説明

自動販売機

【課題】サンプル展示室の占有スペースを小さくすることのできる自動販売機を提供する。
【解決手段】商品サンプル及び面状発光部を、販売する商品の外部形状の少なくとも前面側の形状に形成された複数の商品サンプル部を有する面発光パネル221と、商品サンプル部の前面側に着脱自在に設けられ、商品の図柄が印刷された表示フィルム222とから構成している。これにより、面発光パネル221から発せられる光によってサンプル展示室21内の商品サンプルが照らされることから、商品サンプルの上方及び下方の一方または両方に直管状の蛍光灯を配置する必要がない。また、表示フィルム222を交換することにより、販売する商品の表示を切り換えることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、販売する商品のサンプルを展示するためのサンプル展示室を備えた自動販売機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の自動販売機としては、販売する商品の商品サンプルを展示するためのサンプル展示室を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−175561号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の自動販売機では、サンプル展示室内の照明として、左右方向に延びる直管状の蛍光灯によって商品サンプルの上方及び下方の一方または両方から商品サンプルを照らすように設けられている。このため、サンプル展示室には、蛍光灯を収納するためのスペースが必要となり、サンプル展示室の前後寸法及び上下寸法を小さくすることは困難である。
【0005】
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、サンプル展示室の占有スペースを小さくすることのできる自動販売機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は前記目的を達成するために、販売する商品の商品サンプルを展示するためのサンプル展示室を備えた自動販売機において、前記サンプル展示室内に前方に向かって面状に発光する面状発光部を設けるとともに、前記商品サンプル及び面状発光部を、販売する商品の外部形状の少なくとも前面側の形状に形成された複数の商品サンプル部を有する面状発光部と、商品サンプル部の前面側に着脱自在に設けられ、商品の図柄が印刷された表示フィルムとから構成している。
【0007】
これにより、面状発光部から発せられる光によってサンプル展示室内の商品サンプルが照らされることから、商品サンプルの上方及び下方の一方または両方に直管状の蛍光灯を配置する必要がない。また、表示フィルムを交換することにより、販売する商品の表示を切り換えることができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、面状発光部から発せられる光によってサンプル展示室内の商品サンプルを照らすことができるので、商品サンプルの上方及び下方の一方または両方に直管状の蛍光灯を配置する必要はなく、サンプル展示室の占有スペースを小さくすることが可能となる。また、表示フィルムを交換することにより、販売する商品の表示を切り換えることができ、従来の如き商品サンプルが不要となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の前提技術となる自動販売機の全体斜視図
【図2】自動販売機の側面断面図
【図3】外扉の要部正面図
【図4】外扉の要部側面断面図
【図5】表示板取り付け部材及び表示板の斜視図
【図6】表示板取り付け部材の面発光パネルへの取り付け方法を示す斜視図
【図7】その他の例を示す外扉の要部側面断面図
【図8】本発明の第1の実施形態を示す面発光パネル及び商品サンプルを示す斜視図
【図9】面発光パネル及び商品サンプルを示す分解斜視図
【図10】本発明の第2の実施形態を示す面発光パネル及び商品サンプルを示す斜視図
【図11】面発光パネル及び商品サンプルを示す分解斜視図
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1乃至図6は本発明の前提技術となっている自動販売機を示すもので、図1は自動販売機の全体斜視図、図2は自動販売機の側面断面図、図3は外扉の要部正面図、図4は外扉の要部側面断面図、図5は表示板取り付け部材及び表示板の斜視図、図6は表示板取り付け部材の面発光パネルへの取り付け方法を示す斜視図である。
【0011】
