説明

電磁波防御収納容器および利用方法

【課題】家電機器製品の従来の各種収納容器を廃棄処理するとき、処理に伴う資源化は、焼却処理からの資源化、処理施設で資源化できない、すなわちリサイクルできずに埋め立て処理する大量のゴミからの有害物質の発生が環境汚染に繋がっている。そして、各種家電機器製品から発する電磁波への不安が拡がっている。
【解決手段】本発明の収納容器は、杉の植林により国有林資源活用は未来永劫にわたり再生利用が可能で全てが自然摂理によって生態系に有益となる。最終処理が必要となる収納容器は、使用後の廃棄、ごみ処理においても焼却処理を無くし、CO2削減となり地球上の生態系に安全に還元できる。
低温乾燥45℃以下で乾燥させた杉材は、酵素、油分が温存されていることで電磁波によるプラスイオン化現象を吸収し、電磁波の発生を吸収する杉材の機能を活用し、家電機器製品からの電磁波発生を軽減することにある。住空間に共有する人々に電磁波からの影響を軽減させ、より有用な家電機器製品となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
低温乾燥45℃で乾燥させた杉材で構成され、杉材の黒芯および赤芯の酵素、油分を温存した素材により電気機器自らの電磁波発生防止および電磁波発生からの影響を防止保護することを特徴とする低温乾燥杉材を用いた電磁波防御収納容器および利用方法にかんする。
【0002】
本発明における収納容器は、従来の高温乾燥である45℃を超える杉材は使用せず、日本国産杉材および外国産杉材とも化学肥料などの防腐剤を含浸させた素材を低温乾燥させたものではないことが必須である。薬草の酵素温存限界の乾燥温度と共通する低温乾燥45℃以下で乾燥させた杉材で作られる収納容器である。
【背景技術】
【0003】
従来の各種収納容器は、AS樹脂、PP素材、ポリプロピレン、メタル加工、ステンレス製、プラスチック、遮光ビン、フロストタイプのガラスおよび各種金属、45℃をはるかに超える高温乾燥の木材等で作られているのが大半である。今日における生活用品ならびに家電機器製品においては、各種家電機器製品から発せられる電磁波問題を意識した収納容器づくりの視点がないのである。
【0004】
すなわち、各種家電機器製品から発せられる電磁波の防御から、電磁波防御エプロン、電磁波防御チップ、電磁波防御ペンダントなどがあるが、あくまでも、家電機器製品や電磁波を発する電気機器からの電磁波防御のための製品なのである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
家電機器製品みずから発せられる電磁波の問題を意識した家電機器製品の機能を充填する収納容器はないのが実状である。
【0006】
すなわち従来の各種収納容器は、AS樹脂、PP素材、ポリプロピレン、メタル加工、ステンレス製、プラスチック、遮光ビン、フロストタイプのガラス等各種金属であり、各種収納容器において乾燥室における低温乾燥45℃以下で乾燥させた杉材及び包み込む素材を化学肥料を用いていない電磁波防御収納容器とすることで本発明は、後述の表1、2で示す唾液臨床によって有意性を証明できたことであり従来例とは製造素材物および技術的意義を本質的に異にする。
【特許文献】特許第4437249
【特許文献】特許第4427473
【0007】
生活収納用品である家電製品の従来の各種収納容器を廃棄処理するとき、処理に伴う資源化は、焼却処理からの資源化、処理施設で資源化できない、リサイクルできず埋め立て処理する大量のゴミの有害物質の発生が環境汚染に繋がっている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
各種家電機器製品および医用電気機器製品みずから発せられる電磁波の受け身の各種防御製品にとどまらず、電磁波の発生を防御ならびに吸収し軽減させるために家電機器製品の機能そのものを収納する容器を、低温乾燥45℃以下で乾燥させた杉材を用いることで電磁波の発生を吸収する杉材の機能を活用し、収納容器の中に封じ込み、家電機器製品等からの電磁波発生を軽減することにある。
【0009】
さらに、本発明において、今日の携帯電話、家電機器製品の普及にともなう大量の廃棄処理で再生処理できない日常生活用品および家電機器製品の廃棄処理を、後世に安全な形で還元させることができる。
【0010】
