説明

歩行補助車

【課題】本発明は、老人でも歩行の時安全に使用出来る歩行補助車を提供することを課題とする。
【解決手段】椅子本体枠1に跳ね上げ可能に取付けた座枠7の跳ね上げを係止する係止片26を前後摺動可能に取付けることによって、該係止片26から前方に差出されるレバー32を座枠7の下面から離れないように沿わせ、更に該レバー32の前端が該座枠7前縁より実質的に突出しないように設定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば老人が歩く場合に支えとして使用する歩行補助車に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の歩行補助車としては、前脚部と後脚部とを具備した椅子本体枠に座枠が跳ね上げ可能に取付けられており、該座枠を跳ね上げると該前脚部と後脚部とが折畳まれるようになった構成のものが提供されている。
上記折畳み式の歩行補助車では、図10に示すように座板1Aの不測の跳ね上がりをロックするために座板1Aの下側に揺動杆13Aを上下回動可能に取付け、該揺動杆13Aに取付けた板状体19Aの切欠き部18A,20Aを椅子本体枠に設けた突部17Aに係合する構成が提供されている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】実公平7−17305号公報
【0004】
上記構成では該揺動杆13Aを引上げて該板状体19Aの切欠き部20Aと該椅子本体枠側の突部17Aとの係合を解消すると該座板1Aが跳ね上げ可能となる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来構成では座板1Aの下側に揺動杆13Aを引上げることが出来る余裕を設けることが必要であり、該揺動杆13Aが座板1A下面から離れた状態にあるので、不測の事態によって該揺動杆13Aが上方へ回動して座板1Aのロックが解除されてしまい、極めて危険である、と云う問題点がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記従来の問題点を解決するための手段として、前後左右に車輪35,36を取付けた椅子本体枠1に座枠7を跳ね上げ可能に取付けた構成であって、該椅子本体枠1側には係止ピン30を取付け、該座枠7の下側には該係止ピン30に係合する係合凹部31を後端に形成した係止片26を前後摺動可能に取付け、該係止片26は該係合凹部31が該椅子本体枠1の係止ピン30に係合するようにばねSによって後方へ付勢されており、更に該係止片26からは前方にレバー32が差出され、該レバー32は該座枠7下側に沿って配置されており、かつ該係止片26の係合凹部31が該椅子本体枠1の係止ピン30に係合して該座枠7の跳ね上げがロックされた状態ではその前端が該座枠7前縁より実質的に突出しないように設定されている歩行補助車を提供するものである。
該椅子本体枠1は前脚部4と後脚部5とを具備し、座枠7を跳ね上げだ状態で該前脚部4と後脚部5とは折畳み可能とされていることが望ましく、更には該椅子本体枠1は背もたれ枠3と該背もたれ枠3の下端から前下方に屈曲する前脚部4とからなる左右一対の主枠2と、該主枠2の前脚部4上部に前方から後方にかけてX状に交差し該前脚部4に交差点に位置する回動軸6を介して回動可能に取付けられている後脚部5とからなり、該主枠2の前脚部4下端と該後脚部5下端にそれぞれ左右一対の車輪35,36が回転自在に取付けられている構成を有し、該座枠7は該椅子本体枠1の左右一対の主枠2の背もたれ枠3下部に後端を回動可能に差渡されることによって該椅子本体枠1に跳ね上げ可能に取付けられており、該座枠7両側部中間と該後脚部5上端部との間にはリンク杆24が差渡され、該後脚部5の上端には該座枠7側部を受止する受止部25がそれぞれ設けられており、該受止部25から該係止ピン30が差出され、一方該係止片26は該座枠7下側に左右一対前後摺動可能に取付けられており、該レバー32は該左右一対の係止片26に差渡されており該座枠7を跳ね上げ状態にすると該リンク杆24を介して該後脚部5が該主枠2の前脚部4側に折畳まれるようにされていることが望ましい。
【発明の効果】
【0007】
〔作用〕
歩行補助車W使用時には、座枠7の係止片26が該椅子本体枠1側の係止ピン30に係合しており、該座枠7の跳ね上がりがロックされている。該係止片26のレバー32は該座枠7の下側に取付けられているが、ロックを解除する場合には該レバー32を前方に引くとそれに伴い該係止片26は前方へ摺動する。
このように該レバー32は前後に摺動するように取付けられているから、該座枠7の下側に沿って該座枠7から離れないように取付けることが出来る。更に該レバー32はロック状態でその前端が該座枠7前縁より突出しないように設定されているので該レバー32は不測の事態によって前方へ引出されることがない。
