説明

振動発生装置及びこれを用いた電子機器

【課題】 騒音環境下で利用した場合や、耳の不自由な人が利用した場合、利用者が親機からの音を確認することができない。また、システムの通信エラーなどの誤動作によって親機と子機が正確な位置関係にあるか否か検出できない場合があった。
【解決手段】 内部空間を有する支持体、支持体に支持された振動板、振動板に取り付けられた磁石を備える。この支持体に支持された振動板に取り付けられた磁石は、外部装置から発せられた電磁波によって上下動可能な様に取り付けられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、各種の電子機器において振動を発生させる装置及びこの装置を用いた電子機器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、ICタグ、無接点充電台等、近接させた状態で情報や電力を伝送する電子機器が普及してきている。この種の電子機器では、親機と子機を対向させて、親機側に設けられた1次側回路と子機側に設けられた2次側回路を電磁気的に結合させることにより、情報や電力を伝送している(例えば、特許文献1を参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002-199598号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この様な電子機器においては、親機と子機間で効率よく情報や電力を伝送するため、親機と子機を互いに対向させた状態で決められた位置関係に正確に配置する必要がある。従来のこの種の電子機器は、親機から子機に向けて信号を送信し、子機から親機に結果を送信することにより、親機と子機間で相互通信を確認し、親機と子機が正確な位置関係にある場合親機から音を発生させて、利用者に親機と子機が正確な位置関係にあることを伝達している。
この様な従来の電子機器は、騒音環境下で利用した場合や、耳の不自由な人が利用した場合、利用者が親機からの音を確認することができないという問題があった。また、子機自体からの直接的な応答ではないため、システムの通信エラーなどの誤動作によって親機と子機が正確な位置関係にあるか否か検出できない場合もあった。
【0005】
本発明は、利用者が親機と子機が正確な位置関係にあるか否かを確実に確認することができると共に、親機と子機が正確な位置関係にあるか否かを確認するための親機と子機間の相互確認作業を簡略化できる振動発生装置及びこれを用いた電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の振動発生装置は、内部空間を有する支持体、支持体に支持された振動板、振動板に取り付けられた磁石を備え、磁石が外部装置から発せられた電磁波によって上下動可能な様に振動板に取り付けられる。
また、本発明の振動発生装置は、内部空間を有する支持体、支持体に支持された振動板、振動板に取り付けられたコイルを備え、コイルが外部装置から発せられた電磁波によって上下動可能な様に振動板に取り付けられる。
さらに、本発明の電子機器は、内部空間を有する支持体、支持体に支持された振動板、振動板に取り付けられた磁石を備え、磁石が外部装置から発せられた電磁波によって上下動可能な様に振動板に取り付けられた振動発生装置又は、内部空間を有する支持体、支持体に支持された振動板、振動板に取り付けられたコイルを備え、コイルが外部装置から発せられた電磁波によって上下動可能な様に振動板に取り付けられた振動発生装置が用いられる。
【発明の効果】
【0007】
本発明の振動発生装置は、内部空間を有する支持体、支持体に支持された振動板、振動板に取り付けられた磁石を備え、磁石が外部装置から発せられた電磁波によって上下動可能な様に振動板に取り付けられるので、利用者が親機と子機が正確な位置関係にあるか否かを確実に確認することができると共に、親機と子機が正確な位置関係あるか否かを確認するための親機と子機間の相互確認作業を簡略化できる。
