説明

鉄道車両

【課題】取付位置や角度の調整を簡単かつ確実に行うことができる連結部材によって車体にスカートを取付ける。
【解決手段】車体下方に、車体側取付ブラケット15とスカート側取付ブラケット17と連結軸18とを備えた連結部材を介してスカート12を取付ける。車体側取付ブラケット15に、軸線を車体前後方向に向けたボルト挿通孔15cを有する一対の連結腕15bを、スカート側取付ブラケット17に、軸線を車体前後方向に向けたカラー挿通孔17aを有し、連結腕間に配置される回動腕17bを設ける。カラー19は、先端部にくさび面19cを有する一対のカラー半体19aを、くさび面同士を当接させ軸線を一致させて形成し、カラー挿通孔17aに挿通して連結腕間に配置する。連結軸18は、両連結腕の一方のボルト挿通孔から挿入し、カラーの内部を貫通して他方のボルト挿通孔から雄ねじ部を突出させ、該雄ねじ部18cにナット18bを螺着する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鉄道車両に関し、詳しくは、車体の側部下方にスカートを取り付けた鉄道車両に関する。
【背景技術】
【0002】
高速鉄道車両では、床下の各種機器から発生する音や空力音を低減させるために、車体側部下方にスカートを取り付けることが広く行われている。スカートの取付構造として、車体側に設けられる車体側取付ブラケットと、スカート側に設けられるスカート側取付けブラケットとを連結軸にて連結することにより、車体に対する取付角度の調整やレール方向(前後方向)、枕木方向(車体幅方向)、高さ方向の位置調整が可能で、熱伸縮にも対応可能としたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−207606号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述の特許文献1のものでは、前後方向の位置決めを行う基準連結部は、スペーサの挿入枚数を変更して車体側取付ブラケットとスカート側取付けブラケットとの連結位置を調整するようにしているため、スカートの取付位置を調整する際には、連結軸の連結ボルトを抜いてからスペーサを抜き差ししなければならず、調整作業が繁雑になっていた。一方、熱伸縮に対応した連結部は、両ブラケットの円滑な摺動を可能とするため、連結軸の外周面や連結軸挿通孔の内周面に仕上げ加工を施す必要があり、さらに、連結軸と連結軸挿通孔との摺動面にゴミや雨水が入り込まないように、連結軸挿通孔の両端部にOリングを装着するなどの対策を講じる必要があった。このため、スカートと車体との間の熱伸縮への対応が不要な場合であっても、車体側取付ブラケットやスカート側取付けブラケット、連結軸の加工にも手間がかかるという問題があった。
【0005】
そこで本発明は、車体側部下方へのスカートの取り付けを簡単かつ確実に行うことができるスカート取付構造を備えた鉄道車両を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の鉄道車両は、車体の下方に配置されるスカートを、前記車体に設けられる車体側取付ブラケットと、前記スカートに設けられるスカート側取付ブラケットと、前記車体側取付ブラケットと前記スカート側取付ブラケットとを連結する連結軸とを備えた連結部材によって取り付けた鉄道車両において、前記連結部材は、前記車体側取付ブラケット及び前記スカート側取付ブラケットのいずれか一方に設けられ、軸線を車体前後方向に向けたボルト挿通孔を有する一対の連結腕と、前記車体側取付ブラケット及び前記スカート側取付ブラケットのいずれか他方に設けられて前記一対の連結腕の間に配置されるとともに、軸線を車体前後方向に向けたカラー挿通孔を有する回動腕と、前記カラー挿通孔に挿通されるとともに両連結腕間に配置される管状のカラーと、両連結腕の一方のボルト挿通孔から挿入されて前記カラーの内部を貫通して他方のボルト挿通孔から雄ねじ部を突出させた連結ボルトと、該連結ボルトの前記雄ねじ部に螺着されるナットとを備え、前記カラーは、先端部に軸線に対して傾斜した面からなるくさび面を有する一対のカラー半体を、前記くさび面同士を当接させて両カラー半体の軸線を一致させた状態で形成され、前記カラー挿通孔に挿通した前記カラーを前記両連結腕間に配置するとともに、前記連結ボルトを一方のボルト挿通孔からカラーに挿通して他方のボルト挿通孔から前記雄ねじ部を突出させ、該雄ねじ部に前記ナットを仮止めした状態では、前記カラー挿通孔に対して前記カラーが軸線方向に移動可能かつ回動可能な状態となり、前記ナットを前記連結ボルトに締め付けて両連結腕を近接する方向に変形させたときに、両連結腕の変形に伴って前記カラーが軸方向に圧縮され、一方のカラー半体のくさび面の先端側が他方のカラー半体のくさび面の基部側とカラー挿通孔の内周面との間に圧入され、前記車体側取付ブラケットと前記スカート側取付ブラケットとが圧縮状態のカラー及び連結ボルトを介して連結固定されることにより、前記スカートが前記鉄道車両の車体側部下方に取り付けられていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0007】
