説明

住友金属工業株式会社により出願された特許

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【課題】低温靭性に優れ多目的タンク用に鋼材として好適な低降伏比低温用鋼を提供する。
【解決手段】低温用鋼は、C、Si、Mn、P、S、Nb、Ti、sol.AlおよびNを含有し、Cu、Ni、CrおよびMoの2種以上を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、(1)式のSP1が0.06〜0.12%であって、板厚をtとして表面からt/4の位置において、組織がフェライト組織と硬質組織の複相組織であり、フェライト組織の面積率が80%以上であり、(2)式を満たす硬質組織を100μm四方の領域に15個以上含み、当該硬質組織の円相当平均粒径が2〜5μmであり、フェライト組織の円相当平均粒径が7.5〜20μm、そのアスペクト比が2.0以下である。
SP1=Cr/5+Mo/3+(Cu+Ni)/15・・・(1)
Hvh/Hvm≧3.0・・・(2)
Hvh、Hvmは、それぞれ硬質組織、フェライト組織のビッカース硬さを示す。 (もっと読む)


【課題】被圧延材を予め加熱してから可逆式圧延機による温間で複数パスのリバース圧延を行うことによりオーステナイト系ステンレス鋼帯を製造する際に、圧延速度が50m/min未満の非定常域での加工硬化の発生を抑制して全長を高能率で圧延し、高い歩留まりでオーステナイト系ステンレス鋼帯を製造する。
【解決手段】直列6段圧延機4による非定常域における圧延を行われている際の被圧延材2の表面におけるクーラントの存在領域を、直列6段圧延機4の出側では被圧延材の幅方向の全ての表面を覆って流動するクーラントが存在しないとともに、入側では被圧延材2がワークロール5a,5bに接触する位置から圧延方向と反対方向へ500mm以内となる位置までの範囲のみにクーラントが存在するように、複数パスの少なくとも1パスにおいて調整することによって、圧延時の被圧延材2の温度が50℃未満に低下しないようにする。 (もっと読む)


ねじ山付き接続部の組立てのためのフィルム形成用潤滑剤組成物は、ねじ山付き管状接続部(JF)のコンポーネント(T2、T1)のねじ山付き要素(EM、EF)の少なくとも1つのねじ山(FE、FI)および組立当接部(BVM、BVF)を、ねじ山(FE、FI)および上記組立当接部(BVM、BVF)に接着する固体フィルムで覆うように意図されており、上記組立当接部(BVM、BVF)は、端部組立相の間に上記ねじ山付き管状接続部(JF)の別のコンポーネント(T1、T2)の別の当接部(BVF、BVM)を接触支持するように意図されており、上記潤滑剤組成物は、マトリクスを含む。マトリクスは、潤滑の補完物として、上記組成物に、少なくとも閾値に等しい肩トルクを与えるように選択された、少なくとも1つの流動抵抗性材料をさらに含む。 (もっと読む)


【課題】 適度な機械的強度を有しつつ形状安定性に優れた純ニッケル薄板を提供することにある。
【解決手段】 ビッカーズ硬さHV0.3が100〜200の範囲にあり、引張試験における引張強度T.S.の0.2%耐力Y.S.に対する比R(=T.S./Y.S.)が下記式(1)の条件を満たすことを特徴とする純ニッケル薄板。
R>3.0−0.01×HV0.3・・・・(1) (もっと読む)


【課題】H形鋼等のフランジを有する形鋼の寸法精度、特にフランジ厚さを均一にすることができる製造方法を提供する。
【解決手段】ブレイクダウン圧延機で粗形鋼片に圧延した後、粗ユニバーサル圧延機群で、ウエブ厚さと、フランジ厚さ及びフランジ幅を圧延し、その後、仕上げユニバーサル圧延機で仕上げ圧延を行ってフランジを有する形鋼を製造するに際し、粗ユニバーサル圧延機群を構成する粗ユニバーサル圧延機11に、外周面11aaの形状を円弧状とした垂直ロール11aと、垂直ロール11aの外周面11aaと相対する側面部分11baを円弧状とした水平ロール11bを使用する。 (もっと読む)


