折襟シャツ用ケース
【課題】 複数の折襟シャツを、襟を潰すことなく持ち運ぶことのできる折襟シャツ用ケースを提供する。
【解決手段】 折曲げ自在で、上下方向に長尺状のシート本体２ａの直上に、把持部を備える覆い部２ｂを設けた帯状シート２と、シート本体２ａに、上下方向に並べて複数設けられ、折り襟シャツＳを収納するための収納ポケット３と、シート本体２ａの左右両端縁に沿って立設された帯部４と、各帯部４の上半部の末端縁に沿って設けられた上ファスナー５と、各帯部４の下半部の末端縁に沿って設けられ、スライダー７によって上ファスナー５と噛み合う下ファスナー６と、覆い部２ｂから上方に、第一バックル８ａとバンド本体８ｂが前後して立設され、相互に着脱自在に係合する留めバンド８と、シート本体２ａの下端部外面に設けられ、バンド本体８ｂと着脱自在に係合する第二バックルと、を設ける。
【解決手段】 折曲げ自在で、上下方向に長尺状のシート本体２ａの直上に、把持部を備える覆い部２ｂを設けた帯状シート２と、シート本体２ａに、上下方向に並べて複数設けられ、折り襟シャツＳを収納するための収納ポケット３と、シート本体２ａの左右両端縁に沿って立設された帯部４と、各帯部４の上半部の末端縁に沿って設けられた上ファスナー５と、各帯部４の下半部の末端縁に沿って設けられ、スライダー７によって上ファスナー５と噛み合う下ファスナー６と、覆い部２ｂから上方に、第一バックル８ａとバンド本体８ｂが前後して立設され、相互に着脱自在に係合する留めバンド８と、シート本体２ａの下端部外面に設けられ、バンド本体８ｂと着脱自在に係合する第二バックルと、を設ける。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、折り畳んだ状態の複数の折襟シャツをまとめて持ち運び、また、まとめて吊り下げることのできる折襟シャツ用ケースに関するものである。
【背景技術】
【０００２】
私用あるいは商用で遠方に出掛ける場合、複数の折襟シャツを携帯する必要が多々ある。この場合、折り畳んだ状態の折襟シャツを旅行鞄に入れて持ち運ぶと襟が潰れたり、また皺ができ易く、旅先でアイロン掛けを行う等の必要が生じてしまう。
【０００３】
また、襟の潰れや皺の発生をできるだけ防止するためには、宿泊先で複数の折襟シャツを鞄から取り出して、一枚ずつ吊り下げることが考えられるが、こうした作業は面倒である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
こうした問題を回避するために、複数の折襟シャツを持ち運ばず、着ている折襟シャツを宿泊施設のクリーニングサービスを利用して洗濯することができるが、宿泊施設によってはこうしたサービスを提供していないこともあり、また、そうしたクリーニングサービスを受けるには、通常、宿泊料金以外の料金が要求されるので、経済的ではない。
【０００５】
本発明はこうした問題に鑑み創案されたもので、折り畳んだ状態の複数の折襟シャツを、襟を潰すことなく、また皺を発生させることなく、まとめて持ち運ぶことができ、かつ、宿泊先で、まとめたままの状態でそのまま吊り下げることのできるる折襟シャツ用ケースを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
用語の定義・・・折襟シャツとはワイシャツやカッターシャツ等の折襟のついているシャツを言う。
【０００７】
図１乃至図１０を参照して説明する。請求項１に記載の折襟シャツ用ケース１は、折曲げ自在で、上下方向に長尺状のシート本体２ａの直上に覆い部２ｂを設け、且つ把持部２ｃまたは／および肩掛け紐２ｄを備えた帯状シート２と、前記シート本体２ａに、上下方向に並べて複数設けられ、折り襟シャツＳを収納するための切欠３ａ付収納ポケット３と、前記シート本体２ａの左右両端縁に沿って立設された帯部４と、前記各帯部４の上半部の末端縁に沿って設けられた上ファスナー５と、前記各帯部４の下半部の末端縁に沿って設けられ、スライダー７によって前記上ファスナー５と噛み合う下ファスナー６と、前記覆い部２ｂから上方に、第一バックル８ａとバンド本体８ｂが前後して立設され、相互に着脱自在に係合する留めバンド８と、前記シート本体２ａの下端部外面に設けられ、前記バンド本体８ｂと着脱自在に係合する第二バックル９と、を備える。
【０００８】
そして、前記シート本体２ａを折り曲げて上半部と下半部を重ね、前記各帯部４の上ファスナー５と下ファスナー６を噛み合わせて袋状態を形成し、前記バンド本体８ｂをシート本体２ａの第二バックル９に係合した状態で前記収納ポケット３に収納した複数の折り襟シャツＳを持ち運びものである。
【０００９】
また、前記上ファスナー５と下ファスナー６の噛み合いを解き、前記バンド本体８ｂと第二バックル９の係合を解いて、前記バンド本体８ｂを第一バックル８ａを係合し、該バンド本体８ｂと第一バックル８ａとで形成される空間部ＧにハンガーＨを通して、前記折り襟シャツＳを収納ポケット３に収納したまま吊り下げるものである。