また、本発明の振動発生装置は、内部空間を有する支持体、支持体に支持された振動板、振動板に取り付けられたコイルを備え、コイルが外部装置から発せられた電磁波によって上下動可能な様に振動板に取り付けられるので、利用者が親機と子機が正確な位置関係にあるか否かを確実に確認することができると共に、親機と子機が正確な位置関係あるか否かを確認するための親機と子機間の相互確認作業を簡略化できる。
さらに、本発明の電子機器は、内部空間を有する支持体、支持体に支持された振動板、振動板に取り付けられた磁石を備え、磁石が外部装置から発せられた電磁波によって上下動可能な様に振動板に取り付けられた振動発生装置又は、内部空間を有する支持体、支持体に支持された振動板、振動板に取り付けられたコイルを備え、コイルが外部装置から発せられた電磁波によって上下動可能な様に振動板に取り付けられた振動発生装置が用いられるので、利用者が親機と子機が正確な位置関係にあるか否かを確実に確認することができると共に、親機と子機が正確な位置関係あるか否かを確認するための親機と子機間の相互確認作業を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の振動発生装置の第1の実施例を示す部分断面図である。
【図2】本発明の電子機器の第1の実施例を示す部分断面図である。
【図3】本発明の振動発生装置の第2の実施例を示す部分断面図である。
【図4】本発明の振動発生装置の第3の実施例を示す部分断面図である。
【図5】本発明の振動発生装置の第4の実施例を示す部分断面図である。
【図6】本発明の電子機器の第2の実施例を示す斜視図である。
【図7】本発明の電子機器の第3の実施例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の振動発生装置は、内部空間を有する支持体に振動板が支持され、この振動板には磁石が取り付けられる。磁石は、外部装置から発せられた電磁波によって上下動可能な様に振動板の中央部に取り付けられる。
従って、本発明の振動発生装置は、外部装置から発せられた電磁波によって磁石が上下に移動し、その磁石の上下動が振動板に伝達され、振動及び音が発生する。
【実施例】
【0010】
以下、本発明の振動発生装置及びこれを用いた電子機器の実施例を図を参照して説明する。
図1は本発明の振動発生装置の第1の実施例を示す部分断面図である。図1において11Aは支持体、12は振動板、13は磁石である。
支持体11Aは、内部に空間を有する様に形成される。この支持体11Aの上端部分には、内部空間を覆う様に振動板12が取り付けられる。
この支持体11Aに取り付けられ、支持体11Aに支持された振動板12は、ステンレス等の金属、樹脂性フィルム、コーン紙等で板状に形成される。この振動板12の裏面には、磁石13が取り付けられる。
磁石13は、ネオジム磁石等高い保磁力を有する磁石が用いられ、振動板12の裏面の中心に位置する様に振動板12の裏面に接着される。この時、磁石13は、N極を下に向けた状態で振動板12の裏面に配置され、S極が振動板12と接着される。これにより、磁石13は、振動板12に取り付けられ、振動板12と支持体11Aの内底面間に形成された空間内に収納される。
そして、この様に振動板12と磁石13が取り付けられた支持体11Aの上端には、蓋11Bが取り付けられる。
この様に形成された振動発生装置は、外部装置から発せられた電磁波に磁石13が反応し、電磁波に従って振動板12に取り付けられた磁石13が支持体11Aの内部空間内で上下動する。この磁石13の上下動により、振動板12が振動し、これにより振動及び音が発生する。
【0011】
図2は本発明の電子機器の第1の実施例を示す部分断面図である。
支持体21Aは、内部に空間を有する様に形成され、例えば子機の枠体等が用いられる。この支持体21Aの上端部分には、内部空間を覆う様に振動板22が取り付けられる。
この支持体21Aに取り付けられ、支持体21Aに支持された振動板22は、裏面に磁石23が取り付けられる。
磁石23は、振動板22の裏面の中心に位置する様に振動板22の裏面に接着される。この時、磁石23は、N極を下に向けた状態で振動板22の裏面に配置され、S極が振動板22と接着される。これにより、磁石23は、振動板22に取り付けられ、振動板22と支持体21Aの内底面間に形成された空間内に収納される。
