説明

混練機

【課題】 使用後の混練槽の内部の清掃を容易に行えるようにする。
【解決手段】 混練槽4の内部に回転軸15が回転可能に設けられ、該回転軸15に複数の混練アーム20が設けられ、該混練アーム20の先端に取付部22が設けられ、該取付部22に混練羽根26が着脱可能に取り付けられる混練機1であって、前記取付部22を、前面が平面に形成され、背面が凹凸のない面から形成される立体形状に形成し、該取付部22の前面に前記混練羽根26を着脱可能に取り付ける。取付部22の表面に混練物50を付着しにくくすることができるので、使用後の混練槽4の内部の清掃を容易に、効率よく行うことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、各種の混練物を混練する混練機に関し、特に、混練物を混練する混練槽の使用後の清掃が容易な混練機に関する。
【背景技術】
【0002】
混練機には、各種のタイプのものがあり、例えば、生コンクリートの製造に用いられる横置きの二軸コンクリートミキサが一般に知られている。このコンクリートミキサは、内部に生コンクリートの材料であるセメント、骨材、水、混和剤等を受け入れる混練槽と、混練槽の内部に回転自在に設けられる一対の回転軸と、各回転軸に設けられる複数の混練アームと、各混練アームの先端に設けられる混練羽根とを備えている。
【0003】
そして、このような構成のコンクリートミキサの混練槽の内部にセメント、骨材、水、混和剤等を所定の配合比となるように所定量供給し、駆動源を作動させて、回転軸と一体に混練アーム及び混練羽根を回転させて、セメント、骨材、水、混和剤等を所定時間混練することにより、所望の流動性を有する生コンクリートを製造することができ、この生コンクリートを混練槽の底部の排出口から取り出すことにより、建築、土木材料等として使用することができる。
【0004】
ところで、上記のような混練機にあっては、次回の使用を可能にするために、使用後に混練槽の内部を清掃して、混練槽の内部の各部に付着した生コンクリートを取り除く作業が必要になる。
【0005】
このため、通常は、作業者が圧力水を混練槽の内部に向けて噴射させて、混練槽の内部の各部に付着した生コンクリートを取り除き、圧力水で取り除けない部分は、ハンマーやノミ等の道具を用いて叩きながら取り除いているが、混練槽の内部には、回転軸、混練アーム、混練羽根等が込み入った状態で配置されているため、その作業に多大な労力と時間を要し、作業者の負担も増大する。
【0006】
また、混練羽根26は、図15〜図17に示すように、混練アーム20の先端に設けられた取付部22に皿ねじ41とナット42とによって取り付けられ、ナット42が取付部22の裏面側に露出した状態となっているため、このナット42の周囲に生コンクリートが付着してしまい、その除去作業に非常に手間がかかり、混練羽根26の交換作業等のメンテナンスに影響を与えることになる。
【0007】
上記のような問題に対処するために、特許文献1には、洗浄水を高圧ポンプにより洗浄水回路を介してミキサ内に圧送し、この洗浄水を洗浄回路に接続したノズルを介してミキサ内に噴射させることにより、ミキサ内を洗浄するように構成したコンクリートミキサの洗浄方法が記載されている。
【0008】
また、特許文献2には、ミキサ内に洗浄用の細骨材(例えば、砂)を投入し、ミキサを回転させてミキサ内で洗浄用の細骨材を攪拌することにより、ミキサの内部の各部に付着した生コンクリートを擦り落とす方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開平2−265710号公報
【特許文献2】特開2002−120641号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかし、特許文献1の方法では、洗浄水を高圧で噴射させるために多量の水を消費するため、経済的な負担が増大する。また、洗浄用のノズルに生コンクリートが付着し、ノズルから洗浄水を噴射させることが困難になることがある。さらに、特許文献2の方法では、混練羽根の裏面等、細骨材との摩擦を生じさせにくい部分では、付着した生コンクリートを十分に擦り落とすことができないため、それらの部分に付着して残っている生コンクリートを作業者が手作業で取り除く必要があり、その作業に非常に手間がかかる。