【００１０】
請求項２に記載の折襟シャツ用ケース１は、請求項１に記載の発明において、シート本体２ａを折り曲げて袋状態を形成した状態で、各帯部４に沿って挿入される左右の側面補強板１０，１０を設けてなるものである。
【００１１】
請求項３に記載の折襟シャツ用ケース１は、請求項１または２に記載の発明において、前面板１１ａと後面板１１ｂとで折襟シャツＳを前後から挟持する断面略Ｕ字状で、前記前面板１１ａの上端部中央部分に切欠部１１ｃを有し、収納ポケット３に着脱自在に収納される薄板状の挟持板１１を設けてなるものである。
【００１２】
請求項４に記載の折襟シャツ用ケース１は、折曲げ自在で、上下方向に長尺状のシート本体２ａの直上に覆い部２ｂを設け、且つ把持部２ｃまたは／および肩掛け紐２ｄを備えた帯状シート２と、前記シート本体２ａに、上下方向に並べて複数設けられ、折襟シャツＳを収納するための切欠３ａ付収納ポケット３と、前記シート本体２ａの左右両端縁に沿って立設された帯部４と、前記各帯部４の上半部の末端縁に沿って設けられた上ファスナー５と、前記各帯部４の下半部の末端縁に沿って設けられ、スライダー７によって前記上ファスナー５と噛み合う下ファスナー６と、前記覆い部２ｂから上方に、第一バックル８ａとバンド本体８ｂが前後して立設され、相互に着脱自在に係合する留めバンド８と、前記シート本体２ａの下端部外面に設けられ、前記バンド本体８ｂと着脱自在に係合する第二バックル９と、を備える。
【００１３】
そして、前記シート本体２ａを折り曲げて上半部と下半部を重ね、前記各帯部４の上ファスナー５と下ファスナー６を噛み合わせて袋状態を形成し、前記バンド本体８ｂをシート本体２ａの第二バックル９に係合した状態で前記収納ポケット３に収納した複数の折襟シャツＳを持ち運びするものである。
【００１４】
また、前記上ファスナー５と下ファスナー６の噛み合いを解き、前記バンド本体８ｂと第二バックル９の係合を解いて、前記バンド本体８ｂを第一バックル８ａを係合し、該バンド本体８ｂと第一バックル８ａとで形成される空間部ＧにハンガーＨを通して、前記折襟シャツＳを収納ポケット３に収納したまま吊り下げるものである。
【００１５】
また、シート本体２ａを折り曲げて袋状態を形成した状態で、各帯部４に沿って挿入される左右の側面補強板１０，１０を設けている。また、前面板１１ａと後面板１１ｂとで前記折襟シャツＳを前後から挟持し、前記前面板１１ａの上端部中央部分に切欠部１１ｃを有する断面略Ｕ字状で、収納ポケット３に着脱自在に収納される薄板状の挟持板１１を設けている。さらに、前記折襟シャツＳの襟Ｎ内壁に配置する襟補強板１２を設けている。この襟Ｎは折り襟を意味する。
【発明の効果】
【００１６】
請求項１に記載の折襟シャツ用ケース１は、前記構成としたので、上ファスナー５と下ファスナー６を噛み合わせて袋状態を形成し、バンド本体８ｂをシート本体２ａの第二バックル９に係合した状態で、複数の折襟シャツＳを、その襟Ｎを潰すことなく、また皺を発生させることなく持ち運びすることができる。
【００１７】
また、宿泊先では、上ファスナー５と下ファスナー６の噛み合わせを解いて、バンド本体８ｂと第二バックル９の係合を解き、バンド本体８ｂを第一バックル８ａに係合し、当該バンド本体８ｂと第一バックル８ａとで形成される空間部ＧにハンガーＨを通し、シート本体２ａを垂れ下げた状態で吊り下げることができる。従って、複数の折襟シャツＳを、その襟Ｎを潰すことなく、また皺を発生させることなく維持することができる。
【００１８】
請求項２に記載の折襟シャツ用ケース１は、請求項１に記載の発明と同様の効果を発揮する。また、シート本体２ａを折り曲げて袋状態を形成した状態で、各帯部４に沿って挿入される左右の側面補強板１０，１０を設けたので、持ち運び中に、袋状態が押し潰れるのを確実に防止することができる。従って、折襟シャツＳの襟Ｎが潰れず、皺も発生しない。
【００１９】
請求項３に記載の折襟シャツ用ケース１は、前面板１１ａと後面板１１ｂとで折襟シャツＳを前後から挟持する断面略Ｕ字状で、前面板１１ａの上端部中央部分に切欠部１１ｃを有し、収納ポケット３に着脱自在に収納される薄板状の挟持板１１を設けたので、折襟シャツＳを収納ポケット３に円滑に収納することができる。また、切欠部１１ｃから襟Ｎを出すことによって、折襟シャツＳをその襟Ｎを潰すことなく、安定姿勢で収納ポケット３に収納することができる。
【００２０】
請求項４に記載の折襟シャツ用ケース１は、請求項１および３に記載の発明と同様の効果を発揮する。また、折襟シャツＳの襟Ｎ内壁に配置する襟補強板１２を設けているので、襟Ｎの潰れをさらに確実に防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００２１】
