説明

空気調和機

【課題】 本体に備えた報知手段により運転内容を音声で報知しつつ、音声に合わせて運転内容をリモコン装置に備えた表示部により切換表示することによって、聴覚と視覚により互いに補完して運転内容を正確に理解できるようにしたり、また、ユーザが弱視者あるいは難聴者であったとしても、聴覚もしくは視覚の何れかによって運転内容を理解できるようにした空気調和機を提供する。
【解決手段】 運転内容を音声により報知するスピーカー8からなる報知手段を備えた本体1と、運転内容を切換表示する表示部b11を備えたリモコン装置9とからなる空気調和機において、前記リモコン装置9の操作部12を操作することにより、前記本体1から音声により運転内容を報知すると共に、報知する音声に合わせた運転内容を前記表示部a11に切換表示するようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気調和機に係わり、より詳細には、本体に備えた報知手段により運転内容を音声で報知しつつ、音声に合わせて運転内容をリモコン装置に備えた表示部により切換表示することによって、聴覚と視覚により互いに補完して運転内容を正確に理解できるようにしたり、また、ユーザが弱視者あるいは難聴者であったとしても、聴覚もしくは視覚の何れかによって運転内容を理解できるようにしたものに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の空気調和機用ワイヤレスリモコンには、空気調和機の運転モードの設定内容の視認性を高めるようにしたものとして、空気調和機本体の運転を遠隔制御するための操作部と、この操作部の操作により設定された上記運転の設定内容を表示する表示部とを有する空気調和機用ワイヤレスリモコンにおいて、上記表示部は、上記設定内容のうち、所定の基本的な設定内容を示す文字や記号を予め決められた位置に固定表示する第1の表示領域と、設定内容が変更されたときに、変更後の設定内容を強調表示する第2の表示領域とを具備してなるものが開示されていた(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
しかしながら、設定内容が変更されたときに、変更後の設定内容を強調表示する第2の表示領域とを具備したことにより、空気調和機の運転モードの設定内容の視認性を高めることができるようになったとしても、例えば視力が弱いユーザ(弱視者)にとっては運転内容を正確に理解できにくいという問題点を有していた。
【0004】
また、電気機器のためのスイッチ操作の音声確認装置に関し、スイッチの操作状態に応じて異なる確認音を発生し、その音を聞くだけでスイッチの操作状況を確実に判別できるようにしたものとして、機器に所定の動作を指示するためのスイッチと、該スイッチのオン・オフ操作を検出するスイッチ操作検出手段と、前記スイッチのオン操作とオフ操作に対応した異なる確認音を発生する確認音発生手段とを備え、前記スイッチ操作検出手段の検出結果に従って前記確認音発生手段から異なる確認音を発生するように構成し、また、前記スイッチのオン・オフ操作が正常に受け付けられたか否かを検出するスイッチ操作検出手段を設け、前記スイッチ操作検出手段の検出結果に従って前記確認音発生手段から異なる確認音を発生するように構成してなるものが開示されていた(例えば、特許文献2参照。)。
【0005】
しかしながら、スイッチ操作検出手段の検出結果に従って前記確認音発生手段から異なる確認音を発生するように構成したことにより、確認音を聞いてスイッチの操作状況を確実に判別できるようになったとしても、例えば聴力が弱いユーザ(難聴者)にとっては運転内容を正確に理解できにくいという問題点を有していた。
【0006】
【特許文献1】特許第3403320号公報
【特許文献2】特開平6−318290号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明は上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、本体に備えた報知手段により運転内容を音声で報知しつつ、音声に合わせて運転内容をリモコン装置に備えた表示部により切換表示することによって、聴覚と視覚により互いに補完して運転内容を正確に理解できるようにしたり、また、ユーザが弱視者あるいは難聴者であったとしても、聴覚もしくは視覚の何れかによって運転内容を理解できるようにした空気調和機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した目的を達成するため、本発明は以下に示す特徴を備えている。
