説明

自動車用装飾部品

【課題】 夜間において十分な輝度感を確保することができ、表面加飾品における装飾の視認性を向上する。
【解決手段】 装飾パネル1は、蓄光顔料を含む透明樹脂からなり表面及び裏面を有する成形体15と、成形体15の表面側に形成された印刷層16と、印刷層16を覆うように成形体15の表面側に形成されたクリアコート層17とを備える。成形体15の裏面側にランプ13が配置され、そのランプ13の発する光を成形体15の蓄光顔料18が吸収することで成形体15が発光する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄光顔料を用いて発光可能に構成された表面加飾品を備える自動車用装飾部品に関するものである。
【背景技術】
【0002】
自動車の内装部品などでは、デザイン性や品質を高めるために成形体の表面に水圧転写によって装飾を加えるようにした表面加飾品(例えば、コンソールボックス、インストルメントパネル、アームレストなど)が多く実用化されている。ここで、水圧転写とは、水面上に特殊フィルムを浮かべ、そのフィルムに印刷された所定の絵柄(木目模様や幾何学模様などの絵柄)を水圧によって成形品の表面に転写する技術であり、三次元曲面への印刷を正確かつ容易に行うことができる。
【0003】
また、この水圧転写によって装飾が施された表面加飾品において、蓄光顔料を含む発光層を形成して夜間での視認性を高めるようにした製品が従来提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平8−258498号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1のような表面加飾品において、発光層は表面側から照射される太陽光を吸収して発光するものである。従って、夜間では光を蓄積することができず、時間経過とともに発光層の輝度感が落ちてしまうため、部品表面に施した絵柄が認識しづらくなる。また、部品形状によっては、太陽光が照射されない部位もあるため、その部位に設けられた発光層は光を十分に蓄積することができず所望の輝度感を得ることができないといった問題もある。
【0005】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、夜間において十分な輝度感を確保することができ、表面加飾品における装飾の視認性を向上することができる自動車用装飾部品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、蓄光顔料を含む透明樹脂からなり表面及び裏面を有する成形体と、前記成形体の表面側に形成された印刷層と、前記印刷層を覆うように前記成形体の表面側に形成されたクリアコート層とを有する表面加飾品を備え、前記印刷層及び前記クリアコート層よりも内層側に発光部が配置され、その発光部の発する光を前記蓄光顔料が吸収することで前記成形体が発光可能なことを特徴とする自動車用装飾部品をその要旨とする。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、印刷層及びクリアコート層よりも内層側に配置された発光部が光を発すると、その光は透明樹脂からなる成形体内の蓄光顔料に照射される。このようにすると、夜間において発光部の光を成形体の蓄光顔料に蓄積させることができ、成形体の輝度感の低下を防止することができる。従って、夜間において、成形体が高輝度で発光して印刷層を照らし出すため、その印刷層により形成される装飾を確実に認識することができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、透明樹脂からなり表面及び裏面を有する成形体と、前記成形体の表面側に形成され、蓄光顔料を含む発光層と、前記発光層の表面側に形成された印刷層と、前記印刷層を覆うように前記成形体の表面側に形成されたクリアコート層とを有する表面加飾品を備え、前記印刷層及び前記クリアコート層よりも内層側に発光部が配置され、その発光部の発する光を前記蓄光顔料が吸収することで前記発光層が発光可能なことを特徴とする自動車用装飾部品をその要旨とする。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、印刷層及びクリアコート層よりも内層側に配置された発光部が光を発すると、その光は透明樹脂からなる成形体を介して発光層の蓄光顔料に照射される。このようにすると、夜間において発光部の光を発光層に蓄積させることができ、発光層の輝度感の低下を防止することができる。従って、夜間において、発光層が高輝度で発光して印刷層を照らし出すため、その印刷層により形成される装飾を確実に認識することができる。
【0010】
本発明における成形体の透明樹脂としては、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂などの樹脂を挙げることができる。また、蓄光顔料としては、酸化ストロンチウム、酸化アルミニウム、酸化カルシウム、酸化マグネシウムなどを主成分とする顔料を挙げることができる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2において、前記発光部は、前記成形体の裏面側に配置された電気的発光手段であることをその要旨とする。
