説明

皮脂産生抑制剤

【課題】細胞毒性が比較的低く皮脂産生抑制能に優れた皮脂産生抑制剤を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の皮脂産生抑制剤は、水含有抽出溶媒により抽出したケイトウ属植物の抽出物をアルカリ加水分解処理してなるアルカリ加水分解抽出物が含まれていることを特徴としている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、皮脂産生抑制剤に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、皮脂産生抑制剤としては、様々なものが知られており、例えば、皮膚における皮脂産生を抑制すべく、皮膚外用剤に配合されて用いられるものが知られている。この種の皮脂産生抑制剤としては、具体的には、例えばトウガンの抽出物を含むものが提案されている(特許文献1)。
【0003】
しかしながら、斯かる皮脂産生抑制剤は、皮脂産生を抑制し得るものではあるものの、細胞の生育を阻害する細胞毒性が必ずしも低いものではなく皮脂産生を抑制する性能が十分なものではないという問題を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−37764号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記の問題点等に鑑み、細胞毒性が比較的低く皮脂産生抑制能に優れた皮脂産生抑制剤を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る皮脂産生抑制剤は、水含有抽出溶媒により抽出したケイトウ属植物の抽出物をアルカリ加水分解処理してなるアルカリ加水分解抽出物が含まれていることを特徴としている。本発明に係る皮脂産生抑制能は、斯かるアルカリ加水分解抽出物が含まれていることにより、皮脂産生抑制能に優れ細胞毒性が比較的低いものとなり得る。
【0007】
また、本発明に係る皮脂産生抑制剤は、前記ケイトウ属植物がケイトウ(Celosia argentea var. cristata)であることが好ましい。前記ケイトウ属植物がケイトウ(Celosia argentea var. cristata)であることにより、より皮脂産生抑制能に優れ細胞毒性がより低いものになり得るという利点がある。
【発明の効果】
【0008】
本発明の皮脂産生抑制剤は、細胞毒性が比較的低く皮脂産生抑制能に優れているという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】産生されたトリグリセライドの相対量を示すグラフ。
【図2】培養後における細胞の相対量を示すグラフ。
【図3】産生されたトリグリセライドの相対量を示すグラフ。
【図4】培養後における細胞の相対量を示すグラフ。
【図5】培養後における細胞の相対量を示すグラフ。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施形態について以下に説明する。
本実施形態の皮脂産生抑制剤は、水含有抽出溶媒により抽出したケイトウ属植物の抽出物をアルカリ加水分解処理してなるアルカリ加水分解抽出物が含まれている。また、本実施形態の皮脂産生抑制剤は、前記アルカリ加水分解抽出物以外の成分が含まれ得るものである。
【0011】
前記アルカリ加水分解抽出物は、水を含む水含有抽出溶媒によりケイトウ属植物を抽出し、抽出物をアルカリ剤によって加水分解処理することにより得られる。
また、前記アルカリ加水分解抽出物は、通常、水含有抽出溶媒により抽出したケイトウ属植物の抽出物をアルカリ加水分解処理したアルカリ加水分解抽出物、その希釈物、その濃縮物、あるいはそれに含まれる抽出溶媒等を揮発除去した乾燥物の態様で用いられる。具体的には、該アルカリ加水分解抽出物は、例えば、溶液状、ペースト状、ゲル状、粉末状などの態様になり得る。
【0012】
前記ケイトウ属植物としては、例えば、ケイトウ(学名: Celosia argentea var. cristata)、ノゲイトウ(学名:Celosia argentea var. argentea)、羽毛ケイトウ(学名:Celosia argentea var. plumosa)などが挙げられる。なかでも、皮脂の産生をより抑制し得るという点で、ケイトウ(Celosia argentea var. cristata)が好ましい。
【0013】
前記水含有抽出溶媒で抽出されるケイトウ属植物の部位としては、特に限定されるものではないが、花部、種子部、葉部、根茎部等が挙げられ、皮脂の産生をより抑制し得るという点で、花部又は種子部が好ましい。
【0014】