この振動板22と磁石23が取り付けられた支持体21Aの上端には、蓋21Bが取り付けられる。そして、この様に振動板22と磁石23及び蓋21Bが支持体21Aに取り付けられることによって支持体21A内に振動発生装置が形成される。
外部装置24は例えば親機で構成される。この外部装置24の内部には、コイル25が設けられる。コイル25は、この外部装置24に支持体21Aを対向させた時、巻軸が支持体21Aに支持された振動板22の裏面の中心と一致し、支持体21Aに支持された振動板22に取り付けられた磁石23が巻軸と同軸上に配置される様に外部装置24内に設けられる。
そして、振動板22と磁石23及び蓋21Bが取り付けられ、振動発生装置が形成された支持体21Aと、この外部装置24とで電子機器が構成される。
この様に形成された電子機器が移動体通信機器である場合、親機(充電器)を構成する外部装置24側においてコイル25に10〜50000Hzの可聴周波数範囲の信号が入力され、子機(携帯電話等)を親機に対向させた時、電磁誘導によって子機を構成する支持体21A内の振動板22に取り付けられた磁石23が支持体21Aの内部空間内で上下動する。この磁石23の上下動により、振動板22が10〜50000Hzで振動し、これにより子機側で振動及び音が発生する。これにより親機(充電器)と子機(携帯電話等)が正確な位置関係にあるか否かを確実に確認することができる。また、この親機内に設けられた1次側回路と、子機内に設けられた2次側回路が電磁気的に結合し、電力が伝送される。
【0012】
図3は本発明の振動発生装置の第2の実施例を示す部分断面図である。
支持体31Aは、内部に空間を有する様に形成されると共に、底面に貫通孔Hが形成される。この支持体31Aの上端部分には、内部空間を覆う様に振動板32が取り付けられる。この支持体31Aに取り付けられ、支持体31Aに支持された振動板32は、裏面に磁石33が取り付けられる。
磁石33は、振動板32の裏面の中心に位置する様に振動板32の裏面に接着される。この時、磁石33は、N極を下に向けた状態で振動板32の裏面に配置され、S極が振動板32と接着される。これにより、磁石33は、振動板32に取り付けられ、振動板32と支持体31Aの内底面間に形成された空間内に収納される。
この振動板32と磁石33が取り付けられた支持体31Aの上端には、蓋31Bが取り付けられる。蓋31Bの上面には複数の貫通孔Hが形成される。
この様に形成された振動発生装置は、外部装置から発せられた電磁波に磁石33が反応し、電磁波に従って振動板32に取り付けられた磁石33が支持体31Aの内部空間内で上下動する。この磁石33の上下動により、振動板32が振動し、これにより振動及び音が発生する。
この様な振動発生装置は、支持体31Aと蓋31Bに貫通孔Hが設けられているので、振動板32の振動によって発生した音の音質を良くすることができる。
【0013】
図4は本発明の振動発生装置の第3の実施例を示す部分断面図である。
支持体41Aは、内部に空間を有する様に形成され、上端部分に内部空間を覆う様に振動板42が取り付けられる。この支持体41Aに取り付けられ、支持体41Aに支持された振動板42は、裏面に圧電体46が取り付けられる。
圧電体46は、圧電セラミック、圧電樹脂、ポリフッ化ビニリデン、水晶等の圧電材料を用いて円板状に形成されたものが用いられ、振動板42の裏面の中心に位置する様に振動板42の裏面に接着される。この時、圧電体46は、圧電体の分極方向におけるマイナス側を上に向けた状態で振動板42の裏面に配置され、圧電体の分極方向におけるプラス側が振動板42と接着される。そして、圧電体46のマイナスとプラスは、全波整流回路を介して電池やキャパシタ等の蓄電手段に接続される。
この圧電体46の振動板42が接着された面と反対側の面の中心には、磁石43が取り付けられる。磁石43は、N極を下に向けた状態で圧電体46に配置され、S極が圧電体46と接着される。これにより、磁石43は、圧電体46を介して振動板42に取り付けられ、振動板42と支持体41Aの内底面間に形成された空間内に収納される。
この振動板42と圧電体46と磁石43が取り付けられた支持体41Aの上端には、蓋41Bが取り付けられる。