本発明に係る折襟シャツ用ケース１の実施形態を、図１乃至図１０に示す。この折襟シャツ用ケース１は、帯状シート２、収納ポケット３、帯部４、上ファスナー５、下ファスナー６、留めバンド８、および第二バックル９を備える（図１乃至図３参照）。
【００２２】
帯状シート２は、折曲げ自在で、上下方向に長尺状のシート本体２ａの直上に覆い部２ｂを設け、且つ把持部２ｃ（図３，４，５参照）を備えて構成されている。なお、把持部２ｃに代えて、またはそれと共に、肩掛け紐２ｄ（図４参照）を設けることができる。この帯状シート２は、合成皮革や布（帆布）などで形成することができる。
【００２３】
収納ポケット３は、Ｖ形，円弧形，溝形，楕円弧形の切欠３ａを有し、シート本体２ａに、上下方向に並べて複数設けられ、ワイシャツなどの折襟シャツＳを収納するために使用される。帯部４は、シート本体２ａの左右両端縁に沿って立設されている。この立設は縫い付けによって行っているが、その手段は限定されない。上ファスナー５は、各帯部４の上半部の末端縁に沿って縫い付けによって設けられている。下ファスナー６は、各帯部４の下半部の末端縁に沿って設けられ、スライダー７によって上ファスナー５と着脱自在に噛み合う。
【００２４】
留めバンド８は、覆い部２ｂから上方に、第一バックル８ａとバンド本体８ｂが前後して立設され、相互に着脱自在に係合する。第二バックル９は、シート本体２ａの下端部外面に設けられ、バンド本体８ｂと着脱自在に係合する。
【００２５】
これによって、シート本体２ａを折り曲げて上半部と下半部を重ね、各帯部４の上ファスナー５と下ファスナー６を噛み合わせて袋状態を形成し（図４，５参照）、バンド本体８ｂをシート本体２ａの第二バックル９に係合した状態で収納ポケット３に収納した複数の折襟シャツＳを持ち運ぶことができる。従って、折襟シャツＳの襟Ｎを潰すことなく、また皺を発生させることなく、複数の折襟シャツＳを持ち運びすることができる。
【００２６】
また、上ファスナー５と下ファスナー６の噛み合いを解き、バンド本体８ｂと第二バックル９の係合を解いて、バンド本体８ｂを第一バックル８ａに係合し、そのバンド本体８ｂと第一バックル８ａとで形成される空間部ＧにハンガーＨを通して、折襟シャツＳを収納ポケット３に収納したまま吊り下げる（図９参照）。従って、折襟シャツＳを、その襟Ｎを潰すことなく、また皺を発生させることなく宿泊先で維持することができる。
【００２７】
なお、本実施形態に係る折襟シャツ用ケース１は、側面補強板１０を設けている（図４，５，７参照）。この側面補強板１０は、シート本体２ａを折り曲げて袋状態を形成した状態で、各帯部４に沿って挿入されるものであり、剛性の高いプラスチックや紙、板材などで形成することができる。側面補強板１０を設けることによって、袋状態の構造的強度を高めることができるので、折襟シャツＳの襟Ｎのつぶれと皺の発生を、より防止することができる。
【００２８】
また、この折襟シャツ用ケース１は、収納ポケット３に着脱自在に収納される薄板状のアクリル製の挟持板１１を備える（図６，９参照）。この挟持板１１は、前面板１１ａと後面板１１ｂとで折襟シャツＳを前後から挟持し、前面板１１ａの上端部中央部分に、Ｖ形，円弧形，溝形，楕円弧形の切欠部１１ｃを有する断面略Ｕ字状である。また、後面板１１ｂには襟Ｎを背面から支持する支え板１１ｄを立設している。この挟持板１１に折襟シャツＳを挟んだ状態で、収納ポケット３に出し入れするものである。これにより、折襟シャツＳの収納ポケット３への収納および取り出しが容易となる。
【００２９】
さらに、この折襟シャツ用ケース１は、折襟シャツＳの襟Ｎの内壁に配置するアクリル製の襟補強板１２を設けている（図８，１０参照）。この襟補強板１２によって、襟Ｎが潰れるのをさらに確実に防止することができる。
【００３０】
なお、覆い部２ｂとシート本体２ａの下端部にはマグネットＭを設け（図１乃至図３参照）、バンド本体８ｂと第二バックル９を係合する際に、両マグネットＭを吸着せることによって仮止めを行い、バンド本体８ｂと第二バックル９との係合操作を容易なものとしている。
【００３１】
なお、バンド本体８ｂ、第一バックル８ａおよび第二バックル９を、他の係合手段（例えば、面ファスナー）で構成することもできる。
【産業上の利用可能性】
【００３２】
本発明に係る折襟シャツ用ケースは、収納する折襟シャツが少ないとき場合、余った収納ポケット３に他の衣類や書類等を収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【００３３】
【図１】本発明に係る折襟シャツ用ケースの実施形態における展開状態を示すもので、（ａ）は正面図、（ｂ）は底面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】図１の右側面図である。
【図４】本発明に係る折襟シャツ用ケースの実施形態における袋状態を示す正面図である。
【図５】図１の右側面図である。