【0011】
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、使用後の混練槽の内部の清掃を容易に行うことができる混練機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記のような課題を解決するために、本発明は、以下のような手段を採用している。
すなわち、本発明は、混練槽の内部に回転軸が回転可能に設けられ、該回転軸に複数の混練アームが設けられ、該混練アームの先端に取付部が設けられ、該取付部に混練羽根が着脱可能に取り付けられる混練機であって、前記取付部を、前面が平面に形成され、背面が凹凸のない面から形成される立体形状に形成し、該取付部の前面に前記混練羽根を着脱可能に取り付けたことを特徴とする。
【0013】
本発明の混練機によれば、混練アームの先端に設けられる取付部は、前面が平面に形成され、背面が凹凸のない面から形成される立体形状に形成され、この取付部の前面に混練羽根が取り付けられる。従って、取付部の表面に混練物が付着しにくくすることができるとともに、使用後の清掃の際に、取付部の表面の全体に圧力水や細骨材を行き渡らせることができるので、使用後の清掃を容易に行うことができる。
【0014】
また、本発明において、前記取付部の前面には、複数箇所にねじ孔が設けられ、該ねじ孔に対応する前記混練羽根の部分には、ねじ挿通孔が設けられ、前記取付部の前面に前記混練羽根を配置し、該混練羽根のねじ挿通孔内にねじを挿通させ、該ねじを前記取付部のねじ孔に螺合させて締め付けることにより、前記混練羽根が前記取付部の前面に着脱可能に取り付けられることとしてもよい。
【0015】
本発明の混練機によれば、取付部の前面に混練羽根を配置し、混練羽根のねじ挿通孔内にねじを挿通させ、このねじを取付部の前面のねじ孔に螺合させて締め付けることにより、混練羽根を取付部の前面に着脱可能に取り付けることができる。また、ねじのねじ部は、取付部のねじ孔に螺合され、取付部から突出していないので、ねじのねじ部に混練物が付着するようなことはない。
【0016】
さらに、本発明において、前記ねじ挿通孔は、前記混練羽根の前面側が前記ねじの頭部を収容する凹部に形成されていることとしてもよい。
【0017】
本発明の混練機によれば、ねじの頭部は、凹部内に収容されることになるので、混練羽根の前面側にねじの頭部が突出するようなことはなく、ねじの頭部に混練物が付着するのを防止できるので、使用後に、混練羽根を取付部から取り外すような場合に、ねじを取付部から容易に取り外すことができる。
【0018】
さらに、本発明において、前記取付部は、前面に前記混練羽根を取り付けた際に、前記混練羽根の周縁部が前記取付部の外面から外方に所定量突出するように、外形寸法が設定されていることとしてもよい。
【0019】
本発明の混練機によれば、混練羽根の周縁部を取付部の外面から外方に所定量突出させているので、混練羽根の混練機能をより高めることができる。
【0020】
さらに、本発明において、前記混練アームは、前記回転軸に着脱可能に取り付けられていることとしてもよい。
【0021】
本発明の混練機によれば、混練アームを回転軸から取り外すことにより、混練アームと一緒に混練羽根を取り外すことができるので、混練槽の内部の清掃を容易にすることができるとともに、混練アーム及び混練羽根のメンテナンスを容易に行うことができる。
【発明の効果】
【0022】
以上、説明したように、本発明の混練機によれば、混練羽根を取り付ける取付部を、前面側を平面に形成し、背面側を凹凸のない面から形成される立体形状に形成したことにより、取付部の表面に混練物を付着しにくくすることができる。従って、使用後の混練槽の内部の清掃を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明による混練機の一実施の形態を示した正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】図1の上蓋を開放させた状態の平面図である。
