駆動モーター着脱式魚釣り用巻取りリールの使用方法とその装置
【課題】 この発明は誰もが容易に取り扱え、且つ、操作性・メンテナンス性・耐久性に優れ、且つ、経済的にも安価な駆動モーター着脱式魚釣り用巻取りリールの使用方法とその装置を開発・提供する事にある。
【解決手段】 既設の魚釣り用巻取りリールと、既設の電動ドライバー等の自動巻取り手段とを、別個に用意し、既設の魚釣り用手動巻取りリールのハンドル或いはハンドルと連結した回転軸を、自動巻取り手段によって回転させることにより、魚釣り用手動巻取りリールの巻取りを、電動力等の自動巻取り手段を利用して巻き取るものである。又、リール本体に内蔵されたハンドル回転軸に連結し、且つ、電動ドライバー等、それぞれの自動巻取り機に適合する形状を有し、且つ、着脱自在な係合部を設けたものである。
【解決手段】 既設の魚釣り用巻取りリールと、既設の電動ドライバー等の自動巻取り手段とを、別個に用意し、既設の魚釣り用手動巻取りリールのハンドル或いはハンドルと連結した回転軸を、自動巻取り手段によって回転させることにより、魚釣り用手動巻取りリールの巻取りを、電動力等の自動巻取り手段を利用して巻き取るものである。又、リール本体に内蔵されたハンドル回転軸に連結し、且つ、電動ドライバー等、それぞれの自動巻取り機に適合する形状を有し、且つ、着脱自在な係合部を設けたものである。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
この発明は、駆動モーター着脱式魚釣り用巻取りリールの使用方法とその装置に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来、魚釣り用巻取りリールには、手動式と電動式の物と両方市販されているが、現状の電動式の物は、駆動モーターをそれぞれに装着しており、重量的に重く、又、コスト的にもかなりコスト高と成り、問題が多い。
【０００３】
又、上記電動式巻取りリールは、構造が複雑で故障も多く、簡単に修理できない為、なかなか一般の素人には扱い難く、コスト的にも高価である。
【０００４】
しかし、現実問題として、特に海釣りで、磯釣りの場合、釣り糸の針先（仕掛け）を遠くまで飛ばす必要がある為、糸を巻き取る時の作業はかなりの労力と時間を必要とする為、誰もが簡単で楽に効率良く糸を巻き取ることが出来、コスト的にも安価な装置及びその使用方法の早期開発・提供が要求されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
これまでに出願されている魚釣り用巻取りリールに関する特許文献を参考の為、紹介する（特許文献１〜２参照）。
【特許文献１】特開２００１−１２８５９７
【特許文献２】特開２００６−２２３２１９
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
そこで、上記課題を解決する為に、この発明は誰もが容易に取り扱え、且つ、操作性・メンテナンス性・耐久性に優れ、且つ、経済的にも安価な駆動モーター着脱式魚釣り用巻取りリールの使用方法とその装置を開発・提供する事にある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
この課題を解決するための手段として、既設の魚釣り用巻取りリールと、既設の電動ドライバー（２）等の自動巻取り手段とを、別個に用意し、既設の魚釣り用手動巻取りリールのハンドル或いはハンドルと連結した回転軸を、自動巻取り手段によって回転させることにより、魚釣り用手動巻取りリールの巻取りを、電動力等の自動巻取り手段を利用して巻き取るものである。
【０００８】
又、リール本体（１）に内蔵されたハンドル回転軸に連結し、且つ、電動ドライバー等、それぞれの自動巻取り機に適合する形状を有し、且つ、着脱自在な係合部を設けたものである。
【発明の効果】
【０００９】
