説明

商品陳列棚における照明装置

【課題】棚板下方の商品陳列スペースの全体を広範囲に照らすことができる商品陳列棚における照明装置を提供すること。
【解決手段】商品陳列棚の棚板6の下面前部に設けられ、棚板6の下方の商品陳列スペースSに照明を行うようにした商品陳列棚における照明装置14であって、LED25を棚板6の幅方向に複数配設した照明装置14を、LED25の光の中心軸Cを後下方に向け、且つ、中心軸Cからの光の広がり角度を、中心軸Cから前方側よりも中心軸Cから後方側を小さく形成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、商品陳列棚の棚板の下面前部に設けられ、この棚板の下方の商品陳列スペースにLEDによる照明を行うようにした商品陳列棚における照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の商品陳列棚における照明装置として、商品陳列棚の棚板の下面前部に設けられ、この棚板の下方の商品陳列スペースに照明を行うように、棚板の下側に蛍光灯を取付けたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、オフィス用の棚への使用を主目的とした照明装置として、LED(発光ダイオード)を使用した照明装置を棚板の下面に設け、この棚板の下方を照明するようにしているものもある(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】特開2004−158324号公報(第3頁、第1図)
【特許文献2】特開2007−26723号公報(第4頁、第2図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1にあっては、照明装置として蛍光灯を棚板の下面前部に取付ける場合、蛍光灯の全周面から均一に光が照射されるため、蛍光灯下方の商品陳列スペースのうち、手前側が比較的明るく、奥側が暗くなるという問題があった。
【0006】
また、特許文献2にあっては、LEDを使用した照明装置は、この照明装置の直下を中心に照明する装置であるため、このような照明装置は商品陳列棚において商品陳列スペース全体を照らす広範囲の照明手段としては適さないという問題があった。
【0007】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、棚板下方の商品陳列スペースの全体を広範囲に照らすことができる商品陳列棚における照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の商品陳列棚における照明装置は、
商品陳列棚の棚板の下面前部に設けられ、該棚板の下方の商品陳列スペースに照明を行うようにした商品陳列棚における照明装置であって、
LEDを前記棚板の幅方向に複数配設した照明装置を、該LEDの光の中心軸を後下方に向け、且つ、前記中心軸からの光の広がり角度を、該中心軸から前方側よりも該中心軸から後方側を小さく形成したことを特徴としている。
この特徴によれば、棚板の下面前部に設けた照明装置から比較的距離の近い棚板下方の商品陳列スペースの手前側へは、照明装置から比較的小さい光束の光が照射され、照明装置から比較的距離の遠い棚板下方の商品陳列スペースの奥側へは、照明装置から比較的大きい光束の光が照射されるため、照明装置が棚板下方の商品陳列スペースの全体を均一に、且つ、広範囲に照らすことができる。
【0009】
本発明の請求項2に記載の商品陳列棚における照明装置は、請求項1に記載の商品陳列棚における照明装置であって、
前記LEDを取付けた照明ケースにより、前記中心軸からの光の広がり角度を設定したことを特徴としている。
この特徴によれば、照明ケースの形状を利用して、光の広がり角度を容易に設定することができる。
【0010】
本発明の請求項3に記載の商品陳列棚における照明装置は、請求項1または2に記載の商品陳列棚における照明装置であって、
前記LEDの近傍に光を反射する反射板を設けたことを特徴としている。
この特徴によれば、反射板を設けるだけの簡単な構成で、直進性の大きなLEDからの光を所要範囲に亘って拡散させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本発明の実施例を以下に説明する。
【実施例】
【0012】
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、本発明の実施例における冷凍冷蔵ショーケースの全体像を示す側断面図である。図2は、冷凍冷蔵ショーケースにおける照明装置を示す下面図である。図3(a)、(b)は、照明装置の回動した状態を示す側断面図である。
【0013】