なぜなら、本発明で使用する杉材は、低温乾燥45℃以下の技術を用いた杉材が必須である。特許第4355303号に開示されている。従来の天然乾燥のような年月を要することなく、割れない、そらない、古来の天然乾燥と同じ酵素を温存させ、腐らない、カビない、消臭、癒しを有する杉材能力を短時間で引き出す技術によって乾燥された杉材の酸化防止および還元作用を有する収納容器への提供となる。
【0011】
本発明の収納容器では、全てが自然摂理によって生態系に有益となる素材の構成によりリサイクルが可能で、最終処理が必要となる収納容器は、使用後の廃棄、ごみ処理においても焼却処理を無くし、地球上の生態系に安全に還元できる。
【0012】
天然乾燥の杉材の腐りにくい、カビにくい、消臭、癒しの能力を先人の知恵に学び着眼したものであるが、近年は酸性雨、紫外線等による環境汚染の中での天然乾燥の杉材および科学薬品漬けされた杉材は、本発明の各種収納容器に用いることはできないのである。
【0013】
これにより、防腐剤などの科学薬品漬けされていない低温乾燥杉材を用いた本発明の各種収納容器は、杉材が持つ酵素が温存され、腐りにくい、カビにくい、消臭、癒しの能力を持続する低温乾燥45℃以下で乾燥した杉材(国産杉、外国産杉に限定せず)以外は用いないことで本発明の目的を達成できるのである。
【0014】
薬草の酵素が温存されるボーダーラインである乾燥温度に着眼した低温乾燥45℃以下で製作された杉材を用いた本発明の収納容器により、杉材の黒芯、赤芯部の酵素は温存され、腐りにくい、カビにくい、消臭、癒しの能力を引き出し何百年、何千年と腐らず白アリ等の害虫被害を受けずに屹立する建造物、みそ樽、醤油樽、酒樽等に杉材を用いた先人の知恵に学んだのである。
【0015】
本発明の収納容器である低温乾燥45℃以下で乾燥させた杉材は、電磁波を軽減することについて説明する。
【0016】
今日において住空間は、圧倒的にプラスイオンや超高音波や低周波音に囲まれた環境下にさらされている、すなわち本発明の杉材を用いた収納容器であれば、化学肥料に汚染されていない低温乾燥45℃以下で乾燥された杉材は、酵素、油分が温存されていることで電磁波によるプラスイオン化現象を吸収し、自然森林浴と同じマイナスイオンで充満した状況を作り出しマイナスイオンを増やす働きを利用することで、家電機器製品そのものから発生する電磁波問題を注視し、家電機器製品を使用する人、その住空間に共有する人々に電磁波からの影響を軽減させ、より有用な家電機器製品となる。
【0017】
すなわち、細菌繁殖における周知の事実として、プラスイオン化された素材物および環境下には悪玉菌が増殖し、カビや悪臭そして腐るなどの酸化現象が起こる。一方、マイナスイオン化された素材物および環境下には善玉菌が増殖し、空気を浄化し、酸化を防止する還元作用が有意となるのである。
【0018】
このことから、電気機器の各種組立部材および基板などは、外部からの電磁波に緩衝されないように本発明の収納容器で保持することは極めて重要である。
【0019】
本発明に用いる低温45℃以下で乾燥した杉材に、これを超える過熱や圧縮加工などは加えない、杉材を酸化させ本発明の電磁波防御能力を低下させるのである。よって、本発明の杉材の酵素、油分を温存し電気機器からの電磁波防御及び生体の各部位を包み込み保護することを特徴とする収納容器および各種電気機器のカバー蓋、さらに乗り物移動における座椅子や医用電気機器に用いることで、電磁波からの生体影響を軽減し人類、地球上の生態系にとって有用なのである。
【0020】
日常生活の便利さと比例して電磁波による体調不良や体調不安を危惧する方が増えているのが実状である。各種電気機器、携帯電話、医療機器等において国際基準における電気機器及び医用電気機器の安全性の基準が課せられ、これらを合格することが定められているのである。電池電源であっても電気機器から発せられる電磁波についても厳格な試験テストが組込まれているのである。このことから、医用電気機器の家電機器、パソコン機器、携帯電話、MRI磁気共鳴装置などを含む検査機器の使用時において検査必要のない生体の各部位を電磁波防御および保護は極めて重要であり、成長過程における乳幼児、子どもから高齢者にいたるまで電磁波の影響を軽減することは急務である。
【実施例】
【0021】
