説明

安全スイッチ用アクチュエータ及び安全スイッチ機構

【課題】安全スイッチを操作するためのアクチュエータに出入口の閉鎖状態を固定する機能を付加することで出入口の閉鎖状態を固定するロック機構を別途備える必要をなくし、安全スイッチ及びアクチュエータの取付部の構成を小型化する。
【解決手段】板材11,12を固定部材13により固定したアクチュエータ1に、操作ピン14、解除部15、凹部16を設けた。操作ピン14は、板材11,12の間で角部11A,12Aの近傍に配置される。解除部15は、角部11A,12Aに形成されている。凹部16は、一辺の中間部に開口している。扉100が出入り口を閉鎖している時にアクチュエータ1を露出位置まで移動させると、解除部15及び操作ピン14が安全スイッチ21内に挿入されて回転カム21が回転し、接点部23が閉成される。凹部16に扉100及び竪枠200の一部が嵌入し、扉100の移動が規制される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、産業機械等の防護扉の開閉状態を検出する安全スイッチとともに用いられ、安全スイッチの回転カムを操作する安全スイッチ用アクチュエータ、及び、この安全スイッチ用アクチュエータが挿入自在にされた安全スイッチ機構に関する。
【背景技術】
【0002】
工作機械や工作ロボット等の産業機械を安全に動作させるためには、作業者が動作可能な状態の産業機械に近づかないようにする必要がある。このため、産業機械は、竪枠及び扉等からなる第1隔壁及び第2隔壁で出入口を構成した作業領域内に設置される。作業領域の出入口の開閉状態を検出し、出入口が開放されている場合には産業機械への通電を遮断する安全スイッチが用いられている。
【0003】
安全スイッチは、出入口の竪枠に取り付けられている。出入口の扉には、安全スイッチに向かって突出したアクチュエータが設けられている。アクチュエータは、出入口が閉鎖されている時に安全スイッチ内に挿入される。安全スイッチは、内部に回転カム、操作軸、接点部を備えている。アクチュエータは、安全スイッチ内で回転カムに係合し、挿入時の安全スイッチ内での移動によって回転カムを回転操作する。操作軸は、回転カムの周面に当接しており、回転カムの回転によって軸方向に移動する。接点部は、操作軸の移動によって産業機械の電源ラインを開閉する。
【0004】
出入口が開放されており、アクチュエータが安全スイッチ内に挿入されていない場合には、接点部は電源ラインを開成して産業機械への通電を遮断する。扉が出入口を閉鎖しており、アクチュエータが安全スイッチ内に挿入されると、回転カムが回転して操作軸を移動させ、接点部が電源ラインを閉成して産業機械へ通電する。
【0005】
作業領域内での事故を確実に防止するためには、出入口が開放されている状態で安全スイッチの回転カムがアクチュエータ以外の工具等によって回転操作できないようにする必要がある。このため、安全スイッチは、回転カムの回転を規制する動作規制機構を備えている。動作規制機構は、一例として、回転カムの側面を軸方向に挟持する。アクチュエータは、動作規制機構による回転の規制を解除しつつ回転カムを回転操作できる形状にされており、一般的な工具を安全スイッチに挿入しても回転カムは回転しない。
【0006】
アクチュエータが扉から突出したままであると、出入口が開放されている状態で扉からアクチュエータが露出し、出入口を通過する物体との当接によってアクチュエータが変形したり、作業者が損傷を受ける可能性がある。また、アクチュエータを安全スイッチ内に直線的に挿入する必要があるため、ヒンジ扉ではアクチュエータの回転半径を大きくしなければならず、扉が大型化する。このため、扉に設けられたハンドルの操作によってアクチュエータを扉に対して出し入れできるようにしたものもある(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開2004−353849号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、従来の安全スイッチ用アクチュエータは、安全スイッチの回転カムを回転操作して出入口の開閉状態を検出することのみに用いられていた。このため、アクチュエータは出入口の閉鎖状態を固定することができず、扉が振動や誤操作によって移動し、安全スイッチからアクチュエータが抜けて産業機械への通電が遮断されてしまう問題がある。このため、扉による出入口の閉鎖状態を固定するロック機構を別途備える必要があり、安全スイッチ及びアクチュエータの取付部の構成が大型化する問題があった。
【0008】
この発明の目的は、安全スイッチを操作するためのアクチュエータに出入口の閉鎖状態を固定する機能を付加することで出入口の閉鎖状態を固定するロック機構を別途備える必要をなくし、安全スイッチ及びアクチュエータの取付部の構成を小型化できる安全スイッチ用アクチュエータ及び安全スイッチ機構を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この発明は、操作部、ロック部を備えている。操作部は、第1隔壁及び第2隔壁で出入口を閉鎖している時にのみ安全スイッチ内に挿入自在にされ、安全スイッチ内で安全スイッチの接点部を閉成操作する。ロック部は、操作部が安全スイッチ内に挿入された時に第1隔壁及び第2隔壁の互いに対向する側面の端部を近接した状態に保持する。
