説明

照明装置

【課題】この発明は手間の掛かる配線工事をすることなく、設置することができるようにした照明装置を提供することにある。
【解決手段】人感センサ18の検出信号によって照明手摺りの発光ダイオード8を点灯させる照明装置であって、人感センサの検出信号が入力される制御基板14が設けられた制御ボックス11と、制御ボックスに設けられ人感センサに作動電圧を印加するとともに、制御基板に人感センサからの検出信号が入力されることで制御基板を介して照明手摺りの発光ダイオードを点灯させる電圧を供給する乾電池15を具備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は人感センサが検知する検出信号によって照明器具を点灯させる照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
家屋には、たとえば各部屋の内部は勿論のこと、部屋以外の共用部分である階段、廊下、或いはトイレなどの種々の箇所に照明器具が設けられている。部屋に設けられる照明器具は、通常、部屋の入り口近くの壁面に手動式のスイッチを設け、そのスイッチによって点灯させるようにしている。
【0003】
また、階段、廊下、或いはトイレなどの共用部分に設けられる照明器具は、その部分の近くに手動式のスイッチを設け、利用者がその場所に近づいたならば、スイッチを操作して照明器具を点灯させるようにしている。
【0004】
しかしながら、手動式のスイッチによって種々の場所に設けられた照明器具を点灯させるようにすると、夜間に上記スイッチを安全かつ確実に操作できないということがある。とくに、廊下や階段などに設けられた照明器具を点灯させる場合、廊下に置かれた物品にぶつかったり、階段から足を踏み外してしまうなどのことがあり、好ましくない。
【0005】
そこで、室内や階段、廊下、或いはトイレなどの共用部分に設置される照明器具を、手動式のスイッチに代わり、上記照明器具の設置場所の近くに人感センサを設け、その人感センサによって人が近付いたことを検出したならば、その検出信号で上記照明器具を点灯させるようにするということが行われるようになってきている。
【0006】
特許文献1には照明器具が照明する領域に人が近づいたならば、そのことを人感センサによって検出し、その検出信号に基づいて照明器具を点灯させるようにした照明装置が示されている。
【0007】
特許文献1に示された照明装置は、家屋のたとえば廊下の階段の壁面に設置された照明器具に商用電源を接続する。上記照明器具には人感センサが電源線及び信号線によって接続されている。この人感センサは上記照明器具の近くの壁面に取付けるようにしている。
【0008】
したがって、夜間に利用者が階段に近づき、そのことが人感センサによって検出されると、その検出信号で上記照明器具が点灯されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2007−335273号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
ところで、特許文献1に示される照明装置は、照明器具と人感センサとに商用電源によって作動電力を供給するようにしている。そのため、リフォームによって新たに照明装置及び人感センサを設置する場合、人感センサと照明器具を単に信号線によって接続するだけでなく、商用電源に接続された電源線によって人感センサと照明器具に給電できるようにしなければならない。
【0011】
しかしながら、一般的な家屋では、商用電源に接続された電源線は通常、天井や壁の内部、或いは床下などに通されている。そのため、壁面に新たに人感センサ及び人感センサによって作動する照明器具を設ける場合、照明器具や人感センサに対して商用電源に接続された電源線の配線工事を、たとえば壁面や床面を壊したり、天井裏に入り込んだりして行わなければならないということがあるから、その配線工事を行うために多くの手間や費用が掛かるということが生じる。
【0012】
つまり、リフォームによって新たに人感センサによって作動する照明器具を設置する場合、その設置に多くの手間が掛かるということがあった。
【0013】
この発明は、商用電源を用いることなく、人感センサや照明器具に作動電力を供給できるようにすることで、人感センサ及びこの人感センサの検出に基づいて点灯する照明器具の新たな設置を容易に行なうことができるようにした照明装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0014】
