説明

折畳式幼児用三輪車

【課題】従来のものより一層コンパクトに折畳むことができ、折畳み及び乗用可能な状態への展開が容易であり、携帯、収納に場所を取らず、安価に、かつ容易に製造でき、製造時及び使用時に安全な三輪車を提供する。
【解決手段】サドルと、背もたれを備えた車体と、ペダルを有する前車輪を備え、車体に連結されるハンドルバーと、一端が車体に接続される管状の取付部材と、一対の後輪を保持する車軸を支持する円弧状の車軸保持部材とからなる後輪フレームと、ハンドルバーと後輪フレームの取付部材に連結されリンクを形成する連結桿とから成る三つ折型の三輪車を、車体1の前端部には連結フック3を介してハンドルバーを、後端部には後輪フレームの取付部材を、それぞれ乗用可能な伸展状態と、折畳まれた状態との間でしかも屈伸自在に、かつ、それぞれの状態においてロック可能に連結することによって達成される。

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、折畳式幼児用三輪車に関する。
【0002】
【従来の技術】
折畳式幼児用三輪車(以下、単に三輪車と言うものとする。)は、広く知られており、例えばここに添付の図12ないし図15に示すようなものが公知であり、実用に供されている。
然しながら、これら公知の三輪車は、コンパクトに折畳めず、携帯や収納に不便であったり、製造が困難であったり、各部にガタが多く、組立時や使用時に手を挟まれたり、走行時の振動で部品が脱落するなど、安全性に問題があったりするという欠点があった。
従来のものより一層コンパクトに折畳むことができ、携帯、収納及び使用に便利であり、容易に製造でき、製造時及び使用時に安全な三輪車の提供が求められていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的とするところは、従来のものより一層コンパクトに折畳むことができ、折畳み及び乗用可能な状態への展開が容易であり、携帯、収納に場所を取らず、安価に、かつ容易に製造でき、製造時及び使用時に安全な三輪車を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、サドルと、背もたれを備えた車体と、ペダルを有する前車輪を備え、車体に連結されるハンドルバーと、一端が車体に接続される管状の取付部材と、一対の後輪を保持する車軸を支持する円弧状の車軸保持部材とからなる後輪フレームと、ハンドルバーと後輪フレームの取付部材に連結されリンクを形成する連結桿とから成り、車体の前端部には連結フックを介してハンドルバーを、後端部には後輪フレームの取付部材を、それぞれ幼児が乗って遊べる乗用可能な展開状態と、折畳まれた状態との間で屈伸自在に、かつ、それぞれの状態においてロック可能に連結して成る三つ折型の三輪車によって達成される。
【0005】
而して、好ましい実施例において、車体は、頂面板とその両側面板から成る断面コの字型の部材であり、その頂面板にはサドルが取り付けられ、車体の前端部には、両側面板の間にハンドルバーに連結された連結フックの一端が挿入され、その一端に設けた枢軸孔と、車体の両側面板に設けた前部枢軸孔とを貫通する前部枢軸により、ハンドルバーが車体の頂面板の上に近接して折畳まれた状態と、ハンドルバーが車体の頂面板に対してほぼ直角となる乗用可能な状態との間で回動自在に保持されており、車体の後端部には、その両側面板の間に、後輪フレームの管状取付部材の一端が挿入され、その一端に設けた枢軸孔と、車体の両側面板に設けた後部枢軸孔とを貫通する後部枢軸により回動自在に取り付けられており、更に、車体の両側面板には、後部枢軸を中心とする円弧状の案内孔が対を成して設けられ、その円弧状の案内孔には後輪フレームの管状取付部材に設けたロックねじ孔を貫通するハンドル付ロックねじが回動自在に挿通され、管状取付部材が、車体の下面に近接して折畳まれた状態と、車体の頂面板に対して鈍角をなす乗用可能な状態との間で回動自在に保持されており、更に、ハンドル付ロックねじの先端には雄ねじ部が設けられ、その雄ねじ部には望ましくは袋ナットであるロックナットが取り付けられており、ハンドル付ロックねじを回動して車体の両側板部を締め付けることにより、後輪フレームの管状取付部材をその折畳まれた状態と乗用可能な状態とにおいてロックし得るよう構成される。