以下、本発明の低温乾燥杉材を用いた収納容器に関するシステムキッチンの一例で、図を用いて説明する。図1はシステムキッチン機能を充填する本発明の収納容器の全体構成を示した簡略正面図である。レンジ1、流し台2、調理台スペース3、水道蛇口4、レンジフード表面パネル5である。本発明ではレンジ1および流し台2、調理台スペース3、水道蛇口4を除いて、レンジフード表面パネル5、吊り戸棚前面パネル6、床上厨房および収納設備の前面パネル7などを全て本発明の低温乾燥杉材を用い、前面パネル6および7の内側においても全てが本発明の収納容器であることで前述の家電機器製品みずからが発する電磁波発生を軽減し、調理人並びに住空間に共有する人々に有用な家電機器製品とする。さらに、図2、図3の一例図を説明する。図2は携帯電話機器本体を収納する本発明の収納容器である。イラスト点線部は携帯電話機器本体8で実線のイラストは本発明の収納容器の利用方法による携帯電話機器本体収納容器9で、収納容器から携帯電話の飛び出し防止保護ベルト10である。携帯電話機器を電源ON状態で持参でき電磁波の影響を軽減できる。図3は携帯電話機器本体の受話器部分外側の本発明のカバー蓋である。斜線部のイラスト部は杉材を用いたカバー蓋11で、点線部のイラスト12は携帯電話機器受話器部の外側部で、電池パック蓋13においても11のカバー蓋と同じように本発明に用いる杉材である。
【0022】
図4および図5について説明する。図4の斜視図は本発明の杉材の木くずをつば帽子内側にベルト状に周囲360度内装した図である。図5の斜視図は本発明の木くずをつば無し帽子内側にベルト状に周囲360度内装した図である。図6はヘルメットで本発明の杉材をくり抜き頭全体を包み込む形態で内装した図である。図示せず、木くずを包む仕上げはキルティングおよびパッチワーク仕上げ、ベルト状仕上げ等にこだわらず、本発明での木くずとは杉材加工で発生した全てである。
【0023】
図4、5について説明する。図4の14は本発明の杉材の木くずのずれ防止キルティング仕上げ等で帽子内側にベルト状に周囲360度内装、15は人間の横顔、16はつば帽子、図5の14は本発明の杉材の木くずをキルティング仕上げ等で帽子内側にベルト状に周囲360度内装、17はつば無し帽子、15は人間の横顔、図6について説明する。図6の横面図15は人間の横顔、18の点線部の帽子内側の内装はヘルメットサイズに合わせて本発明の杉材をくり抜いた形態、19はヘルメット外側面、20はヘルメット内装面、21はヘルメットひもである。
【0024】
図4および図5で示した各種帽子素材は絹糸、綿糸、麻、シルク、木材は杉材パルプ、レーヨン、ケナフなどであり、石油または天然ガス製品を原料とした素材ではないことが必須である。図6で示したヘルメット外側面はABS素材で本発明の図6の18で示した帽子内側の内装はヘルメットサイズに合わせて本発明の杉材をくり抜いた形態、20は内装面を絹糸、綿糸、麻、シルク、木材は杉材パルプ、レーヨン、ケナフなどで包む内装で衝撃をやわらげ静電気を発生させない材質で電磁波防御とした。21のヘルメットひもは、20で用いた素材と同じである。
【0025】
図1ー図6の説明のとおり、静電気の発生を起こさない材質に配慮した本発明により、医用電気機器におけるCT装置およびMRI磁気共嗚装置での検査において図6で示したヘルメットの活用は、頭部への電磁波影響を軽減することに役立つと考える。図示しないがCT装置およびMRI磁気共嗚装置使用時に撮影検査部位以外の生体箇所を包み込み保護することで電磁波影響を軽減できるのである。
【0026】
本発明は、家電機器製品の機能を充填する収納容器および家電機器製品本体、そしてシステムキッチンでの利用は防火条例を考慮し過熱部分は除き低温乾燥45℃以下で乾燥した杉材を、図示した携帯電話機器のカバー蓋のように開閉蓋の一部あるいは全面に活用でき、電気の利便性に伴う電磁波防御の収納容器の利用方法はGPS機器、ITS機器など広範囲に役立つものとなる。
【0027】
本発明の各種収納容器使用による生体への電磁波影響の有意製を確認する手段を実施した結果を表1で示す。測定に用いたのは医療分野から一般家庭でも利用している唾液の酸化還元電位測定装置で一般医療機器の酸化還元確認計「アラ!元気」である。携帯電話機器は日本製の一般的な携帯電話を使用した。従来通りに電源切りで携帯電話使用前と電源を入れ使用時間10分において、使用5分後と40分後の唾液の還元差および本発明の図2で示した携帯電話機器本体を収納する収納容器を用いて電源切りで携帯電話使用前と電源を入れ使用時間10分において、使用5分後と40分後の唾液の酸化還元電位をそれぞれ、30代、40代、50代の男女で各1名づつ計6名を1日目は従来通りと2日目は本発明収納容器を用いての唾液測定を実施した。
【0028】
