説明

株式会社イスマンジェイにより出願された特許

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【課題】二相構造を有する共晶シリコン合金の焼結体の製造方法を提供すること。
【解決手段】重量%で、シリコン30〜70、窒素10〜45、アルミニウム1〜40、及び酸素1〜40を含有するシリコン合金であって、β’サイアロン相とο’サイアロン相からなる共晶組織を有する二相共晶シリコン合金の粉末からなる成形体を、その熱容量の10倍以上の熱量を投入できる焼結炉内に保持し、常圧又は常圧以上で、且つシリコン気体のモル分率が10%以上である窒素雰囲気において、1400℃以上1750℃以下の温度範囲内の異なる温度において2段階で焼結を行う。各相に適した異なる温度で2段階で焼結することにより、高密度焼結体を得ることが出来る。 (もっと読む)


【課題】熱可塑性・熱硬化性樹脂に、燃焼合成によって得たシリコン合金を強化剤として配合した成形用樹脂組成物を提供すること。
【解決手段】本発明のシリコン合金配合樹脂組成物は、少なくとも1種の熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂とシリコン合金とからなり、重量%で5〜75のシリコン合金を含有し、前記シリコン合金は、重量%で、シリコン30〜70、窒素10〜45、アルミニウム1〜40、及び酸素1〜40を有し、粒径が0.5〜5.0μmの粉末であることを特徴とする。本発明によれば、しなやかさ、割れにくさ、表面の滑らかさ、成形性等を損なうことなく、合成樹脂製品の強度を向上させることが出来るから、一層の薄型化・軽量化が可能となる。 (もっと読む)


【課題】二相構造を有する共晶シリコン合金とその製造方法、その粉末を用いた焼結体の製造方法を提供すること。
【解決手段】重量%で、シリコン30〜70、窒素10〜45、アルミニウム1〜40、及び酸素1〜40を含有するシリコン合金を燃焼合成するに当たり、冷却速度を毎分50℃以下に制御して徐冷することにより、β’サイアロン相とο’サイアロン相からなる共晶組織を有する二相共晶シリコン合金を得ることができる。これにより、破壊形態が延性破壊であり、従来の単一相のセラミックスに比し遥かに強靭な二相共晶シリコン合金が得られるから、セラミックスによる鉄鋼材料へのさらなる代替が可能となった。 (もっと読む)


【課題】水を主たるバインダとして用いたシリコン合金製坏土の効果的な脱水・乾燥法を提供すること。
【解決手段】シリコン合金粉末を原料とし、バインダとして、重量%で水10〜40を添加し混練する工程と、シリコン合金製坏土を三次元形状に成形する工程を経て、成形後5分以内に冷却媒体に投入し少なくとも5分以上保持して、成形体内の水分を微細分散状態で急速凍結させた後、水の三重点未満の圧力とした容器内に保持する急速冷凍法、及び、成形後5分以内に1気圧未満の減圧環境とした容器に投入し、2.450GHzマイクロ波を少なくとも5分以上継続照射するマイクロ波照射法により、成形体の脱水・乾燥を行う。これにより、成形体内の水分を、凝集前の微細分散の状態で除去し、焼結後の割れを防ぐことができるから、有害な有機溶剤を一切使用せずに高品質な製品を安定的に得ることが可能となり、高速成形、製品の低価格化も実現できる。 (もっと読む)