この発明は、人感センサの検出信号によって照明器具を点灯させる照明装置であって、
上記人感センサの検出信号が入力される制御部が設けられた制御ボックスと、
この制御ボックスに設けられ上記人感センサに作動電圧を印加するとともに、上記制御部に上記人感センサからの検出信号が入力されることで上記制御部を介して上記照明器具の光源を点灯させる電圧を供給する電源用電池と
を具備したことを特徴とする照明装置にある。
【0015】
上記照明器具の光源は屋内に設置される手摺りに内蔵されていることが好ましい。
【0016】
上記制御ボックスの長手方向両端には、この長手方向に対して所定の角度で傾斜した取付け面を有する取付け部が設けられていて、上記人感センサは上記取付け面に設けられていることが好ましい。
【0017】
上記制御ボックスの長手方向両端に設けられた一対の取付け部のうち、少なくとも一方は上記制御ボックスと分離可能であることが好ましい。
【0018】
上記照明器具の光源は発光ダイオードであることが好ましい。
【発明の効果】
【0019】
この発明によれば、制御ボックスに人感センサの検出信号が入力される制御部及び電源用電池を設け、この電源用電池によって上記人感センサと照明器具の光源に給電するようにしたから、新たに人感センサと照明器具を設ける場合、これらを制御ボックスの電源に接続すればよいから、設置のための配線工事を簡単かつ容易に行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示す照明装置の取付け状態の説明図。
【図2】制御ボックスの本体部及びこの本体部から取り外されたカバーを示す平面図。
【図3】同じく制御ボックスのカバーが取り外された状態の側面図。
【図4】照明手摺りの正面図。
【図5】発光ダイオードの制御系統を示すブロック図。
【図6】制御ボックスの両端に設けられた人感センサの検出範囲を示す図。
【図7】この発明の第2の実施の形態を示す照明装置の取付け状態の説明図。
【図8】図7に用いられた制御ボックスの正面図。
【図9】この発明の第3の実施の形態を示す制御ボックスの正面図。
【図10】この発明の第4の実施の形態の制御ボックスを示す正面図。
【図11】同じく制御ボックスの側面図。
【図12】同じく制御ボックスの人感センサが設けられた部分の横断面図。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1乃至図6はこの発明の第1の実施の形態であって、図1は寝室1とトイレ2との間の廊下3の壁面3aに照明器具としての照明手摺り4が新たに設けられる場合の例を示している。
【0022】
上記照明手摺り4は、図4に示すように筒状の手摺り部5を有し、この手摺り部5の両端には手摺り部5の端部が嵌入されるエルボ状の管体6a及び取付け板6bからなる取付け具6が設けられている。そして、上記取付け具6の取付け板6bが上記壁面3aにねじなどによって取付け固定される。上記照明手摺り4は、図1に示すように上記廊下3の側壁3aのトイレ2に近い位置に設けられている。
【0023】
上記手摺り部5の周壁の長手方向両端部の下方には透光性の照明窓7が形成されている。上記手摺り部5の内部の上記照明窓7と対向する部位には光源としての発光ダイオード8が設けられている。
なお、発光ダイオード8は手摺り部5の内部でなく、上記取付け具6に設け、この取付け具6に照明窓(図示せず)を形成するようにしてもよい。
【0024】
上記壁面3aの上記寝室1とトイレ2との中間の位置には、制御ボックス11が水平に取付けられている。この制御ボックス11は、図2と図3に示すように前面が開口した細長い箱型の本体部12及びこの本体部12の前面開口に着脱可能に設けられるカバー13から構成されていて、上記本体部12がたとえば両面粘着テープなどによって上記壁面3aに接着固定される。
【0025】
図2に示すように、上記本体部12の内部の長手方向の一端部には制御部としての制御基板14が設けられ、他の部分には電源用電池としての複数の乾電池15が互いに電気的に接続されて収容されている。
【0026】
上記本体部12の長手方向の両端には傾斜面16を有する取付け部材17が設けられている。上記傾斜面16は、上記本体部12の長手方向外方に向かって次第に低くなるよう傾斜していて、その傾斜角度はたとえば45度に設定されている。