図1に示されるように、商品陳列棚としての冷凍冷蔵ショーケース1は、主に商店やスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の食品等を取り扱う販売店舗に設置され、商品を低温に保ったまま保冷、または冷凍した状態で陳列するために設置されるオープンショーケースであり、正面側を開口した内箱3により囲まれた冷蔵室5には、商品を陳列する棚板6が上下方向に複数設置され、下部に設けられた底板3bにも商品(図示省略)を陳列可能になっており、商品を多数載置可能な構成となっている。以下、本実施例の説明において、図1の冷凍冷蔵ショーケース1を対面した状態で見て、手前正面側を右方とし、奥行き側を左方とし、内箱3の開口側(左側)を前方とし、閉塞側(右側)を後方として説明する。
【0014】
冷凍冷蔵ショーケース1は、前面(図の左方)が開放された略コ字形をなす断熱構造の外箱2と、その内方の、同じく前面が開放された略コ字形の内箱3とからなるケース本体を備え、その内部空間は冷蔵室5となっている。内箱3の背面板3aには、上下複数段の棚板6の後端が取付けられ、この各棚板6と内箱3の底板3bとの上面に、商品(図示略)が陳列されるようになっている。
【0015】
外箱2と内箱3との間には、通風路7が形成され、この通風路7の垂直部と底部には、それぞれ冷却装置8と送風機9が設置されている。ケース本体の上部の前端には、通風路7と連通する冷気吹出口10が下向きに形成され、またケース本体の前端下部の上端において外箱2と内箱3との間には、上方に開口する冷気の吸込口11が形成されている。
【0016】
送風機9を作動させると、冷却装置8により冷却された冷気は、矢印のように、通風路7内を上方に向かって流れ、冷気吹出口10より、下方の吸込口11に向かって吹き出される。これにより、ケース本体の前面の開放面に冷気のエアカーテン12が形成されるとともに、その冷気の一部が冷蔵室5内に流入することにより、陳列商品が保冷されるようになる。
【0017】
次に、冷凍冷蔵ショーケース1における照明装置について説明すると、各棚板6の下面前部に夫々設けられ、各棚板6下方の棚板6上面に載置する商品陳列スペースSを照明する棚用の照明装置14と、キャノピー13の下面に設けられ、照明装置14よりも強い光を照射するキャノピー用の照明装置15と、照明装置14の上方に設けられたインナー用の照明装置16とが、冷凍冷蔵ショーケース1の適所に取付けられている。
【0018】
図2及び図3(a)、(b)に示されるように、棚用の照明装置14について詳しく説明すると、先ず各棚板6は、図示しない商品を上面に載置するように平板状に形成された平板部6aと、平板部6aの前側に連続して下方に向けて略直角に屈曲し、更に連続して後方に向けて略直角に屈曲した屈曲部6bと、から成り、下方が開口する側断面視略下向きコ字形状に形成されている。また、各棚板6を支持する棚板支持部材17及び補強板18と、棚板6の前面で商品の価格等を表示する表示板19と、が棚板6の周辺に構成されている。
【0019】
より具体的には、棚板支持部材17は、棚板6の下面左右両端部において棚板6を支持するように、背面板3aに固定に取付けられて前後方向に延びている。補強板18は、側面視上方に向けて開口する略V字状に屈曲し、棚板6下面前側において取付けられ、商品を載置して荷重の掛かった棚板6を支持可能に設けられている。更に、表示板19は、後部に形成された嵌合部19aが棚板6の屈曲部6bに嵌合して取付けられ、例えば棚板6に載置する商品の商品名や価格等の情報を表示できるようになっている。
【0020】
次に、棚用の照明装置14は、側面視下方に開口する略コ字形状の照明ケースとしてのアルミケース23と、アルミケース23内部に収容された基板24、LED25、反射板27と、アルミケース23内部を被覆するように取付けられたグレア26と、から主として構成されており、各棚板6の下面前部に左右幅方向に沿って設けられている。
【0021】
より具体的には、照明装置14を構成するアルミケース23の内部に装着された基板24に、左右幅方向に所定間隔おきにLED25が点在して設けられている。また、LED25の近傍、すなわち基板24の前面に左右幅方向に取付けられた反射板27は、固定ねじ21で基板24に取付けられるとともに、前後辺がアルミケース23の内壁に形成された係合溝23aに係合され、下方に向けて内曲面に形成されている。更に、グレア26は、透光性を有する平板形状であって、アルミケース23の開口端に形成された凹溝23bに嵌合しており、アルミケース23内部に収容したLED25等を保護している。また、アルミケース23の外面には、複数の突起部からなるフィンを備えたラジエータ23cが設けられており、LED25の照光によりアルミケース23に発生する熱を放熱できるようになっている。尚、照明ケースとして、必ずしもアルミケースを採用する必要はなく、他の材質の金属若しくは樹脂等からなるケースであってもよい。
【0022】
上述のように照明装置14は、アルミケース23及びアルミケース23に収容したLED25等の構成部材からなっており、照明装置14の上下方向寸法Bとは、すなわちアルミケース23の上下方向寸法のことであり、この上下方向寸法Bは、棚板6の上下方向寸法Aよりも短寸に形成されている。
