説明

形態変化玩具

【課題】ユーザーが直接手を触れることなく形態が変化するとともに、形態が変化する前には見えなかった視覚情報が表示され、単に形態が変化するだけではなくゲーム性を備えた新しい発想の形態変化玩具を提供すること。
【解決手段】1つの形態から他の形態に形態を可逆的に変化する形態変化玩具Aは、1つの形態から他の形態への形態変化を規制している規制機構Bと、外部からの物理的な刺激を検出することにより上記規制機構Bによる規制を解除する変形起動体1と、該変形起動体1による規制の解除に伴って上記1つの形態から他の形態に形態変化する玩具本体2とを有し、上記玩具本体2は視覚情報bを有する表示体40を備え、該表示体40は上記1つの形態において使用者に視認できない位置に配置されるとともに、上記他の形態において上記表示体40は使用者から視認可能になること

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、形態変化玩具、詳しくは1つの形態から他の形態に形態変化すると、形態変化に加え視覚的な情報を表示することができる形態変化玩具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、1つの形態から他の形態に形態が変化する様々な形態変化玩が提案されている(例えば、特許文献1)。この玩具は1つの形態が走行玩具であり、走行玩具の状態で障害物にぶつかるとユーザーが何ら手を加えることなく自動的に他の形態であるロボット玩具に形態が変化するものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開昭62−72689号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする問題点は、上述の形態変化玩具は構成部材を一つひとつ操作して走行玩具の形態からロボット玩具の形態に変化する多くの形態変化玩具とは異なり、障害物にぶつかることにより形態が自動的に変化する意外性があるとともに形態が走行玩具からロボット玩具に瞬時に変る面白さはあるが、形態が変った後は通常の形態変化玩具とは何ら変らない点であった。
【0005】
本発明は、上記問題点を解決し、ユーザーが直接手を触れることなく形態が変化するとともに、形態が変化する前には見えなかった視覚情報が表示され、単に形態が変化するだけではなくゲーム性を備えた新しい発想の形態変化玩具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために本発明に係る形態変化玩具は、1つの形態から他の形態に形態を可逆的に変化する形態変化玩具において、以下の要件を備えることを特徴とする。
(イ)上記形態変化玩具は、上記1つの形態から他の形態への形態変化を規制している規制機構と、外部からの物理的な刺激を検出することにより上記規制機構による規制を解除する変形起動体と、該変形起動体による規制の解除に伴って上記1つの形態から他の形態に形態変化する玩具本体とを有すること
(ロ)上記玩具本体は視覚情報を有する表示体を備え、該表示体は上記1つの形態において使用者に視認できない位置に配置されるとともに、上記他の形態において上記表示体は使用者から視認可能になること
【0007】
なお、前記形態変化玩具は以下の要件を備えることが好ましい。
(イ)前記変形起動体は前記1つの形態において前後方向にスライド可能に前記玩具本体に支持されていること
(ロ)前記玩具本体は、前記変形起動体を支持する胴体部と、該胴体部を上下方向に回動可能に支持する基体とから構成され、前記胴体部を下方に回動させたときには上記形態変化玩具は前記1つの形態をなすこと
(ハ)前記変形起動体が後方にスライドすると前記規制機構による規制が解除され前記胴体部は前記基体に対して上方に回動し前記基体に対して直立状態になり、前記他の形態をなすこと
(ニ)前記胴体部が上方に回動したとき前記表示体は前記玩具本体の俯瞰視できる前面に位置すること
【0008】
また、前記形態変化玩具は以下の要件を備えることが好ましい。
(イ)前記表示体はドラム状に形成され、周方向に複数の視覚情報が表示されていること