運転内容を音声により報知する報知手段を備えた本体と、運転内容を切換可能に表示する表示部を備えたリモコン装置とからなる空気調和機において、
前記リモコン装置の操作部を操作することにより、前記本体から音声により運転内容を報知すると共に、報知する音声に合わせた運転内容を前記表示部に切換表示してなることを特徴としている。
【0009】
また、前記リモコン装置の操作部を操作することにより、前記本体から音声により運転内容を報知すると共に、同本体から運転内容を信号により前記リモコン装置に送信して前記表示部に切換表示してなることを特徴としている。
【0010】
また、前記リモコン装置の表示部に複数の運転内容を切換表示する際、夫々の運転内容を報知する音声の発音時間に合わせて、報知する音声に該当する表示に切り換えるようにしてなることを特徴としている。
【0011】
また、前記リモコン装置の操作部を操作することにより、音声による報知を行っている運転内容に対応する前記表示部の表示が、報知する音声の発音時間に合わせて強調表示されるようにしてなることを特徴としている。
【0012】
また、音声により報知される運転内容が、前記表示部に表示される運転内容の詳細説明になっていることを特徴としている。
【0013】
更に、前記リモコン装置に、運転内容を報知する音声を入切可能に設定する音声入切設定手段を設け、同音声入切設定手段の設定に応じて前記表示部に表示するタイミングを変化させるようにしてなることを特徴としている。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、本体からの音声によって運転内容を報知しつつ、音声に合わせて運転内容をリモコン装置の表示部によって切換表示することにより、聴覚と視覚により互いに補完して運転内容を正確に理解できるようにしたり、また、ユーザが弱視者あるいは難聴者であったとしても、聴覚もしくは視覚の何れかによって運転内容を理解できるようにした空気調和機を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明による空気調和機の説明図で、(A)は空気調和機本体を模式的に示す斜視図、(B)はリモコン装置を示す平面図、(C)はリモコン装置に備えた表示部aおよび表示部bを示す要部平面図であり、図2は本発明による空気調和機の実施例1を示す説明図で、(A)は音声によって運転内容を報知している空気調和機本体を模式的に示す斜視図、(B)はリモコン装置の運転確認ボタンによりを操作して運転内容を確認している状態を示す平面図、(C)は音声によって報知している運転内容の前半部をリモコン装置に切換表示している状態を示す平面図、(D)は運転内容の後半部をリモコン装置に切換表示している状態を示す平面図であり、図3は空気調和機本体から音声によって運転内容を報知する動作のフローチャート、図4はリモコン装置に運転内容を表示する動作のフローチャートである。
【実施例1】
【0016】
本発明に係る空気調和機は、実施例1として図に示すように、運転内容を音声により報知する報知手段を備えた本体1と、運転内容を表示するための表示部として、後述する表示部a10および表示部b11を備えたリモコン装置9とからなる構成になっている。
【0017】
前記本体1は、冷房/暖房や設定する温度などの運転内容を判断する運転内容判断部3と、冷房/暖房や、設定する温度などの報知内容を組み合わせる報知内容組合せ部6と、組み合わせた報知内容を音声にする音声IC等の本体報知部7とを含む室内機制御部2と、赤外線信号を受信する赤外線信号受信部4と、赤外線信号を送信する赤外線信号送信部5と、報知内容を音声によって報知するスピーカー8からなる前記報知手段とを備えた構成になっている。
【0018】
前記リモコン装置9は、運転内容を表示するための表示部として、予め決められた運転内容の表示を行う表示部a10と、複数の運転内容の切換表示が可能な表示部b11とを備えると共に、運転操作を確認するための運転操作確認ボタン12' を含む操作部12と、赤外線信号を発信する赤外線信号発信部13と、赤外線信号を受信する赤外線信号受信部14と、表示内容を組み合わせる表示内容組合せ部16を含むリモコン制御部15とを備えた構成になっている。