【0010】
第1隔壁及び第2隔壁が出入口を閉鎖している状態で操作部が安全スイッチ内に挿入されると、ロック部が第1隔壁及び第2隔壁の互いに対向する側面の端部を挟持する。操作部が安全スイッチの接点部を閉成操作している状態では、出入口の閉鎖状態がロック部によって維持される。
【0011】
この発明の安全スイッチ用アクチュエータには、解除部、一対の板状部、固定部材がさらに備えられる。解除部は、第1隔壁及び第2隔壁で出入口を閉鎖している時にのみ安全スイッチ内に挿入自在にされ、安全スイッチ内で安全スイッチの動作規制機構を解除する。一対の板状部は、解除部が形成されているとともに一辺の中間部にロック部が形成されている。固定部材は、一対の板状部を所定の間隔を設けて互いに平行にして固定する。操作部は、一対の板状部の間に設けられている。安全スイッチが接点部を開閉操作する回転カムと、回転カムの2側面を挟持する動作規制機構と、を備えている場合に、解除部によって動作規制機構による回転カムの挟持を解除しつつ操作部によって回転カムを回転させる。
【0012】
この発明の安全スイッチ用アクチュエータには、保持部材がさらに備えられる。保持部材は、安全スイッチ用アクチュエータを第1隔壁又は第2隔壁に保持させる。安全スイッチ用アクチュエータは、保持部材によって第1隔壁又は第2隔壁に保持される。
【発明の効果】
【0013】
この発明によれば、第1隔壁及び第2隔壁で出入口を閉鎖している状態で操作部が安全スイッチ内に挿入された際に、ロック部によって出入口の第1隔壁及び第2隔壁の互いに対向する側面の端部を近接した状態に保持することができる。操作部が安全スイッチの接点部を閉成操作している時には、第1隔壁及び第2隔壁による出入口の閉鎖状態を維持することができ、第1隔壁及び第2隔壁による出入口の閉鎖状態を固定するロック機構を別途備える必要をなくし、安全スイッチ及びアクチュエータの取付部の構成を小型化することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
図1及び図2は、この発明の第1の実施形態に係る安全スイッチ用アクチュエータ(以下、単にアクチュエータという。)の構成及び使用状態を説明する図である。図1はアクチュエータが退避位置にある状態を示し、図1(A)はアクチュエータの平面図、図1(B)はアクチュエータ及び安全スイッチの配置状態を示す断面図である。
【0015】
アクチュエータ1及び安全スイッチ2は、例えば、産業機械等が設置された作業領域の出入口を開閉する扉100及び出入口の竪枠200に配置される。扉100及び竪枠200は、一方がこの発明の第1隔壁に相当し、他方が同じく第2隔壁に相当する。扉100及び竪枠200の互いに対向する側面101及び側面201には、開口部102及び開口部202が形成されている。また、扉100には、ハンドル103が回転自在に支持されている。
【0016】
アクチュエータ1は、一例として2枚の板材(この発明の一対の板状部に相当する。)11,12、固定部材(この発明の固定部に相当する。)13、操作ピン14を備えている。板材11,12は、金属材料を素材とし、平行に配置されている。固定部材13は、金属材料を素材とし、板材11,12を両者の間に所定の間隔を設けて固定する。操作ピン14は、この発明の操作部に相当し、板材11,12の間で角部11A,12Aの近傍に配置されている。
【0017】
アクチュエータ1は、さらに解除部15、凹部16、支持軸17を備えている。解除部15は、板材11,12の角部11A,12Aに形成されている。凹部16は、板材11,12の一辺の中間部に開口している。凹部16の互いに対向する2つの内側面16A,16Bが、この発明のロック部に相当する。支持軸17は、この発明の支持部に相当し、板材11,12及び固定部材13を貫通している。アクチュエータ1は、支持軸17によって扉100内に収納された退避位置と扉100から露出する露出位置との間で回転自在にして扉100内に支持されている。アクチュエータ1は、ハンドル103の回転操作に連動して回転する。
【0018】
扉100によって開閉される出入口の竪枠200には、安全スイッチ2が配置されている。安全スイッチ2は、内部に回転カム21、操作軸22、接点部23、付勢部材24を備えている。回転カム21は、安全スイッチ1内の上部で回転自在に支持されている。操作軸22は、上端が回転カム21の周面に当接し、回転カム21の回転によって上下方向に移動する。接点部23は、可動接点23Aと固定接点23Bとを備え、図示しない産業機械等の電源ラインに配置されている。可動接点23Aは、操作軸22の下端部に固定されている。付勢部材24は、操作軸22を上方に付勢する。
【0019】