【0027】
上記取付け部材17の傾斜面16にはたとえば赤外線センサなどからなる人感センサ18が設けられている。人感センサ18はその感知範囲内に人が近づいたときにそのことを検出するようになっている。
【0028】
上記人感センサ18を制御ボックス11の本体部12の長手方向両端に設けられた取付け部17の傾斜面16に取付けたことで、その感知方向を図6に矢印Xで示すよう上記本体部12の長手方向と、矢印Yで示す壁面3aの前方向に拡大することができる。
【0029】
そして、この実施の形態では、上記制御ボックス11は図1に示すように上記壁面3aの、上記寝室1とトイレ2の中央に設けられている。それによって、図6に示すX方向においては、廊下3の寝室1とトイレ2の間の部分の全長を一対の人感センサ18による感知範囲になっている。
【0030】
上記制御ボックス11に設けられた乾電池15は、図5に示すように上記照明手摺り4の発光ダイオード8と上記制御ボックス11に設けられた制御基板14を介して電源線21によって接続されている。さらに、乾電池15は、上記人感センサ18と上記制御基板14を介して電源線21によって接続されている。
【0031】
上記人感センサ18の感知範囲内に人が近づき、そのことを上記人感センサ18が検出すると、検出信号が信号線22を通じて上記制御基板14に出力される。検出信号を受けた制御基板14は、上記乾電池15によって上記照明手摺り4の発光ダイオード8に上記電源線21を通じて電力を供給する。それによって、発光ダイオード8が点灯して廊下3が照明されるようになっている。
【0032】
このような構成の照明装置によれば、制御ボックス11に乾電池15を設け、上記制御ボックス11の両端に設けられた一対の人感センサ18と、照明手摺り4に設けられた光源としての発光ダイオード8に、電源線21を通じて上記乾電池15の電圧を作動電圧として印加できるようにした。
【0033】
そのため、照明装置を新たに設置する場合、廊下3の壁面3aに照明手摺り4と制御ボックス11を設けたならば、配線工事は上記照明手摺り4に設けられた発光ダイオード8と制御ボックス11に設けられた制御基板14とを電源線21によって接続するだけでよいから、その配線工事を容易かつ迅速に行なうことができる。
【0034】
なお、制御基板14と乾電池15との電源線21による接続及び制御ボックス11の両端に設けられた一対の人感センサ18と制御基板14との電源線21と信号線22による配線接続は、制御基板14が制御ボックス11内に設けられ、人感センサ18が設けられた取付け部材17が制御ボックス11の両端に設けられているため、制御ボックス11を組み立てる際に予め行っておくことができる。したがって、それらの配線は照明手摺り4を設置する際に行わずにすむから、そのことによっても照明手摺り4の設置工事を容易に行なうことができる。
【0035】
しかも、人感センサ18が設けられた上記制御ボックス11は、上記発光ダイオード8が設けられた照明手摺り4の近くに設置されるから、そのことによっても発光ダイオード8と制御ボックス11の制御基板14との電源線21による接続作業を容易に行なうことができる。
【0036】
さらに、発光ダイオード8や人感センサ18を商用電源に接続せず、制御ボックス11に設けられた乾電池15に接続すればよいから、商用電源を供給するための電源線が設けられていないような場所であっても、上記照明手摺り4や人感センサ18を容易に設置することができる。
【0037】
さらに、発光ダイオード8が設けられた照明手摺り4と、人感センサ18が設けられた制御ボックス11が分離されている。
そのため、上記制御ボックス11の両端の取付け部17の傾斜面16に設けられた一対の人感センサ18による検出範囲が図1に矢印R1で示すように寝室1とトイレ2との間隔とほぼ同じに設定されることで、照明手摺り4をトイレ2寄りに設けても、人感センサ18が設けられた上記制御ボックス11を、寝室1とトイレ2と間の中央部分に設けることができる。
【0038】
それによって、寝室1からトイレ2に向かう人を、寝室1から出るとすぐに制御ボックス11の長手方向の一端に設けられた人感センサ18によって検出して照明手摺り4の発光ダイオード8を点灯することができる。同様に、トイレ2から寝室1に向かう人を、トイレ2からでるとすぐに制御ボックス11の長手方向の他端に設けられた人感センサ18によって検出して発光ダイオード8を点灯することができる。
