説明

巻き爪用絆創膏

【課題】巻き爪は放置していると、爪はどんどん内側に巻いていき、痛みを伴うようになり、歩くのにも支障がでるようになる。ひどくなってから、手術や器具をとりつけることで改善はするが、早期に手当てする事こそ重要であり、本発明は、自宅で手軽に手当てができる巻き爪の矯正に役立つ巻き爪用絆創膏を提供する。
【解決手段】細長の伸縮性のある絆創膏の中央の片端部分に、伸縮性のあるガーゼとパットを重ねて貼り付けた巻き爪用絆創膏の、ガーゼの部分を、巻いている爪の先端の両端の下に差し込み、絆創膏を貼りつける。継続して、手当てすることで巻き爪が改善される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、巻き爪を自宅で手軽に改善できる、巻き爪用絆創膏に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、巻き爪は、初期の段階では、特別に手当てする事は無く、進行して、痛みや、歩行に支障がでると、手術や、器具などを取り付けるなど、病院に行き、処置してもらうことが多かった。
なお、爪に矯正具を固定させる巻き爪矯正具が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】 特開2011−24776号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
巻き爪は初期には痛みも無く、少し変形してきても、気にかける事なくすごしてしまいがちである。又、巻き爪ということにも気がついていない人もある。
巻き爪の症状が進行し、痛みが伴って歩くことに支障が出てきてから、病院に行き処置してもらうことが多かった。病院での治療方法には、いくつかあるが、無痛であるとは限らない。
同じ治療方法であっても、病院ごとに診療費が異なることもある。巻き爪の症状が悪化してからの通院は経済的にも、時間的にも負担が大きかった。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
細長で伸縮性のある絆創膏の、中央の片端部分に、伸縮性のある、ガーゼとパットを重ねて貼り付ける。
以上の構成よりなる巻き爪用絆創膏。
【発明の効果】
【0006】
巻き爪と気がついた時に、自宅で手軽に手当てができる。
初期の段階で手当てをする事が可能になる。
継続して手当てすることにより、巻き爪の進行を止める。
爪の先端の角が外側へ向いてきて、爪の幅も広くなる。
又、巻きが進行していても爪の先端の片方のみに、手当てをしていき、爪が戻るのに併せて、両方に手当てができるようになる。巻き爪が改善される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の裏面図
【図2】 本発明の表面図
【図3】 本発明の側面図
【図4】 本発明の使用状態の斜視図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
細長で伸縮性のある絆創膏(1)の、中央の片端部分に、伸縮性のあるガーゼ(2)とパット(3)を重ねて貼り付けた、巻き爪用絆創膏。
本発明は、以上のような構造である。
本発明を使用する時は、巻き爪の先端の左右の角の下に、ガーゼ(2)の部分を差しこみ、ずれないように、裏面の粘着面(4)を指に貼り付ける。継続して、手当てする事で、爪は巻いていくのが止まり、爪の端が外側へ向いていき、爪の幅も広くなっていく。自宅で手軽に手当てができ、使い捨てで、衛生面もよく、爪の大きさに左右されず、目立たず、圧迫感もなく使用できる。なお、入浴後に手当てをするのが好ましい。
【符号の説明】
【0009】
1 絆創膏、 2 ガーゼ、 3 パット、 4 粘着面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
細長の伸縮性のある絆創膏の、中央の片端部分に、伸縮性のあるガーゼとパットを重ねて貼り付けた巻き爪用絆創膏。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−81723(P2013−81723A)
【公開日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−233357(P2011−233357)
【出願日】平成23年10月6日(2011.10.6)
【出願人】(510119049)
【出願人】(510119050)
【Fターム(参考)】