【0008】
該椅子本体枠1が前脚部4と後脚部5とを具備し、座枠7を跳ね上げだ状態で該前脚部4と後脚部5とが折畳み可能とされていると、不使用時にはコンパクトに折畳むことが出来る。
該椅子本体枠1は背もたれ枠3と該背もたれ枠3の下端から前下方に屈曲する前脚部4とからなる左右一対の主枠2と、該主枠2の前脚部4上部に前方から後方にかけてX状に交差し該前脚部4に交差点に位置する回動軸6を介して回動可能に取付けられている後脚部5とからなり、該主枠2の前脚部4下端と該後脚部5下端にそれぞれ左右一対の車輪35,36が回転自在に取付けられている構成を有し、該座枠7は該椅子本体枠1の左右一対の主枠2の背もたれ枠3下部に後端を回動可能に差渡されることによって該椅子本体枠1に跳ね上げ可能に取付けられており、該座枠7両側部中間と該後脚部5上端部との間にはリンク杆24が差渡され、該後脚部5の上端には該座枠7側部を受止する受止部25がそれぞれ設けられており、該受止部25から該係止ピン30が差出され、一方該係止片26は該座枠7下側に左右一対前後摺動可能に取付けられており、該レバー32は該左右一対の係止片26に差渡されていると、該座枠7を跳ね上げれば、該リンク杆24を介して該後脚部5が該主枠2の前脚部4側に引き寄せられ折畳まれる。
【0009】
〔効果〕
したがって本発明では、座枠が不測の事態によって跳ね上がることが確実に防止されているので、老人でも安全に手押し車として使用することが出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明を図1〜図9に示す一実施例によって以下に詳細に説明する。
図1において、1は歩行補助車Wの椅子本体枠であって、該椅子本体枠1は左右一対の主枠2,2と該主枠2,2に回動可能に取付けられている後脚部5とからなる。
【0011】
該主枠2は背もたれ枠3と該背もたれ枠3の下端から前下方に屈曲する前脚部4とからなり、該後脚部5は該主枠2の前脚部4の上部に前方から後方にかけてX状に交差し、該前脚部4に交差点に位置する回動軸6を介して回動可能に取付けられている。
【0012】
該椅子本体枠1の左右一対の主枠2,2の背もたれ枠3の下部には座枠7の根端が回動軸ブラケット8を介して回動可能に取付けられており、かくして該座枠7は該椅子本体枠1に跳ね上げ可能に取付けられている。
【0013】
該主枠2の左右一対の背もたれ枠3の上端にはバックケース9が差渡されているが、該バックケース9の左右側面上部からは把手10,10が差出されており、また下部からは縦長孔11A,11Aを介して該バックケース9内に収容されているブレーキ機構のブレーキレバー11,11が差出されている。
更にバックケース9の下端からは左右一対の外筒12,12が下方に向けて差出されており、該外筒12,12は該主枠2の背もたれ枠3にそれぞれ上下摺動可能に嵌着されている。
【0014】
該左右一対の外筒12,12の中間部には横梁13が差渡されており、図2に示すように該横梁13にはブラケット15,15を介して左右一対のピン支持筒14,14が取付けられており、該ピン支持筒14,14の先端にはそれぞれピン16,16が突設されており、該左右のピン支持筒14,14の間には該ピン支持筒14,14を左右の該外筒12,12側(外側)に付勢するコイルスプリング17が介在されており、更に該ピン支持筒14,14にはレバー18が差出されている。
【0015】
該ピン支持筒14,14のピン16,16は一個の外筒12,12の貫通孔19を介して該背もたれ枠3に設けられている複数個の貫通孔20のうちのいずれかに嵌着される。したがってレバー18を介して該ピン支持筒14,14を内側に摺動させることによってピン16,16を該背もたれ枠3の貫通孔20のうちのいずれかから引抜けば、該バックケース9の外筒12,12は該背もたれ枠3,3に対して上下摺動可能になり、所望のバックケース9の高さに調節した後該ピン支持筒14,14のレバー18を自由にすると、該ピン支持筒14,14のピン16,16はコイルスプリング17の付勢力によって該背もたれ枠3,3の所定の貫通孔20に嵌着し、かくして該バックケース9は所望の高さで固定される。
【0016】
該主枠2の左右一対の背もたれ枠3,3の下部および前脚部4,4の上端部にはそれぞれ横梁21,22が差渡されており、更に該座枠7の中央部にも横梁23が差渡されている。そして該座枠7両側部中間と該後脚部5の上端部との間にはリンク杆24がそれぞれ差渡されており、更に該後脚部5の上端には該座枠7の側部を受止する受止部25,25がそれぞれ取付けられている。
【0017】