【0039】
つまり、制御ボックス11を寝室1とトイレ2の間の中央に設けることで、人が寝室1やトイレ2から廊下3に出れば、その人を人感センサ18によってすぐに検出して廊下3が照明されるので、暗い状態の廊下3で照明手摺り4探さなければならないという状態を招くことがない。
【0040】
上記人感センサ18は、上記制御ボックス11の両端の取付け部材17の傾斜面16に取付けられている。傾斜面16は制御ボックス11の長手方向外方に向かって低く傾斜している。そのため、上記傾斜面16に取り付けた人感センサ18の検出範囲を上記制御ボックス11の長手方向及び壁面3aの前方向に拡大できるから、廊下3の寝室1とトイレ2の間にいる人を確実に検出し、その検出に基づいて廊下3を照明することができる。
【0041】
上記制御ボックス11に電源となる乾電池15を設けたり、その両端に取付け部材17を設け、この取付け部材17の傾斜面16に人感センサ18を設けるようにした。そして、上記制御ボックス11は人が掴まる照明手摺り4の近くに設けられる。
【0042】
つまり、乾電池15や人感センサ18が設けられた制御ボックス11は容易に確認できる場所に設けられている。そのため、上記乾電池15の交換や取付け部材17の傾斜面16に取付けられた人感センサ18の修理点検などを容易に行うことができる。
【0043】
なお、第1の実施の形態において、制御ボックス11を寝室1とトイレ2の間の中央に設けたが、人感センサ18の検出範囲によっては中央以外の箇所に設けるようにしてもよい。
【0044】
図7と図8はこの発明の第2の実施の形態を示す。この実施の形態は寝室1とトイレ2との間隔R2が図1に示す間隔R1に比べて大きくなり、制御ボックス11の長手方向の両端にそれぞれ人感センサ18を設けても、寝室1とトイレ2の間の領域の全長、つまり寝室1或いはトイレ2から廊下3に出た人を一対の人感センサ18の検出範囲とできない場合であって、そのような場合には制御ボックス11の本体部12の長手方向一端から取付け部材17を取外す。
【0045】
そして、廊下3の寝室1とトイレ2との間の中央を中心にして制御ボックス11から取り外された取付け部17に設けられた一方の人感センサ18と、制御ボックス11の他端に設けられた他方の人感センサ18とを対称に設置する。つまり、一対の人感センサ18を、廊下3が長くなった分だけ間隔を大きくして廊下3の壁面3aに設置する。そして、制御ボックス11から取り外された人感センサ18と、制御ボックス11に設けられた制御基板14を信号線22によって接続する。
【0046】
このようにすれば、寝室1とトイレ2の間隔が大きくなった場合であっても、寝室1から廊下3に、或いはトイレ2から廊下3に出た人を一対の人感センサ18によってすぐに検出できるよう一対の人感センサ18の検出範囲を拡大し、その検出によって廊下3を照明することができる。
【0047】
図9は制御ボックス11Aの変形例を示すこの発明の第3の実施の形態であって、この実施の形態では制御ボックス11Aの本体部12を外側部12aと、この外側部12aにスライド可能に設けられた内側部12bとで形成する。そして、寝室1とトイレ2との間隔が大きくなった場合、外側部12aから内側部12bを引き出し、制御ボックス11の全長を長くすることで、一対の人感センサ18による検出範囲を拡大することができる。
【0048】
図10乃至図12は制御ボックスの変形例を示すこの発明の第4の実施の形態である。この実施の形態の制御ボックス11Aは、図10に示すように第1の実施の形態の制御ボックス11に比べて正面形状が正方形に近い矩形状であって、図12に示すように平板状の本体部12aと、この本体部12aの前面に設けられた山形状のカバー113とからなる。
【0049】
このカバー113は上記本体部12aの上部に固定的に設けられた上部分113aと、上記本体部12aに着脱可能に取付けられた下部分113bとに分割され、下部分113bは下方へスライドさせることで上記本体部12aから取り外すことができるようになっている。そして、図示はしないが、上記下部分113bを本体部12aから取り外すことで、内部に設けられた乾電池15を交換できるようになっている。
【0050】
