説明

香炉器具

【課題】蓋部材を載置部から取り外す時に薄板が載置部から飛び出るのを防止した香炉器具を提供する。
【解決手段】ヒータガイド20には、投入口21からヒータガイド20の内部に投入された雲母板50が載置される載置台22が形成されている。また、ヒータガイド20の第二の内面20Bには、雲母板50が載置台22に載置されたときに、雲母板50の両端部の上方に位置する突起23、24が形成されている。ここで、ユーザがキャップ30を本体ケース10及びヒータガイド20から取り外す時、この取り外し時に発生する負圧により、雲母板50がヒータガイド20から浮かび上がろうとする。しかし、香炉器具1では、突起23、24が雲母板50の上昇を阻止するため、雲母板50がヒータガイド20から飛び出るのを防ぐことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、香木や香料等の香剤を薄板に載置して、発熱体の発熱によって香剤を加熱する香炉器具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、ヒータ等の発熱体の発熱によって香剤がセットされた薄板を加熱し、該香剤から香気を発生させる香炉器具が知られている。香剤は例えば香木や香料等であり、薄板の材質は、例えば雲母である。
【0003】
ここで、従来の香炉器具では、薄板を載置部に載置する構成となっており、薄板が載置部から取り外し可能となっている。これにより、ユーザは、薄板に付着した油分等の汚れを清掃したり薄板を新品に交換したりする。また、従来の香炉器具は、載置部に対して着脱自在であり装着時に薄板を覆う蓋部材を備えている。ユーザは、当該蓋部材を載置部に装着した状態で香炉器具を持ち運び、所望の場所に香炉器具を設置する。その後、ユーザは、蓋部材を載置部から取り外して香炉器具を使用する。
【0004】
なお、特許文献1において、電源コードを介してAC商用電源に接続され、該AC商用電源を電源とした電気ヒータの発熱によって香剤を加熱する固定設置型の香炉器具が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平9−421公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記従来の香炉器具において、蓋部材の装着時には蓋部材が薄板を覆っている。また、当該薄板は小型軽量である。そのため、従来の香炉器具では、ユーザが蓋部材を載置部から取り外す時、この取り外し時に発生する負圧により、薄板が載置部から飛び出ることがあった。
従って、従来の香炉器具では、ユーザが蓋部材を載置部から取り外す時、薄板が破損したり、薄板を紛失したりするおそれがあった。
【0007】
この発明の目的は、蓋部材を載置部から取り外す時に薄板が載置部から飛び出るのを防止した香炉器具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の香炉器具は、前記課題を解決するために以下の構成を備えている。
【0009】
(1)香剤をセットする薄板が投入される投入口が形成され、前記投入口から投入された前記薄板を載置する載置部と、
前記載置部と前記薄板上の前記香剤を加熱する発熱体とが取り付けられるケーシングと、
前記ケーシングの上部に対して着脱自在であり、装着時に前記薄板を覆う蓋部材と、を備えた香炉器具において、
前記載置部には、前記投入口から前記載置部の内部に投入された前記薄板が載置される載置台が形成され、
前記載置部は、前記薄板が前記載置台に載置されたときに前記薄板の外周と対向する第一の内面と前記第一の内面より前記投入口側にある第二の内面とを有し、
前記載置部は、
前記第一の内面および前記第二の内面の内周が前記薄板の外周より大きい形状に形成され、
前記薄板が前記載置台に載置されたときに前記薄板の端部の上方に位置する突起が、前記第二の内面に形成されたことを特徴とする。
【0010】
この構成において、ユーザは、蓋部材を載置部に装着した状態で香炉器具を持ち運び、所望の場所に香炉器具を設置する。そして、ユーザが蓋部材を載置部から取り外す時、この取り外し時に発生する負圧により、薄板が載置部から上方へ浮かび上がろうとする。薄板の材質は、例えば雲母である。
しかし、この構成では、突起が薄板の上昇を阻止するため、薄板が載置部から飛び出るのを防ぐことができる。従って、薄板が破損したり、薄板を紛失したりすることを防ぐことができる。
【0011】
(2)前記載置部の前記第二の内面には、前記薄板が前記載置台に載置されたときに、前記薄板の両端部の上方に位置する突起が形成され、
前記載置部は、いずれか一方の前記突起の先端から他方の前記突起が形成された前記第二の内面までの長さが、前記薄板の両端の幅の長さより小さい形状に形成されたことを特徴とする。
【0012】
この構成における載置部は、薄板の両端部の上方に2つの突起が位置する形状となっている。