図3および図4に示す26は該座枠7の下側に配置される係止片であり、該係止片26の前上部には横長ガイド孔27が設けられており、該ガイド孔27には該座枠7側部のブラケット28から差出されるガイドピン29が摺動可能に嵌着され、該係止片26の後縁には該受止部25から突設される係止ピン30が係合する係合凹部31が形成されている。
【0018】
更に該左右一対の係止片26からは前方にコの字形のレバー32が差出されており、該レバー32の側部は該座枠7の側部から差出されるガイド筒33を前後摺動可能に貫通し支持されている。
更に該座枠7前縁の下側には該レバー32をガイドするガイド片34が取付けられている。
【0019】
該主枠2の左右一対の前脚部4の下端にはそれぞれ左右一対の前車輪35,35が左右回動可能に取付けられており、該左右一対の後脚部5の下端にはそれぞれ一個の後車輪36,36が固定的に取付けられ、更に該左右一対の後脚部5の下端には横梁37が差出されている。
【0020】
図5および図6に示すように、該主枠2の左右一対の前脚部4の下端には固定筒38が取付けられており、該固定筒38の下端フランジ39からは前方にロックレバー40が差出されており、該固定筒38の下端フランジ39の下側には車輪支持ブロック41が配置され、該車輪支持ブロック41は該主枠2の前脚部4および該固定筒38に対して左右回動可能にされており、上面には該固定筒38の下端フランジ39と重なる円環42が配置され、該円環42は固定筒38および該車輪支持ブロック41に対して相対回転可能であり、該円環42からは後方に選択レバー43が差出されている。該車輪支持ブロック41の両側面からは前車輪35,35の車軸44,44が差出されている。
【0021】
該車輪支持ブロック41の前面軸受け45には前面にロック凹部47を有するロックブロック46の根端が180°回動可能に支持されており、該ロックブロック46の両側面には把手48,48が突設されており、該把手48の一つと該車輪支持ブロック41との間にはコイルスプリング49が差渡されている。
更に該車輪支持ブロック41の後面軸受け50には上端に係合凹部52を設けたロックブロック51が90°回動可能に支持されている。該ロックブロック51の両側面には把手59,59が突設されており、該把手59の一つと該車輪支持ブロック41との間にはコイルスプリング60が差渡されている。
【0022】
上記構成において、図7に示すように該車輪支持ブロック41の前面のロックブロック46を垂直状態から180°上方へ回転させて立上げ状態とし、該ロックブロック46のロック凹部47を該固定筒38の下端フランジ39のロックレバー40に被着する。該ロックブロック46のロック凹部47の内巾と該ロックレバー40の巾とを略同一に設定しておけば、該ロックレバー40を介して該固定筒38即ち該主枠2の前脚部4と該車輪支持ブロック41との相対回転は阻止される。この状態で前車輪35,35は真直ぐ前向きになり、歩行補助車Wは前方へ直進する。なお該ロックブロック46はコイルスプリング49によって垂下状態と立ち上げ状態とにおいて弾性的に固定される。
【0023】
更に図8に示すように該車輪支持ブロック41の後面のロックブロック51を上方へ90°回動させ、該ロックブロック51の係合凹部52を円環42の選択レバー43に係合する。この状態で、該車輪支持ブロック41と該円環42との相対回転は固定される。なおロックブロック51はコイルスプリング60によって垂下状態と水平状態とにおいて弾性的に固定される。そこで該選択レバー43と該前脚部4の固定筒38との間にコイルスプリング53を差渡し、該選択レバー43を介して該車輪支持ブロック41を真直ぐ前向き、即ち前車輪35,35を真直ぐ前向きになるように付勢しておけば、歩行補助車Wがカーブした時、前車輪35,35がカーブ後直ちに真直ぐ前向きになるように付勢されているので、老人が歩行補助車Wを押して安定かつ安全に歩行出来る。なお図5および図6に示すように該固定筒38のロックレバー40も、該車輪支持ブロック41の円環42の選択レバー43もロックブロック46,51によってロックされていない時は、該車輪支持ブロック41は該主枠2の前脚部4に対して自在に回動する。
【0024】
上記歩行補助車Wの座枠7上には座板54が跳ね上げ可能に取付けられ、該左右一対の主枠2,2の背もたれ枠3,3の下部には腰当てシート55が差渡される。
更に該座枠7の下側には図示しない収納バッグを取付けてもよく、この場合には該座板54は収納バッグの蓋として機能する。また老人が歩行に疲れた時等には該座板54上に腰かけて休憩することが出来る。
【0025】
なおブレーキレバー11,11には左右一対の操作ワイヤー56,56が後車輪36,36のブレーキ片57,57まで連絡しており、該ブレーキレバー11,11を上に引張れば該ブレーキ片57,57が該操作ワイヤー56,56を介して後車輪36,36に圧接してブレーキがかかる。なおブレーキ片57,57はコイルスプリング58によってブレーキ解除方向に付勢されている。