【課題】シリコンを主成分とするシリコン合金を用いた摺動案内装置、及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】温度及び圧力を制御しながら行う燃焼合成方法により、燃焼合成温度2000℃以下、同圧力1MPa以下で製造されたシリコン合金を粉末化し、含水コンパウンド工程を経て押出成形後、焼結し、完成品形状に合わせ適宜の方法を選択して研削、研磨することにより、転動体を介さず、軌道体12と、これに対し相対移動可能なように形成された移動体14のみを具えることを特徴とする、シリコン合金製摺動案内装置10が得られる。これにより、優れた剛性、耐摩耗性、耐熱性を有しながら、転動体を用いない極めてシンプルな構造で、優れた自己潤滑性、動作特性、耐食性を有し、騒音・振動も生じない摺動案内装置を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】低価格金属であるシリコンを低コストで工業用構造材料として活用すべく、制御型燃焼合成法を用いて、酸素及び鉄等の金属元素を固溶元素として許容できるシリコン合金を提供すること。
【解決手段】制御型燃焼合成装置10は、着火機構12、装置内の圧力を検出する圧力センサ14、外部から窒素を供給する窒素供給機構15、窒素供給機能と装置内反応ガスの排出機能を具えたガス圧力制御弁16、反応容器20内温度の検出手段23、水冷ジャケット18による第1冷却機構、冷却用プレート22による第2冷却機構とを有し、温度検知手段23により検出された温度に応じて第1及び/又は第2冷却機構に供給される冷却水量を制御して反応容器内温度を制御する温度制御機構を具え、装置内圧力と反応容器内温度を所定値に制御しながら燃焼合成することにより、重量%で、シリコン30〜70、窒素10〜45、アルミニウム1〜40、及び酸素1〜40を含有するシリコン合金を合成する。 (もっと読む)


【課題】低価格金属であるシリコンを低コストで工業用構造材料として活用すべく、制御型燃焼合成法を用いて、酸素及び鉄等の金属元素を固溶元素として許容できるシリコン合金を提供すること。
【解決手段】制御型燃焼合成装置10は、着火機構12、装置内の圧力を検出する圧力センサ14、外部から窒素を供給する窒素供給機構15、窒素供給機能と装置内反応ガスの排出機能を具えたガス圧力制御弁16、反応容器20内温度の検出手段23、水冷ジャケット18による第1冷却機構、冷却用プレート22による第2冷却機構とを有し、温度検知手段23により検出された温度に応じて第1及び/又は第2冷却機構に供給される冷却水量を制御して反応容器内温度を制御する温度制御機構を具え、装置内圧力と反応容器内温度を所定値に制御しながら燃焼合成することにより、重量%で、シリコン30〜70、窒素10〜45、アルミニウム1〜40、及び酸素1〜40を含有するシリコン合金を合成する。 (もっと読む)


【課題】
資源的に最も豊富でありかつ極めて優れた特性を有するものの、製造コストが高価に過ぎる為に活用されていないケイ素系ファインセラミックス、βサイアロンの製造コストが低減されて、広範な社会基盤材料としての活用が嘱望されている。
【解決手段】
燃焼合成により合成したβサイアロンを平均粒径500nm以下、最大粒径5μm以下に粉砕分級後、ゴム型を用いた成型、マイクロウエーブ焼結を介して製品化する事により、製造コストが低減できると共に、従来材以上に優れた機能が確保できた。これによりβサイアロンが社会基盤材料として活用できる。 (もっと読む)


【課題】
日常の鉄鋼生産で、不可避に副産物として生成するスラグ中に多量に含有されFeO(X<1)組成を有する鉄酸化物が紫外線の照射なしで光触媒効果を有する事も確認した。FeO(X<1)の機能をさらに向上する為の提案を行う。
本発明の提案により、紫外線の照射なしで、光触媒機能を有する低廉な材料が得られる。【解決手段】
FeO(X<1)粉末に、活性炭粉末とを組み合わせる事により、FeO(X<1)のp型半導体としての酸化触媒効果が飛躍的に向上する。とくに細孔の大きさの分布範囲の大きい木質活性炭でその効果が大きい。 (もっと読む)


【課題】 不定比金属酸化物のうちで、酸素過剰型はp型半導体、酸素欠乏型はn型半導体としての特性を示す事は知られている。しかし、その安定した製造法は確立されていない。また半導体としての定量的特性も未知である。本発明はその安定した製造法を提案すると共に、その製造法によって製造した不定比金属酸化物の新たな工業的用途を提案する。
【解決手段】 燃焼合成法により、不定比金属酸化物の酸素過剰型のp型半導体および酸素欠乏型のn型半導体が安定製造できる。これにより酸素欠乏型金属酸化物を熱電発電体のn型素子に、酸素過剰型金属酸化物を熱電発電体のp型素子として用いモジュールを構成する事により、コストパーフォーマンスと耐熱性に優れた熱電発電体が得られる。 (もっと読む)


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