この発明の効果として、既設の魚釣り用巻取りリールと、既設の電動ドライバー等の自動巻き取り機とを、別個に用意し、既設の魚釣り用手動巻取りリールのハンドル回転軸を、既設の電動ドライバー等の動力によって回転させ、魚釣り用手動巻取りリールの巻取りを、電動力を利用して巻き取ることにより、手動巻取りリールが電動式巻取りリールに成る。又、既設の電動ドライバーのソケットレンチの先端部を着脱自在に係合することにより、それぞれ連結し、電動ドライバーの動力を用いて、手動巻取りリール本体のドラム部に巻かれた釣り糸を、巻き取ることで、簡単な構造の電動式巻取りリールに成る。又、係合部を、リール本体のハンドル回転軸の軸芯上の手動巻取り用ハンドル部、又は／及び手動巻取り用ハンドルとは反対側の回転軸の軸芯上の端部に設けたことで、左利き、右利きを問わず、誰もが容易に取り扱え、且つ、操作性・メンテナンス性・耐久性に優れ、且つ、経済的にも安価である等、極めて有益なる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
【図１】この発明の一実施例を示し、スピニングタイプの巻取りリールの左側面図である。
【図２】この発明の一実施例を示し、スピニングタイプの巻取りリールの右側面図である。
【図３】この発明の一実施例を示し、スピニングタイプの巻取りリールの正面図である。
【図４】この発明の一実施例を示し、（Ａ）は既設スピニングタイプの巻取りリールの手動ハンドル軸部の断面図で、（Ｂ）は、手動ハンドル軸部の改造要領を示す断面図で、（Ｃ）は手動ハンドル本体と一体型の六角棒状係合部の一部欠截断面図である。
【図５】既設の電動ドライバーの右側面図である。
【図６】この発明の使用例を示し、スピニングタイプの巻取りリールの取扱い要領を示す斜視図である。
【図７】この発明の使用例を示し、両軸タイプの巻取りリールの取扱い要領を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【００１１】
この発明を実施するための形態として、既設の魚釣り用巻取りリールであって、リール本体（１）に内蔵されたハンドル回転軸に連結し、且つ、電動ドライバー等、それぞれの自動巻取り機に適合する形状を有し、且つ、着脱自在な係合部を設けたことを特徴とする駆動モーター着脱式魚釣り用巻取りリールの装置から構成される。
【実施例１】
【００１２】
そこで、この発明の一実施例を図１〜図５に基づいて詳述すると、図１・図２は一般に市販されている既設の魚釣り用巻取りリールの左側面図と右側面図を示す。又、図３は既設の魚釣り用巻取りリールの正面図を示す。
【００１３】
更に、図４（Ａ）は既設の魚釣り用巻取りリールの手動ハンドル軸部の一部欠截断面図で、図４（Ｂ）は本発明の手動ハンドル回転軸の一部欠截断面図で、図４（Ｃ）は手動ハンドル本体と一体型の六角棒状係合部の一部欠截断面図である。従って、本発明の手動ハンドル回転軸部は、既設の手動ハンドル回転軸部のシールキャップ付連結ネジ（１ｂ'）のキャップ部を除去し、且つ、電動ドライバーのソケットサイズに適合した六角棒状に形成して設けたシールキャップ付六角棒状係合部（１ｂ）に変更したものである。そして、更に手動ハンドル側の回転軸部にも新たに電動ドライバーのソケットサイズに適合した六角ボルトの係合部（１ａ）を軸着して設けることで、使用者の使い勝手に関係なく、右又は左のどちらからでも電動ドライバーを使用してリールを巻き取る事が出来るように改良したものである。又、上記六角ボルト係合部（１ａ）は、図４（Ｃ）に示すように、ネジの緩み対策として、手動ハンドル本体と一体型の六角棒状係合部（１ａ'）に形成しても構わない。
【００１４】
図５は一般に市販されている電動ドライバーの右側面図で、回転軸部には巻取りリールの左右の係合部（１ｂ）（１ａ）にそれぞれ適合し、且つ、回転する時に巻取りハンドルと干渉しないようにする為、ハンドルの長さに適合した、ロングソケットレンチ（２ａ）を軸着したものである。又、前記電動ドライバーは、使用する人の用途や好みや状況に応じて自動変速回転式や高速回転式等の機能を有するものを使用しても構わない。