前記水含有抽出溶媒としては、水を含むものであれば特に限定されず、例えば、水と、水以外にエタノール,プロパノールなどの炭素数1〜5の低級脂肪族アルコール、アセトン,メチルエチルケトンなどの低級脂肪族ケトン、又は、1,3−ブチレングリコール,グリセリン,プロピレングリコールなどの炭素数2〜5の多価アルコール等とを含むものなどが挙げられる。
また、前記水含有抽出溶媒としては、水と水以外の2種以上の有機溶媒とを混合したものが挙げられる。その混合比は特に限定されるものではなく、適宜調整され得る。
【0015】
なかでも、水含有抽出溶媒としては、水を80%容量以上含む抽出溶媒が好ましく、水からなる抽出溶媒(水のみを含む抽出溶媒)がより好ましい。
【0016】
前記ケイトウ属植物を抽出する方法としては、従来公知の一般的な方法を採用することができ、例えば、ソックスレー抽出器などの抽出器具を用いて還流させる方法、抽出溶媒中で静置する方法などを採用できる。
【0017】
具体的には、前記ケイトウ属植物を抽出する方法としては、ケイトウ(Celosia argentea var. cristata)の花部及び種子部を乾燥し又は乾燥することなく粉砕した後、粉砕した花部及び種子部を水からなる抽出溶媒中に静置することにより得られるものが好ましい。また、抽出溶媒量は、抽出原料(ケイトウの花部及び種子部)の5〜15倍量(重量比)であり、抽出時間は、6時間〜3日間であることが好ましい。また、抽出温度は10〜80℃であることが好ましく、15〜30℃であることがより好ましい。
【0018】
前記水含有抽出溶媒で抽出したケイトウ属植物の抽出物としては、皮脂の産生をより抑制し得るという点で、ケイトウ(Celosia argentea var. cristata)の花部又は種子部を抽出したものが好ましく、ケイトウ(Celosia argentea var. cristata)の花部及び種子部を抽出したものがより好ましい。
【0019】
前記アルカリ加水分解処理は、水含有抽出溶媒により抽出したケイトウ属植物の抽出物に含まれる成分を加水分解させるべく、該抽出物をアルカリ剤の存在下におくものである。
【0020】
前記アルカリ加水分解処理の方法としては、例えば、水含有抽出溶媒によりケイトウ属植物を抽出しつつ抽出物をアルカリ加水分解処理する方法、具体的には、金属水酸化物などのアルカリ剤の存在下で前記水含有抽出溶媒によりケイトウ属植物を抽出する方法を採用することができる。また、前記水含有抽出溶媒により抽出したケイトウ属植物の抽出物を金属水酸化物などのアルカリ剤でアルカリ加水分解処理する方法などを採用することができる。
【0021】
前記金属水酸化物としては、アルカリ金属水酸化物が好ましく、該アルカリ金属水酸化物としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどが挙げられる。
【0022】
前記アルカリ加水分解処理においては、pHを8.0〜11.0に調整することが好ましく、9.0〜11.0に調整することがより好ましい。
即ち、前記アルカリ加水分解抽出物としては、優れた皮脂産生抑制能を有しつつ細胞毒性がより低いものになり得るという点で、抽出物をアルカリ剤でpH8.0〜11.0に調整することによりアルカリ加水分解処理してなるものが好ましく、抽出物をアルカリ剤でpH9.0〜11.0に調整することによりアルカリ加水分解処理してなるものがより好ましい。
【0023】
なお、アルカリ加水分解処理においては、例えば温度条件として10〜50℃を採用することができ、アルカリ加水分解時間として0.5〜12時間を採用することができる。
また、アルカリ加水分解抽出物は、アルカリ加水分解処理をした後に必要に応じて酸などでpH6.0〜8.0程度の中性付近に調整してなる。
【0024】
前記アルカリ加水分解抽出物を含む皮脂産生抑制剤の使用濃度は、特に限定されるものではないが、該アルカリ加水分解抽出物の濃度が乾燥物換算で0.0002〜0.15重量%であることが好ましく、0.005〜0.015重量%であることがより好ましい。前記アルカリ加水分解抽出物の濃度が乾燥物換算で0.0002重量%以上であることにより、皮脂の産生をより抑制できるという利点がある。また、それ以上の濃度になると濃度依存的な効果が発揮されにくくなり得る点から、前記アルカリ加水分解抽出物の濃度は乾燥物換算で0.15重量%以下であることが好ましく、0.025重量%以下であることがより好ましい。
なお、乾燥物換算とは、抽出物から抽出溶媒を除いた残渣である乾燥物の重量に換算することを意味する。
【0025】
前記皮脂産生抑制剤は、例えば、前記アルカリ加水分解抽出物を水と混合するなど、従来公知の一般的な方法によって調製することができる。また、例えば、アルカリ加水分解抽出物は、そのまま皮脂産生抑制剤として用いることができる。
なお、前記皮脂産生抑制剤は、例えば、ジェル状、ローション状、乳液状、クリーム状、軟膏状、半固形状等の剤型に配合され得る。また、前記皮脂産生抑制剤は、剤型に応じ、薬効成分、オイル、色素、防腐剤、界面活性剤、香料、顔料等と組み合わせて皮膚外用組成物などに配合されて用いられ得る。