【図６】本発明に係る折襟シャツ用ケースの実施形態における挟持板を示すもので、（ａ）正面図、（ｂ）は右側面図である。
【図７】本発明に係る折襟シャツ用ケースの実施形態における側面補強板を示すもので、（ａ）正面図、（ｂ）は側面図である。
【図８】本発明に係る折襟シャツ用ケースの実施形態における襟補強板を示すもので、（ａ）正面図、（ｂ）は側面図である。
【図９】本発明に係る折襟シャツ用ケースの実施形態における展開状態（吊り下げ状態）を示すもので、（ａ）は正面図、（ｂ）は、（ａ）のＢ−Ｂ線断面図（断面斜線省略）である。
【図１０】本発明に係る折襟シャツ用ケースの実施形態における襟補強板の使用状態を示すもので、（ａ）正面図、（ｂ）は、（ａ）のＣ−Ｃ線断面図である。
【符号の説明】
【００３４】
１ 折襟シャツ用ケース
２ 帯状シート
２ａ シート本体
２ｂ 覆い部
２ｃ 把持部
２ｄ 肩掛け紐
３ 収納ポケット
３ａ 切欠
４ 帯部
５ 上ファスナー
６ 下ファスナー
７ スライダー
８ 留めバンド
８ａ 第一バックル
８ｂ バンド本体
９ 第二バックル
１０ 側面補強板
１１ 挟持板
１１ａ 前面板
１１ｂ 後面板
１１ｃ 切欠部
１１ｄ 支え板
１２ 襟補強板
Ｇ 空間部
Ｓ 折襟シャツ
Ｎ 襟（折襟）
Ｈ ハンガー
Ｍ マグネット
【技術分野】
【０００１】
本発明は、折り畳んだ状態の複数の折襟シャツをまとめて持ち運び、また、まとめて吊り下げることのできる折襟シャツ用ケースに関するものである。
【背景技術】
【０００２】
私用あるいは商用で遠方に出掛ける場合、複数の折襟シャツを携帯する必要が多々ある。この場合、折り畳んだ状態の折襟シャツを旅行鞄に入れて持ち運ぶと襟が潰れたり、また皺ができ易く、旅先でアイロン掛けを行う等の必要が生じてしまう。
【０００３】
また、襟の潰れや皺の発生をできるだけ防止するためには、宿泊先で複数の折襟シャツを鞄から取り出して、一枚ずつ吊り下げることが考えられるが、こうした作業は面倒である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
こうした問題を回避するために、複数の折襟シャツを持ち運ばず、着ている折襟シャツを宿泊施設のクリーニングサービスを利用して洗濯することができるが、宿泊施設によってはこうしたサービスを提供していないこともあり、また、そうしたクリーニングサービスを受けるには、通常、宿泊料金以外の料金が要求されるので、経済的ではない。
【０００５】
本発明はこうした問題に鑑み創案されたもので、折り畳んだ状態の複数の折襟シャツを、襟を潰すことなく、また皺を発生させることなく、まとめて持ち運ぶことができ、かつ、宿泊先で、まとめたままの状態でそのまま吊り下げることのできるる折襟シャツ用ケースを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
用語の定義・・・折襟シャツとはワイシャツやカッターシャツ等の折襟のついているシャツを言う。
【０００７】
図１乃至図１０を参照して説明する。請求項１に記載の折襟シャツ用ケース１は、折曲げ自在で、上下方向に長尺状のシート本体２ａの直上に覆い部２ｂを設け、且つ把持部２ｃまたは／および肩掛け紐２ｄを備えた帯状シート２と、前記シート本体２ａに、上下方向に並べて複数設けられ、折り襟シャツＳを収納するための切欠３ａ付収納ポケット３と、前記シート本体２ａの左右両端縁に沿って立設された帯部４と、前記各帯部４の上半部の末端縁に沿って設けられた上ファスナー５と、前記各帯部４の下半部の末端縁に沿って設けられ、スライダー７によって前記上ファスナー５と噛み合う下ファスナー６と、前記覆い部２ｂから上方に、第一バックル８ａとバンド本体８ｂが前後して立設され、相互に着脱自在に係合する留めバンド８と、前記シート本体２ａの下端部外面に設けられ、前記バンド本体８ｂと着脱自在に係合する第二バックル９と、を備える。
【０００８】
そして、前記シート本体２ａを折り曲げて上半部と下半部を重ね、前記各帯部４の上ファスナー５と下ファスナー６を噛み合わせて袋状態を形成し、前記バンド本体８ｂをシート本体２ａの第二バックル９に係合した状態で前記収納ポケット３に収納した複数の折り襟シャツＳを持ち運びものである。
【０００９】
また、前記上ファスナー５と下ファスナー６の噛み合いを解き、前記バンド本体８ｂと第二バックル９の係合を解いて、前記バンド本体８ｂを第一バックル８ａを係合し、該バンド本体８ｂと第一バックル８ａとで形成される空間部ＧにハンガーＨを通して、前記折り襟シャツＳを収納ポケット３に収納したまま吊り下げるものである。
【００１０】
請求項２に記載の折襟シャツ用ケース１は、請求項１に記載の発明において、シート本体２ａを折り曲げて袋状態を形成した状態で、各帯部４に沿って挿入される左右の側面補強板１０，１０を設けてなるものである。
【００１１】