【００１５】
次に、この発明の取扱い要領について説明すると、例えば利き手が右勝手の人が使用する場合、図７に示すように電動ドライバーを使用してリールの糸を巻き取る場合、まず切り替え用レバー（ｄ）を巻取り側に切り替え、更にリール本体のドラムに糸を巻き付ける為のスプールを巻取り側に倒し、一方側の左手で釣り竿（ＦＲ）を持ち、更に他方側の右手で電動ドライバー（２）を持って、手動巻取りハンドル側の軸部に設けた係合部（１ａ）にロングソケットレンチ（２ａ）を挿着し、電動ドライバーの右回転側のスィッチを押して回転させる。
【００１６】
又、図示はしていないが、利き手が左勝手の人が使用する時は、上記と逆で一方側の右手で釣り竿を持ち、更に他方側の左手で電動ドライバー（２）を持って、手動巻取りハンドルと逆方向に設けた左側の軸部に設けた係合部（１ｂ）にロングソケットレンチ（２ａ）を挿着し、電動ドライバーの左回転側のスィッチを押して回転させる。
【００１７】
この発明の駆動モーター着脱式魚釣り用巻取りリールは、一人で複数本の竿を使用するだけでなく、駆動モーター着脱式魚釣り用巻取りリールを使用して複数人で釣りをする時等でもロングソケットレンチ付（２ａ）電動ドライバー（２）が１台有れば、必要な人が必要に応じて使用出来る為、非常に便利で経済的である。又、当然ながら、魚が釣れた時は電動ドライバーを使用せずに、手動でゆっくり釣りの醍醐味を味わいながら引き上げる事も可能である。
【実施例２】
【００１８】
その他の実施例２として、図示はしないが、実施例１のスピニングタイプの巻取りリールでは巻取りリールの手動ハンドル軸芯部の左右両端部に電動ドライバー等の自動巻取り手段（２）を連結する為の係合部（１ａ）（１ｂ）をそれぞれ設けているが、使用者の必要に応じた使い勝手（利き手）に合わせた一方のみ（右側又は左側）に係合部を設けても構わない。又、係合部を傘歯車又は平歯車等の連結部材を介して、上記の手動ハンドル軸芯部に対して、垂直方向の後部側或いはハンドル軸と平行なリール本体側面等に設けても構わない。
【実施例３】
【００１９】
又、その他の実施例３として、図７に示すように、両軸タイプの巻取りリール（１'）の場合は、ハンドル軸芯にあるハンドル取付ナットの廻り止めカバーと兼用の六角軸付アタッチメント（１ａ"）を用いてリールの糸を巻き取るものである。
【産業上の利用可能性】
【００２０】
この発明の駆動モーター着脱式魚釣り用巻取りリールの使用方法とその装置は、誰もが容易に取り扱え、且つ、操作性・メンテナンス性・耐久性に優れ、且つ、経済的にも安価である為、多くの釣り愛好家及び釣り道具店等、関係市場に寄与する為、産業上の利用可能性を有する。
【符号の説明】
【００２１】
１ 魚釣り用巻取りリール本体
１' 魚釣り用巻取りリール（両軸タイプ）
１ａ 六角ボルト係合部（ハンドル本体取付）
１ａ' 六角棒状係合部（ハンドル本体と一体型）
１ａ" 六角軸付アタッチメント（両軸タイプ）
１ｂ シールキャップ付係合部（ハンドル取付側と反対側）
１ｂ' シールキャップ付連結ネジ
１ｃ 手動巻取り用ハンドル
１ｃ' 手動巻取り用ハンドル（両軸タイプ）
１ｄ 切り替えレバー
２ 電動ドライバー
２ａ ロングソケットレンチ
２ａ' Ｔ字状アタッチメント
２ｂ ロングソケットレンチの先端部
２ｂ' 係止用軸
Ｓ 回転軸の軸芯
ＦＲ 釣り竿
【技術分野】
【０００１】
この発明は、駆動モーター着脱式魚釣り用巻取りリールの使用方法とその装置に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来、魚釣り用巻取りリールには、手動式と電動式の物と両方市販されているが、現状の電動式の物は、駆動モーターをそれぞれに装着しており、重量的に重く、又、コスト的にもかなりコスト高と成り、問題が多い。
【０００３】