【表1】

【0029】
表1に示すとおり、本発明の一例として携帯電話使用前後における生体への電磁波影響を制御し逆に還元有意に作用することを確認できたことは、本発明における各種利用での電磁波制御が大いに期待できることを示しているのである。
【0030】
表2においては、表1で示した有意性を、さらに検証するため本発明である図4の帽子内側に杉材の木くずをキルティング仕上げ等で360度内装した帽子を用いて表1と同じ携帯電話使用前と電源を入れ使用時間10分において、使用5分後と40分後の唾液の酸化還元電位をそれぞれ、20代、50代、60代の男女で各1名づつ計4名、午前中は従来通り、午後は本発明収納容器を用いて測定を実施。
【0031】
【表2】

【0032】
表2に示したとおり、表1の本発明の携帯電話収納容器でのビフォーアフターと同じく、杉材の木くずをベルト状に周囲360度内装した本発明の図4の帽子を用いたビフォーアフターにおいても唾液の酸化還元電位は有意性を明確に確認でき、本発明の電磁波防御収納容器および利用方法は幅広い活用が可能であることを証明するものである。
【0033】
すでに医学書院の学術誌ー臨床検査2009年 Vol.53 No.7「唾液の臨床検査」にて岡沢クリニック院長 岡澤美江子医師が携帯電話および高電圧送電線下における唾液測定結果を前述の一般医療機器で唾液の酸化還元確認計「アラ!元気」を用いての克明な唾液臨床結果を発表している。
【0034】
マスコミなどで危険であると騒がれているのが携帯電話から出る電波と高電圧送電線や医用電気機器、乗り物および家庭の電化製品から漏れる高周波(マイクロ波など)の電磁波である。本発明の着眼と立証は、唾液の酸化還元電位測定装置を用いての唾液測定によって、はじめて本発明の収納容器が電磁波からの影響を防御することが立証できたのである。
【0035】
このように、体内におよぼす酸化還元作用を計測する測定結果は、唾液を通して携帯電話および高電圧送電線下での電磁波による影響と思われる酸化還元電位値(ORP)の数値は明らかに酸化方向に作用することを医学書院の学術誌「臨床検査2009年 Vol.53 No1.7」で発表されている。そして、唾液は飲食物や生体への影響を腸に吸収され血液を通して唾液に反映することは医学会において公知され、よって唾液は血液と同様の情報が込められていることも公知されている。熱い、痛い、恐怖、にがい、異臭等は瞬間に交感神経に作用して脳に伝わる。ブドウ糖点滴過程で3分以内に脳に伝わり体調回復に反映することが公知されている。飲食においては通常、唾液に反映するのは最低30分かかることから瞬時の交感神経の作用を勘案し5分後と40分経過後の測定を表1、表2の通り実施した。
【発明の効果】
【0036】
以上説明したように本発明に係る低温乾燥杉材を用いた収納容器においては、低温乾燥45℃以下で低温乾燥させた杉材は、従来の高温乾燥杉材の問題点であった割れ、そり等が生じず図1、2、3、4、5、6で示した本発明の微細な加工が可能となったのである。
【0037】
図示しないが、本発明に用いる椅子の台座および背もたれ箇所並びに胴着(袖無しの短いチョッキ含む)、手足、腰等の生体の各部位を包み保護することに用いるだけでなく収納容器およびカバー蓋に杉材を用いた家電電気機器はつぎのとおり、あらゆる家電機器製品への使用が可能となるのである。冷暖房空調機器、冷蔵庫機器、洗濯機器、掃除機器、パソコン機器、液晶パネル搭載の通信機器、ゲーム機器、テレビ機器、ナビ機器、電子レンジ機器、IH機器、GPS機器、ITS機器を充填する収納容器および、これら冷暖房空調機器、冷蔵庫機器、洗濯機器、掃除機器、パソコン機器、液晶パネル搭載の通信機器、ゲーム機器、テレビ機器、ナビ機器、電子レンジ機器、IH機器、GPS機器、ITS機器等のカバー蓋で低温乾燥45℃以下で乾燥させた杉材により各種家電機器製品への収納容器と使用方法が実現する。
【0038】
本発明は、これら収納容器の廃棄処理においても、化石燃料の使用を軽減した粉砕処理若しくは土壌に埋め戻すことで、自然界への還元作用をもたらし、杉の植林により未来永劫にわたり再生可能な国内資源の有効利用となるのである。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】システムキッチン機能を充填する本発明の収納容器の全体構成を示した簡略正面図
【図2】携帯電話機器本体を収納する本発明の収納容器
【図3】携帯電話機器本体の受話器部分外側の本発明のカバー蓋