請求項３に記載の折襟シャツ用ケース１は、請求項１または２に記載の発明において、前面板１１ａと後面板１１ｂとで折襟シャツＳを前後から挟持する断面略Ｕ字状で、前記前面板１１ａの上端部中央部分に切欠部１１ｃを有し、収納ポケット３に着脱自在に収納される薄板状の挟持板１１を設けてなるものである。
【００１２】
請求項４に記載の折襟シャツ用ケース１は、折曲げ自在で、上下方向に長尺状のシート本体２ａの直上に覆い部２ｂを設け、且つ把持部２ｃまたは／および肩掛け紐２ｄを備えた帯状シート２と、前記シート本体２ａに、上下方向に並べて複数設けられ、折襟シャツＳを収納するための切欠３ａ付収納ポケット３と、前記シート本体２ａの左右両端縁に沿って立設された帯部４と、前記各帯部４の上半部の末端縁に沿って設けられた上ファスナー５と、前記各帯部４の下半部の末端縁に沿って設けられ、スライダー７によって前記上ファスナー５と噛み合う下ファスナー６と、前記覆い部２ｂから上方に、第一バックル８ａとバンド本体８ｂが前後して立設され、相互に着脱自在に係合する留めバンド８と、前記シート本体２ａの下端部外面に設けられ、前記バンド本体８ｂと着脱自在に係合する第二バックル９と、を備える。
【００１３】
そして、前記シート本体２ａを折り曲げて上半部と下半部を重ね、前記各帯部４の上ファスナー５と下ファスナー６を噛み合わせて袋状態を形成し、前記バンド本体８ｂをシート本体２ａの第二バックル９に係合した状態で前記収納ポケット３に収納した複数の折襟シャツＳを持ち運びするものである。
【００１４】
また、前記上ファスナー５と下ファスナー６の噛み合いを解き、前記バンド本体８ｂと第二バックル９の係合を解いて、前記バンド本体８ｂを第一バックル８ａを係合し、該バンド本体８ｂと第一バックル８ａとで形成される空間部ＧにハンガーＨを通して、前記折襟シャツＳを収納ポケット３に収納したまま吊り下げるものである。
【００１５】
また、シート本体２ａを折り曲げて袋状態を形成した状態で、各帯部４に沿って挿入される左右の側面補強板１０，１０を設けている。また、前面板１１ａと後面板１１ｂとで前記折襟シャツＳを前後から挟持し、前記前面板１１ａの上端部中央部分に切欠部１１ｃを有する断面略Ｕ字状で、収納ポケット３に着脱自在に収納される薄板状の挟持板１１を設けている。さらに、前記折襟シャツＳの襟Ｎ内壁に配置する襟補強板１２を設けている。この襟Ｎは折り襟を意味する。
【発明の効果】
【００１６】
請求項１に記載の折襟シャツ用ケース１は、前記構成としたので、上ファスナー５と下ファスナー６を噛み合わせて袋状態を形成し、バンド本体８ｂをシート本体２ａの第二バックル９に係合した状態で、複数の折襟シャツＳを、その襟Ｎを潰すことなく、また皺を発生させることなく持ち運びすることができる。
【００１７】
また、宿泊先では、上ファスナー５と下ファスナー６の噛み合わせを解いて、バンド本体８ｂと第二バックル９の係合を解き、バンド本体８ｂを第一バックル８ａに係合し、当該バンド本体８ｂと第一バックル８ａとで形成される空間部ＧにハンガーＨを通し、シート本体２ａを垂れ下げた状態で吊り下げることができる。従って、複数の折襟シャツＳを、その襟Ｎを潰すことなく、また皺を発生させることなく維持することができる。
【００１８】
請求項２に記載の折襟シャツ用ケース１は、請求項１に記載の発明と同様の効果を発揮する。また、シート本体２ａを折り曲げて袋状態を形成した状態で、各帯部４に沿って挿入される左右の側面補強板１０，１０を設けたので、持ち運び中に、袋状態が押し潰れるのを確実に防止することができる。従って、折襟シャツＳの襟Ｎが潰れず、皺も発生しない。
【００１９】
請求項３に記載の折襟シャツ用ケース１は、前面板１１ａと後面板１１ｂとで折襟シャツＳを前後から挟持する断面略Ｕ字状で、前面板１１ａの上端部中央部分に切欠部１１ｃを有し、収納ポケット３に着脱自在に収納される薄板状の挟持板１１を設けたので、折襟シャツＳを収納ポケット３に円滑に収納することができる。また、切欠部１１ｃから襟Ｎを出すことによって、折襟シャツＳをその襟Ｎを潰すことなく、安定姿勢で収納ポケット３に収納することができる。
【００２０】
請求項４に記載の折襟シャツ用ケース１は、請求項１および３に記載の発明と同様の効果を発揮する。また、折襟シャツＳの襟Ｎ内壁に配置する襟補強板１２を設けているので、襟Ｎの潰れをさらに確実に防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００２１】
本発明に係る折襟シャツ用ケース１の実施形態を、図１乃至図１０に示す。この折襟シャツ用ケース１は、帯状シート２、収納ポケット３、帯部４、上ファスナー５、下ファスナー６、留めバンド８、および第二バックル９を備える（図１乃至図３参照）。
【００２２】
