説明

就寝時のいびき防止器

【課題】騒音が小さく送温風が体温に近く保温器、ブロアモーター、加湿発生のAIRポンプが一体型に組込まれ絡日使用可能な就寝時いびき防止器を提供する。
【解決手段】いびき防止をする前置器具のヒーター2は小型丸型高さ6cm直径13cm外皮は熱が外に伝わらないポリカポリネート製。ヒーター部はサーモスタット70度重量350g上部ジャバラステンレスパイプ3を円型に設置。温風をサイレントブロアモーター5に送る。サイレントブロアモーターは、直径10cm厚さ3cm風量225パスカル騒音42.5デシベル。上記モーター下に電気配線器具を置き高低調整板21を重ね保温器と高さを平衡にして、隣接固定する。加湿蒸気を発生させる為、KOTOBUKIKOGEI製AIRポンプ510型、定格、観賞魚水槽に使用する小型ポンプをヒーターとブロアモーターの中間に、接着固定した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
発明の本器は、サーモスタット70℃のヒーター上にステンレスジャバラパイプ直径13mmを円形のヒーター上の側い折り曲げ設置。上述のパイプ先端に抗菌フィルター付き吸入タンクを取付け、本器を収納する筺体の裏側に固定、他の先端は畜風タンクに固定。吸入タンク、畜風タンクは同容積0.3L同量で笛音発生の防止をし、畜風タンクとサイレントブロアモーターの吸入口に取付け。サイレントブロアモーターの温風はヒーター上の耐熱ガラス容器の上蓋に取付、吸入パイプに入る。吸入パイプ、上蓋裏のU字形パイプに接続固定、U字パイプの他の先端は上蓋表側排出パイプに接続固定。上蓋はプラスチック製、下の部分は耐熱ガラス製容量0.5L、密栓製。温水の量は0.4Lを入れる。容器の温水温度は38℃、上述パイプは温水につかるだけで器内の空気にふれない。容器の空冷を防ぎ、温度を保ち身体温度に近く送風される。ブロアモーター下に配電盤が設置されている。モーターとブロアモーターの中間に加湿蒸気を発生させる鑑賞魚水槽に使用するKOTOBUKIKOGEI製AIRポンプ510型5A2.3Wの小型ポンプを設置する。ヒーター、ブロアモーター、AIRポンプは高さ10cm縱21cm横30cmの筺内収納する。上述のプラスチック製上蓋図面[図1]符号18ジョイントソケットA直径7mmと取付け、AIRポンプにシリコンチューブ直径6mmを相互に連結する。同ソケット上蓋裏に、符号10のマイクロバブル発生T型パイプ(ABS樹脂製)を符号9のU字型温水内保温パイプに側い固着する。パイプ縦部分は直径7mm長さ7.5cm、横部分は直径1cm長さ5cm、6個の1mm穴が空いていて両サイドは密栓。[図2]符号28のスイッチ入力でマイクロバブルの小泡を発生し、水溶酸素が増量される。上蓋[図1]の符号19加湿ソケットB直径8mm高さ2cmを上蓋符号18のソケット対向する位置に取付固定する。符号6連結パイプ、符号8吸入パイプ、符号9U字パイプ、符号11排出パイプ、[図2]符号24連結ソケット内径20mm、[図1]符号7ジャバラホースA、符号14ジャバラホースBは内径20mmで結束不用で密着可能。[図1]符号19加湿ソケットBは[図2]符号20シリコンチューブ直径8mm長さ50cmを符号24の送風蒸気連結ソケットの中間穴に挿入固定する。耐熱ガラス内の水蒸気はシリコンチューブ内で秒速6個〜7個のリング状の温水泡となり、符号24連結ソケットでジャバラホース内温風と合流し鼻孔に送られる。本器は就寝時寝具の足元に設置使用する。ブロアモーターの基本騒音は42.5デシベル、ジャバラパイプを通した検音値は38デシベル。ブロアモーター、AIRポンプ、マイクロバブルの水流音の合算音は、寝具の足元の離間約2mで42デシベルである。鼻孔部の温風温度は28℃前後である。鼻孔装着具は長さ75cm直径8mm、2本のシリコンチューブで鼻孔下に固着。ゴム紐で耳に掛け就寝。重量は30g。
【背景技術】
【0002】

従来の器械は送風が先で次にヒーター上に加湿容器を置いて、同一容器で保温と加湿を行う。容器上蓋の2個口が同一で吸入、排気いづれに使用できる容器になっている。下からヒーターで加熱しても吸入時点で空冷になる。直接水分を送り出す為、鼻孔の加湿が大きくなり調節が出来にくい。温風が身体温との差が大きく、騒音が大きい。

市場の製品は鼻上にバネの布製絆創膏を貼りつけ鼻孔を拡げ就寝する。起床時鼻孔に10分〜15分程度の蒸気を鼻孔吸咽する製品。他にコンプレッサで送風し、別器ヒーターで保温し加湿を加えて鼻孔に送る。重量が有り大型、高額、空冷になり騒音が大きい。貸出が主である。前述のスチームスカイナーは製品で立川病院推奨、エーザイ意匠登録。貸出主体の器械は外国製帝人が販売する無呼吸症候群治療器スリーブメイトがある。医師の推奨は就寝寺は鼻呼吸であるから横向き就寝、他に鼻孔・咽喉の除去手術があり、医療呼吸治療器では酸素併用機器が有る。
【発明の開示】

