説明

瓶の水滴除去装置

【課題】 本発明の課題は、簡易な構成で効率良く且つ多量の瓶の水滴を除去することができる瓶の水滴除去装置を提供することである。
【解決手段】 本発明の瓶の水滴除去装置1は、飲料用瓶の移動を案内する案内板11と、案内板11の案内面に対して交差する方向で案内板11に飲料用瓶を搬送する入口側コンベア13と、案内板11から出る飲料用瓶を案内板11の案内面に沿う方向に搬送する出口側コンベア15と、案内板11に沿って移動する飲料用瓶に向けてエアーを噴出するエアー噴出口17とを備え、飲料用瓶が案内板11に沿って自転しつつ側面からエアーを受けている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料用瓶の外周面に付着した水滴を除去する瓶の水滴除去装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ビール瓶の割れやヒビ等の飲料用瓶の欠陥検査方法として、一列に搬送されてくるビール瓶に洗浄液を吹き付けた後、欠陥検査機によりビール瓶の欠陥を検査する方法が開示されている。
【0003】
一方、ビールの製造の検査工程においては、ビールを充填後ビール瓶に王冠を装着した後、加温機にかけ、びん表面に生じる結露を防止する前処を施している。
【0004】
しかし、かかる検査工程においては、ビール瓶に水滴が付着していると加温機にかけた後に残っている水滴が黒色異物として誤認する場合がある。したがって、ビール瓶の外周面に付着した水滴を十分に除去することが望まれている。
【0005】
【特許文献1】特開平9−104899号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、加温機出口ではビール瓶を多列で搬送しているため、各ビール瓶における水滴の除去が困難であった。
【0007】
また、ビール瓶の水滴を除去するためには、多量のエアーを噴き付けたのでは、装置が複雑になるとともに効率が劣るという問題があった。
【0008】
本発明は、簡易な構成で効率良く且つ多量の瓶の水滴を除去することができる瓶の水滴除去装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、飲料用瓶の移動を案内する案内板と、案内板の案内面に対して交差する方向で案内板に飲料用瓶を搬送する入口側コンベアと、案内板から出る飲料用瓶を案内板の案内面に沿う方向に搬送する出口側コンベアと、案内板に沿って移動する飲料用瓶に向けてエアーを噴出するエアー噴出口とを備え、飲料用瓶が案内板に沿って自転しつつ側面からエアーを受けることを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、案内板は間隔をおいて略平行に複数配置されており、飲料用瓶を複数列にして、各列の飲料用瓶を各案内板で案内することを特徴とする。
【0011】
請求項3に記載された発明は、請求項2に記載の発明において、案内板には、飲料用瓶の案内方向に沿って摩擦部材が設けてあることを特徴とする。
【0012】
請求項4に記載された発明は、請求項3に記載の発明において、エアー噴出し口は、飲料用瓶の王冠及びネック部に向けてエアーを噴出する上部用ノズルと、飲料用瓶の胴部に向けてエアーを噴出す胴部用ノズルとを備え、且つ案内板の入口側に上部用ノズルを設け出口側に胴部用ノズルを設けていることを特徴とする。
【0013】
請求項5に記載された発明は、請求項4に記載の発明において、上部用ノズル及び胴部用ノズルは飲料用瓶を挟む両側の案内板に設けてあり、案内板間を通過する飲料用瓶の両側からエアーを噴き当てることを特徴とする。
【0014】
請求項6に記載された発明は、請求項5に記載の発明において、上部用ノズルは案内板における飲料用瓶の入口側で且つ飲料用瓶の移動方向に沿って複数設けてあることを特徴とする。
【0015】
請求項7に記載された発明は、請求項5に記載の発明において、上部用ノズルは飲料用瓶を挟む両側の案内板において、互いに対向する位置からずれた位置にあることを特徴とする。
【0016】
請求項8に記載された発明は、請求項5に記載の発明において、胴部用ノズルは案内板の案内面に沿って入口側から出口側に向けて下方に傾斜して設けてあることを特徴とする。
【0017】
請求項9に記載された発明は、請求項6に記載の発明において、案内板の内部には噴出し用エアータンクを形成しており、胴部用ノズルは案内板の案内面に設けた孔であることを特徴とする。
【0018】
請求項10に記載された発明は、請求項9に記載の発明において、胴部用ノズルは案内面の案内方向に沿って形成した長孔スリットであることを特徴とする。
【0019】
請求項11に記載された発明は、請求項1〜10のいずれか一項に記載の発明において、案内板は案内面方向に沿って揺動自在としてあることを特徴とする。
