説明

金属化フィルムコンデンサおよびその製造方法

【課題】外装レス面実装タイプの金属化フィルムコンデンサを無鉛リフローはんだ付けする時の第2電極層の突沸を防止し、外観不良をなくす。
【解決手段】コンデンサ素子の両端面に電極引出部の第1電極層を形成した後、第2電極層を形成する金属化フィルムコンデンサおよびその製造方法において、
第1電極層を形成したコンデンサ素子に樹脂を含浸、硬化後、第2電極層を電気メッキまたは無電解メッキにより形成する。
上記の樹脂は粘度1〜1000mPa・sのエポキシ樹脂またはシリコーン樹脂とし、
第1電極層はCu60〜70%残Znからなる合金、Al70〜90%残Siからなる合金、Al40〜56%とSi4%以上とZn40%以上からなる合金、Zn90%以上で残Alからなる合金、Zn単体のいずれかを溶射して構成され、第2電極層はSn単体、またはSn95%以上で残Cuからなる合金で構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外装レス面実装タイプの金属化フィルムコンデンサに関するものであり、特に耐電流特性に優れ、はんだ耐熱性を向上させた金属化フィルムコンデンサおよびその製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、面実装タイプの金属化フィルムコンデンサは、偏平型の素子構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記の偏平型フィルムコンデンサは、一対の金属化フィルムを巻回し重ねた素子に、後巻用プラスチックフィルムを重ね巻回してコンデンサ素子を形成し、該コンデンサ素子の両端面に電極引出部の第1電極層、第2電極層と順次形成した後、耐湿性向上のため、樹脂を真空含浸(または超音波含浸)し、余剰の樹脂を取り除き、加熱硬化した後、外部電極を取り付け構成する。
【特許文献1】特開2000−58369号公報(第2−6頁、図3、図5、図7)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
近年、環境問題からはんだの鉛フリー化が進められているが、一般的な無鉛はんだは、従来の鉛入りはんだより溶融温度が高いため、金属化フィルムコンデンサには耐熱性の向上が求められている。
しかしながら、上記金属化フィルムコンデンサでは第2電極層に外部電極との接合性を向上させるため、低融点金属が使用されているが、260℃、10秒間の無鉛はんだリフローを行うと、第2電極層に含浸された樹脂が熱膨張し、半溶融状態となった第2電極層の金属が外部に押し出されて突沸状態になり、金属化フィルムコンデンサの外観、耐湿性が劣化するという問題を有していた。
また、耐湿性を向上させるため第2電極層形成後、樹脂含浸しているが、はんだ付性が低下することから、別途、外部電極としての板状端子を取付ける必要があり、工数を要し、また、部材コストも高くなるという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は上記の課題を解決するものであり、260℃、10秒間等の無鉛はんだリフローにおいても金属化フィルムコンデンサの第2電極層からの突沸がなく、はんだ付性が改善され、かつ、耐湿性を向上することができる金属化フィルムコンデンサを提供するものである。
すなわち、一対の金属化フィルムを巻回した素子に、後巻用プラスチックフィルムを重ね巻きしてコンデンサ素子を形成し、該コンデンサ素子の両端面に電極引出部の第1電極層を形成した後、第2電極層を形成する金属化フィルムコンデンサおよびその製造方法において、
第1電極層を形成したコンデンサ素子に樹脂を含浸した後、樹脂を硬化させ、次に第2電極層を電気メッキまたは無電解メッキにより形成することを特徴とする金属化フィルムコンデンサおよびその製造方法である。
【0005】
また、上記樹脂が、粘度1〜1000mPa・sのエポキシ樹脂またはシリコーン樹脂であることを特徴とする金属化フィルムコンデンサおよびその製造方法である。
【0006】
さらに、上記の第1電極層が金属溶射により形成されていることを特徴とする金属化フィルムコンデンサおよびその製造方法である。
【0007】
そして、第1電極層が、銅60〜70%残亜鉛からなる合金、アルミニウム70〜90%残ケイ素からなる合金、アルミニウム40〜56%とケイ素4%以上と亜鉛40%以上からなる合金、亜鉛90%以上で残アルミニウムからなる合金、亜鉛単体のいずれかで構成されることを特徴とする金属化フィルムコンデンサおよびその製造方法である。
【0008】
また、第2電極層が、スズ単体、またはスズ95%以上で残銅からなる合金の電気メッキまたは無電解メッキにて形成されていることを特徴とする金属化フィルムコンデンサおよびその製造方法である。