この構成では、ユーザが蓋部材を載置部から取り外す時、薄板の一方の端が第二の内面に当接している場合でも、突起が薄板の上昇を阻止できる。従って、薄板が載置部から飛び出るのを確実に防ぐことができる。
【0013】
(3)前記載置部の前記第二の内面には、前記薄板が前記載置台に載置されたときに、前記薄板の両端部の上方に位置する突起が形成され、
前記載置部は、前記薄板が前記載置台に載置されたときに、いずれか一方の端部の上方に位置する前記突起の先端から他方の端部と対向する前記第一の内面までの長さが、前記薄板の両端の幅の長さより大きい形状に形成されたことを特徴とする。
【0014】
この構成における載置部は、薄板の両端部の上方に2つの突起が位置する形状となっている。
この構成では、ユーザが香炉器具を傾けて薄板の下側の端部を軽く押さえるだけで、薄板の上側の端部が突起から外れる。そのため、薄板に付着した油分等の汚れを清掃したり薄板を新品に交換したりする際、ユーザは、薄板を載置台から容易に取り外すことができる。
【0015】
(4)前記載置部は、前記薄板が前記載置台に載置されたときに前記薄板の両端部の下方に位置する溝が、前記載置台の周囲に形成されたことを特徴とする。
【0016】
この構成では、ユーザが香炉器具を傾けて薄板の下側の端部を軽く押さえるだけで、薄板の下側の端部が溝に入り、薄板の上側の端部が突起から外れる。そのため、薄板に付着した油分等の汚れを清掃したり薄板を新品に交換したりする際、ユーザは、薄板を載置台から一層容易に取り外すことができる。
【0017】
(5)前記突起は、前記載置部とともに一体形成されることを特徴とする。
【0018】
この構成では、突起が載置部とともに一体形成されるため、当該突起を形成するために専用の部品が必要となったり製造工程数が増えたりすることも無い。従って、突起を有する載置部を安価なコストで形成できる。
【発明の効果】
【0019】
この発明によれば、蓋部材を取り外す際に薄板が載置部から飛び出るのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の実施形態に係る香炉器具のキャップ非装着時の外観斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に係る香炉器具のキャップ装着時の要部断面図である。
【図3】本発明の実施形態に係る香炉器具のヒータガイドの外観斜視図である。
【図4】本発明の実施形態に係る香炉器具のキャップの外観斜視図である。
【図5】本発明の実施形態に係る香炉器具のヒータガイドの正面図である。
【図6】図5に示すS−S線における上記ヒータガイドの断面図である。
【図7】図5に示すS−S線における上記ヒータガイドの断面図である。
【図8】本発明の実施形態に係る香炉器具の雲母板取外し時の外観斜視図である。
【図9】図5に示すS−S線における上記ヒータガイドの雲母板取外し時の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の実施形態に係る香炉器具について説明する。
【0022】
図1は、本発明の実施形態に係る香炉器具のキャップ非装着時の外観斜視図である。図2は、同香炉器具のキャップ装着時の図1に示すT−T線における要部断面図であり、主要部以外の断面の図示を省略している。当該T−T線は、キャップ装着時の香炉器具のキャップ上面の中心線を通過する線である。また、図3は、同香炉器具のヒータガイドの外観斜視図であり、図4は、同香炉器具のキャップの外観斜視図である。香炉器具1は、本体ケース10と、電熱ヒータ11と、ヒータガイド20と、キャップ30とを備えている。
【0023】
香炉器具1は、電熱ヒータ11の発熱によって香剤がセットされた雲母板50を加熱し、該香剤から香気を発生させる。雲母板50は小型軽量で透明な雲母製の薄い円板であり、香剤は例えば香木や香料等である。ここで、香炉器具1は、香剤を焚いて嗜む環境において、侘び、寂、静寂、宗教的な情感等を生み出す雰囲気に馴染む。また、香炉器具1は、乾電池を電源とした携帯型の香炉器具であるため、立ち居振る舞いの際、固定設置型の香炉器具のように電源コードが邪魔になることも無く、商用電源が近くにない場所等においても使用できる。
【0024】
なお、ヒータガイド20が、本発明の「載置部」に相当する。また、キャップ30が、本発明の「蓋部材」に相当する。また、電熱ヒータ11が、本発明の「発熱体」に相当する。また、本体ケース10が、本発明の「ケーシング」に相当する。また、雲母板50が、本発明の「薄板」に相当する。
【0025】
図1及び図2に示すように、本体ケース10は、四角筒状の胴部と円筒状の頭部とで形成されており、その断面形状は凸形状となっている。本体ケース10の底部には複数本の乾電池をセットする電池収納部(不図示)が設けられている。
なお、この実施形態では、本体ケース10が四角筒状の胴部と円筒状の頭部とで形成されているが、実施の際は、その他の形状(例えば円筒状の胴部と円筒状の頭部の組み合わせ)でも構わない。
【0026】
