説明

東邦テナックス株式会社により出願された特許

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【課題】ピンホールやボイドのない優れた成形品を得るためのRTM成形法を提供すること。
【解決手段】上型1と下型2からなる金型内部に、繊維強化材を成形品形状に賦形したプリフォーム又はシート状の繊維強化材5を配置し、金型を型締めした後、上型と下型が形成するキャビティ内を排気し、樹脂をキャビティ内に注入して繊維強化材に含浸せしめ、そして硬化させる樹脂トランスファー成形法において、先ずキャビティ内に樹脂の加圧注入を行い、次いで、注入された樹脂の一部を吸引し、その後、再度樹脂の加圧注入を行うことを特徴とする樹脂トランスファー成形法。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維の表面状態を改善するための効率的な表面電解処理法と、高強度炭素繊維を提供すること。
【解決手段】炭素繊維の表面を電解処理する方法において、先ず、陽極槽と陰極槽の組合せからなる電解処理浴が複数連続して設置された多段電解処理浴を用いて、各段の電気量が20〜300C/gの範囲で且つ総電気量が150〜500C/gの範囲で電解処理を行い、その後、陰極槽と陽極槽の組合せからなる電解処理浴を用いて電位を逆転させて、逆転した電位での電気量が20〜60C/gの範囲で電解処理を行うことを特徴とする表面電解処理方法と、その方法によって得られる樹脂含浸ストランド強度が6000MPa以上、樹脂含浸ストランド弾性率が340GPa以上、密度が1.76g/cm以上である高強度炭素繊維。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、外観の綺麗なFRP中空成形品を容易に得るための内圧成形法を提供することにある。
【解決手段】プリプレグを用いて内圧成形法によりFRP中空成形品を成形するに際し、先ず、該成形品の賦形型に、該成形品の表層部形成用のプリプレグ以外のプリプレグを敷設・積層して、内部に内圧バッグを有する賦形物を作成し、次いで、該賦形物を、前記表層部形成用のプリプレグを内表面に敷設した金型にセットし、その後、該金型を型締めし内圧成形法により成形することを特徴とするFRP中空成形品の内圧成形法。 (もっと読む)


【課題】耐衝撃性等に優れた高いコンポジット特性を有する複合材料を得ることができる、表面特性や強度や弾性率が向上した炭素繊維を提供すること。
【解決手段】単糸のトランスバース方向の圧縮強度が130kgf/mm以上で、且つ、表面酸素濃度(O/C)が20〜30%の範囲にあり、クリプトン吸着によるBET法での比表面積値が0.65〜2.5m/gの範囲にある炭素繊維、及びかかる炭素繊維とマトリックス樹脂とからなる、好ましくは衝撃後圧縮強度が220MPa以上の複合材料である。炭素繊維として好ましいのは、弾性率が340GPa以上で、且つ、強度が5970MPa以上のものである。 (もっと読む)


【課題】表面が均一に電解酸化処理された炭素繊維が得られる炭素繊維用表面処理装置を提供する。
【解決手段】下方から上方へ向かって電解液を流通させ、上端から電解液をオーバーフローさせる内槽と、前記内槽を直列に所定間隔離間させて内部に複数備えるとともに、各内槽からオーバーフローされた電解液を受け入れる外槽とからなる電解槽と、前記各内槽内に挿入された電極と、前記内槽内に電極上方に水平に挿入され、厚さ方向に多数の貫通孔が形成された整流板と、前記外槽内の電解液を受け入れて貯留する電解液タンクと、前記タンク内の電解液を前記内槽内に送出するポンプと、を有する炭素繊維ストランド用表面処理装置。 (もっと読む)