帯状シート２は、折曲げ自在で、上下方向に長尺状のシート本体２ａの直上に覆い部２ｂを設け、且つ把持部２ｃ（図３，４，５参照）を備えて構成されている。なお、把持部２ｃに代えて、またはそれと共に、肩掛け紐２ｄ（図４参照）を設けることができる。この帯状シート２は、合成皮革や布（帆布）などで形成することができる。
【００２３】
収納ポケット３は、Ｖ形，円弧形，溝形，楕円弧形の切欠３ａを有し、シート本体２ａに、上下方向に並べて複数設けられ、ワイシャツなどの折襟シャツＳを収納するために使用される。帯部４は、シート本体２ａの左右両端縁に沿って立設されている。この立設は縫い付けによって行っているが、その手段は限定されない。上ファスナー５は、各帯部４の上半部の末端縁に沿って縫い付けによって設けられている。下ファスナー６は、各帯部４の下半部の末端縁に沿って設けられ、スライダー７によって上ファスナー５と着脱自在に噛み合う。
【００２４】
留めバンド８は、覆い部２ｂから上方に、第一バックル８ａとバンド本体８ｂが前後して立設され、相互に着脱自在に係合する。第二バックル９は、シート本体２ａの下端部外面に設けられ、バンド本体８ｂと着脱自在に係合する。
【００２５】
これによって、シート本体２ａを折り曲げて上半部と下半部を重ね、各帯部４の上ファスナー５と下ファスナー６を噛み合わせて袋状態を形成し（図４，５参照）、バンド本体８ｂをシート本体２ａの第二バックル９に係合した状態で収納ポケット３に収納した複数の折襟シャツＳを持ち運ぶことができる。従って、折襟シャツＳの襟Ｎを潰すことなく、また皺を発生させることなく、複数の折襟シャツＳを持ち運びすることができる。
【００２６】
また、上ファスナー５と下ファスナー６の噛み合いを解き、バンド本体８ｂと第二バックル９の係合を解いて、バンド本体８ｂを第一バックル８ａに係合し、そのバンド本体８ｂと第一バックル８ａとで形成される空間部ＧにハンガーＨを通して、折襟シャツＳを収納ポケット３に収納したまま吊り下げる（図９参照）。従って、折襟シャツＳを、その襟Ｎを潰すことなく、また皺を発生させることなく宿泊先で維持することができる。
【００２７】
なお、本実施形態に係る折襟シャツ用ケース１は、側面補強板１０を設けている（図４，５，７参照）。この側面補強板１０は、シート本体２ａを折り曲げて袋状態を形成した状態で、各帯部４に沿って挿入されるものであり、剛性の高いプラスチックや紙、板材などで形成することができる。側面補強板１０を設けることによって、袋状態の構造的強度を高めることができるので、折襟シャツＳの襟Ｎのつぶれと皺の発生を、より防止することができる。
【００２８】
また、この折襟シャツ用ケース１は、収納ポケット３に着脱自在に収納される薄板状のアクリル製の挟持板１１を備える（図６，９参照）。この挟持板１１は、前面板１１ａと後面板１１ｂとで折襟シャツＳを前後から挟持し、前面板１１ａの上端部中央部分に、Ｖ形，円弧形，溝形，楕円弧形の切欠部１１ｃを有する断面略Ｕ字状である。また、後面板１１ｂには襟Ｎを背面から支持する支え板１１ｄを立設している。この挟持板１１に折襟シャツＳを挟んだ状態で、収納ポケット３に出し入れするものである。これにより、折襟シャツＳの収納ポケット３への収納および取り出しが容易となる。
【００２９】
さらに、この折襟シャツ用ケース１は、折襟シャツＳの襟Ｎの内壁に配置するアクリル製の襟補強板１２を設けている（図８，１０参照）。この襟補強板１２によって、襟Ｎが潰れるのをさらに確実に防止することができる。
【００３０】
なお、覆い部２ｂとシート本体２ａの下端部にはマグネットＭを設け（図１乃至図３参照）、バンド本体８ｂと第二バックル９を係合する際に、両マグネットＭを吸着せることによって仮止めを行い、バンド本体８ｂと第二バックル９との係合操作を容易なものとしている。
【００３１】
なお、バンド本体８ｂ、第一バックル８ａおよび第二バックル９を、他の係合手段（例えば、面ファスナー）で構成することもできる。
【産業上の利用可能性】
【００３２】
本発明に係る折襟シャツ用ケースは、収納する折襟シャツが少ないとき場合、余った収納ポケット３に他の衣類や書類等を収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【００３３】
【図１】本発明に係る折襟シャツ用ケースの実施形態における展開状態を示すもので、（ａ）は正面図、（ｂ）は底面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】図１の右側面図である。
【図４】本発明に係る折襟シャツ用ケースの実施形態における袋状態を示す正面図である。
【図５】図１の右側面図である。
【図６】本発明に係る折襟シャツ用ケースの実施形態における挟持板を示すもので、（ａ）正面図、（ｂ）は右側面図である。
【図７】本発明に係る折襟シャツ用ケースの実施形態における側面補強板を示すもので、（ａ）正面図、（ｂ）は側面図である。
【図８】本発明に係る折襟シャツ用ケースの実施形態における襟補強板を示すもので、（ａ）正面図、（ｂ）は側面図である。