この様に形成された振動発生装置は、外部装置から発せられた電磁波に磁石43が反応し、電磁波に従って振動板42に取り付けられた磁石43が支持体41Aの内部空間内で上下動する。この磁石43の上下動により、振動板42が振動し、これにより振動及び音が発生する。また、この磁石43の上下動が圧電体46に伝達されることにより、圧電体46に電気が発生し、これが全波整流回路を介して蓄電手段に蓄電される。
この様な振動発生装置は、振動板に取り付けられた圧電体によって発電することができ、振動発生装置内で使用される電力をまかなうことができる。
【0014】
図5は本発明の振動発生装置の第4の実施例を示す部分断面図である。
支持体51Aは、内部に空間を有する様に形成され、上端部分に内部空間を覆う様に振動板52が取り付けられる。この支持体51Aに取り付けられ、支持体51Aに支持された振動板52は、裏面にコイル57が取り付けられる。
コイル57は、振動板52の裏面の中心に位置する様に振動板52の裏面に接着される。コイル57の両端は、全波整流回路を介して電池やキャパシタ等の蓄電手段に接続される。これにより、コイル57は、振動板52に取り付けられ、振動板52と支持体51Aの内底面間に形成された空間内に収納される。
この振動板42とコイル57が取り付けられた支持体51Aの上端には、蓋51Bが取り付けられる。
この様に形成された振動発生装置は、外部装置から発せられた電磁波にコイル57が反応し、電磁波に従って振動板52に取り付けられたコイル57が支持体51Aの内部空間内で上下動する。このコイル57の上下動により、振動板52が振動し、これにより振動及び音が発生する。また、外部装置から発せられた電磁波によってコイル57に電気が発生し、これが全波整流回路を介して蓄電手段に蓄電される。
この様な振動発生装置は、振動板にコイルが取り付けられているので、振動板に付加される重さを軽減することができ、その分特性を向上させることができる。また、振動板に取り付けられたコイルによって発電することができ、振動発生装置内で使用される電力をまかなうことができる。
【0015】
図6は本発明の電子機器の第2の実施例を示す斜視図である。
支持体61は、内部に空間を有する様に形成され、例えば将棋やチェスのコマのケースが用いられる。この支持体の内部空間内に振動板が取り付けられ、振動板の裏面に磁石が取り付けられる。磁石は、N極を下に向けた状態で振動板の裏面の中心に配置され、S極が振動板と接着されることにより、振動板と支持体の内底面間に形成された空間内に収納される。この振動板と磁石が取り付けられた支持体の上端には、蓋が取り付けられる。この様にして、振動板と磁石及び蓋が支持体に取り付けられることにより振動発生装置が形成される。
外部装置64は、例えば将棋板等に設けられたタッチパネルで構成される。この外部装置64の内部には、コイル65が設けられる。コイル65は、この外部装置64の所定の位置に支持体61を対向させた時、巻軸が支持体61に支持された振動板の裏面と一致し、支持体に支持された振動板に取り付けられた磁石が巻軸と同軸上に配置される様に外部装置64内に設けられる。
そして、振動板と磁石及び蓋が取り付けられ、振動発生装置が形成された支持体61と、この外部装置64とで電子機器が構成される。
この様に形成された電子機器が将棋やチェス等のゲーム機器である場合、親機(将棋板等に設けられたタッチパネル)を構成する外部装置64側においてコイル65に10〜50000Hzの可聴周波数範囲の信号が断続的に入力され、子機(将棋やチェス等のコマ)を親機の所定の位置に配置した時、電磁誘導によって子機を構成する支持体61内の振動板に取り付けられた磁石が支持体61の内部空間内で上下動する。この磁石の上下動により、振動板が10〜50000Hzで振動し、これにより子機側で断続的に振動及び音が発生する。
【0016】
図7は本発明の電子機器の第3の実施例を示す斜視図である。