本発明の鉄道車両によれば、一対のカラー半体のくさび面同士を突き合わせて当接させるとともに軸線を一致させた状態のカラーを回動腕のカラー挿通孔に挿通し、連結ボルトを両連結腕の各ボルト挿通孔及びカラーに挿通してナットを仮止めした状態では、カラーの外径がカラー挿通孔の内径より小さく形成されているので、車体側取付ブラケットとスカート側取付ブラケットとがカラーの軸線方向に対して位置調整可能で、かつ、カラーを中心として角度調整も可能な状態になる。これにより、車体やスカート、各ブラケットなどの製作誤差を吸収して車体側部下方の所定位置に確実にスカートを配置することができる。スカートの位置調整を行った後に連結ボルトとナットとを締め付けて両連結腕を近接する方向に変形させ、両連結腕の内面でカラーを軸線方向に圧縮すると、カラー半体の先端がくさび面に沿って移動し、両カラー半体の軸線がずれることにより、一方のくさび面の先端側が他方のくさび面の基部側とカラー挿通孔との間に圧入されて食い込んだ状態となることで、カラーの外周面がカラー挿通孔の内周面に圧接してカラーとカラー挿通孔とが固定された状態になり、車体側取付ブラケットとスカート側取付ブラケットとが位置調整後の状態で固定されるので、車体の側部下方の所定の位置に所定の状態でスカートを取り付けることができる。したがって、スカートの位置調整及び固定を容易かつ確実に行うことができ、スカートを備えた鉄道車両の外観を所定の状態に確実に仕上げることができる。また、従来のものに比べて、スペーサの抜き差しが不要で作業性を向上できるとともに、スカート取付後の熱伸縮を考慮した仕上げ加工やOリングの装着が不要であり、スカートと車体との間の熱伸縮への対応が不要な場合のスカート取付構造として、部材製造コストや加工コストの削減を図れる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】図3のI−I断面図である。
【図2】図3のII−II断面図である。
【図3】本発明の鉄道車両における連結部材の一形態例を示す要部の平面図である。
【図4】図5のIVーIV断面図である。
【図5】車体へのスカートの取付状態を示す側面図である。
【図6】スカート側取付ブラケットとカラーと連結軸の分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
高速で走行する鉄道車両における車体11の側部下方には、車体下部の機器や台車からの騒音を遮断したり、走行時の空気抵抗を減らしたりするため、台車部分には台車部スカート12が、それ以外の部分には機器覆い用スカート13がそれぞれ設けられており、さらに、台車部スカート12は、車体前後方向の長短一対のスカートパネル12a,12bに分割されている。これらのスカート12,13は、車体前後方向の複数箇所に設けられた連結部材14を介して車体下部の所定位置に所定の状態で取り付けられている。
【0010】
連結部材14は、車体11の床部材11aの下面に取付ボルト16aで固着される車体側取付ブラケット15と、スカートパネル12aに取付ボルト16bで固着されるスカート側取付ブラケット17と、車体側取付ブラケット15とスカート側取付ブラケット17とを連結する連結軸18とを備えており、連結軸18は、連結ボルト18a及びナット18bと、該連結ボルト18aを挿通するカラー19とを有している。
【0011】
車体側取付ブラケット15は、金属板を加工して形成されたもので、車体11に固着される水平方向の車体固着部15aと、該車体固着部15aから車体外側方向に突出した一対の連結腕15bとを有しており、両連結腕15bには、車体幅方向に長い長孔からなる連結ボルト挿通孔15cが軸線を車体前後方向に向けてそれぞれ形成されている。この連結ボルト挿通孔15cの長さ(長孔の長さ寸法)は、各部の製作誤差などによる車体幅方向の位置調整に必要な適宜な寸法に設定されている。
【0012】
また、スカート側取付ブラケット17は、金属厚板を加工して形成されたもので、前記カラー19を車体前後方向に挿通するための円形のカラー挿通孔17aを有する回動腕17bと、スカートパネル12aに取り付けられるスカート固着部17cとを有しており、スカート固着部17cには、上下方向に長い長孔からなる取付ボルト挿通孔17dが軸線を車体幅方向に向けて形成されている。取付ボルト挿通孔17dの長さ(長孔の長さ寸法)は、各部の製作誤差などによる上下方向の位置調整に必要な適宜な寸法に設定されている。また、スカート固着部17cには、スカート固着部17cに沿って上下方向に移動可能なナット保持部材20が取り付けられており、このナット保持部材20に前記取付ボルト16bが螺合するナット16cがあらかじめ固着されている。
【0013】
