説明

溶接によらない接合部構造を有するフレーム

【課題】 従来における接合部形状を大きく変更することなく、1つの枠材の端部と他の枠材の側面とを溶接によらない方法で接合し、構造体としての強度を維持することのできるフレームを提供する。
【解決手段】 複数の枠材を組み合わせて構成するフレーム(110)であって、少なくとも1組の接合する枠材である接合枠材(140)と、接合される枠材である被接合枠材(120)とを備えるとともに、接合枠材の端部が、当該端部の少なくとも2箇所から延設された一組の取付部(142、143)を備え、一組の取付部が、被接合枠材を当該被接合枠材の長手方向に直交する向きから抱え込むように接合枠材の端部と取付部との間に挟みこみ、さらに一組の取付部の少なくとも一方と、被接合枠材とを接合することにより、接合枠材と被接合枠材とが接合されることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、溶接によらない接合部構造を有するフレームに関する。特に開口部装置を取付けた開口パネルに用いられるフレームに関する。
【背景技術】
【0002】
住宅等の建物の窓等の開口部装置が、図7に示したように、開口部装置780を備えたスチールフレーム710である開口パネル700により建物の主要な構造要素である鉄骨に取り付けられるという建築技術がある。
【0003】
このように、開口パネルにより建物に開口部装置を取り付けることで、当該開口パネルを外壁材と組み合わせ、建物の耐風圧性能を向上させることができる。さらには、開口パネルを事前に他の場所で一括に生産しておき、建築場所では当該開口パネルを備え付けるのみとすることができ、作業効率を向上させることも可能である。
【0004】
これまでに開口パネルの特にスチールフレームにおいて、当該スチールフレームを構成する各枠材の接合は、以前の溶接によるものから、溶接によらない非溶接化が進められてきた。これは、溶接部には防錆処理が必要であったり、品質のばらつき、熱によるひずみや曲がり、優れた溶接技術者の育成等に関して問題を有していたことによる。従って、従来、スチールフレームの枠材が、溶接によって接合されている部位と、溶接以外の方法によって接合されている部位とが混在している状況にあった。これについては開示されている文献は特にないが、当業者によって行われている事項である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、スチールフレームの非溶接化が進められてはきたものの、未だ溶接によらなければ有効な接合ができない部位があった。これは、例えば図8に接合部位を拡大して示したように、1つの枠材840の端面が線状であり、当該端面を他の枠材820の側面に突き当てるようにして接合する場合が挙げられる。この場合、線と面との接合なので、溶接によらなければ有効な接合が困難であった。また、これを解消するために、いずれかの方法で枠材の端部に面を作り出して接合しようとすると、開口パネルが開口部装置や外壁を支える荷重を受けることを考慮した強度を得ることが困難であるという問題もあった。また、建築現場における開口パネルと鉄骨又は金物との納まりの関係から、接合部形状等を大きく変更することができないという問題もあった。また、これにより当該接合部形状に適用することのできる生産設備や工具も限られてしまうため、溶接以外での接合が困難であった。
【0006】
そこで、本発明は、従来の接合部形状を大きく変更することなく、1つの枠材の端部と他の枠材の側面とを溶接によらない方法で接合し、構造体としての強度を維持することのできるフレームを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
発明者は、鋭意検討した結果、フレームの接合部位を溶接によらずに接合する構造でかつ、強度も維持することのできるフレームを開発した。以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0008】
請求項1の発明は、複数の枠材を組み合わせて構成するフレーム(110)であって、少なくとも1組の接合する枠材である接合枠材(140)と、接合される枠材である被接合枠材(120)とを備えるとともに、接合枠材の端部が、当該端部の少なくとも2箇所から延設された一組の取付部(142、143)を備え、一組の取付部が、被接合枠材を当該被接合枠材の長手方向に直交する向きから抱え込むように接合枠材の端部と取付部との間に挟みこみ、さらに一組の取付部の少なくとも一方と、被接合枠材とを接合することにより、接合枠材と被接合枠材とが接合されることを特徴とするフレームを提供することにより前記課題を解決する。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1に記載のフレームは、被接合枠材(120)が、少なくとも1つのスリット(121)及び/又は切欠き(122)を備え、接合枠材(140)の一組の取付部(142、143)の少なくとも1つが、スリット及び/又は切欠きの内側を通って被接合枠材を抱え込むように接合枠材の端部と取付部との間に挟みこみ、さらに一組の取付部の少なくとも一方と、被接合枠材とを接合することにより、接合枠材と被接合枠材とが接合されることを特徴とする。
【0010】