【0009】
さらに、第2電極層が、ニッケル、または銅の下地メッキ層を有することを特徴とする金属化フィルムコンデンサおよびその製造方法である。
【発明の効果】
【0010】
本発明の金属化フィルムコンデンサは、コンデンサ素子の両端面に、高融点金属からなる第1電極層を形成した後、樹脂を含浸し、余剰の樹脂を取り除き、硬化させた後、電気メッキまたは無電解メッキで第2電極層を設けることにより、第2電極層には樹脂が含浸されないため、無鉛はんだリフローにより第2電極層が半溶融状態になっても金属が突沸状態になることはなく、外観不良発生の防止を図ることができる。
また、第2電極のメッキ層で、はんだ付けが十分可能であるので、外部電極としての板状端子を別途、取り付ける必要がなく、工数削減ができ、また、部材コストの低減をも図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
一対の金属化フィルムを巻回した素子に後巻用フィルムを重ね巻回してコンデンサ素子3を形成し、該コンデンサ素子3の両端面に、電極引出部の第1電極層4aを形成して樹脂含浸し、硬化させた後、第2電極層4bを電気メッキまたは無電解メッキで形成する。その後の樹脂含浸は行わない。
ここで、第1電極層は銅60〜70%残亜鉛からなる合金、アルミニウム70〜90%残ケイ素からなる合金、アルミニウム40〜56%とケイ素4%以上と亜鉛40%以上からなる合金、亜鉛90%以上で残アルミニウムからなる合金、亜鉛単体のいずれかで構成し、第2電極層はスズ単体、またはスズ95%以上で残銅からなる合金で構成され、ニッケル、銅いずれかの下地メッキ層を有してもよい。
また、第1電極層形成後、含浸する樹脂は、エポキシ樹脂またはシリコーン樹脂とする。
【実施例】
【0012】
次に、本発明の実施例を図1、2に基づいて説明する。
[実施例1−1〜1−5]
【0013】
図1は本発明の実施例によるコンデンサ素子3の断面図である。誘電体フィルムPPS(ポリフェニレンスルフィド)にアルミニウムを蒸着した一対の金属化フィルム1を重ねて巻回し、これに後巻用PPSフィルムを複数回巻回してコンデンサ素子3を形成した。
次いで、コンデンサ素子3の両端面に各々、表1に示す金属を溶射して電極引出部の第1電極層4a(厚さ0.15mm)を構成した。
【0014】
このコンデンサ素子に粘度800mPa・sの液状エポキシ樹脂を真空度100kPa以下で含浸し、余分に付着した樹脂を除去後、110℃で3時間加熱し、樹脂を硬化させた。
【0015】
樹脂硬化後、180℃、4時間熱処理を行った。次に、第1電極層4a上にニッケル下地メッキと厚さ10μmのスズ−銅合金メッキ層からなる第2電極層4bを電気(バレル)メッキにて形成した。
なお、電気メッキ条件は次のとおりとした。
(1)ニッケルメッキ(下地メッキ)
・方式 バレルメッキ
・温度 45±2℃
・浴の組成 硫酸ニッケル、塩化ニッケル、ホウ酸等
(2)スズ−銅合金メッキ
・方式 バレルメッキ
・温度 25±2℃
・浴の組成 硫酸第一スズ、硫酸銅、硫酸等
なお、第2電極層4b形成後、樹脂含浸は行わなかった。
上記のようにして、100VDC、0.1μFのコンデンサを作製した。
【0016】
(従来例1−1〜1−5)
上記実施例と同様に、コンデンサ素子3を形成し、その両端面に表1に示す金属を形成して電極引出部の第1電極層6aを構成した。
【0017】
その後、スズ89%、残亜鉛、銅(厚さ0.25mm)からなる第2電極層6bを溶射により形成し、粘度800mPa・sの液状エポキシ樹脂を真空度100kPa以下で含浸し、余分に付着した樹脂を除去後、110℃で3時間加熱し、樹脂を硬化させた。
【0018】
このコンデンサ素子3に外部電極として板状端子7を抵抗溶接により取り付けた。
上記のようにして、100VDC、0.1μFのコンデンサを作製した。
【0019】
(比較例1−1〜1−5)
上記実施例と同様に、コンデンサ素子3形成、および第1電極層4a、第2電極層4bを形成した。なお、第1電極層、第2電極層共に樹脂含浸を行わなかった。
上記のようにして、100VDC、0.1μFのコンデンサを作製した。
【0020】
上記の実施例1−1〜1−5、従来例1−1〜1−5、および比較例1−1〜1−5について、260℃、10秒間の無鉛はんだリフローを行い、また、60℃、95%の耐湿性試験を2000時間実施して特性を測定した。ここで、試料数は各10個とした。
その結果を表1に示す。
【0021】
【表1】

【0022】