【0020】
請求項12に記載された発明は、請求項1〜11のいずれか一項に記載の発明において、ビール製造の検査工程における加温機後に設けてあることを特徴とする。
【発明の効果】
【0021】
請求項1に記載の発明によれば、案内板に飲料用瓶を斜めに導入することにより案内板を移動する飲料用瓶は自転するので、飲料用瓶に向けてエアーを噴き付けるだけで、瓶の外周面全体にエアーを噴き付けできる。したがって、効率良くしかも簡易な構成で飲料用瓶の水滴除去を図ることができる。
【0022】
請求項2に記載された発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られるとともに、飲料用瓶を多列にして水滴除去をすることができ、大量の瓶の水滴除去を効率良く簡易な構成で行なうことができるとともに省スペース化を図ることができる。
【0023】
請求項3に記載された発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られるとともに、案内板に沿って移動する飲料用瓶の自転を確実に行なわせることができる。
【0024】
請求項4に記載された発明によれば、請求項3に記載された発明と同様の効果が得られるとともに、案内板における飲料用瓶の移動方向に沿って瓶の上部から下部にかけてエアーを噴き付けて重力方向に沿って水滴を落下するので、効率的な水滴除去を図ることができる。
【0025】
請求項5に記載された発明によれば、請求項4に記載された発明と同様の効果が得られるとともに、飲料用瓶の両側からエアーを噴き付けるので飲料用瓶を高速で移動させた場合にも確実な水滴除去を図ることができる。
【0026】
請求項6に記載された発明によれば、請求項5に記載された発明と同様の効果が得られるとともに、更に確実な水滴除去ができるとともに、一つのノズルにおけるエアーの噴出領域を小さくできるので簡易な構成のノズルを使用することができる。
【0027】
請求項7に記載された発明によれば、請求項5に記載された発明と同様の効果が得られるとともに、自転移動する飲料用瓶の外周に効率的にエアーを噴き付けることができる。
【0028】
請求項8に記載された発明によれば、請求項5に記載された発明と同様の効果が得られるとともに、胴部における水滴を重力方向に沿って除去できるので、更に効率的で確実な水滴除去を図ることができる。
【0029】
請求項9に記載された発明によれば、請求項6に記載された発明と同様の効果が得られるとともに、案内板内にエアータンクを設け、案内板に設けた孔からエアーを噴き出す構成であるから、別途エアー供給用のタンクやエアーホース等を用いる必要がないので、構成を簡易にできる。
【0030】
請求項10に記載された発明によれば、請求項9に記載された発明と同様の効果が得られるとともに、長孔スリットを形成することにより一つの孔により瓶の搬送方向に沿って案内板からエアーを噴き出しでき簡易な構成で且つ瓶の搬送方向に亘って連続的なエアーの噴き出しができる。
【0031】
請求項11に記載された発明によれば、請求項1〜10のいずれか一項に記載された発明と同様の効果が得られるとともに、案内板に沿って移動する瓶の自転を促進することができる。
【0032】
請求項12に記載された発明によれば、請求項1〜11のいずれか一項に記載された発明と同様の効果が得られるとともに、加温機後にビール瓶の外面の水滴を確実に除去しているので、その後の検査において水滴を異物と誤認することを防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0033】
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態について説明する。図1は本発明の実施形態に係る瓶の水滴除去装置の概略構成を示す斜視図であり、図2は図1に示す案内板を正面から見たエアー噴出口の配置図であり、図3は案内板を切断して示す断面図であり、図4はビール充填瓶の検査工程を示す概略図である。
【0034】
本実施の形態に係る瓶の水滴除去装置1は、ビールを充填した瓶に王冠を装着した後(以下、単に「ビール充填瓶S」という)、検査工程で用いられるものである。即ち、図4に示すように、ビール充填瓶Sは加温機3で加温された後、グライドライナー7により一列に整列させて、FBI(画像検査機)9で画像検査をしてビール充填瓶Sの口漏れや汚れ等の検査をする。
【0035】
加温機3出口では、ビール充填瓶Sが多列になって搬送されている。瓶の水滴除去装置1は加温機3の出口に設けてあり、しかも多列になって搬送されてくるビール充填瓶(飲料用瓶)Sを多列状のまま水滴除去するものである。
【0036】