【0012】
請求項3に記載の発明によれば、電気的発光手段への通電によって明るい光を発生させることができるため、蓄光顔料に光を効率よく吸収させることができ、成形体または発光層を確実に発光させることができる。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項3において、前記電気的発光手段は、紫外線を発生することをその要旨とする。
【0014】
請求項4に記載の発明によれば、可視光線よりもエネルギーの大きい紫外線を照射することにより、蓄光顔料に光をいっそう効率よく吸収させることができる。
【0015】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項において、前記表面加飾品は、自動車におけるスイッチ取付部の周囲をカバーするカバー部品であり、前記発光部は、前記スイッチ取付部に対応してその裏側に配置されていることをその要旨とする。
【0016】
請求項5に記載の発明によれば、発光部は、スイッチ取付部に対応してその裏側に配置されるため、スイッチ取付部の周囲に光を照射することができる。従って、夜間において、その光を吸収した成形体または発光層が発光してスイッチ取付部を照らし出すことにより、スイッチの位置を容易に確認することができる。
【発明の効果】
【0017】
以上詳述したように、請求項1〜5に記載の発明によると、夜間において十分な輝度感を確保することができ、表面加飾品における装飾の視認性を向上することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
[第1の実施の形態]
【0019】
以下、本発明を具体化した第1の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は本実施形態における表面加飾品を示す斜視図であり、図2は、その表面加飾品の取り付け位置を示す説明図である。
【0020】
図1及び図2に示されるように、本実施の形態の表面加飾品1は、自動車のドア2に設けられたアームレスト3の上面を覆う装飾パネルであり、パワーウインドウスイッチ4やドアロックスイッチ5などのスイッチ取付部の周囲を囲むカバー部品として機能する。
【0021】
この装飾パネル1には、パワーウインドウスイッチ4を挿入するための収納部6、ドアロックスイッチ5などを挿入するための挿入孔7が設けられている。装飾パネル1において、それら収納部6や挿入孔7を除く表面(パネル上面)1aには、例えば木目模様などの装飾が施されている。
【0022】
図3に示されるように、アームレスト3の内側(装飾パネル1の裏面側)に形成される収納部10には、各スイッチ4,5の操作を検出し、スイッチ操作に応じた信号を生成するための処理回路11が設けられている。また、その処理回路11が形成されている基板12上には、装飾パネル1に向けて光を照らすランプ13が設けられている。本実施の形態のランプ13は、紫外線を照射するUVランプであり、図示しないヘッドライトのスイッチに連動してオン・オフ(点灯・消灯)されるようになっている。なお、UVランプは、ヘッドライトのオン時において常時点灯させてもよいが、ヘッドライトのオン時において間欠的に点灯させることで省電力化を図ってもよい。
【0023】
図4に示されるように、装飾パネル1は、成形体15と、成形体15の表面側に形成される印刷層16と、印刷層16を覆うように成形体15の表面側に形成されるクリアコート層17とを備える。
【0024】
成形体15は、蓄光顔料18を含む透明樹脂を用いてパネル状に成形される。この成形体15に対して光が照射されると、その光を吸収した成形体15が暗所において発光する。蓄光顔料18としては、例えばストロンチウムを主成分とする顔料が用いられる。また、透明樹脂としては、例えば、アクリル樹脂が用いられる。透明樹脂は、光を透過する樹脂であればよく、無色透明の樹脂以外に有色透明の樹脂を用いることができる。
【0025】
印刷層16は、図示しない水溶性フィルム上にグラビア印刷を行うことにより作製され、水圧転写によって成形体15の表面上に転写されることで成形体表面を装飾する。本実施の形態における印刷層16の絵柄は木目模様である。なお、印刷層16の絵柄としては、木目模様以外に、幾何学模様や大理石模様などでもよい。
【0026】
クリアコート層17は、クリア塗料を塗布することで形成され、印刷層16を保護する保護膜として機能する。このクリア塗料としては、例えば、二液ウレタン塗料などの透明のクリア塗料が用いられる。
【0027】
次に、本実施の形態の装飾パネル1の作用について説明する。
【0028】
昼間において、太陽光が装飾パネル1の表面1aに照射されると、その表面1aに施された装飾(木目模様の絵柄)が認識されるため、装飾パネル1の外観品質が高められる。またこのとき、太陽光はクリアコート層17を介して成形体15(蓄光顔料18)に照射される。そして、夜になり装飾パネル1の周囲が暗くなると、光を吸収した成形体15が発光して装飾を照らし出すため、明るい場所とは異なる美しい外観が得られる。
