説明

骨削取具

【課題】本発明は、従来にない作用効果を発揮する画期的な骨削取具を提供することを目的とする。
【解決手段】骨1を削取するためのものであって、本体3の先端部に刃板5が垂下され、この刃板5に対して接離可能なスライド体4を有し、前記スライド体4を前記刃板5に近接せしめた状態で、前記本体3を引動し前記刃板5の先端に設けた刃5aにより前記骨1を削取した際、この削取された骨1aが収納される収納空間7が前記スライド体4により形成されたものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、骨を削取するための骨削取具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば歯科で行われるインプラント治療の際、人工歯根(インプラント)を埋め込む部位(骨)を平坦にする目的で削ったり、或いは、人工歯根を埋め込む部位の骨量(高さや厚み)が足りない場合に当該部位へ自家骨を移植する場合があり、その為、自家骨の削取が行われる。
【0003】
そこで、従来から、骨を削取する骨削取具(以下、従来例)が提案されている。
【0004】
この従来例は、棒状の本体の先端に刃板を設けるとともに、この刃板の近傍に該刃板で削取した骨を収納する骨収納ケースを着脱自在に設けた構成であり、本体を握持して刃板で骨の表面を掻くようにすると、この削取された骨は骨収納ケースに収納される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、従来例は、実際の手術現場において、骨収納ケースから削取された骨を取り出す際、本体から骨収納ケースを取り外さなければならず、厄介であり、しかも、本体から骨収納ケースを取り外す際、誤って骨収納ケースに収納された骨をこぼしてしまうことが生じ得るなどの問題点があった。
【0006】
本発明は、前述した問題点を解消する、従来ない作用効果を発揮する画期的な骨削取具を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0008】
骨1を削取するためのものであって、本体3の先端部に刃板5が垂下され、この刃板5に対して接離可能なスライド体4を有し、前記スライド体4を前記刃板5に近接せしめた状態で、前記本体3を引動し前記刃板5の先端に設けた刃5aにより前記骨1を削取した際、この削取された骨1aが収納される収納空間7が前記スライド体4により形成されていることを特徴とする骨削取具に係るものである。
【0009】
また、請求項1記載の骨削取具において、前記スライド体4の先端部は筒状に設けられ、このスライド体4の先端孔部6が前記収納空間7に設定されていることを特徴とする骨削取具に係るものである。
【0010】
また、請求項1,2いずれか1項に記載の骨削取具において、前記スライド体4を前記刃板5に近接せしめた際、前記スライド体4に当接して該スライド体4のスライド移動の抵抗となる当接体8が前記刃板5に設けられていることを特徴とする骨削取具に係るものである。
【0011】
また、請求項3記載の骨削取具において、前記当接体8は前記スライド体4に押圧当接することを特徴とする骨削取具に係るものである。
【0012】
また、請求項3,4いずれか1項に記載の骨削取具において、前記スライド体4には前記当接体8が係止する係止部4dが設けられていることを特徴とする骨削取具に係るものである。
【0013】
また、請求項3〜5いずれか1項に記載の骨削取具において、前記スライド体4を前記刃板5に近接せしめた際、前記当接体8が当接する被当接部9が設けられ、この被当接部9は前記スライド体4に設けられていることを特徴とする骨削取具に係るものである。
【0014】
また、請求項1〜6いずれか1項に記載の骨削取具において、前記本体3の先端部内面には、前記削取された骨1aが載置される骨載置部11が設けられ、この骨載置部11の左右位置には壁部12が設けられ、前記骨載置部11の側方に前記壁部12を設けない部位が設けられるか若しくは前記壁部12に切欠部が設けられ、この壁部12を設けない部位若しくは切欠部は、前記骨載置部11から前記削取された骨1aを排出する骨排出部13に設定されていることを特徴とする骨削取具に係るものである。
【0015】
また、請求項1〜7いずれか1項に記載の骨削取具において、前記本体3の上面部には該本体3を握持する指を掛ける指掛け凸部10が設けられていることを特徴とする骨削取具に係るものである。
【発明の効果】
【0016】
本発明は上述のように構成したから、前述した従来例と異なり、削取された骨が収納された収納空間から該骨を取り出す作業が簡易且つ良好に行えることになるなど、従来にない作用効果を発揮する画期的な骨削取具となる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本実施例を示す斜視図である。
【図2】本実施例を示す側面図である。
【図3】本実施例を示す側断面図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】本実施例に係る要部の断面図である。