図1及び図3に示すように、ヒータガイド20は、本体ケース10の上面に嵌合されている。ヒータガイド20には、香剤をセットする雲母板50が矢印51の方向から投入されるすり鉢状の投入口21が形成されている。ヒータガイド20は、投入口21から投入された雲母板50を載置するための載置台22を有しており、雲母板50は、この載置台22から取り外し可能となっている。これにより、ユーザは、雲母板50に付着した油分等の汚れを清掃したり雲母板50を新品に交換したりする。
【0027】
電熱ヒータ11は、ヒータガイド20の上面を正面視してヒータガイド20の中央となる本体ケース10の上部に取り付けられる。電熱ヒータ11は、電池を電源として発熱し、載置台22に載置された雲母板50を熱する。これにより、雲母板50上にセットされた香剤に熱が伝わり、香剤から香気が発生する。
【0028】
図1及び図4に示すように、キャップ30は、円柱形の開口部を有する四角柱形状で形成されている。また、キャップ30は、本体ケース10の頭部に対して着脱自在であり装着時に雲母板50を覆う(図2参照)。また、キャップ30の内面には2つの突起30Aが形成されている。
なお、この実施形態では、キャップ30が、円柱形の開口部を有する四角柱形状で形成されているが、実施の際は、その他の形状(例えば断面が円形のコップ形状)でも構わない。また、突起30Aに関しても3つ以上形成して構わない。
【0029】
ここで、本体ケース10の頭部にも、キャップ30を本体ケース10の頭部に装着させたときに2つの突起30Aと係合する輪形状の突起10Aが形成されている。2つの突起30Aが輪形状の突起10Aに引っかかることにより、キャップ30が本体ケース10の上部から容易に外れないようにしている。ユーザは、このキャップ30を本体ケース10の頭部に装着した状態で香炉器具1を持ち運び、所望の場所に香炉器具1を設置する。その後、ユーザは、キャップ30を本体ケース10から取り外して香炉器具1を使用する。
【0030】
しかし、図2に示すように、このキャップ30の装着時においてはキャップ30が雲母板50を覆っている。そして、雲母板50は小型軽量の薄板である。そのため、従来の香炉器具では、ユーザがキャップ30を本体ケース10から取り外す時、この取り外し時に発生する負圧により、雲母板50がヒータガイド20から飛び出ることがあった。
【0031】
そこで、この実施形態における香炉器具1では、雲母板50がヒータガイド20から飛び出るのを防ぐため、以下に示すヒータガイド20が備えられている。
【0032】
図5は、本発明の実施形態に係る香炉器具のヒータガイドの正面図であり、図6は、図5に示すS−S線における同ヒータガイドの断面図である。ヒータガイド20には、投入口21からヒータガイド20の内部に投入された雲母板50が載置される載置台22が形成されている。また、ヒータガイド20の第二の内面20Bには、雲母板50が載置台22に載置されたときに、雲母板50の両端部の上方に位置する突起23、24が形成されている。この突起23、24及びヒータガイド20の材質は樹脂であり、突起23、24及びヒータガイド20はモールド金型を用いて射出成形することにより一体形成される。
なお、この実施形態では、突起23、24の材質が樹脂で射出成形により一体形成しているが、実施の際は、他の材質と他の形成方法を採用しても構わない。例えば、突起23、24の材質はゴムであっても良い。
【0033】
また、ヒータガイド20は、雲母板50が載置台22に載置されたときに雲母板50の外周と対向するヒータガイド20の内面である第一の内面20Aの内周が、雲母板50の外周より大きい形状に形成されている。また、第二の内面20Bの内周も、雲母板50の外周より大きい形状に形成されている。
【0034】
以上の構成では、ユーザがキャップ30を本体ケース10及びヒータガイド20から取り外す時、この取り外し時に発生する負圧により、雲母板50がヒータガイド20から浮かび上がろうとする。しかし、香炉器具1では、突起23、24が雲母板50の上昇を阻止するため、雲母板50がヒータガイド20から飛び出るのを防ぐことができる。従って、この香炉器具1によれば、雲母板50が破損したり、雲母板50を紛失したりすることを防ぐことができる。さらに、ヒータガイド20の内部に小さな突起23、24を形成しているだけであるため、香炉器具1の意匠性を低下させることも無い。
【0035】
また、突起23、24はヒータガイド20とともに射出成形することにより容易に一体形成できるため、突起23、24を形成するために専用の部品が必要となったり製造工程数が増えたりすることも無い。従って、突起23、24を有するヒータガイド20を安価なコストで形成できる。
【0036】
次に、ヒータガイド20におけるそれぞれの寸法関係を図7を用いて説明する。図7は、図5に示すS−S線におけるヒータガイドの断面図である。図8は、本発明の実施形態に係る香炉器具の雲母板取外し時の外観斜視図であり、図9は、図5に示すS−S線における該ヒータガイドの雲母板取外し時の断面図である。
【0037】