【図９】本発明に係る折襟シャツ用ケースの実施形態における展開状態（吊り下げ状態）を示すもので、（ａ）は正面図、（ｂ）は、（ａ）のＢ−Ｂ線断面図（断面斜線省略）である。
【図１０】本発明に係る折襟シャツ用ケースの実施形態における襟補強板の使用状態を示すもので、（ａ）正面図、（ｂ）は、（ａ）のＣ−Ｃ線断面図である。
【符号の説明】
【００３４】
１ 折襟シャツ用ケース
２ 帯状シート
２ａ シート本体
２ｂ 覆い部
２ｃ 把持部
２ｄ 肩掛け紐
３ 収納ポケット
３ａ 切欠
４ 帯部
５ 上ファスナー
６ 下ファスナー
７ スライダー
８ 留めバンド
８ａ 第一バックル
８ｂ バンド本体
９ 第二バックル
１０ 側面補強板
１１ 挟持板
１１ａ 前面板
１１ｂ 後面板
１１ｃ 切欠部
１１ｄ 支え板
１２ 襟補強板
Ｇ 空間部
Ｓ 折襟シャツ
Ｎ 襟（折襟）
Ｈ ハンガー
Ｍ マグネット
【特許請求の範囲】
【請求項１】
折曲げ自在で，上下方向に長尺状のシート本体（２ａ）の直上に覆い部（２ｂ）を設け，且つ把持部（２ｃ）または／および肩掛け紐（２ｄ）を備えた帯状シート（２）と、前記シート本体に，上下方向に並べて複数設けられ，折襟シャツ（Ｓ）を収納するための切欠３ａ付収納ポケット（３）と、前記シート本体の左右両端縁に沿って立設された帯部（４）と、前記各帯部の上半部の末端縁に沿って設けられた上ファスナー（５）と、前記各帯部の下半部の末端縁に沿って設けられ，スライダー（７）によって前記上ファスナーと噛み合う下ファスナー（６）と、前記覆い部から上方に，第一バックル（８ａ）とバンド本体（８ｂ）が前後して立設され，相互に着脱自在に係合する留めバンド（８）と、前記シート本体の下端部外面に設けられ，前記バンド本体と着脱自在に係合する第二バックル（９）と、を備え、前記シート本体を折り曲げて上半部と下半部を重ね，前記各帯部の上ファスナーと下ファスナーを噛み合わせて袋状態を形成し，前記バンド本体をシート本体の第二バックルに係合した状態で前記収納ポケットに収納した複数の折襟シャツを持ち運び、前記上ファスナーと下ファスナーの噛み合いを解き，前記バンド本体と第二バックルの係合を解いて，前記バンド本体を第一バックルに係合し，該バンド本体と第一バックルとで形成される空間部（Ｇ）にハンガー（Ｈ）を通して，前記折襟シャツを収納ポケットに収納したまま吊り下げてなる折襟シャツ用ケース。
【請求項２】
シート本体（２ａ）を折り曲げて袋状態を形成した状態で、各帯部（４）に沿って挿入される左右の側面補強板（１０，１０）を設けてなる請求項１に記載の折襟シャツ用ケース。
【請求項３】
前面板（１１ａ）と後面板（１１ｂ）とで折襟シャツ（Ｓ）を前後から挟持する断面略Ｕ字状で、前記前面板の上端部中央部分に切欠部（１１ｃ）を有し、収納ポケット（３）に着脱自在に収納される薄板状の挟持板（１１）を設けてなる請求項１または２に記載の折襟シャツ用ケース。
【請求項４】
折曲げ自在で，上下方向に長尺状のシート本体（２ａ）の直上に覆い部（２ｂ）を設け、且つ把持部（２ｃ）または／および肩掛け紐（２ｄ）を備えた帯状シート（２）と、前記シート本体に，上下方向に並べて複数設けられ，折襟シャツ（Ｓ）を収納するための切欠（３ａ）付収納ポケット（３）と、前記シート本体の左右両端縁に沿って立設された帯部（４）と、前記各帯部の上半部の末端縁に沿って設けられた上ファスナー（５）と、前記各帯部の下半部の末端縁に沿って設けられ，スライダー（７）によって前記上ファスナーと噛み合う下ファスナー（６）と、前記覆い部から上方に，第一バックル（８ａ）とバンド本体（８ｂ）が前後して立設され，相互に着脱自在に係合する留めバンド（８）と、前記シート本体の下端部外面に設けられ，前記バンド本体と着脱自在に係合する第二バックル（９）と、を備え、前記シート本体を折り曲げて上半部と下半部を重ね，前記各帯部の上ファスナーと下ファスナーを噛み合わせて袋状態を形成し，前記バンド本体をシート本体の第二バックルに係合した状態で前記収納ポケットに収納した複数の折襟シャツを持ち運び、前記上ファスナーと下ファスナーの噛み合いを解き，前記バンド本体と第二バックルの係合を解いて，前記バンド本体を第一バックルを係合し，該バンド本体と第一バックルとで形成される空間部（Ｇ）にハンガー（Ｈ）を通して，前記折襟シャツを収納ポケットに収納したまま吊り下げてなり、さらに，シート本体を折り曲げて袋状態を形成した状態で，各帯部に沿って挿入される左右の側面補強板（１０，１０）を設け、前面板（１１ａ）と後面板（１１ｂ）とで前記折襟シャツを前後から挟持し，前記前面板の上端部中央部分に切欠部（１１ｃ）を有する断面略Ｕ字状で，収納ポケットに着脱自在に収納される薄板状の挟持板（１１）を設け、前記折襟シャツの襟（Ｎ）内壁に配置する襟補強板（１２）を設けてなる折襟シャツ用ケース。
【請求項１】