(ロ)前記表示体は1つの形態では上記表示体は載置面に接触するとともに前後方向に回転可能に玩具本体に配置され、他の形態では表示体の表面に表示された視覚情報が視認できること
【0009】
そして、前記基体には他の形態において前記表示体に係合して表示体の回転を阻止する係合部を設け、係合時には前記複数の視覚情報の中の1つの視覚情報が視認できるようにすればよい。
【0010】
なお、前記形態変化玩具は、1つの形態では走行玩具の形態をなし、他の形態ではロボット玩具の形態をなすことが好ましい。
【発明の効果】
【0011】
請求項1の発明によれば、外部からの物理的な刺激を受けて1つの形態から他の形態に形態が変化した際、玩具本体に設けた表示体が現出して視覚的情報をユーザーに提示することができるので、単に形態が変化するだけの従来の形態変化玩具では得られない視覚情報を提示することができる新しい発想の形態変化玩具を提供することができる。
【0012】
請求項2の発明によれば、物理的な刺激で変形起動体が後方にスライドすると、規制機構の規制が解除され、胴体部が基体に対して上方に回動して起立状態になって他の形態に形態が変化するとともに、表示体が俯瞰視できる状態になる形態変化玩具を実現することができる。
【0013】
請求項3の発明によれば、表示体をドラム状に形成し、1つの形態では載置面に接触して回転するようにしたので、他の形態においては表示体の停止した位置で視覚情報を見ることになり、プレートなどに表示した固定情報では入手することができない様々な異なる情報を見ることができる。
【0014】
請求項4の発明によれば、他の形態に形態が変化したとき、表示体が回転できないようにしたので、対戦相手の形態変化玩具との表示体の視覚情報に基づいてゲーム性を付加させた形態変化玩具を実現することができる。
【0015】
請求項5の発明によれば、走行玩具の形態では表示体が走行面に接触して回転し、対戦相手の形態変化玩具と対向させてロボット玩具の形態に形態が変化したときには表示体の回転が止まって、視覚情報が特定できるので、ロボット玩具同士のバトルゲームを楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】(a)(b)は本発明に係る形態変化玩具一例における1つの形態と他の形態とを説明する斜視図
【図2】上記形態変化玩具の構成を説明する側面図
【図3】上記形態変化玩具の構成を説明する分解斜視図
【図4】上記形態変化玩具の1つの形態を説明する縦断面斜視図
【図5】上記形態変化玩具の他の形態を説明する縦断面図
【図6】上記形態変化玩具の他の形態を説明する底面側斜視図
【図7】(a)(b)は上記形態変化玩具の使用態様を説明する斜視図
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1は本発明に係る形態変化玩具Aの一例を示し、この形態変化玩具は1つの形態では図1(a)に示すように、走行玩具の形態をなし、玩具同士または壁などの障害物にぶつかる物理的な刺激を感知すると、図1(b)に示すように、他の形態であるロボット玩具の形態に形態が変化するように構成されているものである。
【0018】
上記形態変化玩具は、図2、3に示すように、ボンネットを模して形成された変形起動体1と、1つの形態である走行玩具の形態から他の形態であるロボットへの形態の変化を規制する規制機構Bと、ボディを模して形成された玩具本体2とで構成されている。
【0019】
変形起動体1には上記規制機構Bを構成する係止解除部材5が連結されている。この係止解除部材5は、変形起動体1の後部に形成された軸孔10に、軸孔6が軸体7を介して回動可能に連結されるとともにバネ8に付勢されて係止解除部材5に対して変形起動体1は上方に回動するように連結されている。
【0020】
この係止解除部材5は後述するカバー部材15の前部に形成された開口部29に前後にスライド可能に収容されているが、上記係止解除部材5には前後方向に長孔9が形成され、この長孔9には上記カバー部材15の係合軸17が係合するとともに、バネ13で係合軸17が長孔9の後端に押圧するように付勢されているので(図4参照)、相対的に係止解除部材5(変形起動体1)は常に係合軸17(カバー部材15)に対して前方にスライドするように取り付けられている。