【0019】
上記構成により、図2(A)乃至図2(D)に示すように、請求項1に対応する発明により、運転開始時、運転切換時もしくは運転中の内容確認時に前記リモコン装置9の操作部12を操作することにより、前記本体1に備えたスピーカー8により音声で運転内容を報知することが可能になり、また、報知する音声に合わせた運転内容を前記リモコン装置9の表示部に表示できるようになり、聴覚と視覚により互いに補完することができて運転内容を正確に理解できるようになる。
【0020】
また、請求項2に対応する発明により、運転開始時、運転切換時もしくは運転中の内容確認時に前記リモコン装置9の操作部12を操作することにより、前記本体1に備えたスピーカー8により音声で運転内容を報知すると共に、同本体1側が有している運転内容のデータを信号により前記リモコン装置9側に送信し、報知する音声に合わせた運転内容を前記リモコン装置9の表示部に表示できるようになる。
【0021】
請求項1および請求項2に係わる発明において、例えば「20℃ 強風設定です」あるいは「28℃ 強風設定です」といった運転内容を音声で報知するような場合、「にじゅうど」と「にじゅうはちど」とでは報知に要する時間が相違するため、次の「強風設定です」を音声で報知する発音時間と、前記リモコン装置9の表示部に「強風」を表示する表示時間(タイミング)とが合わなくなることが考えられる。
【0022】
そこで、請求項3に対応する発明により、音声で報知する複数の運転内容に対応する発音時間(フレーズの長さ:時間幅)を予め決めておくことにより、前記本体1からの音声による報知の発音時間と、前記リモコン装置9の表示部に切換表示する表示時間(タイミング)とのずれが生じないようになる。
【0023】
そして、前記リモコン装置9の操作部12の運転操作確認ボタン12' を操作したような場合、例えば、前記本体1に備えたスピーカー8により「ピピ、暖房 20℃」または「ピピ、暖房 28℃」と音声で報知するのに合わせて、前記本体1から複数の運転内容および表示切換の表示時間(タイミング)を示す信号を前記リモコン装置9に送信することによって前記表示部b11に「暖房」の文字を表示すると共に、前記表示部a10に「20℃」または「28℃」を同時に視認できるように表示し、引き続いて、前記スピーカー8により「強風設定です」と音声で報知するのに合わせて、前記表示部b11に切換表示された「強風」の文字を同時に視認できるようになる。
【0024】
これにより、前記本体1に備えたスピーカー8により音声で報知される運転内容を聴覚によって確認できるようになり、また、前記表示部a10および前記表示部b11により表示される運転内容を視覚によって視認できるようになるため、聴覚と視覚により互いに補完して運転内容を正確に理解できるようになる。
【0025】
そのため、例えば高齢のため耳が多少遠くなっているようなユーザ(難聴者)であったり、もしくは視力が弱いユーザ(弱視者)であったとしても、聴覚もしくは視覚の何れかによって運転内容を理解することも可能になる。
【0026】
また、前記リモコン装置9の表示部に複数の運転内容を切換表示する際、夫々の運転内容を報知する音声の発音時間に合わせて、前記本体1から表示切換のタイミングを示す信号を前記リモコン装置9に送信して前記表示部に切換表示することで、前記本体1と前記リモコン装置9間の双方向通信により、前記表示部への表示時間(タイミング)を決定して、音声による報知の発音時間と表示部に切換表示する表示時間(タイミング)とを容易に、且つ正確に合わせることができる。
【0027】
また、請求項4に対応する発明により、前記リモコン装置9の操作部を操作した際、音声による報知を行っている運転内容に対応する前記表示部の表示が、報知する音声の発音時間に合わせて拡大文字などにより強調表示されるようにしたことで、音声による運転内容の報知にタイミングを合わせて、前記表示部の表示内容をより正確に視認できるようになる。
【0028】
また、請求項5に対応する発明により、音声により報知される運転内容が、前記表示部に表示される運転内容の詳細説明になっていることを特徴としたことによって、例えば、除霜運転時に前記表示部に「除霜」と表示して、「室外機に霜が付いたため、除霜運転を行います」と音声による報知を行うことにより、ユーザは運転内容をより理解しやすくなる。
【0029】