【発明が解決しようとしている課題】
【0003】

騒音を軽減する事。

送温風が体温に近く違和感を感じない事。

保温器とブロアモーターが1体型で小型、軽量である事。

絡日使用でも発熱、感電がなく消費電力が少ない事。

操作が簡単である事。

鼻孔挿入チューブが軽く就寝者の寝返りに対処できる事。

就寝時、左右の手が届く位置で入出力可能な事。

良好な加湿蒸気が鼻孔に入る事。

耐熱ガラス内でマイクロバブル発生溶解酸素を増量させる。
10
消費電力を少なくする事。
【課題を解決する為の手段】
【0004】
本器は抗菌フィルター付吸入タンクに13φの長さ50cmステンレスジャバラパイプを取付。同パイプは円形に折り曲げヒーターの縁に側い固定、他の一方の先端は、サイレントブロアモーターの吸入口に取付けた畜風タンクに螺子固定する。ヒーターは高さ5cmヒーター径は15cm、70℃サーモスタット製。ヒーターは長時間使用、低電力のミルク低温器を素材とした。外皮は熱が伝わりにくいポリカポリネート製サイレントブロアモーターは厚さ3mm径10cm樹脂製、風量は225パスカル騒音は4.8デシベルの直流モーターを使用。ヒーターを前に設置後にブロアモーターを接続した。モーター下部に電気配線器具を置き、ヒーターとモーターの平衡を保持、器械は一体型で金属筐か又は樹脂製の筐、深さ10cm縦20cm横30cm重量3kgに収納する。ヒーター上にはめ込む加湿、保温の耐熱ガラス容器は、上蓋はプラスチック製、下の容器部分は耐熱ガラス製径11cm、上蓋は高さ2.5cmガラス部分は7.5cm水400mlを入れる。ビニールパイプ直径20mmを部品の全てに使用する。後述する軽量樹脂製ジャバラホースは全て外径22mm内径20mmを使用する。前述、プラスチック上蓋左側に吸入パイプ2cmを取付け、右側2cm排出パイプ取付ける。上蓋裏側にU字型パイプを吸入パイプ、排出パイプに接続固定する。同パイプの底部分は水につかる状態にし上蓋と容器は廻し止密栓固定。筺内ヒーター、ブロアモーター間に観賞魚用AIRポンプを固着して置き、上蓋の手前にABS製パイプ内径5mm、長さ1.5cmのソケットパイプを固着上蓋裏側にT型パイプ直径1cm長さ5cm、両サイドは密栓。同パイプ上方に直径1mmの6個の穴を空け、真中の部分に内径5mm同種パイプ長さ7cmを縦に固着し、前述ソケットに接続。AIRポンプと上蓋ソケットをシリコチューブ直径5mmで連結する。耐熱ガラス内でマイクロバブル温水泡が発生する。上蓋向い側に内径8mmの同種の高さ1.5cmのソケットをハメ込む。シリコンチューブ直径8mm、長さ70cmをソケットに挿し込み、他の一方を中間の[図2]符号24の送風蒸気連結ソケットに挿し込み、温風に加湿蒸気を合流させる。
【発明の効果】
【0005】
本器は前説にサーモスタット製70℃ヒーター上にステンレスジャバラパイプがヒーターの縁に側い固定されていてパイプの中温風はブロアモーターに入り、再びヒーター上の耐熱ガラス容器に入り、ヒーターは二重効果を発揮する。
【0006】
ヒーターは、外皮は熱が伝わりにくいポリカポリネート製ミルク保温器を素材としているので電力の消費が少なく絡日使用ができる。
【0007】
サアレントブロアモーターは軽量小型、空気取入口に畜風タンクを取付けてあるので風量が増量される。ヒーターとブロアモーターは一体型で深さ10cm縦20cm横30cmの筐内に収納出来、小型であり附属器具含め総重量3kgである。
【0008】
耐熱ガラス容器は上蓋とガラス容器に分れ、容器は水400mlが入る。上蓋は多くの作用が出来るようにした。
その作用を下記に列記する。
【0009】
主流温風は吸入パイプと排出パイプ上蓋表側に取付け、水にひたる裏側はU字形パイプに連結され400ml温水に入る。排出パイプから、筺外の[図2]符号14樹脂製ジャバラホースB、符号24送風蒸気連結ソケット、符号23樹脂製ジャバラホースC、符号26耳かけ鼻孔送風シリコンチューブを経て鼻孔下に送られる。
【0010】
加湿は[図1]符号15マイクロバブル発生AIRポンプが符号17AIRポンプ・T型発生パイプの連結シリコンチューブを経て上蓋裏の符号10マイクロバブル発生T型パイプに入り6個の1mmの穴から小泡を発生。マイクロバブル状になり溶解酸素を含む温水になる。
【0011】
上蓋表に取付けた[図1]符号19加湿蒸気ソケットBから、符号20加湿蒸気シリコンチューブ内径8mm長さ50cmが符号24送風蒸気連結ソケットに入り、主流温風と合流し加湿温風となり鼻孔に送られる。
【0012】
耐熱ガラス内の溶解蒸気は保温を含み毎秒6〜8個のリング状の水蒸気となる。[図1]符号20加湿蒸気シリコンチューブは[図2]符号24送風蒸気連結ソケット中程の穴に挿入固着する。
【0013】
サイレントブロアモーター基本騒音値45デシベル、AIRポンプとマイクロバブルから発生する水流音を含め38デシベル。就寝時、寝具足元約2mからの離間から実質測定値42.5デシベルで騒音を感じない。
【0014】
耐熱ガラス内の温水度は38℃、鼻孔部での測定値は28℃。
【産業上の利用可能性】
【0015】
軽量小型で騒音が少なく、温風が身体温度に近く、家庭で使用でき、消費電力が少なく、各部品は廉価である。医療機関の協力があれば、いびき防止器だけでなく無呼吸症候の人にも利用ができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】就寝時いびき防止器構造図
【図2】いびき防止器完成上面図
【図3】いびき防止器内部収納上面図
【図4】いびき防止器電気回路図
【符号の説明】
【0023】
1 吸入タンク
2 ヒーター
3 ステンレスジャバラパイプ
4 畜風タンク
5 サイレントブロアモーター
6 連結パイプ
7 樹脂製ジャバラホースA
8 吸入パイプ
9 U字型温水内保温パイプ
10 マイクロバブル発生T型パイプ
11 排出パイプ
12 耐熱ガラス容器
13 上蓋
14 樹脂製ジャバラホースB
15 マイクロバブル発生AIRポンプ
16 AIR吸入口
17 AIRポンプ・T型発生パイプの連結シリコンチューブ
18 ジョイントソケットA
19 加湿蒸気ソケットB
20 加湿蒸気シリコンチューブ
21 高低調整盤
22 いびき防止器収納筐
23 樹脂製ジャバラホースC
24 送風蒸気連結ソケット
25 AIR吸入孔
26 耳かけ鼻孔送風シリコンチューブ
27 入出力兼ブロアスイッチ
28 マイクロバブル入力スイッチ
29 サーモスタットヒータースイッチ
30 パイロットランプ
31 抗菌ソケット
32 DC12Vアダプター
33 配電盤
34 容器保持リング皿