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【発明の効果】
【0011】
請求項1の発明によれば、接合枠材の端部に設けられた取付部が被接合枠材を抱え込むように配置されることで、接合枠材と被接合枠材とが面同士で接触し、リベット等の溶接によらない接合が可能となる。加えて、抱え込むように配置することにより、接合枠材と被接合枠材とを離そうとする力に対しては、被接合枠材と取付部が互いに引っ掛かるように作用し、接合部の強度及び信頼性を向上させることができる。さらに、取付部が少なくとも2方向から被接合枠材を抱え込むので、接合枠材のいずれの方向からの力に対しても強度を維持することができる。さらには、従来の接合部形状を大きく変更することのないフレームとすることができる。
【0012】
請求項2の発明によれば、被接合枠材の断面形状に影響されることなく、確実に被接合枠材を取付部により抱え込み、接合することができる。また、取付部とスリット及び/又は切欠きとを接して配置することにより、当該取付部とスリット及び/又は切欠きとの接触した部位にも荷重を分散させることが可能となり、耐久性及び信頼性を向上させることができる。さらには、取付部とスリット及び/又は切欠きとの位置関係により、接合枠材と被接合枠材との位置決めをすることも可能となる。
【0013】
本発明のこのような作用及び利得は、次に説明する発明を実施するための最良の形態から明らかにされる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下本発明を図面に示す実施形態に基づき説明する。
【0015】
図1は、1つの実施形態にかかる本発明のフレーム110を示した斜視図である。図1においては、紙面左が室外側、紙面右が室内側である。フレーム110は、鉛直で略平行に所定間隔を有して配置された一対の縦枠120、130と、略水平に配置され、一対の縦枠120、130の下部にその両端を取り付けられた横枠140とを備えている。さらに一対の縦枠120、130の鉛直方向略中央には、略水平に開口部装置用下枠160が取り付けられている。そして開口部装置180(図4参照)の高さに対応した位置に略水平に開口部装置用上枠150が、一対の縦枠120、130の室外側に取り付けられている。
【0016】
図2は、図1のAで示した部位を同じく図1に示した直線矢印の方向から見た斜視図である。図1のAで示した部位は、接合枠材である縦枠120と被接合枠材である横枠140との接合部分である。当該部位を図2で拡大して示している。図2では、縦枠120及び横枠140の紙面左上が室外側、紙面右下が室内側を示している。図2にBで示した部分に縦枠120の断面を、Cで示した部分に横枠140の断面を示している。このように、縦枠120は概ねL字型の部材、横枠140は、下側に開口を有するコの字型で、室内側の一辺が長く延設された断面を有している。当該縦枠120と横材140とが図2にDで示した部位で接合されている。ここでは、縦枠120の横枠140に面した一面に、横枠140の端部が接して接合する形態を有している。
【0017】
さらに接合部における構造を説明するために、図3に、縦枠120及び横枠140を分解して示した斜視図を示す。縦枠120は、当該縦枠120の横枠140に面する側の部位120aの下部に、スリット121を有している。スリット121の横幅は横枠140の肉厚よりも若干大きな幅とされている。また、スリット121の高さは、後述する第二取付部143の鉛直方向高さと略同じ大きさとされている。さらに部位120aの下部で室内側端部には、切欠き122が設けられている。切欠き122は、室内外方向に横枠140の肉厚分と同じ大きさで、鉛直方向に後述する第一取付部142の鉛直方向高さと同じ大きさで切り欠かれている。
【0018】
横枠140は、基部141と、当該基部141の端部に配置された第一取付部142と、第二取付部143とを備えている。前述したように、基部141は、室内側で鉛直な部位141aと、上部で水平な部位141bと、室外側で鉛直な部位141cとが一体に形成されている。第一取付部142は、部位141aの上端部から室外方向に延設されている。従って、第一取付部142は、部位141aの上端部から直角に室外方向に配置された姿勢となる。第一取付部142の鉛直方向の大きさは、部位141cの鉛直方向高さと略同じである。また室内外方向の大きさは、部位141aと部位141cとの間隔の概ね2/3とされている。また、第一取付部142と基部141の端部との間隔は、縦枠120の肉厚より若干大きく設けられている。一方、第二取付部143は、部位141cの下端部から室内方向に延設されている。従って、第二取付部143は、部位141cの下端部から直角に室内方向に配置された姿勢となる。第二取付部143の鉛直方向の大きさは、部位141cの鉛直方向高さの略半分である。また室内外方向の大きさは、部位141aと部位141cとの間隔の概ね1/3とされている。また、第二取付部143は、第一取付部142と室内外方向同一面上に配置されている。よって、第一取付部142と第二取付部143とにより、基体141の端部開口の一部を塞ぐような形態を有している。
【0019】
さらに、接合部位にはリベット175、175を有している。
【0020】