更に、請求項6に対応する発明により、前記リモコン装置9に、運転内容を報知する音声を入切可能に設定する音声入切設定手段を設け、同音声入切設定手段の設定に応じて前記表示部に表示するタイミングを変化させるようにしたことによって、例えば、前記本体1からの音声による運転内容の報知をなくしたような場合、前記表示部に複数の運転内容を切換表示するタイミングを早めることにより、音声による報知の発音時間を待たないタイミングによる視認しやすいテンポで運転内容を切換表示できるようになる。
【0030】
次に、本発明による空気調和機の動作について、図3および図4に基づいて説明する。
図3に示す空気調和機(本体1)側フローチャート、および図4に示すリモコン側フローチャートのように、前記本体1が信号待機状態であって前記リモコン装置9が未操作待機状態である場合において、前記操作部12の運転操作ボタンが操作されたか否かに対応して(ステップS11)、運転信号を受信したか否かを判定する(ステップS1)。
【0031】
前記操作部12の運転操作ボタンが操作されていない場合、前記リモコン装置9は未操作待機状態のままであって、前記本体1は信号待機状態のままとなる。
【0032】
前記操作部12の運転操作ボタンが操作されて運転状態になった際、前記操作部12の運転内容確認ボタン12' が操作されたか否かにより(ステップS12)、操作されていない場合は、前記リモコン装置9の運転内容(例えば、暖房、20℃、強風設定)が前記赤外線信号発信部13により送信され、前記表示部a10および前記表示部b11に運転内容の表示が行われることになり(ステップS18)、前記本体1は運転内容確認信号を受信していないことにより(ステップS2)、前記リモコン装置9からの信号を前記本体1の赤外線信号受信部14で受信して、前記室内機制御部2が指示された運転内容によって運転を行うことになる(ステップS8)。
【0033】
ユーザが運転内容を知りたいときに、前記操作部12の運転内容確認ボタン12' が操作された場合は、前記リモコン装置9が運転内容確認信号を発信して(ステップS13)、前記表示内容組合せ部16により表示内容を選択して組み合わせる一方(ステップS14)、前記本体1が前記リモコン装置9からの運転内容確認信号(報知要求信号)を前記赤外線信号受信部4で受信して、前記室内機制御部2に設けられた運転内容判断部3により現在の運転内容一覧を得る(ステップS2)。
【0034】
次に、前記リモコン装置9の表示部a10および表示部b11に運転内容が、前記表示内容組合せ部16により組み合わされた表示順、表示時間により表示もしくは切換表示されることになり(ステップS15)、表示もしくは切換表示される運転内容は、例えば前記本体1からの音声によって「暖房」が報知されている間は、前記リモコン装置9の表示部b11に「暖房」を表示し、「強風設定です」が音声によって報知されている間は、前記リモコン装置9の表示部b11に「強風」の表示を行なったのち(ステップS16)、すべての運転内容の表示もしくは切換表示が完了することになる(ステップS17)。
【0035】
また、前記本体1の室内機制御部2に設けられた報知内容組合せ部6は、前記運転内容判断部3で得られた現在の運転内容一覧を基に、音声により報知する運転内容を組み合わせ(ステップS3)、組み合わされた報知内容は、音声IC等の前記本体報知部7により前記スピーカー8を通して、例えば「ピピ、暖房 20℃ 強風設定です」のように報知音で報知されることになる(ステップS4)。
【0036】
報知音で報知される運転内容は、一定時間が経過するかまたは報知完了の信号を受信するまで、上述したとおり、前記リモコン装置9の表示部b11に「暖房」を表示している間は音声によって「暖房」と報知され、「強風」の表示をしている間は音声によって「強風設定です」と報知されることになり(ステップS5)、前記リモコン装置9と双方向通信可能な報知完了信号の発信により(ステップS6)、すべての運転内容の報知が完了することになる(ステップS7)。
【0037】
なお、前記リモコン装置9の運転内容が前記赤外線信号発信部13により送信され、前記表示部a10および前記表示部b11に運転内容の表示が行われることになった際(ステップS18)、表示内容が複数ある場合には(ステップS19)、前記表示内容組合せ部16により表示内容を選択して組み合わせることになり(ステップS14)、表示内容が複数でない場合には該操作内容を表示することになる(ステップS20)。
【0038】