【0023】
次に、照明装置14の棚板6への取付けについて説明する。
【0024】
照明装置14は、棚板6下面前部、すなわち補強板18の前側において、後述のように棚板6に対し所定に傾斜した状態で取付けられている。
【0025】
より具体的には、LED25等を収容したアルミケース23の左右両端を塞ぐ塞ぎ材32が、固定ねじ30により取付けられ、また、補強板18に固定ねじ20により固着されたブラケット22が、塞ぎ材32に近接して沿うように前方に向かって延設されるとともに、上部に形成された当接部22bが棚板6の平板部6a下面に当接している。そして、塞ぎ材32に形成された挿通孔32aと、この挿通孔32aと略同径にブラケット22に形成された挿通孔22aとに、円筒状の軸体33を棚板6の左右幅方向に挿通する。
【0026】
すなわち、照明装置14は、補強板18を介して棚板6に設けたブラケット22に、棚板6の幅方向に整列したLED25の中心線と一致した仮想の回動軸D上にある軸体33を介して装着され、LED25の照光方向が後下方を向くように傾斜して、且つ、この軸体33周りに回動可能に設けられている。詳しくは、照明装置14は、図3(a)に示されるように、アルミケース23の外面が、補強板18の取付部18aに当接してLED25からの照光方向がもっとも後方側を向く状態と、図3(b)に示されるように、アルミケース23の外面が、表示板19の嵌合部19aに当接してLED25からの照光方向がもっとも前方側を向く状態との間を回動可能に設けられている。
【0027】
このようにすることで、照明装置14を取付ける部品点数を少なくして、照明装置14の棚板6への取付け手間や取付け時間を省き、且つ、照明装置14を軸体33周りに回動可能に設けることで、棚板6下方の商品陳列スペースSを広範囲に照らすことができる。
【0028】
このように、照明装置14を軸体33の中心を通る仮想の回動軸D周りに適宜回動させることで、照明装置14の照明範囲の自由度を高めることができる。
【0029】
本実施例では、上述のように棚板6の上下方向寸法Aよりも小なる上下方向寸法Bを有した照明装置14を、LED25の照光方向が後下方を向くように傾斜させて設けている。このようにすることで、LED25を配設した照明装置14が、棚板6の下面より突出する突出部分を小さく抑えることができるため、棚板6下方の商品陳列スペースSへの商品の出し入れの邪魔になることがなく、且つ、下方の商品陳列スペースS全体を広範囲に照らすことができる。
【0030】
また、軸体33には、両端が内部で連通する挿通孔33aが穿設されており、各LED25に接続され電力を供給する電源ケーブル34が、この挿通孔33aに挿通されている。このようにすることで、ブラケット22に対して照明装置14を回動させた場合でも、ほとんど位置が変わることのない軸体33の挿通孔33aに挿通した電源ケーブル34が捻れることがないため、電源ケーブル34の破損や漏電を防止できる。
【0031】
更に、ブラケット22に、軸体33の挿通孔33aを外方から被覆するように形成された保護カバー31が取付けられており、このようにすることで、軸体33の挿通孔33aに挿通した電源ケーブル34を、挿通孔33aを被覆するように形成された保護カバー31により保護することができる。
【0032】
尚、軸体33は、必ずしも照明装置14の幅方向の両端部に設けられている必要はなく、照明装置は、幅方向の一端側のみに設けられた一つの軸体周りに回動可能に設けられたものであってもよい。
【0033】
次に、照明装置14による照明について説明する。
【0034】
図3(a)、(b)に示されるように、アルミケース23に収容されたLED25からは、直進性の大きい光が照射されており、LED25から照射される光は、側面視で光の仮想の中心軸Cにおいて最も強く、この中心軸Cから所定の光の広がり角度θ1、θ2で広がるにつれて弱くなる傾向を有する。
【0035】
上述のように照明装置14を傾斜することにより、LED25からの光の中心軸Cを後下方に向け、且つ、LED25を取付けたアルミケース23の側面視形状を僅かに左右非対称形状にすることにより、中心軸Cからの光の広がり角度を、中心軸から前方側の光の広がり角度θ1よりも、中心軸から後方側の光の広がり角度θ2を小さく形成している。具体的には、中心軸から前方側の光の広がり角度θ1を略45度とし、中心軸から後方側の光の広がり角度θ2を、45度よりも小さい略38度としている。
【0036】
このようにすることで、棚板6の下面前部に設けた照明装置14から比較的距離の近い棚板6下方の商品陳列スペースSの手前側へは、照明装置14から比較的小さい光束の光が照射され、照明装置14から比較的距離の遠い棚板6下方の商品陳列スペースSの奥側へは、照明装置14から比較的大きい光束の光が照射されるため、照明装置14が棚板6下方の商品陳列スペースSの全体を均一に、且つ、広範囲に照らすことができる。
【0037】