支持体71は、内部に空間を有する様に形成され、例えば回転寿司の皿が用いられる。この支持体の内部空間内に振動板が取り付けられ、振動板の裏面に磁石が取り付けられる。磁石は、N極を下に向けた状態で振動板の裏面の中心に配置され、S極が振動板と接着されることにより、振動板と支持体の内底面間に形成された空間内に収納される。この振動板と磁石が取り付けられた支持体の上端には、蓋が取り付けられる。この様にして、振動板と磁石及び蓋が支持体に取り付けられることにより振動発生装置が形成される。
外部装置74は、例えば回転寿司の皿を運搬する台車等で構成される。この外部装置74の内部には、コイル75が設けられる。コイル75は、この外部装置74と支持体71を対向させた時、巻軸が支持体71に支持された振動板の裏面と一致し、支持体に支持された振動板に取り付けられた磁石が巻軸と同軸上に配置される様に外部装置74内に設けられる。
そして、振動板と磁石及び蓋が取り付けられ、振動発生装置が形成された支持体71と、この外部装置74とで電子機器が構成される。
この様に形成された電子機器が回転寿司システムである場合、図7(A)に示す様に、親機(回転寿司の皿を運搬する台車等)を構成する外部装置64が回転寿司システムの所定の位置に到達した時に親機側においてコイル75に10〜50000Hzの可聴周波数範囲の信号が入力され、電磁誘導によってこの親機上に搭載された子機(回転寿司の皿)を構成する支持体71内の振動板に取り付けられた磁石が支持体71の内部空間内で上下動する。この磁石の上下動により、振動板が10〜50000Hzで振動し、これにより子機側で振動及び音が発生する。そして、図7(B)に示す様に、子機(回転寿司の皿)を構成する支持体71を親機(回転寿司の皿を運搬する台車等)を構成する外部装置64からおろすと、親機側から発せられている電磁波が子機(回転寿司の皿)を構成する支持体71内の振動板に取り付けられた磁石に届かなくなり、子機側の振動及び音が止む。
【0017】
以上、本発明の振動発生装置及びこれを用いた電子機器の実施例を述べたが、本発明はこれらの実施例に限られるものではない。例えば、振動発生装置の第2、第3の実施例及び、電子機器の第1乃至第3の実施例において振動板に取り付けられた磁石の代わりにコイルを取り付けてもよい。また、本発明の振動発生装置は、様々な電子機器に適用することができる。
【符号の説明】
【0018】
11A 支持体
12 振動板
13 磁石

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部空間を有する支持体、該支持体に支持された振動板、該振動板に取り付けられた磁石を備え、該磁石は、外部装置から発せられた電磁波によって上下動可能な様に該振動板に取り付けられたことを特徴とする振動発生装置。
【請求項2】
内部空間を有する支持体、該支持体に支持された振動板、該振動板に取り付けられたコイルを備え、該コイルは、外部装置から発せられた電磁波によって上下動可能な様に該振動板に取り付けられたことを特徴とする振動発生装置。
【請求項3】
前記振動板と前記磁石の間に圧電体が配置された請求項1に記載の振動発生装置。
【請求項4】
前記振動板と前記コイルの間に圧電体が配置された請求項2に記載の振動発生装置。
【請求項5】
前記支持体に複数の孔が形成された請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の振動発生装置。
【請求項6】
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の振動発生装置が用いられた電子機器。
【請求項7】
前記電子機器が移動体通信装置である請求項6に記載の電子機器。
【請求項8】
前記電子機器がゲーム機器である請求項6に記載の電子機器。
【請求項9】
前記電子機器が回転寿司システムである請求項6に記載の電子機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−218328(P2011−218328A)
【公開日】平成23年11月4日(2011.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−92865(P2010−92865)
【出願日】平成22年4月14日(2010.4.14)
【出願人】(000003089)東光株式会社 (243)
【Fターム(参考)】