説明

無線装置

【課題】試験成績書のデータの保存や利用を効率化する無線装置を提供する。
【解決手段】無線装置において、試験データ記憶手段12が測定器により当該無線装置の特性が測定された結果に基づくデータである試験データ23を記憶し、規格値データ記憶手段12が試験データ23に対する規格値のデータ(規格値ファイル22のデータ)を記憶し、フォーマット記憶手段12が所定の試験成績書のフォーマット21を記憶し、制御手段11が、記憶されたフォーマット21に従って記憶された試験データ23及び記憶された規格値のデータ(規格値ファイル22のデータ)が表示されるように、当該試験データ23及び当該規格値のデータ(規格値ファイル22のデータ)を外部へ出力する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線装置に関し、特に、試験成績書のデータの保存や利用を効率化することができる無線装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、無線技術分野や、これに付随するベースバンド信号処理技術分野や、これらに関係するディジタル信号処理技術分野などでは、装置(例えば、無線の機器)の生産過程において、種々な試験が行われている。
従来では、対象となる装置について、生産ライン工程において、測定器やパーソナルコンピュータ(PC)を用いて構築された測定ベンチにより試験成績書のデータの取得を行い、取得したデータを管理し、そして、製品出荷時に特定の出力用フォーマットにそのデータを出力して、試験成績書として紙又は電子データの形式で出荷される製品に添付されている。
【0003】
例えば、試験成績書のデータを取得する生産ベンチにおいて測定器により取得したデータがデータベースに保管されて管理され、そして、試験成績書を出力する場合には、読み込み用のツールを利用するなどしてデータベースから試験成績書のデータを抽出して、出力用フォーマットに展開する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005−6106号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述のような従来の方法では、試験成績書が装置とは別媒体であるため、納入先のユーザーが試験成績書を紛失してしまう恐れがあり、試験成績書の媒体を管理して保管することが必要であった。また、上述のような従来の方法では、出荷元(例えば、メーカーなど)に関しては、試験成績書を別個作成する手間が生じていた。
【0006】
本発明は、このような従来の事情に鑑み為されたもので、試験成績書のデータの保存や利用を効率化することができる無線装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、一構成例として、本発明では、無線装置において、次のような構成とした。
すなわち、試験データ記憶手段が、測定器により当該無線装置の特性が測定された結果に基づくデータである試験データを記憶する。規格値データ記憶手段が、前記試験データ記憶手段により記憶される試験データに対する規格値のデータを記憶する。フォーマット記憶手段が、所定の試験成績書のフォーマットを記憶する。制御手段が、前記フォーマット記憶手段により記憶されたフォーマットに従って前記試験データ及び前記規格値のデータを外部へ出力する。
【0008】
従って、試験成績書のデータの保存や利用を効率化することができる。
具体的には、試験データや試験成績書のフォーマットのデータが無線装置に保存されるため、例えば、別の媒体で保存する必要を無くすことができ、データの保存が効率化される。また、例えば、(データとしては)無線装置のデータのみで、試験成績書を生成することができ、データの利用が効率化される。
【0009】
ここで、無線装置としては、無線に関する種々なものが用いられてもよく、例えば、無線により通信する装置を用いることができる。
また、測定器により測定される無線装置の特性や、測定器の数などについては、それぞれ、種々な態様が用いられてもよい。
また、試験データや、規格値のデータや、試験成績書のフォーマットとしては、それぞれ、種々なデータが用いられてもよい。
また、試験データ及び規格値のデータを無線装置から外部へ出力する態様としては、例えば、試験成績書のフォーマットに従って試験データ及び規格値のデータを用いて作成した試験成績書のデータ(一例として、ファイル)として出力する態様を用いることができる。
【0010】
他の一構成例として、本発明では、無線装置において、次のような構成とした。
すなわち、試験データ記憶手段が、測定器により当該無線装置の特性が測定された結果に基づくデータである試験データを記憶する。規格値データ記憶手段が、前記試験データ記憶手段により記憶される試験データに対する規格値のデータを記憶する。フォーマット記憶手段が、所定の試験成績書のフォーマットを記憶する。制御手段が、前記フォーマット記憶手段により記憶されたフォーマットに従って前記試験データ記憶手段により記憶された試験データ及び前記規格値データ記憶手段により記憶された規格値のデータが表示されるように、当該試験データ及び当該規格値のデータを外部へ出力する。
【0011】