また、照明ケースとしてのアルミケース23の形状を利用して、光の広がり角度θ1、θ2を容易に設定することができる。
【0038】
尚、中心軸Cからの光の広がり角度θ1、θ2は、中心軸Cから前方側の光の広がり角度θ1よりも、中心軸Cから後方側の光の広がり角度θ2を小さく形成されていれば、必ずしも中心軸Cから前方側の光の広がり角度θ1を略45度とし、中心軸から後方側の光の広がり角度θ2を略38度とする必要はなく、何度であってもよい。
【0039】
更に、LED25の近傍に光を反射する反射板27を設けており、LED25から直進する光の一部は、反射板27により反射されて棚板6下方の商品陳列スペースSに向かって照射される。このように、反射板27を設けるだけの簡単な構成で、直進性の大きなLED25からの光を所要範囲に亘って拡散させることができる。
【0040】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0041】
例えば、上記実施例では、商品陳列棚として冷凍冷蔵ショーケース1に照明装置を適用した例で説明したが、照明装置は、一般の商品陳列棚にも適用可能である。
【0042】
また、上記実施例では、LED25の光の中心軸Cからの光の広がり角度を、照明ケースとしてのアルミケース23により設定しているが、光の広がり角度を照明ケースにより設定していなくともよい。
【0043】
また、上記実施例では、LED25の近傍に光を反射する反射板27が設けられているが、反射板は特段に設けられていなくても構わない。また、照明装置を回動可能とする軸体は、必ずしも整列したLEDの中心軸線と一致した回動軸D上に無くても構わない。
【0044】
更に、上記実施例では、軸体33に挿通孔33aが穿設されており、この挿通孔33aに電源ケーブル34が挿通されているが、例えば、塞ぎ材32、ブラケット22に特段に設けた孔部に電源ケーブルを挿通させてもよい。更に、保護カバー31は、特段に設けられていなくても構わない。
【0045】
また、上記実施例では、棚板6の上下方向寸法Aよりも照明装置14の上下方向寸法Bを短寸に設けていたが、棚板の上下方向寸法と照明装置の上下方向寸法との大小関係は、必ずしも本実施例に限られず、略同寸法であってもよいし、棚板の上下方向寸法よりも照明装置の上下方向寸法を長寸に設けてもよい。
【0046】
また、上記実施例では、照明装置14が、棚板6に対して軸体33周りに回動可能に設けられているが、照明装置は、LEDの照光方向が後下方を向くように傾斜して設けられていれば、例えば棚板6に対して回動不能に固定に設けられていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】本発明の実施例における冷凍冷蔵ショーケースの全体像を示す側断面図である。
【図2】冷凍冷蔵ショーケースにおける照明装置を示す下面図である。
【図3】(a)、(b)は、照明装置の回動した状態を示す側断面図である。
【符号の説明】
【0048】
1 冷凍冷蔵ショーケース(商品陳列棚)
2 外箱
3 内箱
5 冷蔵室
6 棚板
7 通風路
8 冷却装置
9 送風機
10 冷気吹出口
11 吸込口
12 エアカーテン
13 キャノピー
14 照明装置
15、16 照明装置
17 棚板支持部材
18 補強板
19 表示板
20、21 固定ねじ
22 ブラケット
23 アルミケース(照明ケース)
24 基板
25 LED
26 グレア
27 反射板
30 固定ねじ
31 保護カバー
32 塞ぎ材
33 軸体
34 電源ケーブル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
商品陳列棚の棚板の下面前部に設けられ、該棚板の下方の商品陳列スペースに照明を行うようにした商品陳列棚における照明装置であって、
LEDを前記棚板の幅方向に複数配設した照明装置を、該LEDの光の中心軸を後下方に向け、且つ、前記中心軸からの光の広がり角度を、該中心軸から前方側よりも該中心軸から後方側を小さく形成したことを特徴とする商品陳列棚における照明装置。
【請求項2】
前記LEDを取付けた照明ケースにより、前記中心軸からの光の広がり角度を設定したことを特徴とする請求項1に記載の商品陳列棚における照明装置。
【請求項3】
前記LEDの近傍に光を反射する反射板を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の商品陳列棚における照明装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−210667(P2008−210667A)
【公開日】平成20年9月11日(2008.9.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−46750(P2007−46750)
【出願日】平成19年2月27日(2007.2.27)
【出願人】(000000561)株式会社岡村製作所 (1,415)
【Fターム(参考)】