【0021】
そして、係止解除部材5にはフック11が形成されているが、上記バネ13に付勢されて係止解除部材5のフック11は後述する基体3に形成された規制機構Bを構成する係合突部46に常に係合するように付勢されている。
【0022】
そして、上記変形起動体(以下、ボンネット部という)1の内部には後述する頭部23の内部に固定した係止部材30のフック31に係合するフック12が設けられ(図4、5参照)、係合時にはボンネット部1の回動が阻止され、1つの形態における走行玩具のボンネットを構成している。
【0023】
玩具本体2は、運転席を模したカバー部材15と、後車輪19を取り付けたサイドカバー18と、ロボットの頭部23が一体に形成された胴体部24と、基体3とで主に構成され、カバー部材15の前部から下方に突出した軸体16にはサイドカバー18を回動可能に支持するアーム25が取り付けられ、軸体16の先端は胴体部24の両側に形成された嵌合部27に嵌合し、底面側から図示しないネジで固定されている。なお、上記アーム25は軸体16に回動可能に取り付けられているが、バネ28で軸体16を中心に外側に回動するように付勢されている。
【0024】
また、カバー部材15の内部には係合軸17が下方に突出して形成され(図4参照)、この係合軸17は上述したように、係止解除部材5の長孔9に係合している。
【0025】
サイドカバー18は先端部の嵌合凹部20が上記アーム25の先端に形成された球状の嵌合部26に回動可能に嵌め合わされるとともに、後部内壁面には基体3の後端に外方に突出して形成されたフック47に係合する係合部21が形成され、1つの形態では係合部21がフック47に係合してサイドカバー18は基体3から離反することはできないが、他の形態では玩具本体2が上方に回動するとサイドカバー18の係合部21はフック47から外れるのでバネ28に付勢されてアーム25が軸体16を中心に外側に回動できる状態になるのでアーム25の先端に取り付けられたサイドカバー18も外側に回動して基体3から離反し、第二の形態であるロボットの腕部を構成するようになっている。
【0026】
頭部23の内部にはフック31が形成された係止部材30が配置され、この係止部材30はネジ32で頭部23内に固定され、係止部材30と胴体部24とは一体となっている。上記フック31は、変形起動体1の内部に設けたフック12(図4、図5参照)に係合するようになっており、係合が外れたときには変形起動体1はバネ8に付勢されて上方に回動することにより頭部23が露出するようになっている。
【0027】
胴体部24の内部にはドラム状の表示体40が収容され、軸体41で回転可能に保持されている(図4参照)。この表示体40は周面が周方向に複数(本実施例では3つ)のエリアa1〜a3に分割され、このエリアa1〜a3は異なる色(例えば、赤、緑、黄色)に塗色された視覚情報b(b1〜b3)が表示されている。この視覚情報bは色に限定されるものではなく図柄(例えば、グー、チョキ、パーなどのじゃんけんのパターン)であっても構わない。この視覚情報bは、対戦相手の玩具の表示体40に表示された視覚情報bと照らして勝負の結果を判断する条件とすることができるようになっている。
【0028】
上記表示体40の一方の側面には略三角形状の係合板42が膨出して形成されている。この係合板42は、玩具本体2が上方に回動するときに一体で胴体部24が上方に回動し起立状態になったとき、後述する基体3の上部に突出して形成された係合部である係合突部48に係合し、表示体40の回転が阻止されてエリアa1〜a3中の1つエリアが特定され、特定されたエリアに表示された視覚情報bが前方から視認できるようにしている(図5、6参照)。
【0029】