この自動販売機は、前面に開口部を有する自動販売機本体10と、左右方向一端側が自動販売機本体10の開口部の左右方向一端側に回転自在に支持され、自動販売機本体10の開口部を開閉する外扉20とを備えている。
【0012】
自動販売機本体10は、内部を上下に仕切ることにより上部に商品収納室11が設けられ、下部に機械室12が設けられている。商品収納室11は、上面側、背面側、底面側及び左右両側面側が断熱材11aによって囲まれている。商品収納室11には、缶入り飲料またはペットボトル入り飲料等の商品を上下に積み重ねて収納し、下端側から商品を一つずつ搬出可能な商品収納コラム11bが複数設けられている。また、商品収納室11の下部には、各商品収納コラム11bから下方に搬出された飲料を前方に案内するための傾斜板11cが前下がりに傾斜するように設けられている。傾斜板11cの下方には、商品収納室11内を冷却するための冷却器11d及び冷却器用送風機11eが設けられている。更に、商品収納室11の前面は、左右方向一端側が自動販売機本体10に回転自在に支持された断熱性の内扉13によって開閉されるようになっている。内扉13の下部には、商品収納室11内と外扉20側を連通する商品搬出口13aが左右方向に複数設けられ、各商品搬出口13aの上端には商品搬出口13aを開閉するための搬出扉13bが回転自在に支持されている。また、機械室12内には、圧縮機12a、凝縮器12b及び凝縮器用送風機12c等の冷凍機器が収納されている。
【0013】
外扉20には、自動販売機本体10内に収納される販売商品の商品サンプル30を展示するためのサンプル展示室21、商品選択スイッチ22、硬貨投入口23、紙幣投入口24、表示パネル25、返却レバー26、外扉20開閉用のハンドル27、硬貨返却口28及び商品取出口29が設けられている。
【0014】
サンプル展示室21は、内部を視認可能なように前面側が樹脂製の透明板211によって覆われており、透明板211の前面に商品選択スイッチ22が設けられている。また、サンプル展示室21は、上面側、底面側、左右両面側及び背面側がそれぞれ、鋼板等からなる上面板212、底面板213、側板214及び背面板215によって覆われている。また、背面板215は、左右方向一端側が外扉20に回転自在に支持されており、サンプル展示室21を外扉20の背面側から開閉するようになっている。
【0015】
背面板215の前面側には、商品サンプル30をサンプル展示室21内に設置するための複数のサンプル展示台216と、商品サンプル30を背面側から照らすための複数のLED基板217と、LED基板217と商品サンプル30との間に設けられ、LED基板217に設けられた発光源としての発光ダイオード(LED)217aの光を拡散させて商品サンプル30の背面側の全面から均一に発光させるための複数の面発光パネル218とが設けられている。
【0016】
商品サンプル30は、販売される商品と同様の形状に形成された中空状の部材からなり、サンプル展示台216の後述する取り付け孔と係合可能な差し込み部31が下端側に設けられている。また、商品サンプル30は、合成樹脂等の透明な材料に販売する商品と同じ図柄を印刷するか、または同じ図柄が印刷されたフィルムを貼り付けることにより透光性を有するように設けられ、背面側からの光によって照らされるようになっている。
【0017】
各サンプル展示台216は、それぞれ左右方向に延びるように設けられ、互いに上下方向に間隔をおいて設けられている。また、サンプル展示台216は、上面に略円形状に形成された商品サンプル30用の取り付け孔216aが左右方向に間隔をおいて複数設けられ、商品サンプル30の差し込み部31が係合するようになっている。更に、サンプル展示台216の前面には、商品の価格等の表示が可能となっている。また、サンプル展示台216は、左右両側が背面板215に固定された展示台支持部材216bによって着脱自在に支持されている。
【0018】
展示台支持部材216bは、背面板215の前面側を左右方向に延びるように設けられ、サンプル展示台216の左右両側を支持するための支持部216cが左右両側に設けられている。また、展示台支持部材216bの上面には、左右方向に延びる溝状に形成され、面発光パネル218の下端側を支持するためのパネル支持部216dが設けられている。更に、展示台支持部材216bの下面には、下方に延びるように設けられ、面発光パネル218の上端の背面側が接触するパネル接触部216eが設けられている。
【0019】