作業領域内での事故を確実に防止するため、安全スイッチ1の回転カム21がアクチュエータ1以外の工具等によって回転操作できないようにされている。一例として、安全スイッチ21は、回転カム21の側面を軸方向に挟持して回転カム21の回転を規制する動作規制機構を備えている。アクチュエータ1は、解除部15により動作規制機構による回転の規制を解除した状態で、操作ピン14によって回転カム21を回転操作する。よって、マイナスドライバ等の一般的な工具にて安全スイッチ2内の回転カム21を押しても回転しない。
【0020】
図1に示すように、アクチュエータ1が退避位置にあって回転カム21が初期状態にある場合、回転カム21の周面における長径部21Bに操作軸22の上端が当接している。操作軸22は下限位置にあり、可動接点23Aは固定接点23Bから離間している。接点部23は開成しており、産業機械等の通電を遮断している。
【0021】
図2に示すように、扉100が出入口を閉鎖している状態で、ハンドル103を回転操作するとアクチュエータ1が露出位置に回転し、操作ピン14及び解除部15が開口部102,202を通過して安全スイッチ2内に進入する。解除部15が動作規制機構による回転カム21の回転の規制を解除するとともに、操作ピン14が回転カム21の凹部21Aに嵌入し、回転カム21を時計方向に回転させる。付勢部材24の弾性力によって上方に付勢されている操作軸22は、上端が回転カム21の周面における短径部21Cに当接する上限位置まで上昇する。可動接点23Aは固定接点23Bに当接し、接点部23は閉成して産業機械等に電源を供給する。
【0022】
アクチュエータ1が露出位置にある状態では、側面101,201の開口部102,202における下縁部102A,202Aが凹部16内に嵌入する。下縁部102A,202Aは、この発明の端部に相当する。下縁部102A,202Aの両側には、凹部16の内側面16A,16Bが対向する。内側面16A,16Bが、この発明のロック部に相当する。
【0023】
この状態で、出入口を開放すべく、扉100を図2に示す矢印A方向に移動させようとすると、凹部16の内側面16Aが側面201の下縁部202Aに当接する。このため、扉100を矢印A方向に移動させることができない。したがって、安全スイッチ2の接点部23を閉成するためには、扉100によって出入口を閉鎖した状態で、ハンドル103の回転操作によってアクチュエータ1を露出位置まで回転させる必要があり、このとき下縁部102A,202Aが凹部16内に嵌入する。
【0024】
これによって、産業機械等に電源を供給している状態では、扉100によって出入口を開放することができず、作業領域内に作業者が立ち入ることが確実に規制され、事故の発生を未然に防止できる。
【0025】
図3は、この発明の第2の実施形態に係るアクチュエータの構成及び使用状態を示す図である。アクチュエータ10は、扉100から分離して設けられ、アクチュエータ1の支持軸17を省略し、板材11,12をコの字状に変形したものであり、その他の構成はアクチュエータ1と同様である。
【0026】
扉100が出入口を閉鎖している状態で、アクチュエータ10を扉110及び竪枠210の前面の穴部110A,210Aから内部に挿入する。操作ピン14及び解除部15が安全スイッチ2内に進入すると同時に、側面111,211の開口部112,212における下縁部112A,212Aが凹部16内に嵌入する。
【0027】
安全スイッチ2内では、解除部15が動作規制機構による回転カム21の回転の規制を解除するとともに、操作ピン14が回転カム21の凹部21Aに嵌入し、回転カム21を時計方向に回転させる。付勢部材24の弾性力によって上方に付勢されている操作軸22は、上端が回転カム21の周面における短径部21Cに当接する上限位置まで上昇する。可動接点23Aは固定接点23Bに当接し、接点部23は閉成して産業機械等に電源を供給する。
【0028】
この状態で、出入口を開放すべく、扉110を矢印A方向に移動させようとすると、凹部16の内側面16Aが側面211の下縁部212Aに当接する。このため、扉110を矢印A方向に移動させることができない。これによって、産業機械等に電源を供給している状態では、扉110によって出入口を開放することができず、作業領域内に作業者が立ち入ることが確実に規制され、事故の発生を未然に防止できる。また、アクチュエータ10を作業者が携帯することができ、特定の作業者のみに産業機械等へ通電する権限を与えることができるので、他の作業者による操作を防ぐことができる。
【0029】
なお、本発明は、以上の実施形態に限らない。例えば、安全スイッチと竪枠とは、実施形態のように分離されていてもよいし、安全スイッチに竪枠の側面の端部として機能する部材を備えてもよい。
【0030】
また、動作規制機構は回転カムの側面を軸方向に規制する機構の他、特開平06−76674号公報に記載のように、回転カム及びその両側のカム状板が同じ軸に枢支され、アクチュエータの挿入よってこれら3つのカムが所定の位置関係の場合に回転カム及びその両側のカム状板が回転し、そうでない場合は回転しない構成であってもよい。
