説明

高圧洗浄装置およびこれを搭載した高圧洗浄車

【課題】洗浄作業時の燃料消費量を低減すること。
【解決手段】水ポンプを回転駆動するエンジン30、高圧水の流れを検出するフローセンサ34、エンジン30の回転数を設定するアクセルレバー35、アクセルレバー35の高圧水の噴射位置を検出する近接センサ38、エンジン30の回転数の通常モードとオートアクセルモードを切り換えるモード切換スイッチ37、モード切換スイッチ37がオートアクセルモードに切り換えられ、近接センサ38によりアクセルレバー35の高圧水の噴射位置が検出された状態で、フローセンサ34により高圧水の流れを検出したときは、エンジン30の回転数をアクセルレバー35により設定された回転数とし、フローセンサ34により高圧水の流れを検出しないとき、または近接センサ38によりアクセルレバー35の高圧水の噴射位置が検出されないときは、エンジン30の回転数をアイドル回転数とするアクセル制御装置33を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、高圧水により下水管や配水管等の被洗浄管内の洗浄、街路樹の根切断他の下水管路維持関係、トンネル崩落前処理他の土木建設関係や、熱交換器洗浄、タンク洗浄、各種配管洗浄他のプラント維持関係などの各種処理を行うための高圧洗浄装置およびこれを搭載した高圧洗浄車に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、下水管や排水管等の被洗浄管内の洗浄を行う高圧洗浄車が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この種の高圧洗浄車は、先端に洗浄ノズルが設けられたホースと、このホースが巻き付けられるホースリールと、ホースの先端から高圧水を噴出させるための水ポンプとを備える。そして、この高圧洗浄車による洗浄作業時には、ホースの先端部をマンホールから被洗浄管内に挿入しておき、水ポンプを作動させて、ホースの先端の洗浄ノズルから高圧水を噴出させる。
【0003】
この種の高圧洗浄車ではPTOを介してエンジンにより駆動させる水ポンプによって高圧水を得ている。このとき、高圧水を得るためにはエンジンの回転数を上げて水ポンプを駆動する必要がある。従来、このエンジンの回転数の調整は、エンジンのアクセルレバーを操作することで行っているが、作業開始当初に調整した後は高い回転数に固定されたままとなっており、エンジンの燃料費および騒音の面で問題が生じる。
【0004】
この点に関して、例えば特許文献2には、エンジンの動力により高圧ポンプを駆動し、高圧ポンプの高圧水をアンロード弁(調圧弁)と開閉操作弁とを介して放水ノズルに接続した高圧洗浄車の高圧放水装置において、アンロード弁(調圧弁)と放水ノズルとの間の高圧水路の途中に流量センサを設け、流量センサの信号を入力して流量が低くなると、エンジンのアクセルを低下させるように制御する制御回路を設けたことにより、放水停止時にエンジンの回転数を低下させ、騒音を小さくしたものが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実用新案登録第2510670号公報
【特許文献2】登録実用新案第3002657号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献2に記載の高圧洗浄車では流量センサの信号のみに基づいてエンジンのアクセルを低下させるようにしているが、アクセル制御装置により電子ガバナを調整することができないので、エンジンの回転数を複雑に制御することができないなどの問題がある。
【0007】