【図5】混練羽根の平面図である。
【図6】混練羽根の平面図である。
【図7】混練羽根の平面図である。
【図8】取付部の一例を示した正面図である。
【図9】図8の裏面図である。
【図10】図8の右側面図である。
【図11】図10の断面図である。
【図12】取付部の他の例を示した正面図である。
【図13】図12の裏面図である。
【図14】図12の右側面図である。
【図15】従来の取付部の一例を示した正面図である。
【図16】図15の裏面図である。
【図17】図15の右側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図4には、本発明による混練機の一実施の形態が示されている。本実施の形態の混練機1は、各種の混練物50の混練に適用可能なものであって、本実施の形態においては、生コンクリート50(セメント、骨材、水、混和剤との混合物)の混練に適用している。
【0025】
本実施の形態の混練機1は、キャスター3によって移動可能に支持される基台2と、基台2の上部に設けられるとともに、内部に生コンクリート50を受け入れ可能な混練槽4と、混練槽4の内部に回転可能に設けられる一対の回転軸15、15と、各回転軸15に設けられる複数の混練アーム20と、各混練アーム20の先端に設けられる混練羽根26と、基台2の上部に設けられるとともに、各回転軸15を回転させる駆動源35とから構成されている。
【0026】
混練槽4は、前板5と後板6と2枚の側板7、7と底板8とからなる上部が開口された容器状をなすものであって、上部開口が混練槽4の内部に生コンクリート50の材料を供給する供給口9に形成されている。供給口9は、混練槽4の上部に設けられた上蓋11によって開閉可能に構成されている。
【0027】
混練槽4の底部には、混練槽4の内部から生コンクリート50を排出させる排出口10が設けられている。排出口10は、混練槽4の底部に設けられた下蓋12によって開閉可能に構成されている。下蓋12は、混練槽4の底部に設けられた支持軸13によって回転可能に支持され、この支持軸13の端部に連結されたレバー14を操作して、支持軸13を介して下蓋12を回転させることにより、混練槽4の底部の排出口10を開閉させることができる。
【0028】
一対の回転軸15、15は、混練槽4の内部に、水平かつ互いに平行をなすように所定の間隔をおいて設けられている。各回転軸15は、両端が混練槽4の前板5及び後板6を貫通して外方に突出し、その突出した部分が混練槽4の前板5及び後板6の外面側に設けられた軸受17によって回転自在に支持されている。
【0029】
各混練アーム20は、棒状をなすものであって、各回転軸15表面に、中心軸が各回転軸15の中心軸に対して所定の角度をなすように、各回転軸15の長手方向に所定の間隔ごとに複数箇所に設けられている。なお、本実施の形態においては、各混練アーム20は、その中心軸が各回転軸15の中心軸と直角をなすように、各回転軸15の表面に設けられている。
【0030】
各混練アーム20は、一端にねじ(図示せず)を設け、このねじを各回転軸15に設けたねじ孔(図示せず)に螺合させて締め付けることにより、各回転軸15に着脱可能に設けるように構成してもよい。また、各混練アーム20を溶接等により各回転軸15の表面に一体に設けるように構成してもよい。なお、本実施の形態においては、各混練アーム20を溶接により各回転軸15の表面に一体に連結している。
【0031】
各混練アーム20の先端には、図4に示すように、所望の形状の取付部22が溶接等によって一体に設けられている。取付部22は、図8〜図14に示すように、前面23が平面に形成され、背面24が凹凸のない面に形成された立体形状をなすものであって、例えば、図8〜図11に示すようなドーム形状、図12〜図14に示すような直方体形状の他、円錐形状、三角錐形状、四角錐形状、円錐台形状、三角錐台形状、四角錐台形状、半球形状、半円柱形状等の各種の立体形状に形成される。
【0032】
取付部22の前面23には、図10、図11、及び図14に示すように、複数箇所にねじ孔25が設けられ、このねじ孔25を利用することにより、取付部22の前面23側に混練羽根26が着脱可能に取り付けられる。なお、本実施の形態においては、取付部22の前面23の2箇所にねじ孔25が設けられている。