上記カバー113の上部分113aの長手方向両端部には所定の角度、たとえば45度の角度で傾斜した傾斜面16aが形成され、一対の傾斜面16aにはそれぞれ人感センサ18が設けられている。
【0051】
図10に示すように、上記上部分113aの長手方向中途部には明暗センサ31が設けられている。この明暗センサ31は制御ボックス11が設置された廊下3などの箇所の明るさを検出し、その検出信号を第1の実施の形態に示す制御ボックス11内に設けられた制御基板14に出力する。
【0052】
そして、上記人感センサ18が人を検出し、しかも上記明暗センサ31が検出する明るさが所定以下であるときに、第1の実施の形態に示す照明手摺り4の発光ダイオード8に上記乾電池15の作動電圧が印加されるようになっている。
【0053】
つまり、この第4の実施の形態では、制御ボックス11Aに明暗センサ31を設けたことで、照明手摺り4が設置された廊下3の明るさが所定以下に低下したときにだけ、発光ダイオード8を点灯させるため、乾電池15を不用に消耗させるのを防止できる。
【0054】
なお、明暗センサ31は上記第1乃至第3の実施の形態に示された制御ボックス11に設けるようにしてもよい。また、明暗センサ31を制御ボックス11,11Aとは分離して設けるようにしてもよい。
【0055】
上記各実施の形態では照明器具として照明手摺りを例に挙げて説明したが、照明器具としては照明手摺りに代わり、天井や壁面などに設けられる室内照明灯などの他の照明器具であっても差し支えなく、要は人感センサによって人を検出したときに、その検出に基づいて点灯させる必要がある照明器具であれば、この発明を適用することができる。
【0056】
また、照明器具として照明手摺りを屋内に設ける場合を例に挙げて説明したが、照明器具を屋外に設ける場合であっても、この発明を適用することできる。とくに、屋外の場合は商用電源の確保が困難なことがあるが、そのような場合であっても、制御ボックスに設けられた電源用電池によって照明器具や人感センサに容易かつ確実に給電することができる。
【符号の説明】
【0057】
1…寝室…トイレ、3…廊下、4…照明手摺り、5…手摺り部、8…発光ダイオード(光源)、11,11A…制御ボックス、14…制御基板(制御部)、15…乾電池(電源用電池)、16…傾斜面、17…取付け部材、18…人感センサ、21…電源線、22…信号線。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
人感センサの検出信号によって照明器具を点灯させる照明装置であって、
上記人感センサの検出信号が入力される制御部が設けられた制御ボックスと、
この制御ボックスに設けられ上記人感センサに作動電圧を印加するとともに、上記制御部に上記人感センサからの検出信号が入力されることで上記制御部を介して上記照明器具の光源を点灯させる電圧を供給する電源用電池と
を具備したことを特徴とする照明装置。
【請求項2】
上記照明器具の光源は屋内に設置される手摺りに内蔵されていることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
【請求項3】
上記制御ボックスの長手方向両端には、この長手方向に対して所定の角度で傾斜した取付け面を有する取付け部が設けられていて、上記人感センサは上記取付け面に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の照明装置。
【請求項4】
上記制御ボックスの長手方向両端に設けられた一対の取付け部のうち、少なくとも一方は上記制御ボックスと分離可能であることを特徴とする請求項3記載の照明装置。
【請求項5】
上記照明器具の光源は発光ダイオードであることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の照明装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2011−54495(P2011−54495A)
【公開日】平成23年3月17日(2011.3.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−203990(P2009−203990)
【出願日】平成21年9月3日(2009.9.3)
【出願人】(000010032)フランスベッド株式会社 (95)
【出願人】(398020334)株式会社ヤザワコーポレーション (1)
【Fターム(参考)】