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヒーターと、このヒーターで過熱された温風を水を入れた容器に送給するブロアと前記容器と容器の中に送給されて加湿された温風を人の鼻の近傍に送給する供給管とよりなるいびき防止具。
【請求項2】
請求項1に記載されているヒーターが前置、サイレントブロアモーターが後置。加湿蒸気を発生させる観賞魚用小型ポンプを併設組込み一体筺に造られている。ヒーター、ブロアモーター、加湿ポンプは絡日使用を目的とした器材。
【請求項3】
請求項2の一体型筺の裏側中央に抗菌フィルターソケット、空気吸入タンクを取付け、ジャバラステンレスパイプ50cmをタンク中央に螺子固定。同パイプを円形に折り曲げ、ヒーター上に設置固定、他の一方のパイプ先端を畜風タンク横に取付け、サイレントブロアモーターの吸入口に固着する。吸入タンク、畜風タンクは同形同量で中間がステンレスパイプで細くなりサイレントブロアモーターの騒音が更に軽減され畜風タンクによりブロアモーターの風量が増量され、温風がブロアモーターから排出送風され、樹脂製ジャバラホースを通し加湿容器に温風が送られる。
【請求項4】
ヒーター上に置かれる水の入った容器は円型で上蓋はプラスチック製。下の容器は耐熱ガラス製。前項ジャバラステンレスパイプが円型でヒーター上に置かれ、その内側に接置同径で密着し転倒防止される。上蓋の外側にビニール製吸入パイプ、排出パイプを取付け、その裏側に同種同径のU字型パイプで継ぎ、耐熱ガラス容器の温水に入り二重保温され、直接温水にふれない。排出パイプ、樹脂製ジャバラホースを経由し鼻孔に送風される。使用するビニールパイプは全て同径で20パイ、樹脂製ジャバラホース内径20パイ、密着はめ込みが出来る。
【請求項5】
上蓋U字パイプに側い図1の符号10T型パイプが固着され請求項2加湿ポンプをシリコンチューブで継ぎ、温水がマイクロバブル状になり水蒸気を発生し図1の符号19加湿ソケット、符号20シリコンチューブを経由し図2符号24送風蒸気ソケットで合流し、鼻孔に送られる。耳かけ鼻チューブは柔軟で軽量。就寝寺の寝返りが自由で違和感がない。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−144199(P2007−144199A)
【公開日】平成19年6月14日(2007.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−357302(P2006−357302)
【出願日】平成18年12月18日(2006.12.18)
【基礎とした実用新案登録】実用新案登録第3121800号
【原出願日】平成17年11月28日(2005.11.28)
【出願人】(302052002)株式会社厚木カラー現像所 (1)
【Fターム(参考)】