【0033】
取付部22は、前面23に混練羽根26を取り付けた際に、混練羽根26の周縁部が取付部22の外面から外方に所定量突出するように、外形寸法が設定されている。これにより、混練羽根26の混練機能をより高めることができる。
【0034】
混練羽根26は、図5〜図7に示すように、所定の形状の板状をなすものであって、取付部22のねじ孔25に対応する部分にねじ挿通孔27が設けられている。混練羽根26を取付部22の前面23に密着させて、混練羽根26のねじ挿通孔27内にねじ31を挿通させ、このねじ31を取付部22のねじ孔25に螺合させて締め付けることにより、取付部22の前面23に混練羽根26を着脱可能に取り付けることができる。
【0035】
図11に示すように、混練羽根26のねじ挿通孔27は、混練羽根26の表面30側が凹部28に形成され、この凹部28内にねじ31の頭部32が収容されるようになっている。凹部28は、ねじ31の頭部32に合致する形状に形成され、凹部28内にねじ31の頭部32を収容した際に、ねじ31の頭部32の表面33と混練羽根26の表面30とが面一となり、かつ、ねじ31の頭部32の外周面34と凹部28内周面29との間に隙間が形成されないように、各部の寸法が設定されている。
【0036】
本実施の形態においては、図5〜図6に示すように、形状の異なる3種類の混練羽根26を用い、図5及び図6に示す混練羽根26を各回転軸15の両端部に取り付け、図7に示す混練羽根26を各回転軸15の中央部分に取り付けている。
【0037】
駆動源35は、駆動モータ36と減速機37とからなり、駆動モータ36の駆動軸と減速機37の入力軸との間にVベルト38が掛け渡され、減速機37の出力軸に駆動ギア39が取り付けられ、この駆動ギア39に各回転軸15の端部に取り付けられた従動ギア40のうちの一方が噛合されている。なお、両回転軸15、15の両従動ギア40、40は互いに噛合されている。
【0038】
そして、上記のような構成の混練機1の混練槽4の内部に、供給口9からセメント、骨材、水、混和剤等を所定の配合比となるように所定量供給し、駆動モータ36を駆動させて、Vベルト38、減速機37、駆動ギア39、及び従動ギア40、40を介して両回転軸15、15を回転させて、両回転軸15、15と一体に混練アーム20及び混練羽根26を回転させて、混練槽4の内部に供給したセメント、骨材、水、混和剤等を所定時間混練することにより、所望の流動性を有する生コンクリート50を製造することができる。
【0039】
そして、駆動モータ36を停止させて両回転軸15、15の回転を停止させ、レバー14を操作して、支持軸13を介して下蓋12を回転させて排出口10を開放させることにより、排出口10を介して混練槽4の内部から生コンクリート50を排出させることができる。
【0040】
また、生コンクリート50の製造が終了した後に、圧力水を使用して混練槽4の内部を清掃する場合には、混練槽4の内部に圧力水を噴射させることにより、混練槽4の内部の各部(回転軸15、混練アーム20、混練羽根26等)に付着した生コンクリート50を洗浄して除去することができる。
【0041】
さらに、細骨材(砂)を使用して、混練槽3の内部を清掃する場合には、混練槽4の内部に所定量の細骨材を供給し、駆動源35を作動させて各回転軸15を回転させ、各回転軸15と一体に混練アーム20及び混練羽根26を回転させて、細骨材を混練槽4の内部で攪拌することにより、細骨材との摩擦力によって混練槽4の内部の各部に付着した生コンクリート50を擦り落として除去することができる。
【0042】
上記のように構成した本実施の形態の混練機1にあっては、混練アーム20の先端に設けられた取付部22は、混練羽根26を取り付ける前面23が平面に形成され、背面24が凹凸のない面から形成される立体形状に形成されているので、取付部22の表面に生コンクリート50を付着しにくくすることができるとともに、使用後の清掃の際に、取付部22や混練羽根26の隅々までに圧力水や細骨材を行き渡らせることができる。