【0029】
一方、夜間において長時間自動車を運転しないと、成形体15の輝度感はその時間経過とともに徐々に低下して、装飾パネル1の装飾が認識しづらくなるが、装飾パネル1の裏側からランプ13の光を照射することにより、装飾の視認性が向上される。
【0030】
具体的には、夜間において自動車を運転するためにヘッドライトのスイッチがオンされると、装飾パネル1の裏側に配置されたランプ13が点灯して、その光が成形体15に照射される。その後、ヘッドライトのスイッチがオフされてランプ13が消灯すると、光を吸収した成形体15が発光して装飾が照らし出されるため、その装飾によって美しい外観が維持される。
【0031】
従って、本実施の形態によれば以下の効果を得ることができる。
【0032】
(1)本実施の形態の場合、夜間の運転時において、ランプ13の光を装飾パネル1に照射してその光を成形体15の蓄光顔料18に吸収させることにより、成形体15の輝度感を高めることができる。その結果、自動車の搭乗者は、装飾パネル1に施された装飾を確実に認識することができる。
【0033】
(2)本実施の形態の場合、電気的発光手段であるランプ13を用いたので、運転者によるヘッドライトのスイッチ操作に応じてランプ13を迅速に点灯・消灯させることができる。また、ランプ13が成形体15の裏側に配置されるので、成形体15にランプ13の光を確実に照射することができる。このようにすれば、装飾パネル1の表面側から太陽光を吸収できない夜間において、ランプ13が点灯することによりその光を成形体15に確実に吸収させることができる。
【0034】
(3)本実施の形態の場合、ランプ13への通電によって、明るい光を発生させることができるため、蓄光顔料18に光を効率よく吸収させることができる。このため、成形体15を確実に発光させることができる。特に、本実施の形態のランプ13は、可視光線よりもエネルギーの大きい紫外線を照射することから、蓄光顔料18に光をいっそう効率よく吸収させることができる。
【0035】
(4)本実施の形態の場合、自動車の夜間運転後においてヘッドライトを消すと、スイッチ取付部の周囲を囲む装飾パネル1が発光するため、各スイッチ4,5の位置を容易に確認することができる。
【0036】
(5)本実施の形態の装飾パネル1はスイッチ取付部の周囲を囲むものであって、その装飾パネル1の裏面側には各スイッチ4,5の処理回路11が形成された基板12が設置されている。ゆえに、ランプ13を固定するための専用の固定部材をわざわざ設けなくても、基板12上にランプ13を設けることができる。しかも、その基板12上の配線を介して、自動車のバッテリからランプ13に容易に給電をすることができ、実用上好ましいものとなる。
[第2の実施の形態]
【0037】
次に、本発明を具体化した第2の実施の形態を図5に基づき説明する。なお、本実施の形態の装飾パネル20は、図1に示す第1の実施の形態の装飾パネル1と同一の外観形状を有し、アームレスト3の上面を覆う装飾パネルとして用いられる。
【0038】
図5に示されるように、装飾パネル20は、成形体21と、成形体21の表面側に形成される発光層22と、発光層22の表面側に形成される印刷層23と、印刷層23を覆うように成形体21の表面側に形成されたクリアコート層24とを備える。
【0039】
成形体21は、アクリル樹脂などの透明樹脂を用いて成形される。発光層22は蓄光顔料18が混入された蓄光塗料を塗布することで形成される。この発光層22に対して光が照射されると、その光を吸収した発光層22が暗所において発光する。印刷層23は、水圧転写によって発光層22の表面上に転写されることで成形体表面を装飾する。クリアコート層24は、クリア塗料を塗布することで形成され、印刷層23を保護する保護膜として機能する。
【0040】
この装飾パネル20においても、表面に太陽光が照射されると、その表面に施された装飾(例えば、木目模様の絵柄)が認識されるため、装飾パネル20の外観品質が高められる。またこのとき、太陽光はクリアコート層24を介して発光層22に照射される。そして、夜になり装飾パネル20の周囲が暗くなると、その発光層22が発光して装飾を照らし出すため、明るい場所とは異なる美しい外観が得られる。
【0041】
また、夜間において装飾パネル20の裏側に配置されたランプ13が点灯すると、そのランプ13の光が透明な成形体21を介して発光層22に照射される。そして、ランプ13の消灯時にはその光を吸収した発光層22が発光して装飾を照らし出すため、その装飾によって美しい外観が維持される。
【0042】
このように、本実施の形態の装飾パネル20においても、第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0043】
なお、本発明の実施の形態は以下のように変更してもよい。
【0044】
・上記各実施の形態では、発光部として紫外線を発光するランプ13を用いたが、これ以外に、発光ダイオードや蛍光灯などの光源を用いてもよい。
【0045】