又、上記電動式巻取りリールは、構造が複雑で故障も多く、簡単に修理できない為、なかなか一般の素人には扱い難く、コスト的にも高価である。
【０００４】
しかし、現実問題として、特に海釣りで、磯釣りの場合、釣り糸の針先（仕掛け）を遠くまで飛ばす必要がある為、糸を巻き取る時の作業はかなりの労力と時間を必要とする為、誰もが簡単で楽に効率良く糸を巻き取ることが出来、コスト的にも安価な装置及びその使用方法の早期開発・提供が要求されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
これまでに出願されている魚釣り用巻取りリールに関する特許文献を参考の為、紹介する（特許文献１〜２参照）。
【特許文献１】特開２００１−１２８５９７
【特許文献２】特開２００６−２２３２１９
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
そこで、上記課題を解決する為に、この発明は誰もが容易に取り扱え、且つ、操作性・メンテナンス性・耐久性に優れ、且つ、経済的にも安価な駆動モーター着脱式魚釣り用巻取りリールの使用方法とその装置を開発・提供する事にある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
この課題を解決するための手段として、既設の魚釣り用巻取りリールと、既設の電動ドライバー（２）等の自動巻取り手段とを、別個に用意し、既設の魚釣り用手動巻取りリールのハンドル或いはハンドルと連結した回転軸を、自動巻取り手段によって回転させることにより、魚釣り用手動巻取りリールの巻取りを、電動力等の自動巻取り手段を利用して巻き取るものである。
【０００８】
又、リール本体（１）に内蔵されたハンドル回転軸に連結し、且つ、電動ドライバー等、それぞれの自動巻取り機に適合する形状を有し、且つ、着脱自在な係合部を設けたものである。
【発明の効果】
【０００９】
この発明の効果として、既設の魚釣り用巻取りリールと、既設の電動ドライバー等の自動巻き取り機とを、別個に用意し、既設の魚釣り用手動巻取りリールのハンドル回転軸を、既設の電動ドライバー等の動力によって回転させ、魚釣り用手動巻取りリールの巻取りを、電動力を利用して巻き取ることにより、手動巻取りリールが電動式巻取りリールに成る。又、既設の電動ドライバーのソケットレンチの先端部を着脱自在に係合することにより、それぞれ連結し、電動ドライバーの動力を用いて、手動巻取りリール本体のドラム部に巻かれた釣り糸を、巻き取ることで、簡単な構造の電動式巻取りリールに成る。又、係合部を、リール本体のハンドル回転軸の軸芯上の手動巻取り用ハンドル部、又は／及び手動巻取り用ハンドルとは反対側の回転軸の軸芯上の端部に設けたことで、左利き、右利きを問わず、誰もが容易に取り扱え、且つ、操作性・メンテナンス性・耐久性に優れ、且つ、経済的にも安価である等、極めて有益なる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
【図１】この発明の一実施例を示し、スピニングタイプの巻取りリールの左側面図である。
【図２】この発明の一実施例を示し、スピニングタイプの巻取りリールの右側面図である。
【図３】この発明の一実施例を示し、スピニングタイプの巻取りリールの正面図である。
【図４】この発明の一実施例を示し、（Ａ）は既設スピニングタイプの巻取りリールの手動ハンドル軸部の断面図で、（Ｂ）は、手動ハンドル軸部の改造要領を示す断面図で、（Ｃ）は手動ハンドル本体と一体型の六角棒状係合部の一部欠截断面図である。
【図５】既設の電動ドライバーの右側面図である。
【図６】この発明の使用例を示し、スピニングタイプの巻取りリールの取扱い要領を示す斜視図である。
【図７】この発明の使用例を示し、両軸タイプの巻取りリールの取扱い要領を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【００１１】