【課題】擦過性に優れ、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂の含浸性に優れる熱可塑性樹脂補強用複合糸及びそれを用いた樹脂含有ストランドの製造方法、さらに該製造方法により製造される樹脂含有ストランドを提供する。
【解決手段】芯部と鞘部で構成される芯鞘型複合糸からなる熱可塑性樹脂補強用複合糸であって、芯部に炭素繊維が、鞘部に融点が80〜200℃の有機繊維がそれぞれ配され、かつ両繊維の重量比率が、炭素繊維100重量部に対し有機繊維が5〜100重量部である熱可塑性樹脂補強用複合糸とする。上記の熱可塑性樹脂補強用複合糸を、溶融された熱可塑性樹脂浴中に浸漬し、鞘部の有機繊維を溶融しつつ、芯部の炭素繊維間に熱可塑性樹脂を含浸する樹脂含有ストランドを製造する。かかる方法により製造された樹脂含有ストランドであり、炭素繊維の重量が該樹脂含有ストランドの重量に対して5〜70質量%である樹脂含有ストランドとする。 (もっと読む)


【課題】従来のものよりも品質的に優れた左右対称な表面模様を有するFRP成形品と、それを効率良く成形するための従来よりも簡単な方法を提供すること。
【解決手段】一定間隔で織目の方向が逆になるようにして製織された織物、好ましくは綾織物を、少なくとも表層に有する繊維強化材料と、マトリックス樹脂とからなる左右対称な表面模様を有するFRP成形品。かかる成形品は、好ましくは、織目の方向が変わる位置を成形品の対称軸に合わせて成形型に敷設し、その上に任意の繊維強化材料を積層配置し、次いで樹脂トランスファー成形法により成形することができる。 (もっと読む)


【課題】ゴムとの接着性が良好であり、屈曲変形等の応力変形に対して優れた耐疲労性を発揮するゴム補強用コード及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】実質的に無撚の炭素繊維束に、酸変性スチレン系熱可塑性エラストマー樹脂を含む樹脂組成物を処理し、無撚の糸条とし、該糸条を1本または複数本合糸し下撚りを加え、さらに撚係数2.0以上7以下の範囲の上撚りを加えることを特徴とする。さらには、撚係数1以上5以下の範囲の上撚りを加えることが好ましい。また、撚りを加えた後にさらにレゾルシン−ホルマリン−ラテックス系の接着剤組成物で処理を行うことや、該スチレン系熱可塑性エラストマー樹脂が、マレイン酸変性スチレン系熱可塑性エラストマー樹脂であること、該スチレン系熱可塑性エラストマー樹脂が、スチレン末端エチレン−ブチレン共重合体樹脂であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ゴムとの接着性が良好であり、屈曲変形等の応力変形に対して優れた耐疲労性を発揮するゴム補強用コード及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明のゴム補強用炭素繊維コードは、炭素繊維束に、酸変性したスチレン系熱可塑性エラストマー樹脂を含む樹脂組成物が付着してなることを特徴とする。さらには、該スチレン系熱可塑性エラストマー樹脂が、マレイン酸変性スチレン系熱可塑性エラストマー樹脂であることや、スチレン末端エチレン−ブチレン共重合体樹脂であることが好ましい。また該樹脂組成物が、粘着性樹脂を含み、水添テルペン樹脂、βピネン樹脂、テルペン樹脂のいずれか一つであることが好ましい。また該炭素繊維束のフィラメント数が500〜50000フィラメントであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維コードとゴムを主成分とする基材との界面における接着性に優れ、かつ耐疲労性にも優れ、引張特性(引張弾性率)にも優れたゴム補強用炭素繊維コードを提供すること。
【解決手段】実質的に無撚の炭素繊維束に、酸変性スチレン系熱可塑性エラストマー樹脂を含む樹脂組成物を処理し、無撚の糸条とし、該糸条を1本または複数本合糸した後、撚係数1.5以上3.5以下の範囲の片撚りを加えることを特徴とする。さらには、撚りを加えた後にさらにレゾルシン−ホルマリン−ラテックス系の接着剤組成物で処理を行うことや、該スチレン系熱可塑性エラストマー樹脂が、マレイン酸変性スチレン系熱可塑性エラストマー樹脂であること、該スチレン系熱可塑性エラストマー樹脂が、スチレン末端エチレン−ブチレン共重合体樹脂であることが好ましい。 (もっと読む)


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