次に、図2に戻り、縦枠120と横枠140との接合状態について説明する。前述の通り、図2のDで示した部分で縦枠120と横枠140とを接合している。図2からわかるように、第一取付部142は、縦枠120の下端部を室内側から抱え込むように配置される。従って、縦枠120の室内側下端部は、基部141の端部と第一取付部142とに挟まれるとともに、縦枠120の室内側下端部と第一取付部142とは面で接触することができる。これにより、当該面で接触する部分をリベット175、175で接合し、縦枠120と横枠140とが接合される。このとき、第一取付部142は図3で示した縦枠120の切欠き122内を通して配置されているので、切欠き122の上面と、第一取付部142の上面とが引っ掛かるように接する。従って、当該引っ掛かり部分で縦枠120からの荷重を受けることができる。これにより、リベット175、175にかかる荷重を軽減することができ、耐久性及び信頼性向上をはかることが可能となる。
【0021】
さらに第二取付部143は、縦枠120を図3に示したスリット121内を通って室外側から抱え込むように配置される。従って、縦枠120は、基体140の端部と第二取付部143とに挟まれる。このとき、第二取付部143はスリット121内を通されているので、スリット121の上面と、第二取付部143の上面とは接して配置される。従って、当該接した部分で縦枠120からの荷重を受けることができる。これにより、リベット175、175にかかる荷重をさらに軽減することができ、耐久性及び信頼性向上をはかることができる。さらには、スリット121と第二取付部143との位置関係により、接合時に縦枠120と横枠140との位置決めを容易とすることが可能となる。
【0022】
以上のように第一取付部142及び第二取付部143を使用して接合することにより、接合部位をリベット175、175で接合することができ、これまで困難であった非溶接化をすることができる。それに加えて、従来の接合部形状を大きく変更することのないフレーム110とすることができる。ここで、縦枠120と第一取付部142との接合は、リベットによる接合に限定される必要はない。例えばボルト、ナットにより接合することも可能である。面と面とを接合して十分な強度を得られる溶接以外の接合方法であれば適用可能である。
【0023】
また、第一取付部142及び第二取付部143を使用して、2つの方向から縦枠120を抱えるようにして接合することにより、図2にE、Fで示した方向、及びその合成にかかる方向からの横材140に対する力にも十分な接合強度を得ることができる。加えて、縦枠120の下部は、横枠140の基部141の端面と第一及び第二取付部142、143とに挟まれて配置されているので、縦枠120と横枠140とを室内外方向と直交する方向に離す力に対しても縦枠120が第一及び第二取付部142、143に引っ掛かるように作用する。これにより、リベット175、175にかかる負荷を軽減させることができ、十分な強度及び接合の信頼性を得ることができる。
【0024】
さらには、スリット121と第二取付部143と、及び切欠き122と第一取付部142とを接して配置することにより、当該接した部分に縦枠120等からの荷重を分散させることができる。その結果、リベット175、175にかかる荷重を減少させ、フレーム110の特に接合部位における耐久性及び信頼性を向上させることができる。
【0025】
ここでは、図1のAで示した部位についての接合を説明したが、特に横枠140の他端側等、又、他のあらゆる部位においても同様に接合することができる。
【0026】
図4は、本発明のフレーム110を使用した1例である開口パネル100を示した斜視図である。図4に示した開口パネル100では、紙面左が室外側、紙面右が室内側である。開口パネル100には、本発明のフレーム110に、当該フレーム110の上端部に取り付けられた一対の金具170、171と、開口部装置180とを備えている。開口部装置180は引戸式の開口部装置で、4辺の枠体181、181、181、181と、当該4辺の枠体181、181、181、181の内側に備えられた2枚の引戸182、182と、シャッター装置183とを備えている。そして、開口部装置180は、4辺の枠体181、181、181、181をフレーム110の室外側にフレーム110に接して取り付けられている。従って、開口部装置180は、その4辺の枠体181、181、181、181のそれぞれを一対の縦枠120、130、開口部装置用下枠160及び開口部装置用上枠150に取り付けられることにより固定される(図1参照)。開口部装置180のフレーム110への取付方法は、通常の当業者による方法が考えられ、特に限定されるものではない。例えばリベットによる締結を挙げることができる。また、フレーム110に取付けられる開口部装置も開口部装置180のように引戸式であることに限定されず、あらゆる形式の開口部装置を取り付けることができる。
【0027】
取付金具170、171は、鉛直である部位と水平である部位を有する一体に形成された部材で、当該鉛直及び水平である部位のそれぞれに孔が設けられている。このうち一方の孔をフレーム110に、他方の孔を鉄骨4(図5、図6参照)にそれぞれ接して配置し、通しボルト等によりフレーム110及び鉄骨4に固定している。一方、フレーム110の下部は、鉄骨4(図5、図6参照)に取付けられた不図示の金具と、フレーム110の下部に設けられた不図示の突起部とにより位置決めされる。そして、フレーム110の下部は、鉄骨4(図5、図6参照)と不図示の床材との間に設置され、モルタル等により固定される。また、フレーム110の下部には、孔125、135が設けられている。当該孔125、135は、建築現場において開口パネル100をトラック荷台からクレーンで吊り上げる際の玉掛けに利用される。