【図6】インプラント治療の説明図である。
【図7】本実施例の使用状態説明図である。
【図8】本実施例の使用状態説明図である。
【図9】インプラント治療の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
【0019】
スライド体4を刃板5に近接せしめた状態で本体3を後方に引動し、刃板5の刃5aで骨1の表面を掻くようにすると、骨1は削られる。この削取された骨1aは、スライド体4と刃板5との間隙を介してスライド体4により形成される収納空間7に収納される。
【実施例】
【0020】
本発明の具体的な一実施例について図面に基づいて説明する。
【0021】
本実施例は、骨1を削取するためのものであって、本体3の先端部に刃板5が垂下され、この刃板5に対して接離可能なスライド体4を有するものである。
【0022】
具体的には、本体3は、基部15と、この基部15の下面側に設けられるガイド部16とで構成されており、本体3のサイズは、長さ約13.5cm,巾約1cmの手持ちサイズである。尚、本実施例では基部15とガイド部16を別体としたが一体成形しても良く、また、後述するように素材は合成樹脂に限らず金属製でも良いなど本実施例の特性を発揮するものであれば適宜採用し得るものである。
【0023】
基部15は、図1〜3に図示したように適宜な合成樹脂製の部材で形成した細長長尺体(板状体)である。
【0024】
また、基部15は、先端側の左右側縁に鉤状片15aが垂設されている。
【0025】
この左右の鉤状片15aは、図4に図示したように後述するスライド体4の先端側左右側面に設けられる凹条4cに係止して当該スライド体4のスライド移動をガイドするためのものである。
【0026】
また、基部15には握持する指(人差し指)を掛ける指掛け凸部10が設けられている。
【0027】
この指掛け凸部10は、図1〜3に図示したように基部15の先端側上面に突出状態に設けられており、頂き部10'を境に前後方向に傾斜部10”が連設する山形状に形成されている。この傾斜部10”には凸条10aが巾方向に形成されており、この凸条10aは指を掛けた際の滑り止めである。
【0028】
また、基部15の下面基端位置には凹状の被係止部15bが設けられている。
【0029】
この被係止部15bは、スライド体4を刃板5に近接させた際、スライド体4の基端部に設けた凸状のスライド係止部4bが係止するように構成されている。
【0030】
従って、スライド体4は被係止部15bにスライド係止部4bが係止すると先端側方向及び基端側方向へのスライド移動がロックされる。尚、刃板5に近接するスライド体4の基端側方向へのスライド移動に対しては、後述する当接体8によっても抵抗が生じるように構成されている。
【0031】
また、基部15の先端部下面は平坦面に形成されており、この部位は、基部15を逆さ状態(下面を上向き状態)とするとともに、刃板5に近接するスライド体4を基端側方向にスライド移動させた際、後述する収納空間7に収納された削取された骨1aが載置される骨載置部11として機能するように構成されている。
【0032】
また、この骨載置部11の左右位置には壁部12が設けられ、骨載置部11の側方に壁部12を設けない部位が設けられ、この部位は、骨載置部11から削取された骨1aを排出する骨排出部13として構成されている。
【0033】
具体的には、この壁部12は、後述する刃板5を構成する金属板材17の一部で構成されており、この金属板材17は基部15の先端部上面に重合連結され、その左右側縁を下方へ向けて直角に折曲形成した立ち上がり片12を設け、この立ち上がり片12を基部15の下面にして骨載置部11の左右側縁から突出するように設けて構成されている。
【0034】
尚、骨排出部13は、壁部12に切欠部や窓孔を設けることで構成しても良いし、骨載置部11の左右のいずれか一方にのみ骨排出部13を設けるようにしても良い。
【0035】
また、基部15の基端部にはガイド部16が連設されている。
【0036】
ガイド部16は、図1〜4に図示したように断面円形の棒状体であり、基部15の下面側にして所定間隔を介した位置に平行状態に設けられ、後述する筒状のスライド体4がスライド移動自在に被嵌連結される。
【0037】
また、ガイド部16の先端部は、スライド体4をスライド基端までスライド移動させた際、スライド体4の先端と面一となるように設けられており、スライド体4の先端孔部6内に入った削取された骨1aを押し出す押し出し部として機能するように構成されている。
【0038】
尚、ガイド部16の先端部はスライド体4の先端から突出状態となるように設けても良い。
【0039】
また、本体3の先端部には刃板5が設けられている。
【0040】
この刃板5は、本体3の先端部に該本体3の長さ方向と交差する方向に垂設されている。
【0041】
具体的には、この刃板5は、図1〜4に図示したように適宜な金属製(ステンレス)の板材で形成したものであり、本体3に係る基部15の先端部上面に連結される金属板材17の先端を下方に直角に折曲形成し、この折曲片を基部15の下面にして骨載置部11の先端縁から突出するように設けて構成されている。