各LED基板217は、それぞれ左右方向に延びるように設けられ、互いに上下方向及び左右方向に間隔をおいて配置されている。各LED基板217には左右方向に間隔をおいて複数の発光ダイオード217aが設けられており、各商品サンプル30の背面側に上下に2個または3個の発光ダイオード217aが並ぶようになっている。これにより、背面板215の前面側には全面に亘って均一に発光ダイオード217aが配置されるようになっている。
【0020】
各面発光パネル218は、合成樹脂等からなる拡散板であり、透過する光を拡散させることにより全面から均一に発光するものである。各面発光パネル218は、それぞれ下端側を展示台支持部材216bのパネル支持部216dに挿入し、上下に並べられた全ての面発光パネル218の左右両側を左右一対のパネル押さえ部材218aによって前面側から押さえ付けることにより、商品サンプル30と背面板215との間に取り付けられるようになっている。更に、各面発光パネル218には、面発光パネル218の背面側に冷温の表示や広告の表示が印刷された透過性の表示板40を取り付けるための表示板取り付け部材219が着脱自在に取り付けられるようになっている。
【0021】
表示板取り付け部材219は、合成樹脂製の透明な板状部材からなり、面発光パネル218の上端に吊り下げられるように係合可能なフック状の係合部219aが上端側に設けられている。また、表示板取り付け部材219には、表示板40の四隅をそれぞれ挿入可能な複数のスリット219bが設けられ、表示板40の四隅をそれぞれ各スリット219bに挿入することにより表示板取り付け部材219に表示板40が取り付けられるようになっている。
【0022】
以上のように構成された自動販売機において、各LED基板217に設けられた各発光ダイオード217aから発せられる光は、面発光パネル218を透過することにより拡散され、面発光パネル218の全面から均一に発光する。これにより、商品サンプル30は面発光パネル218から発せられる光によって背面側から照らされ、前方に向かって販売商品を表示する。
【0023】
また、面発光パネル218に、例えばCOLDまたはHOT等の表示が印刷された表示板40を取り付けた表示板取り付け部材219を取り付けることにより、表示板40は発光ダイオード217aから発せられる光によって背面側から照らされ、面発光パネル218を介して前方に向かって販売商品の冷却または加熱の状態を表示することが可能となる。
【0024】
このように、この自動販売機によれば、サンプル展示室21内に設置される商品サンプル30の背面側に、前方に向かって面状に発光するLED基板217及び面発光パネル218を設けたので、面発光パネル218から発せられる光によってサンプル展示室21内の商品サンプル30を照らすことができ、商品サンプル30の上方及び下方の一方または両方に直管状の蛍光灯を配置する必要はなく、サンプル展示室21の占有スペースを小さくすることが可能となる。
【0025】
また、サンプル展示室21の背面側全体に面発光パネル218を設けたので、サンプル展示室21の背面側全体から発せられる光によってサンプル室21内を照明することができ、サンプル展示室21内の全ての商品サンプル30それぞれ鮮明に照らすことが可能となる。
【0026】
また、面発光パネル218に、所定の情報を表示可能な表示板40を設けたので、面発光パネル218を利用して冷温表示や広告表示等の情報を表示することができ、販売促進効果を向上させることが可能となる。
【0027】
また、面発光パネル218に表示板40を着脱自在に設けたので、販売する商品の切換等に容易に対応することができ、販売する商品の切換作業の作業工数を低減することが可能となる。
【0028】
また、表示板40を着脱自在に係止するとともに、面発光パネル218の上端に係合可能な表示板取り付け部材219を備えたので、面発光パネル218の上端に表示板取り付け部材219を着脱することにより、表示板40を着脱することができ、販売する商品の切換作業の作業工数を更に低減することが可能となる。
【0029】
また、発光源として発光ダイオード217aを用いたので、蛍光灯と比較して占有スペースを小さくすることができ、装置の小型化を図ることが可能となる。また、蛍光灯と比較して寿命が長いため、定期的な蛍光灯の交換のようなメンテナンス作業を必要としないという利点がある。
【0030】
尚、前記前提技術では、背面板215に設けられた複数のLED基板217と複数のLED基板217の前面側に設けられた拡散板からなる面発光パネル218によってサンプル展示室21の背面側を前方に向かって面状に発光させるようにしたものを示したが、端部から入射する光を反射させることにより前方に向かって出射させる導光板からなる面発光パネルと、LED基板等の発光源とからサンプル展示室21の背面側を面状に発光させるようにしても良い。また、有機EL等を用いてサンプル展示室21の背面側を面状に発光させるようにしてもよい。この場合、面発光パネルの前面側に表示板40を設けることにより、冷温の表示や広告等の情報の表示をすることが可能となる。