【0026】
上記歩行補助車Wを折畳む時には図3に示すロック状態から、図4に示すようにレバー32を前方に引き出せば該係止片26は前方に移動し係合凹部31と係止ピン30との係合が解除される(ロック解除)。そして図4矢印に示すように座枠7を跳ね上げると、リング杆24を介して後脚部5が該主枠2の前脚部4側へ引き寄せられ、図9に示すような折畳み状態となる。
【産業上の利用可能性】
【0027】
本発明の歩行補助車にあっては、座枠が不測の事態によって突然跳ね上がるようなことがなく、老人でも歩行の時安全に使用出来るので、産業上の利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0028】
図1〜図9は本発明の一実施例を示すものである。
【図1】斜視図
【図2】背もたれ枠断面図
【図3】座枠ロック状態説明側面図
【図4】座枠ロック解除状態説明側面図
【図5】前車輪取付け状態説明斜視図(前側)
【図6】前車輪取付け状態説明斜視図(後側)
【図7】前車輪取付け部分平面図(ロックレバーロック状態)
【図8】前車輪取付け部分平面図(選択レバーロック状態)
【図9】折畳み状態側面図
【図10】従来例の説明図
【符号の説明】
【0029】
1 椅子本体枠
2 主枠
3 背もたれ枠
4 前脚部
5 後脚部
6 回動軸
7 座枠
8 回動軸ブラケット
9 バックケース
10 把手
11 ブレーキレバー
11A 長孔
12 外筒
13 横梁
14 ピン支持筒
15 ブラケット
16 ピン
17 コイルスプリング
18 レバー
19 貫通孔
20 貫通孔
21,22,23 横梁
24 リンク杆
25 受止部
26 係止片
27 横長ガイド孔
28 ブラケット
29 ガイドピン
30 係止ピン
31 係合凹部
32 レバー
33 ガイド筒
34 ガイド片
35 前車輪
36 後車輪
37 横梁
38 固定筒
39 下端フランジ
40 ロックレバー
41 車輪支持ブロック
42 円環
43 選択レバー
44 車軸
45 前面軸受け
46 ロックブロック
47 ロック凹部
48 把手
49 コイルスプリング
50 後面軸受け
51 ロックブロック
52 係合凹部
53 コイルスプリング
54 座板
55 腰当てシート
56 操作ワイヤー
57 ブレーキ片
58 コイルスプリング
59 把手
60 コイルスプリング
S ばね
W 歩行補助車

【特許請求の範囲】
【請求項1】
前後左右に車輪を取付けた椅子本体枠に座枠を跳ね上げ可能に取付けた構成であって、該椅子本体枠側には係止ピンを取付け、該座枠の下側には該係止ピンに係合する係合凹部を後端に形成した係止片を前後摺動可能に取付け、該係止片は該係合凹部が該椅子本体枠の係止ピンに係合するようにばねによって後方へ付勢されており、更に該係止片からは前方にレバーが差出され、該レバーは該座枠下側に沿って配置されており、かつ該係止片の係合凹部が該椅子本体枠の係止ピンに係合して該座枠の跳ね上げがロックされた状態ではその前端が該座枠前縁より実質的に突出しないように設定されていることを特徴とする歩行補助車。
【請求項2】
該椅子本体枠は前脚部と後脚部とを具備し、座枠を跳ね上げだ状態で該前脚部と後脚部とは折畳み可能とされている請求項1に記載の歩行補助車。
【請求項3】
該椅子本体枠は背もたれ枠と該背もたれ枠の下端から前下方に屈曲する前脚部とからなる左右一対の主枠と、該主枠の前脚部上部に前方から後方にかけてX状に交差し該前脚部に交差点に位置する回動軸を介して回動可能に取付けられている後脚部とからなり、該主枠の前脚部下端と該後脚部下端にそれぞれ左右一対の車輪が回転自在に取付けられている構成を有し、該座枠は該椅子本体枠の左右一対の主枠の背もたれ枠下部に後端を回動可能に差渡されることによって該椅子本体枠に跳ね上げ可能に取付けられており、該座枠両側部中間と該後脚部上端部との間にはリンク杆が差渡され、該後脚部の上端には該座枠側部を受止する受止部がそれぞれ設けられており、該受止部から該係止ピンが差出され、一方該係止片は該座枠下側に左右一対前後摺動可能に取付けられており、該レバーは該左右一対の係止片に差渡されており該座枠を跳ね上げ状態にすると該リンクを介して該後脚部が該主枠の前脚部側に折畳まれるようにした請求項2に記載の歩行補助車。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2007−275417(P2007−275417A)
【公開日】平成19年10月25日(2007.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−107824(P2006−107824)
【出願日】平成18年4月10日(2006.4.10)
【出願人】(000000505)アロン化成株式会社 (317)