前記カラー19は、内径が前記連結ボルト18aを挿通可能な内径で、外径が前記カラー挿通孔17aの内径より小さな外径を有する管状体からなる一対のカラー半体19a,19aを組み合わせて形成されるもので、各カラー半体19aは、基端部が軸線に対して直交する方向の基端面19bとなっており、先端部には、軸線に対して傾斜した面からなるくさび面19cが設けられている。両カラー半体19aは、くさび面19c同士を当接させるとともに、両カラー半体19aの軸線を一致させた状態で、前記連結軸18におけるカラー19として用いられる。
【0014】
両カラー半体19aのくさび面19c同士を突き合わせた状態のカラー19における両基端面19b同士の寸法、即ちカラー19の軸方向の長さは、一対の連結腕15bの対向面同士の間に配置可能な長さであって、本形態例に示すように、座金21を介して一対の連結腕15bの対向面同士の間に配置される場合は、連結腕15bの対向面に設けられる座金21の対向面同士の間隔と等しいか、僅かに短い寸法に設定されている。なお、座金21を使用しない場合のカラー19の軸方向の長さは、連結腕15bの対向面同士の間隔と等しいか、僅かに短い寸法に設定される。
【0015】
前記カラー挿通孔17aに挿通した前記カラー19の両基端面19bを座金21を介して前記両連結腕15b間に配置するとともに、前記連結ボルト18aを、一方の連結腕15b側から各座金21、各連結ボルト挿通孔15c及びカラー19に挿通して他方の連結腕15b側に貫通させ、他方の連結腕15b及び座金21から外方に突出した連結ボルト18aの先端部に形成されている雄ねじ部18cに前記ナット18bを軽く螺合させて仮止めした状態では、カラー19の外径がカラー挿通孔17aの内径より小さいため、カラー挿通孔17aとカラー19とが互いに軸線方向に移動可能かつ回動可能な状態となっている。この仮止め状態における軸線方向への移動可能な寸法、回動可能な角度範囲は、前記同様に、各部の製作誤差などに応じて調整可能な適宜な寸法に設定されている。
【0016】
また、連結ボルト18aとナット18bとが仮止め状態であるから、連結ボルト18aは、連結腕15bに形成した長孔からなる連結ボルト挿通孔15c内を車体幅方向に移動可能な状態となっており、さらに、スカートパネル12aを貫通した取付ボルト16bを、ナット保持部材20に保持したナット16cに螺合させて仮止めした状態では、スカート固着部17cに形成した長孔からなる取付ボルト挿通孔17d内を上下方向に移動可能な状態となっている。
【0017】
したがって、各ボルト、ナットを仮止めした状態では、連結ボルト挿通孔15c内での連結ボルト18aの移動によってスカートパネル12aの車体幅方向位置を、取付ボルト挿通孔17d内での取付ボルト16bの移動によってスカートパネル12aの上下方向位置を、カラー19に対するスカート側取付ブラケット17の軸線方向の移動によってスカートパネル12aの前後方向位置を、カラー19を中心としたスカート側取付ブラケット17の回動によってスカートパネル12aの取付角度を、それぞれ調整してスカートパネル12aを車体11に対してあらかじめ設定された状態に配置することができる。
【0018】
スカートパネル12aを位置決めした後、連結ボルト18aとナット18bとを締め付けていくと、連結ボルト18aとナット18bとの締結力によって両連結腕15bが車体固着部15a側の基部を中心として両連結腕15bの先端側が近接する方向に変形し、この両連結腕15bの変形に伴って、カラー19の両基端面19bが座金21を介して両連結腕15bに押圧され、カラー19が軸方向に圧縮される状態となる。カラー19が軸方向に圧縮されると、両カラー半体19aのくさび面19c同士が滑り合い、両カラー半体19aの軸線がずれて、くさび面19cの先端側が対向するくさび面19cの基部側にそれぞれ乗り上がる状態となり、一方のカラー半体19aのくさび面19cの先端側が、他方のカラー半体19aのくさび面19cの基部側とカラー挿通孔17aの内周面との間に圧入された状態となる。
【0019】
これにより、カラー挿通孔17a内でカラー19がくさびの作用で固定された状態となり、同時に、ナット18bの締め付けによって連結ボルト18aが連結ボルト挿通孔15c内で固定された状態になるので、車体側取付ブラケット15とスカート側取付ブラケット17とがカラー19及び連結ボルト18aを介して連結固定され、スカートパネル12aの車体幅方向位置、前後方向位置及び取付角度が固定される。さらに、取付ボルト16bをナット16cに締め付けることによってスカートパネル12aの上下方向位置が固定されるので、あらかじめ設定された状態で車体11の側部下方にスカートパネル12aが固着される。
【0020】