そこで、本発明においては、洗浄作業時の燃料消費量を低減することが可能な高圧洗浄装置およびこれを搭載した高圧洗浄車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の高圧洗浄装置は、高圧水を生成する水ポンプと、水ポンプに連結されて水ポンプを回転駆動するエンジンと、高圧水の流れを検出するフローセンサと、エンジンの回転数を設定する手動アクセルと、手動アクセルの高圧水の噴射位置を検出する高圧水噴射センサと、エンジンの回転数の通常モードとオートアクセルモードとを切り換える切換スイッチとを有する高圧洗浄装置において、切換スイッチがオートアクセルモードに切り換えられ、かつ高圧水噴射センサにより手動アクセルの高圧水の噴射位置が検出された状態で、フローセンサにより高圧水の流れを検出したときは、エンジンの回転数を手動アクセルにより設定された回転数とし、フローセンサにより高圧水の流れを検出しないとき、または高圧水噴射センサにより手動アクセルの高圧水の噴射位置が検出されないときは、エンジンの回転数をアイドル回転数とするアクセル制御装置とを有するものである。
【0009】
本発明によれば、切換スイッチがオートアクセルモードに切り換えられ、かつ高圧水噴射センサにより手動アクセルの高圧水の噴射位置が検出された状態で、フローセンサにより高圧水の流れを検出したときは、エンジンの回転数を手動アクセルにより設定された回転数とし、フローセンサにより高圧水の流れを検出しないとき、または高圧水噴射センサにより手動アクセルの高圧水の噴射位置が検出されないときは、エンジンの回転数をアイドル回転数とするので、洗浄作業時の燃料消費量を低減することが可能となる。
【0010】
また、アクセル制御装置は、エンジンを電子制御するエンジンコントロール装置に対してスロットルセンサと同様の電圧を出力することによりエンジンの回転数を制御するものであることが望ましい。これにより、アクセル制御装置の電圧出力をエンジンコントロール装置に接続するだけで良いため、エンジンコントロール装置の改造を行う必要がない。
【発明の効果】
【0011】
(1)高圧水を生成する水ポンプと、水ポンプに連結されて水ポンプを回転駆動するエンジンと、高圧水の流れを検出するフローセンサと、エンジンの回転数を設定する手動アクセルと、手動アクセルの高圧水の噴射位置を検出する高圧水噴射センサと、エンジンの回転数の通常モードとオートアクセルモードとを切り換える切換スイッチとを有する高圧洗浄装置において、切換スイッチがオートアクセルモードに切り換えられ、かつ高圧水噴射センサにより手動アクセルの高圧水の噴射位置が検出された状態で、フローセンサにより高圧水の流れを検出したときは、エンジンの回転数を手動アクセルにより設定された回転数とし、フローセンサにより高圧水の流れを検出しないとき、または高圧水噴射センサにより手動アクセルの高圧水の噴射位置が検出されないときは、エンジンの回転数をアイドル回転数とするアクセル制御装置とを有することにより、洗浄作業時の燃料消費量を低減し、燃料代を削減することが可能となる。
【0012】
(2)アクセル制御装置が、エンジンを電子制御するエンジンコントロール装置に対してスロットルセンサと同様の電圧を出力することによりエンジンの回転数を制御するものであることにより、アクセル制御装置の電圧出力をエンジンコントロール装置に接続するだけで良いため、エンジンコントロール装置の改造を行う必要がない。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の実施の形態における高圧洗浄車の側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の背面図である。
【図4】本実施形態における高圧洗浄車の水配管を示す図である。
【図5】図1の吸引車のエンジンの回転数制御系を示すブロック図である。
【図6】操作盤内部のアクセルレバーおよびアクセルセンサ近傍を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図7】エンジンの回転数制御のフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1は本発明の実施の形態における高圧洗浄車の側面図、図2は平面図、図3は背面図である。図1から図3に示すように、本実施形態における高圧洗浄車1は、車台10上に、水を貯留するタンク11と、水ポンプ60(図4参照。)を収容するポンプ室12と、第1ホースとしての大ホース2aが巻き付けられる第1ホースリールとしての大ホースリール2と、第2ホースとしての小ホース3aが巻き付けられる第2ホースリールとしての小ホースリール3と、大ホースリール2および小ホースリール3の回転駆動や大ホース2aおよび小ホース3aからの高圧水の噴出の操作を行うための操作盤4とからなる高圧洗浄装置が搭載されたものである。