【課題】ベル・アーマー型炉頂装置により、鉱石とコークスを交互に装入する高炉操業方法において、高結晶水塊鉱石のような塊鉱石と塊コークスの混合状態を造り込む新たな方法を提供する。
【解決手段】高炉炉内に鉱石を装入するために高炉炉頂へ装入物を搬送する装入ベルトコンベア上に鉱石を積載するにあたり、当該積載された鉱石全体の5体積%以下の体積に相当する塊鉱石を、装入ベルトコンベアの先頭部に配置する。この先頭部に配置される塊鉱石は結晶水を4質量%以上含む塊鉱石であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】永久磁石を包み込む磁極鉄芯を不必要とすることで、軽量かつ搭載性に優れ、かつ、制動力を容易に制御可能とする。
【解決手段】レール5の長手方向に、少なくとも隣接する永久磁石11aの一方の側に異なる磁極の永久磁石11aがくるよう直列状に配列された複数の永久磁石11aが、強磁性のヨーク11bに固定された磁石ユニット11を、レール5と対向すべく台車枠2に備える。当該磁石ユニット11を、レール5と非接触な状態を維持しながら、台車側から見た場合にレール5の長手方向と一致する軸11baを中心に回転可能に取り付ける。この回転により制動、非制動を切り換える。
【効果】レールへの攻撃性がなく、また天候の影響を受け難い渦電流方式において、軽量かつ搭載性に優れ、制動時に大電力を使用しなくなる。そして、非制動時の離脱を容易に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】耐端面赤錆性に優れ、好ましくは従来のクロムフリー塗装鋼板と同等レベルの優れた耐食性を有し、かつ低コストで製造できる、クロムフリー塗装鋼板を提供する。
【解決手段】 鋼板の一方の面、好ましくは裏面に1層の塗膜を備え、当該塗膜が次の条件を満たす亜鉛系めっき鋼板を基材とするクロムフリー塗装鋼板:塗膜の膜厚が2μm以上10μm以下、塗膜中の顔料の含有量が、乾燥塗膜重量に対し30質量%以上70質量%以下(塗膜の表面の水に対する接触角が60°超のとき)または15質量%以上70質量%以下(塗膜の表面の水に対する接触角が60°以下のとき)、および上記の顔料のうち、平均一次粒径1μm以上の顔料の合計量が乾燥塗膜重量に対し15質量%以上(塗膜表面の水との接触角が60°超のとき)または5質量%以上(塗膜表面の水との接触角が60°以下のとき)。 (もっと読む)


【課題】溶接管の肉厚が切削途中で変化しても溶接管の内面ビードを安定的に切削することができる内面ビードの切削方法および装置を提供する。
【解決手段】内面ビードが下部に位置する状態で外面に当接しながら回転する上下一対の駆動ロール12によって軸方向へ搬送される溶接管の内部に隙間を有して挿設されるマンドレル13に装着される切削バイト14を、上下一対の駆動ロール12が当接する位置よりも溶接管の搬送方向の下流側で内面ビードに押し付けることによって内面ビードを切削する。切削バイト14により切り出されるビード切粉の厚みに基づいて、上下一対の駆動ロール12が当接する位置よりも溶接管の搬送方向の下流側に位置する部分の溶接管に上向きまたは下向きの外力を付与して溶接管を弾性変形させることによって、切削バイト14による内面ビードの切削量を調整する。 (もっと読む)


【課題】転炉形式の脱燐炉で大量の含硫黄鉄源を使用しながら低硫溶銑を製造すること、脱燐処理では実質的にフッ素含有物を使用しないこと、および設備費は極力安価でかつ取扱いが容易なことを、いずれも達成することができる溶銑の脱燐処理方法を提供する。
【解決手段】転炉内に持ち込まれる硫黄質量が使用溶銑トン当たり0.1kg以下となる条件で、螢石に代表されるハロゲン化物を用いることなしに、脱燐処理後のCaOとSiOとの質量濃度比で定義されるスラグ塩基度を2.0以上2.8以下とし、溶銑に含有される炭素の質量濃度を3.3%以上3.8%以下とするとともに、脱燐処理中の全吹錬時間中後半50%の底吹きガス流量を溶銑1tあたり0.12Nm/min以上0.26Nm/min以下に保つことにより、脱燐処理後のスラグ中のT.Fe濃度を5質量%以上10質量%以下にする。 (もっと読む)


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