説明

足底バランス保持部材

【課題】特に正常な直立姿勢を長時間に亘って保持する、または正常な歩行状態を持続させる三点支持の構成を維持することができる足底バランス保持部材を提供する。
【解決手段】緩衝材からなり、上面と、下面と、足の裏における第1中足骨骨頭部に対応する第1中足骨部11と、足の裏における第4中足骨骨頭部に対応する第4中足骨部14と、足の裏における踵の区域に対応する踵部とを有する本体10と、前記第1中足骨部11と第4中足骨部14との間に位置する第1調節部20とを有すること。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、特に正常な直立姿勢を長時間にわたって保持する、または正常な歩行状態を保持するために、靴のインソールまたはミッドソールとして使用される足底バランス保持部材に関するものである。
【背景技術】
【0002】
図16に示すように、直立姿勢を保持するためには、体重を第1中足骨骨頭部(91)、第4中足骨骨頭部(94)及び踵(96)からなる三点をそれぞれバランスよく支持しなければならない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−194734号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、直立姿勢または歩行時には、前記第1中足骨骨頭部(91)と第4中足骨骨頭部(94)との間に位置する第1区域が、該第1中足骨骨頭部(91)及び第4中足骨骨頭部(94)の何れよりも下方へ突出することから、体重が該第1中足骨骨頭部(91)または第4中足骨骨頭部(94)側へ傾くことから、前記三点支持の構成が崩れてしまう。
【0005】
また、一部の人は、無意識に前記第4中足骨骨頭部(94)と踵(96)との間に位置する第2区域(98)に体重を配分し、外股で直立姿勢または歩行しがちである。
【0006】
そこで、出願されたのが本発明であって、体を安定的に支持することができるように、三点支持の構成を保持する足底バランス保持部材を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願の請求項1の発明は、本体と、第1調節部とを有する足底バランス保持部材を提供するものであり、
該本体は緩衝材からなり、上面と、下面と、足底における第1中足骨骨頭部に対応する第1中足骨部と、足底における第4中足骨骨頭部に対応する第4中足骨部と、足底における踵の区域に対応する踵部とを備え、該第1調節部は、該第1中足骨部と第4中足骨部との間に位置し、該第1中足骨部と第4中足骨部との間に位置し、該本体を穿通する貫通穴からなる貫通孔構造と、該本体に挿入される前記緩衝材より柔軟な柔軟材からなる柔軟構造と、該本体の上面に凹設される凹入穴からなる上面凹入構造と、該本体の下面に凹設される凹入穴からなる下面凹入構造と、該本体の上面に嵌入される該緩衝材より柔軟な柔軟材からなる上面柔軟構造と、該本体の下面に嵌入される該緩衝材より柔軟な柔軟材からなる下面柔軟構造と、該本体より薄い肉薄構造と、該本体の上面及び下面に夫々嵌入される該緩衝材より柔軟な柔軟材からなる両面柔軟構造と、中空構造と、該本体の内部に充填される、該緩衝材より柔軟な柔軟材より形成される充填柔軟構造からなる群より選択される1つの構造を有することを特徴とするものである。
【0008】
本願の請求項2の発明は、前記第1調節部が前記踵部に向かって、本体における足の縦軸アークの前端に対応する箇所まで延出することを特徴とする足底バランス保持部材を提供するものである。
【0009】