【0028】
図5は、開口パネル100が取り付けられた建物1000の斜視図である。図5では、開口パネル100の取り付け状態がわかるように、開口パネル100の周辺を切り欠いて示している。建物1000は、2階建ての住宅であり、1階部分に玄関1、勝手口3及び開口部装置10、20等を備えている。2階部分には、バルコニー2が設けられており、開口部装置30、40、50、60を備えている。開口パネル100は、建物1000の1階及び2階に取り付けられている。
【0029】
図5では、切り欠いて見えるようにして示した開口パネル100は2箇所であるが、他の開口部装置10、20、30、40、50、60にも開口パネル100が適用されても良い。本発明のフレームはあらゆる開口部装置を備えた開口パネルに適用することができる。
【0030】
また、図5には、紙面右にトラック90の荷台に積載された開口パネル100、100、100、100が示されている。このように開口パネル100、100、100、100は、予め製造所等で生産し、それをトラック等により輸送し、建築現場で取り付けるという効率の良い方法で建物1000に取り付けることができる。
【0031】
図6は、図5に示した建物1000のうち、切り欠いて開口パネル100が見えるように示した部分を拡大した斜視図である。図6に示したように本発明のフレーム110を備えた開口パネル100は、建物1000の主要構造部材である鉄骨4、4、4、4に上下左右を囲まれ、前述したような方法で、水平である上下の鉄骨4、4に取り付けられて配置されている。また、切り欠いて示したことにより切り欠かれた部分については、切り欠かれていない部位と同様に外壁材等が配置される。
【0032】
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うフレームもまた本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の1つの実施形態にかかるフレーム110の斜視図である。
【図2】図1のAで示した接合部分を、図1の矢印方向からみて拡大して示した斜視図である。
【図3】図2の分解斜視図である。
【図4】フレームに開口部装置をとりつけ、開口パネルとした斜視図である。
【図5】図4の開口パネルが使用される建物の一部を切り欠いて示した斜視図である。
【図6】図5の開口パネルを示した部分を拡大して示した斜視図である。
【図7】開口パネルを説明するための模式図である。
【図8】従来の接合方法を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0034】
1 玄関
2 バルコニー
3 勝手口
4 鉄骨
10 開口部装置
20 開口部装置
30 開口部装置
40 開口部装置
50 開口部装置
60 開口部装置
100 開口パネル
110 フレーム
120 縦枠(被接合枠材)
121 スリット
122 切欠き
130 縦枠
140 横枠(接合枠材)
141 基部
142 第一取付部
143 第二取付部
150 開口部装置用枠
160 開口部装置用枠
170 金具
171 金具
175 リベット
180 開口部装置
181 枠体
182 引戸
183 シャッター装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の枠材を組み合わせて構成するフレームであって、
少なくとも1組の接合する前記枠材である接合枠材と、接合される前記枠材である被接合枠材とを備えるとともに、
前記接合枠材の端部が、当該端部の少なくとも2箇所から延設された一組の取付部を備え、
前記一組の取付部が、前記被接合枠材を当該被接合枠材の長手方向に直交する向きから抱え込むように前記接合枠材の端部と前記取付部との間に挟みこみ、さらに前記一組の取付部の少なくとも一方と、前記被接合枠材とを接合することにより、前記接合枠材と前記被接合枠材とが接合されることを特徴とするフレーム。
【請求項2】
前記被接合枠材が、
少なくとも1つのスリット及び/又は切欠きを備え、
前記接合枠材の一組の前記取付部の少なくとも1つが、前記スリット及び/又は切欠きの内側を通って前記被接合枠材を抱え込むように前記接合枠材の端部と前記取付部との間に挟みこみ、さらに前記一組の取付部の少なくとも一方と、前記被接合枠材とを接合することにより、前記接合枠材と前記被接合枠材とが接合されることを特徴とする請求項1に記載のフレーム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2006−336333(P2006−336333A)
【公開日】平成18年12月14日(2006.12.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−163106(P2005−163106)
【出願日】平成17年6月2日(2005.6.2)
【出願人】(302045705)トステム株式会社 (949)
【Fターム(参考)】