従って、試験成績書のデータの保存や利用を効率化することができる。
具体的には、試験成績書を表示するためのデータが無線装置に保存されるため、例えば、別の媒体で保存する必要を無くすことができ、データの保存が効率化される。また、例えば、(データとしては)無線装置のデータのみで、試験成績書を表示することができ、データの利用が効率化される。
【0012】
ここで、無線装置としては、無線に関する種々なものが用いられてもよく、例えば、無線により通信する装置を用いることができる。
また、測定器により測定される無線装置の特性や、測定器の数などについては、それぞれ、種々な態様が用いられてもよい。
また、試験データや、規格値のデータや、試験成績書のフォーマットとしては、それぞれ、種々なデータが用いられてもよい。
また、試験データ及び規格値のデータを無線装置から外部へ出力する態様としては、例えば、試験成績書のフォーマットに従って試験データ及び規格値のデータを用いて作成した試験成績書のデータ(一例として、ファイル)として出力する態様を用いることができる。
【発明の効果】
【0013】
以上説明したように、本発明に係る無線装置によると、試験成績書のデータの保存や利用を効率化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の一実施例に係る試験処理システムの構成例を示す図である。
【図2】試験処理システムにおいて行われる処理の手順の一例を示すフローチャートの図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明に係る実施例を図面を参照して説明する。
図1には、本発明の一実施例に係る試験処理システムの構成例を示してある。
本例の試験処理システムは、測定対象機1、生産ラインの測定ベンチ2、端末装置を構成するパーソナルコンピュータ(PC)3、管理データベース4、出力装置5を有している。
【0016】
測定対象機1は、CPU(Central Processing Unit)11、メモリ12、入出力インターフェース13を備えている。メモリ12には、試験成績書フォーマット21、規格値ファイル22、試験データ23が記憶(保存)される。
測定ベンチ2は、1つ以上の測定器を備えており、本例では、4つの測定器A、B、C、Dを備えている。なお、測定ベンチ2に、PC3の機能(例えば、測定に関する一部の機能)が含まれてもよい。
また、図1には、画面31の表示例を示してある。
【0017】
本例の試験処理システムにおける構成や動作の例を示す。
測定対象機1は、試験成績書を作成するための測定対象となる装置であり、本例では、無線により送受信を行う無線装置(例えば、無線機)である。
なお、他の構成例として、測定対象機1として、有線により送受信を行う有線装置が用いられる場合に、本例の構成が適用されてもよい。
【0018】
測定ベンチ2は、測定対象機1の特性を測定するための測定器群(本例では、測定器A〜D)を有しており、各測定器A〜Dにより測定対象機1の特性を測定し、各測定器A〜Dによる測定結果のデータ(測定データ)をPC3へ通知する。なお、各測定器A〜Dは、例えば、予め設定されたそれぞれ異なる特性を測定し、具体例として、無線通信に関するスペクトラムの波形を表す数値、無線送信電力値、消費電流値、装置利得、周波数偏差などを測定する。
ここで、測定ベンチ2は、例えば、RF I/O(無線周波数の信号の入出力インターフェース)を介して測定対象機1と接続されており、測定対象機1から出力される無線周波数の信号が各測定器A〜Dに入力される。
【0019】
PC3は、測定対象機1を制御する機能や、測定ベンチ2を制御して測定データを取得する機能や、取得した測定データ(或いは、他の構成例として、それに基づくデータ)を管理データベース4に格納する機能や、取得した測定データに基づくデータ(試験データ)を測定対象機1内のメモリ12に格納する機能や、規格値のデータを測定対象機1内のメモリ12に格納する機能を有している。
管理データベース4は、測定対象機1の測定データを記憶(保存)して管理するデータベースである。
【0020】
測定対象機1のCPU11は、測定対象機1内に実装されており、各種の処理を実行する。
測定対象機1のメモリ12は、測定対象機1内に実装されており、本例では、不揮発性のメモリである。
試験成績書フォーマット21は、測定対象機1内に実装されるメモリ12の内部に格納される試験成績書フォーマットのファイル(電子ファイル)である。なお、試験成績書フォーマット21は、例えば、予め、測定対象機1のメモリ12に格納されていてもよいし、或いは、他の構成例として、外部(例えば、PC3)から測定対象機1のメモリ12に格納されてもよい。
【0021】
規格値ファイル22は、測定対象機1内に実装されるメモリ12の内部に格納される規格値のファイル(電子ファイル)である。ここで、規格値は、外部(本例では、PC3)からファイルとして格納するため、変更が可能であり、例えば、予め用意される。
試験データ23は、測定対象機1内に実装されるメモリ12の内部に格納される試験データのファイル(電子ファイル)である。本例では、測定ベンチ2により取得された測定データ(測定対象機1の特性のデータ)に基づくデータ(試験データ)がPC3を介して測定対象機1に格納される。
