説明

北海道住電精密株式会社により出願された特許

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【課題】すくい面にブレーカ突起を有する旋削用の刃先交換式切削チップについて、良好な切屑処理性能を確保しながらブレーカ突起の耐久性を向上させて切屑処理性能の早期低下を抑えることを課題としている。
【解決手段】ボス面1からノーズ部側に突出する第1リッジ2と、その第1リッジから直線切れ刃部の切れ刃ランド部7に連なった斜面8の位置まで連続的に延びだす第2リッジ3をすくい面上に設け、第2リッジ3を、第1リッジ2よりも高さが低く、かつ、平面視においてノーズ部の頂角の2等分線CLに向って凸となる方向に湾曲しているものにして切屑処理性能の向上と切屑擦過による負荷の軽減を両立させる。 (もっと読む)


【課題】工具素材に適した超硬合金であって、偏摩耗を低減して、工具寿命の延命に寄与することができる超硬合金を提供する。
【解決手段】炭化タングステン(WC)の粒子間がコバルト(Co)を主体とする結合相により結合された超硬合金であって、WC粒子は、平均粒径が0.1μm以上0.5μm以下、結合相は、Coを12質量%以下含有する(但し、0質量%を除く)。結合相は、平均厚みが0.14μm以下であり、かつ厚みのばらつきを厚みの標準偏差σtを用いて3σtで表わすとき、3σtが0.2以下である。本発明超硬合金は、超微粒のWC粒子(図1(I)において灰色部分)間に結合相(同黒色部分)が薄くかつ均一的に存在し、結合相がミクロに凝集したり、偏在していない。このような組織を有する超硬合金をマイクロドリルに利用すると、偏摩耗を抑制できて、長期に亘り位置精度に優れる加工が行える。 (もっと読む)


【課題】熱プラズマCVD法を用いたジルコニア膜の成膜方法を提供する。
【解決手段】ジルコニウムアルコキシドを必須成分として含む金属アルコキシド溶液を原料として、熱プラズマCVD法により基材表面にジルコニア膜を成膜するに当たり、プラズマフレームに水を供給しながらジルコニア膜を成膜することを特徴とするジルコニア膜の成膜方法。 (もっと読む)


【課題】熱プラズマCVD法を用いることにより、密着性が高いコーティング膜を基材表面に形成する。
【解決手段】金属炭化物粉末と、バインダ金属とを焼結することで得られる硬質合金の表面に、炭化物、窒化物及びホウ化物からなる群より選択される1種類以上の化合物を含むセラミックス膜をコーティング膜として形成するに当たり、硬質合金の表面に熱プラズマを照射することにより、表面を被処理表面へと変質させる第1工程と、金属アルコキシド溶液を原料とする熱プラズマCVD法により、被処理表面にコーティング膜を形成する第2工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】 曲面状の面取り部の寸法を測定することのできる面取り寸法測定方法および測定装置を提供する。
【解決手段】 面取り寸法測定装置は、スローアウェイチップ20を保持するためのステージ3と、レーザ光5aを照射するための照射部15と、レーザ光5aの反射光5bを受光するための受光部17と、反射光5bに基づいて、面取り部の寸法に関する情報を出力するためのコンピュータ11とを備えている。ステージ3および照射部15は、面取り部に隣接する隣接領域内に存在する第1の点と、面取り部内に存在する第2の点と、隣接領域内に存在し、かつ平面的に見て第1の点とともに面取り部を挟む位置に存在する第3の点とをこの順序で結んだ仮想線が全ての位置においてレーザ光の光軸に対して対向するように配置されている。 (もっと読む)


【課題】溝入れ工具の中間素材である焼結体、特に、溝入れ工具の刃形、刃幅、切れ刃からブレーカ突起までの距離などの変化や切削条件の変動に対応できる焼結体と、その焼結体を仕上げ加工して作られるブレーカ突起を備えた溝入れ工具を提供することを課題としている。
【解決手段】溝入れ工具用の焼結体1のすくい面4上に1個又は数個が特定エリアに群れ
集まったブレーカ突起3を設け、そのブレーカ突起3から前逃げ面6までの間と、ブレーカ突起3から左右の横逃げ面7、8までの間にそれぞれ凹凸の無いランド部9、10、11を設け、それらのランド部に、削り代を付与し、逃げ面を研磨、あるいは研削してそのランド部の幅や形状を変化させ、同一種類の焼結体を素材にして刃形、刃幅、切れ刃からブレーカ突起3までの距離などが異なる溝入れ工具を形成可能となした。 (もっと読む)


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