この発明を実施するための形態として、既設の魚釣り用巻取りリールであって、リール本体（１）に内蔵されたハンドル回転軸に連結し、且つ、電動ドライバー等、それぞれの自動巻取り機に適合する形状を有し、且つ、着脱自在な係合部を設けたことを特徴とする駆動モーター着脱式魚釣り用巻取りリールの装置から構成される。
【実施例１】
【００１２】
そこで、この発明の一実施例を図１〜図５に基づいて詳述すると、図１・図２は一般に市販されている既設の魚釣り用巻取りリールの左側面図と右側面図を示す。又、図３は既設の魚釣り用巻取りリールの正面図を示す。
【００１３】
更に、図４（Ａ）は既設の魚釣り用巻取りリールの手動ハンドル軸部の一部欠截断面図で、図４（Ｂ）は本発明の手動ハンドル回転軸の一部欠截断面図で、図４（Ｃ）は手動ハンドル本体と一体型の六角棒状係合部の一部欠截断面図である。従って、本発明の手動ハンドル回転軸部は、既設の手動ハンドル回転軸部のシールキャップ付連結ネジ（１ｂ'）のキャップ部を除去し、且つ、電動ドライバーのソケットサイズに適合した六角棒状に形成して設けたシールキャップ付六角棒状係合部（１ｂ）に変更したものである。そして、更に手動ハンドル側の回転軸部にも新たに電動ドライバーのソケットサイズに適合した六角ボルトの係合部（１ａ）を軸着して設けることで、使用者の使い勝手に関係なく、右又は左のどちらからでも電動ドライバーを使用してリールを巻き取る事が出来るように改良したものである。又、上記六角ボルト係合部（１ａ）は、図４（Ｃ）に示すように、ネジの緩み対策として、手動ハンドル本体と一体型の六角棒状係合部（１ａ'）に形成しても構わない。
【００１４】
図５は一般に市販されている電動ドライバーの右側面図で、回転軸部には巻取りリールの左右の係合部（１ｂ）（１ａ）にそれぞれ適合し、且つ、回転する時に巻取りハンドルと干渉しないようにする為、ハンドルの長さに適合した、ロングソケットレンチ（２ａ）を軸着したものである。又、前記電動ドライバーは、使用する人の用途や好みや状況に応じて自動変速回転式や高速回転式等の機能を有するものを使用しても構わない。
【００１５】
次に、この発明の取扱い要領について説明すると、例えば利き手が右勝手の人が使用する場合、図７に示すように電動ドライバーを使用してリールの糸を巻き取る場合、まず切り替え用レバー（ｄ）を巻取り側に切り替え、更にリール本体のドラムに糸を巻き付ける為のスプールを巻取り側に倒し、一方側の左手で釣り竿（ＦＲ）を持ち、更に他方側の右手で電動ドライバー（２）を持って、手動巻取りハンドル側の軸部に設けた係合部（１ａ）にロングソケットレンチ（２ａ）を挿着し、電動ドライバーの右回転側のスィッチを押して回転させる。
【００１６】
又、図示はしていないが、利き手が左勝手の人が使用する時は、上記と逆で一方側の右手で釣り竿を持ち、更に他方側の左手で電動ドライバー（２）を持って、手動巻取りハンドルと逆方向に設けた左側の軸部に設けた係合部（１ｂ）にロングソケットレンチ（２ａ）を挿着し、電動ドライバーの左回転側のスィッチを押して回転させる。
【００１７】
この発明の駆動モーター着脱式魚釣り用巻取りリールは、一人で複数本の竿を使用するだけでなく、駆動モーター着脱式魚釣り用巻取りリールを使用して複数人で釣りをする時等でもロングソケットレンチ付（２ａ）電動ドライバー（２）が１台有れば、必要な人が必要に応じて使用出来る為、非常に便利で経済的である。又、当然ながら、魚が釣れた時は電動ドライバーを使用せずに、手動でゆっくり釣りの醍醐味を味わいながら引き上げる事も可能である。
【実施例２】
【００１８】
その他の実施例２として、図示はしないが、実施例１のスピニングタイプの巻取りリールでは巻取りリールの手動ハンドル軸芯部の左右両端部に電動ドライバー等の自動巻取り手段（２）を連結する為の係合部（１ａ）（１ｂ）をそれぞれ設けているが、使用者の必要に応じた使い勝手（利き手）に合わせた一方のみ（右側又は左側）に係合部を設けても構わない。又、係合部を傘歯車又は平歯車等の連結部材を介して、上記の手動ハンドル軸芯部に対して、垂直方向の後部側或いはハンドル軸と平行なリール本体側面等に設けても構わない。