【0031】
安全スイッチは、動作規制機構を備えていないものであってもよく、アクチュエータは解除部が省略されたものであってもよい。さらに、図4に示すように、アクチュエータ10を保持部材30を介して扉110の前面に保持させることで、アクチュエータ10の紛失を防止するようにしてもよい。
【0032】
上記の実施形態では、2枚の板材11,12、固定部材13、操作ピン14は、独立した部材の場合を示したが、単一の部材に一体的に形成されたものであってもよい。操作ピン14は、ピン形状に限るものではない。安全スイッチ2内の接点23は、産業機械等の動作を許可するか否かを制御できればよく、上述のように産業機械等の通電(電源)を開閉する他、産業機械等の動作を許可するめの制御信号(フラグ)を選択的に出力するものであってもよい。
【0033】
扉は上述のように矢印A方向及びその反対方向に沿って移動可能なスライド扉だけでなく、矢印B方向及びその反対方向に回動可能なヒンジ扉であってもよい。ヒンジ扉もスライド扉と同様の動作によって扉を移動させることができず、図2に示すようにアクチュエータ1の両側面(2枚の板材11,12)も側面101,201の開口部102,202における側部102B,202Bに当接するため、扉を矢印B方向及びその反対方向に回動させることができなくなる。
【0034】
また、安全スイッチは図示するもの以外でもよく、例えばアクチュエータが挿入されて回転カムに嵌入して回転カムが回転した後、回転カムの回転を規制するとこでアクチュエータが引き抜かれることを防止する機構を備えたものでもよい。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】この発明の第1の実施形態に係るアクチュエータの構成及び使用状態を示す図であり、アクチュエータが退避位置にある状態を示している。
【図2】同アクチュエータの露出位置における使用状態を示す図である。
【図3】この発明の第2の実施形態に係るアクチュエータの構成及び使用状態を示す図である。
【図4】同第2の実施形態に係るアクチュエータの別の使用状態を示す図である。
【符号の説明】
【0036】
1 アクチュエータ
2 安全スイッチ
11,12 板材
11A,12A 角部
13 固定部材
14 操作ピン(操作部)
15 解除部
16 凹部
16A,16B 内側面(ロック部)
17 支持軸(支持部)
21 回転カム
22 操作軸
23 接点部
100 扉
101 側面
200 竪枠
201 側面
102A,202A 下縁部(端部)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1隔壁及び第2隔壁で出入口を閉鎖している時にのみ前記第1隔壁内に設けられた安全スイッチ内に挿入自在にされ、前記安全スイッチ内で前記安全スイッチの接点部を閉成操作する操作部と、
前記操作部が前記安全スイッチ内に挿入された時に前記第1隔壁及び前記第2隔壁の互いに対向する側面の端部を近接した状態に保持するロック部と、を備えたことを特徴とする安全スイッチ用アクチュエータ。
【請求項2】
前記第1隔壁及び第2隔壁で出入口を閉鎖している時にのみ前記安全スイッチ内に挿入自在にされ、前記安全スイッチ内で前記安全スイッチの動作規制機構を解除する解除部と、
前記解除部が形成されているとともに、一辺の中間部に前記ロック部が形成された一対の板状部と、前記一対の板状部を所定の間隔を設けて互いに平行にして固定する固定部と、をさらに備え、前記操作部を前記一対の板状部の間に設けたことを特徴とする請求項1に記載の安全スイッチ用アクチュエータ。
【請求項3】
前記第2隔壁に保持される保持部をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の安全スイッチ用アクチュエータ。
【請求項4】
前記操作部が前記第2隔壁内に収納される退避位置と前記第2隔壁から露出する露出位置との間に回転自在にして前記第2隔壁に支持される支持部をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の安全スイッチ用アクチュエータ。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれかに記載の安全スイッチ用アクチュエータが挿入自在にされた安全スイッチ機構であって、前記安全スイッチと前記第1隔壁の側面の端部として機能する部材と、を備えたことを特徴とする安全スイッチ機構。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2008−41508(P2008−41508A)
【公開日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−216195(P2006−216195)
【出願日】平成18年8月8日(2006.8.8)
【出願人】(000000309)IDEC株式会社 (188)
【Fターム(参考)】