基体3は他の形態におけるロボットの左右の脚部を模して形成された、第1と第2との基体3a、3bを合体させ、ネジ35で固定して一体化したもので、上面から係止解除部材5に形成されたフック11が挿入されるとともに、カバー部材15に形成された板状の支持板36が挿入され、この支持板36の先端に形成された軸孔37には基体3の軸孔38を挿通させた支軸39を挿通させ、この支軸39を中心にバネ45に付勢されて玩具本体2は上方に回動できるようになっている。なお、基体3の内壁面には規制機構Bを構成する係合突部46が形成され、この係合突部46にフック11が係合しているときには、玩具本体2の上方への回動はブロックされている。
【0030】
なお、上記第1の基体3aの上端には上方に突出して係合突部48が形成されている。この係合突部48は他の形態において表示体40の係合板42の周面に係合し、表示体40の回転を阻止するためのものである。
【0031】
また、第1と第2との基体3a、3bの後端には外方に向かってフック47が形成されている。このフック47は1つの形態である走行玩具の形態において、サイドカバー18の係合部21に係合し、サイドカバー18で基体3の側面を覆い、走行玩具の後車輪19が機能するようにしている。
【0032】
上述した玩具本体2は、係止解除部材5に形成されたフック11が、基体3の内壁面に形成された係合突部46に係合し、バネ45に抗して上方への回動が阻止されて走行玩具の形態における運転席を構成しているが、ボンネット部1が基体3に対して後方に移動するとフック11と係合突部46との係合が外れ、バネ45に付勢されて支軸39を中心に上方に回動し、図5に示すように、カバー部材15の背面15aが接地面に当接するまで回動して起立状態になるように構成されている。カバー部材15が上方に回動するときはボンネット部1、胴体部24もカバー部材15と一体となって上方に回動することになる。
【0033】
そして、胴体部24がカバー部材15と一体で上方に回動するときは胴体部24に設けた表示体40も胴体部24とともに上方に回動するが、回動後は表示体40の側面に設けた係合板42が基体3の係合突部48に係合する位置になり、図5に示すように、係合板42の一辺が係合突部48の先端に係合して表示体40の回転は阻止され、表示体40の視覚情報の1つが前面に表示されるようになっている。
【0034】
なお、バネ45の強度を強くして起立するだけではなく1回転(所謂、バック転)させるようにしてもよい。
【0035】
次に、上述の形態変化玩具Aの使用態様について説明する。
【0036】
1つの形態である走行玩具の形態で、図7(a)に示すように、形態変化玩具A、A´同士を正面からぶつかり合うように走行させる。この形態変化玩具A、A´はモータやゼンマイを駆動源とする走行機構を備えていないので、手で走らせるか、図示しない発射装置を用いて発射させればよい。走行時には表示体40も走行面に接触しているので走行中は表示体40は使用者からは視認することはできない状態で回転することになる。
【0037】
対向して走行させた形態変化玩具はぶつかりあうと、前進が阻止されボンネット部1に対して玩具本体2は慣性で前方に移動することになり、相対的にボンネット部1が後方に移動することになる。ボンネット部1が後方に移動すると規制機構Bを構成するボンネット部1に連結された係止解除部材5のフック11と、基体3の係合突部46との係合が外れ、バネ45に付勢されてカバー部材15が基体3に対し上方に回動するとともに、フック31とフック12との係合が外れ、バネ8に付勢されてボンネット部1が係止解除部材5に対し上方に回動するので頭部23が正面から視認できるように露出する。この時、胴体部24に設けた表示体40も俯瞰視できる前面に位置する状態になる。
【0038】
カバー部材15にはサイドカバー18の先端部がアーム25に回動可能に支持されるとともに、後内壁面には基体3の後端に外方に突出して形成されたフック47に係合する係合部21が形成されており、カバー部材15と一体でサイドカバー18も上方に回動すると係合部21がフック47から外れる位置に移動して、フック47との係合が外れるのでスプリング28により付勢されているアーム25はカバー部材15の軸体16を中心に外方に回動し、アーム25に連結しているサイドカバー18も外方に回動し、第二の形態であるロボットの腕部を構成し、両腕を外に開いて起立した状態の他の形態であるロボット玩具になる。
【0039】