【0015】
大ホースリール2、小ホースリール3および操作盤4は、鉛直軸回りに回転可能なターンテーブル5を介して車台10の後端部に搭載されている。大ホース2aの先端には洗浄ノズル2bが、小ホース3aの先端には洗浄ガン3bがそれぞれ取り付けられる(図4参照。)。洗浄ノズル2bは、高圧水を大ホース2aの先端から斜め後方に向かって噴出するように構成されており、これによって大ホース2aに推進力が与えられるようになっている。また、洗浄ガン3bは、マンホール周辺を洗浄するために適宜噴射され、そのたびに小ホース3a内の水の流れが止まったり、流れたりするようになっている。なお、小ホース3aの先端には、洗浄ガン3bに代えて洗浄ノズルを取り付けることも可能である。
【0016】
次に、本実施形態における高圧洗浄車1の水配管について説明する。図4は本実施形態における高圧洗浄車1の水配管を示す図である。図4に示す水ポンプ60は、図示しないプーリ・Vベルト、ドライブシャフトおよびPTO(動力取出装置)14(図5参照。)を介して連結されたエンジン30(図5参照。)により駆動される。そして、この水ポンプ60は、その吸込側60aが配管70、ストレーナ80、配管72,73,74によりタンク11の底部に連通され、その吐出側60bが配管75、調圧弁61、配管76、弁62,63、大ホースリール2および小ホースリール3を経て、それぞれ大ホース2aおよび小ホース3aに連通されている。
【0017】
なお、図4において77は、弁64を通じてタンク11へ水を戻す配管である。また、65,66,67,68はドレン弁、78は弁69を通じてタンク11へ注水する配管である。また、配管76の途中には、高圧水の流れを検出するフローセンサ34が設けられている。
【0018】
調圧弁61は、遠隔操作される三方弁の機能も有している。配管75は調圧弁61の流入ポート61aに接続されている。配管76は調圧弁61の流出ポート61bに接続されている。また、調圧弁61のリターンポート61cは、リターン配管79を介してタンク11に接続されている。この調圧弁61はオン状態では配管75から流れてきた水を配管76へ導く。但し、調圧弁61は、所定の設定圧力以上になると、水の一部を、リターン配管79を通じてタンク11に逃がすことによって圧力を上記設定圧力に調整する。一方、調圧弁61はオフ状態では、配管75から流れてきた水をリターン配管79に導き、タンク11へ排出する。
【0019】
次に、図5を参照して、高圧洗浄車1のエンジンの回転数制御系について説明する。図5は図1の高圧洗浄車1のエンジンの回転数制御系を示すブロック図である。
【0020】
図5に示すように、高圧洗浄車1は、エンジン30の回転数を調整する電子ガバナ31と、電子ガバナ31に制御電圧を送出することによりエンジン30を電子制御するエンジンコントロール装置としてのECU(エンジンコントロールユニット)32とを備えている。また、前述のように車台10上に搭載された操作盤4内に、図5に示すアクセル制御装置33、フローセンサ34、アクセルレバー35、アクセルセンサ36、モード切換スイッチ37およびオートアクセルランプ37aが設けられている。また、アクセルレバー35には、アクセルレバー35の高圧水の噴射位置を検出する近接センサ38が設けられている。モード切換スイッチ37は、エンジン30の回転数の通常モードとオートアクセルモードとを切り換えるための切換スイッチである。オートアクセルランプ37aは、モード切換スイッチ37によりオートアクセルモードが選択された際に点灯するLEDランプである。
【0021】
図6は操作盤4内部のアクセルレバー35およびアクセルセンサ36近傍を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図である。図6に示すように、アクセルレバー35はピン35aにより回動自在に軸支されており、ブラケット36a、ロッド36bおよびリンク36c,36dを介してアクセルセンサ36に連結されている。また、アクセルレバー35には、近接センサ38により検出する被検出片38aが設けられている。近接センサ38は、この被検出片38aの検出の有無により高圧水の噴射の有無を判断する高圧水噴射センサとして機能し、その検出信号はアクセル制御装置33に入力される。