【0031】
また、前記前提技術では、表示板取り付け部材219に複数のスリット219bを設け、表示板40の四隅をスリット219bに挿入することにより、表示板取り付け部材219に表示板40を取り付けるようにしたものを示したが、表示板取り付け部材に、表示板40の上端側及び下端側を係止可能な係止部を設けることにより、表示板取り付け部材に表示板40を取り付けるようにしてもよい。
【0032】
また、前記前提技術では、背面板215に設けられた発光ダイオード217aによって面発光パネル218を発光させるようにしたものを示したが、他の発光体によって面発光パネル218を発光させるようにしてもよい。
【0033】
また、前記前提技術では、面発光パネル218から発せられる光を商品サンプル30の背面側から照射し、商品サンプル30を照明するようにしたものを示したが、図7に示すように、各サンプル展示台216の各取り付け孔216aに設けられ、取り付け孔216aに取り付けられた商品サンプル30を商品サンプル30の内部から照明するための発光ダイオード220を備えるようにしてもよい。この場合、商品サンプル302を商品サンプル30の内部から直接照明することができるので、商品サンプル室21内に設置される商品サンプル30をより目立たせることが可能となる。
【0034】
図8及び図9は本発明の第1の実施形態を示すもので、図8は面発光パネル及び商品サンプルを示す斜視図、図9は面発光パネル及び商品サンプルを示す分解斜視図である。尚、前記前提技術と同様の構成部分には同一の符号を付して示す。
【0035】
この自動販売機は、前提技術に示す商品サンプル30及び面発光パネル218の代わりに、販売する商品の外部形状の前面側が一体に形成された面発光パネル221と、面発光パネル221に着脱自在に設けられ、透光性を有する表示フィルム222とを備えているもので、その他の構成は前提技術と同様である。
【0036】
面発光パネル221は、販売する商品の外部形状の前面側半分と同じ形状に形成した半円筒部221aが前面側の左右方向に複数設けられている。各半円筒部221aの左右両側及び左右方向に並ぶ半円筒部221aの下方には、表示フィルム222を係止するための係止孔221bが設けられている。
【0037】
表示フィルム222は、販売する商品の図柄、冷温の表示や広告の表示等が印刷され、左右両側に面発光パネル221の係止孔221bと係合可能な係合部222aが設けられている。販売する商品の図柄が印刷された表示フィルム222は、半円筒部221aの前面側に取り付けられ、冷温の表示が印刷された表示フィルム222は、半円筒部221aの下方に取り付けられるようになっている。
【0038】
以上のように構成された自動販売機において、各LED基板217に設けられた各発光ダイオード217aから発せられる光は、面発光パネル221を透過することにより拡散され、面発光パネル221の全面から均一に発光する。
【0039】
これにより、各半円筒部221a及び左右方向に並ぶ半円筒部221aの下方に取り付けられた表示フィルム222は、面発光パネル221から発せられる光によって背面側から照らされ、前方に向かって販売商品及び冷温表示を表示する。
【0040】
このように、本実施形態の自動販売機によれば、販売する商品の外部形状の前面側の形状に形成された複数の半円筒部221aを有する面発光パネル221と、半円筒部221aの前面側に着脱自在に設けられ、商品の図柄が印刷された表示フィルム222とを備えたので、表示フィルム222を交換することにより販売する商品の表示を切り換えることができ、販売する商品の切り換え時に商品サンプルそのものが必要なくなるため、製造コストを低減することが可能となる。
【0041】
また、面発光パネル221に、表示フィルム222を係止可能な係合孔221bを設けたので、表示フィルム222の係合部222aを係止孔221bに係合させる簡単な構造によって面発光パネル221に表示フィルム222を係止することができ、製造コストが高くなることを防止することが可能となる。
【0042】
図10及び図11は本発明の第2の実施形態を示すもので、図10は面発光パネル及び商品サンプルを示す斜視図、図11は面発光パネル及び商品サンプルを示す分解斜視図である。尚、前記前提技術と同様の構成部分には同一の符号を付して示す。
【0043】