この時、表示体40の係合板42の一辺が基体3の係合突部48の先端に係合して回転が阻止され、視覚情報の1つが前面から視認できる状態になる。
【0040】
対戦した2つの形態変化玩具A、A´はお互いに他の形態であるロボット玩具の形態に形態が変化したとき、お互いの表示体40の視覚情報が確認できるので勝ち負けの判断(例えば一方が形態変化玩具の視覚情報が緑色で、他方の形態変化玩具の視覚情報が緑以外であれば緑色を表示する形態変化玩具が勝ちとなり、同じ色であれば引き分け等)ができ、単に形態変化するだけではなく、勝敗の判断に利用することができるゲーム性を備えた形態変化玩具を実現することができる。
【0041】
なお、上述の形態変化玩具では物理的な刺激をぶつかることにより発生する動的なもので規制機構による規制を解除する場合について説明したが、規制を解除するためには必ずしも動的な刺激に限定されることはなく、例えば赤外線や磁力などの静的な刺激をセンサで感知してソレノイドを駆動する公知の技術に置き換えて規制を解除するようにしてもかまわない。
【符号の説明】
【0042】
1 変形起動体(ボンネット部)
2 玩具本体
3 基体
15 カバー部材
18 サイドカバー
23 頭部
24 胴体部
40 表示体
42 係合板
48 係合部(係合突部)
A 形態変化玩具
B 規制機構
b 視覚情報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
1つの形態から他の形態に形態を可逆的に変化する形態変化玩具において、以下の要件を備えることを特徴とする形態変化玩具。
(イ)上記形態変化玩具は、上記1つの形態から他の形態への形態変化を規制している規制機構と、外部からの物理的な刺激を検出することにより上記規制機構による規制を解除する変形起動体と、該変形起動体による規制の解除に伴って上記1つの形態から他の形態に形態変化する玩具本体とを有すること
(ロ)上記玩具本体は視覚情報を有する表示体を備え、該表示体は上記1つの形態において使用者に視認できない位置に配置されるとともに、上記他の形態において上記表示体は使用者から視認可能になること
【請求項2】
以下の要件を備える請求項1記載の形態変化玩具。
(イ)前記変形起動体は前記1つの形態において前後方向にスライド可能に前記玩具本体に支持されていること
(ロ)前記玩具本体は、前記変形起動体を支持する胴体部と、該胴体部を上下方向に回動可能に支持する基体とから構成され、前記胴体部を下方に回動させたときには上記形態変化玩具は前記1つの形態をなすこと
(ハ)前記変形起動体が後方にスライドすると前記規制機構による規制が解除され前記胴体部は前記基体に対して上方に回動して前記基体に対して直立状態になり、前記他の形態をなすこと
(ニ)前記胴体部が上方に回動したとき前記表示体は前記玩具本体の俯瞰視できる前面に位置すること
【請求項3】
以下の要件を備える請求項1または2記載の形態変化玩具。
(イ)前記表示体はドラム状に形成され、周方向に複数の視覚情報が表示されていること
(ロ)前記表示体は前記1つの形態では載置面に接触するとともに前後方向に回転可能に玩具本体に配置され、前記他の形態では表示体の表面に表示された視覚情報が視認できること。
【請求項4】
前記基体には他の形態において前記表示体に係合して表示体の回転を阻止する係合部を設け、係合時には前記複数の視覚情報の中の1つの視覚情報が視認できるようにした、請求項3記載の形態変化玩具。
【請求項5】
前記形態変化玩具は、1つの形態では走行玩具の形態をなし、他の形態ではロボット玩具の形態をなす、請求項1から4記載の形態変化玩具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−120756(P2011−120756A)
【公開日】平成23年6月23日(2011.6.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−281289(P2009−281289)
【出願日】平成21年12月11日(2009.12.11)
【出願人】(000003584)株式会社タカラトミー (248)
【Fターム(参考)】