【0026】
本実施形態の皮脂産生抑制剤は、上記例示の通りであるが、本発明は、上記例示の皮脂産生抑制剤に限定されるものではない。また、本発明では、一般の皮脂産生抑制剤において採用される種々の形態を、本発明の効果を損ねない範囲で採用することができる。
【実施例】
【0027】
次に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0028】
(実施例1)
ケイトウ(Celosia argentea var. cristata)の花部及び種子部の乾燥物10gを抽出溶媒としての水100mLに浸漬し、20℃で12時間静止して抽出操作をおこなった後、粗抽出液をろ過することにより、ケイトウの水抽出物を調製した。
該ケイトウの水抽出物に対して、水酸化ナトリウムを加えてpH10に調整し、20℃で6時間静置しアルカリ加水分解処理をおこなった。その後、塩酸水溶液を加えてpHを6.0に調整し、ケイトウのアルカリ加水分解抽出物(アルカリ加水分解水抽出物)を調製した。該アルカリ加水分解抽出物をそのまま皮脂産生抑制剤として使用した。
このアルカリ加水分解水抽出物は、乾燥物換算で2.5重量%の濃度(乾燥物の濃度)であった。
【0029】
(比較例1)
アルカリ加水分解処理をおこなわなかった点以外は、実施例1と同様にしてケイトウの水抽出物を調製した。
【0030】
(比較例2)
抽出溶媒としてエタノールを用いた点、アルカリ加水分解処理をおこなわなかった点以外は、実施例1と同様の方法により、ケイトウのエタノール抽出物を調製した。
【0031】
(比較例3)
抽出溶媒としてエタノールを用いた点以外は、実施例1と同様の方法により、ケイトウをエタノールで抽出したアルカリ加水分解抽出物を調製した。
【0032】
(比較例4)
抽出溶媒として1,3−ブチレングリコールを用いた点、アルカリ加水分解処理をおこなわなかった点以外は、実施例1と同様の方法により、ケイトウの1,3−ブチレングリコール抽出物を調製した。
【0033】
(比較例5)
抽出溶媒として1,3−ブチレングリコールを用いた点以外は、実施例1と同様の方法により、ケイトウを1,3−ブチレングリコールで抽出したアルカリ加水分解抽出物を調製した。
【0034】
なお、比較例1〜5の抽出物は、乾燥物換算で2.5重量%の濃度(乾燥物の濃度)であった。
【0035】
<皮脂合成量及び細胞毒性の評価>
ハムスター皮脂腺細胞によって以下のようにして脂質合成量及び細胞毒性の測定をおこなった。
即ち、まず、ハムスター皮脂腺細胞を50,000cells/24-well plateの細胞数で播種した。次に、増殖培地にて細胞を5〜6日間培養した。その後、増殖培地を分化培地に交換した。なお、交換の際、各実施例、各比較例で調製した抽出物を0.25重量%又は0.5重量%濃度となるように分化培地に加えた。
増殖培地及び分化培地としては、下記のものを用いた。
増殖培地:製品名「HuMedia-BG」(KURABO社製)
分化培地:製品名「HuMedia-BD」(KURABO社製)
分化培地を1日おきに交換し、交換の際に各実施例、各比較例で調製した抽出物を上記所定濃度となるように分化培地に加え、2週間培養を継続した。培養条件は、すべて37℃、5%二酸化炭素濃度環境下に設定した。その後、培地を除去し、製品名「Cell Counting Kit-8」(同仁化学社製)を培地で希釈したものを培養細胞に加えた。さらに30分培養後、培地の吸光度を測定(波長450nm)し、細胞数を定量することにより、細胞毒性を評価した。
なお、「Cell Counting Kit-8」は、高感度水溶性ホルマザンを生成するテトラゾリウム塩WST-8を発色基質として含むものであり、WST-8は、細胞内脱水素酵素により還元され、水溶性のホルマザンを生成する。このホルマザンの450nmの吸光度を測定することにより、細胞数を計測することができる。
加えて、残った培地を除去してから、培養細胞のOil Red O 染色を行った。染色後、イソプロパノールでOil Red Oを抽出し、抽出物の吸光度測定(波長520nm)をおこなった。そして、トリグリセリド(TG)量がOil Red Oに起因する吸光度に比例することを利用して皮脂合成量を評価した。
【0036】
各実施例で調製した抽出物を0.25重量%濃度(乾燥物換算で0.00625重量%濃度)となるように分化培地に用いた皮脂合成量の評価結果、皮脂の分泌を抑制するものとして知られているレチノイン酸(トレチノイン)を3μMとなるように比較の目的で分化培地に加えた場合の皮脂合成量の評価結果、及び、抽出物の代わりに0.50重量%濃度となる量の水、0.25重量%濃度となる量のエタノール、又は1,3−ブチレングリコールを分化培地に加えた場合の皮脂合成量の評価結果を図1に示す。