【図4】本発明の杉材の木くずをつば帽子内側にベルト状に周囲360度内装した斜視図
【図5】本発明の杉材の木くずをつば無し帽子内側にベルト状に周囲360度内装した斜視図
【図6】ヘルメットで本発明の杉材をくり抜き頭全体を包み込む形態で内装した横面図
【符号の説明】
【0040】
1 レンジ
2 流し台
3 調理台スペース
4 水道蛇口
5 レンジフード表面パネル
6 吊り戸棚前面パネル
7 床上厨房および収納設備の前面パネル
8 携帯電話機器本体
9 携帯電話機器本体収納容器
10 収納容器から携帯電話の飛び出し防止保護ベルト
11 杉材を用いたカバー蓋
12 携帯電話機器受話器部の外側部
13 電池パック蓋
14 本発明の杉材の木くずを帽子内側にベルト状に周囲360度内装
15 人間の横画
16 つば帽子
17 つば無し帽子
18 帽子内側の内装はヘルメットサイズに合わせて本発明の杉材をくり抜いた形態
19 ヘルメット外側面
20 ヘルメット内装面
21 ヘルメットひも

【特許請求の範囲】
【請求項1】
低温乾燥45℃以下で乾燥させた杉材で構成され、杉材の黒芯および赤芯の酵素、油分を温存した素材により電気機器そのものからの電磁波発生防止および電磁波発生からの影響を防止することを特徴とする低温乾燥杉材を用いた電磁波防御収納容器および利用方法。
【請求項2】
人間および動植物への電磁波影響を防止することに用いることを特徴とする請求項1に記載の低温乾燥杉材を用いた電磁波防御および利用方法。
【請求項3】
ガス機器機能およびIH機器機能を充填する杉材を用いたシステムキッチンの収納容器であることを特徴とする請求1、2に記載の低温乾燥杉材を用いた電磁波防御収納容器および利用方法。
【請求項4】
携帯電話機器、冷暖房空調機器、冷蔵庫機器、洗濯機器、掃除機器、パソコン機器、液晶パネル搭載の通信機器、GPS機器(位置や時刻確認)、ITS機器(ETC車載器)、加湿空気清浄機、ゲーム機器、テレビ機器、ナビ機器、電子レンジ機器、IH機器などの各機能を充填する杉材を用いた収納容器若しくは、これら各種機能のカバー蓋に用いることを特徴とする請求項1、2、3に記載の低温乾燥杉材を用いた電磁波防御収納容器および利用方法。
【請求項5】
電気機器の各種組立部材および基板などを保管することを特徴とする請求項1に記載の低温乾燥杉材を用いた電磁波防御収納容器および利用方法。
【請求項6】
低温乾燥45℃以下で乾燥させた木くずを用いた帽子、ニット帽子、ヘルメット、ジャケット等で頭部若しくは胸部、背中を包み込むことを特徴とする請求項1、2に記載の低温乾燥杉材を用いた電磁波防御収納容器および利用方法。
【請求項7】
電気電源によるCT装置およびMRI磁気共嗚装置並びに生体診断撮影機器装置等を低温乾燥杉材に収納し撮影箇所若しくは撮影検査部位以外の生体箇所を包み込み保護する機器装置として電磁波防御に用いることを特徴とする請求項1、2、6に記載の低温乾燥杉材を用いた電磁波防御収納容器および利用方法。
【請求項8】
低温乾燥45℃以下で乾燥させた杉材を充填し包み保護する容器素材は化学肥料などの農薬を使用しない絹糸、綿糸、麻、レーヨン、ケナフであり、頭部及び胸部等の体の各局所等に巻き付け使用など自在に活用できるようにしたキルティングおよびパッチワーク、ベルト状仕上げで充填する杉の木くずが、ずれないことを特徴とする請求項1、2、6、7に記載の低温乾燥杉材を用いた電磁波防御収納容器および利用方法。
【請求項9】
乗り物の座椅および椅子の背もたれ部に用いることを特徴とする請求項1、2、6、7、8に記載の低温乾燥杉材を用いた電磁波防御収納容器および利用方法。
【請求項10】
電磁波防御収納容器の構成は利用用途に応じて円筒、円錐、多角形、棒状、平たい等の自由な形状とすることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9に記載の低温乾燥杉材を用いた電磁波防御収納容器および利用方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−254077(P2011−254077A)
【公開日】平成23年12月15日(2011.12.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−115194(P2011−115194)
【出願日】平成23年5月6日(2011.5.6)
【出願人】(500428818)
【Fターム(参考)】