図7に示すように、ヒータガイド20におけるそれぞれの寸法関係は、「突起23の先端から突起24の先端までの長さA」<「突起24の先端から第二の内面20Bまでの長さB」<「雲母板50の両端の幅の長さC」<「突起24の先端から第一の内面20Aまでの長さD」となっている。即ち、ヒータガイド20は、雲母板50の両端の幅の長さCが、突起24の先端から第二の内面20Bまでの長さBより大きい形状に形成されている。そのため、ユーザがキャップ30を本体ケース10及びヒータガイド20から取り外す時、雲母板50の中心がヒータガイド20の中心軸25から大きくズレて雲母板50の一方の端が第二の内面20Bに当接している場合でも(図7参照)、突起23、24が雲母板50の上昇を確実に阻止できる。
【0038】
また、図7に示すように、ヒータガイド20は、雲母板50が載置台22に載置されたときに、雲母板50のいずれか一方の端部の上方に位置する突起24の先端から他方の端部と対向する第一の内面20Aまでの長さDが、雲母板50の両端の幅の長さCより大きい形状に形成されている。さらに、ヒータガイド20には、雲母板50が載置台22に載置されたときに雲母板50の両端部の下方に位置する溝26が、載置台22の周囲に形成されている。そのため、雲母板50に付着した油分等の汚れを清掃したり雲母板50を新品に交換したりする際、ユーザは、次のようにして雲母板50を載置台22から容易に取り外すことができる。即ち、図8、図9に示すように、ユーザ100が本体ケース10を傾けて雲母板50の一方の端部を矢印53の方向へ軽く押さえるだけで、雲母板50の下側の端部が溝26に入り、雲母板50が矢印54の方向へ容易に倒れる。
【0039】
以上より、この実施形態における香炉器具1によれば、雲母板50がヒータガイド20から飛び出るのを確実に防ぎ、且つ雲母板50を載置台22から容易に取り外すことができる。
【0040】
なお、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0041】
1…香炉器具
10…本体ケース
11…電熱ヒータ
20…ヒータガイド
21…投入口
22…載置台
23、24…突起
25…中心軸
26…溝
30…キャップ
50…雲母板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
香剤をセットする薄板が投入される投入口が形成され、前記投入口から投入された前記薄板を載置する載置部と、
前記載置部と前記薄板上の前記香剤を加熱する発熱体とが取り付けられるケーシングと、
前記ケーシングの上部に対して着脱自在であり、装着時に前記薄板を覆う蓋部材と、を備えた香炉器具において、
前記載置部には、前記投入口から前記載置部の内部に投入された前記薄板が載置される載置台が形成され、
前記載置部は、前記薄板が前記載置台に載置されたときに前記薄板の外周と対向する第一の内面と前記第一の内面より前記投入口側にある第二の内面とを有し、
前記載置部は、
前記第一の内面および前記第二の内面の内周が前記薄板の外周より大きい形状に形成され、
前記薄板が前記載置台に載置されたときに前記薄板の端部の上方に位置する突起が、前記第二の内面に形成されたことを特徴とする香炉器具。
【請求項2】
前記載置部の前記第二の内面には、前記薄板が前記載置台に載置されたときに、前記薄板の両端部の上方に位置する突起が形成され、
前記載置部は、いずれか一方の前記突起の先端から他方の前記突起が形成された前記第二の内面までの長さが、前記薄板の両端の幅の長さより小さい形状に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の香炉器具。
【請求項3】
前記載置部の前記第二の内面には、前記薄板が前記載置台に載置されたときに、前記薄板の両端部の上方に位置する突起が形成され、
前記載置部は、前記薄板が前記載置台に載置されたときに、いずれか一方の端部の上方に位置する前記突起の先端から他方の端部と対向する前記第一の内面までの長さが、前記薄板の両端の幅の長さより大きい形状に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の香炉器具。
【請求項4】
前記載置部は、前記薄板が前記載置台に載置されたときに前記薄板の両端部の下方に位置する溝が、前記載置台の周囲に形成されたことを特徴とする請求項2又は3に記載の香炉器具。
【請求項5】
前記突起は、前記載置部とともに一体形成されることを特徴とする請求項1から4までの何れかに記載の香炉器具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−115377(P2011−115377A)
【公開日】平成23年6月16日(2011.6.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−275410(P2009−275410)
【出願日】平成21年12月3日(2009.12.3)
【出願人】(000001074)クロイ電機株式会社 (49)