表1より明らかなように、第1電極層を形成した後にエポキシ樹脂を含浸し、第2電極として電気メッキ層を形成した後、樹脂含浸を行わなかった実施例1−1〜1−5では、リフローはんだ付け後、第2電極層の突沸はなく、耐湿性試験後の静電容量、tanδの変化は従来例1−1〜1−5と比べて遜色なく安定している。
よって、第1電極層と第2電極層に樹脂含浸を行った場合と、第1電極層のみに樹脂含浸を行った場合とで、耐湿性において、大差ないことが分かる。
また、第2電極層まで樹脂含浸を行い、外部電極として板状端子を抵抗溶接により取り付けた従来例1−1〜1−5では、リフローはんだ付け後、第2電極層の突沸が発生した。
さらに、第1電極層、第2電極層に樹脂含浸を行わなかった比較例1−1〜1−5では突沸は発生しなかったが、耐湿試験後の特性が著しく悪化した。
以上より、第2電極層のメッキ層を設けることで、はんだ付けが十分可能となり、外部電極端子を別途、取付ける必要がない。そして、メッキ層の上から樹脂含浸しても耐湿性に変わりはなく、逆に、はんだ付け性向上の面から好ましくない。
【0023】
[実施例2−1〜2−5]
上記実施例1−1〜1−5と同様の材料を使用し、同様の仕様にてコンデンサ素子を作製し、両端面に表2に示す金属を形成して電極引出部の第1電極層4a(厚さ0.15mm)を構成した。
【0024】
このコンデンサ素子に粘度20mPa・sの液状エポキシ樹脂を超音波含浸し、余分に付着した樹脂を除去後、110℃で3時間加熱し、樹脂を硬化させた。
【0025】
樹脂硬化後、180℃、4時間熱処理を行った。次に、第1電極層4a上にニッケル下地メッキと厚さ10μmのスズ−銅合金メッキ層からなる第2電極層4bを無電解メッキで形成した。
なお、無電解メッキ条件は次のとおりとした。
(1)ニッケルメッキ(下地メッキ)
・方式 バレルメッキ
・温度 90±2℃
・浴の組成 硫酸ニッケル、次亜リン酸ナトリウム、硫酸等
(2)スズ−銅合金メッキ
・方式 バレルメッキ
・温度 90±2℃
・浴の組成 硫酸第一スズ、硫酸銅、硫酸等
なお、第2電極層4b形成後、樹脂含浸は行わなかった。
上記のようにして、100VDC、0.1μFのコンデンサを作製した。
【0026】
(従来例2−1〜2−5)
上記実施例と同様に、コンデンサ素子5を形成し、その両端面に表2に示す金属を形成して、電極引出部の第1電極層6aを構成した。
【0027】
その後、スズ89%、残亜鉛、銅(厚さ0.25mm)からなる第2電極層6bを溶射により形成し、粘度20mPa・sの液状エポキシ樹脂を真空度100kPa以下で含浸し、余分に付着した樹脂を除去後、110℃で3時間加熱し、樹脂を硬化させた。
【0028】
このコンデンサ素子に外部電極として板状端子7を抵抗溶接により取り付けた。
上記のようにして、100VDC、0.1μFのコンデンサを作製した。
【0029】
(比較例2−1〜2−5)
上記実施例と同様に、コンデンサ素子形成、および第1電極層4a、第2電極層4bを形成した。なお、第1電極層、第2電極層共に樹脂含浸は行わなかった。
上記のようにして、100VDC、0.1μFのコンデンサを作製した。
【0030】
上記の実施例2−1〜2−5、従来例2−1〜2−5、および比較例2−1〜2−5について、260℃、10秒間の無鉛はんだリフローを行い、また、60℃、95%の耐湿性試験を2000時間実施して特性を測定した。ここで、試料数は各10個とした。
その結果を表2に示す。
【0031】
【表2】

【0032】
表2より明らかなように、第1電極層を形成した後にエポキシ樹脂を含浸し、第2電極層を形成した後の樹脂含浸を行わなかった実施例2−1〜2−5では、リフローはんだ付け後、第2電極層の突沸はなく、耐湿性試験後の静電容量、tanδの変化は従来例2−1〜2−5と比べて遜色なく安定している。
以上より、第2電極層のメッキ層を設けることで、はんだ付けが十分可能となり、外部電極端子を別途、取付ける必要がない。そして、メッキ層の上から樹脂含浸しても耐湿性に変わりはなく、逆に、はんだ付け性向上の面から好ましくない。
また、第2電極層まで樹脂含浸を行い、外部電極として板状端子を抵抗溶接により取り付けた従来例2−1〜2−5では、リフローはんだ付け後、第2電極層の突沸が発生した。
さらに、第1電極層、第2電極層に樹脂含浸を行わなかった比較例2−1〜2−5では突沸は発生しなかったが、耐湿試験後の特性が著しく悪化した。
以上より、第2電極層のメッキ層を設けることで、はんだ付けが十分可能となり、外部電極端子を別途、取付ける必要がない。そして、メッキ層の上から樹脂含浸しても耐湿性に変わりはなく、逆に、はんだ付け性向上の面から好ましくない。
【0033】