【0022】
ここで、試験データ23としては、例えば、測定データの一部又は全部を加工して得られるデータ、或いは、測定データそのままの一部又は全部を用いることができ、一例として、測定データが規格値と比較可能なようにPC3等により所定のフォーマットに合うようにされたデータを用いることができる。
本例では、試験データとして、測定データのうちの一部の生データを用いており、規格値(例えば、複数の規格値のそれぞれ)に対応する生データを用いている。
本例では、管理データベース4に格納される測定データと、測定対象機1に格納される試験データ23とで、内容が異なる。
【0023】
また、本例では、PC3が、測定ベンチ2から入力された測定データに基づく試験データを測定対象機1へ書き込んでいるが、他の構成例として、PC3が、管理データベース4に格納された測定データを読み出し、読み出した測定データに基づく試験データを測定対象機1へ書き込んでもよい。
【0024】
測定対象機1の入出力インターフェース13は、外部とのインターフェースであり、本例では、PC3と接続されており、また、出力装置5と接続されている。
本例では、PC3から測定対象機1の入出力インターフェース13を介して、試験成績書のデータ(試験データ23のデータ)や、規格データ(規格値ファイル22のデータ)を入力して、測定対象機1のメモリ12に書き込む。
また、本例では、出力装置5へ測定対象機1の入出力インターフェース13を介して、測定対象機1から読み出された試験成績書のファイル(電子ファイル)が出力される。
【0025】
出力装置5は、測定対象機1から試験成績書ファイルが出力される際に、当該試験成績書ファイルの情報を出力する(本例では、画面31に表示出力する)装置であり、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)などから構成される。
ここで、測定対象機1から出力装置5へ試験成績書のファイルが出力される際には、例えばCPU11により、試験成績書フォーマット21に従って、規格値ファイル22のデータと試験データ23のデータを合わせて、試験成績書ファイルのデータが作成され、具体的には、試験成績書フォーマット21により定められた規格値のブランク部分に規格値ファイル22のデータが格納されるとともに、試験成績書フォーマット21により定められた試験データのブランク部分に試験データ23のデータが格納されて、規格値と試験データの値とを比較することが可能な様式の試験成績書ファイルのデータが作成される。
なお、試験成績書フォーマット21のファイルは、例えば、出力装置5に合わせて、ファイル形式を変更することが可能である。
【0026】
また、規格値ファイル22のデータは、出力装置5により試験成績書ファイルの情報を出力する際に、測定値に対する規格値として表示される。
また、試験データ23のデータは、出力装置5により試験成績書ファイルの情報を出力する際に、規格値に対する測定値として表示される。
また、出力装置5により表示される画面31としては、例えば、Webブラウザ等の汎用的な閲覧ツールにより情報がGUI(Graphical User Interface)上に表示されるものを用いることができる。
【0027】
本例では、管理データベース4に記憶された測定データは、例えば、メーカーなどにより管理や解析などを行うためのデータとして用いることができ、また、測定対象機1のメモリ12に記憶されたデータ22、23(試験成績書フォーマット21が含まれてもよい)は、ユーザーによる閲覧用のデータとして用いることができ、ユーザーは、必要なときに、測定対象機1のデータにより、試験成績書の情報を閲覧することができる。
【0028】
図2には、本例の試験処理システムにおいて行われる処理の手順の一例を示してある。
測定処理が開始されると(ステップS1)、測定ベンチ2により測定対象機1に関する測定を行い(ステップS2)、測定データを取得する(ステップS3)。
PC3は、測定データを管理データベース4に書き込むとともに、測定データに基づく試験データを測定対象機1内のメモリ領域(本例では、メモリ12)に書き込む(ステップS4)。
また、PC3は、規格値ファイルのデータを測定対象機1内のメモリ領域(本例では、メモリ12)に書き込む(ステップS5)。
【0029】
次に、試験成績書を読み出さない場合には(ステップS6)、処理が終了される(ステップS13)。
一方、試験成績書を読み出す場合には(ステップS6)、例えば、ユーザーによる測定対象機1(或いは、出力装置5などの他の装置)の操作によって、試験成績書の出力命令が行われる(ステップS7)。
試験成績書の出力命令があると、測定対象機1では、CPU11が、試験データ23を読み込み(ステップS8)、規格値ファイル22を読み込み(ステップS9)、試験成績書フォーマット21を読み込み(ステップS10)、試験成績書ファイルを作成する(ステップS11)。そして、CPU11は、試験成績書ファイルを出力し(ステップS12)、出力処理が終了される(ステップS13)。
【0030】
以上のように、本例では、メモリ12(本例では、不揮発性メモリ)を有する測定対象の装置(測定対象機1)に関して、生産時などに取得された個別の試験成績のデータを当該メモリ12に保存する機能を備えた。
