説明

JFE炉材株式会社により出願された特許

1 - 10 / 42


【課題】 溶融金属容器から溶融金属を注出する溶融金属ノズル用耐火物を熱スポーリングによる亀裂から大気を吸い込むのを防止し、耐火物の亀裂近傍の組織酸化を防止し、組織劣化も抑制、漏鋼トラブルも発生しないようにすることにある。
【解決手段】 取鍋やタンディッシュ等の溶融金属容器から溶融金属を注出する溶融金属ノズル用耐火物1を熱スポーリングによる亀裂部から外気の空気をノズル内に吸引するのを抑制するために、上記ノズル用耐火物1の外周面部に所定の温度で溶融して亀裂11、12部に侵入して亀裂11、12部を閉塞する亀裂閉塞材13を塗布するものである。 (もっと読む)


【課題】出銑孔深度と出銑時間を確保しつつ、横孔の発生率を低減させ、結果として、高炉稼働率の向上、マッド材の使用量の低減、作業負荷の軽減を実現する。
【解決手段】耐火骨材及び耐火微粉末からなる粉体を、タール及び/またはフェノールレジンと混練することにより形成される高炉用出銑孔閉塞材において、揮発分が除去された後のCaO含有率が0.2〜10mass%の割合となるようにする。
CaO源として、アルミナセメント、ポルトランドセメント、高炉スラグ、転炉スラグ、カルシアクリンカー、炭酸カルシウム、消石灰からなる群より選ばれる、CaO成分を含有する複合物質を、単独、もしくは2種類以上複合して用いる。 (もっと読む)


【課題】溶銑樋の樋鉄皮が温度の変化によって膨張や収縮を起こしたときに、樋鉄皮の変形を防止し、溶銑樋に亀裂や隙間が発生するのを防止できる樋受け梁を提供する。
【解決手段】溶鉱炉から排出される溶銑の流路となる溶銑樋を載置して支持する樋受け梁15であって、前記樋受け梁15を構成する格子状に組まれた形鋼16の上面が、前記溶銑樋を樋受け梁15の上面にて拘束されず摺動するように平坦な面を構成する、さらに前記形鋼16の上面に、前記溶銑樋の樋鉄皮に比べて硬度が高いライナー17を装着する。 (もっと読む)


【課題】溶鉱炉から排出される溶銑の流路となる溶銑樋を短期間で構築する方法を提供する。
【解決手段】溶鉱炉から排出される溶銑の流路となる溶銑樋の構築方法において、溶銑樋の側板8と側部形鋼10に永久張り材6aを施工した側部ユニットおよび底板9と底部形鋼11からなる底部ユニットをそれぞれ個別に作製し、さらに底部ユニットに側部ユニットを接合した後、底部ユニットに永久張り材6cを施工し、得られた構造体を樋受け梁に載置して補強用の永久張り材と溶銑の流路を形成する樋材とを施工する。 (もっと読む)


【課題】 工業炉、金属溶融容器の耐火物損耗部位の補修に使用する溶射材料について、その材料に含まれる金属粒子の酸化発熱反応により、耐火性粒子、低融点粒子を溶融して被補修体に容易に良好に溶着させることにある。
【解決手段】 耐火性粒子と酸化性粉体である金属粒子との混合物を酸素と共に珪石れんがからなる被補修体に吹き付け、上記金属粒子の酸化発熱反応により混合物を溶融させて、被補修体に溶着させるものである。耐火粒子は珪石れんがの2000μm以下の粉砕粉を主成分とし、上記金属粒子は金属シリコンからなるものが好ましい。
(もっと読む)


【課題】高炉出銑口からの溶銑滓の出銑に伴う、出銑樋における湯面の乱れを防ぎ、かつ層流化を促進することにより、溶銑が滓はね部を乗り越えて滓樋中に流入するのを防ぐことで、溶銑滓の分離性の向上を図る方法を提供する。
【解決手段】高炉の出銑口2から排出された溶銑滓を、出銑樋1の下流に設けられたスキンマー3を介して、比重差によって溶銑とスラグとに分離し、スラグは滓樋4に排出する一方、溶銑は溶銑樋に排出して溶銑とスラグの分離を図る方法において、上記スキンマー3の上流側出銑樋中に、上記滓樋入口部から、それと対向する側の溶銑樋内側壁に向けて突設した溶銑レベル抑制用ダンパー6が設けられている。 (もっと読む)


【課題】 近年のコークス炉は、使用条件の過酷化や炉寿命の長期延命化といった課題があり、操業に支障をきたさないように限られた時間で早く溶射補修でき、操業異常による温度上昇にも耐えうるようにすることにある。
【解決手段】 耐火性粒子、金属粒子の混合物を酸素と共に高温の被補修体に吹き付け、金属粒子の酸化発熱反応により混合物を溶融させて被補修体に溶着させるもので、耐火性粒子は2mm以下の粒子径で、耐火度がSK20〜30で、SiO2が10〜30重量%、Al23が70〜90重量%のSiO2・Al23原料を40重量%以上用い、金属粒子は粒子径が150μm以下の金属シリコンを配合するものである。 (もっと読む)


【課題】スラグ・気相界面近傍の樋内壁面の局所溶損が適切に抑えられる高炉主樋を提供する。
【解決手段】樋内側に、樋内壁面5の少なくともスラグ濡れ上がり部6に面して窒素ガスまたは/および希ガス雰囲気部xが形成されるように窒素ガスまたは/および希ガスを供給するための、または樋内壁面5の少なくともスラグ濡れ上がり部6に窒素ガスまたは/および希ガスを吹き付けるためのガス供給手段Aを設けた。スラグ濡れ上がり部6に十分な量および濃度の窒素ガスまたは/および希ガスを供給することができるので、スラグ濡れ上がり部6に面した気相の酸素分圧を十分に低くして気相からの耐火物側への酸素の供給を抑制でき、しかも、スラグに対する耐火物の溶解速度が小さくなる、という作用が複合的に得られることにより、スラグ・気相界面近傍の局所溶損を適切に抑制できる。 (もっと読む)


【課題】 溶融金属処理に使用される流し込み耐火材において、過焼結を抑制し、亀裂進展を抑制することが可能で、寿命の判定がしやすい好適な溶融金属処理用流し込み耐火材を開発するにある。
【解決手段】 アルミナセメントを結合材とするムライト質の流し込み材において、75μm以下の微粉が35重量%未満とすることが好ましい。また、ムライト質原料が60重量%以上、90重量%以下とするのがよく、炭化珪素質原料を20重量%以下としたり、アルミナセメントが4重量%以上、9重量%以下としたり、アンダルサイト、カイヤナイトなどシリマナイト系鉱物に代表される膨張性原料を含まなく、ステンレス鋼ファイバーおよび/またはステンレス鋼粒子を外掛けで4重量%を超え7重量%未満添加することも好ましい。
(もっと読む)


【課題】耐火物を内張りした転炉における耐火物の残存厚みを定量的に、かつ簡易に測定することを可能とする転炉における耐火物のプロファイル測定方法および耐火物の厚み測定方法を得る。
【解決手段】耐火物を内張りした転炉1における耐火物3のプロファイル測定方法であって、転炉1に溶鉄を収容した後、溶鉄を転炉1より排出し、耐火物3が赤熱している状態で耐火物3および転炉1における基準点15を含んで撮像し、該撮像は同一対象に対して撮影角度を異にした複数の画像を撮像するものであり、その画像データを取得して前記耐火物のプロファイルを算出する。 (もっと読む)


1 - 10 / 42