説明

西松建設株式会社により出願された特許

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【課題】箱状浮体構造物に作用する波力に基づく水平力を軽減し、箱状浮体構造物が円滑に海水面の上下動に連動して昇降できるようにすると共に、箱状浮体構造物の破損を防止する。
【解決手段】鋼製の箱状浮体構造物2(高さ4000mm、幅1000mm、奥行き2000mm)の前面壁に上向きの角度45°の斜面21が間隔をあけて複数設けてあり、概略鋸歯状の断面形状をしている。斜面21の奥行きは、500mmであり、箱状浮体構造物の幅の2分の1であり、斜面同士は150mmの間隔をあけて設置してある。この箱状浮体構造物を護岸構造物の前面に設置した格子体の内部に設置して波による海水面の上下動に応じて昇降させ、越波を防止する。沖波波高H0'=2.0m、周期T=10.0sの波が作用したとき水平方向の波圧によって箱状浮体構造物が護岸に押し付けられる力は約1/2であると試算された。 (もっと読む)


【課題】浮体構造物によって越波を防止するものであり、構造物に付着する海生生物の除去を容易にできるようにすると共に、被災を受けたときの補修を容易にする。
【解決手段】護岸1の前壁面に沿ってH形鋼2を間隔をおいて設置した柱列10、11があり、水平材21で相互に連結され格子状枠体3としてある。格子状枠体3の部材の周囲は開かれており、海生生物が付着しても撤去作業がおこないやすい。この格子体3の内部に複数の浮体構造物4が収納される。浮体構造物4の海側壁面には凹部40が形成してあり、上部と下部が海側に張り出した張り出し部41、42が形成してある。上部張り出し部41によって浮体構造物4の壁面に衝突して壁面を遡上する波浪が越波するのを防止しており、浮体構造物4の海水面からの高さを低くしても越波を抑制することができる。浮体構造物が波浪によって破損しても交換補修が容易であるので短期間で修復することができる。 (もっと読む)


【課題】障害物の影響を抑え、測量時の正確性を高める。
【解決手段】この杭打設システムは、鋼管杭の位置を測量するためのトータルステーションと、トータルステーションのターゲットとなる光学プリズムとを備えている。光学プリズムは、鋼管杭の上端部に設置されている。 (もっと読む)


【課題】 脱水された汚泥の乾燥速度を上げ、短時間で減容させることができるシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】 この方法は、凝集沈殿処理後に得られた濃縮泥水に揮発性を有する有機溶剤を添加し、その有機溶剤混合泥水を脱水し、添加された有機溶剤の揮発により、脱水された汚泥中に残存する水分の気化を促進させ、脱水された汚泥の含水率を低減して減容させることを特徴とする。有機溶剤としては、アルコール系有機溶剤を用いることができ、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、1−プロパノールが好ましい。 (もっと読む)


【課題】湧水がある地山においても施工でき、剥がれ落ちず、植生の生育が可能な吹付工法及び吹付工を提供する。
【解決手段】吹付材料に砕氷を混合した状態で地山に吹き付け、地山に吹き付けた吹付材料を硬化させた後に砕氷を溶かすことで砕氷の跡に空洞を形成する吹付工法である。砕氷が溶けた跡が空洞となるので、(1)透水性が高く、湧水等を速やかに排水することができる。(2)地山と同程度の低強度であり、周辺地山と一体に復旧できる。(3)無数の空洞に根が定着するため、植物の生育が可能である。(4)軽量であり、自重で剥がれ落ちることがない。 (もっと読む)


【課題】コンクリート構造物の蓋掛り部の施工において、コンクリート打設中のエアを除去する。
【解決手段】コンクリート構造物の蓋掛り部Dを、透水シート3が巻き付けられた桟木2を型枠1に固定して、型枠1内にコンクリートを打設する。具体的には、桟木2の少なくとも下面及び側面に透水シート3が巻き付けられている。 (もっと読む)


【課題】ロックボルト基端部にプレートに重ねてナットを締め付ける構造において、地山の表面に対し直角にロックボルトが打設されていなくて傾斜していても、地山表面にプレートを密着させられるようにする。
【解決手段】地山に定着させたロックボルト1の基端部にプレート2に重ねてナット3を締め付ける構造であって、ナット3のプレート2に対する座面を曲面部31に形成する。また、プレート2のナット3の着座面を、ナット3の曲面部31に対応する曲面部21に形成する。さらに、プレート2にナット3を収容する窪み部22を形成する。 (もっと読む)


【課題】H形鋼上に沿って移動可能なスタンションを提供する。
【解決手段】親綱を挿通したり安全帯のフックを掛けられるリング3を上部に備えるスタンション本体2の下部に、H形鋼Sの上部フランジの両側部を上下から挟む滑車11・13を備える。具体的には、スタンション本体2の下部に設けたフレーム4に上下の滑車11・13が取り付けられている。そして、上下の滑車11・13を取り付けたコ字状部材6が、フレーム4に沿って横方向へ移動可能に取り付けられている。さらに、スタンション本体2の下部に、H形鋼Sの上部フランジの上面に対し固定可能とするロック部材9を備える。 (もっと読む)


【課題】法面の勾配に合わせてブロックを吊り上げた状態のまま敷設できて、施工効率を向上できる安価な吊り具を提供する。
【解決手段】クレーンで吊り上げられる吊りフレーム1を、H形鋼2・3を十字状に組み付けて形成し、その吊りフレーム1の十字状の先端四箇所に、法面ブロックBを敷設する法面の勾配に対応した長さで吊りワイヤー11・12・13を吊り下げてなる法面ブロック用吊り具。具体的には、吊りワイヤー11・12・13は、法面ブロックBの周囲四面に突出した吊り部RにシャックルSを介して掛けられる。 (もっと読む)


【課題】 少ないエネルギー消費量で、かつ効率的にダイオキシン類により汚染された土壌からダイオキシン類を分解除去し、土壌浄化できる装置を提供する。
【解決手段】 この装置は、土壌を受け入れ、回転することにより土壌を該土壌の受入口から排出口まで移動させる螺旋板が設けられた内管を備える加熱容器13、23、33と、加熱容器13、23、33の外周に巻かれたチューブ14、24、34と、チューブ14、24、34内で燃料を燃焼させる燃焼手段とから構成される3つの加熱装置10、20、30を含む。第1の加熱装置10は、土壌を第1温度に加熱し、土壌中の水分を蒸発させ、第2の加熱装置20は、土壌を第2温度に加熱し、第3の加熱装置30は、第3温度に加熱して土壌中の難分解性有機化合物を揮発させ、過熱蒸気と反応させて難分解性有機化合物を分解する。 (もっと読む)


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