また、本例では、このような装置(測定対象機1)に関して、生産時などに取得された個別の試験成績のデータをメモリ12から読み出し、出力装置5により試験成績書の情報として表示する機能を備えた。
また、本例では、上記のような機能の一部又は全部の内容が、上記のような装置(測定対象機1)のハードウエアなどの機能により行われる。
また、本例では、上記のような装置(測定対象機1)は、上記のような機能のうちのいずれか1つ以上(全てでもよい)を搭載する。
【0031】
本例の試験処理システムでは、装置(測定対象機1)の測定データを例えばメーカー管理・解析用のデータとして通常通りデータベース(本例では、管理データベース4)に保存し、ユーザー閲覧用のために装置(測定対象機1)内に試験データ(例えば、測定データの一部)を試験成績書作成用に保存することで、データの切り分けを行う。
【0032】
従って、本例では、試験成績書を作成するためのデータが装置(測定対象機1)内に格納され、この場合に、出力装置5により閲覧可能な形式(例えば、ツールやフォーマットに関する形式)で格納されることにより、ユーザーは、試験成績書のデータの内容をいつでも読み出して閲覧することが可能である。
また、本例では、測定値だけでなく、規格値をデータとして有することにより、試験成績書のデータを確認する際に、ただ試験結果を並べるだけでなく、判断基準となる規格値を表示することができ、これにより、例えば、規格資料を開かなくても、測定対象機1が特性的にどの程度マージンを有しているのかを視覚的に把握することが可能となる。
さらに、本例では、試験成績書を装置(測定対象機1)と別媒体で管理する必要がないため、紛失の恐れが無くなる。
【0033】
なお、本例の測定対象機1(本例では、無線装置)では、メモリ12により試験データ23を記憶する機能により試験データ記憶手段が構成されており、メモリ12により規格値ファイル22を記憶する機能により規格値データ記憶手段が構成されており、メモリ12により試験成績書フォーマット21を記憶する機能によりフォーマット記憶手段が構成されており、CPU11が試験データ23、規格値ファイル22、試験成績書フォーマット21に基づいて試験成績書ファイル(試験データ23の内容及び規格値ファイル22の内容を含む)を作成して外部(本例では、出力装置5)へ出力する機能により制御手段が構成されている。
【0034】
ここで、本発明に係るシステムや装置などの構成としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成が用いられてもよい。また、本発明は、例えば、本発明に係る処理を実行する方法或いは方式や、このような方法や方式を実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして提供することも可能であり、また、種々なシステムや装置として提供することも可能である。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係るシステムや装置などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
【符号の説明】
【0035】
1・・測定対象機、 2・・測定ベンチ、 3・・パーソナルコンピュータ(PC)、 4・・管理データベース、 5・・出力装置、 11・・CPU、 12・・メモリ、 13・・入出力インターフェース、 21・・試験成績書フォーマット、 22・・規格値ファイル、 23・・試験データ、 31・・画面、

【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線装置において、
測定器により当該無線装置の特性が測定された結果に基づくデータである試験データを記憶する試験データ記憶手段と、
前記試験データ記憶手段により記憶される試験データに対する規格値のデータを記憶する規格値データ記憶手段と、
所定の試験成績書のフォーマットを記憶するフォーマット記憶手段と、
前記フォーマット記憶手段により記憶されたフォーマットに従って前記試験データ及び前記規格値のデータを外部へ出力する制御手段と、
を備えたことを特徴とする無線装置。
【請求項2】
無線装置において、
測定器により当該無線装置の特性が測定された結果に基づくデータである試験データを記憶する試験データ記憶手段と、
前記試験データ記憶手段により記憶される試験データに対する規格値のデータを記憶する規格値データ記憶手段と、
所定の試験成績書のフォーマットを記憶するフォーマット記憶手段と、
前記フォーマット記憶手段により記憶されたフォーマットに従って前記試験データ記憶手段により記憶された試験データ及び前記規格値データ記憶手段により記憶された規格値のデータが表示されるように、当該試験データ及び当該規格値のデータを外部へ出力する制御手段と、
を備えたことを特徴とする無線装置。

【図1】
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【図2】
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