【0042】
つまり、この刃板5と前述した壁部12は金属板材17の一部を折曲形成して夫々形成される。
【0043】
この刃板5は、本体3を後方に引動させて骨1の表面を掻き取るように削った際、削取された骨1aが刃板5の内面側に導入される構成である。
【0044】
また、刃板5は、スライド体4をスライド先端に位置せしめた際、スライド体4の先端部(先端孔部6)が当該刃板5の内面に少許の間隙(約0.2mm)を介して近接する。
【0045】
また、刃板5の刃5aは、スライド体4の下端よりも下方に突出するように構成されている。
【0046】
また、刃板5の内面には金属棒製の凸体8が設けられている。
【0047】
この凸体8は、スライド体4をスライド先端に位置せしめた際、スライド体4に当接して該スライド体4の基端側方向へのスライド移動の抵抗となる当接体8として構成されており、この当接体8はスライド体4に押圧当接する。
【0048】
具体的には、前述した基部15の先端部が上下方向に弾性変形することに加え、刃板5も折曲部を介して基端側方向(上方向)への移動に抗する弾性を有しており、よって、この基部15の弾性及び刃板5の弾性により、当接体8はスライド体4に対して押圧当接せしめられている。尚、図示していないが当接体8にはスライド体4に係止して該スライド体4の基端側方向へのスライド移動の抵抗となるスライド抵抗部を設けるようにしても良い。
【0049】
また、本実施例は、スライド体4を刃板5に近接せしめた際、当接体8が当接する被当接部9が設けられ、この被当接部9はスライド体4に設けられている。
【0050】
具体的には、スライド体4をスライド先端に位置せしめた際、当接体8が当接するスライド体4の被当接部9(先端孔部6の上側内壁面)が、本体3と当接体8との間に位置するように設けられており、当接体8は刃板5の基端側方向への移動(退避移動)を阻止するように構成されている。
【0051】
従って、この当接体8により刃板5で骨1を削る抵抗により刃板5が基端側(上方側)へ移動するのが阻止され、刃5aがスライド体4の下端から突出した状態を維持して確実に削れるように構成されている。
【0052】
スライド体4は、図1〜4に図示したように適宜な透明の合成樹脂製の部材を筒状に形成したものである。
【0053】
このスライド体4の先端部は開口しており、この先端開口部を有する先端孔部6は、スライド体4をスライド先端に位置させた際、刃板5の内面に対して少許の間隙を介した状態で近接し、刃板5により閉塞される削取された骨1aの収納空間7を構成する。
【0054】
また、スライド体4には指当て部4aが設けられている。
【0055】
この指当て部4aは、スライド体4がスライド先端に位置した際、前述した本体3の指掛け凸部10の下方位置に位置するように設けられている。
【0056】
また、スライド体4の上面基端位置には凸状のスライド係止部4bが設けられている。
【0057】
このスライド係止部4bは、スライド体4をスライド先端に位置させた際、基部15の下面基端位置に設けた凹状の被係止部15bに係止するように構成されている。尚、係止部4bを凹状とし、被係止部15bを凸状としても良い。
【0058】
また、スライド体4は、図4に図示したように先端側左右側面に本体3に係る基部15の左右側縁に設けた鉤状片15aがスライドする凹条4cが設けられている。
【0059】
また、スライド体4の先端孔部6にして内底面には、該スライド体4の先端開口縁に開口する凹溝が設けられている。
【0060】
この凹溝は、スライド体4の先端孔部6に対して当接体8が入るのを案内するガイドとなり、且つ、スライド体4の軸方向の回転を阻止する係止部4dである。
【0061】
尚、本実施例ではスライド体4の先端部を断面筒状としたが、一部が切欠した断面U字状(断面半円筒状)でも良く、この場合、収納空間7は、スライド体4の内面と本体3の下面とで囲まれた空間で形成され、この収納空間7は刃板5で閉塞される。
【0062】
本実施例は上述のように構成したから、図6に図示したインプラント治療における歯茎20を切開して露出させた骨1(歯槽骨)を削る場合、握持した本体3を後方に引動させ、刃板5で骨1の表面を掻くようにすると、骨1は削られる。この削取された骨1aは、刃板5の内面側に導入され該刃板5とスライド体4(凹部6)との少許の間隙を通過した後、スライド体4で形成される収納空間7に収納される(図7参照)。
【0063】
この削取された骨1aを自家骨として移植する場合、例えば接合材(ハイドロキシアパタイト)と混ぜて移植されるが、収納空間7に収納される削取された骨1aを取り出す際には、基部15を上下逆さ状態としてスライド体4を基端側方向にスライド移動させ、刃板5から先端孔部6を離すことで収納空間7は開放状態となり、削取された骨1aは骨載置部11に載置する。
【0064】
この骨載置部11に載置され外部に露出状態となった削取された骨1aは、当該骨載置部11の左右位置に設けられた骨排出部13から掻き出すようにして取り出すことができる(図8参照)。
【0065】
その後、骨1(歯槽骨)に人工歯根21(インプラント)を埋め込んでインプラント治療は完了する。