【0006】
連結桿はその端部にJ字状に形成された前部フック及び後部フックを有し、更に、管状取付部材と連結フックの端部の相対向する部分には、それぞれ連結桿の端部の前部フック及び後部フックを引っ掛け得る突起片が設けられ、それらの突起片に連結桿の前部フック及び後部フックが引っ掛けられて、管状取付部材と連結フックが互いにリンクしてその折畳まれた状態と乗用可能な状態との間を移動し得るよう構成される。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図面により本発明の一実施例に就いて説明する。
図1は、本考案に係る三輪車の要部の構成を示す立体分解図、図2は、図1に示した三輪車が乗用可能な状態にあるときの全体形状を示す斜視図、図3は、図2に示した三輪車の側面図、図4は、前3図に示した三輪車の、乗用可能な状態における、車体とハンドルバー取付フック、後輪フレームの管状取付部材及び連結桿との相互結合関係を示す説明図、図5は、図4に示した部材が乗用可能な状態と折畳状態の中間にあるときの状態を示す説明図、図6は、図5に示した乗用可能な状態と折畳状態の中間にあるときの、三輪車の全体形状を示す側面図、図7は、図4に示した部材の、折畳状態における相互結合関係を示す説明図、図8は、図7に示した折畳状態における、三輪車の全体形状を示す斜視図、図9は、図8に示した三輪車の側面図、図10は、上記各図に示した三輪車における連結桿の結合状態を示す平面図、図11は、公知の折畳式ではない三輪車の一構成例を示す斜視図、図12は、公知の折畳式三輪車の一構成例を示す斜視図、図13は、図12に示した折畳式三輪車で用いられる連結フックを示す平面図、図14は、図12に示した折畳式三輪車で用いられるサドル取付機構の乗用可能な状態にあるときの部材の相互結合状態を示す側面図、図15は、図14に示したサドル取付機構が折畳状態にあるときの部材の相互結合状態を示す側面図である。
【0008】
図1ないし図10において、1は断面コの字型の細長い部材から成る車体であり、平らな頂面板とその頂面板に連なる両側面板から成り、その頂面板にはサドル18の取付孔13、13が設けられており、適宜のビスなどによりサドル18が確りと取り付けられる。
【0009】
両側面板の後半分は、何れも半円形の下方張出部14を有しており、その下方張出部14の輪郭の半円弧と同心に後部枢軸24が挿通される後部枢軸孔16及びハンドル付ロックねじ26が挿通される半円弧状の案内孔15が対を成して設けられており、又、後半部の上縁には、L金具12を介して背もたれを保持するため一対のステー11が取り付けられている。
両側面板の前半分は、何れも長方形でありその前端には、前部枢軸前部枢軸孔17が相対向する位置に設けられている。
【0010】
ハンドルバー35は、その下端にペダルを備えた前輪を有し、上端には左右一対のハンドルを具備する。図に示した例では、このハンドルバー35は左右一対のパイプを短い横部材で連結して成るものであるが、この形状に限定されるものでなく、例えばフオーク状などの形状であっても良いものである。
【0011】
ハンドルバー35の中間部には、車体1の前端に結合するための連結フック3が設けられる。この連結フック3は、車体1の両側面板の間に嵌まり込むよう構成された断面コの字型の部材であり、鉤型に曲げられその前端はハンドルバー35の軸心に対し回動自在に接続される。
連結フック3の後端には前記の前部枢軸33が貫通する枢軸孔31が設けられており、車体1の前部枢軸孔17と、この枢軸孔31を合わせ、前部枢軸33を挿通すし、抜止部材34を嵌め込むことにより、この連結フック3を介してハンドルバー35を車体に対し、舵取り自在、折畳自在に結合する。
又、この連結フック3の底面には、後に説明する連結桿4の前部フック41を引っ掛けるための丸孔を有する突起32が設けられている。
【0012】