瓶の水滴除去装置1は、図1に示すように、案内板11と、ビール充填瓶Sを案内板11に搬送する入口側コンベア13と、飲料用瓶Sを案内板11から次工程に搬送する出口側コンベア15と、案内板11に沿って移動するビール充填瓶Sに向けてエアーを噴出するエアー噴出口17とから構成されている。
【0037】
案内板11は、間隔をあけて多数配置してあり、案内板11、11間にビール充填瓶Sの通路を複数形成していると共に、ビール充填瓶Sを受けて案内面11aにそって移動を案内している。各案内板11は上方から垂下されており、且つ案内板11の案内面方向Tに沿って揺動自在に設けている。案内板11を揺動させることにより、水滴除去装置入口でのびん詰りを防止する。それによりビール充填瓶Sの自転を促進することができる。
【0038】
案内面11aの下端側にはビール充填瓶Sの移動方向に沿って摩擦部材19が取り付けてあり、摩擦によりビール充填瓶Sの自転を確実に行なわせている。摩擦部材19は、本実施の形態では、硬質ゴムである。尚、案内板の裏面にはビール充填瓶Sの移動をスムーズに案内するため滑動部材(MCナイロン)21が取り付けてある。
【0039】
また、案内板11内にはエアータンク23用の空間が形成されており、後述のスリット25からビール充填瓶Sにエアーを噴き付けるようになっている。
【0040】
入口側コンベア13の搬送方向と案内板11の案内面11aとは交差する位置にあり、入口側コンベア13から搬送されてくるビール充填瓶Sは斜め方向から案内板11に当接し、案内板11の案内面11aに沿って移動するようになっている。
【0041】
出口側コンベア15は案内板11の案内面11a方向にビール充填瓶Sを搬送し且つそのまま次工程に搬送するようになっている。
【0042】
本実施の形態では、案内板11にビール充填瓶Sが斜めに入ることにより、ビール充填瓶Sは自転しつつ案内板11に沿って移動する。
【0043】
エアー噴出口17は、入口側に設けた上部用ノズル27a、27b、27cと上部用ノズル27a、27b、27cよりも出口側に設けた胴部用ノズル29とから構成されている。尚、図2において破線で示す上部用ノズル27a、27b、27cは対向する案内板11に設けたものを示している。
【0044】
各上部用ノズル27a、27b、27cはそれぞれホースに接続されており、ビール充填瓶Sの王冠部、口部、片部に向けてエアーを噴出している。これら3つのノズルは、入口側から次第に噴出し位置を低くして重力方向に順次位置させることにより、水滴を吹き飛ばすとともに重力を利用して水滴を落下させることができる。
【0045】
胴部用ノズル29は案内板11に形成されたスリット25であり、スリット25はビール充填瓶Sの移動方向に沿って長く形成しているとともに出口側を下に向けて傾斜している。このように出口側を下に傾斜することにより、上述した上部用ノズル27a、27b、27cと同様に重力を利用して水滴を落下させることができる。
【0046】
しかも、上部用ノズル27a、27b、27cとスリット25とは重力方向に連続した位置にあり(図2参照)、ビール充填瓶Sの外面を上下方向の略全体に亘って漏れなくエアーを噴き付けるようになっている。したがって、確実な水滴除去を図ることができる。
【0047】
スリット25から噴出すエアーは案内板11内に形成されたエアータンク23から導入されるので、エアー供給用のホースが必要なく簡易な構成で、ビール充填瓶Sの移動方向に沿ってエアーを噴出できる。
【0048】
上部用ノズル27a、27b、27c及び胴部用ノズル29(スリット25)はそれぞれ案内板11の両面に設けてあり、案内板間を移動するビール充填瓶Sに対して両側からエアーを噴き付けている。
【0049】
次に、上記した構成に基づき、本実施の形態の作用を説明する。加温機3を出たビール充填瓶Sは多列状態で入口側コンベア13により瓶の水滴除去装置1に搬送される。瓶の水滴除去装置1では、入口側コンベア13により移動するビール充填瓶Sが各案内板11に斜めに当接し、出口側コンベア15により案内板11に沿って移動する。
【0050】
ビール充填瓶Sは案内板11に斜めに当接することにより自転しつつ案内板11の案内面11aに沿って移動し、案内板11側からエアーが噴き付けられる。
【0051】
本実施の形態では、自転しているビール充填瓶Sにエアーを噴き付けるので、一方向からエアーを噴き付けることによりビール充填瓶Sの周囲に亘ってエアーを噴き付けできる。しかも、ビール充填瓶Sを自転させる装置を別途設ける必要がなく、構成が簡易である。
【0052】
しかも、多数の案内板11間をビール充填瓶Sが移動するので、多列にビール充填瓶Sを搬送した状態で各ビール充填瓶Sの水滴除去ができ、多量のビール充填瓶Sを短時間で処理可能であるとともに省スペース化を図ることができる。
【0053】
更に、ビール充填瓶Sの移動に沿って傾斜した位置に設けてある上部用ノズル27a、27b、27c及び胴部用ノズル29からエアーが噴出されるので、各ビール充填瓶Sは案内板11を移動しつつ上下方向の全体に亘ってエアーが噴き付けられ、水滴が除去される。