なお、図1は、抽出物の代わりに水を加えた場合の評価結果を100とした相対値による結果を示すものである。また、トリグリセライド量が少ないほど皮脂産生抑制能が高いことを表している。また、図1における棒グラフの先端にある線分は、標準偏差を示す。
【0037】
各実施例で調製した抽出物を0.25重量%濃度(乾燥物換算で0.00625重量%濃度)となるように分化培地に用いた細胞毒性の評価結果、皮脂の分泌を抑制するものとして知られているレチノイン酸(トレチノイン)を3μMとなるように比較の目的で分化培地に加えた場合の細胞毒性の評価結果、及び、抽出物の代わりに0.50重量%濃度となる量の水、0.25重量%濃度となる量のエタノール、又は1,3−ブチレングリコールを分化培地に加えた場合の細胞毒性の評価結果を図2に示す。
なお、図2は、図1と同様に、抽出物の代わりに水を加えた場合の評価結果を100とした相対値による結果を示すものである。また、細胞数が多いほど細胞毒性が低いことを表している。また、図2における棒グラフの先端にある線分は、標準偏差を示す。
【0038】
各実施例で調製した抽出物を0.50重量%濃度(乾燥物換算で0.0125重量%濃度)となるように分化培地に用いた皮脂合成量の評価結果、皮脂の分泌を抑制するものとして知られているレチノイン酸(トレチノイン)を3μMとなるように比較の目的で分化培地に加えた場合の皮脂合成量の評価結果、及び、抽出物の代わりに0.50重量%濃度となる量の水、エタノール、又は1,3−ブチレングリコールを分化培地に加えた場合の皮脂合成量の評価結果を図3に示す。
なお、図3は、図1と同様に、抽出物の代わりに水を加えた場合の評価結果を100とした相対値による結果を示すものである。また、トリグリセライド量が少ないほど皮脂産生抑制能が高いことを表している。また、図3における棒グラフの先端にある線分は、標準偏差を示す。
【0039】
各実施例で調製した抽出物を0.50重量%濃度(乾燥物換算で0.0125重量%濃度)となるように分化培地に用いた細胞毒性の評価結果、皮脂の分泌を抑制するものとして知られているレチノイン酸(トレチノイン)を3μMとなるように比較の目的で分化培地に加えた場合の細胞毒性の評価結果、及び、抽出物の代わりに0.50重量%濃度となる量の水、エタノール、又は1,3−ブチレングリコールを分化培地に加えた場合の細胞毒性の評価結果を図4に示す。
なお、図4は、図1と同様に、抽出物の代わりに水を加えた場合の評価結果を100とした相対値による結果を示すものである。また、細胞数が多いほど細胞毒性が低いことを表している。また、図4における棒グラフの先端にある線分は、標準偏差を示す。
【0040】
(比較例6)
アルカリ加水分解処理に代えて、塩酸によって抽出物をpH4に調整し、20℃で6時間静置する酸加水分解処理をおこなった点以外は、実施例1と同様の方法によりケイトウの酸加水分解水抽出物を調製した。なお、酸加水分解処理後は、水酸化ナトリウム水溶液を加えてpHを6.0に調整した。また、酸加水分解水抽出物は、乾燥物換算で2.5重量%の濃度(乾燥物の濃度)であった。
【0041】
実施例1、比較例1、比較例6で調製した抽出物を0.5重量%濃度、又は1.0重量%濃度となるように分化培地に用いた点以外は、上記と同様の方法によって細胞毒性を評価した結果を図5に示す。また、これら結果に加え、抽出物の代わりに1.0重量%濃度となる量の水を分化培地に加えた場合の細胞毒性の評価結果も図5に示す。
なお、図5は、図1と同様に、抽出物の代わりに水を加えた場合の評価結果を100とした相対値による結果を示すものである。また、細胞数が多いほど細胞毒性が低いことを表している。また、図5における棒グラフの先端にある線分は、標準偏差を示す。
【産業上の利用可能性】
【0042】
本発明の皮脂産生抑制剤は、例えば、乳液、軟膏、クリーム、ゲル、エアゾール内容物などに配合することにより使用できる。また、医薬品、医薬部外品又は化粧品等に配合されて好適に使用され得る。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
水含有抽出溶媒により抽出したケイトウ属植物の抽出物をアルカリ加水分解処理してなるアルカリ加水分解抽出物が含まれていることを特徴とする皮脂産生抑制剤。
【請求項2】
前記ケイトウ属植物がケイトウ(Celosia argentea var. cristata)である請求項1記載の皮脂産生抑制剤。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−140460(P2011−140460A)
【公開日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−1792(P2010−1792)
【出願日】平成22年1月7日(2010.1.7)
【出願人】(000112266)ピアス株式会社 (49)
【Fターム(参考)】