折曲げ自在で，上下方向に長尺状のシート本体（２ａ）の直上に覆い部（２ｂ）を設け，且つ把持部（２ｃ）または／および肩掛け紐（２ｄ）を備えた帯状シート（２）と、前記シート本体に，上下方向に並べて複数設けられ，折襟シャツ（Ｓ）を収納するための切欠３ａ付収納ポケット（３）と、前記シート本体の左右両端縁に沿って立設された帯部（４）と、前記各帯部の上半部の末端縁に沿って設けられた上ファスナー（５）と、前記各帯部の下半部の末端縁に沿って設けられ，スライダー（７）によって前記上ファスナーと噛み合う下ファスナー（６）と、前記覆い部から上方に，第一バックル（８ａ）とバンド本体（８ｂ）が前後して立設され，相互に着脱自在に係合する留めバンド（８）と、前記シート本体の下端部外面に設けられ，前記バンド本体と着脱自在に係合する第二バックル（９）と、を備え、前記シート本体を折り曲げて上半部と下半部を重ね，前記各帯部の上ファスナーと下ファスナーを噛み合わせて袋状態を形成し，前記バンド本体をシート本体の第二バックルに係合した状態で前記収納ポケットに収納した複数の折襟シャツを持ち運び、前記上ファスナーと下ファスナーの噛み合いを解き，前記バンド本体と第二バックルの係合を解いて，前記バンド本体を第一バックルに係合し，該バンド本体と第一バックルとで形成される空間部（Ｇ）にハンガー（Ｈ）を通して，前記折襟シャツを収納ポケットに収納したまま吊り下げてなる折襟シャツ用ケース。
【請求項２】
シート本体（２ａ）を折り曲げて袋状態を形成した状態で、各帯部（４）に沿って挿入される左右の側面補強板（１０，１０）を設けてなる請求項１に記載の折襟シャツ用ケース。
【請求項３】
前面板（１１ａ）と後面板（１１ｂ）とで折襟シャツ（Ｓ）を前後から挟持する断面略Ｕ字状で、前記前面板の上端部中央部分に切欠部（１１ｃ）を有し、収納ポケット（３）に着脱自在に収納される薄板状の挟持板（１１）を設けてなる請求項１または２に記載の折襟シャツ用ケース。
【請求項４】
折曲げ自在で，上下方向に長尺状のシート本体（２ａ）の直上に覆い部（２ｂ）を設け、且つ把持部（２ｃ）または／および肩掛け紐（２ｄ）を備えた帯状シート（２）と、前記シート本体に，上下方向に並べて複数設けられ，折襟シャツ（Ｓ）を収納するための切欠（３ａ）付収納ポケット（３）と、前記シート本体の左右両端縁に沿って立設された帯部（４）と、前記各帯部の上半部の末端縁に沿って設けられた上ファスナー（５）と、前記各帯部の下半部の末端縁に沿って設けられ，スライダー（７）によって前記上ファスナーと噛み合う下ファスナー（６）と、前記覆い部から上方に，第一バックル（８ａ）とバンド本体（８ｂ）が前後して立設され，相互に着脱自在に係合する留めバンド（８）と、前記シート本体の下端部外面に設けられ，前記バンド本体と着脱自在に係合する第二バックル（９）と、を備え、前記シート本体を折り曲げて上半部と下半部を重ね，前記各帯部の上ファスナーと下ファスナーを噛み合わせて袋状態を形成し，前記バンド本体をシート本体の第二バックルに係合した状態で前記収納ポケットに収納した複数の折襟シャツを持ち運び、前記上ファスナーと下ファスナーの噛み合いを解き，前記バンド本体と第二バックルの係合を解いて，前記バンド本体を第一バックルを係合し，該バンド本体と第一バックルとで形成される空間部（Ｇ）にハンガー（Ｈ）を通して，前記折襟シャツを収納ポケットに収納したまま吊り下げてなり、さらに，シート本体を折り曲げて袋状態を形成した状態で，各帯部に沿って挿入される左右の側面補強板（１０，１０）を設け、前面板（１１ａ）と後面板（１１ｂ）とで前記折襟シャツを前後から挟持し，前記前面板の上端部中央部分に切欠部（１１ｃ）を有する断面略Ｕ字状で，収納ポケットに着脱自在に収納される薄板状の挟持板（１１）を設け、前記折襟シャツの襟（Ｎ）内壁に配置する襟補強板（１２）を設けてなる折襟シャツ用ケース。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【図９】
【図１０】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【図９】
【図１０】
【公開番号】特開２０１０−１８３０３（Ｐ２０１０−１８３０３Ａ）
【公開日】平成２２年１月２８日（２０１０．１．２８）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００８−１７８９０９（Ｐ２００８−１７８９０９）
【出願日】平成２０年７月９日（２００８．７．９）
【出願人】（５０８２０６９２２）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２２年１月２８日（２０１０．１．２８）
【国際特許分類】
【出願日】平成２０年７月９日（２００８．７．９）
【出願人】（５０８２０６９２２）
【Ｆターム（参考）】
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