説明

NSKワーナー株式会社により出願された特許

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【課題】係合時初期の摩擦係数を低減させて摩擦特性を向上させた湿式多板クラッチのセパレータプレートを得る。
【解決手段】セパレータプレート7の外周面73に形成されているスプライン歯72の根元円Yに沿って微少な凹凸の連続したうねりを形成する。76はその凹み部を示している。又歯と歯の間隔Wは1つの歯の幅Tより大きくする。このうねりにより形成される窪み部に係合時初期に油膜が形成され、初期の摩擦係数が低減され、摩擦特性が向上される。
セパレータプレート7の製造の際は、スプライン歯のない円周面74を打ち抜き、その後に外周面73のスプライン歯72を打ち抜くようにする。 (もっと読む)


【課題】 従来の構成及び素材をそのまま用い、ブラケットのピン受圧部またはアプライピンをカバー部材で覆い、ブラケットの強度を上げることでピン接触部の磨耗を低減させることができるブレーキバンドを提供する。
【解決手段】 湾曲したストラップの端部にブラケットを結合し、ブラケットの接触部にアプライピンが衝合することで締結力を発生するブレーキバンドにおいて、ブラケットの接触部とアプライピンとの間に摩耗防止手段を設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 摩擦材と同じ厚さの、内径から外径方向に幅が狭くなる溝を効率よく作成すること。
【解決手段】 摩擦材のブランク材から、対称形状のセグメントA,Bを切り出す。すなわち、四角形状のブランク材から、斜線の切断線に沿って、対称形状のセグメントA,Bを切り出す。対称形状のセグメントA,Bのうち、一方を逆におきかえて、内径側より外径方向に向かい溝幅が狭くなる溝2を形成するように、セグメントA,Bを金属のコアプレート1に貼り付ける。 (もっと読む)


【課題】 従来の溝数や大きさを変更することなく、空転時におけるドラグ低減を実現するため油の排出性を向上させる。
【解決手段】 摩擦面に潤滑油が通過する溝を有する湿式摩擦板において、溝は撥油処理を施されていることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】 ブラケットをストラップに加締める際に発生する応力を低減することにより、ストラップや摩擦材に軸方向のうねりが生じないようにし、摩擦特性を安定化させたブレーキバンドを提供する。
【解決手段】 湾曲したストラップの端部にブラケットを結合し、ストラップの内周に摩擦材を接着するブレーキバンドにおいて、ストラップに軸方向の応力を低減するための応力低減手段を設けたことを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】 低温時の噛合いを大幅に向上したワンウェイクラッチ及びワンウェイクラッチに用いられるスプラグを提供することである。
【解決手段】 半径方向に離間され、相対回転自在に同心状に配置される内輪及び外輪と、内輪及び外輪間に配置されてトルクを伝達するスプラグとから成るワンウェイクラッチにおいて、内輪の外周面と接触するスプラグのカム面に、軸方向に延在する複数の溝を設けたことを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】空転時のドラグ低減と、噛み合い時の安定した摩擦特性の維持とが両立する湿式多板フリクションプレートを得る。
【解決手段】図はフリクションプレート4コアプレート41のスプライン歯42が相対するハブ8のスプライン部82とスプライン勘合している状態を示している。コアプレート41にはセグメント状の摩擦材7が貼着され、セグメント同士の円周方向の隙間は径方向の油通路75を形成している。セグメント7ACでは、摩擦材7の径方向の中央部から内径側で、内周部から外周部に向けて徐々に高さが高くなる部分70が形成されている。セグメント7ADではそういう加工はされていない。ハブの給油孔81の開口を上記の加工のされているセグメント7ACと対にして形成してもよい。 (もっと読む)


【課題】 油溜堰の加工後に、凹状溝を形成することにより、油溜堰の塑性加工によって生じたスプラインの歯型を精度良く修正できると共に、端面まで有効にスプラインが利用すること。
【解決手段】 油通路31を穿孔したスプライン30の歯の内周面であって、開口端より所定寸法の位置に、塑性変形によって、油溜堰32が形成してある。油溜堰32を形成したスプライン30の外周面に、塑性加工により、凹状溝33a,33b(軸方向溝)が形成してある。また、凹状溝33a,33b(軸方向溝)は、スプライン30の外周面の山部と、谷部とに形成してある。油溜堰32の加工後に、凹状溝33a,33b(軸方向溝)を形成することにより、油溜堰32の塑性加工によって生じたスプライン30の歯型を精度良く修正できると共に、端面まで有効にスプライン30が利用することができる。 (もっと読む)


【課題】 プレスによりボス部とドラム部が一体に成形され、必要部分を肉厚にし、強度を向上させることができると共に外形寸法のほとんどをプレス成形にて仕上げることにより、2部品を結合し構成する時のような余分な工程や、余分な外形仕上げ加工を減らすことができ、コストダウンが可能な、クラッチハウジングの製造法を提供する。
【解決手段】 互いに係合してトルク伝達する複数のクラッチプレートを収納するクラッチハウジングの製造方法であって、板材からドラム部及びボス部を一体成形することで、板材の厚さに対して約1.3倍以上の厚さを有する肉厚部と約1/2以下の厚さを有する薄肉部とを有するように成形することを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】 一体成型クラッチハウジングを製造するのに調質を廃止して加工性を向上させると同時に、一体成形素材を使うことにより硬度と強度とを両立させた、量産可能なクラッチハウジングの製造方法を提供する。
【解決手段】ボス部(2)とボス部と一体に設けられたドラム部(3)とを有するクラッチハウジング(1)の製造方法であって、ボス部とドラム部とを熱間鍛造により一体成形する工程と、一体成形工程に連続して、ボス部の少なくとも一部を強制冷却する工程と、から成ることを特徴とする。 (もっと読む)


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