【0043】
また、混練羽根26を取付部22に取り付けるねじ31は、頭部32が混練羽根26のねじ挿通孔27の凹部28内に収容され、頭部32の表面33と混練羽根26の表面30とが面一となり、頭部32の外周面34と凹部28の内周面29との間に隙間が形成されないように、凹部28の各部の寸法が設定され、さらに、ねじ31のねじ部は取付部22のねじ孔25内に没入されているので、ねじ31の頭部32生コンクリート50が付着しにくくすることができるとともに、ねじ31のねじ部に生コンクリート50が付着することもない。
【0044】
従って、混練機1の使用後の清掃の際に、作業者がハンマーやノミを使用して手作業で付着した生コンクリート50を除去する必要はなく、また、大量の洗浄水を使用する必要もなく、混練槽4の内部の各部に付着した生コンクリート50を圧力水や細骨材で十分に除去することがき、使用後の清掃作業を容易に効率良く行うことができる。
【0045】
さらに、各混練アーム20を各回転軸15に着脱自在に取り付けるように構成した場合には、各回転軸15から混練アーム20を取り外することにより、混練アーム20と一緒に混練羽根26も各回転軸15から取り外すことができるので、混練槽4の内部を回転軸15のみが存在する状態とすることができ、混練槽4の内部の清掃を更に効率良く行うことができる。
【0046】
なお、前記の説明においては、本発明による混練機1を生コンクリート50の混練に適用したが、その他の各種の混練物50の混練に適用してもよいものであり、その場合にも同様の作用効果を奏する。
【符号の説明】
【0047】
1 混練機
2 基台
3 キャスター
4 混練槽
5 前板
6 後板
7 側板
8 底板
9 供給口
10 排出口
11 上蓋
12 下蓋
13 支持軸
14 レバー
15 回転軸
17 軸受
20 混練アーム
22 取付部
23 前面
24 背面
25 ねじ孔
26 混練羽根
27 ねじ挿通孔
28 凹部
29 内周面
30 表面
31 ねじ
32 頭部
33 表面
34 外周面
35 駆動源
36 駆動モータ
37 減速機
38 Vベルト
39 駆動ギア
40 従動ギア
41 皿ねじ
42 ナット
50 混練物(生コンクリート)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
混練槽の内部に回転軸が回転可能に設けられ、該回転軸に複数の混練アームが設けられ、該混練アームの先端に取付部が設けられ、該取付部に混練羽根が着脱可能に取り付けられる混練機であって、
前記取付部を、前面が平面に形成され、背面が凹凸のない面から形成される立体形状に形成し、該取付部の前面に前記混練羽根を着脱可能に取り付けたことを特徴とする混練機。
【請求項2】
前記取付部の前面には、複数箇所にねじ孔が設けられ、該ねじ孔に対応する前記混練羽根の部分には、ねじ挿通孔が設けられ、前記取付部の前面に前記混練羽根を配置し、該混練羽根のねじ挿通孔内にねじを挿通させ、該ねじを前記取付部のねじ孔に螺合させて締め付けることにより、前記混練羽根が前記取付部の前面に着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の混練機。
【請求項3】
前記ねじ挿通孔は、前記混練羽根の前面側が前記ねじの頭部を収容する凹部に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の混練機。
【請求項4】
前記取付部は、前面に前記混練羽根を取り付けた際に、前記混練羽根の周縁部が前記取付部の外面から外方に所定量突出するように、外形寸法が設定されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の混練機。
【請求項5】
前記混練アームは、前記回転軸に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の混練機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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