一対の後輪を支持し、車体に結合する後輪フレームは、管状の取付部材2と、一対の後輪の車軸を保持する円弧状の車軸保持部材29とから成る。
取付部材2と車軸保持部材29は一体的に結合されており、一対の後輪を回動自在に保持するものである。
取付部材2の自由端部には、後部枢軸24を挿通する枢軸孔22と、ハンドル付ロックねじ26を挿通するためのロックねじ孔23が設けられており、又その外面のハンドルバー35と対面する部分には、後に説明する連結桿4の後部フック42を引っ掛けるための長孔28を有する突起21が設けられている。
【0013】
取付部材2の外径は、車体1の両側面板の間に嵌まり込む寸法であり、車体1の後部で両側面板の間に嵌め込まれる。
そのとき、車体1の後部枢軸孔16と、取付部材2の枢軸孔22が合わせられ、後部枢軸24が挿通され、その先端に抜止部材25が取り付けられ、これにより、取付部材2が、車体1に対し回動自在に取り付けられる。
【0014】
取付部材2のロックねじ孔23は、車体1の側面版に設けられた半円弧状の案内孔15に合う位置に設けられており、これらを貫通してハンドル付ロックねじ26が挿通され、その先端に抜け止めとロックのためロックナット27が取り付けられる。
このロックナット27は望ましくは袋ナットとするが、他のナット、例えば蝶ナットでも構わない。
このため、取付部材2は、後部枢軸24を中心として、ハンドル付ロックねじ26が案内孔15の一端から他の一端に移動できる範囲内で回動できるようになっている。
【0015】
ハンドル付ロックねじ26が案内孔15の前方の移動終点に達したときは、取付部材2は車体1の下面に折り畳まれた状態となり、後方の移動終点に達したときは、取付部材2は回転して車体1から開離し、乗用可能な状態に対応する位置に展開されることになる。
【0016】
図示されていないが、このロックナット27はハンドル付ロックねじ26のねじが緩められているときは案内孔15に沿ってハンドル付ロックねじ26と共に移動でき、案内孔15の終端部に達したときは、その終端部に設けられた回り止めにより回転が阻止され、ハンドル付ロックねじ26のハンドルが回転せしめられたときは、ねじによる巻き締め巻き戻しが可能となっており、これにより取付部材2がその折畳状態及び乗用可能な状態にロックできるようになっている。
【0017】
図10に示す如く、突起21に設けた長孔28には、連結桿4の後部フック42が引っ掛けられる一方、連結桿4の前部フック41が、前述の連結フック3の底面に設けた突起32の丸孔に引っ掛けられるので、取付部材2と連結フック3は、図4ないし図9に示す如く互いに連動しせしめられることとなる。
このような構造であるので、使用中連結桿4が外れるようなことがない。
【0018】
図4は、三輪車が乗用可能な状態にあるときの状態を示すものであり、このとき取付部材2の位置を定めるハンドル付ロックねじ26は案内孔15中の後方の移動終端にロックされており、このため、取付部材2が車体1から後方に張り出すと共に、連結フック3がハンドルバー35を起立させる位置にあるので、三輪車は図2及び図3に示す如く走行可能な展開状態となる。
【0019】
図5は、図4に示す状態から三輪車を折り畳むときの中間状態、または、折り畳まれた状態から図4に示した状態に展開するときの中間状態を示すものである。
ハンドル付ロックねじ26によるロックを解除し、取付部材2と連結フック3のいずれか一方もしくは双方を車体1に折り重ねるよう回動させると、取付部材2と連結フック3は、連結桿4により互いに連動しせしめられるので、このような中間状態となる。
このときの三輪車の全体形状は図6に示されている。
【0020】
図7には、三輪車が完全に折り畳まれた状態が示されている。
ここでは、取付部材2の位置を定めるハンドル付ロックねじ26は案内孔15中の前方の移動終端に達しており、取付部材2は車体1の内部に収容され、その頂面板とほぼ平行の位置にあり、連結フック3はハンドルバー35を車体1の頂面板と平行に折り畳む位置にあり、三輪車は図8及び図9に示す如く折り畳まれた状態となる。
ここで、ハンドル付ロックねじ26を回動して取付部材2を車体1にロックし、携帯あるいは収納する。