【0022】
また、アクセルレバー35はエンジン30の回転数を手動により設定するための手動アクセルである。アクセルセンサ36はアクセルレバー35の操作量に応じた電圧を出力するものであり、アクセル制御装置33はこのアクセルセンサ36から入力された電圧に応じてシャシ側スロットルセンサと同様の電圧(以下、「スロットル電圧」と称す。)をECU32に対して出力することにより、エンジン30の回転数を制御する。
【0023】
上記構成の高圧洗浄車1の洗浄ガン3bから高圧水を噴射する場合、水ポンプ60を駆動させ、弁64を閉め、弁63を開いて、小ホース3aの先端の洗浄ガン3bから高圧水を噴出させる。水は、タンク11から配管74,73,72、ストレーナ80および配管70を通じて水ポンプ60に吸い込まれて加圧され、配管75、調圧弁61、配管76、弁63および小ホースリール3を経て、小ホース3へと供給される。このとき、本実施形態における高圧洗浄車1では、以下の手順によりエンジンの回転数を制御する。図7はエンジンの回転数制御のフロー図である。
【0024】
まず、アクセル制御装置33の電源はオフの状態であり(S100)、高圧洗浄車1のキーSW30aをオンとしてエンジンを始動させると(S101)、アクセル制御装置33の電源をオンとさせる(S102)。次に、PTO14のオン信号が入力され(S103)、モード切換スイッチ37が通常モードの場合には(S104)、アクセルレバー35を操作すると(S105)、アクセル制御装置33は、アクセルセンサ36から入力された電圧に応じたスロットル電圧をECU32に対して出力する(S106)。これにより、エンジン30は、アクセルレバー35により設定された回転数となるようにECU32により制御される。
【0025】
このとき、高圧水噴射センサとしての近接センサ38からオン信号が出力、すなわちアクセルレバー35の高圧水の噴射位置が検出されると(S107)、調圧弁61をオン状態とし、小ホース3aから高圧水が噴射される(S108)。また、高圧水噴射センサとしての近接センサ38からオン信号が出力されない場合、すなわちアクセルレバー35の高圧水の噴射位置が検出されないと(S107)、調圧弁61をオフ状態とし、小ホース3aからの高圧水の噴射が停止する(S109)。そして、PTO14のオフ信号により、アクセル制御装置33の制御は終了する(S114)。
【0026】
一方、モード切換スイッチ37がオートアクセルモードの場合(S104)、アクセルレバー35を操作すると(S110)、近接センサ38の接点出力がオンすなわち高圧水噴射センサがオン(S111)、かつフローセンサ34の接点出力がオン(小ホース3aから高圧水を噴射状態)のときは(S112)、アクセル制御装置33は、アクセルセンサ36から入力された電圧に応じたスロットル電圧をECU32に対して出力する(S113)。これにより、エンジン30は、アクセルレバー35により設定された回転数となるようにECU32により制御される。そして、PTO14のオフ信号により、アクセル制御装置33の制御は終了する(S114)。
【0027】
また、モード切換スイッチ37がオートアクセルモードの場合(S104)であって、近接センサ38の接点出力がオフすなわち高圧水噴射センサがオフ(S111)、またはフローセンサ34の接点出力がオフ(小ホース3aからの高圧水の噴射が停止状態)のときは(S112)、アクセル制御装置33は、エンジン30の回転数がアイドル回転数となるようにECU32にスロットル電圧を出力する(S115)。
【0028】
なお、アクセル制御装置33は、アクセルレバー35の操作量に関わらず、エンジン30の使用最高回転数を超えないようにスロットル電圧を出力するようになっている。
【0029】