【0054】
水滴除去が完了したビール充填瓶Sは多列のまま超音波発泡槽5に搬送されてビール充を発泡させ、その後グライドライナー7を経て、一列状になってFBI(画像検査機)で漏れ等の検査が行なわれる。ビール充填瓶Sは超音波発泡槽5の手前で水滴が除去されているので、水滴による検査の誤認を防止できる。
【0055】
本実施の形態における効果確認試験を行なったところ、従来一日約20本程度あった水滴による誤認が、本実施の形態を実施した後、皆無になった。
【0056】
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0057】
例えば、上部用ノズル27a、27b、27cは3つ設けることに限らず、必要に応じてエアーの噴き付け面積を変えることにより2つ又は1つとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】本発明の実施形態に係る瓶の水滴除去装置の概略構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示す案内板を正面から見たエアー噴出口の配置図である。
【図3】案内板を切断して示す断面図である。
【図4】ビール充填瓶の検査工程を示す概略図である。
【符号の説明】
【0059】
1 瓶の水滴除去装置
11 案内板
13 入口側コンベア
15 出口側コンベア
17 エアー噴き出し口
19 摩擦部材
23 エアータンク
25 スリット
27a、27b、27c 上部用ノズル
29 胴部用ノズル





【特許請求の範囲】
【請求項1】
飲料用瓶の移動を案内する案内板と、案内板の案内面に対して交差する方向で案内板に飲料用瓶を搬送する入口側コンベアと、案内板から出る飲料用瓶を案内板の案内面に沿う方向に搬送する出口側コンベアと、案内板に沿って移動する飲料用瓶に向けてエアーを噴出するエアー噴出口とを備え、飲料用瓶が案内板に沿って自転しつつ側面からエアーを受けることを特徴とする瓶の水滴除去装置。
【請求項2】
案内板は間隔をおいて略平行に複数配置されており、飲料用瓶を複数列にして、各列の飲料用瓶を各案内板で案内することを特徴とする請求項1に記載の瓶の水滴除去装置。
【請求項3】
案内板には、飲料用瓶の案内方向に沿って摩擦部材が設けてあることを特徴とする請求項2に記載の瓶の水滴除去装置。
【請求項4】
エアー噴出し口は、飲料用瓶の王冠及びネック部に向けてエアーを噴出す上部用ノズルと、飲料用瓶の胴部に向けてエアーを噴出す胴部用ノズルとを備え、且つ案内板の入口側に上部用ノズルを設け出口側に胴部用ノズルを設けていることを特徴とする請求項3に記載の瓶の水滴除去装置。
【請求項5】
上部用ノズル及び胴部用ノズルは飲料用瓶を挟む両側の案内板に設けてあり、案内板間を通過する飲料用瓶の両側からエアーを噴き当てることを特徴とする請求項4に記載の瓶の水滴除去装置。
【請求項6】
上部用ノズルは案内板における飲料用瓶の入口側で且つ飲料用瓶の移動方向に沿って複数設けてあることを特徴とする請求項5に記載の瓶の水滴除去装置。
【請求項7】
上部用ノズルは飲料用瓶を挟む両側の案内板において、互いに対向する位置からずれた位置にあることを特徴とする請求項5に記載の瓶の水滴除去装置。
【請求項8】
胴部用ノズルは案内板の案内面に沿って入口側から出口側に向けて下方に傾斜して設けてあることを特徴とする請求項5に記載の瓶の水滴除去装置。
【請求項9】
案内板の内部には噴出し用エアータンクを形成しており、胴部用ノズルは案内板の案内面に設けた孔であることを特徴とする請求項6に記載の瓶の水滴除去装置。
【請求項10】
胴部用ノズルは案内面の案内方向に沿って形成した長孔スリットであることを特徴とする請求項9に記載の瓶の水滴除去装置。
【請求項11】
案内板は案内面方向に沿って揺動自在としてあることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の瓶の水滴除去装置。
【請求項12】
ビール製造の検査工程における加温機後に設けてあることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の瓶の水滴除去装置。


【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2006−8145(P2006−8145A)
【公開日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−184552(P2004−184552)
【出願日】平成16年6月23日(2004.6.23)
【出願人】(000000055)アサヒビール株式会社 (535)
【Fターム(参考)】