この自動販売機は、係止孔221bを有していない第1の実施形態の面発光パネル221と、面発光パネル221の前面側に着脱自在に設けられた表示フィルム222と、面発光パネル221の前面側に設けられ、表示フィルム222を係止するためのフィルム係止板223とを備えている。
【0044】
フィルム係止板223は、例えばポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂製の透明板からなり、面発光パネル221の前面側に重ねて取り付けられるようになっている。フィルム係止板223は、半円筒部221aに対応する位置に開口部223aが設けられ、面発光パネル221の前面側に重ねることにより開口部223aから半円筒部221aが前方に露出するようになっている。また、フィルム係止板223の開口部223aの左右両側には、表示フィルム222の係合部222aと係合可能な係止部223bが設けられ、開口部223aに表示フィルム222が係止されるようになっている。更に、フィルム係止板223の開口部223aの下方には、冷温の表示が印刷された表示フィルム222の係合部222aと係合可能な係止孔223cが設けられ、フィルム係止板223に冷温の表示が印刷された表示フィルム222が係止されるようになっている。
【0045】
以上のように構成された自動販売機において、各LED基板217に設けられた各発光ダイオード217aから発せられる光は、面発光パネル221を透過することにより拡散され、面発光パネル221の全面から均一に発光する。
【0046】
これにより、各半円筒部221a及び左右方向に並ぶ半円筒部221aの下方に取り付けられた表示フィルム222は、面発光パネル221から発せられる光によって背面側から照らされ、前方に向かって販売商品及び冷温表示を表示する。
【0047】
このように、本実施形態の自動販売機によれば、面発光パネル221の前面側に設けられ、表示フィルム222を係止可能なフィルム係止板223を備えたので、面発光パネル221に表示フィルム222を取り付けるための加工を施す必要はなく表示フィルム222を面発光パネル221の前面側に取り付けることができ、面発光パネル221の加工工数を低減することが可能となる。
【符号の説明】
【0048】
21…サンプル展示室、30…商品サンプル、40…表示板、215…背面板、217…LED基板、217a…発光ダイオード、218…面発光パネル、219…表示板取り付け部材、219a…係合部、219b…スリット、220…発光ダイオード、221…面発光パネル、221a…半円筒部、221b…係止孔、222…表示フィルム、222a…係合部、223…フィルム係止板、223b…係止部、223c…係止孔。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
販売する商品の商品サンプルを展示するためのサンプル展示室を備えた自動販売機において、
前記サンプル展示室内に前方に向かって面状に発光する面状発光部を設けるとともに、
前記商品サンプル及び面状発光部を、販売する商品の外部形状の少なくとも前面側の形状に形成された複数の商品サンプル部を有する面状発光部と、商品サンプル部の前面側に着脱自在に設けられ、商品の図柄が印刷された表示フィルムとから構成した
ことを特徴とする自動販売機。
【請求項2】
前記面状発光部に、表示フィルムを係止可能な係止孔を設けた
ことを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
【請求項3】
前記面状発光部の前面側に設けられ、表示フィルムを係止可能なフィルム係止板を備えた
ことを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
【請求項4】
所定の情報を表示可能な表示板が着脱自在に係止され、前記面状発光部に係合可能な表示板取り付け部材を備えた
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項記載の自動販売機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2013−61989(P2013−61989A)
【公開日】平成25年4月4日(2013.4.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2013−515(P2013−515)
【出願日】平成25年1月7日(2013.1.7)
【分割の表示】特願2006−277153(P2006−277153)の分割
【原出願日】平成18年10月11日(2006.10.11)
【出願人】(000001845)サンデン株式会社 (1,791)
【Fターム(参考)】