本願の請求項3の発明に係る足底バランス保持部材は、さらに第2調節部を有し、該第2調節部は、前記第4中足骨部と踵部との間に位置し、前記本体を穿通する貫通穴からなる貫通孔構造と、該本体に挿入される前記緩衝材より柔軟な柔軟材からなる柔軟構造と、該本体の上面に凹設される上面凹入構造と、該本体の下面に凹設される下面凹入構造と、該本体の上面に嵌入される該緩衝材より柔軟な柔軟材からなる上面柔軟構造と、該本体の下面に嵌入される該緩衝材より柔軟な柔軟材からなる下面柔軟構造と、該本体より薄い肉薄構造と、該本体の上面及び下面に夫々嵌入される該緩衝材より柔軟な柔軟材からなる両面柔軟構造と、中空構造と、該本体の内部に充填される該緩衝材より柔軟な柔軟材より形成される充填柔軟構造からなる群より選択される1つの構造を有することを特徴とするものである。
【0010】
本願の請求項4の発明は、前記第1調節部が前記踵部に向かって、本体における足の縦軸アークの前端に対応する箇所まで延出すると共に、さらに前記ダイ2調節部を有することを特徴とする足底バランス保持部材を提供するものである。
【0011】
本願の請求項5の発明は、第1調節部が前記本体の下面に凹設されると共に、その内面が前記本体の上面へ湾曲可能な凹入穴からなる下面凹入湾曲構造を有することを特徴とする足底バランス保持部材を提供するものである。
【0012】
本願の請求項6ないし請求項9の発明は、前記本体がミッドソールまたはインソールであることを特徴とする足底バランス保持部材を提供するものである。
【発明の効果】
【0013】
本発明の足底バランス保持部材は、正常な直立姿勢を長時間に亘って保持する、または正常な歩行状態を持続させるため、第1中足骨骨頭部、第4中足骨骨頭部及び踵からなる三点支持の構成を常に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明に係る足底バランス保持部材の第1実施例の平面図である。
【図2】本発明に係る足底バランス保持部材の第1実施例の底面図である。
【図3】本発明に係る足底バランス保持部材の第1実施例の使用状態を示す平面図である。
【図4】本発明に係る足底バランス保持部材の第1実施例の使用状態を示す側面断面図である。
【図5】本発明に係る足底バランス保持部材の第2実施例の部分側面断面図である。
【図6】本発明に係る足底バランス保持部材の第3実施例の部分側面断面図である。
【図7】本発明に係る足底バランス保持部材の第4実施例の部分側面断面図である。
【図8】本発明に係る足底バランス保持部材の第5実施例の部分側面断面図である。
【図9】本発明に係る足底バランス保持部材の第6実施例の部分側面断面図である。
【図10】本発明に係る足底バランス保持部材の第7実施例の部分側面断面図である。
【図11】本発明に係る足底バランス保持部材の第8実施例の部分側面断面図である。
【図12】本発明に係る足底バランス保持部材の第9実施例の平面図である。
【図13】本発明に係る足底バランス保持部材の第9実施例の使用状態を示す平面図である。
【図14】本発明に係る足底バランス保持部材の第10実施例の平面図である。
【図15】本発明に係る足底バランス保持部材の第10実施例の使用状態を示す平面図である。
【図16】足底の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0016】
図1及び図2に示すように、本発明の第1実施例は、本体(10)と、第1調節部(20)とを有する足底バランス保持部材である。
【0017】
前記本体(10)は、足底にかかる圧力を緩和するための緩衝材からなり、上面と、下面と、足底における第1中足骨骨頭部に対応する第1中足骨部(11)と、足底における第4中足骨骨頭部に対応する第4中足骨部(14)と、足底における踵の区域に対応する踵部(16)とを有し、この本体(10)は、インソールまたはミッドソールなどの靴の部材として使用される。
【0018】
図3及び図4に示すように、第1調節部(20)は、第1中足骨部(11)と第4中足骨部(14)との間に位置し、本体(10)の上面に凹設される凹入穴からなる上面凹入構造を有する。
【0019】