ここで、実施例1−1〜1−5は、粘度800mPa・Sのエポキシ樹脂を実施例2−1〜2−5は、粘度20mPa・Sのエポキシ樹脂を使用していたが、エポキシ樹脂の粘度は1〜1000mPa・sが適当である。1mPa・s未満では含浸した樹脂が流れ出すという問題があり、また、1000mPa・sを超えると、含浸率が低下する。
【0034】
また、上記実施例では、第1電極層が銅65%残亜鉛からなる合金、アルミニウム88%残ケイ素からなる合金、アルミニウム44%とケイ素6%と亜鉛50%からなる合金、亜鉛95%で残アルミニウムからなる合金、亜鉛単体のいずれかで構成され、第2電極層がニッケルを下地メッキとし、スズ−銅合金メッキで構成されたものを用いたが、第1電極層が銅60〜70%残亜鉛からなる合金、アルミニウム70〜90%残ケイ素からなる合金、アルミニウム40〜56%とケイ素4%以上と亜鉛40%以上からなる合金、亜鉛90%以上で残アルミニウムのいずれかで構成され、第2電極層がスズ単体、またはスズ95%以上で残銅からなる合金で構成され、ニッケルまたは銅を下地メッキしたものであれば同様の効果が得られる。
なお、第1電極層の厚さは0.1〜0.2mmの範囲が適当である。0.1mm未満では耐電流性が低下し、0.2mmを超えると、小形化する上で好ましくない。
そして、第2電極層のメッキ層の厚さは2〜20μmの範囲が適当である。2μm未満でははんだ付け時の濡れ性が低下し、20μmを超えると、コスト高となるため、好ましくない。
また、上記実施例では、エポキシ樹脂を用いて含浸したが、シリコーン樹脂でも同様の効果を得ることができる。さらに、樹脂硬化の条件は、実施例に限定されるものではなく、コンデンサ素子の大きさ、使用する樹脂により変更することができる。
そして、金属化フィルムもPPSに限定されるものではなく、ポリエチレンテレフタート、ポリエチレンナフタレート等にアルミニウム、亜鉛を蒸着する公知の材料を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の実施例による金属化フィルムコンデンサのコンデンサ素子の断面図である。
【図2】図1のコンデンサ素子の外観図である。
【図3】従来例による金属化フィルムコンデンサのコンデンサ素子の外観図である。
【符号の説明】
【0036】
1 金属化フィルム
1a 金属蒸着部
1b 誘電体フィルム
2 後巻用プラスチックフィルム
3 コンデンサ素子
4a 第1電極層(溶射)
4b 第2電極層(メッキ)
5 コンデンサ素子
6a 第1電極層(溶射)
6b 第2電極層(溶射)
7 外部電極板状端子

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一対の金属化フィルムを巻回した素子に、後巻用プラスチックフィルムを重ね巻きしてコンデンサ素子を形成し、該コンデンサ素子の両端面に電極引出部の第1電極層を形成した後、第2電極層を形成する金属化フィルムコンデンサおよびその製造方法において、
第1電極層を形成したコンデンサ素子に樹脂を含浸した後、樹脂を硬化させ、次に第2電極層を電気メッキまたは無電解メッキにより形成することを特徴とする金属化フィルムコンデンサおよびその製造方法。
【請求項2】
請求項1記載の樹脂が、粘度1〜1000mPa・sのエポキシ樹脂またはシリコーン樹脂であることを特徴とする金属化フィルムコンデンサおよびその製造方法。
【請求項3】
請求項1記載の第1電極層が金属溶射により形成されていることを特徴とする金属化フィルムコンデンサおよびその製造方法。
【請求項4】
請求項1記載の第1電極層が、銅60〜70%残亜鉛からなる合金、アルミニウム70〜90%残ケイ素からなる合金、アルミニウム40〜56%とケイ素4%以上と亜鉛40%以上からなる合金、亜鉛90%以上で残アルミニウムからなる合金、亜鉛単体のいずれかで構成されることを特徴とする金属化フィルムコンデンサおよびその製造方法。
【請求項5】
請求項1記載の第2電極層が、スズ単体、またはスズ95%以上で残銅からなる合金の電気メッキまたは無電解メッキにて形成されていることを特徴とする金属化フィルムコンデンサおよびその製造方法。
【請求項6】
請求項1記載の第2電極層が、ニッケルまたは銅の下地メッキ層を有することを特徴とする金属化フィルムコンデンサおよびその製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2006−12988(P2006−12988A)
【公開日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−185250(P2004−185250)
【出願日】平成16年6月23日(2004.6.23)
【出願人】(000004606)ニチコン株式会社 (656)
【Fターム(参考)】