・上記各実施の形態では、ランプ13を装飾パネル1,20の裏側に配置するものであったが、これに限定されるものではなく、装飾パネル1,20における印刷層16,23及びクリアコート層17,24よりも内側に発光部を配置するものであればよい。具体的には、例えば、装飾パネル1,20における成形体自体に、発光ダイオード等のような発光体(発光部)を埋め込んでもよい。また、ドア本体側に発光体を設け、光ファイバーでその光を伝搬して成形体15や発光層22に照射するよう構成してもよい。即ち、この場合には光ファイバーの終端が実質的に発光部としての役割を果たすことになる。さらに、鏡などで光を反射させて成形体15や発光層22に照射するよう構成してもよい。
【0046】
・上記各実施の形態では、アームレストの装飾パネル1,20に具体化したが、それ以外に、インストルメントパネル、コンソールボックスなどの装飾パネルに具体化してもよい。勿論、自動車の室内に設けられる自動車用装飾部品に限定されるものではなく、室外に設けられる外装部品(例えば、ホイール用部品)などに具体化してもよい。
【0047】
・上記各実施の形態の装飾パネル1,20では、水圧転写により印刷層16,23を形成するものであったが、それ以外の方法、例えばスクリーン印刷などで印刷層を形成してもよい。
【0048】
・上記実施の形態では、クリア塗料として、二液ウレタン塗料を用いたが、一液ウレタン塗料を用いてもよい。勿論、ウレタン塗料以外にアクリル塗料などのクリア塗料を用いてもよい。
【0049】
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した各実施の形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
【0050】
(1)請求項3または4において、前記電気的発光手段は、自動車のヘッドライトのスイッチに連動してオン・オフされることを特徴とする自動車用装飾部品。
【0051】
(2)請求項5において、前記電気的発光手段は、スイッチの処理回路が形成された基板上に設けられることを特徴とする自動車用装飾部品。
【0052】
(3)請求項1乃至5のいずれか1項において、前記表面加飾品は、自動車の室内に設けられた装飾パネルであることを特徴とする自動車用装飾部品。
【0053】
(4)請求項1乃至5のいずれか1項において、前記印刷層は、水圧転写により前記成形体の表面側に形成されることを特徴とする自動車用装飾部品。
【図面の簡単な説明】
【0054】
【図1】本発明を具体化した第1の実施の形態の装飾パネルを示す斜視図。
【図2】装飾パネルの取付け位置を示す説明図。
【図3】アームレストの断面図。
【図4】第1の実施の形態の装飾パネルの断面図。
【図5】第2の実施の形態の装飾パネルの断面図。
【符号の説明】
【0055】
1,20…表面加飾品としての装飾パネル
13…発光部としてのランプ
15,21…成形体
16,23…印刷層
17,24…クリアコート層
18…蓄光顔料
22…発光層

【特許請求の範囲】
【請求項1】
蓄光顔料を含む透明樹脂からなり表面及び裏面を有する成形体と、
前記成形体の表面側に形成された印刷層と、
前記印刷層を覆うように前記成形体の表面側に形成されたクリアコート層と
を有する表面加飾品を備え、
前記印刷層及び前記クリアコート層よりも内層側に発光部が配置され、その発光部の発する光を前記蓄光顔料が吸収することで前記成形体が発光可能なことを特徴とする自動車用装飾部品。
【請求項2】
透明樹脂からなり表面及び裏面を有する成形体と、
前記成形体の表面側に形成され、蓄光顔料を含む発光層と、
前記発光層の表面側に形成された印刷層と、
前記印刷層を覆うように前記成形体の表面側に形成されたクリアコート層と
を有する表面加飾品を備え、
前記印刷層及び前記クリアコート層よりも内層側に発光部が配置され、その発光部の発する光を前記蓄光顔料が吸収することで前記発光層が発光可能なことを特徴とする自動車用装飾部品。
【請求項3】
前記発光部は、前記成形体の裏面側に配置された電気的発光手段であることを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用装飾部品。
【請求項4】
前記電気的発光手段は、紫外線を発生することを特徴とする請求項3に記載の自動車用装飾部品。
【請求項5】
前記表面加飾品は、自動車におけるスイッチ取付部の周囲をカバーするカバー部品であり、前記発光部は、前記スイッチ取付部に対応してその裏側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の自動車用装飾部品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−232065(P2006−232065A)
【公開日】平成18年9月7日(2006.9.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−48745(P2005−48745)
【出願日】平成17年2月24日(2005.2.24)
【出願人】(000110343)トリニティ工業株式会社 (147)
【Fターム(参考)】