本実施例の足底バランス保持部材を使用する時は、前記本体(10)を取り外し可能なパッドとして靴内に敷き、前記第1中足骨部(11)及び第4中足骨部(14)に夫々、足底における第1中足骨骨頭部及び第4中足骨骨頭部を位置させるように足を靴内に入れ、緩衝効果を発揮させる。また、前記第1調節部(20)は、足底と密接しない凹入穴からなる上面凹入構造を有するので、足底における第1中足骨骨頭部と第4中足骨骨頭部との間に位置する第1区域にかかる圧力は夫々、前記第1中足骨部(11)及び第4中足骨部(14)に分散される。即ち、前記第1中足骨部(11)及び第4中足骨部(14)には、前記第1調節部(20)より強く圧力がかかるので、これら第1中足骨部(11)、第4中足骨部(14)及び踵部(16)は、本発明の足底バランス保持部材を使用することにより、確実に三点支持を達成することができる。
【0020】
なお、本発明の足底バランス保持部材は、裏返した状態で使用しても構わなく、そのような状態で使用すると、前記第1調節部(20)が前記本体(10)の下面に位置し、その内面が該本体(10)の上面へ湾曲可能な下面凹入湾曲構造となる。
【0021】
図5に示すように、本発明に係る足底バランス保持部材の第2実施例では、第1調節部(20A)は、本体(10)に挿入される緩衝材より柔軟な柔軟材からなる柔軟構造を有する。
【0022】
図6に示すように、本発明に係る足底バランス保持部材の第3実施例は、本体(10B)と、第1調節部(20B)とを有し、該本体(10B)の下面に凹入穴が凹設されると共に、該第1調節部(20B)は、前記本体(10B)の下面に嵌入される前記緩衝材より柔軟な柔軟材からなる下面柔軟構造を有する。尚、前記緩衝材は、前記本体(10B)の下面の凹入穴に嵌入されることが好ましい。
【0023】
図7に示すように、本発明に係る足底バランス保持部材の第4実施例は、本体(10C)と、第1調節部(20C)とを有し、該本体(10C)に貫通穴が形成されると共に、該第1調節部(20C)は、該本体(10C)を貫通する貫通穴からなる貫通孔構造を有する。図8に示すように、本発明に係る足底バランス保持部材の第5実施例は、本体(10C)と、第1調節部(20D)とを有し、該第1調節部(20D)は、該本体(10C)に挿入される前記緩衝材より柔軟な柔軟材からなる柔軟構造を有する。尚、前記柔軟材は、前記本体(10C)を貫通する貫通穴に挿入されることが好ましい。
【0024】
図9に示すように、本発明に係る足底バランス保持部材の第6実施例は、本体(10D)と、第1調節部(20E)とを有し、該第1調節部(20E)は、該本体(10D)より薄い肉薄構造を有する。図10に示すように、本発明に係る足底バランス保持部材の第7実施例は、本体(10D)と、第1調節部(20F)とを有し、該第1調節部(20F)は、該本体(10D)の上面及び下面に夫々嵌入される前記緩衝材より柔軟な柔軟材からなる両面柔軟構造を有する。
【0025】
図11に示すように、本発明に係る足底バランス保持部材の第8実施例は、本体(10E)と、第1調節部(20G)とを有し、該第1調節部(20G)は中空構造を有する。尚、前記第1調節部(20G)の中空構造には前記柔軟材が充填されてもよい。
【0026】
上述したように、前記柔軟材を用いた第1調節部(20A、20B、20D、20F)は、前記足底における第1区域に柔らかな感触を提供すると共に、該第1区域にかかる圧力を軽減することができることから、体重がより適当に前記第1中足骨部(11)及び第4中足骨部(14)に分散されるので、、直立姿勢、歩行または走る時には、体重が適当に該第1中足骨部(11)、第4中足骨部(14)及び踵部(16)に分散される。
【0027】
図12及び図13に示すように、本発明に係る足底バランス保持部材の第9実施例は、本体(10’)と、第1調節部(20’)とを有し、該本体(10’)は緩衝材からなり、上面と、下面と、足底における第1中足骨骨頭部に対応する第1中足骨部(11’)と、足底における第4中足骨骨頭部に対応する第4中足骨部(14’)と、足底における踵の区域に対応する踵部(16’)とを有する。
【0028】