【0066】
よって、本実施例によれば、スライド体4をスライド移動させるだけで削取された骨1aを収納する収納空間7を開放することができ、しかも、この収納空間7を開放する操作がスライド操作と言う円滑な操作によるものであるから、不意に削取された骨1aをこぼしたりせず取り出し作業が簡易且つ良好に行えることになる。
【0067】
また、本実施例は、スライド体4を刃板5に近接せしめた際、スライド体4に当接して該スライド体4の基端側方向へのスライド移動の抵抗となる当接体8が刃板5の内面に設けられているから、不意にスライド体4の基端側方向へのスライド移動を抑制し得ることになる。
【0068】
また、本実施例は、当接体8はスライド体4に押圧当接するから、より一層良好にスライド体4の基端側方向へのスライドを抑制し得ることになる。
【0069】
また、本実施例は、スライド体4を刃板5に近接せしめた際、当接体8が当接する被当接部9が設けられ、この被当接部9はスライド体4に設けられているから、刃板5により骨1を削る際、この削り抵抗により刃板5に対して基端側方向へ移動する力が作用するが、スライド体4に当接する当接体8によりこの基端側方向への移動が阻止され、よって、常に刃板5による削り作業が良好に行える状態が得られることになる。
【0070】
また、本実施例は、本体3の先端部内面には、削取された骨1aが載置される骨載置部11が設けられ、この骨載置部11の左右位置には壁部12が設けられ、骨載置部11の側方に壁部12を設けない部位が設けられ(若しくは壁部12に切欠部(窓孔)が設けられ)、この壁部12を設けない部位若しくは切欠部は、骨載置部11から削取された骨1aを排出する骨排出部13に設定されているから、この点においても削取された骨1aを良好に取り出すことができる。
【0071】
また、本実施例は、本体3の上面部には該本体3を握持する指を掛ける指掛け凸部10が設けられているから、刃板5による骨1の表面を掻き取るようにして行う削り作業が良好に行えることになる。
【0072】
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
【符号の説明】
【0073】
1 骨
1a 削取された骨
3 本体
4 スライド体
4d 係止部
5 刃板
5a 刃
6 先端孔部
7 収納空間
8 当接体
9 被当接部
10 指掛け凸部
11 骨載置部
12 壁部
13 骨排出部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
骨を削取するためのものであって、本体の先端部に刃板が垂下され、この刃板に対して接離可能なスライド体を有し、前記スライド体を前記刃板に近接せしめた状態で、前記本体を引動し前記刃板の先端に設けた刃により前記骨を削取した際、この削取された骨が収納される収納空間が前記スライド体により形成されていることを特徴とする骨削取具。
【請求項2】
請求項1記載の骨削取具において、前記スライド体の先端部は筒状に設けられ、このスライド体の先端孔部が前記収納空間に設定されていることを特徴とする骨削取具。
【請求項3】
請求項1,2いずれか1項に記載の骨削取具において、前記スライド体を前記刃板に近接せしめた際、前記スライド体に当接して該スライド体のスライド移動の抵抗となる当接体が前記刃板に設けられていることを特徴とする骨削取具。
【請求項4】
請求項3記載の骨削取具において、前記当接体は前記スライド体に押圧当接することを特徴とする骨削取具。
【請求項5】
請求項3,4いずれか1項に記載の骨削取具において、前記スライド体には前記当接体が係止する係止部が設けられていることを特徴とする骨削取具。
【請求項6】
請求項3〜5いずれか1項に記載の骨削取具において、前記スライド体を前記刃板に近接せしめた際、前記当接体が当接する被当接部が設けられ、この被当接部は前記スライド体に設けられていることを特徴とする骨削取具。
【請求項7】
請求項1〜6いずれか1項に記載の骨削取具において、前記本体の先端部内面には、前記削取された骨が載置される骨載置部が設けられ、この骨載置部の左右位置には壁部が設けられ、前記骨載置部の側方に前記壁部を設けない部位が設けられるか若しくは前記壁部に切欠部が設けられ、この壁部を設けない部位若しくは切欠部は、前記骨載置部から前記削取された骨を排出する骨排出部に設定されていることを特徴とする骨削取具。
【請求項8】
請求項1〜7いずれか1項に記載の骨削取具において、前記本体の上面部には該本体を握持する指を掛ける指掛け凸部が設けられていることを特徴とする骨削取具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−105753(P2012−105753A)
【公開日】平成24年6月7日(2012.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−255550(P2010−255550)
【出願日】平成22年11月16日(2010.11.16)
【出願人】(000105279)ケイセイ医科工業株式会社 (16)
【Fターム(参考)】