【0021】
尚、本考案の構成は、叙上の構成に限定されるものではない。本考案の技術思想は、ハンドルバーの連結フック及び後輪フレームの取付部材を、断面コの字型の車体に対し、ガタ付くことなくかつ回動自在に取り付け、更に、ロック機構によりそれらを本体の両側面板により強く締め付け、ロックし得るよう構成することにあり、その余の各部の形状、構成に関しては多くの変更例が容易に案出できるものであり、それらは全て本考案に包含されるものである。
【0022】
【考案の効果】
本考案の効果を図11ないし図15に示す公知例と対比して説明する。
図11に示す三輪車は折り畳むことができないので、収納及び携帯に不便である。
図12ないし図15に示すものはサドルを支持する車体6と、ハンドルバーの連結桿7、及び後輪支持フレーム71の結合部が脆弱であり、ロック機構も設けられていないので、ガタが多く、幼児が指を挟まれるという危険性が高い上、故障し易いという問題があり、又サドルも不安定で危険であった。
更に、ハンドルバーの連結桿7と後輪支持フレーム71とを連結する連結桿5及びその連結部の構造が、図13に示す如き構造であるので、連結桿5の端部のフック部51及び52にはめられたキャップ72及び73が外れ易く、幼児が乗って遊んでいる際に、これが外れると不測の事故が生じることがあった。
【0023】
然しながら、本考案によるときは、ハンドルバーの連結フック3及び後輪フレームの取付部材2が、ガタ付くことなくかつ回動自在に車体に取り付けられており、更に、ロック機構によりそれらが本体の両側面板により強く締め付けられ、ロックされる上、サドルも車体に強固に取り付けられ、安定しているので、特に幼児が乗って遊ぶ際に安全である。
又、折り畳み収納あるいは携帯する際にも、各部構成要素がしっかりと固定されるので、指を挟んだりする危険性がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る三輪車の要部の構成を示す立体分解図である。
【図2】図1に示した三輪車の乗用可能な状態を示す斜視図である。
【図3】図2に示した状態における三輪車の側面図である。
【図4】前3図に示した三輪車の、乗用可能な状態における、車体とハンドルバー取付フック、後輪フレームの管状取付管体及び連結桿との相互結合関係を示す説明図である。
【図5】図4に示した部材が乗用可能な状態と折畳状態の中間にあるときの状態を示す説明図である。
【図6】図5に示した乗用可能な状態と折畳状態の中間にあるときの、三輪車の全体形状を示す側面図である。
【図7】図4に示した部材の、折畳状態における相互結合関係を示す説明図である。
【図8】図7に示した折畳状態における、三輪車の全体形状を示す斜視図である。
【図9】図8に示した三輪車の側面図である。
【図10】連結桿の結合状態を示す平面図である。
【図11】公知の折畳式ではない三輪車の一構成例を示す斜視図である。
【図12】公知の折畳式三輪車の一構成例を示す斜視図である。
【図13】図12に示した折畳式三輪車で用いられる連結フックを示す平面図である。
【図14】図12に示した折畳式三輪車で用いられるサドル取付機構の乗用可能な状態にあるときの部材の相互結合状態を示す側面図である。
【図15】図14に示したサドル取付機構が折畳状態にあるときの部材の相互結合状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 車体
11 背もたれのステー
12 L型金具
13 サドル取付孔
14 下方張出部
15 円弧状の案内孔
16 後部枢軸孔
17 前部枢軸孔
18 サドル
2 管状の取付部材
21 突起片
22 枢軸孔
23 ロックねじ孔
24 後部枢軸
25 抜止部材
26 ハンドル付ロックねじ
27 ロックナット
28 長孔
29 円弧状の車軸保持部材
3 連結フック
31 枢軸孔
32 突起片
33 前部枢軸
34 抜止部材
35 ハンドルバー
4 連結桿
41 前部フック
42 後部フック