前記第1調節部(20’)は、前記第1中足骨部(11’)と第4中足骨部(14’)との間に位置し、前記踵部(16’)に向かって、前記本体(10’)における足の縦軸アークの前端に対応する箇所まで延出し、該本体(10’)を穿通する貫通穴からなる貫通孔構造と、該本体(10’)に挿入される前記緩衝材より柔軟な柔軟材からなる柔軟構造と、該本体(10’)の上面に凹設される凹入穴かななる上面凹入構造と、該本体(10’)の下面に凹設される凹入穴からなる下面凹入構造と、該本体(10’)の上面に嵌入される該緩衝材より柔軟な柔軟材からなる上面柔軟構造と、該本体(10’)の下面に嵌入される該緩衝材より柔軟な柔軟材からなる下面柔軟構造と、該本体(10’)より薄い肉薄構造と、該本体(10’)の上面及び下面に夫々嵌入される該緩衝材より柔軟な柔軟材からなる両面柔軟構造と、中空構造と、該本体(10’)の内部に充填される該緩衝材より柔軟な柔軟材からなる充填柔軟構造からなる群より選択される1つの構造を有する。
【0029】
図14及び図15に示すように、本発明に係る足底バランス保持部材の第10実施例は、本体(10’’)と、第1調節部(20’’)と、 第2調節部(30)とを有し、該本体(10’’)は緩衝材からなり、上面と、下面と、足底における第1中足骨骨頭部に対応する第1中足骨部(11’’)と、足底における第4中足骨骨頭部に対応する第4中足骨部(14’’)と、足底における踵の区域に対応する踵部(16’’)とを有する。
【0030】
前記第1調節部(20’’)は、上述した第1実施例ないし第9実施例に記載の構造の何れかを有するものであり、前記第2調節部(30)は、前記第4中足骨部(14’’)と踵部(16’’)との間に位置し、前記本体(10’’)を穿通する貫通穴からなる貫通孔構造と、該本体(10’’)に挿入される前記緩衝材より柔軟な柔軟材からなる柔軟構造と、該本体(10’’)の上面に凹設される上面凹入構造と、該本体(10’’)の下面に凹設される下面凹入構造と、該本体(10’’)の上面に嵌入される該緩衝材より柔軟な柔軟材からなる上面柔軟構造と、該本体(10’’)の下面に嵌入される該緩衝材より柔軟な柔軟材からなる下面柔軟構造と、該本体(10’’)より薄い肉薄構造と、該本体(10’’)の上面及び下面に夫々嵌入される該緩衝材より柔軟な柔軟材からなる両面柔軟構造と、中空構造と、該本体(10’’)の内部に充填される該緩衝材より柔軟な柔軟材からなる充填柔軟構造からなる群より選択される1つの構造を有する。
【0031】
前記第2調節部(30)は、足底の前記第4中足骨部(14’’)及び踵部(16’’)と密接しないので、外股状態では足底における第4中足骨骨頭部と踵との間の部分にかかる圧力を、しっかりと支えられないことから、この体重によるプレッシャーは、夫々前記第4中足骨部(14’’)及び前記踵部(16’’)に配分される。これにより外股を矯正することができるのみならず、前記三点支持の構成をより確実に維持することができる。
【産業上の利用可能性】
【0032】
本発明に係る足底バランス保持部材は、正常な直立姿勢を長時間に亘って保持するまたは正常な歩行状態を持続させる三点支持の構成を維持することができ、また、足底バランス保持部材の一部の実施例の形態は、外股を矯正する効果も提供することができる。
【符号の説明】
【0033】
10 本体
10’ 本体
10’’ 本体
10B 本体
10C 本体
10D 本体
10E 本体
11 第1中足骨部
11’ 第1中足骨部
11’’ 第1中足骨部
14 第4中足骨部
14’ 第4中足骨部
14’’ 第4中足骨部
16 踵部
16’ 踵部
16’’ 踵部
20 第1調節部
20’ 第1調節部
20’’ 第1調節部
20A 第1調節部
20B 第1調節部
20C 第1調節部
20D 第1調節部
20E 第1調節部
20F 第1調節部
20G 第1調節部
30 第2調節部
91 第1中足骨骨頭部
94 第4中足骨骨頭部
96 踵
98 第2区域

【特許請求の範囲】
【請求項1】
緩衝材からなり、上面と、下面と、足底における第1中足骨骨頭部に対応する第1中足骨部と、足底における第4中足骨骨頭部に対応する第4中足骨部と、足底における踵の区域に対応する踵部とを有する本体と、