そして、前記リモコン装置9からの信号を前記本体1の赤外線信号受信部14で受信して、前記室内機制御部2が指示された運転内容によって運転を行うことになった際(ステップS8)、報知内容が複数ある場合には(ステップS9)、前記報知内容組合せ部6により報知内容を選択して組み合わせることになり(ステップS3)、報知内容が複数でない場合には、該報知内容を前記スピーカー8で発音して報知することになる(ステップS10)。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明による空気調和機の説明図で、(A)は空気調和機本体を模式的に示す斜視図であり、(B)はリモコン装置を示す平面図であり、(C)はリモコン装置に備えた表示部aおよび表示部bを示す要部平面図である。
【図2】本発明による空気調和機の実施例1を示す説明図で、(A)は音声によって運転内容を報知している空気調和機本体を模式的に示す斜視図であり、(B)はリモコン装置の運転確認ボタンによりを操作して運転内容を確認している状態を示す平面図であり、(C)は音声によって報知している運転内容の前半部をリモコン装置に切換表示している状態を示す平面図であり、(D)は運転内容の後半部をリモコン装置に切換表示している状態を示す平面図である。
【図3】空気調和機本体から音声によって運転内容を報知する動作のフローチャートである。
【図4】リモコン装置に運転内容を表示する動作のフローチャートである。
【符号の説明】
【0040】
1 本体
2 室内機制御部
3 運転内容判断部
4 受信部
5 送信部
6 報知内容組合せ部
7 本体報知部
8 スピーカー
9 リモコン装置
10 表示部a
11 表示部b
12 操作部
12' 運転内容確認ボタン
13 赤外線信号発信部
14 赤外線信号受信部
15 リモコン制御部
16 表示内容組合せ部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
運転内容を音声により報知する報知手段を備えた本体と、運転内容を切換可能に表示する表示部を備えたリモコン装置とからなる空気調和機において、
前記リモコン装置の操作部を操作することにより、前記本体から音声により運転内容を報知すると共に、報知する音声に合わせた運転内容を前記表示部に切換表示してなることを特徴とする空気調和機。
【請求項2】
前記リモコン装置の操作部を操作することにより、前記本体から音声により運転内容を報知すると共に、同本体から運転内容を信号により前記リモコン装置に送信して前記表示部に切換表示してなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
【請求項3】
前記リモコン装置の表示部に複数の運転内容を切換表示する際、夫々の運転内容を報知する音声の発音時間に合わせて、報知する音声に該当する表示に切り換えるようにしてなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機。
【請求項4】
前記リモコン装置の操作部を操作することにより、音声による報知を行っている運転内容に対応する前記表示部の表示が、報知する音声の発音時間に合わせて強調表示されるようにしてなることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の空気調和機。
【請求項5】
音声により報知される運転内容が、前記表示部に表示される運転内容の詳細説明になっていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の空気調和機。
【請求項6】
前記リモコン装置に、運転内容を報知する音声を入切可能に設定する音声入切設定手段を設け、同音声入切設定手段の設定に応じて前記表示部に表示するタイミングを変化させるようにしてなることを特徴とする請求項3に記載の空気調和機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−40644(P2007−40644A)
【公開日】平成19年2月15日(2007.2.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−227654(P2005−227654)
【出願日】平成17年8月5日(2005.8.5)
【出願人】(000006611)株式会社富士通ゼネラル (1,266)
【Fターム(参考)】