【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】サドル(18)と、背もたれを備えた車体(1)と、ペダルを有する前車輪を備え、車体(1)に連結されるハンドルバー(35)と、一端が車体(1)に結合される管状の取付部材(2)と、一対の後輪を保持する車軸を支持する円弧状の車軸保持部材(29)とからなる後輪フレームと、ハンドルバー(35)と後輪フレームの取付部材(2)に連結されリンクを形成する連結桿(4)とから成り、車体(1)の前端部にはハンドルバー(35)を、後端部には後輪フレームの取付部材(2)を、それぞれ乗用可能な伸展状態と、折畳まれた状態との間で屈伸自在に、かつ、それぞれの状態においてロック可能に連結して成る折畳式幼児用三輪車であって、車体(1)が、頂面板と一対の側面板から成る断面コの字型の部材であり、その頂面板にはサドル(18)が取り付けられ、車体(1)の前端部には、両側面板の間にハンドルバー(35)に連結された連結フック(3)の一端が挿入され、その一端に設けた枢軸孔(31)と、車体(1)の両側面板に設けた前部枢軸孔(17)とを貫通する前部枢軸(33)により、ハンドルバー(35)が車体(1)の頂面板の上に近接して折畳まれた状態と、ハンドルバー(35)が車体(1)の頂面板に対してほぼ直角となる乗用可能な状態との間で回動自在に保持されており、車体(1)の後端部には、その両側面板の間に、後輪フレームの管状取付部材(2)の一端が挿入され、その一端に設けた枢軸孔(22)と、車体(1)の両側面板に設けた後部枢軸孔(16)とを貫通する後部枢軸(24)により回動自在に取り付けられており、更に、車体(1)の両側面板には、後部枢軸(24)を中心とする円弧状の案内孔(15)が対を成して設けられ、その円弧状の案内孔(15)には後輪フレームの管状取付部材(2)に設けたロックねじ孔(23)を貫通するハンドル付ロックねじ(26)が回動自在に挿通され、管状取付部材(2)が、車体(1)の下面に近接して折畳まれた状態と、車体(1)の頂面板に対して鈍角をなす乗用可能な状態との間で回動自在に保持されており、更に、ハンドル付ロックねじ(26)の先端には雄ねじ部が設けられ、その雄ねじ部にはロックナット(27)が取り付けられており、ハンドル付ロックねじ(26)を回動して車体(1)の両側板部を締め付けることにより、後輪フレームの管状取付部材(2)をその折畳まれた状態と乗用可能な展開状態とにおいてロックし得るよう構成され、連結桿(4)はその両端部にJ字状に形成された前部フック(41)及び後部フック(42)を有し、更に、管状取付部材(2)と連結フック(3)の端部の相対向する部分には、それぞれ連結桿(4)の端部の前部フック(41)及び後部フック(42)を引っ掛け得る突起片(32、21)が設けられ、その突起片(32、21)に連結桿(4)の前部フック(41)及び後部フック(42)が引っ掛けられて、管状取付部材(2)と連結フック(3)が互いにリンクしてその折畳まれた状態と乗用可能な状態との間を移動し得るよう構成されたことを特徴とする、上記の折畳式幼児用三輪車。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図7】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図6】
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【図8】
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【図9】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【登録番号】実用新案登録第3086365号(U3086365)
【登録日】平成14年3月20日(2002.3.20)
【発行日】平成14年6月14日(2002.6.14)
【考案の名称】折畳式幼児用三輪車
【国際特許分類】
【評価書の請求】未請求
【出願番号】実願2001−7802(U2001−7802)
【出願日】平成13年11月30日(2001.11.30)
【出願人】(501463339)