り折戸装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2011−127314(P2011−127314A)
【公開日】平成23年6月30日(2011.6.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−285569(P2009−285569)
【出願日】平成21年12月16日(2009.12.16)
【出願人】(000137959)株式会社ムラコシ精工 (92)
【Fターム(参考)】