このように、一対のカラー半体19aのくさび面19c同士を突き合わせた状態のカラー19を、該カラー19の外径より僅かに大きな内径を有するカラー挿通孔17aに挿通し、連結ボルト18aとナット18bとが仮止め状態のときには、カラー19の外周面とカラー挿通孔17aの内周面とを軸線方向に移動可能かつ回動可能に連結した状態にしているので、スカートパネル12aの前後方向の位置調整及び角度調整を容易に行うことができるとともに、スカートパネル12aの位置や角度を調整して位置決めした後は、連結ボルト18aとナット18bとを締め付けることにより、一対のカラー半体19aに形成したくさび面19cによるくさび作用でカラー19をカラー挿通孔17a内で固定することができるので、位置決め後の固定も容易かつ確実に行うことができる。
【0021】
また、一対のカラー半体19aは、管体の中央部を適当な角度、通常は軸線に対して30度程度の角度で斜めに切断することにより、くさび面19cを容易に製作することができ、くさび面19cの部分のみバリ取りなどの簡単な加工を行うだけでよく、外周面の仕上げ加工やOリング装着溝の加工も不要となり、カラー挿通孔17aの内周面の仕上げ加工も不要となることから、部品製作コストの大幅な削減も図れる。
【0022】
なお、本形態例では、台車部スカートの一方のパネルの一つの連結部材を例示して説明したが、機器覆い用のスカートを含めて各スカートパネルを車体下部に取り付ける際も同様であり、スカートの形状は任意である。また、一対の連結腕を有するブラケットをスカート側に、回動腕を有するブラケットを車体側にすることもでき、車体幅方向や上下方向の位置調整は、他の調整構造を採用してもよい。さらに、本形態例に示すような連結部材と、熱伸縮を考慮した従来の連結部材とを使用して一つのスカートパネルを車体に取り付けることもできる。
【符号の説明】
【0023】
11…車体、11a…床部材、12…台車スカート、12a,12b…スカートパネル、13…機器覆い用スカート、14…連結部材、15…車体側取付ブラケット、15a…車体固着部、15b…連結腕、15c…連結ボルト挿通孔、16a,16b…取付ボルト、16c…ナット、17…スカート側取付ブラケット、17a…カラー挿通孔、17b…回動腕、17c…スカート取付腕、17d…ボルト挿通部、18…連結軸、18a…連結ボルト、18b…ナット、18c…雄ねじ部、19…カラー、19a…カラー半体、19b…基端面、19c…くさび面、20…ナット保持部材、21…座金

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車体の下方に配置されるスカートを、前記車体に設けられる車体側取付ブラケットと、前記スカートに設けられるスカート側取付ブラケットと、前記車体側取付ブラケットと前記スカート側取付ブラケットとを連結する連結軸とを備えた連結部材によって取り付けた鉄道車両において、前記連結部材は、前記車体側取付ブラケット及び前記スカート側取付ブラケットのいずれか一方に設けられ、軸線を車体前後方向に向けたボルト挿通孔を有する一対の連結腕と、前記車体側取付ブラケット及び前記スカート側取付ブラケットのいずれか他方に設けられて前記一対の連結腕の間に配置されるとともに、軸線を車体前後方向に向けたカラー挿通孔を有する回動腕と、前記カラー挿通孔に挿通されるとともに両連結腕間に配置される管状のカラーと、両連結腕の一方のボルト挿通孔から挿入されて前記カラーの内部を貫通して他方のボルト挿通孔から雄ねじ部を突出させた連結ボルトと、該連結ボルトの前記雄ねじ部に螺着されるナットとを備え、前記カラーは、先端部に軸線に対して傾斜した面からなるくさび面を有する一対のカラー半体を、前記くさび面同士を当接させて両カラー半体の軸線を一致させた状態で形成され、前記カラー挿通孔に挿通した前記カラーを前記両連結腕間に配置するとともに、前記連結ボルトを一方のボルト挿通孔からカラーに挿通して他方のボルト挿通孔から前記雄ねじ部を突出させ、該雄ねじ部に前記ナットを仮止めした状態では、前記カラー挿通孔に対して前記カラーが軸線方向に移動可能かつ回動可能な状態となり、前記ナットを前記連結ボルトに締め付けて両連結腕を近接する方向に変形させたときに、両連結腕の変形に伴って前記カラーが軸方向に圧縮され、一方のカラー半体のくさび面の先端側が他方のカラー半体のくさび面の基部側とカラー挿通孔の内周面との間に圧入され、前記車体側取付ブラケットと前記スカート側取付ブラケットとが圧縮状態のカラー及び連結ボルトを介して連結固定されることにより、前記スカートが前記鉄道車両の車体側部下方に取り付けられていることを特徴とする鉄道車両。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2012−224257(P2012−224257A)
【公開日】平成24年11月15日(2012.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−94629(P2011−94629)
【出願日】平成23年4月21日(2011.4.21)
【出願人】(000004617)日本車輌製造株式会社 (722)