【実施例３】
【００１９】
又、その他の実施例３として、図７に示すように、両軸タイプの巻取りリール（１'）の場合は、ハンドル軸芯にあるハンドル取付ナットの廻り止めカバーと兼用の六角軸付アタッチメント（１ａ"）を用いてリールの糸を巻き取るものである。
【産業上の利用可能性】
【００２０】
この発明の駆動モーター着脱式魚釣り用巻取りリールの使用方法とその装置は、誰もが容易に取り扱え、且つ、操作性・メンテナンス性・耐久性に優れ、且つ、経済的にも安価である為、多くの釣り愛好家及び釣り道具店等、関係市場に寄与する為、産業上の利用可能性を有する。
【符号の説明】
【００２１】
１ 魚釣り用巻取りリール本体
１' 魚釣り用巻取りリール（両軸タイプ）
１ａ 六角ボルト係合部（ハンドル本体取付）
１ａ' 六角棒状係合部（ハンドル本体と一体型）
１ａ" 六角軸付アタッチメント（両軸タイプ）
１ｂ シールキャップ付係合部（ハンドル取付側と反対側）
１ｂ' シールキャップ付連結ネジ
１ｃ 手動巻取り用ハンドル
１ｃ' 手動巻取り用ハンドル（両軸タイプ）
１ｄ 切り替えレバー
２ 電動ドライバー
２ａ ロングソケットレンチ
２ａ' Ｔ字状アタッチメント
２ｂ ロングソケットレンチの先端部
２ｂ' 係止用軸
Ｓ 回転軸の軸芯
ＦＲ 釣り竿
【特許請求の範囲】
【請求項１】
既設の魚釣り用巻取りリールと、既設の電動ドライバー（２）等の自動巻取り手段とを、別個に用意し、既設の魚釣り用手動巻取りリールのハンドル或いはハンドルと連結した回転軸を、自動巻取り手段によって回転させることにより、魚釣り用手動巻取りリールの巻取りを、電動力等の自動巻取り手段を利用して巻き取ることを特徴とする駆動モーター着脱式魚釣り用巻取りリールの使用方法。
【請求項２】
既設の魚釣り用巻取りリールであって、リール本体（１）に内蔵されたハンドル回転軸に連結し、且つ、電動ドライバー等、それぞれの自動巻取り機に適合する形状を有し、且つ、着脱自在な係合部を設けたことを特徴とする駆動モーター着脱式魚釣り用巻取りリールの装置。
【請求項１】
既設の魚釣り用巻取りリールと、既設の電動ドライバー（２）等の自動巻取り手段とを、別個に用意し、既設の魚釣り用手動巻取りリールのハンドル或いはハンドルと連結した回転軸を、自動巻取り手段によって回転させることにより、魚釣り用手動巻取りリールの巻取りを、電動力等の自動巻取り手段を利用して巻き取ることを特徴とする駆動モーター着脱式魚釣り用巻取りリールの使用方法。
【請求項２】
既設の魚釣り用巻取りリールであって、リール本体（１）に内蔵されたハンドル回転軸に連結し、且つ、電動ドライバー等、それぞれの自動巻取り機に適合する形状を有し、且つ、着脱自在な係合部を設けたことを特徴とする駆動モーター着脱式魚釣り用巻取りリールの装置。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【公開番号】特開２０１２−７９（Ｐ２０１２−７９Ａ）
【公開日】平成２４年１月５日（２０１２．１．５）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１０−１４０４０８（Ｐ２０１０−１４０４０８）
【出願日】平成２２年６月２１日（２０１０．６．２１）
【出願人】（５１０１７３０８５）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２４年１月５日（２０１２．１．５）
【国際特許分類】
【出願日】平成２２年６月２１日（２０１０．６．２１）
【出願人】（５１０１７３０８５）
【Ｆターム（参考）】
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