以上のように、本実施形態における高圧洗浄車1では、モード切換スイッチ37がオートアクセルモードに切り換えられ、かつ近接センサ38によりアクセルレバー35の高圧水の噴射位置が検出された状態で、フローセンサ34により高圧水の流れを検出したときは、エンジン30の回転数をアクセルレバー35により設定された回転数とし、フローセンサ34により高圧水の流れを検出しないとき、または近接センサ38によりアクセルレバー35の高圧水の噴射位置が検出されないときは、エンジン30の回転数をアイドル回転数とするので、洗浄作業時の燃料消費量を低減することが可能となる。
【0030】
また、本実施形態における高圧洗浄車1では、アクセル制御装置33がエンジン30を電子制御するECU32に対してシャシ側スロットルセンサと同様の電圧を出力することによりエンジン30の回転数を制御するものであるため、アクセル制御装置33の電圧出力をECU32に接続するだけで良い。したがって、ECU32の改造を行う必要がなく、安価に吸引作業時の燃料消費量を低減することが可能な高圧洗浄装置およびこれを搭載した高圧洗浄車1を提供できる。
【産業上の利用可能性】
【0031】
本発明は、高圧水により下水管や配水管等の被洗浄管内の洗浄、街路樹の根切断他の下水管路維持関係、トンネル崩落前処理他の土木建設関係や、熱交換器洗浄、タンク洗浄、各種配管洗浄他のプラント維持関係などの各種処理を行うための高圧洗浄装置およびこれを搭載した高圧洗浄車として有用であり、特に、洗浄作業時の燃料消費量を低減することが可能な高圧洗浄装置およびこれを搭載した高圧洗浄車として好適である。
【符号の説明】
【0032】
1 高圧洗浄車
2 大ホースリール
2a 大ホース
2b 洗浄ノズル
3 小ホースリール
3a 小ホース
3b 洗浄ノズル
4 操作盤
5 ターンテーブル
10 車台
11 タンク
12 ポンプ室
14 PTO
30 エンジン
31 電子ガバナ
32 ECU
33 アクセル制御装置
34 フローセンサ
35 アクセルレバー
36 アクセルセンサ
37 モード切換スイッチ
37a オートアクセルランプ
38 近接センサ
60 水ポンプ
61 調圧弁
62,63,64,69 弁
65,66,67,68 ドレン弁
70,72,73,74,75,76,77,78 配管
79 リターン配管
80 ストレーナ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
高圧水を生成する水ポンプと、
前記水ポンプに連結されて前記水ポンプを回転駆動するエンジンと、
前記高圧水の流れを検出するフローセンサと、
前記エンジンの回転数を設定する手動アクセルと、
前記手動アクセルの高圧水の噴射位置を検出する高圧水噴射センサと、
前記エンジンの回転数の通常モードとオートアクセルモードとを切り換える切換スイッチとを有する高圧洗浄装置において、
前記切換スイッチがオートアクセルモードに切り換えられ、かつ前記高圧水噴射センサにより前記手動アクセルの高圧水の噴射位置が検出された状態で、前記フローセンサにより前記高圧水の流れを検出したときは、前記エンジンの回転数を前記手動アクセルにより設定された回転数とし、前記フローセンサにより前記高圧水の流れを検出しないとき、または前記高圧水噴射センサにより前記手動アクセルの高圧水の噴射位置が検出されないときは、前記エンジンの回転数をアイドル回転数とするアクセル制御装置と
を有する高圧洗浄装置。
【請求項2】
前記高圧水噴射センサは、前記手動アクセルの高圧水の噴射位置を検出する近接センサである請求項1記載の高圧洗浄装置。
【請求項3】
前記アクセル制御装置は、前記エンジンを電子制御するエンジンコントロール装置に対してスロットルセンサと同様の電圧を出力することにより前記エンジンの回転数を制御するものである請求項1または2に記載の高圧洗浄装置。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載の高圧洗浄装置が搭載された高圧洗浄車。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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