前記第1中足骨部と第4中足骨部との間に位置し、該本体を穿通する貫通穴からなる貫通孔構造と、該本体に挿入される前記緩衝材より柔軟な柔軟材からなる柔軟構造と、該本体の上面に凹設される凹入穴からなる上面凹入構造と、該本体の下面に凹設される凹入穴からなる下面凹入構造と、該本体の上面に嵌入される該緩衝材より柔軟な柔軟材からなる上面柔軟構造と、該本体の下面に嵌入される該緩衝材より柔軟な柔軟材からなる下面柔軟構造と、該本体より薄い肉薄構造と、該本体の上面及び下面に夫々嵌入される該緩衝材より柔軟な柔軟材からなる両面柔軟構造と、中空構造と、該本体の内部に充填される該緩衝材より柔軟な柔軟材より形成される充填柔軟構造からなる群より選択される1つの構造を含む第1調節部と、を有することを特徴とする足底バランス保持部材。
【請求項2】
前記第1調節部が前記踵部に向かって、本体における足の縦軸アークの前端に対応する箇所まで延出することを特徴とする請求項1に記載の足底バランス保持部材。
【請求項3】
さらに、前記第4中足骨部と踵部との間に位置し、前記本体を穿通する貫通穴からなる貫通孔構造と、該本体に挿入される前記緩衝材より柔軟な柔軟材からなる柔軟構造と、該本体の上面に凹設される上面凹入構造と、該本体の下面に凹設される下面凹入構造と、該本体の上面に嵌入される該緩衝材より柔軟な柔軟材からなる上面柔軟構造と、該本体の下面に嵌入される該緩衝材より柔軟な柔軟材からなる下面柔軟構造と、該本体より薄い肉薄構造と、該本体の上面及び下面に夫々嵌入される該緩衝材より柔軟な柔軟材からなる両面柔軟構造と、中空構造と、該本体の内部に充填される該緩衝材より柔軟な柔軟材により形成される充填柔軟構造からなる群より選択される1つの構造を含む第2調節部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の足底バランス保持部材。
【請求項4】
さらに、前記第4中足骨部と踵部の間に位置し、前記本体を貫通する貫通穴からなる貫通孔構造と、該本体に挿入される前記緩衝材より柔軟な柔軟材からなる柔軟構造と、該本体の上面に凹設される上面凹入構造と、該本体の下面に凹設される下面凹入構造と、該本体の上面に嵌入される該緩衝材より柔軟な柔軟材からなる上面柔軟構造と、該本体の下面に嵌入される該緩衝材より柔軟な柔軟材からなる下面柔軟構造と、該本体より薄い肉薄構造と、該本体の上面及び下面に夫々嵌入される該緩衝材より柔軟な柔軟材からなる両面柔軟構造と、中空構造と、該本体の内部に充填される該緩衝材より柔軟な柔軟材より形成される充填柔軟構造からなる群より選択される1つの構造を含む第2調節部と、を有することを特徴とする請求項2に記載の足底バランス保持部材。
【請求項5】
前記第1調節部は、前記本体の下面に凹設されると共に、その内面が該本体の上面へ湾曲可能な凹入穴からなる下面凹入湾曲構造を有することを特徴とする請求項1に記載の足底バランス保持部材。
【請求項6】
前記本体はミッドソールであることを特徴とする請求項1に記載の足底バランス保持部材。
【請求項7】
前記本体はインソールであることを特徴とする請求項1に記載の足底バランス保持部材。
【請求項8】
前記本体はミッドソールであることを特徴とする請求項5に記載の足底バランス保持部材。
【請求項9】
前記本体はインソールであることを特徴とする請求項5に記載の足底バランス保持部材。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate


【公開番号】特開2011−229595(P2011−229595A)
【公開日】平成23年11月17日(2011.11.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−100562(P2010−100562)
【出願日】平成22年4月26日(2010.4.26)
【出願人】(506159426)
【出願人】(510116277)
【Fターム(参考)】